JP2006027347A - 乗心地向上装置 - Google Patents

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浩行 濱田
Susumu Ibaraki
晋 茨木
Akihiro Morimoto
明宏 森本
Masakazu Otsuka
雅和 大塚
Takashi Kuwabara
崇 桑原
Seiichi Nakagawa
誠一 中川
Kazumasa Nagashima
一将 長嶋
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Abstract

【課題】 乗員が視覚を働かせなくても乗物に対する乗員の乗心地を向上させることができる乗心地向上装置を提供する。
【解決手段】 乗物酔い防止装置10は、車両の加速度を検出する加速度検出手段11と、車両の経路誘導を行うナビゲーション手段12と、車両の外部環境を撮像する撮像手段13と、車両の挙動を検出する挙動検出手段14と、車両のシートに設けられて振動を発生させる振動発生手段15と、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に基づいて振動発生手段15による振動の発生を制御する制御手段16と、車両のシートに加わる圧力を検出する圧力検出手段17とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗物に対する乗員の乗心地を向上させる乗心地向上装置に関するものである。
従来、乗物に対する乗員の乗心地を向上させる乗心地向上装置として、乗物に対する運転者による右左折、減速及び停止の操作を表示する表示装置を備えることによって乗員の乗物酔いを防止するものが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−154350号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、従来の乗心地向上装置においては、乗物に対する運転者による右左折、減速及び停止の操作を表示する表示装置を乗員が見ていなければ、乗員の乗物酔いを防止することができないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、乗員が視覚を働かせなくても乗物に対する乗員の乗心地を向上させることができる乗心地向上装置を提供することを目的とする。
本発明の乗心地向上装置は、乗物の挙動を検出する挙動検出手段と、振動を発生させる振動発生手段と、前記挙動検出手段によって検出された前記挙動に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御する制御手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、乗物の挙動を振動によって乗員に知らせることができる。したがって、乗員は、視覚を働かせなくても乗物の挙動に対応させて体を動かすことができる。即ち、本発明の乗心地向上装置は、乗員が視覚を働かせなくても乗物に対する乗員の乗心地を向上させることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記乗物の加速度を検出する加速度検出手段を備え、前記挙動検出手段は、前記加速度検出手段の出力に基づいて前記挙動を検出する構成を有している。
この構成により、乗物にかかる加速度に対応させて乗員に挙動を知らせることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記挙動検出手段は、前記乗物の運転者による前記乗物に対する操作状態に基づいて前記挙動を検出する構成を有している。
この構成により、乗物の挙動に先立って乗員に挙動を知らせることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記乗物の経路誘導を行うナビゲーション手段を備え、前記挙動検出手段は、前記ナビゲーション手段の出力に基づいて前記挙動を検出する構成を有している。
この構成により、詳細な道路情報を取得することができ、事前に、かつ適確な挙動を検出でき、乗員に知らせることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記乗物の外部環境を撮像する撮像手段を備え、前記挙動検出手段は、前記撮像手段の出力に基づいて前記挙動を検出する構成を有している。
この構成により、実際に撮影した映像を元に乗物に発生する挙動を検出及び予測できるので、地図データの間違いなどに影響されることなく、より正確に挙動を検出できる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記振動発生手段は、前記振動を発生させる複数の箇所を有し、前記制御手段は、前記振動を発生させる前記箇所を前記挙動に応じて変更する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、振動が発生した箇所によって乗物の挙動を乗員に認識させることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の強度を変更する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