JP2006028999A - 車両用スライドドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限られたスペースで設計自由度を低下させることなく、支持ブラケットの固定構造を強固にする。
【解決手段】 センタレール6は、上下に延在する第1板部6aと、左右に延在する第2板部6bと、を有し、センタアーム10は、第1板部6aを室内側及び室外側で挟圧する軸方向鉛直の一対の規制ローラ16が軸支される規制ブラケット13と、第2板部6bと当接する軸方向水平の支持ローラ17が軸支される支持ブラケット14と、を有し、各規制ローラ16を挿通するピン部材16aのうち少なくとも1つを用いて、規制ブラケット13及び支持ブラケット14を結合した。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体の側部に形成された開口を、前後に移動するスライドドアにより開閉する車両用スライドドア装置に関する。
従来から、ワンボックスタイプ等の自動車車両においては、車体の側部に形成された開口を、スライドドアにより開閉するものが一般的である。スライドドアは平行に設けられた3本のレールにより、前後に案内されるようになっている。3本のレールのうち、アッパレールとロアレールは車体に設置され、センタレールはスライドドアに設置される。
センタレールと車体とは、センタアームにより接続される。センタレールに、上下に延在する第1板部と、左右に延在する第2板部とを形成し、センタアームに、第1板部と係わる横向きの規制ローラと、第2板部と係わる縦向きの支持ローラと、を備えたものが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。規制ローラは主としてセンタアームを介してスライドドアを前後へ案内する機能を担当し、支持ローラは主としてセンタアームを介してスライドドアを支持する機能を担当する。
規制ローラは室外側と室内側に対となるよう配され、室外側のローラと室内側のローラの組で第1板部を挟圧するようになっている。この規制ローラの組は、前後に間隔をおいて2組設けられ、規制ローラは合計4つ設けられる。支持ローラは第2板部と当接して、スライドドアから加わる荷重を受け持つ。各規制ローラはピン部材により規制ブラケットに軸支され、支持ローラはピン部材により支持ブラケットに軸支される。各ピン部材は、それぞれかしめ加工により各ブラケットに固定される。
特開平11−170868号公報
ところで、前記車両用スライドドア装置では、支持ブラケットによりセンタアーム分担分の荷重を受けることとなるので、支持ブラケットの固定構造は強固であればあるほど強度上有利となる。また、支持ブラケットと規制ブラケットを結合する際に、各ピン部材の干渉を避けて締結することとなり、限られたスペースの中で設計自由度を確保することができないという問題点もある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、限られたスペースで設計自由度を低下させることなく、支持ブラケットの固定構造を強固にすることのできる車両用スライドドア装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両用スライドドア装置において、車体の側部に形成された開口と、前後へ移動して前記開口を開閉するスライドドアと、車体とスライドドアの一方に取り付けられ前後に延びるレールと、前記レールに一端が前後方向へ案内され、他端が車体とスライドドアの他方に固定されるアームと、を備え、前記レールは、上下に延在する第1板部と、左右に延在する第2板部と、を有し、前記アームは、前記第1板部を室内側及び室外側で挟圧する軸方向鉛直の一対の規制ローラが軸支される規制ブラケットと、前記第2板部と当接する軸方向水平の支持ローラが軸支される支持ブラケットと、を有し、各規制ローラを挿通するピン部材のうち少なくとも1つを用いて、前記規制ブラケット及び前記支持ブラケットを結合したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、各規制ローラは主としてスライドドアを前後へ案内する機能を果たし、支持ローラは主としてスライドドアの荷重を受ける機能を果たす。
