JP2010012021A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルの払出中に停電等の不測の電断が発生しても、メダルの払出を正しく検出可能なメダル払出装置を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】メダルの払出を検出する払出センサを動作させるためのセンサ電源を有するとともに、このセンサ電源とは別の電源を用意し、その別の電源を監視することにより、電断を検出する。この別の電源は、センサ電源と比べて、電断時の電圧低下の影響を受けやすく構成されているため、この電源を監視することにより、早期に電断を検出することができる。そして、電断が検出されたらすぐにメダル払出装置を停止させるための信号を出力する。これにより、メダル払出装置を停止させるための信号を出力してから、払出センサへの電力供給を停止するまでの時間が従来よりも長く確保できるように構成されており、メダル払出装置が慣性により回転してメダルが払い出されたとしても、その払出を検出することが可能となる。
【選択図】図7

Description

この発明はメダル払出装置を設けたスロットマシン等の遊技機に関する。特に、遊技結果に応じて遊技媒体を払い出すことが可能であるとともに、不測の電断が発生しても遊技媒体の払出を検出することが可能なメダル払出装置を設けた遊技機に関するものである。
従来、スロットマシン等のメダルを用いて遊技を行う遊技機においては、遊技メダルを貯留すると共にメダルを払い出すためのメダル払出装置、例えばホッパーユニットが遊技機内部に設けられている。そして、例えば、駆動モータを用いてディスクを回転させることによりメダルタンクに貯留されているメダルを払い出す、いわゆる回転型ホッパーが広く知られている。
こうした回転型ホッパーを設けた遊技機においては、遊技の状況に応じて、制御装置により駆動モータが制御され、メダルが払い出されるようになっている。
具体的には、入賞により所定枚数のメダルを払い出す場合には、制御装置からメダル払出装置に所定の払出指示の信号、例えばモータ駆動開始信号が出力され、この指示信号を受けてメダル払出装置が作動し、メダルを払い出す。そして、メダルの払出はフォトインタラプタ等の払出センサにより監視され、払出センサは、払出を検出すると制御装置に信号を出力し、メダルが払い出されたことを通知する。これにより、制御装置はメダルの払出枚数を検知することができるようになっている。また、こうしたメダルの払出情報が遊技機を設置しているホール(遊技店)のサーバに通知され、データが集約されることにより、ホール経営者等によるメダル払出枚数の管理を可能とすることもできる。
ここで、制御装置を構成するCPUやRAM等、およびメダル払出装置の駆動モータ等を正常に動作させるためには、これらの装置に規定の電圧を供給する必要がある。そのため、通常は、遊技機内に設けられた電源回路が外部から供給された電力を規定電圧に変換し、各装置に供給している。例えば、外部から供給された電力を電源基板が電圧変換することにより、CPU等の制御部には12Vの電圧を、メダル払出装置の駆動モータには24Vの電圧を、スピーカなどの演出装置には18Vの電圧を、それぞれ供給するような構成が考えられる。
そして、当然のことながら、停電等により不意の電断(本明細書中においては、遊技機外部からの電力供給が断たれることを意味する。以下同じ)が発生すると、CPU等に規定の電圧を供給できなくなる。こうした状況下では、電圧低下の影響からCPUやRAM等が正常に動作できなくなり、現在の遊技状態をバックアップできないままCPUがシャットダウンしてしまうことが想定できるため、電力供給が復帰してもシャットダウン時の遊技状態に戻れないことが予想されていた。そこで、不意の電断時に備えるために、外部から供給される電力を監視しておき、所定以下の電圧となった段階で遊技状態をバックアップし、更にCPUやRAM等が正常に動作できない程度まで電圧が低下した場合にCPUをシャットダウンするようにした遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。こうした遊技機では、外部から供給される電力が回復したときに、バックアップしたデータに基づいてシャットダウン時の遊技状態を復旧した後、遊技を再開できるように構成されている。
特開2004−000796号公報
しかしながら、上記したような、例えば特許文献1に開示された遊技機では、所定以下の電圧となったタイミングで現在の遊技状態をバックアップした後にCPUをシャットダウンするようになっていたために、シャットダウン時に現在の遊技状態のバックアップは行えるものの、遊技状態のバックアップ後に更に遊技状態が変化した場合には、その変化がバックアップできなかった。そのため、こうした変化した遊技状態に関しては、外部から供給される電力が回復したとしても復元することができないという問題があった。特に、回転型ホッパーにおいては、払出中に電圧が低下すると、一旦遊技状態をバックアップし、その後に回転型ホッパーへの電力供給が停止されるが、電力供給の停止後にも慣性で回転型ホッパーのディスクが回転し、意図せずにメダルが払い出されることが生じていた。この場合、メダルの払出情報を含めた遊技状態のバックアップが既に行われているため、このような意図せずに払い出されたメダルに関する情報はバックアップされないこととなっていた。その結果、外部から供給される電力が回復したときには、この意図しないメダルの払出がなかったものとして遊技状態を誤った状態で復元してしまい、結果として過剰なメダルの払出が行われることとなっていた。
具体例を挙げてより詳しく説明すると、従来の遊技機においては、電圧が低下している旨の信号が発せられてCPUをシャットダウンする際に、回転型ホッパーのモータの電源もほぼ同時に切断されていた。そのため、電圧が低下している旨の信号が発せられて回転型ホッパーのモータの電源が切断された後に、回転型ホッパーのディスクが慣性により回転してメダルが払い出されると、そのときにはCPUや払出センサ等の制御装置もすでに停止しており、メダルの払出を検知できなかった。そのため、慣性によりディスクが回転して意図しないメダルの払出が行われた場合に、そのメダルの払出がバックアップデータに反映されないこととなり、例えバックアップデータが復元され、メダルの払出状態が復旧したとしても、その復旧したメダルの払出状態は、意図せずに払い出されたメダルをカウントしていない状態となっていた。そして、この状態で電断時に払出途中だった残りのメダルを払い出した場合、カウントされていないメダル分だけ過剰に払出が行われるという問題があった。
更には、過剰に払い出されたメダルを検知できないため、例えば遊技機を設置しているホール(遊技店)が、メダルの払出枚数を正確に把握できない、もしくは、把握している払出枚数と実際の払出枚数が異なるという問題があった。
そこで、本発明は、メダルの払出中に不測の電断が発生しても、メダルの払出を正しく検出可能なメダル払出装置を備えた遊技機を提供することを課題とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、上記した課題を解決するためになされたものである。以下、図面に示した発明の実施の形態を用いて、各請求項にそれぞれ記載された発明の特徴および作用を説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の遊技機は、ディスク駆動装置181によりディスク401を回転させてメダルを払い出すメダル払出装置327と、メダルの払出を検出する払出センサ182と、払出センサ182を作動させるためのセンサ電源15と、外部からの供給電力が低下したときにセンサ電源15よりも出力電圧が低下しやすい監視対象電源65と、この監視対象電源65の出力電圧の低下を検出したときに、電圧低下信号を出力する低下信号出力手段230と、低下信号出力手段230からの電圧低下信号に基づきメダル払出装置327のディスク駆動装置181を停止するディスク停止手段140と、を有し、電圧低下信号が出力されてディスク停止手段140が作動した後に、払出センサ182への電力供給を停止させることを特徴とする。
