JP2009052839A - 加湿器 - Google Patents

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Hirotaka Kumaki
宏任 久間木
Tatsu Sugawara
達 菅原
Hideo Okada
英夫 岡田
Masahito Kon
雅人 今
Akihiko Kogure
明彦 小暮
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Abstract

【課題】確認窓を形成する必要もなく、また一目で給水タンクの残量が確認できる加湿器を提供すること。
【解決手段】使用者は、給水タンク47内に水を補充しようと思った場合には、先ず給水タンク47に上方からかぶっていると共に折返片45が吊下フック44に係止している状態を解くために、支持蓋体46を上方へ持ち上げる。このとき、給水タンク47内の水の量が一定量より少ない場合には、給水タンク47は後方へ傾くので、使用者は水の量を正確に確認しなくとも補充すべきと理解できる。そこで、傾いた場合には、タンク収納室41より給水タンク47を取り出して、上下逆さまにして、キャップ50を外して注水口49を介して水が満たすことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水される水槽内の水に下部が浸される加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器に関する。
この種の加湿器は、例えば特許文献1などに開示されている。そして、加湿器本体の前面開口を塞ぐ前面パネルに形成した縦長の確認窓を介して給水タンクの水位を視認できるようにする技術も開示されている。
特開2006−57995号公報
しかし、前面パネルに確認窓を形成しなければならず、また光の関係によっては見えにくい事態も発生する。
そこで本発明は、確認窓を形成する必要もなく、また一目で給水タンクの残量が確認できる加湿器を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水される水槽内の水に下部が浸される加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器において、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置よりずれた位置となって該給水タンクは傾くことを特徴とする。
第2の発明は、給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を水槽収納部内に出し入れ可能とし、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置よりずれた位置となって該給水タンクは傾くことを特徴とする。
第3の発明は、給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を加湿器体の水槽収納部内に後方より出し入れ可能とすると共に前記水槽本体が前記水槽収納部内に収納された状態では前記給水タンクが前記加湿器体の背面より後方に位置し、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置より後方へずれた位置となって該給水タンクは後方へ傾くことを特徴とする。
第4の発明は、給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を加湿器体の水槽収納部内に後方より出し入れ可能とすると共に前記水槽本体が前記水槽収納部内に収納された状態では係止蓋体が前記加湿器体の背面に設けられた係止部に上方から係止すると共に前記加湿器体の背面より後方に位置した前記給水タンクに上方からかぶり、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には前記係止蓋体を前記係止部及び給水タンクから外すと重心が前記バルブの上方位置より後方へずれた位置となって該給水タンクは後方へ傾くことを特徴とする。
本発明は、確認窓を形成する必要もなく、また一目で給水タンクの残量が確認できる加湿器を提供することができる。
