JP2006027053A - インキ溢出防止装置、インキ供給装置及び印刷装置 - Google Patents

インキ溢出防止装置、インキ供給装置及び印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷装置に備えられ版胴の内周面にインキを供給するインキ供給装置において形成されるインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止するインキ溢出防止装置、このインキ溢出装置を備えたかかるインキ供給装置及びこれらを備え版胴の内周面から滲み出るインキによって印刷を行う印刷装置の提供。
【解決手段】 版胴68の内周面に対向して配設され版胴68にインキ15を供給するローラ16と、ローラ16に対向して配設されたローラ18とによって形成されたインキ溜り17から、インキ15が溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置19、このインキ溢出装置19を備えたインキ供給装置及びこれらを備えた印刷装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置に備えられ版胴の内周面にインキを供給するインキ供給装置において形成されるインキ溜りからインキが溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置、このインキ溢出装置を備えたかかるインキ供給装置及びこれらを備え版胴の内周面から滲み出るインキによって印刷を行う印刷装置に関する。
従来より、多数枚の印刷等を目的として印刷装置が用いられている。印刷装置として、例えば〔特許文献1〕ないし〔特許文献3〕に記載されているように、版胴を備え、版胴の内周面から滲み出るインキによって印刷を行う孔版印刷装置が知られている。このような印刷装置は、版胴の内周面にインキを供給するインキ供給装置を有している。
かかるインキ供給装置としては、版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給するインキローラと、インキローラに対向して配設されインキローラとの間でインキ溜りを形成するドクタローラとを有するものが知られている。このようなタイプのインキ供給装置は、インキローラとドクタローラとによりインキ溜りのインキを混練して版胴に供給するようになっている。
特開平11−20290号公報 特開2001−239737号公報 特開平7−89206号公報
しかし、印刷面積が少ないなど、用紙に供給するインキ量が少ない場合には、インキ溜りのインキ消費量が少なく、インキ溜りのインキがインキローラとドクタローラとによって連続的に攪拌されることとなり、インキ中の水分が蒸発してインキの粘性が低下することがある。インキの粘性が低いと、図3に示すように、インキローラ91やドクタローラ92の周面を伝って、周面よりインキ93が溢れ出て版胴94の内面にインキが流出し、版胴94の内面にインキ93が溜ってしまい、インキ漏れ等の不具合を起こすことがあった。また、かかるインキの流出が生じると、インキ溜りのインキ量が減少するため、これを補うべくインキ溜りへのインキの供給が行われることから、かかるインキの流出が連続して生じてしまうという不具合があった。
なお、〔特許文献2〕に記載の技術は、インキローラとドクタローラとの間からのインキ漏れを防止するものであって、インキローラやドクタローラの周面からインキが溢れ出ることによって生じるかかる不具合を防止する技術を開示したものではなく、かかる不具合を防止するものとなっていない。また、〔特許文献3〕に記載の技術は、ジャム処理時等におけるインキ漏れを防止するものであって、ジャム処理時等の特別の場合にインキ溜りを遮蔽するようになっており、やはりかかる不具合を防止するものとなっていない。
本発明は、印刷装置に備えられ版胴の内周面にインキを供給するインキ供給装置において形成されるインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止するインキ溢出防止装置、このインキ溢出装置を備えたかかるインキ供給装置及びこれらを備え版胴の内周面から滲み出るインキによって印刷を行う印刷装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設された第2のローラとによって形成されたインキ溜りから、インキが溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置にある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインキ溢出防止装置において、第1のローラ及び/又は第2のローラに対向して配設され当該ローラの周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラに最も近接する位置を、当該ローラの最上位置と、この最上位置に対し他方のローラと反対側において90度の角度をなす位置との間としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材を当該ローラに対して接離させる接離手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のインキ溢出防止装置において、前記接離手段が、版胴の回転停止時に、前記溢出防止部材を当該ローラに当接させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラから離間した状態における、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5ないし7の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置であって、前記溢出防止部材を第1のローラと第2のローラとのそれぞれに有するインキ溢出防止装置において、各溢出防止部材に対応する各接離手段の少なくとも駆動源を共通化したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設され第1のローラとの間でインキ溜りを形成する第2のローラと、前記インキ溜まりからインキが溢れ出ることを防止する請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置とを有するインキ供給装置にある。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置、または、請求項9記載のインキ供給装置を有する印刷装置にある。
本発明は、版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設された第2のローラとによって形成されたインキ溜りから、第1のローラ及び第2のローラからインキが溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置にあるので、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
第1のローラ及び/又は第2のローラに対向して配設され当該ローラの周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材を有することとすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
溢出防止部材が当該ローラに最も近接する位置を、当該ローラの最上位置と、この最上位置に対し他方のローラと反対側において90度の角度をなす位置との間としたこととすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキをより確実に堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に良好に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたこととすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるとともに、溢出防止部材を配設しても当該ローラの回転に影響を与えることがなく、版胴へのインキの良好な供給を確保することに寄与できるインキ溢出防止装置を提供することができる。
溢出防止部材を当該ローラに対して接離させる接離手段を有することとすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるとともに、溢出防止部材を当該ローラに対して適当なタイミングで接離させることにより、溢出防止部材を配設しても当該ローラの回転に影響を与えることを防止でき、版胴へのインキの良好な供給を確保することに寄与することが可能であり、かつ、インキ溜りからインキが溢れ出ることを良好に防止することが可能なインキ溢出防止装置を提供することができる。
接離手段が、版胴の回転停止時に、溢出防止部材を当該ローラに当接させることとすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるとともに、溢出防止部材を当該ローラに対して版胴の回転停止時に当接させることにより、溢出防止部材を配設しても当該ローラの回転に影響を与えることを確実に防止でき、版胴へのインキの良好な供給を確保することに寄与でき、かつ、インキ溜りからインキが溢れ出ることを良好に防止することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