ここで「ディスク」とは、メダルを収容可能な孔を有する円盤状の回転盤を意味する。例えば、周知の回転型ホッパーにおける回転ディスクである。
「ディスク駆動装置」とは、前記ディスクを回転させる動力源となる装置を意味するものである。例えば、ステッピングモータなどを使用する態様が考えられる。
「払出センサ」とは、メダルが払い出されたことを検知し、その結果を制御装置に通知する装置を意味する。例えば、メダル払出装置のメダル払出口にフォトインタラプタを設けるような態様が考えられる。
「センサ電源」とは、前記払出センサを動作させるための電力を供給する電源を意味する。通常は、CPU等の制御装置に電力を供給する電源がセンサ電源としても用いられると考えられる。この電源においては、払出センサや制御装置を安定して動作させるために、安定化電源を用いるのが好ましい。
「監視対象電源」とは、遊技機外部からの供給電力が低下したときに、センサ電源と比較して出力電圧が低下しやすく構成されている電源である。例えば、センサ電源と比較して蓄電可能な電気量が少ない態様も考えられるし、センサ電源には安定化電源が用いられているが監視対象電源には安定化電源が用いられていないという態様も考えられる。
「低下信号出力手段」は、前記監視対象電源の出力電圧が所定の値を下回ったことを検出したときに、電圧低下信号を出力する手段を言う。低下信号出力手段は、一定の電圧に達したことを監視する回路として構成することができる。
「ディスク停止手段」とは、どのような方法によるかを問わず、前記ディスク駆動装置を停止可能に構成されていれば良い。例えば、ディスクを回転しているディスク駆動装置を停止させるための信号を発するように構成することができる。
なお、本発明に係る遊技機においては、電圧低下信号が出力されてディスク停止手段が作動した後に、払出センサ182への電力供給を停止させるようになっている。この「ディスク停止手段が作動した後」とは、例えば、所定時間が経過した後とすることができる。また、払出センサへの供給電圧が低下した後とすることもできる。更には、払出センサへの供給電圧が低下することを検出した後とすることもできる。
「ディスク停止手段が作動した後」を「所定時間が経過した後」とした場合、この「所定時間」としては、例えば、回転型ホッパーの駆動モータへ停止信号を出力してから慣性により回転するディスクが完全に停止するまでの時間(停止所要時間)を計算することにより、停止所要時間に計算誤差を吸収するための時間を加えた値を用いることが考えられる。回転型ホッパーの駆動モータがステッピングモータなどで構成されている場合、メダル払出時の回転速度はほぼ一定であり、その回転速度からおおよその停止所要時間を計算できるためである。
また、「ディスク停止手段が作動した後」を「払出センサへの供給電圧が低下した後」とした場合、この「払出センサへの供給電圧が低下」とは、払出センサへと供給される電圧が所定の値よりも低下することを意味する。例えば、払出センサを正常動作させるのに必要な電圧にやや余裕を持たせた電圧値を閾値として設定し、その閾値よりも電圧が低下した状態を意味する。なお、供給電圧が低下したことの検出方法は問わない。例えば、従来の遊技機において、電断信号を出力するために電圧を監視している場合があるが、その監視方法を用いて検出することが考えられる。
更に、「ディスク停止手段が作動した後」を「払出センサへの供給電圧が低下することを検出した後」とした場合、この「払出センサへの供給電圧が低下することを検出」とは、払出センサへの供給電圧が実際に低下していなくても、その蓋然性が高いことが検出できれば払出センサを停止させる、ということを意味する。例えば、外部からの供給電圧そのものを監視して、その結果、払出センサへの供給電圧が低下する可能性が検出できれば、払出センサを停止させるように構成することができる。このことは、本発明において、必ずしもセンサ電源を監視することを要しないことを意味している。
上記のように、「ディスク停止手段が作動した後」としてはいくつかの態様が考えられるが、これらのうちのいずれを採用するかは任意である。すなわち、上記したようなすべてを採用した遊技機としても良いし、1つだけを採用した遊技機としても良い。
(請求項1記載の発明の作用)
このような遊技機においては、メダルの払出中に不測の電断が発生すると、まず、監視対象電源の出力電圧が低下する。そして、この監視対象電源の出力電圧の低下を電圧監視手段が検出して、電圧低下信号を出力する。すると、出力された電圧低下信号に基づき、ディスク停止手段がディスク駆動装置を停止する。このとき、監視対象電源よりも出力電圧が低下しにくいセンサ電源においては、出力電圧は未だ安定しているため、払出センサは正常に動作している。そのため、ディスク駆動装置が停止した後に、ディスクが慣性により回転してメダルが払い出されたとしても、その払出は払出センサにより検出することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、以下を特徴とする。
すなわち、請求項2に記載の遊技機は、前記監視対象電源は、遊技機に設けられた演出装置を作動させるために設けられた電源であることを特徴とする。
ここで「演出装置」とは、音声、光、画像等を用いて演出を行う装置を意味する。例えば、スピーカ、液晶画面、ランプなどである。
ところで、前述したように、不意の電断からの復旧時に遊技状態を復元するには、一定値まで電圧が低下する前に遊技状態のバックアップを行う必要がある。これを言い換えると、CPUやRAM等に電力を供給する電源は、例え不意の電断が発生した場合であっても、遊技状態のバックアップが完了するまでは安定した電圧を供給する必要がある。また、本発明におけるセンサ電源は、CPUやRAM等と同一の電源を使用しているか否かに関わらず、払出センサがなるべく長くメダルの払出を監視できるように、なるべく長く安定した電圧を供給する必要がある。一方、演出装置を作動させるために設けられた電源(以下、演出用の電源)は、演出装置が誤動作したとしても遊技結果等には直接的に影響しないため、電圧の安定供給に対する要請が少ない。そのため、演出用の電源については、比較的電断による影響を受けやすく、出力電圧が低下しやすい構成とすることが可能である。こうした理由に基づき、本発明は、監視対象電源として演出用の電源を用いることとしたものである。
(請求項2記載の発明の作用)
このような遊技機においては、メダルの払出中に不測の電断が発生すると、電断による出力電圧低下を招きやすい構成となっている演出用の電源の電圧が低下する。そして、その電圧低下を電圧監視手段が検出することにより、ディスク停止手段がディスク駆動装置を停止する。
各請求項に記載の発明は上記の通りであり、メダルの払出中に不測の電断が発生しても、その電断を従来よりも早くに検知することができる。言い換えると、ディスク駆動装置が停止してから払出センサが動作不能となるまでの時間を従来と比較して長く確保することができる。そのため、ディスク駆動装置の停止後に慣性によりディスクが回転し、意図しないメダルの払出が行われたとしても、そのメダルの払出を検出することができるという効果がある。
また、この発明をバックアップ機能を有する従来の遊技機に応用すれば、意図しないメダルの払出がバックアップデータに反映されないという従来の遊技機における問題点を解消し、正しいメダルの払出状態の復旧を可能とすることで、過剰な払出を防止できるという効果がある。
