JP2006025934A - 生体用縫合具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 縫合糸で縫合対象部を縫合する縫合具において、誤穿刺を防止すること、並びに、穿刺針を縫合対象部に穿刺する操作や穿刺後の操作を安定して行えるようにする。
【解決手段】
胃壁固定具1は、本体部10と、当該本体部10を腹壁上において支持したり穿刺針をカバーする安全支持機構40とから構成される。支持棒41は、保持筒11の前方からスライド可能な状態で挿入され、支持棒41の前端には、腹膜上に押し当てる押当カバー42が、支持棒41に対して垂直に取り付けられている。支持棒41には凹部48が列設され、支持棒41を本体部10に押し込むことによって、爪部471が凹部48に嵌まり込んで、保持筒11に対する支持棒41の位置がロックされるが、解除レバー472を操作してロックを解除できる。穿刺前及び穿刺針を抜いた後には、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端部は押当カバー42でカバーされる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、生体の縫合対象部を縫合する生体用縫合具及び生体用縫合方法に関し、特に胃壁及び腹壁を縫合糸で縫合するための胃壁固定具に関する。
胃瘻用カテーテルを患者に装着する際に、複数箇所で腹壁と胃壁とを縫合して、その後に腹壁と胃壁とを穿刺して貫通孔を形成し、その貫通孔に胃瘻用カテーテルが装着されるのが一般的である。
そして、縫合対象部である胃壁及び腹壁を縫合するための縫合具もいろいろと開発されている。
例えば特許文献1には、縫合糸が挿入される内部通路を有する中空の縫合糸挿入用穿刺針と、それと平行に配置され、縫合糸を把持するために使用される中空の縫合糸把持用穿刺針と、その縫合糸把持用穿刺針内に摺動可能に挿入されるスタイレットと、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とをそれぞれの基端部において固定する固定部材とからなる縫合具において、スタイレットの先端に、縫合糸把持用穿刺針の内部通路に収納可能な弾性材料製の環状部材を備え、その環状部材が縫合糸把持用穿刺針の先端から露出された状態において縫合糸挿入用穿刺針の中心軸またはその延長線が環状部材の内部を通過するように縫合糸挿入用穿刺針に向かって延びるように構成されたものが開示されている。
上記縫合具を用いれば、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とを、腹壁及び胃壁に穿刺し、スタイレットと環状部材とを縫合糸把持用穿刺針内の後端から挿入して、環状部材を縫合糸把持用穿刺針の先端から露出させ、縫合糸を縫合糸挿入用穿刺針内の後端から挿入して、当該縫合糸の一部を縫合糸挿入用穿刺針の先端から露出させて当該縫合糸を環状部材で捕捉させ、縫合糸把持用穿刺針内にスタイレットを後退させ、縫合糸挿入用穿刺針と縫合糸把持用穿刺針とスタイレットと環状部材とを一体的に後退させ、縫合糸の先行部を体外に引き出すことによって、縫合対象部である胃壁及び腹壁を縫合することができる。
特公平6−24533号公報
上記のような穿刺針を備えた縫合具を用いて縫合対象部を縫合する場合、操作者による誤穿刺を防止することが重要である。
また、穿刺針を縫合対象部に穿刺する操作が簡単に安定して行なえることや、穿刺針を穿刺した状態で縫合糸を縫合対象部の中に送り込んだり縫合対象部の外に引き出したりする操作を、安定して行えるようにすることも望まれる。
特に複数箇所を縫合する際に、穿刺針を穿刺する操作を複数回繰り返すことになるので、穿刺操作をより簡易にできることが望まれる。
そこで、本発明は、縫合糸で縫合対象部を縫合する縫合具において、誤穿刺を防止すること、並びに、穿刺針を縫合対象部に穿刺する操作や穿刺後の操作を安定して行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる生体用縫合具は、生体の縫合対象部に穿刺され縫合糸を中に送り込む第1中空穿刺針及び縫合対象部に穿刺され縫合糸を外に引き出す第2中空穿刺針からなる穿刺針セットを1以上備え、第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも前方に位置して当該先端部をカバーするカバー状態と、第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも後方に退避して当該先端部を突出させる突出状態とに姿勢変更できるカバー体とを設けることとした。
