JP2006027053A - インキ溢出防止装置、インキ供給装置及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 版胴68の内周面に対向して配設され版胴68にインキ15を供給するローラ16と、ローラ16に対向して配設されたローラ18とによって形成されたインキ溜り17から、インキ15が溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置19、このインキ溢出装置19を備えたインキ供給装置及びこれらを備えた印刷装置。
【選択図】図2
Description
インキローラ16は、その回転中心をなすインキローラ軸21を有しており、インキローラ軸21はその両端部をインキローラ側板対に回転自在に支持されている。ドクタローラ18もインキローラ16と同様にしてインキローラ側板対に回転自在に支持されている。
インキ15が消費されインキ溜り17のインキ量がインキセンサによって低減したことが検知されると、インキパック内のインキがインキポンプにより吸引され、ドラム軸25に形成された複数の孔から、インキ溜り17に供給される。
インキ溢出防止装置19は、インキローラ16、ドクタローラ18のそれぞれに対向して配設され、インキローラ16、ドクタローラ18の周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材26、28と、溢出防止部材としてのインキローラブレードであるブレード26、ドクタローラブレードであるブレード28をそれぞれ、インキローラ16、ドクタローラ18に対して接離させる接離手段22とを有している。
第1の接離手段38は、ブレード26をインキローラ16から離間させる向きに付勢する付勢手段としてのスプリングであるばね23と、ブレード26の、インキローラ16に対向した側と反対側の端部に当接又は離間する偏心カム27と、偏心カム27に係合するギヤ31と、ギヤ31に噛み合う歯車33と、歯車33を回転駆動する駆動源としてのステッピングモータであるモータ34と、歯車33と一体の突起35と、突起35を検知するセンサ36と、センサ36による突起35の検知を監視しながらモータ34の回転を制御する図示しないCPU、メモリ等を有する制御手段とを有している。
モータ34が回転すると、この回転が歯車33、ギヤ31、32を経て偏心カム27、29に伝達され、偏心カム27、29が回転すると、ブレード26、28をそれぞれ、ばね23、24の付勢力に抗して、インキローラ16、ドクタローラ18に押し付けるようになっている。ブレード26のインキローラ16に対する接離のタイミングと、ブレード28のドクタローラ18に対する接離のタイミングは同時となるように構成されている。
マスタロール70aは、ロール芯37のみを図示する図示しないホルダ手段により、ロール芯37を中心に回転可能に支持されている。
排版装置76は、版胴68からマスタ70を剥ぎ取って搬送するマスタ剥離装置53と、マスタ剥離装置53によって版胴68から剥ぎ取られ搬送されてきた使用済みのマスタ70を収納する排版ボックス54とを有している。
排紙台85は、印刷部69で印刷後の印刷用紙Pが排出され、この印刷用紙Pを積層保持するものである。
原稿がイメージスキャナ61で読み取られ、読み取った画像情報に応じて製版装置71にてマスタ70への製版が行われる。
このような孔版印刷装置100の動作時において、インキ溜り17のインキ15は、インキローラ16とドクタローラ18とによって攪拌されるが、印刷面積が少ないなど、インキ溜り17のインキ消費量が少なく、インキ15中の水分が蒸発してインキ15の粘性が低下し、図2において一点鎖線で示すようにインキローラ16やドクタローラ18の周面を伝って周面よりインキ15が溢れ出そうとしても、ブレード26、28がこれを防止し、インキ漏れ等の不具合を生じることはない。
また、本発明を適用する印刷装置は、孔版印刷装置に限るものではなく、このように、本発明の適用は、上述の説明において特に限定を行っていない限り、以上説明した形態に限られるものではない。
16 第1のローラ
17 インキ溜り
18 第2のローラ
19 インキ溢出防止装置
22 接離手段
26 溢出防止部材
28 溢出防止部材
34 駆動源
38 接離手段
39 接離手段
68 版胴
70 マスタ
100 印刷装置
Claims (10)
- 版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設された第2のローラとによって形成されたインキ溜りから、インキが溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置。
- 請求項1記載のインキ溢出防止装置において、第1のローラ及び/又は第2のローラに対向して配設され当該ローラの周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材を有することを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項2記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラに最も近接する位置を、当該ローラの最上位置と、この最上位置に対し他方のローラと反対側において90度の角度をなす位置との間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材を当該ローラに対して接離させる接離手段を有することを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項5記載のインキ溢出防止装置において、前記接離手段が、版胴の回転停止時に、前記溢出防止部材を当該ローラに当接させることを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項5または6記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラから離間した状態における、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 請求項5ないし7の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置であって、前記溢出防止部材を第1のローラと第2のローラとのそれぞれに有するインキ溢出防止装置において、各溢出防止部材に対応する各接離手段の少なくとも駆動源を共通化したことを特徴とするインキ溢出防止装置。
- 版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設され第1のローラとの間でインキ溜りを形成する第2のローラと、前記インキ溜まりからインキが溢れ出ることを防止する請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置とを有するインキ供給装置。
- 請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置、または、請求項9記載のインキ供給装置を有する印刷装置。
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JPH0789206A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-04 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
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