JP2006169749A - 改装用支柱カバー - Google Patents

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Fumihiko Suga
文彦 菅
Fumio Noguchi
文夫 野口
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Abstract

【課題】 既設フェンスの支柱をそのまま利用して新しい支柱に替えることができるので、既設フェンスの改装が安価に容易且つ短時間に行える。
【解決手段】 既設フェンスを改装するための支柱カバーであって、既設支柱21に被せられる断面三角形状の筒状カバー本体1と、カバー本体1を支柱21に固定するための固定手段としてのボルト2とを備え、カバー本体1は、雄雌嵌合構造により一体化される前面側ピース3と後面側ピース4とからなっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、改装用支柱カバー、特に、既設フェンスを改装するに際して、既設支柱に被せられる支柱カバーに関するものである。
従来から広く構築されているフェンスとしてネットフェンスがある。このネットフェンスは、図8および図9に示すように、断面形状ハット形の支柱21と、支柱21間に固定された、上下端に胴縁22が取り付けられたネット金網23とからなっている。胴縁22は、アングル鋼からなり、ネット金網23は、菱形金網からなっている。胴縁22は、ナックル加工された菱形金網の端部に挿通した鉄線24を、胴縁22の垂直部に形成された爪22Aに引っ掛けることによってネット金網23に取り付けられている。
胴縁22の垂直部は、支柱21のリップ部に形成された爪21A内に挿入され、胴縁22の水平部は、支柱21の山部に挿通されたボルト25により固定金具26を介して固定されている。固定金具26は、胴縁22の水平部が嵌め込まれる溝26Aを有し、袋ナット27によって固定されている。
図8および図9には、上胴縁のみが示されているが、下胴縁についてもその固定構造は、上胴縁と基本的に同じである。
ネット金網23の中間部は、この中間部の金網に挿通した鉄線28を、鉄線28が嵌め込まれる溝29Aを有する固定金具29を介してボルト30、ナット31により固定されている。
このように構成されているネットフェンスは、年月が経過すると、支柱21に錆が発生したり、ネット金網23が破れたりあるいは変形したりして、美観が著しく損なわれる。このようなフェンスを改装するには、支柱21の塗装を塗り直すか、新たな支柱に建て替える方法等が一般的に取られていた。
しかしながら、上述の改装法は、次のような問題があった。すなわち、支柱21の塗装の塗り直し作業は、手間と時間がかかると共に、塗り直しても新設の場合に比べると見劣りがする。また、新たな支柱に建て替える作業は、支柱21がコンクリートブロックやコンクリートよう壁等の基礎部に埋め込まれているので、工費と時間がかかる。
従って、この発明の目的は、支柱の再塗装や建て替えの必要性をなくして、既設フェンスの改装が安価に容易且つ短時間に行える改装用支柱カバーを提供することにある。
本願発明者等は、既設フェンスの改装法について鋭意検討した結果、以下のような知見を得た。
大部分の既設フェンスの支柱の強度は低下していないことから、この既設支柱をそのまま利用し、その外側にカバーを被せれば、外観は新設支柱と同じになり、支柱の再塗装や建て替えの必要性がなくなる結果、既設フェンスの改装が安価に容易且つ短時間に行えるといった知見を得た。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、既設フェンスの改装時に使用される支柱カバーであって、前記既設フェンスの支柱に被せられる筒状カバー本体と、前記カバー本体を前記支柱に固定するための固定手段とを備えていることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、カバー本体は、結合可能な少なくとも2つのピースに分割されていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、カバー本体は、前面側ピースおよび後面側ピースの2つのピースに分割され、前記両ピースは、雄雌嵌合構造により結合可能であることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の内の何れか1つに記載の発明において、支柱は、ハット形鋼からなっていることに特徴を有するものである。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の内の何れか1つに記載の発明において、カバー本体は、平面形状がほぼ三角形状、四角形状または円形状に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項6記載の発明は、請求項1から5の内の何れか1つに記載の発明において、固定手段は、ボルトからなっていることに特徴を有するものである。
請求項7記載の発明は、既設フェンスを支柱を残して解体し、次に、前記既設支柱にカバーを被せ、そして、このようにしてカバーを被せた既設支柱を新設支柱としてフェンスを構築することに特徴を有するものである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、カバーは、結合可能な前面側ピースおよび後面側ピースの2つのピースに分割され、前記各ピースを既設支柱を挟んで結合することによって、カバーを既設支柱に被せることに特徴を有するものである。
この発明によれば、既設フェンスの支柱をそのまま利用し、その外側にカバーを被せることによって、外観は新設支柱と同じになる。この結果、既設支柱の再塗装や建て替えの必要性がなくなるので、既設フェンスの改装が安価に容易且つ短時間に行える。
この発明の改装用支柱カバーの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図、図2は、この発明の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す部分正面図、図3は、この発明の別の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図、図4は、この発明の四角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図、図5は、この発明の別の四角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図、図6は、この発明の円形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図、図7は、この発明の別の円形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。
図1から図3に示すように、この発明の改装用支柱カバーは、断面形状がほぼ三角形状をなす筒状カバー本体1と、カバー本体1をハット形鋼からなる既設支柱21に固定するための固定手段としてのボルト2とからなっている。
カバー本体1は、中央部に溝部3Bが形成された板状の前面側ピース3および山状の後面側ピース4の2つのピースに分割され、両ピース3、4は、雄雌嵌合構造により結合可能になっている。雄雌嵌合構造は、前面側ピース3の両側に形成された、先端部が膨らんだ突条3Aと、後面側ピース4に形成された、突条3Aが嵌まり込む溝4Aとからなっている。前面側ピース3の溝部3Bには、ねじ孔3Cが形成されている。後面側ピース4には、ボルト貫通孔4Bが形成されている。
このように構成されている、この発明の支柱カバーを用いて、例えば、既設ネットフェンスを改装するには、既設支柱21から胴縁22、ネット金網23を取り外し、胴縁22を引っ掛けている爪21Aを押し戻して平らにする(爪21Aは、図8、図9参照)。このようにして既設支柱21のみを残した後、既設支柱21の周りに前面側ピース3と後面側ピース4とを被せ、前面側ピース3の突条3Aを後面側ピース4の溝4A内に押し込んで両ピース3、4を一体化する。そして、ボルト2を、後面側ピース4のボルト貫通孔4Bから既設支柱21にもともと形成されているボルト貫通孔21Bを通して、前面側ピース3の溝部3Bのねじ孔3Cにねじ込む。これによって、既設支柱21の外側にカバー本体1が固定される。
このようにして、既設支柱21の外側にカバー本体1が固定されたら、この支柱を新設支柱として、これにネット金網を従来と同様な方法により固定すれば、既設ネットフェンスの改装が完了する。
この発明によれば、既設支柱をそのまま使用できるので、支柱の構築のためのコンクリートブロックやコンクリートよう壁等の基礎部の構築が不要となる。この結果、既設フェンスの改装のための工費および工期が大幅に削減される。
この発明の支柱カバーは、上述したように、ハット形鋼からなる支柱を備えたネットフェンスの改装以外に、断面角型支柱あるいは円形支柱を備えたメッシュフェンス等の改装にも適用可能である。
図2に示すように、カバーが被せられた改装支柱の上端にキャップ5を被せ、改装支柱の基部に根巻カバー6を取り付ければ、さらに、外観が良くなる。
以上の例は、ボルト2を後面側ピース4側からねじ込む場合であるが、図3に示すように、ボルト2を前面側ピース3側からねじ込んでも良い。この場合には、前面側ピース3の溝部3Bにボルト貫通孔3Dを形成し、後面側ピース4にねじ孔4Cを形成する。
カバー本体1の断面形状は、図4および図5に示すように、四角形状でも良いし、図6および図7に示すように、円形状であっても良い。図4から図7において、図1から図3におけると同一番号は、同一物を示し説明は省略する。
この発明の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 この発明の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す部分正面図である。 この発明の別の三角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 この発明の四角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 この発明の別の四角形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 この発明の円形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 この発明の別の円形状支柱カバーが被せられた支柱を示す断面図である。 ネットフェンスを示す部分正面図である。 ネットフェンスを示す部分側面図である。
符号の説明
1:カバー本体
2:ボルト
3:前面側ピース
3A:突条
3B:溝部
3C:ねじ孔
3D:ボルト貫通孔
4:後面側ピース
4A:溝
4B:ボルト貫通孔
4C:ねじ孔
5:キャップ
6:根巻カバー