カバー体は、縫合対象部に押し当てられた状態で姿勢変更できるよう形成することが好ましい。
ここで、カバー体を、カバー状態、突出状態、及びカバー状態と突出状態との間の状態の少なくとも1状態でロックするロック機構を設けることが好ましい。
また、カバー体がカバー状態となるよう付勢する付勢手段を設けることも好ましい。
また、穿刺針セットを構成する第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針を併設状態で保持するホルダを設けることも好ましい。
上記のようにカバー体を姿勢変更できるようにするには、ホルダに対して、第1及び第2中空穿刺針の伸張方向にスライド可能に装着された支持部材を設け、当該支持部材にカバー体を固着させることが好ましい。
ここで、穿刺針セットを複数設け、支持部材を棒状とし、複数の穿刺針セットを、支持部材を挟んで対称的に配置することも好ましい。
上記本発明にかかる生体用縫合具によれば、カバー体をカバー状態にすれば、カバー体が、第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも前方に位置して当該先端部をカバーするので、誤穿刺が防止できる。一方、カバー体を突出状態にすれば、カバー体は、第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも後方に退避して当該先端部が突出するので、第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針で生体の縫合対象部を穿刺することができる。
また、カバー体を、縫合対象部に押し当てられた状態で姿勢変更できるよう形成すれば、カバー体を縫合対象部に押し当てて、縫合対象部に対する第1及び第2中空穿刺針の位置を安定させたまま、姿勢変更して第1及び第2中空穿刺針を穿刺することができる。これによって安定した穿刺操作を行なうことができ、また、穿刺後の操作も安定に行なうことができる。
ここで、カバー体を、カバー状態、突出状態、及びカバー状態と突出状態との間の状態の少なくとも1状態でロックするロック機構を設けると、その状態でカバー体の姿勢を保つことができるので、更に操作性が向上する。例えば、カバー状態と突出状態との間の複数状態でロックできるようにすれば、穿刺する深さを制御することも容易にできる。
また、カバー体がカバー状態となるよう付勢する付勢手段を設けると、その付勢力でカバー体を突出状態からカバー状態に姿勢変更させることができ、縫合対象部に穿刺された第1及び第2中空穿刺針を抜く操作も容易に行なうことができる。
穿刺針セットを構成する第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針が併設状態で保持するホルダを設ければ、これらの中空穿刺針を1回の操作で容易に穿刺することができる。
カバー体を姿勢変更させる機構は、ホルダに対して、第1及び第2中空穿刺針の伸張方向にスライド可能に装着された支持部材を設け、当該支持部材にカバー体を固着させることによって容易に実現できる。
この場合、穿刺針セットを複数設け、支持部材を棒状とし、複数の穿刺針セットを支持部材を挟んで対称的に配置すれば、複数の穿刺針セットを安定して保持しながら穿刺できる。
以下、本発明の一実施形態として、胃壁を腹壁に縫合するための胃壁固定具並びに胃壁固定方法について説明するが、本発明は、胃壁を腹壁に縫合する場合に限らず、縫合糸の先端を、生体の縫合対象部の中に挿入した後に縫合対象部の外に引き出すことによって、縫合対象部を縫合する場合に広く適用でききる。
〔実施の形態1〕
図1は、実施の形態1にかかる胃壁固定具1の外観を示す斜視図である。
胃壁固定具1は、本体部10と、当該本体部10を腹壁上において支持したり穿刺針をカバーしたりする安全支持機構40とから構成されている。
本体部10は、保持筒11と、当該保持筒11の前端近傍において保持筒11の径方向に広がるように設けられたホルダ部12と、当該ホルダ部12によって併設状態で保持された第1中空穿刺針14a,14b及び第2中空穿刺針15a,15b、縫合糸17a,17bを中空穿刺針14a,14bの先端側に送り込む糸送り機構20、縫合糸17a,17bを中空穿刺針15a,15bの先端から引き入れるための引抜具30などから構成されている。
なお、保持筒11の内部通路には、安全支持機構40を構成する支持棒41がスライド可能な状態で挿入されている。
縫合糸としては、腰の強い糸、例えばナイロン糸を用いることが好ましい。
(本体部10の構成)
第1中空穿刺針14aと第2中空穿刺針15aとが縫合糸17aを挿通させる穿刺針セットを構成し、第1中空穿刺針14bと第2中空穿刺針15bとが縫合糸17bを挿通させる穿刺針セットを構成している。そして、保持筒11は、2つの穿刺針セットの中間に位置している。