図1〜7は、本発明の実施の形態の一例を示すものであり、図1は、スロットマシン310の外観正面図である。図2は、スロットマシン310の前扉330を開いた状態における、前扉330の裏側及び筐体320の内部を示す外観正面図である。図3は、スロットマシン310内部に設けられたメダル払出装置327の動作の説明図である。図4は、スロットマシン310の制御装置100の入力及び出力の概略を示すブロック図である。図5は、スロットマシン310の制御回路の構成を概念的に示したブロック図である。図6は、スロットマシン310の動作の概略を示すフロー図である。図7は、メダル払出中に電断が発生した場合の制御装置100の処理フロー図である。
(スロットマシン310)
本実施の形態に係る遊技機は、メダル遊技機であるスロットマシン310であって、遊技媒体として円板状のメダルを使用するものである。
スロットマシン310は、図1に示すように、正面側(スロットマシン310から見て、スロットマシン310と対向する遊技者の方向)に開口する箱状の筐体320と、この筐体320の正面開口を開閉可能に塞ぐ前扉330とから構成されている。
(筐体320)
次に、図2を参照しながら、筐体320の内部について説明する。
筐体320には、高さ方向の中央付近に、この筐体320の内部空間を上下2つの空間に仕切る中板326が設けられている。そして、この筐体320における、中板326の下側の空間には、スロットマシン310に備えられた各種装置に電力を供給するための電源装置328や、遊技メダルを貯留するとともに役の入賞時等に遊技メダルを払い出すためのメダル払出装置327等が設置されている。なお、この筐体320における、中板326の下側の空間には、これらの装置以外の装置を設置することもできる。
また、この筐体320における、中板326の上側の空間には、スロットマシン310の作動を制御するための基板を備えた基板ユニット329と、複数の回転リール325を備えたリールユニット321とが設置されている。なお、この筐体320における、中板326の上側の空間には、これらの装置以外の装置を設置することもできる。
前記基板ユニット329は、スロットマシン310の作動を制御するための基板と、この基板を収納するための基板ケースとから構成されるものであって、スロットマシン310の背部を構成する背板に固定された状態で設置されている。前記基板としては、スロットマシン310の動作及び遊技を制御するためのメイン制御基板10や、スロットマシン310における演出を制御するためのサブ制御基板60を備えている。そして、メイン制御基板10により、スロットマシン310の主な作動を制御するメイン制御装置100が構成され、サブ制御基板60により、主に演出を制御するサブ制御装置200が構成されている。
リールユニット321は、スロットマシン310の遊技に用いられるメインの装置であって、前記中板326に載置された状態で設置されている。このリールユニット321は、特に図示していないが、枠体に固定された3個のステッピングモータと、各ステッピングモータの回転軸に固定された3個の回転リール325とから構成されている。具体的には、この回転リール325は、図1に向かって左側に位置する左リール322と、図1に向かって右側に位置する右リール324と、この左リール322及び右リール324の間に位置する中リール323とからなるものである。また、各回転リール325の周囲には、それぞれ複数個(たとえば、21個)の図柄が表示されている。また、これらの回転リール325は、ステッピングモータにより、後述する表示窓334内を回転リール325の図柄が上側から下側へ向けて通過するように、回転する。
(前扉330)
前扉330は、筐体320の左端部に設けられたヒンジ(図示しておらず)に回転自在に軸支され、筐体320の正面開口を覆う板状扉である。
この前扉330の下部中央には、筐体320の内部に設けられたメダル払出装置327から遊技メダルを払い出すためのメダル払出口340が設けられる。また、前扉330の下部であって、メダル払出口340の両側には、音声を出力するためのスピーカ354がそれぞれ1つずつ設けられている。また、メダル払出口340の下方には、メダル払出口340から払い出された遊技メダルを貯めておくことができるメダル受け皿341が設けられている。
前扉330の前面略中央部には、正面側に突出する操作部333が備えられている。この操作部333の上面右端部には、遊技を開始するにあたりメダルを投入するためのメダル投入口344が設けられている。また、前記操作部333の上面左端部には、スロットマシン310に電子的に貯留されているメダルであるクレジットメダルを遊技メダルのベットに代えるためのベットスイッチが設けられている。なお、このベットスイッチは、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ336a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ336bとから構成され、これらのスイッチは左右に並んで設けられている。また、前記操作部333の前面左端部には、クレジットメダルを精算するための精算スイッチ339が設けられている。また、前記精算スイッチ339の右側には、3個総ての回転リール325の回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ337が設けられている。また、前記操作部333の前面中央には、前記各回転リール325に対応するとともに、各回転リール325の回転をそれぞれ別個に停止させるための3個のストップスイッチ338が設けられている。
また、前記操作部333の上方には、筐体320の内部に設けられた3個の回転リール325の図柄を視認可能な表示窓334が形成されている。
前記表示窓334は、前記3個の回転リール325の前方に設けられており、3個総ての回転リール325の回転が停止した際に、各回転リール325の周囲に表示されている複数個の図柄のうちの3個を表示、すなわち、視認することができるものとなっている。すなわち、3個総ての回転リール325が停止すると、前記表示窓334内における、それぞれの回転リール325に対応する表示位置に、それぞれ3個の図柄351が縦並びに表示される。換言すれば、表示窓334内の上段位置、中段位置、及び下段位置にそれぞれ3個の図柄351が表示される。そして、前記表示窓334内に、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄が表示されることとなる。
なお、本実施の形態に係るスロットマシン310は、前記表示窓334内に停止した左リール322、中リール323、及び、右リール324それぞれの図柄の表示位置を一直線に結ぶことが可能なラインである計5本の有効ライン(横3本、斜め2本)を有している。
そして、後述する役抽選手段110の抽選の結果、後述する所定の役に当選するとともに、いずれかの有効ライン上に、前記役を構成する図柄の組み合わせが停止したとき、前記役の入賞となる。
また、図2に示すように、前扉330の裏面における、前記メダル投入口344の下部に対応する位置には、このメダル投入口344から投入されたメダルの正偽を判断するためのメダルセレクタ343が設けられている。つまり、メダル投入口344にメダルを投入すると、当該メダルはメダルセレクタ343へと導かれ、メダルセレクタ343により適正なメダルであるかどうかが判別される。そして、適正と判定されたメダルのみがメダルセンサ335を通過するようになっており、メダルセンサ335がメダルを検知して、遊技機にクレジットが加算されるように形成されている。なお、メダルセレクタ343により不適正と判断されたメダルは、メダルセンサ335を通過することなくメダル受皿341へと排出されるようになっている。
(メイン制御装置100)
