JP2006030364A - 学習支援装置および学習支援装置動作プログラム - Google Patents

学習支援装置および学習支援装置動作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再学習すべき学習単位を生徒が容易に把握可能な学習支援装置を提供すること。
【解決手段】学習支援装置300は、複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位を試験範囲とした生徒の試験の点数の記憶内容を参照し、或る学習単位の試験の点数が、この学習単位に対して予め設定してある試験点数条件を満たす場合、この学習単位を再学習対象とする学習単位として検索する処理を試験の点数が記憶されている総ての学習単位に対して行う。そして、検索結果に基づいて、再学習対象となった1以上の学習単位を示す情報を生成し、生成した再学習情報を、通信ネットワーク200を介して生徒側に設置される端末装置100に送信するので、生徒は自宅等で再学習すべき学習単位を容易に把握可能になる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、学習支援を行うための学習支援装置およびその動作プログラムに関する。
近年のIT技術の発展に伴い、生徒と塾とが情報をやりとりして生徒の学習を支援するシステムが各種提案されている。例えば、生徒(研修生)が或る学習モデルを選択して学習(研修)するに際して、サーバが過去の学習履歴を参照して、この選択した学習モデルを構成する学習単位を総て実施することなく、或る学習単位は実施をスキップする等して、生徒毎の知識レベルの差を吸収可能にする等の利点を有するトレーニングシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。要するに、このシステムは生徒(研修生)の学習状況に応じて学習モデルのカリキュラムの構成内容を再構築することによって、学習カリキュラムの無駄を省く等の利点を有するものである。
特開2004−86587号公報(第9−12頁、第1図)
しかしながら、従来提案されている学習支援システムにあっては、塾側が生徒にいかに適切な教材コンテンツをいかに効率的に供給するか、といった面に注意が払われて実現されたものが殆どである。このため、生徒側が自身の成績について把握したい場合であっても、今後の学習において有益な適切な成績情報の提供を受ける工夫がなされていない。特に、いずれの学習単位に弱点があって再学習すべきか等を容易に把握する術の出現が望まれていた。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、再学習すべき学習単位を生徒が容易に把握可能な学習支援装置およびその動作プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、生徒側に設置される端末装置と通信ネットワークを介して所要の情報を通信可能に接続された塾側に設置される学習支援装置において、
複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位における前記生徒の成績情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する各学習単位の成績情報を参照し、予め定めた規則に従って、再学習対象とする学習単位を検索する検索手段と、
前記検索手段による検索結果に基づいて、再学習対象とする学習単位に関する再学習情報を生成する情報生成手段と、
前記情報生成手段が生成した再学習情報を、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする学習支援装置。
この発明によれば、検索手段が、複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位における前記生徒の成績情報を記憶する記憶手段が記憶する各学習単位の成績情報を参照し、予め定めた規則に従って、再学習対象とする学習単位を検索する。そして、情報生成手段は、検索手段による検索結果に基づいて、再学習対象とする学習単位に関する再学習情報を生成し、送信手段が、情報生成手段が生成した再学習情報を通信ネットワークを介して生徒側に設置される端末装置に送信するので、生徒は自宅等で、再学習すべき学習単位を容易に把握可能になる。
そして、この学習支援装置において、前記記憶手段は、複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位を試験範囲とした前記生徒の試験の点数を記憶する手段であり、前記検索手段は、前記記憶手段が記憶する或る学習単位の試験の点数が、この学習単位に対して予め設定してある試験点数条件を満たす場合、この学習単位を再学習対象とする学習単位として検索する処理を、試験の点数が記憶されている総ての学習単位に対して行う手段とすることができる。また、上記学習支援装置において、前記情報生成手段は、前記検索手段による検索の結果、再学習対象となった1以上の学習単位を示す情報を含む再学習情報を生成する手段とすることができる。
さらに、上記の学習支援装置において、前記検索手段が検索した再学習対象とする学習単位に予め関連付けられている学習単位の情報である関連学習単位情報を取得する情報取得手段を更に備え、前記送信手段は、前記情報生成手段が生成した再学習情報に加えて前記情報取得手段が取得した関連学習単位情報も、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する構成としても良い。