溢出防止部材が当該ローラから離間した状態における、溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたこととすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるとともに、溢出防止部材を当該ローラに対して適当なタイミングで接離させることにより、溢出防止部材を配設しても当該ローラの回転に影響を与えることを防止でき、版胴へのインキの良好な供給を確保することに寄与することが可能であり、かつ、インキ溜りからインキが溢れ出ることを良好に防止することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
溢出防止部材を第1のローラと第2のローラとのそれぞれに有するインキ溢出防止装置において、各溢出防止部材に対応する各接離手段の少なくとも駆動源を共通化したこととすれば、溢出防止部材によってインキ溜りから溢れ出るインキを堰き止めることで、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることを常に防止することができ、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができるとともに、溢出防止部材を当該ローラに対して適当なタイミングで接離させることにより、溢出防止部材を配設しても当該ローラの回転に影響を与えることを防止でき、版胴へのインキの良好な供給を確保することに寄与することが可能であり、かつ、インキ溜りからインキが溢れ出ることを良好に防止することが可能であり、さらには、第1のローラと第2のローラとのそれぞれに対応して接離手段を設けても、部品点数の増加、大型化、コストを抑制することができるインキ溢出防止装置を提供することができる。
本発明は、版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設され第1のローラとの間でインキ溜りを形成する第2のローラと、前記インキ溜まりからインキが溢れ出ることを防止する請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置とを有するインキ供給装置にあるので、上述の各効果を奏するインキ溢出防止装置を有し、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることが常に防止され、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことを防止でき、インキ漏れ等の不具合を起こすことを防止することができ、良好な画像形成に寄与できるインキ供給装置を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置、または、請求項9記載のインキ供給装置を有する印刷装置にあるので、上述の各効果を奏するインキ溢出防止装置又は上述の効果を奏するインキ供給装置を有し、第1のローラや第2のローラの周面を伝ってインキ溜りからインキが溢れ出ることが常に防止され、版胴の内面にインキが流出して版胴の内面にインキが溜ってしまうことが防止され、インキ漏れ等の不具合を起こすことが防止され、良好な画像形成を行うことができる印刷装置を提供することができる。
図1に、本発明を適用した印刷装置としての感熱デジタル製版一体型の孔版印刷装置の概略を示す。この孔版印刷装置100は、装置本体67の上部に、原稿画像を読取るための原稿読み取り部としてのイメージスキャナ61を備えている。このイメージスキャナ61は、コンタクトガラス62上にセットされた原稿を照明するためのランプ63や複数のミラー64、結像レンズ65及び1次元アレイ状のCCD66等により構成されている。
孔版印刷装置100は、イメージスキャナ61の下部に、回転自在に支持された版胴68を中心とする印刷部69と、感熱孔版原紙からなるマスタ70をロール状としたマスタロール70aと、マスタロール70aから引き出されたマスタ70を穿孔し製版済みのマスタ70を版胴68に供給する製版部としての製版装置71とを備えている。
孔版印刷装置100はまた、版胴68の外周に、給紙される用紙としての印刷用紙Pを版胴68に押圧するためのプレスローラ20と、版胴68から印刷用紙Pを剥離する進退自在な剥離爪75と、印刷工程の前に版胴68に巻き付けられた使用済みのマスタ70を剥離する排版装置76とを備えている。
