JP2006026141A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホッパー駆動用のモータが適正に動作しているかを制御回路基板で監視することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 モータ駆動回路86には制御回路基板50から駆動信号あるいは停止信号が入力される。モータ駆動回路86に駆動信号が入力された場合にはモータ85に電圧が供給される。モータ85は電圧を受けて駆動する。モータ駆動回路86に停止信号が入力された場合にはモータ85は駆動しない。モータ85に供給される電圧は電圧監視部87で検知され、供給電圧が基準電圧よりも大きな場合にはLレベルのフィードバック信号を出力し、基準電圧以下の場合にはHレベルのフィードバック信号を出力する。照合判定部68で駆動信号とフィードバック信号とを基にして異常と判定された場合には、報知部に異常信号が入力され、スピーカや液晶パネルを介して異常が報知される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
メダルを使用して遊技が行われ、当たりに応じてメダルを払い出す遊技機には、メダルを払い出すためにホッパー装置が設けられている。例えば、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されており、遊技を行う際には所定枚数のメダルを投入することでスタートレバーの操作が可能となる。スタートレバーが操作されるとリールが回転し、停止ボタンが押されるとリールがストップする。リール停止時に当たりとなる図柄が表示された場合には、ホッパー装置によって当たりに応じた枚数のメダルが受け皿に払い出される。
ホッパー装置にはメダルを貯める貯留タンク、貯留タンク内のメダルを送り出すための回転ディスク、回転ディスクを回転させるためのホッパーモータ、ホッパーモータに駆動電圧を供給するモータ駆動回路等が設けられている。当たりの場合に制御回路基板から送出される駆動信号を受けてモータ駆動回路がホッパーモータに電圧を供給し、この電圧によってホッパーモータが駆動することによって回転ディスクが所定の角度だけ回動してメダルが送り出される。
回転ディスクによって送り出されたメダルはカウンターアームを弾き、カウンターアームの動作に応じて入力される信号を基にしてメダルカウンタでは払い出されたメダルのカウントが行われており、メダルカウンタからはカウント数に応じてカウント信号が出力される。制御回路基板ではメダルカウンタからのカウント信号を基に、払い出されたメダルの枚数が当たりに応じた枚数に達したか否かが判定され、当たりに応じた枚数に達した場合にはモータ駆動回路に停止信号を送出する。モータ駆動回路は停止信号に応じて電圧の供給を停止し、これによってモータの駆動が停止してメダルの払い出しが終了する。
しかしながら、従来の遊技機では、ホッパー駆動用のモータが適正に動作しているか否かを監視することができず、このため、例えば、制御回路基板からモータ駆動回路に駆動信号が入力されているにもかかわらずモータが駆動しない場合や、モータ駆動回路が不正に操作され、停止信号がモータ駆動回路に入力されているにもかかわらず、モータに電圧が供給されてモータが駆動する場合があり、ホッパー駆動用のモータの動作状況を制御回路基板で監視したり、遊技場の管理者が把握することは困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メダルの送り出し装置に設けられたホッパー駆動用のモータが適正に動作しているか否かを制御回路基板で監視することができる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の遊技機は、制御回路基板からの駆動信号に応答してホッパー駆動用のモータに駆動電圧を供給し、制御回路基板からの停止信号に応答してモータへの駆動電圧の供給を断つモータ駆動回路を備えた遊技機であり、モータ駆動回路からモータに駆動電圧が供給されているか否かを監視し、電圧の供給時にはオン信号を、電圧の供給が断たれているときにはオフ信号を制御回路基板にフィードバックする電圧監視手段と、制御回路基板に設けられ、この電圧監視手段からフィードバックされたオン信号またはオフ信号と、モータ駆動回路に出力されている駆動信号または停止信号とを照合し、互いの組み合わせが適正か否かを判定し、適正でないときには異常信号を出力する判定手段とを備えたことを特徴とする。
