JP2006029764A - 加湿器 - Google Patents

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Hirotaka Kumaki
宏任 久間木
Masahito Kon
雅人 今
Hideo Okada
英夫 岡田
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Abstract

【課題】 加湿用の水を貯める水槽を、加湿器本体に対して取り外し自在とし、その水槽の洗浄等が容易に行えるようにしつつ、電極を水槽の水に浸すようにした構成であっても、水槽の洗浄などの作業が安全に行えるようにする。
【解決手段】 加湿器本体2と、この加湿器本体内に形成された水槽収容部2Sと、この水槽収容部に出し入れ自在に収容される水槽6と、この水槽の水を蒸発させて加湿空気を生成する加湿手段7と、この加湿手段で生成された加湿空気を外部へ放出する送風手段8と、少なくとも一部が水槽6の水に浸されるように加湿器本体内に設けられた電極40と、水槽収容部への水槽6の収容時に電極40を水槽の水に浸し、かつ、水槽収容部からの水槽の引き出し時に電極40を水槽6の水から離間させるように水槽6と連動して電極40を作動させる連動機構Rとを備えた構成としている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、加湿器本体内に形成された水槽収容部に、加湿用の水を貯溜する水槽が出し入れ自在に収容されるようにした加湿器に関し、特に、水槽の水位を検出する水位検出用などの電極を備えた加湿器に関する。
従来、吸い込み口と吹き出し口が加湿器本体に形成され、この加湿器本体の下部には水槽が設けられ、吸い込み口と吹き出し口を連通する通風路に送風機と加湿フィルタが配置された加湿器において、水槽内の水の除菌作用や水位検出を行うための電極を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−35443号公報
上記した特許文献1のものは、水槽の一部に形成した補助水槽に、除菌用電極と水位検出用電極がホルダにより取り付けられて配線された構造である。この構造では、水槽が加湿器本体と一体化されていて、取り外す構成にはなっていない。そのため、水槽の奥側部分の清掃等がし難い。
本発明は、上述の実情に鑑みて成されたものであり、加湿用の水を貯める水槽を、加湿器本体に対して取り外し自在とし、その水槽の洗浄等が容易に行えるようにしつつ、電極を水槽の水に浸すようにした構成であっても、水槽の洗浄などの作業が安全に行えるようにすることを目的としている。
請求項1に記載の発明は、加湿器本体と、この加湿器本体内に形成された水槽収容部と、この水槽収容部に出し入れ自在に収容される水槽と、この水槽の水を蒸発させて加湿空気を生成する加湿手段と、この加湿手段で生成された加湿空気を外部へ放出する送風手段と、少なくとも一部が前記水槽の水に浸されるように加湿器本体内に設けられた電極と、前記水槽収容部への水槽の収容時に前記電極を水槽の水に浸し、かつ、前記水槽収容部からの水槽の引き出し時に前記電極を水槽の水から離間させるように前記水槽と連動して電極を作動させる連動機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の加湿器において、前記電極が水槽の水位を検出する水位検出用電極であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の加湿器において、前記連動機構は、一端側で前記電極を支持し、かつ、他端側が前記水槽の一部に当接する電極ホルダと、この電極ホルダの中間部を回動自在に支持する軸と、前記電極が常に上方へ回動するように前記電極ホルダを附勢するバネとで構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の加湿器において、前記電極ホルダは、電極を保持する電極保持辺部と作動辺部とを一体に有して形成され、かつ、それら電極保持辺部と作動辺部との間が前記軸によって枢支されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の加湿器において、前記電極ホルダの作動辺部に当接してその作動辺部を押すための押し圧部が、前記水槽の後部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、加湿器本体の水槽収容部へ水槽を収容すると、連動機構が水槽に連動して電極を水槽内の水に浸した状態と成し、加湿器本体の水槽収容部から水槽を外に引き出すと、連動機構が水槽の引き出し動作に連動して電極を水槽内の水から離間させるため、加湿器本体内への水槽の収納と引き出し作業が簡単に行えるのは勿論のこと、水槽の洗浄を行う場合にも使用者の手指などが電極に触れることがないため、安全性を確保できる。