以下、本発明の電子機器のひとつである加湿器の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は右側面部に配設されるエアフィルター11及び吸込グリル12が取り外された状態の加湿器1の斜め前方向から見た斜視図、図2は同じく加湿器1の斜め背方から見た斜視図、図3は加湿器1の斜め背方から見た分解斜視図、図4は加湿器筐体2の分解斜視図であり、加湿器筐体2と水槽本体3とから加湿器1が構成される。
図4に示すように、前記加湿器筐体2は大きく分けて、加湿器本体4と、この加湿器本体4の天面上に配設され各種表示部及び各種操作部を備える操作・表示パネル5と、加湿器本体4の前面を構成する前面パネル6と、吹出口7が開設されて上面に折り畳み自在に取っ手8が設けられる天面パネル9と、背面パネル10と、エアフィルター11及び吸込グリル12が取り付けられる右側面パネル13と、左側面パネル14などから構成される。
図3に示すように、前記加湿器筐体2内は、下部に水槽収納部15が形成され、その上方にファンケーシング16によって囲まれた送風室17が形成される。前記水槽収納部15には上面開口せる水槽本体3が配設され、前記加湿器筐体2が形成された状態で、水槽本体3は加湿器筐体2に対して前後にスライドできて引き出し収納自在である。
次に、加湿器筐体2の組み立てについて説明すると、先ず前記加湿器本体4前下端部に開設した取付孔に前面パネル6の下端部に下方に突設させた突片(図示せず)を挿入して係止し、概ね外観形状がL字形状を呈して断面もL字形状を呈する側板支持部材20及び21の水平片にそれぞれ内方に突設させた突片22(他方は図示せず)を前記加湿器本体4両側下端部に開設した取付孔23(他方は図示せず)に挿入して係止する。
そして、概ね長方形状の前記右側面パネル13及び左側面パネル14を、前面パネル6と側板支持部材20、21とで支持させる。即ち、図5及び図6に示すように、右側面パネル13、左側面パネル14の表面側の周縁部には凹ませた重合部25を形成する。また、前面パネル6の側部には内向きに折り曲げて折曲重合部26を形成し、更に側板支持部材20、21は断面がL字形状を呈するように表面側から内向きに折り曲げて折曲重合部27を形成する。そして、右側面パネル13及び左側面パネル14の重合部25上に加湿器筐体2前下部に下端が支持された前面パネル6の折曲重合部26を重ね合わせると共に加湿器筐体2両側下部に下端が支持された側板支持部材20、21の折曲重合部27を重ね合わせる。
そして、加湿器本体4の天面上に操作・表示パネル5が載置して適宜な手段で位置決め固定されてあるので(図6参照)、図7及び図8に示すように、操作・表示パネル5に前面パネル6を連結(仮固定)する。即ち、図9に示すように、操作・表示パネル5の前部には凹部5Aと段差部5Bとが形成されてあるので、前面パネル6を下部を支点として揺動させて、前面パネル6の上端に形成された重合部6Aを前記凹部5A内に挿入して操作・表示パネル5を支承すると共に載置部6Bを段差部5B上に載置して操作・表示パネル5に前面パネル6を連結(仮固定)する。
次いで、図10に示すように、操作・表示パネル5の両外位置において前面パネル6に開設されたビス固定孔28を介して、加湿器本体4前下端部に係止した状態の前面パネル6をビスにて加湿器本体4の天面上に固定する。
この状態で天面パネル9を操作・表示パネル5に連結(仮固定)する。即ち、操作・表示パネル5の両側部及び後部には凹部5Cが形成され(図9参照)、また平面視コ字形状を形成する天面パネル9の前開口部を形成するその内面側に重合部9Aが形成され、更に天面パネル9の両側部には下向きに折り曲げて折曲重合部29を形成し、図11乃至図13の状態から天面パネル9の両側の重合部9Aを操作・表示パネル5の両側部の凹部5C内に後方から挿入して、且つ右側面パネル13及び左側面パネル14の外側の周縁部に凹ませて形成した重合部25上に天面パネル9の折曲重合部29を重ねた状態として、天面パネル9を前方へ滑らせる。
すると、天面パネル9の前部の重合部9Aが操作・表示パネル5の後部の凹部5C内に後方から挿入することとなり、操作・表示パネル5に天面パネル9が連結(仮固定)されることとなる(図14乃至図16参照)。次に、図17に示すように、背面パネル10を加湿器本体4に連結する。即ち、この背面パネル10の上部には前記天面パネル9の後部に形成された凹部内及び折曲重合部29前端部の内側に挿入する重合部30が形成され、また背面パネル10の両側部には右側面パネル13及び左側面パネル14の重合部25上に重なる折曲重合部31が折り曲げ形成され、下部には凹んだ重合部32が形成され、更には後述する給水タンク47の一部を収納する収納空間33が下端から上下中間位置まで形成され、下方から前記天面パネル9後部の凹部内及び折曲重合部29前端部の内側に重合部30を挿入すると共に右側面パネル13及び左側面パネル14の重合部25上に折曲重合部31を重ねる。