孔版印刷装置100はまた、印刷部69に向けて印刷用紙Pを供給する給紙装置52と、剥離爪75によって版胴68から剥離された印刷用紙Pを搬送する用紙搬送装置84と、用紙搬送装置84によって搬送されてきた印刷済みの印刷用紙Pを積載する排紙トレイとしての排紙台85と、主に版胴68の内部に位置するインキ供給装置10と、版胴駆動手段である駆動モータとしてのメインモータ11と、図示しない操作パネルとを備えている。
版胴68は、その外周の一部に配設された、製版済みのマスタ70の端部を把持するクランプ装置73と、図示しない開口部と非開口部とを備えた図示しない多孔性支持円筒体と、この多孔性支持円筒体の外周を覆う樹脂あるいは金属網体である図示しない複数層のメッシュスクリーンとを有している。開口部は、インキ供給機構によって供給されるインキを透過させるための小さな孔が多数形成された部分であり、透過したインキが、メッシュスクリーンから滲み出るように構成されている。
版胴68は、版胴68の各端面に対応して配設された図示しないドラムフランジに固着されている。各ドラムフランジは、インキパイプとしてのドラム軸25に回転自在に支持されている。ドラム軸25は、装置本体67の図示しない本体側板に支持されている。よって、版胴68は、ドラムフランジを介して、ドラム軸25により回転自在に支持されている。
版胴68は、ドラムフランジに固定された、ドラム軸25を回転中心とするギヤ12と一体化されている。メインモータ11は、ステッピングモータであって、本体側板に固定されており、ギヤ12と噛み合うギヤ13を有している。よって版胴68はメインモータ11により回転駆動されるようになっている。版胴68は図1において時計回り方向に回転駆動される。
クランプ装置73は、版胴68の母線の1つに沿って配設された、磁性体で構成されたステージ14と、ステージ14に対して開閉する、マグネット等が貼着されたクランパ42と、ステージ14と平行に、図1における紙面垂直方向に配設され、クランパ42の回転中心をなす、本体側板に回転自在に支持されたクランパ軸43と、クランパ42を、所定位置において、ステージ14に対して開閉させる、図示しない開閉装置とを有している。
インキ供給装置10は、版胴68の内周面に対向して配設され版胴78にインキ15を供給する第1のローラとしてのインキローラ16と、インキローラ16に対向しインキローラ16に僅かに隙間を設けて配設されインキローラ16との間で楔状空間を形成しこの楔状空間にインキ溜り17を形成する第2のローラとしてのドクタローラ18と、インキ溜り17にインキ15を滴下して供給するドラム軸25と、図2に示す、インキ溜り17からインキ15が溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置19とを有している。
インキ供給装置10はまた、図示を省略するが、ドラム軸25の一端に接続された、版胴68の外部に位置するインキパックと、インキパック内のインキをドラム軸25に向けて供給する、版胴68の外部に位置するインキポンプと、インキ溜り17のインキ量を検知するインキセンサと、メインモータ11の駆動力をインキローラ16及びドクタローラ18に伝達し、インキローラ16及びドクタローラ18を版胴68と同期して版胴68と同じ方向に回転駆動する、ギヤ、ベルト等によって構成された駆動力伝達機構とを有している。
ドラム軸25は、その軸方向にそれぞれ図示しない供給穴としての複数の孔が形成されており、インキ供給パイプの機能を有している。ドラム軸25は、インキローラ側板対を、その両端部に固設されている。
インキローラ16は、その回転中心をなすインキローラ軸21を有しており、インキローラ軸21はその両端部をインキローラ側板対に回転自在に支持されている。ドクタローラ18もインキローラ16と同様にしてインキローラ側板対に回転自在に支持されている。
よって、インキローラ16とドクタローラ18とが回転することでインキ溜り17のインキ15を混練して伸ばし、インキ溜り17のインキ15が、インキローラ16とドクタローラ18との間からインキローラ16の外表面を経て、版胴68の内周面に供給されるようになっている。
版胴68の内周面に供給されたインキ15は、多孔性支持円筒体、複数層のメッシュスクリーンを介して版胴68の外周面に滲み出る。
インキ15が消費されインキ溜り17のインキ量がインキセンサによって低減したことが検知されると、インキパック内のインキがインキポンプにより吸引され、ドラム軸25に形成された複数の孔から、インキ溜り17に供給される。