本発明の加湿器は、加湿器本体と、この加湿器本体内に形成された水槽収容部と、この水槽収容部に出し入れ自在に収容される水槽と、この水槽の水を蒸発させて加湿空気を生成する加湿手段と、この加湿手段で生成された加湿空気を外部へ放出する送風手段と、少なくとも一部が前記水槽の水に浸されるように加湿器本体内に設けられた電極と、前記水槽収容部への水槽の収容時に前記電極を水槽の水に浸し、かつ、前記水槽収容部からの水槽の引き出し時に前記電極を水槽の水から離間させるように前記水槽と連動して電極を作動させる連動機構とを備えて構成したものであり、以下に本発明の実施例を説明する。
次に、本発明の実施例1について説明する。図1は本発明に係る加湿器の正面斜視図、図2は本発明に係る加湿器の前面パネルを外した状態の本体正面斜視図、図3は本発明に係る加湿器の前面パネルの正面斜視図、図4は本発明に係る加湿器の前面パネルを外した状態で水槽を引き出した状態の本体正面斜視図、図5は本発明に係る加湿器の送風機対応部分の縦断側面図、図6は本発明に係る加湿器の水槽を引き出した状態の縦断側面図、図7は本発明に係る加湿器の水槽を収納した状態の縦断側面図、図8は本発明に係る加湿器の水槽を引き出した状態の電極部分の正面斜視図、図9は本発明に係る加湿器の電極の構成図である。
図において、加湿器1は、前面開口の加湿器本体2と、この前面開口を塞ぐように本体2の前面に取り外し自在に取り付けられた前面パネル3とで筐体を構成している。本体2の上面には折り畳み自在に取っ手1Aが設けられている。前面パネル3の左右両側には上下に下方に屈曲した鉤部3Aを備え、本体2の前面の左右両側には、上下にこの鉤部3Aが上方から引っ掛かる縦長の係止孔2Aが形成されている。この構成によって、前面パネル3が本体2の前面に取り外し自在に取り付けられる。
前記本体2内は、下部に水槽収納部2Sが形成され、その上方に仕切り板16によって囲まれた送風室2Fが形成され、送風室2Fの右隣にタンク収納室18が形成されている。本体2の下部の水槽収納部2Sには上面開口の水槽6が設けられ、前面パネル3を取り外した状態で、水槽6は前面下部の取っ手6Bによって、本体2に対して前後にスライド式にて引き出し収納自在である。
前記本体2内の下部には、水槽収納部2Sとタンク収納室18が区画壁41によって左右に区画されている。前記水槽6は、区画壁41に対応するように後方へ開いた窪み48が形成されており、前記本体2に収納したときに、区画壁41が窪み48に進入して、この水槽6の左右の移動を抑制する作用をする。
前記水槽6内は、左側にフィルタ室6F、右側にタンク室6Tとなるように区画壁6Cで区分形成しており、フィルタ室6F内にはその中の水に下部が浸る状態に加湿手段としての加湿フィルタ7が設けられ、この加湿フィルタ7は、フィルタ室6F内の左右側壁下部に形成した前後のリブ6D間に取り外し自在に支持されている。
前記水槽6が、本体2の前方からスライドにて水槽収納部2Sに収納された状態において、前記本体2の上面右側部に設けた開閉蓋17を開き、そして、タンク収納室18に上方から給水タンク19を挿入することにより、給水タンク19が水槽6のタンク室6Tに収納される。
この給水タンク19のタンク収納室18への収納によって、前記給水タンク19は、その重量で底部がタンク室6T内の凹部6Aにセットされる。この状態で、前記給水タンク19の底部に設けたバルブ(図示せず)が開き、給水タンク19内の水が水槽6内へ供給され、水槽6内の凹部6Aと、この凹部6Aに連通したフィルタ室6Fには、所定水位が維持される構成である。
前記給水タンク19は、内部の水が透視可能な合成樹脂製であり、タンク室18に収納された状態において、前面パネル3の裏側に近接し、前面パネル3に形成した縦長窓3Bを介して前記給水タンク19内の水位が視認できるものである。