また、異常信号に応じて異常報知を行う報知手段を備え、判定手段は、制御回路基板から駆動信号が出力されている状態でオフ信号がフィードバックされた場合と、制御回路基板から停止信号が出力されている状態でオン信号がフィードバックされた場合とで組み合わせが適正でないと判定するとともにそれぞれの場合ごとに異なる異常信号を出力し、報知手段はそれぞれの異常信号ごとに異なる態様で異常報知を行うことを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、モータ駆動回路からモータに駆動電圧が供給されているか否かを監視し、電圧の供給時にはオン信号を、電圧の供給が断たれているときにはオフ信号を制御回路基板にフィードバックする電圧監視手段と、制御回路基板に設けられ、この電圧監視手段からフィードバックされたオン信号またはオフ信号と、モータ駆動回路に出力されている駆動信号または停止信号とを照合し、互いの組み合わせが適正か否かを判定し、適正でないときには異常信号を出力する判定手段とを備えたことにより、モータ駆動回路から出力される駆動信号または停止信号と電圧監視手段から出力されるオン信号またはオフ信号とを判定部で照合し、適正でないと判定された場合には判定手段は異常信号を出力するため、これによってホッパー駆動用のモータが適正に作動しているか否かを制御回路基板で監視可能な遊技機を提供することことができる。
また、異常信号に応じて異常報知を行う報知手段を備え、判定手段は、制御回路基板から駆動信号が出力されている状態でオフ信号がフィードバックされた場合と、制御回路基板から停止信号が出力されている状態でオン信号がフィードバックされた場合とで組み合わせが適正でないと判定するとともにそれぞれの場合ごとに異なる異常信号を出力し、報知手段はそれぞれの異常信号ごとに異なる態様で異常報知を行うことにより、報知手段はモータが本来駆動すべき場合に駆動しなかった場合と、モータが本来駆動しない場合に駆動した場合とで異なる態様で異常を報知するため、遊技場の管理者は報知手段からの報知によってモータの動作状況を知ることができる。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)2は収納箱3の前面であって上部に設けられた上部前面扉4、および下部に設けられた下部前面扉5とを有する。上部前面扉4には表示窓6が設けられ、この表示窓6の奥に第1リール7a、第2リール7b、第3リール7cが配置される。第1、第2、第3リール7a、7b、7cの外周面には様々な図柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では、対応する表示窓6を通して1リール当たり3個の図柄が外部に表示される。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせる直線状の入賞ラインが横に3本、斜めに2本の合計5本形成される。この第1、第2、第3リール7a、7b、7cの側方には液晶表示装置8が設けられ、例えば、アニメーションの表示を利用した演出等を行う。表示窓6の下には、スロットマシン2に異常がある場合にエラーメッセージを表示する表示パネル24が設けられている。
下部前面扉5の上部には、遊技の開始時に操作される1枚ベットボタン10、MAXベットボタン11、ペイアウトボタン12などの各種ボタンが設けられる。なお、これらの操作ボタンの機能は周知であるのでその詳細については省略する。また、これら操作ボタンの下部にはメダルベットが行われた後に操作されるスタートレバー15や、スタートレバー15の操作により回転を開始するリールを停止させるための第1、第2、第3ボタン16、17、18が設けられる。
下部前面扉5には、遊技を行う際にメダル30(図2参照)を投入するためのメダル投入口20が設けられる。メダル投入口20から続いて形成されたメダル経路にはセレクタ21が組み込まれ、投入されたメダル30が不適正なメダルであった場合にはメダル払い出し口22を介して受け皿23に排出される。また、セレクタ21は、例えば、遊技の途中や各種ボタンが押されたままの状態で投入された等、不適切なタイミングでメダル30の投入が行われた場合に、投入されたメダル30を受け皿23に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入するメダル30の枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いないときには4枚目以降に投入されたメダル30は受け皿23に排出される。
一方、クレジット機能がON状態である場合には、4枚目以降の投入されたメダル30は図示しないメダルセンサを介して検知され、50枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。なお、貯留されたメダル30の枚数は、クレジット枚数表示器25によって外部に表示される。このクレジット機能を用いる場合には、前述した1枚ベットボタン10やMAXベットボタン11の操作に応じて生成された投入信号により、クレジット枚数からベット枚数分が減算される。また、遊技の結果、当選役を構成する図柄が表示されて入賞が得られた場合には、配当となるメダルもクレジット機能における上限数に達するまでクレジット化され、精算用のペイアウトボタン12が操作された際に受け皿23に払い出される。