この後、天面パネル9に設けられた取っ手8を回動させて直立した状態とし、この天面パネル9の回動により現れた位置に設けられたビス固定孔34を介してビスにて加湿器本体4の天面上に天面パネル9を固定する(図18参照)。また、背面パネル10の下部に凹ませた重合部32に形成されたビス固定孔36を介してビスにて加湿器本体4の後部に背面パネル10を固定する。
最後に、図3及び図19に示すように、前記加湿器筐体2内に形成された水槽収納部15内に、水槽本体3を前方へスライドさせながら収納させる。前記水槽本体3内には前側にフィルタ収納室40、後側にタンク収納室41が形成されるように着脱可能な区画板42で両室が連通状態で区分形成しており、前記フィルタ収納室40内にはその中の水に下部が浸る状態に後述する加湿フィルタ43が配設される。
そして、水槽本体3のタンク収納室41に上方から給水タンク47を挿入した状態で、加湿器筐体2の背方から前方に向けて前記水槽本体3をスライドさせて水槽収納部15に収納すると、前記区画板42上部が背面パネル10の重合部32に背方から重合する。そして、この状態で、加湿器筐体2の背面パネル10に設けた吊下フック44に前端上部から下向に形成された折返片45が上方から係止するように且つ両側面及び後面が給水タンク47の上部に形成された段差部47A上に載置するように上方から支持蓋体46をかぶせると、上部の逃げ空間54内に前記吊下フック44が収まった状態の給水タンク47を支持蓋体46で支持固定できることとなる(図2及び図20参照)。
なお、前記給水タンク47は、図3に示すように、上部に取っ手48を備え、その下部の円形状の注水口49に着脱可能に中央部にバルブ51が設けられたキャップ50が設けられる。図21に示すように、上下逆さまにして、キャップ50を外して注水口49を介して水が満たされた給水タンク47のタンク収納室41への収納の際には、前記バルブ51がタンク収納室41に形成された凹部52に立設されたバルブ当接部53に当接して凹んで開き、給水タンク47内の水が水槽本体3内に供給され、前記凹部52を介してタンク収納室41及びフィルタ収納室40は一定水位に維持される構成である。
また、前記給水タンク47は、概ね直方体形状を呈しており、前面を下部から半分の高さ位置まで略半円筒状に前方に膨出させた膨出部55が形成されると共に、前記凹部52の周りのタンク収納室41の底壁には120度の位置毎に3個の支持ピン56(2個は図示せず)がそれぞれ同じ高さであるが前記バルブ当接部53より少し低く立設されている。
更に、タンク収納室41に配置した状態において、前記給水タンク47は内部に水が無いか一定量より少ない場合には、重心が前記バルブ51より後方位置となって後方へ傾くように、逆に内部の水が満水か一定量よりかなり多い場合にはバルブ51が前記バルブ当接部53によって凹み、3個の支持ピン56がキャップ50に均等圧で接触して重心がバルブ51の真上の位置となるように形成される。
従って、使用者は、例えば透明か半透明の材料で作製された給水タンク47内の水の量を目で確認し、或いは目で確認しなくとも、水を補充しようと思った場合には、先ず給水タンク47に上方からかぶっていると共に折返片45が吊下フック44に係止している状態を解くために、支持蓋体46を上方へ持ち上げる。このとき、給水タンク47内の水の量が一定量より少ない場合には、給水タンク47は後方へ傾くので、使用者は水の量を正確に確認しなくとも補充すべきと理解できる。そこで、給水タンク47が後方へ傾いた場合には、タンク収納室41より給水タンク47を取り出して、図21に示すように、上下逆さまにして、キャップ50を外して注水口49を介して水が満たすことができる。
なお、前記水槽本体3が加湿器筐体2の背方から前方に向けてスライドさせて水槽収納部15に収納された状態では、加湿器筐体2に背面側から固定ネジで固定された前記背面パネル10の背面下部に形成された重合部32にフィルタ収納室40とタンク収納室41とを区分けする区画板42上部が重合するので、この重合する際には適度のクリック感が生じると共に、水槽本体3の前方への移動の規制となり、しかも区画板42にも給水タンク47を収納するための収納空間42Aが前記背面パネル10の収納空間33と連通できるように形成され、背面パネル10とは区画板42とは同じ面一となって見映えが良好である。