図2は、本体部10を第1中空穿刺針14a及び第2中空穿刺針15aを含む平面に沿って切断した断面図である。
ホルダ部12は、中心軸X方向に間隔をあけて併設された板状のホルダ部材121及びホルダ部材122を有し、両ホルダ部材121,122の間には、両ホルダ部材121,122と保持筒11との接合を補強する補強部材123が固着されている。
各中空穿刺針14a,14b,15a,15bは、その後端部分がホルダ部材121を貫通した状態でこれらに接合され、中央寄り部分がホルダ部材122を貫通した状態でこれらに接合されており、それによって、各中空穿刺針14a,14b,15a,15bは、保持筒11の中心軸Xに対して平行に安定して保持されている。
また各中空穿刺針14a,14b,15a,15bの前端は、端面が中心軸Xに対して傾斜しており、患者の腹壁および胃壁を穿刺することができるよう鋭利になっている。
第1中空穿刺針14a,14bの内部は、後端側から先端側へ縫合糸17a,17bを挿通させる通路となっている。そして、縫合糸17a,17bの先端部には、引抜具30に吸着させる挿通体18a,18b(図1では中空穿刺針14a、14bの中にあって見えない。図2参照)が取り付けられている。この挿通体18a,18bについては後で詳述する。
一方、引抜具30は、直線状のロッド部31a,31bと、ロッド部31a,31bの後端側どうしを連結する連結部32とから構成されている。中空穿刺針15a、15bの内部通路には、その後端側から、引抜具30のロッド部31a,31bがスライド可能に挿入されている。
また、ロッド部31a,31bの各先端部には、吸着体33a,33b(図1では中空穿刺針15a、15bの中にあって見えない。図2参照)が設けられている。ここで、上記挿通体18a,18b及び吸着体33a,33bは、互いに引き付け合う性質を有するものが用いられている。具体的には、挿通体18a,18b並びに吸着体33a,33bには磁石が用いられる。
なお、挿通体18a,18bは、第1中空穿刺針14a、14bの内部通路内に収納され前方にスライド可能であり、吸着体33a,33bは、第2中空穿刺針15a、15bの前端から内部通路内にスライド可能である。
保持筒11及びホルダ部12は合成樹脂成形品であり、各中空穿刺針14a,14b,15a,15bは金属管で形成され、引抜具30は金属線で形成されている。
上記構成の本体部10において、縫合糸17a,17bの先端部には、挿通体18a,18bが取り付けられていると共に、ロッド部31a,31bの各先端部には、吸着体33a,33bが設けられているので、第1中空穿刺針14a,14b及び第2中空穿刺針15a,15bを胃内まで穿刺した後に、挿通体18a,18bを第1中空穿刺針14a,14bの先端から胃内に押し出すと共に、吸着体33a,33bを第2中空穿刺針15a,15bの先端から露出させ、胃内で挿通体18a,18bと吸着体33a,33bと近接させることによって、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに吸着させることができる。
そして、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに吸着させた状態で、引抜具30を後方に引くと、吸着体33a,33bとともに縫合糸17a,17bが第2中空穿刺針15a,15bの前端から引き込まれる。
中空穿刺針14a,14b,15a,15bを腹壁から抜き取ることによって、縫合糸17a,17bが、腹壁の外から胃内に入り、Uターンして腹壁外に抜け出るので、り、各縫合糸17a,17bを腹壁外に出ている部分どうし結合することによって、縫合糸による胃壁固定が完了する。
以下、胃壁固定具1が備える各機構並びに縫合方法について更に詳細に説明する。
(挿通体18a,18bを中空穿刺針14a,14bの先端から押し出す機構)
第1中空穿刺針14a、14bの内部通路には、中空細管状のスライド棒16a,16bがスライド可能な状態で挿入されており、縫合糸17a,17bは、そのスライド棒16a,16bの内部通路を貫通している。そして、スライド棒16a,16bの後端には、中空のヘッド部材19a,19bが装着され、その中空部を、縫合糸17a,17bがスライド可能な状態で貫通している。スライド棒16a,16bには金属管を用いることが好ましい。
このヘッド部材19a,19bは、第1中空穿刺針14a、14bの内部には入り込めず、スライド棒16a,16bがそれ以上前方に進むのを防ぐストッパーとしての働きをなす。またヘッド部材19a,19bは、後述する把持弁体232a,232bの細孔に差し込みやすいように先細り形状となっている。ヘッド部材19a、19bには合成樹脂成形品を用いることが好ましい。