メイン制御装置100は、上述の如く、スロットマシン310の作動を制御するためのものであり、メイン制御基板10等により構成されている。また、メイン制御装置100は、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等、種々の電子部品などが備えられている。なお、CPUは、1個のみ備えることもできるし、複数のCPUを備えることもできる。また、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等は一体に構成されたワンチップ型とすることもできる。
また、メイン制御装置100には、このメイン制御装置100に対して各種信号等を入力可能な入力手段、入力手段による入力等に基づいた制御の結果を出力可能な出力手段が備えられている。また、メイン制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御手段として機能する。
具体的には、メイン制御装置100は、スタートスイッチ337、及び、ストップスイッチ338等の操作により回転リール325の回転及び停止の制御、遊技に関する制御等を行う。
(メイン制御装置100の入力手段)
前記メイン制御装置100の入力手段としては、図4に示すように、次の操作手段170が入力手段として接続されている。
(1)ベットスイッチ(シングルベットスイッチ336a、マックスベットスイッチ336b)
(2)スタートスイッチ337
(3)ストップスイッチ338
(4)精算スイッチ339
なお、メイン制御装置100の入力手段としては、これら(1)から(4)までのスイッチ等に限定されるものではない。
(ベットスイッチ)
ベットスイッチは、遊技機にクレジットされたメダル数を減算して遊技メダルのベットに代えるためのものである。本実施の形態に係るスロットマシン310では、ベットスイッチとして、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ336a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ336bが設けられている。
本実施の形態に係るスロットマシン310は、メダル投入口344から遊技メダルを投入することで、1回の遊技につき、最大3枚の遊技メダルをベットすることができるように形成されている。また、スロットマシン310に投入された遊技メダルは、予め定められた規定枚数(たとえば、50枚)まで、電子的に貯留(クレジット)しておくことができるように形成されている。また、このクレジットされた遊技メダルの枚数は、所定の表示装置(図示しておらず)に表示されるものとなっている。そして、前記表示装置にクレジットメダル数が表示されている場合には、メダル投入口344に遊技メダルを投入する代わりに、ベットスイッチを操作することにより遊技メダルのベットを行うことができる。すなわち、スタートスイッチ337を操作可能状態にすることができる。具体的には、シングルベットスイッチ336aを操作すると、前記表示装置の表示が「1」減算され、遊技メダルが1枚ベットされたこととなる。また、マックスベットスイッチ336bを操作すると、前記表示装置の表示が「3」減算され、遊技メダルが3枚ベットされたこととなる。なお、ベットスイッチとしては、2枚ベット用のスイッチを設けることもできる。
また、遊技メダルのベットは、メダル投入口344への遊技メダルの投入、又は、ベットスイッチの操作のいずれか一方のみにより行うだけでなく、双方を併用して行うこともできる。
(スタートスイッチ337)
スタートスイッチ337は、遊技メダルがベットされることを条件に、また、下記の再遊技役に入賞することを条件に、リールユニット321の駆動を開始させることが可能なものである。
「再遊技役」とは、後述する役抽選手段110により抽選される役の一つである。そして、この役抽選手段110による抽選によって、再遊技役に当選し、再遊技役を構成する図柄(「REPLAY」)が、所定の有効ライン上に停止すると、再遊技役に入賞することとなる。そして、再遊技役に入賞すると、遊技メダルを新たにベットすることなく、再度、遊技を行うことができることとなっている。
(ストップスイッチ338)
ストップスイッチ338は、前述したように、リールユニット321の駆動を停止させるためのものである。
ストップスイッチ338は、スタートスイッチ337が操作されることにより回転リール325が回転を開始してから、総ての回転リール325の回転速度が予め定められた一定速度に達することにより操作可能となるように形成されている。
(精算スイッチ339)
精算スイッチ339は、クレジットされている遊技メダルを精算、すなわち、クレジットを解除して、クレジットメダルを払い出すためのものである。
(メイン制御装置100の出力手段)
前記メイン制御装置100の出力手段としては、図4に示すように、次のものが接続されている。
(1)リールユニット321
(2)メダル払出装置327
なお、メイン制御装置100の出力手段としては、これら(1)および(2)に限定されるものではない。
(リールユニット321)
リールユニット321は、所定の枠体に固定された3個のステッピングモータ(図示しておらず)と、各ステッピングモータの回転軸にそれぞれ固定された計3個の回転リール325とから構成されている。そして、各回転リール325は、円筒状に形成された回転ドラム(図示しておらず)と、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ(図示しておらず)とを備えている。そして、各回転リール325におけるリールテープの外周面には、回転方向へ向けてほぼ等間隔に、「赤7」「青7」「BAR」「黄星」「青星」「黒星」「種ありスイカ」「種なしスイカ」「チェリー」「REPLAY」等の複数種類の図柄が所定の配列で計21個表示されている。また、前記回転リール325は、前記ステッピングモータの回転軸を中心として、表示窓334内を、回転リール325に表示された図柄が上側から下側へ向けて通過するように、回転するものとなっている。
そして、各回転リール325の所定箇所には、回転リール325の回転を検知するために用いられるインデックス(図示しておらず)が設けられている。具体的には、前記モータにより各回転リール325が回転を開始した後、前記インデックスを所定のセンサ(たとえば、フォトセンサ、磁気センサ、タッチセンサなど)により検知してからの回転角度を検知することで、現時点における回転位置を特定し、その後、所定の回転角度で回転リール325を停止させることによって、停止制御が行われるものとなっている。
(メダル払出装置327)
メダル払出装置327は、いわゆるホッパーユニットと呼ばれるものであり、所定の役に入賞するなどの遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルの払出を行うためのものである。メダル払出装置327は、入賞により獲得される遊技メダルを払い出す場合、投入した遊技メダルを払い戻すために精算スイッチ339が操作された場合に、メイン制御装置100からモータ駆動信号が送られることにより作動する。そして、メダル払出装置327から払い出された遊技メダルは、メダル払出口340を介して、メダル受皿341へと排出される。
以下、メダル払出装置327の動作の概略について、図3を見ながら説明する。なお、図3は、本実施の形態に係るメダル払出装置327の動作の説明図であり、ディスクを上から見た状態を簡略して示したものである。
まず、メイン制御装置100からのモータ駆動信号により、メダル払出装置327のディスク駆動装置181(図4参照)が駆動する。すると、ディスク回転軸406を中心としてディスク401が回転する。そして、ディスク401の孔に収容されている遊技メダルは、ディスク401に押され、回転に同調して遠心力を持ちながら移動し、放出アーム403を押し開けて、放出路402から排出される。