この水槽本体3を前方に向けてスライドさせて水槽収納部15に収納させた後、例えば満水であれば給水タンク47は直立状態であり、背面パネル10に設けた吊下フック44にその折返片45を上方から係止させるように支持蓋体46を上方からかぶせて、給水タンク47を支持蓋体46で支持固定するが、給水タンク47の膨出部55が背面パネル10に形成された収納空間33に収まるから、その収まる分だけ加湿器1の前後の寸法を少なくでき、薄く構成できる。即ち、給水タンク47の直方体部分の奥行き寸法は約78mmであるが、膨出部55が形成された箇所の奥行き寸法は、約98mmであり、約20mm薄くできる。
また、前記凹部52内にはマグネット付きのフロート58が前後に軸支されて左右方向に揺動可能に配設され、このフロート58に対応して前記加湿器本体4底部に配置されたリードスイッチ(図示せず)が前記マグネットの磁力で開閉され、前記凹部52内の水位が定常水面よりも低下して渇水状態となるとフロート58が揺動してマグネットが降下した際に、加湿器1の運転を停止させるものである。
図24及び図25において、2つの電極60(重なって他方が見えないため、便宜上、1個のみ図示)は、一方をプラス電極とすると共に他方をマイナス電極として通電することにより、市水道などの水道水に含まれる塩素イオンを利用した電気分解によって水槽本体3の水に次亜塩素酸を生成し、この生成された次亜塩素酸によって、水槽本体3内の水の除菌を行う。そして、この電極60の少なくとも先端の一部が前記水槽本体3内の水に浸るように加湿器筐体2内に設け、水槽本体3は上記したように、水槽収納部15に引き出し自在に収納される形態であるため、水槽本体3を収納した状態では、前記電極60は水槽本体3内の水中に浸るような所定位置へ揺動し、水槽本体3を引き出し状態では、水槽本体3の水から離間されて、水槽本体3外に退避するように移動し、前記水槽本体3の収納と引き出し動作に伴って揺動可能に加湿器筐体2内に支持される構成である。
具体的に説明すると、左側面パネル14を外した加湿器1の左側面図である図22に示すように、前記電極60が揺動可能に取り付けられた取付板61が加湿器本体4の左側面にネジ62固定され、水槽本体3を水槽収納部15内に収納するようにスライドさせると、図3に示すように、前記水槽本体3の左部において前方へ突設された電極押圧部63が前記取付板61と共に電極60の取付空間を形成する前板の開口を介して当接部66に当接して電極取付ホルダ67が揺動して前記電極60が水槽本体3内の水中に浸るように移動する構成である。
なお、水槽本体3側面と電極押圧部63とで後方へ開いた窪み68が形成され、水槽本体3を加湿器筐体2に収納したとき電極60の取付空間を形成する側壁が前記窪み68に入り込み、水槽本体3の左右のブレを抑制した状態で加湿器筐体2に水槽本体3を支持固定することができる。
そして、取付板61の左側面(内側面)図である図24及び図25に示すように、前記加湿器本体4の左側面に側面視四角形状を呈して立設された立上壁4Aが周縁平面部61Aに当接すると共に周縁部に形成した立上壁61Bが前記加湿器本体4の立上壁4Aの内方に位置するようにビス62にて取付板61は加湿器本体4に固定される。
この取付板61には、一端側に前記当接部66が形成されると共に他端に2枚の電極60(他方は紙面の下側にあり、図示せず)が取り付けられる電極取付ホルダ67の中間部が支軸70に揺動可能に支持される。即ち、前記取付板61には支軸70が立設され、電極取付ホルダ67に取付板61方向に立設された円筒状の軸筒体71の中空部に前記支軸70が回動可能に挿入されて、取付板61に電極取付ホルダ67の中間部が揺動可能に支持される。
しかも、コイルスプリング73が前記軸筒体71に巻装されて一端が取付板61に立設したピン74に支持されると共に他端が電極取付ホルダ67の係止部75(取付板61に面する側に形成)に係止した状態でネジ76が前記支軸70に螺入して、コイルスプリング73及び電極取付ホルダ67の抜けを防止しており、このコイルスプリング73により電極60を常に上方へ回動するように付勢しており、前記水槽本体3の電極押圧部63が前記当接部66に当接していない状態では、前記取付板61に形成された規制部80に電極取付ホルダ67の側面部67Aが当接して規制された状態で電極60は水槽本体3の水から離間する(図24参照)。また、前記水槽本体3を水槽収納部15内に収納するようにスライドさせると、前記水槽本体3の電極押圧部63が前板の開口を介して前記当接部66に当接し、コイルスプリング73の付勢力に抗して電極取付ホルダ67を揺動させて前記電極60が水槽本体3内の水中に浸るように移動させる(図25参照)。
