JP2006028997A - メッシュフェンスの構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支柱の構築に要する費用および時間が省けるので、メッシュフェンスの工期および構築費用を大幅に削減にすることができる。
【解決手段】 既設のネットフェンスのネット金網を取り外し、次いで、胴縁を取り外し、そして、残された断面形状ハット形の支柱1に、上下端をL形に折り曲げて胴縁部を形成したメッシュ金網2を固定してメッシュフェンスを構築し、メッシュ金網2は、支柱1のリップ部に形成されている上部爪部1Aにメッシュ金網2の下部横桟4Aを引っ掛け、且つ、支柱1の山部に形成されているボルト孔に挿通したボルト5により固定金具7を介してメッシュ金網2の上部横桟4Bを固定して支柱1に固定する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、メッシュフェンスの構築方法、特に、既存のネットフェンスの支柱をそのまま使用することによって、工期および構築費用を大幅に削減にすることができる、メッシュフェンスの構築方法に関するものである。
従来、比較的安価に構築することができるフェンスとしてネットフェンスがある。このネットフェンスは、図7および図8に示すように、断面形状ハット形の支柱21と、支柱21間に固定された、上下端に胴縁22が取り付けられたネット金網23とからなっている。胴縁22は、アングル鋼からなり、ネット金網23は、菱形金網からなっている。胴縁22は、ナックル加工された菱形金網の端部に挿通した鉄線24を、胴縁22の垂直部に形成された爪22Aに引っ掛けることによってネット金網23に取り付けられている。
胴縁22の垂直部は、支柱21のリップ部に形成された爪21B内に挿入され、胴縁22の水平部は、支柱21の山部に挿通されたボルト25により固定金具26を介して固定されている。固定金具26は、胴縁22の水平部が嵌め込まれる溝26Aを有し、袋ナット27によって固定されている。
図7および図8には、上胴縁のみが示されているが、下胴縁についてもその固定構造は、上胴縁と基本的に同じである。
ネット金網23の中間部は、この中間部の金網に挿通した鉄線28を、鉄線28が嵌め込まれる溝29Aを有する固定金具29を介してボルト30、ナット31により固定されている。
上述したネットフェンスは、広く構築されているが、近年、ネットフェンスに代えてメッシュフェンスの施工が盛んに行われている。メッシュフェンスは、図9に示すように、樹脂等で被覆された鋼線材からなる縦桟と横桟とを格子状に溶接により組んだメッシュ金網32を支柱21間に固定したものであり、外観性に優れ、しかも、メッシュ金網32は、溶接により格子状に組まれているので、ネット金網23に比べて変形し難いといった利点を有している。
しかしながら、構築費用がネットフェンスに比べて嵩むことから、安価なメッシュフェンスの構築方法の開発が強く望まれている。
従って、この発明の目的は、工期および構築費用を大幅に削減にすることができる、メッシュフェンスの構築方法を提供することにある。
本願発明者は、上記要望に答えるべく、鋭意検討を重ねた。この結果、既存のネットフェンスのリニューアル時期に、ネットフェンスの支柱をメッシュフェンスの支柱としてそのまま利用すれば、メッシュフェンスの工期および構築費用を大幅に削減できるといった知見を得た。
なお、メッシュフェンス用支柱21は、例えば、図9に示すように、支柱21の下部が挿入可能な凹部33Aを形成したコンクリート基礎33を地中に施工し、凹部33A内に支柱21の下部を挿入した後、凹部33A内にモルタルを打設し、硬化させることによって構築される。従って、支柱21の構築には時間と手間を要していた。ネットフェンスにおいても支柱の構築法は、基本的にはメッシュフェンスにおけると同様である。
この発明は、上述した知見に基づきなされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、既設のネットフェンスのネット金網を取り外し、次いで、胴縁を取り外し、そして、残された断面形状ハット形の支柱に、上下端を折り曲げて胴縁部を形成したメッシュ金網を固定してメッシュフェンスを構築し、前記メッシュ金網は、前記支柱のリップ部にもともと形成されている爪部に前記メッシュ金網の横桟を引っ掛け、且つ、前記支柱の山部にもともと形成されているボルト孔に挿通したボルトにより固定金具を介して前記メッシュ金網の別の横桟を固定して前記支柱に固定することに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、メッシュ金網の胴縁部は、L状に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、メッシュ金網の胴縁部は、リング状に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、固定金具は、ボルトの径に合せてU字状に形成され、メッシュ金網の横桟が入り込む溝が形成されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、支柱の構築に要する費用および時間が省けるので、工期および構築費用を大幅に削減にすることができる。
この発明の、メッシュフェンスの構築方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の構築方法により構築されたメッシュフェンスの部分正面図、図2は、図1のA方向視図、図3は、図1のB方向視図、図4は、この発明の構築方法により構築された別のメッシュフェンスの部分側面図、図5は、この発明の構築方法により構築されたさらに別のメッシュフェンスの一部切り欠き側面図、図6は、上下のメッシュ金網を連結する固定金具を示す側面図である。