、振動の強度によって乗物の挙動を乗員に認識させることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の発生間隔を変更する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、振動の発生間隔によって乗物の挙動を乗員に認識させることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の周波数を変更する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、振動の周波数によって乗物の挙動を乗員に認識させることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記振動発生手段は、前記乗物のシートに設けられた構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、シート以外の場所に振動発生手段が設けられた場合と比較して小型化することができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記シートに加わる圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記制御手段は、前記圧力検出手段によって検出された前記圧力の分布に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、シート上に乗員が偏って座っている場合でも乗物の挙動を正しく乗員に知らせることができる。
また、本発明の乗心地向上装置は、前記挙動検出手段によって検出された過去の前記挙動を記憶する挙動記憶手段を備え、前記制御手段は、前記挙動検出手段によって検出された現在の前記挙動と、前記挙動記憶手段によって記憶された過去の前記挙動とに基づいて未来の前記挙動を予測し、予測した未来の前記挙動に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御する構成を有している。
この構成により、本発明の乗心地向上装置は、運転者の運転上の癖に基づいて乗物の挙動を乗員に知らせることができるので、乗物の挙動をより正しく乗員に知らせることができる。
本発明は、乗員が視覚を働かせなくても乗物に対する乗員の乗心地を向上させることができる乗心地向上装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る乗心地向上装置の構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る乗心地向上装置としての乗物酔い防止装置10は、乗物である車両の加速度を検出する加速度検出手段11と、車両の経路誘導を行うナビゲーション手段12と、車両の外部環境を撮像する撮像手段13と、車両の挙動を検出する挙動検出手段14と、車両のシート20(図2参照。)に設けられて振動を発生させる振動発生手段15と、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に基づいて振動発生手段15による振動の発生を制御する制御手段16と、車両のシート20に加わる圧力を検出する圧力検出手段17とを備えている。
ここで、加速度検出手段11は、例えば、車両の加減速を検出する速度センサ、車両の加速度を検出する加速度センサ、車両の角速度を検出する角速度センサ、車両の揺れ周波数を検出する揺れセンサの少なくとも1つによって構成されており、速度センサによって検出される加減速、加速度センサによって検出される加速度、角速度センサによって検出される角速度、揺れセンサによって検出される揺れ周波数の少なくとも1つによって車両の左右、上下、前後のうち少なくとも1つの加速度を検出するようになっている。そして、挙動検出手段14は、加速度検出手段11の出力に基づいて、車両の右左折、加減速のうち少なくとも1つの挙動を検出するようになっている。
また、ナビゲーション手段12は、一般的なナビゲーション装置によって構成されている。そして、挙動検出手段14は、ナビゲーション手段12の出力に基づいて、車両の右左折、加減速のうち少なくとも1つの挙動を検出するようになっている。なお、挙動検出手段14は、ナビゲーション手段12が車両の経路誘導を行っているときは、ナビゲーション手段12が誘導している経路についての道路情報をナビゲーション手段12から取得するようになっており、また、ナビゲーション手段12が車両の経路誘導を行っていないときは、車両の前方の道路情報をナビゲーション手段12から取得するようになっている。ここで、挙動検出手段14がナビゲーション手段12から取得する道路情報としては、例えば、右左折の角度、道路の曲率、道路の傾斜角度、バンク角度、路面状態、道幅、信号機の有無、右折レーンや左折レーンを走行中であるか等がある。
また、撮像手段13は、カメラによって構成されている。そして、挙動検出手段14は、撮像手段13の出力に基づいて画像処理を行って車両の前方の道路情報を取得し、車両の右左折、加減速のうち少なくとも1つの挙動を検出するようになっている。ここで、挙動検出手段14が画像処理によって取得する道路情報は、挙動検出手段14がナビゲーション手段12から取得する道路情報と同様である。