ここで、支持ブラケットを規制ブラケットに結合するようにしたので、支持ブラケットの固定構造を強固にすることができる。また、各ブラケットの結合に各規制ローラのピン部材の少なくとも1つを用いるようにしたので、各ブラケットの結合のために他の締結部品等を別途設ける必要がないので部品点数を削減することができるし、支持ブラケット側で規制ローラのピン部材との干渉を回避する構造をとる必要もなくスペース効率の面でも有利である。従って、車体とスライドドアの間の限られたスペースを有効に利用することができ、設計自由度を向上することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用スライドドア装置において、前記一対の規制ローラは前後に間隔をおいて2組設けられ、室内側の規制ローラ同士の間隔を、室外側の規制ローラ同士の間隔よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、室内側の規制ローラ同士の間隔を、室外側の規制ローラ同士の間隔より大きくしたので、室内側にスライドドアからの負荷が集中しやすい場合に、室内側の規制ローラの部分に局所的に負荷が集中することはない。これにより、効果的にスライドドアからの負荷に抗することができ、これによってもセンタアームの強度を向上させることができる。
さらには、スライドドアを前後に移動させた際に、センタアームがセンタレールの湾曲部分に差し掛かっても、センタアームをスムースに通過させることができるという利点もある。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用スライドドア装置において、前記レールは前記スライドドアに取り付けられ、前記アームの他端は前記車体に固定され、室内側の規制ローラのピン部材を前記規制ブラケット及び前記支持ブラケットの結合に用いたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の作用に加え、軸方向が水平の支持ローラは、室内側に位置する支持ブラケットから突出するピン部材により軸支されることとなる。
ここで、支持ブラケットは、室内側の規制ローラのピン部材により規制ブラケットに結合されることから、室外側の規制ローラのピン部材により結合する場合よりも支持ブラケットにおけるモーメントアームを短くすることができる。これにより、支持ブラケットに作用する負荷を軽減することができ、強度的にさらに有利となる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の車両用スライドドア装置において、室外側の規制ローラのピン部材を前記支持ブラケットと離隔したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の作用に加え、支持ブラケットを室内側の規制ローラのピン部材に対応する位置まで延ばせばよく、室外側の規制ローラのピン部材に対応する位置まで延ばす場合に比べて、支持ブラケットを小型とすることができる。また、支持ブラケットが小型な分だけスペースが生じるので、他の部品の形状、配置状態等の選択の余地が大きくなる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用スライドドア装置において、前記支持ローラを、前記室外側の規制ローラのピン部材と前記支持ブラケットを離隔して生じたスペースを利用して配したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の作用に加え、支持ローラを、室外側の規制ローラと近接させて配することができ、アームをさらに小型とすることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項3から5のいずれか一項に記載の車両用スライドドア装置において、前記レールは、一端側に前記第1板部が形成されるとともに他端側に前記第2板部が形成され前記支持ローラ及び前記室外側の規制ローラを室外側から包囲する板部材であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3から5のいずれか一項の作用に加え、第1板部及び第2板部が板部材により一体に成形されるので、レールを一の板部材から構成することができる。また、板部材により室外側から支持ローラ及び規制ローラを覆うことで、各ローラを保護することができるし、支持ローラ及び規制ローラへの塵埃の侵入を抑制することができ、実用に際して極めて有利である。
このように、本発明の車両用スライドドア装置によれば、限られたスペースで設計自由度を低下させることなく、支持ブラケットの固定構造を強固にすることができる。