図1から図3において、1は、断面形状ハット形の支柱であり、既設のネットフェンスの支柱である。2は、支柱1に取り付けられたメッシュ金網であり、樹脂等で被覆された鋼線材からなる縦桟3と横桟4とを格子状に溶接により組んだものからなっている。メッシュ金網2は、その上下端部がL形に折り曲げられることによって胴縁部が形成されている。胴縁部の下部横桟4Aは、支柱1のリップ部に形成されている上部爪部1Aに引っ掛けられ、胴縁部の上部横桟4Bは、支柱1の頭部に形成されているボルト孔1Cに挿通したボルト5および袋ナット6により固定金具7を介して支柱1に固定されている。固定金具7は、ボルト5の径に合せてU字形に形成され、上部横桟4Bが入り込む溝7Aが形成されている。
支柱1に形成されている上部爪部1Aおよびボルト孔1Cは、既設のネットフェンスのネット金網を取り付ける際に使用したものであり、既に形成されているものである。図1から図3には、上胴縁部のみが示されているが、下胴縁部についてもその固定構造は、上胴縁部と基本的に同じである。
次に、この発明によるメッシュフェンスの構築法について説明する。
先ず、既設のネットフェンスのネット金網を取り外す。次いで、胴縁を取り外し、そして、残された断面形状ハット形の支柱1に、上下端をL形に折り曲げて胴縁部を形成したメッシュ金網2を固定する。メッシュ金網2を固定するには、胴縁部の下部横桟4Aを支柱1の上部爪部1Aに引っ掛けて、メッシュ金網2を仮置きする。メッシュ金網2の仮置きに際して、もともと形成されている上部爪部1Aを利用することができるので、仮置きのための新たな手段を講じる必要がない。次に、支柱1の頭部にもともと形成されているボルト孔1Cにボルト5を通し、固定金具7の溝7Aに胴縁部の上部横桟4Bを嵌め込んで、袋ナット6により固定する。このようにして、メッシュ金網2の上部胴縁部を支柱1に固定するが、下部胴縁部も上部胴縁部におけると同様に固定する。下部胴縁部の固定に際して、支柱1の下部爪部1B(図5参照)が邪魔になる場合には、下部爪部1Bを押し戻して平らにしておく。上部爪部1Aと下部爪部1Bとが上下逆向きに形成されているので、下部横桟を下部爪部1B内に入れ難いからである。
この発明によれば、既設のネットフェンスの支柱1を、メッシュフェンスにそのまま使用するので、メッシュフェンスの工期および構築費用を大幅に削減にすることができる。
以上は、L形胴縁のメッシュ金網2の場合であるが、図4に示すように、リング状胴縁部のメッシュ金網にも適用可能である。この場合、リング状胴縁部は、支柱1の上端より突出し、固定金具7の溝7Aに嵌め込む横桟4Cは、リング状胴縁部の直下の横桟であり、上部爪部1Aに嵌め込む横桟4Dは、横桟4Cの直下の横桟である。
上述のように、下部胴縁部の固定に際して、支柱1の下部爪部1Bが邪魔になる場合には、下部爪部1Bを押し戻して平らにしておくが、図5に示すように、メッシュ金網を上下対称に形成し、上部金網2Aの下部横桟4Eと下部金網2Bの上部横桟4Fとをそれぞれ固定金具7と同様な構造の固定金具8を用いてボルト9により固定すれば、支柱1の下部爪部1Bを平らに押し戻す必要はなく、そのまま利用できる。
また、固定金具8を使用せずに、図6に示すように、2枚の板材からなる固定金具10間に下部横桟4Eと上部横桟4Fとを挟み込み、ボルト11によって固定金具10を締め付けて両横桟4Eと4Fとを連結しても良い。さらに、固定金具8と固定金具10とを併用して使用しても良い。
この発明の構築方法により構築されたメッシュフェンスの部分正面図である。 図1のA方向視図である。 図1のB方向視図である。 この発明の構築方法により構築された別のメッシュフェンスの部分側面図である。 この発明の構築方法により構築されたさらに別のメッシュフェンスの一部切り欠き側面図である。 上下のメッシュ金網を連結する固定金具を示す側面図である。 ネットフェンスを示す部分正面図である。 ネットフェンスを示す部分側面図である。 従来のメッシュフェンスを示す正面図である。
符号の説明
1:支柱
1A:上部爪部
1B:下部爪部
1C:ボルト孔
2:メッシュ金網
2A:上部金網
2B:下部金網
3:縦桟
4:横桟
4A:下部横桟
4B:上部横桟
4C:胴縁直下の横桟
4D:4C直下の横桟
4E:下部横桟
4F:上部横桟
5:ボルト
6:袋ナット
7:固定金具
7A:溝
8:固定金具
9:ボルト
10:固定金具
11:ボルト
21:支柱
21A:爪
22:胴縁
22A:爪
23:ネット金網
24:鉄線
25:ボルト
26:固定金具
26A:溝
27:袋ナット
28:鉄線
29:固定金具
29A:溝
30:ボルト
31:ナット
32:メッシュ金網
33:コンクリート基礎
33A:凹部

Claims (4)

  1. 既設のネットフェンスのネット金網を取り外し、次いで、胴縁を取り外し、そして、残された断面形状ハット形の支柱に、上下端を折り曲げて胴縁部を形成したメッシュ金網を固定してメッシュフェンスを構築し、前記メッシュ金網は、前記支柱のリップ部にもともと形成されている爪部に前記メッシュ金網の横桟を引っ掛け、且つ、前記支柱の山部にもともと形成されているボルト孔に挿通したボルトにより固定金具を介して前記メッシュ金網の別の横桟を固定して前記支柱に固定することを特徴とする、メッシュフェンスの構築方法。
  2. 前記メッシュ金網の前記胴縁部は、L状に形成されていることを特徴とする、請求項1記載の、メッシュフェンスの構築方法。
  3. 前記メッシュ金網の前記胴縁部は、リング状に形成されていることを特徴とする、請求項1記載の、メッシュフェンスの構築方法。
  4. 前記固定金具は、前記ボルトの径に合せてU字状に形成され、前記メッシュ金網の横桟が入り込む溝が形成されていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の、メッシュフェンスの構築方法。
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