なお、電装箱81は加湿器本体4の左側面部の前記取付板61の上方位置に設けられ、各種の電子部品を搭載したり、各リード線を介して各種電子部品と接続するプリント基板などが配設されている。そして、このプリント基板に線外径が例えば1.2mmのリード線82を介して電極60が接続されているが、前記電極取付ホルダ67が揺動してこのリード線82がたるんだり、伸張しても前記取付板61外への影響、即ちこのリード線82が前記電装箱81内のプリント基板や電極60から外れたり、切れたりしないように前記リード線82を前記取付板61内で配線処理している。
即ち、先ず前記取付板61に前記支軸70より上方に且つ上下方向の配設レベルが同じとなる2本のピン84、85を立設し、前記電極取付ホルダ67の押さえ片83で前記電極60からの前記リード線82を押さえて支持し、次いで下方から上方に延びたリード線82を前記取付板61に立設された一方のピン84と前記規制部80の他端の間(両者の内寸法が1.5mm)を通し、それから前記一方のピン84の上方からこのピン84と他方のピン85との間(両者の内寸法が2.0mm)を通し、更に前記他方のピン85と円筒状のビス取付用立上筒86との間(両者の内寸法が1.4mm)を通して、その後このリード線82は前記電装箱81内の前記プリント基板に接続されている。この場合、いずれの間隔も、リード線82の線外径1.2mmより大きく、線外径1.2mmの2倍より小さい寸法として、上下方向に沿うようにジグザク配線処理することにより、リード線82を固定支持できる。
しかも、図25に示すように、前記水槽本体3の電極押圧部63が前記当接部66に当接し、コイルスプリング73の付勢力に抗して電極取付ホルダ67を揺動させて前記電極60が水槽本体3内の水中に浸っている場合には、前記一方のピン84と押さえ片83との間隔が最長となって前記リード線82が伸張するが、図24に示すように、水槽収納部15から水槽本体3が引き出されると、前記水槽本体3の電極押圧部63と前記当接部66との当接が解かれ、コイルスプリング73の付勢力により電極取付ホルダ67が揺動して前記一方のピン84と押さえ片83との間隔が最短となって前記リード線82がたるむこととなる。
従って、前記一方のピン84と押さえ片83との間隔が最長となって前記リード線82が伸張するので、このときに取付板61内部にリード線82を引き込み移動しないような長さにして、前述したような配線処理を行う。
即ち、水槽収納部15に水槽本体3を収納する際に、前記水槽本体3の電極押圧部63が前記当接部66に当接して、コイルスプリング73の付勢力に抗して電極取付ホルダ67を揺動させて、前記一方のピン84と押さえ片83との間隔が最長となって前記リード線82が伸張しても、このリード線82は取付板61内では押さえ片83、一方のピン84、前記規制部80の他端、他方のピン85、ビス取付用立上筒86により固定支持され、取付板61内部にリード線82を引き込み移動しないこととなる。また、水槽収納部15から水槽本体3を引き出す際に、コイルスプリング73の付勢力により電極取付ホルダ67が揺動して、前記一方のピン84と押さえ片83との間隔が最短となって前記リード線82がたるんでも、取付板61内部にリード線82を引き込み移動させないと共に取付板61外部へ移動しないこととなる。
このため、水槽収納部15へ水槽本体3を出し入れして、電極取付ホルダ67が揺動してリード線82がたるんだり、伸張しても、このリード線82が前記電装箱81内のプリント基板や電極60から外れたり、切れたりすることが防止できる。
なお、電極60などの部品を交換する場合には、先ず加湿器筐体2の水槽収納部15から水槽本体3を引き出し、加湿器本体4への背面パネル10の固定を解除するためビスを緩めると共に加湿器本体4への天面パネル9の固定を解除するためビスを緩めて、加湿器本体4から背面パネル10及び天面パネル9を外して、側板支持部材21も外す(図22及び図23参照)。次いで、ネジ62を緩めて電極60などが取り付けられた取付板61を加湿器本体4の左側面から取り外して、電極60などの部品交換をする。
従って、取付板61を加湿器本体4の左側面から取り外すことにより、加湿器本体4側ではなく、取付板61に電極60などが取り付けられているため、電極60などの部品交換が容易である。また、電装箱81は加湿器筐体2の左側面部の前記取付板61の上方位置に設けられているので、電極60に接続されるリード線62を短くすることができる。