図1から図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1はスライドドア装置を備えた自動車車両の概略外観斜視図、図2はセンタアームの外観斜視図、図3はスライドドア装置の一部背面断面図、図4はスライドドア装置の一部模式説明図、図5はセンタアームの下面図、図6はスライドドアからセンタアームへの荷重の入力状態を示す説明図である。
図1に示すように、この車両用スライドドア装置1は、ワンボックス型の自動車車両100に用いられ、車体2の側部に形成された開口3を、前後へ移動する矩形状のスライドドア4により開閉するものである。車両用スライドドア装置1は、アッパレール5、センタレール6及びロアレール7の前後へ延びる3本のレールにより、スライドドア4を前後へ案内するよう構成される。
本実施形態においては、アッパレール5及びロアレール7は車体2に配され、センタレール6はスライドドア4に配される。図1に示すように、アッパレール5は開口3の上辺に沿って延び、ロアレール7は開口3の下辺に沿って延びる。アッパレール5とスライドドア4とは左右へ延びるアッパアーム8により接続され、ロアレール7とスライドドア4とは左右へ延びるロアアーム9により接続される。また、センタレール6と車体2の開口3の後部周縁は、センタアーム10により接続される。
図1に示すように、アッパアーム8及びロアアーム9の一端は、アッパレール5及びロアレール7によりそれぞれ前後方向へ案内される。また、アッパアーム8及びロアアーム9の他端は、スライドドア4の前部周縁をなすピラー部に固定される。
図2に示すように、センタアーム10は、車体2に締結固定される車体固定部11と、車体固定部11にヒンジ結合により接続される接続部12と、接続部12に固定される規制ブラケット13と、規制ブラケット13に固定される支持ブラケット14と、を有する。
車体固定部11は、車体のパネルから突出する上下一対の突出板部11aと、各突出板部11aから車体のパネルに沿って延びる固定板部11bと、を有する。各固定板部11bには、締結用のボルトが挿通する挿通孔11cが形成される。本実施形態においては、各突出板部11aの一側部を接続する延在部11dが形成され、各突出板部11a及び延在部11dで略コ字状を呈している。
接続部12は、各突出板部11aの上下外側に沿う突出板部12aを有する。車体固定部11の各突出板部11aと接続部12の各突出板部12aをヒンジピン15が挿通し、車体固定部11と接続部12とが回動自在となっている。各突出板部12aは、上下に延びる本体プレート12bの上端及び下端に突出形成される。
図2に示すように、接続部12の本体プレート12bには、略L字状を呈する規制ブラケット13が固定される。規制ブラケット13は、本体プレート12bに沿うよう鉛直に形成される固定部13aと、固定部13aの下端から室外側へ水平に延びるローラ支持部13bと、を有する。固定部13aはボルト13cにより本体プレート12bに締結固定される。ローラ支持部13bには、センタレール6の第1板部6aと係わる軸方向鉛直の規制ローラ16が軸支される(図3参照)。
図4に示すように、この規制ローラ16は第1板部6aの室外側及び室内側に配され、一対の規制ローラ16により第1板部6aが挟圧されるようになっている。図3に示すように、各規制ローラ16には、規制ブラケット13に固定されるピン部材16aが挿通される。室外側及び室内側で一対をなす規制ローラ16の組が、前後に間隔をおいて2組設けられている。そして、図5に示すように、室内側の規制ローラ16同士の間隔Aが、室外側の規制ローラ16同士の間隔Bよりも大きくなっている。
規制ブラケット13のローラ支持部13bには、略L字状を呈する支持ブラケット14が固定される。支持ブラケット14は、ローラ支持部13bの上面に沿うよう水平に形成される固定部14aと、固定部14aの室内側端部から上方へ延びるローラ支持部14bと、を有する。
図3に示すように、固定部14aは、室内側の規制ローラ16のピン部材16aにより、規制ブラケット13のローラ支持部13bに結合される。室内側のピン部材16aは、支持ブラケット14の固定部14a及び規制ブラケット13のローラ支持部13bをともに挿通してかしめ固定されている。図2に示すように、本実施形態においては、支持ブラケット14が室内側のピン部材16aの間隔より前後に長く形成されており、2つの室内側のピン部材16aのうち一方を用いて規制ブラケット13と固定し、この反対側は規制ローラ16と係わりのない独立ピン部材14cにより固定される。尚、他方の室内側のピン部材16aと干渉しないように、支持ブラケット14の固定部14aにおける一方のピン部材16aと独立ピン部材14cの間には、上下に貫通する略円形の孔14dが形成される。ここで、独立ピン部材14cを用いることなく、両方の室内側のピン部材16aにより各ブラケット13,14を結合してもよい。