図2に前面扉の一部を切断したスロットマシンの斜視図を示す。ズロットマシン2の内部には、制御回路基板(図3参照)、メダルの払い出し確率を設定あるいは変更するための設定変更装置27、メダルを送り出すホッパー装置31等が設けられている。ホッパー装置31及びオーバーフロー用の貯留箱32は収納箱3の下部に設けられ、ホッパー装置31の上部には払い出し用のメダルを貯留する貯留タンク34が設けられている。ホッパー装置31には円板状の回転ディスクが設けられており、回転ディスクの表面にはメダルを収納する収納孔が形成されている。回転ディスクが回転すると収納孔に収納されたメダルが送り出され、回転ディスクによって送り出されたメダルが当たるカウンターアーム(図示省略)の動作に応じてメダルカウンタ69(図3参照)にカウント信号が入力される。カウンターアームを通り過ぎたメダルはメダル払い出し口22から受け皿23に払い出される。ホッパー装置31の奥には制御回路基板50が配置されている。なお、貯留タンク34にはメダル投入口20から投入された正規のメダル30が貯留され、オーバーフロー用の貯留箱32は、ホッパー装置31の貯留タンク34からオーバーフローしたメダル30を貯留する。
図3にスロットマシン2の構成を概略的に示すブロック図を示す。スロットマシン2は制御回路基板50、ホッパー装置31、メダル投入センサ65、リール駆動コントローラ70、報知部(報知手段)72、スタート信号センサ77等から構成される。制御回路基板50には、CPU51、RAM53、ROM55、電子抽選部57、当選役決定部58、投入枚数カウント部60、照合判定部(判定手段)68、メダルカウンタ69等が設けられている。
投入メダルセンサ65はセレクタ(図示省略)の内部に設けられ、メダル投入口33から投入されたメダルのうち、セレクタによって振り分けられた正規なメダルの通過に応じて検出信号を出力する。投入メダルセンサ65から出力される検出信号は投入枚数カウント部60に入力され、投入枚数カウント部60は検出信号の入力し応じて投入されたメダルの枚数をカウントする。
1枚ベットボタン10及びMAXベットボタン11が押下されたときには入力インターフェース(以降、入力I/Fと言う)80を介してCPU51に押圧信号が入力される。CPU51は、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数を投入メダルセンサ65からの信号、あるいは1ベットボタン10、MAXベットボタン11のいずれかが押圧されたことに応じて入力される押圧信号に基づいて計数し、これを基にして入賞ラインの有効化本数を決定する。また、遊技を開始する際に投入されたメダルのベット枚数は投入枚数カウント部60で積算して計数される。
スタート信号センサ77はスタートレバー15が操作されたときにオンとなって遊技開始信号をCPU51に入力する。遊技開始信号を受信したCPU51は、ROM55に格納された遊技実行プログラムに基づいて第1、第2、第3リール7a、7b、7cを回転させ、電子抽選部57を作動させる。電子抽選部57はゲームが開始されるごとに1つの乱数値を抽出処理する。
当選役決定部58は、電子抽選部57での乱数の抽出を受けて作動し、抽出処理された乱数がハズレ及び複数種類の当選役のいずれかとなるかをROM55に格納された当選テーブルを参照して決定する。制御回路基板50にはデータを一時的に記憶するRAM53が備えられており、これによって遊技実行プログラムは円滑に実行される。
第1、第2、第3リール7a,7b,7cの駆動及び停止制御はリール駆動コントローラ70によって行われる。第1、第2、第3リール7a,7b,7cはそれぞれリール駆動モータ80の駆動軸に固定され、リール駆動コントローラ70はそれぞれのリール駆動モータ80の駆動を制御することで各リールの停止位置を制御する。
CPU51にはリール駆動モータ80毎にパルスカウンタが設けられており、各々のリール駆動モータ80に供給された駆動パルスの個数を計数する。そして、それぞれのリール7a、7b、7cに対応して設けられたフォトセンサ82からリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。
ROM55に格納された図柄テーブルには各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と,各リールに一定ピッチで配列されたそれぞれの図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。これにより、リール毎にパルスカウンタのカウント値を監視することによって、所定の入賞ライン上にどの図柄が位置しているのかを識別することができ、どの程度リールを回転させると目的の図柄がその入賞ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