そして、本発明によれば、生徒側に設置される端末装置と通信ネットワークを介して所要の情報を通信可能に接続された塾側に設置される学習支援装置を動作させるための学習支援装置動作プログラムであって、
コンピュータに、
複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位における前記生徒の成績情報を記憶する処理と、
前記記憶手段が記憶する各学習単位の成績情報を参照し、予め定めた規則に従って、再学習対象とする学習単位を検索する処理と、
前記検索手段による検索結果に基づいて、再学習対象とする学習単位に関する再学習情報を生成する処理と、
前記情報生成手段が生成した再学習情報を、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する処理と、を含む処理を実行させるための学習支援装置動作プログラムも提供される。
本発明によれば、再学習すべき学習単位を生徒が容易に把握可能になるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1は本発明の実施の形態の学習支援システム1の構成図である。この学習支援システム1は、生徒側(例えば生徒の自宅)に設置された端末装置100と、塾側に設置された学習支援装置300(サーバー装置)とを有していて、これらの装置は所要の情報を通信可能に通信ネットワーク200で接続されている。なお、端末装置100は当然に複数台接続可能であるが、本明細書においては説明の容易化のためこの端末装置100を1台として説明する。また、端末装置100は有線で通信ネットワーク200に接続されていても良いし、無線で通信ネットワーク200に接続されていても良い。したがって携帯電話等で端末装置100を実現しても良い。さらに、通信ネットワーク200は、例えばインターネット網や専用線等を用いて実現され、具体的には例えば光ファイバーケーブル等の伝送媒体を使用した通信網で実現される。
図2は塾側に設置される学習支援装置300のブロック構成図である。この学習支援装置300は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される処理部310と、マウス、キーボード等を含む入力デバイス群で実現できる入力部320と、CRT等の表示デバイスで実現できる表示部330と、HD(ハードディスク)等で実現できる記憶部340とを備えている。この記憶部340には、テーブルが格納されるテーブル領域350が形成されていて、このテーブル領域350に格納されるテーブルの参照、更新等は、処理部310によって行われるようになっている。また、オペレータの入力部320を使用した入力操作によってテーブルに情報を追加記憶させることが可能に構成されている。なお、図2で図示はしないが、学習支援装置300には後に説明する動作例での動作等を行わせるための動作プログラムが記憶部340にインストールされていて、処理部310はこれを実行することによって以下の動作が実現される。
図4はテーブル領域350に格納されるテーブル400の説明図である。図4に示すテーブル400は、塾に通う生徒の「氏名」と、「パスワード」と、「各教科」の「各学習単位」におけるその学習単位の範囲で実施された「試験の点数」(生成情報)とが対応付けて記憶されている。なお、理解の容易化のため、図4では氏名「SM1」なる生徒と、氏名「SM2」なる生徒の2生徒分の情報しか記憶されていないように図示しているが、実際には総ての生徒分の情報(「氏名」、「パスワード」、「各教科」の「各学習単位」の「試験点数」)が記憶されている。また、この例では、教科を「英語」、「数学」、「国語」の3教科としたが教科内容や教科数はこれに限定されるものではない。
図4に示す例では、氏名「SM1」と氏名「SW2」の2名の生徒の、「英語、数学、国語」の3教科における各学習単位「1」、「2」、…、「n」の範囲において実施した試験の点数(例えば100点満点)が記憶されている。例えば、氏名「SM1」の生徒の「英語」における学習単位「1」、学習単位「2」、学習単位「3」、学習単位「4」の試験点数は、それぞれ、「80点」、「80点」、「60点」、「60点」と記憶されている。このように、テーブル400は、生徒毎の各教科の各学習単位におけるその学習単位の範囲で実施された試験の点数を記憶している。もちろん、各教科毎に学習単位を設定する等、テーブル400の種々の変形は可能である。
なお、このようなテーブル400に情報を記憶してテーブル400を構築する手法は各種の態様が挙げられる。第1に、オペレータが学習支援装置300の入力部320を操作して、表示部330に表示メニューに従って、生徒の氏名に対する各教科の各学習単位における試験点数を入力部320を操作して実際に入力することによって、処理部310が入力された情報をテーブル400の対応する位置に記憶させ、テーブル400を構築していくように学習支援装置300を構成する事が挙げられる。第2に、学習支援装置300が試験問題情報をオンラインで端末装置100に供給し、これに対して生徒が作成した解答情報を受け付けた端末装置がこの解答情報を学習支援装置300側に送信し、学習支援装置300の処理部310が予め用意してある正解情報と解答情報とに基づいて自動採点を行って、当該端末装置200の生徒の試験結果をテーブル400の対応する位置に記憶させ、テーブル400を構築していくオンライン自動化処理も挙げられる。もちろん、これ以外の態様によっ、テーブル400を構築しても良い。なお、試験が実施されていない部分の試験点数は情報が記憶されていない状態になっていて、図4で図示した一例では各教科ともに学習単位「1」〜学習単位「4」までの試験が実施された状態での成績情報の記憶状態を示している。