ところが、すでに述べたように、印刷面積が少ないなど、インキ溜り17のインキ消費量が少ないときは、インキ溜り17のインキ15がインキローラ16とドクタローラ18とによって連続的に攪拌されることとなり、インキ15中の水分が蒸発してインキ15の粘性が低下することがある。
インキ15の粘性が低いと、インキローラ16やドクタローラ18の周面を伝って、周面よりインキ15が溢れ出て版胴68の内周面にインキ15が流出し、版胴68の内周面にインキ15が溜ってしまい、インキ漏れ等の不具合を起こすことにもなりかねない。また、かかるインキ15の流出が生じ、インキ溜り17のインキ量が減少すると、これを補うべくインキ溜り17へのインキの供給が行われることから、かかるインキ15の流出が連続して生じてしまうことにもなりかねない。
そこで、インキ供給装置10は、図2に示す、インキ溜り17からインキ15が溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置19を有している。
インキ溢出防止装置19は、インキローラ16、ドクタローラ18のそれぞれに対向して配設され、インキローラ16、ドクタローラ18の周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材26、28と、溢出防止部材としてのインキローラブレードであるブレード26、ドクタローラブレードであるブレード28をそれぞれ、インキローラ16、ドクタローラ18に対して接離させる接離手段22とを有している。
ブレード26は、インキローラ16に最も近接する位置が、インキローラ16の最上位置と、この最上位置に対し他方のローラすなわちドクタローラ18と反対側において90度の角度をなす位置との間に配設されている。具体的には、インキローラ16の最上位置から、ドクタローラ18と反対側にほぼ45度の角度をなす位置に近接し対向するように配設されている。
ブレード28は、ドクタローラ18に最も近接する位置が、ドクタローラ18の最上位置と、この最上位置に対し他方のローラすなわちインキローラ16と反対側において90度の角度をなす位置との間に配設されている。具体的には、ドクタローラ18の最上位置から、インキローラ16と反対側にほぼ45度の角度をなす位置に近接し対向するように配設されている。
ブレード26、28はそれぞれ、両端部をインキローラ側板対に支持されている。インキローラ側板対は、ブレード26、28それぞれの両端部を受け入れる長孔を有している。この長孔は、ブレード26、28がそれぞれインキローラ16、ドクタローラ18に接離することができるよう、ブレード26、28それぞれの両端部の摺動を許容する態様でブレード26、28それぞれを支持するものである。
接離手段22は、ブレード26をインキローラ16に接離させる第1の接離手段38と、ブレード28をドクタローラ18に接離させる第2の接離手段39とを有している。
第1の接離手段38は、ブレード26をインキローラ16から離間させる向きに付勢する付勢手段としてのスプリングであるばね23と、ブレード26の、インキローラ16に対向した側と反対側の端部に当接又は離間する偏心カム27と、偏心カム27に係合するギヤ31と、ギヤ31に噛み合う歯車33と、歯車33を回転駆動する駆動源としてのステッピングモータであるモータ34と、歯車33と一体の突起35と、突起35を検知するセンサ36と、センサ36による突起35の検知を監視しながらモータ34の回転を制御する図示しないCPU、メモリ等を有する制御手段とを有している。
第2の接離手段39は、ブレード28をドクタローラ18から離間させる向きに付勢する付勢手段としてのスプリングであるばね24と、ブレード28の、ドクタローラ18に対向した側と反対側の端部に当接又は離間する偏心カム29と、偏心カム29に係合するギヤ32と、ギヤ32に噛み合う歯車33と、モータ34と、突起35と、センサ36と、制御手段とを有している。
このように、接離手段22においては、歯車33と、モータ34と、突起35と、センサ36と、制御手段とが、第1、第2の接離手段38、39に共通化されており、部品点数の増加、大型化、コストの抑制に寄与している。制御手段は、モータ34など、接離手段22及びこれを含むインキ供給装置10の各部の制御を行うほか、メインモータ11、プレスローラ20、製版装置71、排版装置76、給紙装置52、剥離爪75、用紙搬送装置84、操作パネル等の孔版印刷装置100の他の部分の制御も行うようになっている。
ギヤ31は、偏心カム27及びギヤ33に常に係合するように、偏心カム27及びギヤ33に向けて付勢されている。ギヤ32は、偏心カム29及びギヤ33に常に係合するように、偏心カム29及びギヤ33に向けて付勢されている。