このようなスライド棒16a,16bを備えることにより、操作者はこのスライド棒16a,16bをスライドさせて第1中空穿刺針14a、14bの内部に収納された挿通体18a,18bを前方に押し出すことができる。
なお、スライド棒16a,16bの形状は必ずしも中空細管状でなくてもよく、第1中空穿刺針14a、14bの内部通路を縫合糸17a,17bが挿通でき且つスライド棒16a,16bがスライドできれば、スライド棒16a,16bの形状は中実棒状であってもよい。
(糸送り機構20)
ホルダ部材122には、第1中空穿刺針14a,14bの後方に伸びるアーム21a,21bが取り付けられ、このアーム21a,21bの後端部には、中空細管22a,22bが、第1中空穿刺針14a,14bの後方に延長線上に位置するように取り付けられている。
この中空細管22a,22bは、その内部通路を貫通する縫合糸17a,17bをスライド可能に保持しており、これによって、縫合糸17a,17bは、スライド棒16a,16bの後端と中空細管22a,22bとの間に架け渡された状態でスライド可能に保持されている。
糸送り機構20は、このように第1中空穿刺針14a,14bの後方で架け渡された縫合糸17a,17bを、把持部で把持し、その把持部を中空穿刺針14a,14bに後端に接近させる方向にスライドさせることによって、第1中空穿刺針14a,14bの前方に送り込む機構である。以下、その具体例について説明する。
図1,2に示すように、中空細管22a,22bとヘッド部材19a,19bとの間において、縫合糸17a,17bを貫通するようにスライド板23が装着されている。
スライド板23は、薄板231に、縫合糸17a,17bを把持するための把持弁体232a,232bが接合されて構成されている。
薄板231は、操作者が手で掴みやすい大きさを有し、縫合糸17a,17bを貫通させる孔の他に、保持筒11、アーム21a,21bを貫通させる孔も開設され、保持筒11、アーム21a,21bに沿ってスライドできるようになっている。
一方、把持弁体232a,232bは、縫合糸17a,17bとの摩擦係数が大きい弾性材料(例えば、ゴム、エラストマー材料)で形成され、縫合糸17a,17bが貫通できる細孔が開設され、当該細孔を縫合糸17a,17bが直接貫通している状態では、縫合糸17a,17bが把持弁体232a,232b細孔の内壁面で挟み付けられて把持される。
従って、把持弁体232a,232bが縫合糸17a,17bを把持している把持状態で、薄板231をスライドさせれば、把持弁体232a,232bとともに縫合糸17a,17bも、当該スライド方向に搬送される。一方、上記細孔に、中空細管22a,22b或はヘッド部材19a,19bが介挿されている状態では、把持弁体232a,232bの縫合糸17a,17bに対する把持は解除される。従って、この解除状態では、縫合糸17a,17bはスライド板23に拘束されることなく互いにスムースにスライドできる。
よって、複数のスライド板23が装着されている場合は、順次1枚づつ把持状態にしてそのスライド板23をスライドさせる操作を繰り返すことによって、合計スライド距離分だけ縫合糸17a,17bを搬送することができる。
なお図2に示す例では、3枚のスライド板23が装着されているが、取り付けるスライド板23の枚数は任意であって、その枚数が多いほど縫合糸17a,17bを搬送できる距離が大きくなる。
図11は、スライド板23の機能を説明する図である。この図では、3枚のスライド板23の中、前から2番目のスライド板23が把持状態となっており、前から1番目のスライド板23は、把持弁体232a,232bがヘッド部材19a、19bに差し込まれて解除状態になり、前から3番目のスライド板23は、把持弁体232a,232bが中空細管22a,22bに差し込まれて解除状態となっている。
従って、この状態で2番目のスライド板23を前方にスライドさせ、ヘッド部材19a、19bに差し込み、更に3番目のスライド板23を中空細管22a,22bから外して把持状態にし、前方にスライドさせれば、2枚のスライド板23がスライドした合計距離分だけ縫合糸17a,17bが前方に搬送される。
なお、ここでは糸送り機構20の具体例として、弾性材料からなる把持弁体232a,232bで縫合糸17a,17bを把持し、この把持弁体232a,232bを薄板231に取り付けたスライド板23で、縫合糸17a,17bを送り出す方法を説明したが、縫合糸17a,17bを把持する把持部は、把持弁体232a,232bのようなものに限られず、例えば、クリップを用いることもできる。この場合も、当該クリップで縫合糸17a,17bをスライド板23と同様のスライド部材に取り付けておけば、クリップで縫合糸17a,17bを把持してスライド部材をスライドさせれば、縫合糸17a,17bを同時に送り出すことができる。