このとき、放出アーム403が押し開けられると、放出アーム403は第一払出センサ404から第二払出センサ405へと移動する。すると、第二払出センサ405は、遊技メダルの通過を検出し、メイン制御装置100に払出センサ信号を発信する。これにより、メイン制御装置100はメダルの払出枚数を検知することができるようになっている。
なお、第一払出センサ404および第二払出センサ405はフォトインタラプタを使用して構成されており、この第二払出センサ405は、図4における払出検知手段182に対応するものである。
(メイン制御装置100の制御手段)
前記メイン制御装置100は、上述の如く、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図4に示すように、種々の制御手段として機能する。
(1)遊技状態制御手段160
(2)役抽選手段110
(3)リール制御手段120
(4)停止図柄判断制御手段130
(5)払出制御手段140
(6)限界信号出力手段150
なお、メイン制御装置100としては、上記した(1)から(5)までの制御手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(遊技状態制御手段160)
遊技状態制御手段160は、回転リール325の回転及び停止等の遊技における各種装置の制御を行うとともに、各種遊技の状態に応じた遊技の制御を行うためのものである。
遊技状態制御手段160は、一般的な遊技である通常遊技を制御するための通常遊技制御手段161や、通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技(BBゲーム、RBゲーム)を制御するための特別遊技制御手段162や、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技であるリプレイタイム遊技(RTゲーム)を制御するための再遊技高確率遊技制御手段163などを備える。
(役抽選手段110)
役抽選手段110は、前記役を抽選するためのものであり、より詳しくは、予め定められた抽選確率に基づいて、いずれかの役に当たったか又はハズレかの抽選を行うものである。
この役抽選手段110としては、所定の数値範囲内(たとえば、0〜65535)で乱数を発生させるための乱数発生手段111、乱数発生手段111により発生した乱数を所定のタイミング(たとえば、スタートスイッチ337操作時)で抽出する乱数抽出手段112、乱数発生手段111により発生する乱数がとる数値領域の範囲内であって、役に対応した所定の数値領域を有する当選領域を複数備えた抽選テーブル114、乱数発生手段111により発生した乱数が前記抽選テーブル114のいずれかの当選領域に属するか否かを判定する、すなわちいずれかの役に当選したか否かを判定するための乱数判定手段113等を備えることができる。
また、特に図示していないが、本実施の形態に係るスロットマシン310では、各遊技状態(通常遊技、特別遊技、有利遊技(RTゲーム))ごとに、それぞれ抽選テーブル114が備えられている。そして、上述の当選判定を行う際には、その時点における遊技状態に対応した抽選テーブル114が参照されるものとなっている。すなわち、遊技状態の違いとは、当選判定の際に参照される抽選テーブル114が各々異なることを意味するものである。
(リール制御手段120)
リール制御手段120は、ストップスイッチ338の操作が行われた際に、役抽選手段110の抽選結果に基づいて、回転リール325の回転停止を制御するためのものである。
本実施の形態では、前記リール制御手段120は、ストップスイッチ338が操作された時点で、有効ライン上に直ちに停止できる図柄を基準として、この図柄から回転方向に予め定められた個数(最大スベリコマ数、たとえば、4コマ)移動したときの図柄までの範囲で、対応する回転リール325を停止させるように形成されている
換言すれば、前記リール制御手段120は、ストップスイッチ338が操作された時点から対応する回転リール325が停止するまでに、この回転リール325が回転する回転量が予め定められたコマ数(4コマ)の範囲内となるように制御する。
そして、前記リール制御手段120は、役抽選手段110の抽選結果に基づいて、対応する回転リール325を、予め定められたコマ数の範囲内におけるいずれの位置で停止させるかを決定するものとなっている。
(停止図柄判断制御手段130)
停止図柄判断制御手段130は、役抽選手段110による抽選の結果、所定の役に当選し、かつ、回転リール325が停止した状態で表示される図柄が、役に応じて予め定められた表示態様になることにより入賞と判定するとともに、この入賞に基づいた制御を行うためのものである。すなわち、所定の役の入賞となった場合に、この入賞の役に応じた入賞信号を出力するように形成されている。この入賞信号は、後述する払出制御手段140や演出制御手段210等に送信され、遊技メダルの払出や、所定の演出の契機として使用される。
(払出制御手段140)
払出制御手段140は、前記停止図柄判断制御手段130が前記入賞信号を出力した際に、その信号に応じてメダル払出装置327を制御し、所定枚数の遊技メダルが払い出されるようにするものである。また、前記第二払出センサ405からの払出センサ信号を受け取り、メダルの払出枚数の管理も行う。
(限界信号出力手段150)
限界信号出力手段150は、後述するメイン制御基板電源15が出力する電圧値を監視するためのものである。そして、この供給電圧が後述するメインCPU11を正常に動作させるのに必要な電圧値を下回りそうになったことを検出すると、メインCPU11に電圧限界信号を出力する。電圧限界信号は、電圧低下に伴うメインCPU11の誤動作を防止するものであり、メインCPU11が電圧限界信号を受け取ると、メインCPU11は自らを停止させる。限界信号出力手段150は、具体的には、後述するメイン制御基板10のメイン制御基板電源15に接続された回路である。詳細は後述する。
(サブ制御装置200)
サブ制御装置200は、上述の如く、主にスロットマシン310の演出を制御するためのものであり、サブ制御基板60等により構成されている。また、メイン制御装置100と同様に、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等、種々の電子部品などが備えられている。サブ制御装置200は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御手段として機能する。
具体的には、サブ制御装置200は、演出装置240を出力手段として用い、遊技に関する演出の制御等を行う。
(演出装置240)
演出装置240は、サブ制御装置200から出力される所定の演出用制御信号の入力を契機として、遊技者に入賞等を報知するなど種々の演出を行うためのものである。具体的には、演出装置240は、ランプ352や液晶表示装置353、スピーカ354等を備えている。なお、演出装置240は、これらのものに限定されるわけではなく、CRT表示装置、ドットマトリクス表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置等を備えることもできる。
また、前記ランプ352は、光源の点滅、点灯又は消灯により、遊技を盛り上げたり、所定の役が当選していることを報知したりするためのものである。また、前記液晶表示装置353は、文字や画像(静止画や動画)の表示により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。また、スピーカ354は、所定の効果音やBGMの出力により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。