モータ34が回転すると、この回転が歯車33、ギヤ31、32を経て偏心カム27、29に伝達され、偏心カム27、29が回転すると、ブレード26、28をそれぞれ、ばね23、24の付勢力に抗して、インキローラ16、ドクタローラ18に押し付けるようになっている。ブレード26のインキローラ16に対する接離のタイミングと、ブレード28のドクタローラ18に対する接離のタイミングは同時となるように構成されている。
歯車33の回転時に突起35がセンサ36によって検知されることで、歯車33が、その位相に関するホーム位置を占めたことが検出される。歯車33がホーム位置を占めるとき、ブレード26、28はそれぞれ、インキローラ16、ドクタローラ18から離間した位置を占める。
モータ34へのステップ数によって、ブレード26、28それぞれの、インキローラ16、ドクタローラ18への接離が制御される。接離手段22は、版胴68の回転時に、ブレード26、28それぞれをインキローラ16、ドクタローラ18から離間させ、インキローラ16、ドクタローラ18の回転が滑らかに行われるようにするとともに、版胴68の回転停止時に、ブレード26、28それぞれをインキローラ16、ドクタローラ18へ当接させて押し付け、インキ15が流出することを確実に防止する。
ブレード26、28がそれぞれインキローラ16、ドクタローラ18から離間した位置を占めたとき、ブレード26とインキローラ16との間隔、および、ブレード28とドクタローラ18との間隔は、0.5〜3mmの間、本形態においては1mmとされる。この間隔は、インキ15の粘性等を考慮して決定されるものであり、ブレード26、28がそれぞれインキローラ16、ドクタローラ18から確実に離間した位置を占めることができ、なおかつかかる間隙からインキ15が流出せず溢れ出ることがなく、インキを確実に堰き止めることができる大きさとされる。
なお、インキ溢出防止装置19は、接離手段22を有さず、ブレード26、28を固定し、且つ、上述のように、インキローラ16、ドクタローラ18の回転が滑らかに行われることと、インキ15が流出せず溢れ出ることがなく、インキを確実に堰き止めることとを考慮して、ブレード26とインキローラ16との間隔、および、ブレード28とドクタローラ18との間隔を、0.5〜3mmの間とすることができる。
図1に示すように、プレスローラ20は、版胴68の下方に位置している。プレスローラ20は、芯金と、円筒形状に成形され芯金の周囲に装着された弾性体としてのニトリルゴムまたはクロロプレンゴムとを有している。プレスローラ20は、図示しないアームで回転自在に支持され、アームによって版胴68に接離される。プレスローラ20をアームによって版胴68へ接離させる駆動系は、版胴68の駆動系に連結されており、版胴68の回転に同期してプレスローラ20を版胴68に接離するようになっている。
プレスローラ20は、版胴68との対向部であるニップ部Nにおいて、印刷用紙Pを版胴68に巻装されたマスタ70に押し付け、マスタ70から滲み出てくるインキを印刷用紙Pに付着させて印刷を行うものである。プレスローラ20、アーム、駆動系により、印刷用紙Pを版胴68に巻装されたマスタ70に押圧する押圧手段が形成されている。
マスタ70は、厚みがおよそ1〜3μmの熱可塑性樹脂フィルムに、多孔質支持体の和紙繊維、合成繊維又は和紙繊維と合成繊維を混抄したものを張り合わせたラミネート構造をなしている。
マスタロール70aは、ロール芯37のみを図示する図示しないホルダ手段により、ロール芯37を中心に回転可能に支持されている。
製版装置71は、マスタロール70aからマスタ70を引き出すプラテンローラ77と、プラテンローラ77に対向配置された製版ヘッドとしてのサーマルヘッド78と、サーマルヘッド78によって穿孔され作成された製版済みのマスタ70を版胴68に向けて搬送するローラ対79とを有している。
製版装置71はまた、製版済みのマスタ70を所定長さに切断するカッタ80と、製版済みのマスタ70を版胴68に向けて案内するガイド板74と、プラテンローラ77を図1において時計回り方向に回転駆動する図示しないステッピングモータと、サーマルヘッド78をプラテンローラ77に向けて付勢する図示しないばね部材と、図示しない一対の製版部側板とを有している。
プラテンローラ77は、製版部側板間に回転自在に支持されている。サーマルヘッド78は、無数の発熱素子を有し、ばね部材により、プラテンローラ77に押圧されている。マスタ70の熱可塑性樹脂フィルムがサーマルヘッド78側に位置している。ローラ対79は製版部側板間に、互いに圧接した状態で回転自在に支持されている。