前記送風室2F内には、電動機11によって回転する送風手段としての送風機8が収納されている。この送風機8は、前記加湿フィルタ7の空気入口側に十分な空気の静圧を得るために、電動機11によって回転する遠心型送風機が採用され、その代表として、シロッコファンやターボファンがあり、本実施例の加湿器1では、横長の一つのシロッコファン8Aを用いて構成している。そして、シロッコファン8Aは、送風室2F内において、前記水槽6に向けて開口15Aしたファンケーシング15により形成された送風機室15F内に設けられている。
また、前記シロッコファン8Aは、その周縁部に左右方向軸13に平行に延びた多数の羽根14を備えると共に、左右の中央部にはボス部を有する支持用円盤12が設けられ、そして、この支持用円盤12のボス部に取り付けられた左右方向軸13を回転させる電動機11が、前記ファンケーシング15の外部に配置されている。正面視において、シロッコファン8Aは、左側面と右側面が空気の吸い込み側であり、吸い込んだ空気は羽根14間から遠心方向へ送出され、このシロッコファン8Aから送出される送風は、開口15Aから下方の水槽6に向けて矢印のように流れる。
前記加湿器1には、空気の吸い込み口4と加湿空気の吹き出し口5が形成されており、この加湿器1内には、吸い込み口4と吹き出し口5とを連通するように通風路10が形成されている。通風路10は、吸い込み口4からファンケーシング15内の送風機室15Fへ連通する通路と、送風機室15Fから開口15Aを通って水槽6内の加湿フィルタ7の空気入口側に至る通路と、加湿フィルタ7の前面の空気出口側から吹き出し口5へ至る通路(前面パネル3の裏側とファンケーシング15の前方の仕切り板16との間の通路)によって一連の通風路10を形成している。
このような構成によって、通風路10には通気性の加湿フィルタ7とその上方に送風機8が配置された構成である。吸い込み口4はフィルタ9を備えていて本体2の背面と左側面に渡って形成され、また、吹き出し口5は前面パネル3の上部に形成されている。吹き出し口5には、複数の縦桟33と複数の横桟34とで構成した吹き出し口カバー35が設けられている。20は水槽6の後方の閉じられた空間に形成した電装ボックスであり、その中に電装品20Aを収納している。
前記加湿フィルタ7は、合成樹脂製の枠7A内に収納された繊維状のフィルタ7Bを備え、フィルタ7Bの下部が水槽6内の水に浸った状態に収納されている。前記フィルタ7Bは、所定間隔配置の縦方向仕切り7B1と、この仕切り7B1、7B1の相互間に配置した波型仕切り7B2によって、加湿フィルタ7の前後面に開口した多数の通気路7Cを形成した構成である。
前記縦方向仕切り7B1と波型仕切り7B2は、化学繊維製の不織布で構成され、フィルタ7Bの毛細管作用によって水槽6内の水を吸い上げ、前記送風機8によって供給される送風が通気路7Cを通過する。この送風が通気路7Cを通過する間に、吸い上げられた水が気化(蒸発)して湿気を帯びた空気、即ち、加湿空気となって、加湿フィルタ7の前面側へ送出され、通風路10を上昇して吹き出し口5から加湿器1の外部に送出され、そして、この加湿器1が設置された室内の空気を加湿する。
本発明では、少なくとも先端の一部が前記水槽6内の水に浸るように複数の電極40を加湿器1の本体2内に設けており、また、前記水槽6は、上記したように、加湿器1の本体2内の下部に形成した水槽収容部2Sに、引き出し自在に収納される形態である。このため、前記電極40は、水槽6を収納した状態では、水槽6内の水中に浸るような所定位置へ進入し、水槽6を引き出し状態では、水槽6の水から離間されて、水槽6外に退避するよう、前記水槽6の収納と引き出し動作に伴って回動可能に加湿器1の本体2内に支持された構成である。
これを具体的に説明すると、前記水槽収納部2Sの後壁2S1に形成した窪み43には、前記電極40が常に上方へ回動するようにバネ45の附勢力が付加された電極ホルダ42を回動自在に設けている。電極ホルダ42は、中間部を後壁2S1、即ち、窪み43の側壁に回動可能に軸44で支持され、前方に向く電極保持辺部42Aと下方に向く作動辺部42Bと一体に有して形成され、また、バネ45によって電極40が常に上方へ回動するように附勢されている。そして、上記した電極ホルダ42とバネ45と軸44とによって、前記水槽6の収納と引き出しの動作に連動して前記複数の電極40を作動させる連動機構Rを構成している。