具体的には、所定の遊技状態(たとえば、BBゲーム等)に移行したり、所定の役に当選したりすると、前記遊技状態制御手段160が、後述する演出制御手段210にBBゲーム開始信号や当選信号を出力する。そして、演出制御手段210は、前記信号の入力を契機として、所定の演出データを選択し、この演出データに基づく制御信号を演出装置240に出力する。そして、演出装置240は、演出制御手段210により出力された制御信号の入力を契機として、前記演出データに基づく演出内容を出力する。
(サブ制御装置200の制御手段)
前記サブ制御装置200は、上述の如く、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図4に示すように、種々の制御手段として機能する。
(1)演出制御手段210
(2)低下信号出力手段230
なお、サブ制御装置200としては、上記した(1)および(2)の制御手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(演出制御手段210)
演出制御手段210は、各種制御手段から出力される信号が入力されることを契機として、遊技に関する演出を、液晶表示装置353などの演出装置240により実行するためのものである。遊技に関する演出としては、たとえば、役抽選手段110により所定の役に当選した旨を報知するための当選報知演出、特別遊技(たとえば、BBゲーム)が開始した場合に、当該特別遊技を盛り上げるための演出などが挙げられる。
具体的には、演出制御手段210は、種々の演出データを記憶するための演出テーブル、入力された信号に基づいて、前記演出テーブルから所定の演出データを選択するための演出データ選択手段、演出データ選択手段により選択された演出データに基づいて、所定の演出装置240により演出を実行するための演出実行手段などを備えている。
(低下信号出力手段230)
低下信号出力手段230は、前記サブ基板への供給電圧を監視するとともに、その電圧が所定の電圧値よりも低下したことを検出したときに、後ほど詳述する電圧低下信号を出力するものである。具体的には、後述するサブ制御基板60のサブ制御基板電源65に接続された回路である。詳細は後述する。
(スロットマシン310の制御回路)
次に、図5を見ながら、スロットマシン310の制御回路について説明する。
まず、本実施の形態に係る遊技機は、計5つの基板から成る。すなわち、メイン制御基板10、サブ制御基板60、リール基板20、電源装置基板30、および中央表示基板40である。以下、各基板について説明する。
(メイン制御基板10)
メイン制御基板10は、スロットマシン310で行われる遊技全体を制御するため基板であり、メインCPU11や、ROM13、RAM14等からなる。そして、リール基板20、電源装置基板30、中央表示基板40、演出制御基板60等と、電気的に接続されている。
メイン制御基板10はメイン制御装置100を構成し、遊技の基本的な進行等を決定した後に、リール基板20、電源装置基板30、中央表示基板40、演出制御基板60等に対し、各種動作を指示する信号を出力する。
なお、メイン制御基板10には、前述した電圧限界信号を受け取ったときにメインCPU11を停止させる図示しないCPU停止回路が設けられている。また、ROM13の一部は書換可能なフラッシュROM等で構成されており、その一部領域は、メインCPU11を停止させる前に遊技機の重要なデータ(例えばメインCPU11のレジスタ情報など)を退避させるためのバックアップ領域となっている。
(サブ制御基板60)
サブ制御基板60は、メイン制御基板10と電気的な接続がされている基板である。各種演出装置(ランプ352、液晶表示装置353、スピーカ354)とも電気的な接続がなされている。
サブ制御基板60にはサブ制御CPU61、ROM63、RAM64等が設けられてサブ制御装置200を構成し、メイン制御基板10からの信号に対応して、主にスロットマシン310の演出制御を行う基板である。
(リール基板20)
リール基板20は、メイン基板10と電気的な接続がされている基板である。メイン制御基板10から回転リール325を回転させるためのリールモータ信号等を受信し、リールの回転等の動作を制御する。また、リールセンサ信号等を出力することにより、メイン制御基板10に対し、リールの状態を通知する。
(電源装置基板30)
電源装置基板30は、遊技機に電源を供給するための基板であり、外部から供給された電力は、電源装置基板30を介して各装置へと供給される。
電源装置基板30には、メダル払出装置327が直接接続されている。そのため、メイン制御基板10から送信されるモータ駆動信号等は、電源装置基板30を介してメダル払出装置327へと送信される。また、メダル払出装置327の第二払出センサ405から送信される払出センサ信号も、電源装置基板30を介してメイン制御基板10へと送信される。
(中央表示基板40)
中央表示基板40は、メイン制御基板10と電気的な接続がされている基板である。操作手段170が操作された結果の各種信号をメイン制御基板10に送信する。また、操作手段170に設けられたLEDを点灯するための信号等をメイン制御基板10から受信する。
(スロットマシン310の電力供給)
前述したような、メイン制御基板10のメインCPU11、サブ制御基板60のサブ制御CPU61、メダル払出装置327等を正常に動作させるためには、規定の電圧が必要である。そして、これら装置の駆動電圧は異なることが多いため、電圧値の違う複数種類の電圧が必要となることが一般的である。これを本実施形態の遊技機310において見ると、電源装置基板30が、外部から供給された電力を所定の電圧に変換し、各種装置それぞれに応じた電圧を供給している。ここでは、電源装置基板30による電圧の供給先として、メイン制御基板10のメイン制御基板電源15、サブ制御基板60のサブ制御基板電源65、およびメダル払出装置327の3つの装置を取り上げるが、電源装置基板30による電圧の供給先としては、これに限られるものではない。
以下、電源装置基板30による規定電圧の供給について説明する。電源装置基板30には、電源スイッチ33が設けられており、この電源スイッチ33がONにされることで、外部から電圧値24Vの電力が供給される。そして、供給された電力は、電源装置基板30の内部で各装置の規定電圧に変換される。そして、メイン制御基板電源15には12Vの電圧が、サブ制御基板電源65には18Vの電圧が、メダル払出装置327には24Vの電圧が、それぞれ供給される。
ここで、メイン制御基板電源15およびメダル払出装置327には、電源装置基板30により安定化された電圧が供給されている。これは、仮にメイン制御基板電源15およびメダル払出装置327の電圧が安定しないとすると、それによりメイン制御基板10およびメダル払出装置327の動作が不安定となり、装置の故障を引き起こしたり、遊技に著しい悪影響を与えたりする可能性があるためである。これに対して、サブ制御基板電源65に供給される電圧は安定化されてはいない。これは、サブ制御基板60が誤動作したとしても遊技結果等には直接的に影響しないので、電圧の安定供給に対する要請が少ないことと、遊技機の製造コストの面で有利であることに起因する。
また、これらの装置はそれぞれコンデンサにより電力を蓄えているが、相対的に見て、メイン制御基板電源15およびメダル払出装置327(のディスク駆動装置181)のコンデンサの容量は、サブ制御基板電源65のコンデンサの容量と比較して大容量となっている。
なお、図示しないが、メダルの払出を検出する第一払出センサ404および第二払出センサ405への電力供給は、メイン制御基板電源15から行われている。すなわち、本実施例においては、請求項の「センサ電源」とは、メイン制御基板電源15を意味する。また、本実施例における請求項の「監視対象電源」とは、サブ制御基板電源65を意味する。
(スロットマシン310の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン310の動作の概略について、図6および図7に示したフローを用いて説明する。