また、挙動検出手段14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)によって構成されており、車両の運転者による車両に対する操作状態に基づいて挙動を検出するようになっている。即ち、挙動検出手段14は、例えば、運転者によるハンドル操作、アクセル操作、ブレーキ操作、エンジンブレーキ操作、シフトチェンジ操作、ウインカ操作、ハザード操作の少なくとも1つによって、車両の右左折、加減速のうち少なくとも1つの挙動を検出するようになっている。
また、図2に示すように、振動発生手段15は、一般的な振動発生装置によって構成されており、振動を発生させる4つの箇所15a、15b、15c、15dを有している。なお、振動発生手段15は、図2に示すようなシート20の座面部分21以外に設置されていても良い。例えば、振動発生手段15は、図3(a)に示すようにシート20の背もたれ部分22に設置されていても良いし、図3(b)に示すようにシート20の座面部分21と背もたれ部分22とに分けて設置されていても良いし、図3(d)に示すようにシート20のアームレスト部分23にも設置されていても良い。なお、振動を発生させる箇所は、4つに限らず、いくつあってもよい。
また、図1に示す制御手段16は、例えば、CPU、ROM及びRAMによって構成されている。
また、制御手段16は、振動発生手段15の箇所15a、15b、15c、15d(図2参照。)のうち振動を発生させる箇所を、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に応じて変更するようになっている。例えば、制御手段16は、車両が加速するときに振動発生手段15に箇所15aを振動させ、車両が減速するときに振動発生手段15に箇所15bを振動させ、車両が左方向に進行するときに振動発生手段15に箇所15cを振動させ、車両が右方向に進行するときに振動発生手段15に箇所15dを振動させるようになっている。もちろん、車両の挙動と、振動を発生させる箇所との関係は、これらに限らない。例えば、制御手段16は、車両が減速するときに振動発生手段15に箇所15aを振動させ、車両が加速するときに振動発生手段15に箇所15bを振動させるようになっていても良い。
また、制御手段16は、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に応じて、振動発生手段15に発生させる振動の強度を変更するようになっている。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の強度を強くするようになっている。もちろん、車両の挙動と、振動の強度との関係は、これに限らない。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の強度を弱くするようになっていても良い。
また、制御手段16は、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に応じて、振動発生手段15に発生させる振動の発生間隔を変更するようになっている。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の発生間隔を短くするようになっている。もちろん、車両の挙動と、振動の発生間隔との関係は、これに限らない。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の発生間隔を長くするようになっていても良い。また、振動の発生回数を変更する様にして、加減速や右左折の程度が弱い時には1回、急になるほど回数を多くし、最大時には連続した振動とする様にしてもよい。
また、制御手段16は、挙動検出手段14によって検出された車両の挙動に応じて、振動発生手段15に発生させる振動の周波数を変更するようになっている。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の周波数を高くするようになっている。もちろん、車両の挙動と、振動の周波数との関係は、これに限らない。例えば、制御手段16は、車両の加減速や右左折の程度が急であるほど、振動の周波数を低くするようになっていても良い。なお、制御手段16は、あるしきい値以下の加減速や右左折の程度のときには、振動を発生しない様になっていても良い。
また、制御手段16は、圧力検出手段17によって検出された圧力の分布に基づいて、振動発生手段15による振動の発生を制御するようになっている。
また、圧力検出手段17は、例えば、圧力センサによって構成されている。
次に、乗物酔い防止装置10の動作について説明する。
図4に示すように、乗物酔い防止装置10は、挙動検出手段14によって車両の現在の挙動を検出する(S31)。
例えば、挙動検出手段14は、加速度検出手段11が出力する車両の左右方向の加速度や、車両のハンドルの舵角や、ナビゲーション手段12が出力する車両の前方の道路の形状等に基づいて車両の右左折の程度を検出する。また、挙動検出手段14は、撮像手段13が出力する車両の前方の画像に基づいて車両の前方の道路の形状を算出し、算出した車両の前方の道路の形状に基づいて今後の右左折の程度を検出しても良い。