第1、第2、第3ストップボタン16、17、18が押されると、入力I/F80を介してCPU51にリールの駆動を停止させるための停止信号が入力される。なお、それぞれのリール7a、7b、7cの回転はスタートレバー15の操作によって開始され、リールの回転が一定の速度に達するとそれぞれのストップボタン16、17、18の操作が有効になる。当選図柄が表示されると、当選役に応じた枚数のメダルを払い出すためにCPU51はホッパー装置31に駆動信号あるいは停止信号を送出する。ホッパー装置31は駆動信号、及び停止信号に応じて駆動して当選役に応じた枚数のメダルを払い出す。
図4にホッパー装置周辺をより詳しく説明する部分ブロック図を示す。ホッパー装置31にはホッパー駆動用のホッパーモータ(モータ)85、モータ駆動回路86、電圧監視部(電圧監視手段)87等が備えられている。ホッパーモータ85は、モータ駆動回路86から供給される電圧によって駆動し、モータ駆動回路86は制御回路基板50から入力される駆動信号あるいは停止信号に基づいてホッパーモータ85への電圧の供給を制御する。例えば、制御回路基板50からモータ駆動回路86にローレベル(以降、Lレベルという)な駆動信号が入力された場合には、モータ駆動回路86はホッパーモータ85に電圧を供給し、この電圧を受けてホッパーモータ85は駆動する。制御回路基板50からモータ駆動回路86にハイレベル(以降、Hレベルという)な停止信号が入力された場合には、モータ駆動回路86はホッパーモータ85への電圧の供給を遮断し、ホッパーモータ85の駆動は停止する。
遊技の結果、各リール7a、7b、7cが停止して当たりの図柄が表示されると、ROM55から当たりの応じた枚数データが読み出され、制御回路基板50からモータ駆動回路86に駆動信号が入力されてホッパーモータ85が駆動する。ホッパーモータ85が駆動することにより回転ディスクが回転してメダルが排出され、このメダルによって弾かれるカウンターアームの動作に応じて検知信号がメダルカウンタ69に入力され、メダルカウンタ69では検知信号を基に排出されたメダルの枚数がカウントされる。メダルカウンタ69でカウントされた枚数が当たりに応じた枚数となったとき、制御回路基板50からモータ駆動回路86に停止信号が入力され、ホッパーモータ85の駆動が停止する。
電圧監視部87は、モータ駆動回路86とホッパーモータ85との間に接続されており、モータ駆動回路86からホッパーモータ85に電圧が供給されているか否かを監視し、電圧が供給されているか否かに応じて信号を制御回路基板50にフィードバックする。電圧監視部87にはコンパレータが備えられており、コンパレータにはモータ駆動回路86からの電圧と、この電圧を比較するための基準電圧とが入力され、モータ駆動回路86からの電圧が基準電圧よりも大きい場合には電圧監視部87はLレベルのフィードバック信号(オン信号)を制御回路基板50に入力し、モータ駆動回路86から供給される電圧が基準電圧以下の場合には電圧監視部87はHレベルのフィードバック信号(オフ信号)を入力する。
制御回路基板50に設けられた照合判定部68は、制御回路基板50から出力される駆動信号あるいは停止信号と、電圧監視部87から入力されるフィードバック信号とを基にしてホッパーモータ85の駆動に異常があるか否かを判定する。照合判定部68はROM55に格納された判定プログラムに従って動作する。図5に示すように、照合判定部68では、制御回路基板50からLレベルの駆動信号が出力され、かつ電圧監視部87からLレベルのフィードバック信号が入力された場合、及び制御回路基板50からHレベルの停止信号が出力され、かつ電圧監視部87からHレベルのフィードバック信号入力された場合には、正常と判定する。制御回路基板50からLレベルの駆動信号が出力され、かつ電圧監視部87からHレベルのフィードバック信号が入力された場合や、制御回路基板50からHレベルの停止信号が出力され、かつ電圧監視部87からLレベルのフィードバック信号が入力された場合には、異常であると判定する。
メダルの払い出しを行わない場合には、制御回路基板50からモータ駆動回路86に停止信号が入力され、モータ駆動回路86はホッパーモータ85への電圧を遮断してホッパーモータ85は停止している。このため電圧監視部87からはHレベルのフィードバック信号が出力される。照合判定部68ではHレベルの停止信号とHレベルのフィードバック信号とを基にホッパーモータ85の駆動が正常であると判定する。メダルの払い出しを行う場合、制御回路基板50からモータ駆動回路86に駆動信号が入力され、これに応じてモータ駆動回路86はホッパーモータ85に電圧を供給する。このため電圧監視部87からはLレベルのフィードバック信号が出力され、照合判定部68はLレベルの駆動信号とLレベルのフィードバック信号とを基にしてホッパーモータ85の駆動が正常であると判定する。