まず、図6を見ながら、スロットマシン310のメインの処理、すなわち、1回の遊技における動作について説明する。
ステップ001において、スタートスイッチ337の操作が行われるまで待機する。そして、スタートスイッチ337の操作が行われたことが検出された場合、次のステップ002に進む。
ステップ002において、役抽選手段110により役の抽選が行われる。そして、次のステップ003に進む。
ステップ003において、回転リール325の回転が開始する。そして、次のステップ004に進む。
ステップ004において、ストップスイッチ338の操作が行われるまで待機する。そして、ストップスイッチ338の操作が行われたことが検出された場合、次のステップ005に進む。
ステップ005において、リール停止制御手段122により、操作されたストップスイッチ338に対応する回転リール325の回転が所定の位置で停止する。そして、総ての回転リール325に対応するストップスイッチ338の操作が行われた後、次のステップ006に進む。
ステップ006において、停止図柄判断手段130により、当選フラグの成立中に、この当選フラグに対応する図柄表示態様がいずれかの有効ライン上に停止したか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、次のステップ007に進む。
ステップ007において、前記ステップ006において入賞したと判定された場合はステップ008に進む。一方、入賞しなかったと判定された場合は遊技が終了する。
ステップ008において、払出制御手段140により、入賞に応じた枚数のメダルの払出が行われる。そして、遊技が終了する。
なお、前記ステップ008において、入賞に応じた枚数のメダルの払出を行うとしたが、入賞しても必ずしもメダルを払い出す必要はない。すなわち、獲得メダルをクレジットすることもできるし、また、再遊技役に入賞した場合など、入賞してもメダルの払出が行われない場合もある。
このように、本実施形態に係る遊技機は、遊技結果に応じてメダルを払い出すものである。また、それ以外にメダルの払出がされる場合としては、精算スイッチ339が操作された場合がある。この場合、クレジットされている遊技メダルを精算、すなわち、クレジットを解除して、クレジットメダルを払い出す。
(不測の電断時のスロットマシン310の動作)
以下、前述したようなメダルの払出中に不測の電断が発生した場合の、スロットマシン310の動作について、説明する。
まず、前提として、あるタイミングで停電が発生し、その結果、電源装置基板30に外部から供給されていた電力が供給されないように変化したとする。もしくは、意図せずに電源スイッチ33がOFFにされ、電力が供給されなくなったとしても良い。
このとき、電源装置基板30にはコンデンサが搭載されており、電力が蓄えられているため、すぐにスロットマシン310の各装置への電力供給が停止するわけではない。しかし、電断後はコンデンサに蓄えられた電力が放電していくため、各装置に供給される電圧は次第に低下していく。つまりは、メイン制御基板電源15、メダル払出装置327、およびサブ制御基板電源65に供給される電圧が低下することとなる。
ここで、これらの装置は、それぞれコンデンサにより電力を蓄えているため、電断発生後もしばらくは規定電圧の出力を維持することが可能となっているものの、電源装置基板30からの供給電圧の低下に伴い、出力する電圧は次第に低下していく。そして、サブ制御基板電源65は、メイン制御基板電源15およびメダル払出装置327と比較して電断の影響を受けやすく、出力する電圧が顕著に低下する構成となっている。すなわち、メイン制御基板電源15とメダル払出装置327とに供給される電圧は安定化されているのに対し、サブ制御基板電源65に供給される電圧は安定化されておらず、また、サブ制御基板電源65に貯蓄可能な電気量はメイン制御基板電源15およびメダル払出装置327(のディスク駆動装置181)と比較して少ないため、電断が発生すると、出力電圧が低下しやすくなっている。
ところで、このサブ制御基板電源65が出力する電圧の値は、サブ制御基板電源65に接続された回路である低下信号出力手段230により監視されている。そして、低下信号出力手段230が電圧を監視した結果、その電圧が所定の電圧値まで低下すると、低下信号出力手段230は電圧低下信号を出力する。具体的には、サブ制御基板電源65が出力する電圧値が、規定電圧18Vから16Vにまで低下すると、低下信号出力手段230がメイン制御装置100に対して電圧低下信号を出力する。
次に、この電圧低下信号が出力されたことを前提として、その後のメイン制御装置100の制御動作について、図7を見ながら説明する。
まず、ステップ100において、メイン制御装置100が電圧低下信号を受信し、次のステップ110に進む。
ステップ110において、メイン制御装置100は、メダル払出装置327のディスク駆動装置181に対して、ディスク回転停止信号を出力する。これにより、ディスク駆動装置181への電力供給が停止される。そして、次のステップ120に進む。
ステップ120において、待機タイマをスタートする。この待機タイマは、前記ディスク401が慣性によって回転していた場合に、その回転が停止するのを待ち合わせるためのものである。具体的には、メインCPU11のクロック数をカウントすることにより、時間を計測するものである。そして、次のステップ130に進む。
ステップ130において、メイン制御基板電源15が出力する電圧値が、メインCPU11を正常に動作させるのに必要な電圧値を下回りそうかどうかが判定される。具体的には、限界信号出力手段150がメイン制御基板電源15を監視することにより、メイン制御基板電源15の出力電圧が、規定電圧(12V)から所定電圧(9V)まで低下したことを検出することにより実現している。なお、このフロー図においては、便宜上、電圧値のチェック方法をいわゆるポーリング処理として記述しているが、本実施例においては、限界信号出力手段150が電圧限界信号を出力することにより、メインCPU11に割り込みを発生させる。このように、電圧値が所定電圧(9V)まで低下したことを検出した場合は、ステップ150に進む。それ以外は、次のステップ140に進む。
ステップ140において、前記待機タイマの値を参照して、所定時間が経過したかがチェックされる。そして、所定時間が経過している場合、ステップ150に進む。経過していない場合、ステップ130に戻る。
ステップ150において、払出センサ404〜405への電力供給が停止され、払出センサ404〜405が停止される。これにより、メインCPU11が把握するメダル払出枚数が確定する。そのため、メダル払出装置327のディスク401が慣性により回転していたとしても、この時点までに停止している必要がある。具体的には、ステップ140で判定される所定時間として、ディスク401の回転停止に十分な時間が指定されている必要がある。また、ディスク401の回転停止までに限界信号出力手段150が電圧限界信号を出力するような構成としてはならない。これらの要請を満たすための調整方法としては、ディスク401の回転速度を調節してディスク401の回転停止までの時間を短縮したり、メイン制御基板電源15や電源装置基板30が蓄電できる電気量を増加させて、電断後に電圧限界信号が出力されるまでの時間を引き延ばしたりすることが考えられる。そして、次のステップ160に進む。
ステップ160において、遊技機の重要なデータ(例えばメインCPU11のレジスタ情報など)がROM13のバックアップ領域に退避される。この情報には、未払出のメダル枚数の情報も含まれる。ここで、未払出のメダル枚数とは、払い出す予定だが、電断が発生してメダル払出装置327を停止したため、未だ払い出されていないメダルの枚数を意味する。そして、次のステップ170に進む。