また、挙動検出手段14は、加速度検出手段11が出力する車両の前後方向の加速度や、車両のアクセルの開度及びブレーキや、ナビゲーション手段12や車両から出力される車速情報等に基づいて車両の加減速の程度を検出する。また、挙動検出手段14は、撮像手段13が現在出力する車両の前方の画像と、撮像手段13が過去に出力した車両の前方の画像とに基づいて車両の現在の速度を算出し、算出した車両の現在の速度に基づいて車両の加減速の程度を検出しても良い。
乗物酔い防止装置10は、S31の処理後、シート20に加わる圧力の分布を圧力検出手段17によって検出し(S32)、検出した圧力の分布に基づいてシート20上の乗員の姿勢の偏りを制御手段16によって判定する(S33)。
そして、乗物酔い防止装置10は、S31において検出した車両の現在の挙動と、S33において判定した乗員の姿勢の偏りとに応じて振動の発生箇所、強度、発生間隔、周波数を制御手段16によって決定し(S34)、決定した発生箇所、強度、発生間隔、周波数に従った振動を振動発生手段15によって発生させる(S35)。
以上に説明したように、乗物酔い防止装置10は、車両の挙動を振動によって乗員に知らせることができる。したがって、乗員は、視覚を働かせなくても車両の挙動に対応させて体を動かすことができる。即ち、乗物酔い防止装置10は、乗員が視覚を働かせなくても車両に対する乗員の乗心地を向上させることができる。
また、乗物酔い防止装置10は、乗員が視覚を働かせなくても車両に対する乗員の乗心地を向上させることができるので、TV(Television)やDVD(Digital Versatile Disc)等のコンテンツを乗員に視聴させながら車両に対する乗員の乗心地を向上させることができる。
また、乗物酔い防止装置10は、振動が発生した箇所、振動の強度、振動の発生間隔、振動の周波数によって車両の挙動を乗員に認識させることができる。なお、乗物酔い防止装置10は、振動の発生箇所、強度、発生間隔、周波数、回数の全てを制御するようになっているが、振動の発生箇所、強度、発生間隔、周波数、回数のうち一部だけを制御するようになっていても良い。
また、乗物酔い防止装置10は、シート20に振動発生手段15が設けられているので、シート20以外の場所に振動発生手段15が設けられた場合と比較して小型化することができる。なお、振動発生手段15は、シート20以外の場所に設置されていても良い。
また、乗物酔い防止装置10は、シート20上の乗員の姿勢の偏りに応じて振動の発生箇所、強度、発生間隔、周波数、回数を決定するので、シート20上に乗員が偏って座っている場合でも車両の挙動を正しく乗員に知らせることができる。なお、乗物酔い防止装置10は、シート20上の乗員の姿勢の偏りに応じて動作しないようになっていても良い。
なお、乗物酔い防止装置10は、加速度検出手段11の出力や、ナビゲーション手段12の出力等、複数種類の情報に基づいて車両の挙動を検出するようになっているが、車両の挙動を検出することができれば、何れか1種類の情報だけに基づいて車両の挙動を検出するようになっていても良い。
(第2の実施の形態)
まず、第2の実施の形態に係る乗心地向上装置の構成について説明する。
なお、本実施の形態に係る乗心地向上装置の構成のうち、第1の実施の形態に係る乗物酔い防止装置10(図1参照。)の構成と同様な構成については、乗物酔い防止装置10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態に係る乗心地向上装置としての乗物酔い防止装置50は、挙動検出手段14によって検出された車両の過去の挙動を記憶する挙動記憶手段51を乗物酔い防止装置10が備えた構成と同様である。
ここで、制御手段16は、挙動検出手段14によって検出された車両の現在の挙動と、挙動記憶手段51によって記憶された車両の過去の挙動とに基づいて車両の未来の挙動を予測し、予測した車両の未来の挙動に基づいて振動発生手段15による振動の発生を制御するようになっている。
なお、挙動記憶手段51は、例えば、フラッシュメモリーやハードディスク、RAM等によって構成されている。
次に、乗物酔い防止装置50の動作について説明する。
図6に示すように、乗物酔い防止装置50は、乗物酔い防止装置10と同様に車両の現在の挙動を挙動検出手段14によって検出し(S61)、検出した車両の現在の挙動と、現在時刻とを関連付けて挙動記憶手段51に保存する(S62)。
次いで、乗物酔い防止装置50は、挙動記憶手段51から車両の過去の挙動を制御手段16によって読み出し(S63)、S61において検出された車両の現在の挙動と、S63において読み出された車両の過去の挙動とに基づいて車両の未来の挙動を制御手段16によって予測する(S64)。例えば、右折時に一度左方向に小さくハンドルを切ってから右折するくせを運転者が持っている場合、過去に記憶したその操作パターンの挙動と同じパターンの挙動が検出された時には、左方向に小さくハンドルを切った時点でこれから右折すると予測することができる。
次いで、乗物酔い防止装置50は、乗物酔い防止装置10と同様に、シート20に加わる圧力の分布を圧力検出手段17によって検出し(S65)、検出した圧力の分布に基づいてシート20上の乗員の姿勢の偏りを制御手段16によって判定する(S66)。
そして、乗物酔い防止装置50は、S64において予測した車両の未来の挙動と、S66において判定した乗員の姿勢の偏りとに応じて振動の発生箇所、強度、発生間隔、周波数、回数を制御手段16によって決定し(S67)、決定した発生箇所、強度、発生間隔、周波数、回数に従った振動を振動発生手段15によって発生させる(S68)。なお、シート20上の乗員の姿勢の偏りに応じて動作しない様になっていてもよい。