図5はテーブル領域350に格納される別のテーブル500の説明図である。図5に示すテーブル500は、各教科の各学習単位における再学習条件を記憶したものである。この再学習条件は試験点数条件で定められている。例えば、「英語」の学習単位「1」、学習単位「2」、学習単位「3」、学習単位「4」の再学習条件はそれぞれ「70点未満」、「70点未満」、「65点未満」、「65点未満」である。このため、図4のテーブル400の記憶内容と比較して分かるように、一例として、処理部310は、氏名「SM1」の生徒の「英語」の学習単位「1」と学習単位「2」においては、再学習条件「70点未満」を満たさないと判断する。一方、処理部310は、氏名「SM1」の生徒の「英語」の学習単位「3」と学習単位「4」においては、それぞれ再学習条件「65点未満」を満たすと判断し、この結果、「英語」においては、学習単位「3」および学習単位「4」が再学習対象の学習単位であると判定する。同様に、処理部310は、氏名「SM1」の生徒の「数学」の学習単位「4」においては、再学習条件「70点未満」を満たすと判断し、この結果、「数学」においては、学習単位「4」が再学習対象の学習単位であると判定する。
これに対して、処理部310は、氏名「SM1」の生徒の「国語」の学習単位「1」〜学習単位「4」までにおいては、いずれも、テーブル500に記憶されている、対応する再学習条件を満たさないと判断し、その結果、「国語」においては、再学習対象となる学習単位は存在しないと判定する。なお、氏名「SM2」の生徒にあっては、処理部310は、各教科の各学習単位において、再学習条件を満たさないので、この生徒の再学習対象となる学習単位は1つも存在しないと判定する。このように、テーブル500は、試験が実施されて点数がテーブル400に記憶されている学習単位の内で再学習対象となる学習単位を検索するための再学習条件を設定記憶するためのものである。なお、図5にて図示したテーブル500の内容は例示であり、テーブル500の内容はこれに限られるものではない。また、テーブル500は、オペレータが表示部330に表示される表示メニューを見ながら入力部320を操作して入力した情報を処理部310が受け付けて構築可能に学習支援装置300を構成し、このテーブル500への情報記憶は試験実施前にしておくようにすれば良い。もちろん、テーブル500の記憶内容の更新、即ち、再学習条件の変更等は適宜行っても良いことは言うまでもない。
次に、図3のブロック構成図を参照して、例えば生徒の自宅等に設置され、生徒が使用する端末装置100の構成を説明する。この端末装置100は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される処理部110と、マウス、キーボード等を含む入力デバイス群で実現できる入力部120と、CRT等の表示デバイスで実現できる表示部130と、各種の情報を不揮発的に記憶する記憶部140とを備えている。また、図3で図示はしないが、端末装置100には後に説明する動作例での動作等を行わせるための動作プログラムが記憶部140にインストールされていて、処理部110がこれを実行することによって所要の動作が実現可能になっている。なお、学習支援装置300と端末装置100との通信がインターネット網を使用して行われる場合には、処理部110にブラウザ機能を備え、このブラウザ機能を起動して、HTML等によって作成されたWeb(ウエブ)情報をやりとり可能に構成すれば良い。また、端末装置100は、必ずしも固定型の端末装置である必要はなく、携帯電話や可搬型でモバイル機能を有する小型情報処理装置等によっても実現可能である。
(動作例)
次に、図6を参照して動作例を説明する。なお、テーブル400、テーブル500のそれぞれには、図4、図5に図示した内容の情報が既に記憶されているものとする。更に、今、氏名「SM1」の生徒が自宅に設置してある端末装置100から学習支援装置300にアクセスする場合を想定する。まず、ログイン処理(ステップS600)を説明する。端末装置100の表示部130の表示画面中の「氏名」、「パスワード」の入力エリアに対して、入力部120を操作して氏名「SM1」、パスワード「PW1」を入力し、同じ表示画面中に表示される「OKボタン」を入力部120でクリックすると、処理部110は、入力された氏名「SM1」、パスワード「PW1」を学習支援装置300に対して送信する。
これを受信した学習支援装置300の処理部310は、テーブル400の「氏名」と「パスワード」の記憶内容を参照して、「氏名:SM1」と「パスワード:PW1」とが対応付けられて記憶されている、即ち、「氏名」と「パスワード」の組合せが正しいと判定して、端末装置100側に対してメニュー画面情報を提供する。