そして、前記加湿器本体4内にファンケーシング16で形成される送風室17内には、電動機によって回転するシロッコファンで構成された送風機が収納されている。そして、送風機が運転すると、空気がエアフィルター11及び吸込グリル12が取り付けられる右側面パネル13からファンケーシング16側部に開口した吸込口を介して送風室17内に吸引され、ファンケーシング16下部に開口した吹出口を介して水槽本体3内の加湿フィルタ43に向けられ、この加湿フィルタ43を通過した湿った空気はファンケーシング16背面と背面パネル10及び区画板42との間に形成される通風路を介して上昇して天面パネル9の吹出口7を介して室内に吹き出される構成である。
なお、前記加湿フィルタ43は、水槽本体3内の水を毛細管作用によって吸い上げる化学繊維製の不織布で構成された平板状布体と波状布体との相互間に前記送風機からの送風が通過する多数の通気路が構成された外形が直方体形状のフィルタブロック43Aと、このフィルタブロック43Aを取り囲んで収納するもので空気通過用の開口を有する外形が直方体形状のフレーム43Bを備えた構成である。そして、加湿フィルタ43のフィルタブロック43Aの平板状布体と波状布体の下部が水槽本体3内の水中に没して、毛細管作用によって水槽本体3内の水を吸い上げ、前記送風機によって供給される送風が多数の前記通気路を通過する間に、この吸い上げられた水が気化して湿気を帯びた空気となって加湿フィルタ43の後面側に送出され、前記通風路を上昇して湿気を含む空気として吹出口7から加湿器1外に送出され、加湿器1が設置された室内の空気を加湿する。
次に、前記加湿器本体4の底面の、例えば四隅に設けられる脚体について、図26乃至図29に基き説明する。図26及び図27に示すように、前記加湿器本体4の底面に下方に下面が開口した(無底の)取付筒部90を突設し、この取付筒部90の対向する、例えば2ケ所、即ち180度の位置の対向する2ケ所には内壁面の上下中間位置に内向きに突出した支持突片91を形成する。この支持突片91は、下方から上方に向けて徐々に互いに近くなるように傾斜し、且つ上方に行くに従って径が大きくなる円錐を縦断した半分のような形状を呈している。
そして、下面が床上等に接触する脚本体92は、大径と小径の2段の円柱状を呈しており、外径が前記取付筒部90の筒壁の外径より小さく内径より大きい薄肉の支承部92Aと、この支承部92Aの上部に形成されて外径が前記取付筒部90の筒壁の内径より小さく両支持突片91の間隔より大きく且つ高さが前記取付筒部90の内部空間の深さと同じ挿入部92Bとを備えている。
なお、前記脚本体92は、弾性を有して摩擦係数が高い材料の合成ゴム、例えばCR(クロロプレンゴム)やEPDM(エチレン・プロピレンゴム)で作製され、大気に触れても劣化しにくい耐候性があるものが好適である。
そして、図28及び図29に示すように、前記加湿器本体4の底面の各取付筒部90内に各脚本体92の挿入部92Bを下方から挿入すると、前記両支持突片91は山部が凹むように少し変形するが、各脚本体92の挿入部92Bの側面部に当接して支持する。この場合、脚本体92の挿入部92Bの天面が前記取付筒部90の上壁面に接するまで挿入するが、挿入するときの脚本体92と取付筒部90との接触代が短いから、入れ易い。
即ち、従来の一般的な構造のように、単に中空円筒部内に円柱状の脚本体を挿入する場合には、両者の接触代が長いから入れづらいが、図29に示すように、前記加湿器本体4の底面の各取付筒部90内に各脚本体92の挿入部92Bを下方から挿入する際には、脚本体92の挿入部92Bに取付筒部90の支持突片91が接触しながら挿入するが、この挿入するときの脚本体92との接触代が短いから入れ易く、また挿入後の各支持突片91は下方から上方に向けて徐々に互いに近くなるような形状を呈しているから抜けにくい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