制御回路基板50からモータ駆動回路86にLレベルの駆動信号が入力されながら電圧監視部87からHレベルのフィードバック信号が出力された場合には照合判定部68は第1の異常と判定する。第1の異常と判定された場合ではモータ駆動回路86にLレベルの駆動信号が入力されているにもかかわらず、ホッパーモータ85が駆動していないため、ホッパーモータ85が故障している可能性が高い。また、制御回路基板50からモータ駆動回路86にHレベルの停止信号が入力されながら電圧監視部87からLレベルのフィードバック信号が出力された場合には照合判定部68は第2の異常と判定する。第2の異常と判定された場合では、Hレベルの停止信号がモータ駆動回路86に入力されているにもかかわらず、ホッパーモータ85が駆動しているため、ホッパーモータ85が不正に駆動されている可能性が高い。照合判定部68は異常と判定した場合に異常信号を報知部72に出力する。例えば、照合判定部68がLレベルの駆動信号とHレベルのフィードバック信号とを基に第1の異常と判定した場合には、第1の異常信号が報知部72に入力され、照合判定部68がHレベルの停止信号とLレベルのフィードバック信号とを基に第2の異常と判定した場合には、第2の異常信号を報知部72に入力する。
報知部72には、外部に音声を出力するスピーカ90とこのスピーカ90の駆動を制御する音声制御部91、及びスロットマシンの状態を表示する表示パネル24とこの表示パネルの動作を制御する表示制御部93とが備えられている。音声制御部91は第1、第2の報知信号の入力に基づきスピーカ90を駆動する。第1の異常信号が入力された場合には、ホッパーモータ85を駆動する信号が出ているにもかかわらず、実際にはホッパーモータ85が駆動していない状態であることを意味するため、スピーカ90は故障を示す音声を出力する。第2の異常信号が入力された場合には、ホッパーモータ85を駆動する信号が出ていないにもかかわらず、実際にはホッパーモータ85が駆動している状態であることを意味するため、スピーカ90は緊急事態を示す音声を出力する。表示制御部93はそれぞれの異常信号の入力に応じて表示パネル24にエラーメッセージを表示させる。第1の異常信号が入力された場合には、表示パネル24には故障を示すエラーメッセージが表示される。第2の異常信号が入力された場合には、表示パネル14には不正行為があった旨を示すエラーメッセージが表示される。
図6のフローチャートを用いて本発明の作用を説明する。遊技を開始するため、メダルが投入されると、投入メダルセンサ65からの信号を基にして、投入されたメダルの枚数が投入枚数カウント部60によってカウントされる。メダルの投入後、スタートレバー15が操作されて遊技が開始されると、第1、第2、第3リール7a,7b,7cの回転が開始され、遊技の結果、当選絵柄が入賞有効ライン上に並ぶと当たりに応じた枚数のメダルの払い出しが開始される。
メダルの払い出しが行われる際には、制御回路基板50からモータ駆動回路86にLレベルの駆動信号が入力され、これに応じてモータ駆動回路86はホッパーモータ85に電圧を供給し、これによってホッパーモータ85が駆動してメダルが払い出される。このときモータ駆動回路86から供給される電圧は電圧監視部87で監視されており、電圧監視部87はLレベルのフィードバック信号を出力する。照合判定部68ではLレベルの駆動信号とLレベルのフィードバック信号とを基にしてホッパーモータ85が正常に作動していると判定する。払い出されたメダルの枚数はメダルカウンタ69によってカウントされ、メダルカウンタでのカウント値が当たりに応じたメダルの枚数に達すると、制御回路基板50からモータ駆動回路86にHレベルの停止信号が入力される。停止信号がモータ駆動回路86に入力されると電圧の供給が停止してホッパーモータ85が停止し、メダルの払い出しが終了する。このとき照合判定部68はHレベルの停止信号とHレベルのフィードバック信号とを基にホッパーモータ85が正常に動作していると判定する。