Claims (8)

  1. 既設フェンスの改装時に使用される支柱カバーであって、前記既設フェンスの支柱に被せられる筒状カバー本体と、前記カバー本体を前記支柱に固定するための固定手段とを備えていることを特徴とする改装用支柱カバー。
  2. 前記カバー本体は、結合可能な少なくとも2つのピースに分割されていることを特徴とする、請求項1記載の改装用支柱カバー。
  3. 前記カバー本体は、前面側ピースおよび後面側ピースの2つのピースに分割され、前記両ピースは、雄雌嵌合構造により結合可能であることを特徴とする、請求項1記載の改装用支柱カバー。
  4. 前記支柱は、ハット形鋼からなっていることを特徴とする、請求項1から3の内の何れか1つに記載の改装用支柱カバー。
  5. 前記カバー本体は、平面形状がほぼ三角形状、四角形状または円形状に形成されていることを特徴とする、請求項1から4の内の何れか1つに記載の改装用支柱カバー。
  6. 前記固定手段は、ボルトからなっていることを特徴とする、請求項1から5の内の何れか1つに記載の改装用支柱カバー。
  7. 既設フェンスを支柱を残して解体し、次に、前記既設支柱にカバーを被せ、そして、このようにしてカバーを被せた既設支柱を新設支柱としてフェンスを構築することを特徴とする、既設フェンスの改装方法。
  8. 前記カバーは、結合可能な前面側ピースおよび後面側ピースの2つのピースに分割され、前記各ピースを前記既設支柱を挟んで結合することによって、前記カバーを前記既設支柱に被せることを特徴とする、請求項7記載の、既設フェンスの改装方法。
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