ステップ170において、メインCPU11を停止する。そして、次のステップ180に進む。
ステップ180は、電力の供給が回復したなどの理由により、スロットマシン310が再起動された場合を表している。この場合、ステップ160においてバックアップされたデータが復元され、スロットマシン310による遊技を再開可能となっている。
つまり、このスロットマシン310においては、不測の電断が発生したとしても、メダル払出装置327のディスク駆動装置181への停止信号の出力(ステップ110)から、メダル払出検出の完了(ステップ150)までの時間が従来よりも長時間確保できるようになっている。そのため、ディスク駆動装置181の停止後に、慣性によりメダル払出装置327のディスク401が回転し、メダルが払い出されてしまったとしても、払出センサ404〜405によるメダル払出検出が可能となっている。
上記のように本実施形態に係る遊技機は、慣性により払い出されたメダルの情報が電断前にバックアップされるとともに、そのバックアップされたデータが電断からの復帰後に復元されるため、遊技を再開した際に未払出のメダル枚数を正しく把握できるようになっている。また、払い出す予定であった枚数よりも多くメダルを払い出してしまった場合でも、多く払い出してしまった枚数を把握することが可能となっている。
なお、多く払い出してしまった枚数を把握できることを応用して、払出枚数の調整を行うこととしても良い。すなわち、電断からの復帰後にバックアップデータが復元されたときに、払い出す予定であった枚数よりも多くのメダルを払い出してしまったことを検出した場合、次回以降の遊技においてメダルが払い出される際に、多く払い出した枚数を差し引いた枚数分のメダルを払い出すように形成しても良い。
そして、この実施形態では、電断前に遊技機の重要なデータをバックアップし、電断からの復帰後にそのバックアップデータを復元することとしたが、これに限定されず、例えばメダルの払出枚数をホールのサーバに通知することとしても良い。このようにすれば、電断後、慣性によりメダル払出装置327のディスク401が回転し、メダルが払い出されてしまったときに、ホールがメダルの払出枚数を管理できない、という問題が解消できる。
また、この実施形態では、請求項における「監視対象電源」として、スロットマシン310の演出を制御する基板であるサブ制御基板60の電源、つまりサブ制御基板電源65を使用したが、これに限らず、電圧値に関して高い安定性が求められない他の電源を使用しても良い。
更に、この実施形態では、メイン制御基板電源15に接続された限界信号出力手段150が、メイン制御基板電源15から出力される電圧を監視し、電圧限界信号を出力することとしたが、払出センサ404〜405への供給電圧低下を検出する方法としては、これに限るものではない。すなわち、供給電圧の低下により払出センサ404〜405(およびその制御装置であるメインCPU11等)の正常動作が確保できない可能性が検出できればよく、外部から電源装置基板30への供給電圧を監視しても良いし、電源装置基板30が出力する電圧を監視しても良い。
そして、この実施形態では、限界信号出力手段150による電圧限界信号と、所定時間の経過との両方を検出可能とし、いずれかの条件を満たすことを払出センサ404〜405への電力供給停止の条件としたが、これに限らない。限界信号出力手段150を設けずに所定時間の経過のみを検出可能としても良いし、限界信号出力手段150による電圧限界信号の検出は可能だが、所定時間の経過は計測しないこととしても良い。
なお、この実施形態では、遊技機の代表的な一例としてスロットマシンについて説明したが、本発明は、スロットマシンに限らず、メダル等の円板状の遊技媒体を使用する雀球遊技機、アレンジボール遊技機等その他の遊技機にも使用することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの前扉を開いた状態における、前扉の裏側及び筐体の内部を示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシン内部に設けられたメダル払出装置の動作の説明図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御回路の構成を概念的に示したブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフロー図である。 本発明の実施の形態であって、メダル払出中に電断が発生した場合の制御装置の処理フロー図である。
符号の説明
10 メイン制御基板 11 メインCPU
12,62 乱数発生器 13,63 ROM
14,64 RAM 15 メイン制御基板電源
20 リール基板 21L,21C,21R リールモータ
23L,23C,23R リールセンサ 24 外部集中端子板
30 電源装置基板 33 電源スイッチ
40 中央表示基板 41 設定スイッチ
43 セレクタ
60 サブ制御基板 61 サブCPU
65 サブ制御基板電源 70 画像音響生成基板
71 画像制御IC 72 画像ROM
73 ビデオRAM 74 音源IC
75 音源ROM
100 メイン制御装置 110 役抽選手段
111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段
113 乱数判定手段 114 抽選テーブル
120 リール制御手段 121 リール回転制御手段
122 リール停止制御手段 123 停止位置決定テーブル
130 停止図柄判断手段 140 払出制御手段
150 限界信号出力手段 160 遊技状態制御手段
161 通常遊技制御手段 162 特別遊技制御手段
163 再遊技高確率遊技制御手段 170 操作手段
181 ディスク駆動装置 182 払出検知手段
200 サブ制御装置 210 演出制御手段
230 低下信号出力手段 240 演出装置
310 スロットマシン 320 筐体
321 リールユニット 322 左リール
323 中リール 324 右リール
325 回転リール 326 中板
327 メダル払出装置 328 電源装置
329 基板ユニット 330 前扉
333 操作部 334 表示窓
335 メダルセンサ
336a シングルベットスイッチ 336b マックスベットスイッチ
337 スタートスイッチ 338 ストップスイッチ
339 精算スイッチ 340 メダル払出口
341 メダル受皿 343 メダルセレクタ
344 メダル投入口 352 ランプ
353 液晶表示装置 354 スピーカ
401 ディスク 402 放出路
403 放出アーム 404 第一払出センサ
405 第二払出センサ 406 ディスク回転軸

Claims (2)

  1. ディスク駆動装置によりディスクを回転させてメダルを払い出すメダル払出装置と、
    メダルの払出を検出する払出センサと、
    払出センサを作動させるためのセンサ電源と、
    外部からの供給電力が低下したときにセンサ電源よりも出力電圧が低下しやすい監視対象電源と、
    この監視対象電源の出力電圧の低下を検出したときに、電圧低下信号を出力する低下信号出力手段と、
    低下信号出力手段からの電圧低下信号に基づきメダル払出装置のディスク駆動装置を停止するディスク停止手段と、
    を有し、
    電圧低下信号が出力されてディスク停止手段が作動した後に、払出センサへの電力供給を停止させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記監視対象電源は、遊技機に設けられた演出装置を作動させるために設けられた電源であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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