この実施例では、電極保持辺部42Aと作動辺部42Bとの中間部を軸44で支持し、電極40が電極保持辺部42Aの前面から前方へ向く状態に取り付けられ、作動辺部42Bは下方斜め前方へ向いている。軸44の周りにはコイルバネ45が設けられ、このバネ45のバネ力によって、前記電極40が常に上方へ回動するように電極ホルダ42が附勢されている。そして、外力が加わらない状態、即ち、水槽6が引き出された状態では、図6のように、電極保持辺部42Aが略水平状態になる上位の位置に回動して、電極40が前方に向いた位置で静止する。
前記水槽6を水槽収納部2Sに収納するとき、電極ホルダ42の作動辺部42Bの先端に当接して、その作動辺部42Bを押すための押し圧部46を、前記水槽6の後部、即ち後壁から後方へ略水平に突出して設けている。
前記押し圧部46は、水槽6を水槽収納部2Sの入口から奥側へ向けてスライドにて収納させるとき、その収納の初期から中期に亘って、電極40が水槽6内の水に浸る所定位置(図7に示す状態)へ下降するように、バネ45力に抗して電極ホルダ42を押圧回動させるための略垂直な縦方向の押し圧面47Aと、電極40が水槽6内の所定位置へ下降した収納の中期から水槽6の最終収納位置までの間に亘って電極40を下降した所定位置に保持する略水平な横方向の保持面47Bとを有して構成されている。
上述の構成によって、前記水槽6が引き出された状態では、コイルバネ45のバネ力によって、図6に示すように、前記電極保持辺部42Aが略水平状態となる上位の位置に回動して、前記電極40が前方に向いた位置で静止しているが、水槽6を水槽収納部2Sに押しながら収納するにしたがって、前記電極ホルダ42の作動辺部42Bの先端部が、前記押し圧部46の押し圧面47Aに当接する。
この状態が水槽6の収納の初期状態であり、この状態から更に水槽6が水槽収納部2Sに押し込まれることによって、コイルバネ45のバネ力に抗して作動辺部42Bの先端部42B1が押し圧面47Aによって押されつつ、作動辺部42Bの先端部42B1が押し圧面47Aを上方へスライドすることにより、電極40が下方へ移動するように、前記電極ホルダ42が回動する。そして、この電極ホルダ42の回動は、図6及び図7では、反時計回りである。
更に水槽6が水槽収納部2Sに押し込まれると、前記作動辺部42Bの先端部42B1は、押し圧面47Aの上端を通り過ぎて、前記押し圧部46の上面の保持面47Bに当接する状態となる。この時、電極40が水槽6内の所定位置へ下降した状態(図7のように、電極40が略垂直下方に向いた状態)となる。この状態が水槽6の収納の中期である。この状態から更に水槽6が水槽収納部2Sに押し込まれると、前記作動辺部42Bの先端部42B1は、保持面47Bを水平状態でスライドしつつ、水槽6の最終収納位置に到達する。このように、電極40が水槽6内の所定位置へ下降した収納の中期から水槽6の最終収納位置までの間においては、前記電極40は下降した所定位置に保持されたままである。
そして、前記水槽6を最終収納位置に保持するために、適切な構成とすればよい。その一つの方法としては、前面パネル3の裏側に水槽6が当接して水槽6が前方へ移動しないようにする方法があり、また、水槽6が最終収納位置において相互に嵌り合う凹凸の一方を水槽6に、かつ、他方を水槽収納部2Sの底面に形成する方法があり、さらにまた、水槽6の最終収納位置において、水槽6側の係合部が水槽収納部2S側の係合部に係合する方法がある。
この水槽6の最終収納状態から、水槽6を引き出した場合は、上記の収納の過程とは逆の動作が行われ、コイルバネ45のバネ力によって作動辺部42Bの先端部42B1が保持面47Bをスライドしつつ、保持面47Bの後端から外れて、作動辺部42Bの先端部が押し圧面47Aとの当接状態へ移行し、遂には電極ホルダ42が水槽6の押し圧部46から離れる。
実施例の電極40は、水槽6内の水の除菌を行うための除菌用電極と、水槽6内の水の水位を検出する水位検出用電極を構成している。即ち、図8及び図9に示すように、同じ長さの電極40Aと40Bとで除菌用電極を構成し、また、電極40Bとそれよりも短い長さの電極40Cとで水位検出用電極を構成しており、前記電極40Bは、除菌用電極と水位検出用電極の共通電極として利用している。