また、図3に示すように、支持ブラケット14の固定部14aは、室外側のピン部材16aの位置まで延びていない。すなわち、室外側のピン部材16aは、室内側のピン部材16aより短く形成され、支持ブラケット14の固定部14aのみを挿通してかしめ固定される。そして、室外側の規制ローラ16のピン部材16aは、支持ブラケット14と離隔された状態となっている。ローラ支持部14bには、センタレール6の第2板部6bと係わる軸方向水平の支持ローラ17が回動自在に支持される。支持ローラ17は、室外側の規制ローラ16のピン部材16aと支持ブラケット14を離隔して生じたスペースを利用して配され、ローラ支持部14bを挿通するピン部材17aにより軸支される。
本実施形態においては、図3に示すように、センタレール6は、一端側に第1板部6aが形成されるとともに、他端側に第2板部6bが形成され、支持ローラ17及び室外側の規制ローラ16を室外側から包囲する板部材である。左右に延在する第2板部6bはスライドドア4のパネルから室内側へ突出し、第2板部6bの室外側端部からスライドドア4のパネルと沿って下方に延びる固定部6cが形成され、この固定部6cの下端から室内側へ突出する突出部6dが形成され、この突出部6dの室内側端部から上方へ向かって上下に延在する第1板部6aが形成される。
以上のように構成された車両用スライドドア装置1によれば、各規制ローラ16は主としてスライドドア4を前後へ案内する機能を果たし、支持ローラ17は主としてスライドドア4の荷重を受ける機能を果たす。そして、図6に示すように、センタアーム10にはスライドドア4から負荷が加わることとなる。
ここで、支持ブラケット14を規制ブラケット13に結合するようにしたので、支持ブラケット14の固定構造を強固にすることができる。また、各ブラケット13,14の結合に各規制ローラ16のピン部材16aの少なくとも1つを用いるようにしたので、各ブラケット13,14の結合のために他の締結部品等を別途設ける必要がないので部品点数を削減することができる。また、支持ブラケット14側で規制ローラ16のピン部材16aとの干渉を回避する構造をとる必要もなくスペース効率の面でも有利である。従って、車体2とスライドドア4の間の限られたスペースを有効に利用することができ、設計自由度を向上することができる。
また、本実施形態の車両用スライドドア装置1によれば、室内側の規制ローラ16同士の間隔Aを、室外側の規制ローラ16同士の間隔Bより大きくしたので、室内側にスライドドア4からの負荷が集中しやすいところ、室内側の規制ローラ16の部分に局所的に負荷が集中することはない。これにより、効果的にスライドドア4からの負荷に抗することができ、これによってもセンタアーム10の強度を向上させることができる。
さらには、スライドドア4を前後に移動させた際に、センタアーム10がセンタレール6の湾曲部分に差し掛かっても、センタアーム10をスムースに通過させることができるという利点もある。
また、本実施形態の車両用スライドドア装置1によれば、軸方向が水平の支持ローラ17は、室内側に位置する支持ブラケット14から突出するピン部材17aにより軸支されることとなる。
ここで、支持ブラケット14は、室内側の規制ローラ16のピン部材16aにより規制ブラケット13に結合されることから、室外側の規制ローラ16のピン部材16aにより結合する場合よりも支持ブラケットにおけるモーメントアームを短くすることができる。これにより、支持ブラケット14に作用する負荷を軽減することができ、強度的にさらに有利となる。
また、本実施形態の車両用スライドドア装置1によれば、支持ブラケット14を室内側の規制ローラ16のピン部材16aに対応する位置まで延ばせばよく、室外側の規制ローラ16のピン部材16aに対応する位置まで延ばす場合に比べて、支持ブラケット14を小型とすることができる。また、支持ブラケット14が小型な分だけスペースが生じるので、他の部品の形状、配置状態等の選択の余地が大きくなる。
特に、本実施形態においては、支持ローラ17を、室外側の規制ローラ16のピン部材16aと支持ブラケット14を離隔して生じたスペースを利用して配したので、支持ローラ17を室外側の規制ローラ16と近接させて配することができ、センタアーム10を小型とすることができる。