これに応答して、端末装置100の処理部100は表示部130にメニュー画面を表示するが、このメニュー画面においては様々なメニュー選択ボタンが表示される。その中で氏名「SM1」の生徒が「再学習情報ボタン」を入力部120を操作してクリックすると、学習支援装置300の処理部310はこれを検出し、再学習単位検索処理を実行する(ステップS610)。まず、処理部310は、テーブル400の記憶内容を参照して、氏名「SM1」の生徒の各教科における各学習単位に対する試験点数を把握し、更に、テーブル500の記憶内容を参照して、各教科の各学習単位に対して予め設定してある試験点数条件(例えば「英語」の学習単位「1」は「70点未満」等…)を把握する。そして、処理部310は、或る学習単位の試験の点数が、この学習単位に対して予め設定してある試験点数条件を満たす場合、この学習単位を再学習対象とする学習単位として検索する処理を試験の点数が記憶されている総ての学習単位に対して行う。
図4に図示した例では、「英語」において、学習単位「3」および学習単位「4」が再学習対象の学習単位であり、「数学」においては学習単位「4」が再学習対象の学習単位であると判定する。つまり、「英語」の学習単位「1」〜学習単位「4」の再学習条件はそれぞれ「70点未満」、「70点未満」、「65点未満」、「65点未満」であり、また、「英語」の学習単位「1」〜学習単位「4」実際の試験点数は「80点」、「80点」、「60点」、「60点」であるため、「英語」の学習単位「3」と学習単位「4」においては、それぞれ再学習条件「65点未満」を満たすと判断し、この結果、「英語」においては、学習単位「3」および学習単位「4」が再学習対象の学習単位であると判定する。
同様に、処理部310は、氏名「数学」の学習単位「4」においては、試験点数が「60点」であり、再学習条件「70点未満」を満たすと判断し、この結果、「数学」においては、学習単位「4」が再学習対象の学習単位であると判定する。一方、処理部310は、氏名「SM1」の生徒の「国語」の学習単位「1」〜学習単位「4」までにおいては、いずれも、テーブル500に記憶されている、対応する再学習条件を満たさないと判断し、その結果、「国語」においては、再学習対象となる学習単位は存在しないと判定する。
次いで、ステップS620(再学習情報生成処理)において、処理部310は、再学習対象となった学習単位を示す情報(再学習情報)として、例えば「「英語」の学習単位「3」、「4」:「数学」の学習単位「4」が再学習対象である」旨のメッセージを生成する。そして、ステップS630(再学習情報送信処理)において、処理部310は、この生成されたメッセージを端末装置100に対して送信する。これを受信した端末装置100の処理部110は、表示部130にそのメッセージを表示するので、氏名「SM1」の生徒は、再学習対象となる学習単位を自宅等に居ながら容易に把握することが可能となる。なお、ステップS620において生成されるメッセージは各種の態様のものが考えられるが、要するに、再学習対象となった学習単位が総て把握できるようなものならいかなるものでも良く、例えば、文字情報だけでなく、再学習対象となった学習単位を一見して把握できるような画像情報等を併用してもよい。
以上説明したように、この実施の形態によれば、学習支援装置300の処理部310は、複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位を試験範囲とした生徒の試験の点数を記憶するテーブル400の記憶内容を参照し、或る学習単位の試験の点数が、テーブル500に記憶してあるこの学習単位に対して予め設定してある試験点数条件を満たす場合、この学習単位を再学習対象とする学習単位として検索する処理を試験の点数が記憶されている総ての学習単位に対して行う。そして、処理部310は、検索結果に基づいて、再学習対象となった1以上の学習単位を示す情報(再学習情報)を生成し、生成した再学習情報を、通信ネットワーク200を介して生徒側に設置される端末装置100に送信するので、生徒は、自宅等で再学習すべき学習単位を容易に把握可能になる。
(他の動作例)
図7は、テーブル領域350に格納される更に別のテーブル700の説明図である。図7に示すテーブル700は、教科「英語」において、再学習対象とする学習単位と関連学習単位情報とを関連付けて記憶する。このテーブル700は、再学習対象となった学習単位、即ち、弱点のある学習単位を効率的に克服するためには、どの学習単位をまず学習すれば良いかを関連学習単位情報として記憶するものである。この例では、再学習対象の学習単位が学習単位「3」の場合には、学習単位「1、2」が関連学習単位として関連付けて記憶され、再学習対象の学習単位が学習単位「4」の場合には、学習単位「2」が関連学習単位として関連付けて記憶されている。
図6のステップS610で再学習対象となる学習単位を検索した場合において、処理部310が、「英語」の学習単位「3」を再学習対象と判定した時、テーブル700を参照して、この学習単位「3」に関連付けられた学習単位「1、2」を関連学習単位情報として取得する。そして、ステップS630の再学習情報送信処理において、再学習情報に加えて取得した関連学習単位情報も、通信ネットワーク200を介して生徒側に設置される端末装置100に送信する。かくして、生徒は、弱点のある学習単位を効率的に克服するための情報を入手することが可能になる。なお、図7の例では、教科として「英語」を例にとって説明したが、他の教科に対しても同様な処理を行い得る。