ローラ対79によるマスタ70の搬送速度は、プラテンローラ77によるマスタ70の搬送速度より速く設定されており、マスタ70との間で滑りを生じながら、マスタ70に所定の張力を付与するようになっている。カッタ80は、本形態においてはギロチンタイプの上下刃を備えたものであるが、回転刃移動タイプのものであっても良い。ガイド板74は、製版部側板間に固設されている。
排版装置76は、版胴68からマスタ70を剥ぎ取って搬送するマスタ剥離装置53と、マスタ剥離装置53によって版胴68から剥ぎ取られ搬送されてきた使用済みのマスタ70を収納する排版ボックス54とを有している。
給紙装置52は、昇降自在に設けられた印刷用紙Pを積載する給紙台81と、給紙台81の上方に配設された給紙ローラ82と、版胴68の回転運動に同期して駆動され、給紙ローラ82により繰り出された印刷用紙Pを印刷部69に給送するレジストローラ対83と、給紙ローラ82により繰り出された印刷用紙Pをレジストローラ対83に案内するとともに、レジストローラ対83から印刷部69に向けて給送された印刷用紙Pをニップ部Nに案内するガイド板40、41と、図示しない用紙検出装置とを有している。
給紙ローラ82は、給紙台31上に積載された印刷用紙Pのうち最上位の印刷用紙Pを繰り出すものであって、定位置において回転されるようになっている。給紙台81は、最上位の印刷用紙Pが給紙ローラ82に当接するよう、印刷用紙Pの枚数、厚さに応じて上昇、下降が制御される。レジストローラ対83は、マスタ70の画像領域がニップ部Nに進入する所定のタイミングで印刷用紙Pをニップ部Nに給送する。
用紙搬送装置84は、駆動ローラ55及び従動ローラ56と、駆動ローラ55および従動ローラ56に巻き掛けられた排紙ベルトとしての搬送ベルト57と、搬送ベルト57に印刷用紙Pを吸着させるための吸着ファン58とを有している。
排紙台85は、印刷部69で印刷後の印刷用紙Pが排出され、この印刷用紙Pを積層保持するものである。
このような孔版印刷装置100全体の一連の印刷動作について説明する。操作者が、イメージスキャナ61に原稿をセットし、操作パネルで所定の操作、すなわちたとえば操作パネルに備えられたスタートボタン等を押下する操作を行うこと等により、スタート信号が発せられると、メインモータ11によって版胴68が回転駆動され、図示しない使用済みのマスタが排版装置76によって版胴68から剥離され、廃棄される。
版胴68はさらに回転駆動され、その後クランプ装置73が略真上位置を占めたところで停止する。版胴68が停止すると開閉装置によりクランパ42が開放され、給版待機状態となる。
原稿がイメージスキャナ61で読み取られ、読み取った画像情報に応じて製版装置71にてマスタ70への製版が行われる。
画像情報に応じてサーマルヘッド78の特定の抵抗発熱素子に電圧がパルス状に印加され、マスタ70を構成する熱可塑性樹脂フィルムを過熱穿孔し、主走査方向への製版を行うとともに、このときプラテンローラ77及びローラ対79が回転しマスタ70を副走査方向に搬送することで副走査方向への製版を行うことによって、マスタ70への製版が行われる。
このようにして製版された製版済みのマスタ70は、ローラ対79により版胴68に向けて送り出され、ガイド板74に案内されて、その先端がステージ14とクランパ42との間に進入する。ステッピングモータのステップ数により、マスタ70の先端がステージ14に届いたことが判断されると、開閉装置によりクランパ42が閉じられて、マスタ70の先端がクランプ装置73によって挟持される。
クランパ42を閉じると版胴68の回転駆動を再開する。版胴68の回転速度はマスタ70の搬送速度と同速である。版胴68の回転により、製版済みのマスタ70が版胴68に備えられた多孔性支持円筒体の開口部を覆うようにして版胴68の外周面に巻き付けられていく。
ステッピングモータのステップ数により製版が終了したと判断されると、カッタ80が作動してマスタ70を切断し、プラテンローラ78及びローラ対79の回転駆動が停止され、切断されたマスタ70は版胴68の回転に伴って版胴68に引き出され、版胴68への巻着が完了する。
この後に印刷処理が実行される。給紙台81の最上位の印刷用紙Pを給紙ローラ82により給紙し、版胴68の回転に同期させてレジストローラ対83を駆動し、印刷用紙Pの先端が版胴68とプレスローラ20との間に至ったことが用紙検出装置によって検知されたときにプレスローラ20が上方に変位され、このプレスローラ20で版胴68上のマスタ70に印刷用紙Pを連続的に押し付けることにより、版胴68内のインキがマスタ70の穿孔部分から滲み出し、版胴68に巻着されたマスタ70が版胴68に密着するとともに印刷用紙Pに転写され、印刷が行われる。
印刷後の印刷用紙Pは、剥離爪75により版胴68から良好に剥離され、版胴68の回転にともなって用紙搬送装置84に案内され、用紙搬送装置84より排紙台85に排紙され、積載される。