右側面部に配設されるエアフィルター及び吸込グリルが取り外された状態の加湿器の斜め前方向から見た斜視図である。 加湿器の斜め背方から見た斜視図である。 加湿器の斜め背方から見た分解斜視図である。 加湿器筐体の分解斜視図である。 左側面パネルの重合部上に側板支持部材の重合部を重ね合わせようとしている斜視図である。 操作・表示パネルに前パネルを接続しようとしている加湿器の右側面図である。 操作・表示パネルに前パネルを接続した加湿器の右側面図である。 操作・表示パネルに前パネルを接続した加湿器の要部右側面図である。 操作・表示パネルに前パネルを接続した状態の縦断側面図である。 前面パネルをビスにて加湿器本体の天面上に固定しようとしている状態の加湿器の平面図である。 操作・表示パネルに天面パネルを取り付けようとしている状態の加湿器の斜視図である。 操作・表示パネルに天面パネルを取り付けようとしている状態の加湿器の右側面図である。 操作・表示パネルに天面パネルを取り付けようとしている状態の加湿器の要部斜視図である。 操作・表示パネルに天面パネルを取り付けた状態の加湿器の斜視図である。 操作・表示パネルに天面パネルを取り付けた状態の加湿器の右側面図である。 図13のA−A断面図である。 背面パネルを加湿器本体に取付けようとしている加湿器の斜視図である。 背面パネルを加湿器本体に取付けた後に、ビスにて加湿器本体の天面上に天面パネルを固定しようとする加湿器の平面図である。 加湿器筐体に水槽本体を取付けようとする状態の加湿器の斜視図である。 給水タンクの上部に上方から支持蓋体をかぶせようとしている状態の加湿器の斜視図である。 キャップを外して注水口を介して給水タンクに給水している状態の給水タンクの斜視図である。 左側面パネルを外した状態の加湿器の左側面図である。 左側面パネルを外した状態の加湿器の斜視図である。 水槽本体を加湿器筐体の水槽収納部に収納しようとする状態の取付板の側面図である。 水槽本体を加湿器筐体の水槽収納部に収納した状態の取付板の側面図である。 脚本体を取付筒部に取付ける前の加湿器筐体の底面図である。 脚本体を取付筒部に取付ける前の加湿器筐体の要部縦断面図である。 脚本体を取付筒部に取付けた状態の加湿器筐体の底面図である。 脚本体を取付筒部に取付けた状態の加湿器筐体の要部縦断面図である。
符号の説明
1 加湿器
2 加湿器筐体
3 水槽本体
4 加湿器本体
10 背面パネル
15 水槽収納部
43 加湿フィルタ
44 吊下フック
45 折返片
46 支持蓋体
47 給水タンク
47A 段差部
51 バルブ

Claims (4)

  1. 給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水される水槽内の水に下部が浸される加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器において、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置よりずれた位置となって該給水タンクは傾くことを特徴とする加湿器。
  2. 給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を水槽収納部内に出し入れ可能とし、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置よりずれた位置となって該給水タンクは傾くことを特徴とする加湿器。
  3. 給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を加湿器体の水槽収納部内に後方より出し入れ可能とすると共に前記水槽本体が前記水槽収納部内に収納された状態では前記給水タンクが前記加湿器体の背面より後方に位置し、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には重心が前記バルブの上方位置より後方へずれた位置となって該給水タンクは後方へ傾くことを特徴とする加湿器。
  4. 給水タンクから下部に配設されたバルブを介して給水されると共に加湿フィルタが配設される水槽本体を加湿器体の水槽収納部内に後方より出し入れ可能とすると共に前記水槽本体が前記水槽収納部内に収納された状態では係止蓋体が前記加湿器体の背面に設けられた係止部に上方から係止すると共に前記加湿器体の背面より後方に位置した前記給水タンクに上方からかぶり、前記水槽本体内の水に下部が浸される前記加湿フィルタを介して加湿された空気を外部へ放出するようにした加湿器であって、前記給水タンク内の水が一定量より多い場合には重心が前記バルブの上方位置となって前記給水タンクは直立し、一定量より少ない場合には前記係止蓋体を前記係止部及び給水タンクから外すと重心が前記バルブの上方位置より後方へずれた位置となって該給水タンクは後方へ傾くことを特徴とする加湿器。
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