図8は、図1に示す端末装置100や学習支援装置300の主要部のハードウエア構成図である。図8に示す構成では、CPU800と、動作プログラム812を記録した記録媒体としてのHD810と、キーボード820(マウス等も含む:端末装置が携帯電話の場合には操作ボタン)と、CRT830(端末装置が携帯電話の場合には液晶表示装置)とを有し、これらが相互に所要の情報を通信可能にバス840で接続されている。そして、CPU800が、動作プログラム812を実行することによって、以上説明してきたような各種の装置動作が実現できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、端末装置100と学習支援装置300とが通信する情報に暗号を施すこと、学習単位を教科ではなく「科目」毎に設定すること、或る教科における各学習単位の再学習条件を一律に設定すること(例えば70点未満の学習単位を総て再学習対象とする)、等が挙げられる。
以上説明してきたように、本発明によれば、再学習すべき学習単位を生徒が容易に把握可能な学習支援装置を提供することができる。
学習支援システム1の構成図である。 学習支援装置300の構成図である。 端末装置100の構成図である。 テーブル400の説明図である。 テーブル500の説明図である。 学習支援システム1の動作例を説明するフローチャートである。 テーブル700の説明図である。 各装置のハードウエア構成図である。
符号の説明
1 学習支援システム
100 端末装置
110 処理部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
200 通信ネットワーク
300 学習支援装置
310 処理部
320 入力部
330 出力部
340 記憶部
350 テーブル領域
400 テーブル
500 テーブル
700 テーブル
800 CPU
810 HD
812 動作プログラム
820 キーボード
830 CRT
840 バス

Claims (5)

  1. 生徒側に設置される端末装置と通信ネットワークを介して所要の情報を通信可能に接続された塾側に設置される学習支援装置において、
    複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位における前記生徒の成績情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する各学習単位の成績情報を参照し、予め定めた規則に従って、再学習対象とする学習単位を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果に基づいて、再学習対象とする学習単位に関する再学習情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段が生成した再学習情報を、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする学習支援装置。
  2. 請求項1に記載の学習支援装置において、
    前記記憶手段は、複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位を試験範囲とした前記生徒の試験の点数を記憶する手段であり、
    前記検索手段は、前記記憶手段が記憶する或る学習単位の試験の点数が、この学習単位に対して予め設定してある試験点数条件を満たす場合、この学習単位を再学習対象とする学習単位として検索する処理を、試験の点数が記憶されている総ての学習単位に対して行う手段である、ことを特徴とする学習支援装置。
  3. 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の学習支援装置において、
    前記情報生成手段は、
    前記検索手段による検索の結果、再学習対象となった1以上の学習単位を示す情報を含む再学習情報を生成する手段である、ことを特徴とする学習支援装置。
  4. 請求項1、2および3の内のいずれか一項に記載の学習支援装置において、
    前記検索手段が検索した再学習対象とする学習単位に予め関連付けられている学習単位の情報である関連学習単位情報を取得する情報取得手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記情報生成手段が生成した再学習情報に加えて前記情報取得手段が取得した関連学習単位情報も、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する、ことを特徴とする学習支援装置。
  5. 生徒側に設置される端末装置と通信ネットワークを介して所要の情報を通信可能に接続された塾側に設置される学習支援装置を動作させるための学習支援装置動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数の学習単位のそれぞれに対応付けてその学習単位における前記生徒の成績情報を記憶する処理と、
    前記記憶手段が記憶する各学習単位の成績情報を参照し、予め定めた規則に従って、再学習対象とする学習単位を検索する処理と、
    前記検索手段による検索結果に基づいて、再学習対象とする学習単位に関する再学習情報を生成する処理と、
    前記情報生成手段が生成した再学習情報を、前記通信ネットワークを介して前記生徒側に設置される端末装置に送信する処理と、を含む処理を実行させるための学習支援装置動作プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6954695B1 (ja) * 2020-11-26 2021-10-27 株式会社フォーサイト 学習支援システム及び学習支援方法

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