このような孔版印刷装置100の動作時において、インキ溜り17のインキ15は、インキローラ16とドクタローラ18とによって攪拌されるが、印刷面積が少ないなど、インキ溜り17のインキ消費量が少なく、インキ15中の水分が蒸発してインキ15の粘性が低下し、図2において一点鎖線で示すようにインキローラ16やドクタローラ18の周面を伝って周面よりインキ15が溢れ出そうとしても、ブレード26、28がこれを防止し、インキ漏れ等の不具合を生じることはない。
以上、本発明を実施するための形態として、インキ溢出防止装置19、インキ供給装置10及び孔版印刷装置100を説明したが、インキ溢出防止装置に具備される溢出防止部材は、上述の形態のようにインキローラすなわち第1のローラ、ドクタローラすなわち第2のローラの両者にそれぞれ対応して設けるのではなく、何れか一方に対応して設けても良い。
すなわち、両ローラによって形成されるインキ溜りに対する各ローラの位置関係、使用するインキの粘性を考慮して、インキが溢れ出る可能性があるローラにのみ対応して溢出防止部材を配設すればよい。
また、本発明を適用する印刷装置は、孔版印刷装置に限るものではなく、このように、本発明の適用は、上述の説明において特に限定を行っていない限り、以上説明した形態に限られるものではない。
本発明を適用したインキ供給装置およびこれを有する印刷装置の概略を示す正面図である。 図1に示したインキ供給装置及び印刷装置に搭載されたインキ溢出防止装置の概略を示す正面図である。 従来のインキ供給装置の概略を示す正面図である。
符号の説明
15 インキ
16 第1のローラ
17 インキ溜り
18 第2のローラ
19 インキ溢出防止装置
22 接離手段
26 溢出防止部材
28 溢出防止部材
34 駆動源
38 接離手段
39 接離手段
68 版胴
70 マスタ
100 印刷装置

Claims (10)

  1. 版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設された第2のローラとによって形成されたインキ溜りから、インキが溢れ出ることを防止するインキ溢出防止装置。
  2. 請求項1記載のインキ溢出防止装置において、第1のローラ及び/又は第2のローラに対向して配設され当該ローラの周面よりインキが溢れ出ることを防止する溢出防止部材を有することを特徴とするインキ溢出防止装置。
  3. 請求項2記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラに最も近接する位置を、当該ローラの最上位置と、この最上位置に対し他方のローラと反対側において90度の角度をなす位置との間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
  4. 請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
  5. 請求項2または3記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材を当該ローラに対して接離させる接離手段を有することを特徴とするインキ溢出防止装置。
  6. 請求項5記載のインキ溢出防止装置において、前記接離手段が、版胴の回転停止時に、前記溢出防止部材を当該ローラに当接させることを特徴とするインキ溢出防止装置。
  7. 請求項5または6記載のインキ溢出防止装置において、前記溢出防止部材が当該ローラから離間した状態における、前記溢出防止部材と当該ローラとの間隙を0.5mm〜3mmの間としたことを特徴とするインキ溢出防止装置。
  8. 請求項5ないし7の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置であって、前記溢出防止部材を第1のローラと第2のローラとのそれぞれに有するインキ溢出防止装置において、各溢出防止部材に対応する各接離手段の少なくとも駆動源を共通化したことを特徴とするインキ溢出防止装置。
  9. 版胴の内周面に対向して配設され版胴にインキを供給する第1のローラと、第1のローラに対向して配設され第1のローラとの間でインキ溜りを形成する第2のローラと、前記インキ溜まりからインキが溢れ出ることを防止する請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置とを有するインキ供給装置。
  10. 請求項1ないし8の何れか1つに記載のインキ溢出防止装置、または、請求項9記載のインキ供給装置を有する印刷装置。
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