以上に説明したように、乗物酔い防止装置50は、車両の現在の挙動だけではなく車両の過去の挙動にも基づいて振動発生手段15による振動の発生を制御するので、運転者の運転上の癖に基づいて車両の挙動を乗員に知らせることができ、車両の挙動をより正しく乗員に知らせることができる。
以上のように、本発明に係る乗心地向上装置は、乗員が視覚を働かせなくても乗物に対する乗員の乗心地を向上させることができるという効果を有し、乗員の乗物酔いを防止する乗物酔い防止装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における乗物酔い防止装置のブロック図 図1に示す乗物酔い防止装置の振動発生手段が設置されたシートの斜視図 (a)図2に示す例とは異なる例でのシートの斜視図 (b)図2及び図3(a)に示す例とは異なる例でのシートの斜視図 (c)図2、図3(a)及び図3(b)に示す例とは異なる例でのシートの斜視図 図1に示す乗物酔い防止装置の動作のフローチャート 本発明の第2の実施の形態における乗物酔い防止装置のブロック図 図5に示す乗物酔い防止装置の動作のフローチャート
符号の説明
10 乗物酔い防止装置(乗心地向上装置)
11 加速度検出手段
12 ナビゲーション手段
13 撮像手段
14 挙動検出手段
15 振動発生手段
15a、15b、15c、15d 箇所
16 制御手段
17 圧力検出手段
20 シート
50 乗物酔い防止装置(乗心地向上装置)
51 挙動記憶手段

Claims (12)

  1. 乗物の挙動を検出する挙動検出手段と、振動を発生させる振動発生手段と、前記挙動検出手段によって検出された前記挙動に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする乗心地向上装置。
  2. 前記乗物の加速度を検出する加速度検出手段を備え、
    前記挙動検出手段は、前記加速度検出手段の出力に基づいて前記挙動を検出することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  3. 前記挙動検出手段は、前記乗物の運転者による前記乗物に対する操作状態に基づいて前記挙動を検出することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  4. 前記乗物の経路誘導を行うナビゲーション手段を備え、
    前記挙動検出手段は、前記ナビゲーション手段の出力に基づいて前記挙動を検出することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  5. 前記乗物の外部環境を撮像する撮像手段を備え、
    前記挙動検出手段は、前記撮像手段の出力に基づいて前記挙動を検出することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  6. 前記振動発生手段は、前記振動を発生させる複数の箇所を有し、
    前記制御手段は、前記振動を発生させる前記箇所を前記挙動に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  7. 前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の強度を変更することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  8. 前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の発生間隔を変更することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  9. 前記制御手段は、前記挙動に応じて前記振動の周波数を変更することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  10. 前記振動発生手段は、前記乗物のシートに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
  11. 前記シートに加わる圧力を検出する圧力検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記圧力検出手段によって検出された前記圧力の分布に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御することを特徴とする請求項10に記載の乗心地向上装置。
  12. 前記挙動検出手段によって検出された過去の前記挙動を記憶する挙動記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記挙動検出手段によって検出された現在の前記挙動と、前記挙動記憶手段によって記憶された過去の前記挙動とに基づいて未来の前記挙動を予測し、予測した未来の前記挙動に基づいて前記振動発生手段による前記振動の発生を制御することを特徴とする請求項1に記載の乗心地向上装置。
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