(挿通体18a,18b及び吸着体33a,33bの詳細構成)
図3(a),(b)は、縫合糸17aの先端に付けられた挿通体18aの構成を示す斜視図であり、図4はその断面図である。なお、挿通体18bは図示しないが挿通体18aと同様の構成である。
挿通体18a,18bは、中空筒の軸に沿って切り欠かれてスリット186が形成された切欠金属チューブ181に、スティック状の磁石182が嵌め込まれて構成され、その外観も棒状である。上記磁石182は例えば、直径1mm、長さ5mmのネオジム磁石であって、切欠金属チューブ181の内部空間内にはめ込まれている。ここで、磁石182は切欠金属チューブ181内の先端部184寄りにはめ込まれており、基端部185(先端部184と反対側の端部)側では内部空間が空洞になっている。
上記スリット186は、縫合糸17a、17bが通ることができるように、縫合糸17a、17bの径よりも広い幅で形成されてている。
また、縫合糸17aは、スリット186から切欠金属チューブ181の中に挿入され、その挿入部分が折り曲げられ、その先端部分172が切欠金属チューブ181の基端部185に接着されている。
また、図3(b)に示すように、切欠金属チューブ181の基端部185においては、上記切り欠きと対向する位置に、中空筒の軸に沿ってスリット183が形成されている。
なお、縫合糸17aの折り曲げ部171は、切欠金属チューブ181における基端部185の中に納まるように、その端面よりも内側に位置している。また、縫合糸17aはその先端部分172だけが切欠金属チューブ181の内面に接着剤で接着され、縫合糸17aの柔軟性によって折り曲げ部171が、基端部185の内部空間内を揺動できるようになっている。
図2に示すように、挿通体18a,18bは、その基端部185を、第1中空穿刺針14a,14bの先端側に向け、折り曲げ部171が鋭角に折れ曲げられた状態で、第1中空穿刺針14a,14bの中に収納されている。
なお、縫合糸17a,17bは、第1中空穿刺針14a,14bの内周面と挿通体18a,18bとの間の隙間を通過することになるが、上記のように切欠金属チューブ181には一部が切り欠かれてスリット186が形成されているので、第1中空穿刺針14a,14bの内径と、切欠金属チューブ181の外径とが同程度であっても、上記切り欠かれた部分では、第1中空穿刺針14a,14bの内周面との間に、縫合糸17a,17bが通過する隙間空間が形成されることになる。
図5は、吸着体33aの断面図である。なお、吸着体33bは図示しないが吸着体33aと同様の構成である。
引抜具30における吸着体33a,33bは、図5に示すように、金属チューブ331における内部空間の先端寄りにスティック状の磁石332が嵌め込まれ、金属チューブ331の基端側からロッド部31a,31bが挿入され固定されて構成されている。この磁石332と上記磁石182とは、先端側どうしが互いに引き付け合うよう逆極性となっている。
なお、第2中空穿刺針15a、15bの先端部には、第1中空穿刺針14a、14bから遠い側の壁面に逃げ孔152が形成されている。この逃げ孔152は、当該先端部を折り曲げ部171が通過するときに、第2中空穿刺針15a、15bの内側先端部151に縫合糸17a,17bが引っかかるのを防止する働きをなす。
(縫合糸17a,17bをひねる機構)
アーム21a,21bの後方には、縫合糸17a,17bを回転させるための回転つまみ50a,50bが、当該縫合糸17a,17bに取り付けられている。
この回転つまみ50a,50bは、中空円柱状のつまみ部材51a,51bに把持弁体52a,52bが接合されて構成されている。
つまみ部材51a,51bは、その中空部を縫合糸17a,17bが滑らかにスライドできる樹脂で形成されているが、把持弁体52a,52bは、縫合糸17a,17bとの摩擦係数が大きい弾性材料で形成され、縫合糸17a,17bが貫通でき且つ締め付けられるように、細孔が開設されている。
上記構成によって、上記細孔を縫合糸17a,17bが直接貫通している状態(把持弁体52a,52bが中空細管22a,22bから外れた状態)では、把持弁体52a,52bが弾力によって縫合糸17a,17を挟みつけて把持する。従って、その状態で回転つまみ50a,50bを回転させることによって、縫合糸17a,17bをひねることができる。
一方、把持弁体52a,52bの細孔に中空細管22a,22bを刺した状態では、縫合糸17a,17bは、把持弁体52a,52bによる挟みつけ力から解除される。従って、この状態では、縫合糸17a,17bが回転つまみ50a,50bに拘束されることなくスライドできる。