前記除菌用電極40A、40Bは、それの一方をプラス電極とすると共に、他方をマイナス電極として通電することにより、市水道などの水道水に含まれる塩素イオンを利用した電気分解によって水槽6の水に次亜塩素酸を生成し、この生成された次亜塩素酸によって、水槽6内の水の除菌を行うことができる。
また、水槽6内の水の水位検出は、一方の電極40Bが水中に有る状態で、長さの短い他方の電極40Cよりも水位が低下すると、後述する制御回路部23が、水槽6内が水不足状態であると判定して、発光ダイオード(LED)の表示部で表示する。この発光ダイオード(LED)による表示は、後述の発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eで行う。
加湿器1の運転は、電装品20Aへの電源供給によって稼動可能であり、本体2の上面前部には横一列に配置した複数のスイッチ22A〜22Eを備えた操作部21が設けられている。これらのスイッチ22A〜22Eは、加湿器1の電源のON−OFF、運転モードの選択、マイナスイオン発生器25のON−OFF、タイマの設定などを選択するものであり、これらのスイッチの操作に基づき、電子回路部品で構成した制御回路部23が作動して所期の制御が達成されるものである。また湿度センサ(図示せず)の検知に基づき、室内の湿度を、液晶表示するための湿度表示部24に表示するようになっている。
加湿器1は、スイッチ22Bによって選択された運転モードを外部から視認できるように表示部30を設けている。この表示部30は、複数個の発光ダイオードと、この発光ダイオードの光を導いて外部視認できる発光照明面を有する導光部材とから構成されている。
この実施例では、前記発光ダイオードは、光照射面を前面に向けて制御回路部23の基盤に横一列に配置した5個の発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eで構成し、この5個の発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eは、本体2の上部前面に形成した5個の透孔32A〜32Eにそれぞれ対応配置され、発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eの光は、それぞれ対応する透孔32A〜32Eから前方へ照射される構成である。
前面パネル3の吹き出し口カバー35の縦桟33が、発光照明面を有する導光部材を構成するようにしている。そして、この縦桟33の複数を発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eで光らせるようにし、送風機8の運転状態に応じてその光る範囲を変えることにより、送風機8の運転状態を加湿器1の外部から視認できるようにすると共に、装飾効果も向上させるものである。
そのため、縦桟33のうち透孔32A〜32Eに対応する縦桟33A〜33Eが、発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eの光を受けて発光照明面(縦桟33A〜33Eの上面)が輝くように、縦桟33A〜33Eを透明なアクリル樹脂等のような透光性樹脂によって構成している。
上記したように、水位検出用の電極40B、40Cと制御回路部23によって、水槽6内の水不足状態が検出されると、制御回路部23によって発光ダイオード(LEDという)31A〜31Eが点滅して、給水タンク19への水の補給の必要性を報知するため、加湿器1の使用者は視認し易くなる。
また、上記したように、電極40は、水槽6を収納した状態では、水槽6内の所定位置へ進入し、水槽6を引き出した状態では、水槽6の外に退避するように、水槽6の収納と引き出しの動作に連動して、回動可能となるように加湿器1の本体2内に設けられた電極ホルダ42によって支持されている。これによって、水槽6には電極を取り付けない構成となり、そして、水槽6の収納と引き出しに伴って、電極40が水槽6内に進入したり、退避したりするため、加湿器1の本体2内への水槽6の収納作業と、本体2からの水槽6の引き出し作業が簡単に行えるものである。また、水槽6を引き出して洗浄する場合には、作業者は電極40に触れることなく、水槽6の洗浄や水槽6の出し入れを行うことができ、安全である。また、水槽6には電極40を取り付けていないので、電極の配線が水槽6に延びておらず、加湿器1の組み立て時における組み立て作業もしやすくなる。