また、本実施形態の車両用スライドドア装置1によれば、第1板部6a及び第2板部6bが板部材により一体に成形され、センタレール6が一の板部材から構成されている。また、板部材により室外側から支持ローラ17及び規制ローラ16を覆うことで、各ローラ16,17を保護することができるし、支持ローラ17及び規制ローラ16への塵埃の侵入を抑制することができ、実用に際して極めて有利である。
尚、前記実施形態においては、センタレール6及びセンタアーム10に本発明を適用したものを示したが、アッパレール5及びアッパアーム8や、ロアレール7及びロアアーム9に本発明を適用してもよいことは勿論である。
また、センタレール6がスライドドア4に取り付けられ、センタアーム10の他端が車体2に固定されるものを示したが、センタレール6が車体2に取り付けられ、センタアーム10の他端がスライドドア4に固定されるものであってもよい。要するに、車体2とスライドドア4の一方にセンタレール6が取り付けられ、他方にセンタアーム10の他端が固定されるものであればよい。
また、前記実施形態においては、室内側の規制ローラ16のピン部材16aでのみ規制ブラケット13及び支持ブラケット14を結合するものを示したが、室外側の規制ローラ16aのピン部材16aで各ブラケット13,14を結合するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、室外側の規制ローラ16のピン部材16aと支持ブラケット14を離隔して生じたスペースを利用して支持ローラ17を配したものを示したが、他の部品の設置スペース等としてもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示すスライドドア装置を備えた自動車車両の概略外観斜視図である。 センタアームの外観斜視図である。 スライドドア装置の一部背面断面図である。 スライドドア装置の一部模式説明図である。 センタアームの下面図である。 スライドドアからセンタアームへの荷重の入力状態を示す説明図である。
符号の説明
1 車両用スライドドア装置
2 車体
3 開口
4 スライドドア
6 センタレール
6a 第1板部
6b 第2板部
10 センタアーム
13 規制ブラケット
14 支持ブラケット
16 規制ローラ
16a ピン部材
17 支持ローラ
A 室内側の規制ローラ同士の間隔
B 室外側の規制ローラ同士の間隔

Claims (6)

  1. 車体の側部に形成された開口と、
    前後へ移動して前記開口を開閉するスライドドアと、
    車体とスライドドアの一方に取り付けられ前後に延びるレールと、
    前記レールに一端が前後方向へ案内され、他端が車体とスライドドアの他方に固定されるアームと、を備え、
    前記レールは、上下に延在する第1板部と、左右に延在する第2板部と、を有し、
    前記アームは、前記第1板部を室内側及び室外側で挟圧する軸方向鉛直の一対の規制ローラが軸支される規制ブラケットと、前記第2板部と当接する軸方向水平の支持ローラが軸支される支持ブラケットと、を有し、
    各規制ローラを挿通するピン部材のうち少なくとも1つを用いて、前記規制ブラケット及び前記支持ブラケットを結合したことを特徴とする車両用スライドドア装置。
  2. 前記一対の規制ローラは前後に間隔をおいて2組設けられ、
    室内側の規制ローラ同士の間隔を、室外側の規制ローラ同士の間隔よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドドア装置。
  3. 前記レールは前記スライドドアに取り付けられ、
    前記アームの他端は前記車体に固定され、
    室内側の規制ローラのピン部材を前記規制ブラケット及び前記支持ブラケットの結合に用いたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用スライドドア装置。
  4. 室外側の規制ローラのピン部材を前記支持ブラケットと離隔したことを特徴とする請求項3に記載の車両用スライドドア装置。
  5. 前記支持ローラを、前記室外側の規制ローラのピン部材と前記支持ブラケットを離隔して生じたスペースを利用して配したことを特徴とする請求項4に記載の車両用スライドドア装置。
  6. 前記レールは、一端側に前記第1板部が形成されるとともに他端側に前記第2板部が形成され前記支持ローラ及び前記室外側の規制ローラを室外側から包囲する板部材であることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の車両用スライドドア装置。
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