制御回路基板50からモータ駆動回路86に停止信号が入力されたにかかわらず、モータ駆動回路86からホッパーモータ85に電圧が供給された場合には、照合判定部68はHレベルの停止信号とLレベルのフィードバック信号とを基に異常と判定して第2の異常信号を出力し、第2の異常信号を受けた報知部72はスピーカ90から緊急を知らせる音声を出力し、表示パネル24に不正行為があった旨を示すエラーメッセージを表示する。制御回路基板50からモータ駆動回路86に駆動信号が入力されたにかかわらず、モータ駆動回路86からホッパーモータ85に電圧が供給されない場合には、照合判定部68はLレベルの駆動信号とHレベルのフィードバック信号とを基に異常と判定して第1の異常信号を出力し、第1の異常信号を受けた報知部72はスピーカ90から故障の発生を知らせる音声を出力し、表示パネル24に故障を示すエラーメッセージを表示する。このように、それぞれの異常信号に応じてスピーカ90から音声を出力し、表示パネル24にエラーメッセージを表示することで、遊技場の管理者はホッパーモータ85の動作の異常の有無を直ちに知ることができる。このようにモータ駆動回路86が制御回路基板50からの命令に従ってホッパーモータ85を駆動させているか否かを監視することで、モータ駆動回路86が不正に操作された場合でも制御回路基板50はメダルの不正な払い出しを検知することができる。
なお、上記の実施形態では、モータ駆動回路86から供給される電圧が基準電圧よりも大きければ電圧監視部87からLレベルのフィードバック信号が出力され、基準電圧以下であればHレベルのフィードバック信号が出力され、照合判定部68はLレベルのフィードバック信号とLレベルの駆動信号、及びHレベルのフィードバック信号とHレベルの停止信号とから正常と判定し、それ以外の信号の組み合わせでは異常と判定したが、電圧監視部の動作様式はこれに限らない。例えば、モータ駆動回路からの電圧が基準電圧より大きな場合にはHレベルのフィードバック信号を出力し、モータ駆動回路からの電圧が基準電圧以下の場合にはLレベルのフィードバック信号を出力するコンパレータを電圧監視部に備え、これに対応してLレベルの駆動信号とHレベルのフィードバック信号とを基に市場と判定し、Hレベルの停止信号とLレベルのフィードバック信号とを基にして正常と判定する照合判定部を備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、第1、第2の報知信号の入力に応じて表示パネル24にメッセージが表示されたり、スピーカ90から音声が出力されたが、照合判定部から第2の異常信号が出力されることに応じてホッパーモータの駆動を禁止する駆動禁止手段を設けてもよい。第2の異常信号は制御回路基板から駆動信号が出力されていないにもかかわらずホッパーモータに電圧が供給された場合に照合判定部から出力される。駆動禁止手段として、例えば、第2の異常検知信号の入力に応じてホッパーモータのロータをロックする制動機構を設け、照合判定部からの第2の異常信号に応じて制動機構が作動してロータの回転を禁止することで不正なメダルの払い出しを防止することができる。
本発明のスロットマシンの外観を示す斜視図である。 前面扉の一部を切断した斜視図である。 スロットマシンの概略的なブロック図である。 ホッパー装置とその周辺をより詳細に説明する部分ブロック図である。 制御回路基板から出力される駆動信号あるいは停止信号と、電圧監視部から出力されるフィードバック信号とを基にして行う判定について説明する説明図である。 本発明の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
2 スロットマシン(遊技機)
24 表示パネル
31 ホッパー装置
50 制御回路基板
51 CPU
68 照合判定部(判定手段)
72 報知部(報知手段)
85 ホッパーモータ(モータ)
86 モータ駆動回路
87 電圧監視部(電圧監視手段)
90 スピーカ

Claims (2)

  1. 制御回路基板からの駆動信号に応答してホッパー駆動用のモータに駆動電圧を供給し、前記制御回路基板からの停止信号に応答して前記モータへの駆動電圧の供給を断つモータ駆動回路を備えた遊技機において、
    前記モータ駆動回路から前記モータに駆動電圧が供給されているか否かを監視し、電圧の供給時にはオン信号を、電圧の供給が断たれているときにはオフ信号を前記制御回路基板にフィードバックする電圧監視手段と、
    前記制御回路基板に設けられ、この電圧監視手段からフィードバックされたオン信号またはオフ信号と、前記モータ駆動回路に出力されている駆動信号または停止信号とを照合し、互いの組み合わせが適正か否かを判定し、適正でないときには異常信号を出力する判定手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記異常信号に応じて異常報知を行う報知手段を備え、前記判定手段は、前記制御回路基板から駆動信号が出力されている状態でオフ信号がフィードバックされた場合と、前記制御回路基板から停止信号が出力されている状態でオン信号がフィードバックされた場合とで組み合わせが適正でないと判定するとともにそれぞれの場合ごとに異なる異常信号を出力し、前記報知手段はそれぞれの異常信号を受けて異なる態様で異常報知を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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