また、電極ホルダ42をバネ力に抗して押すための押し圧部46が水槽6の後壁に設けているため、水槽6の収納の初期から中期にかけて電極ホルダ42が押し圧部46の後側の縦方向押し圧面47Aに当接して回動し、それによって電極40が水槽6内の所定の位置へ進入し、この中期から水槽6の最終収納位置までの間に亘って、電極ホルダ42が押し圧部46の上面に形成した水平状態の保持面47Bに当接して、電極40を水槽6内に進入した所定位置に保持するものである。そのため、水槽6を加湿器本体2内に挿入する規定位置を前後に余裕を持たせた構成としても、電極40は正規の下降位置を保持できものであり、安定した制御動作が行える加湿器となる。このため、加湿器の構成が簡単になり、製造誤差も十分吸収できるものとなる。
本発明は、加湿器の形態は上記形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の加湿器の形態に適用できるものである。
本発明に係る加湿器の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の前面パネルを外した状態の本体正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の前面パネルの正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の前面パネルを外した状態で水槽を引き出した状態の本体正面斜視図である。 本発明に係る加湿器の送風機対応部分の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の水槽を引き出した状態の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の水槽を収納した状態の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の水槽を引き出した状態の電極部分の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る加湿器の電極の構成図である。(実施例1)
符号の説明
1 加湿器
2 加湿器本体
2S 水槽収納部
3 前面パネル
4 吸い込み口
5 吹き出し口
6 水槽
7 加湿フィルタ(加湿手段)
8 送風機(送風手段)
10 通風路
15 ファンケーシング
19 給水タンク
21 操作部
22A〜22E スイッチ
23 制御回路部
40、40A、40B、40C 電極
42 電極ホルダ
42A 電極保持辺部
42B 作動辺部
44 軸支持部
45 コイルバネ
46 押し圧部
47A 押し圧面
47B 保持面

Claims (5)

  1. 加湿器本体と、この加湿器本体内に形成された水槽収容部と、この水槽収容部に出し入れ自在に収容される水槽と、この水槽の水を蒸発させて加湿空気を生成する加湿手段と、この加湿手段で生成された加湿空気を外部へ放出する送風手段と、少なくとも一部が前記水槽の水に浸されるように加湿器本体内に設けられた電極と、前記水槽収容部への水槽の収容時に前記電極を水槽の水に浸し、かつ、前記水槽収容部からの水槽の引き出し時に前記電極を水槽の水から離間させるように前記水槽と連動して電極を作動させる連動機構とを備えたことを特徴とする加湿器。
  2. 前記電極が水槽の水位を検出する水位検出用電極であることを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記連動機構は、一端側で前記電極を保持し、かつ、他端側が前記水槽の一部に当接する電極ホルダと、この電極ホルダの中間部を回動自在に支持する軸と、前記電極が常に上方へ回動するように前記電極ホルダを附勢するバネとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  4. 前記電極ホルダは、電極を保持する電極保持辺部と作動辺部とを一体に有して形成され、かつ、それら電極保持辺部と作動辺部との間が前記軸によって枢支されていることを特徴とする請求項3に記載の加湿器。
  5. 前記電極ホルダの作動辺部に当接してその作動辺部を押すための押し圧部が、前記水槽の後部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の加湿器。
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