(安全支持機構40について)
図6は、胃壁固定具1を支持棒41に沿って切断した断面図であって、特に安全支持機構40の構成を示すものである。。
上述した支持棒41は、保持筒11の前方からスライド可能な状態で挿入されている。上記のように保持筒11は2つの穿刺針セットの中間に位置しているので、2つの穿刺針セットは、この保持筒11に挿入されている支持棒41に対して対称位置に配置されることになる。
この支持棒41の前端には、腹膜上に押し当てる押当カバー42が、支持棒41に対して垂直に取り付けられている。図1に示すように押当カバー42は、中空穿刺針14a,14b、15a、15bの各先端をカバーできる形状であって、中空穿刺針14a,14b、15a、15bの各先端部を前方に突出させる貫通孔421〜424が開設されている。
また、保持筒11内における支持棒41の後側には、弾性体43が装着され、保持筒11の後端は蓋部材44によって塞がれている。この弾性体43は、圧縮されたときに復元力によって支持棒41と蓋部材44とを互いに離間する方向に押圧する働きをなす部材であって、具体的にはコイルばねが用いられている。
また、蓋部材44には、固定部材45が固着され、この固定部材45には、本体部10に対する支持棒41の位置をロックするためのロック部材46が取り付けられている。なお、これら蓋部材44、固定部材45、ロック部材46を挟み込むように、一対の挟持板49が取り付けられている。
ロック部材46には、弾性力を有する材料で形成され揺動可能となっている突状部47を有し、突状部47の先端には爪部471が形成されている。一方、保持筒11の壁面には、爪部471が筒内部に入り込めるように貫通孔111が開設され、支持棒41には、上記爪部471が嵌り込む複数個の凹部48が、中心軸X方向に並んで設けられている。
またロック部材46には、操作者が爪部471を凹部48から引き出すための解除レバー472も設けられている。
このような構成により、操作者が本体部10に支持棒41を押し込むと、弾性体43が圧縮されて、本体部10と支持棒41とが離間する方向に付勢されるが、この付勢力に抗する力を操作者が外から加えることによって、本体部10に支持棒41を更に押し込むこともできる。
そして、支持棒41を本体部10に押し込むことによって、爪部471が凹部48に嵌まり込んで、保持筒11に対する支持棒41の位置がロックされる。一方、操作者が解除レバー472を操作して爪部471を凹部48から引き出せば、ロックが解除されるので、保持筒11に対して支持棒41をスライドさせることができる。
ここで、支持棒41には、中心軸X方向に複数の凹部48が列設されているので、保持筒11に対して支持棒41を複数位置でロックすることができる。従って、複数の凹部48の中で、爪部471を嵌め込む凹部48を選択することによって、押当カバー42に対する中空穿刺針14a,14b,15a,15bの突出量を調整することができる。
(胃壁固定具1で縫合する操作の説明)
上記の胃壁固定具1を用いて腹壁と胃壁とを縫合する方法について説明する。
胃壁固定具1が初期の状態にあるとき、図1,2に示すように、挿通体18a,18bは第1中空穿刺針14a,14bの内部に収納され、吸着体33a,33bも第2中空穿刺針15a,15bの内部に収納されているので、各中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端部は鋭利な状態となっている。ただし、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端は押当カバー42の前面よりも後方に位置しているので誤穿刺防止される。
胃内に内視鏡を挿入して、胃内部の状態を監視しながら、以下の操作を行なう。
(1)穿刺ステップ:
操作者は、腹壁60上の縫合しようとする所定位置に押当カバー42が当接するように、胃壁固定具1を配置する。通常、胃壁61に胃婁カテーテルを挿入しようとする位置(図7中、矢印A)に支持棒41の位置を合わせれば、押当カバー42がほぼ所定位置に位置する。
そして、操作者は、本体部10の後端部分(図7白抜矢印)を押し込むと、本体部10が支持棒41に対して前方にスライドして腹壁60に近づき、それに伴って、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端部分は、押当カバー42の貫通孔421〜424を貫通して、更に、腹壁60及び胃壁61を穿刺し、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端が胃内に達する。このとき弾性体43は圧縮され支持棒41を前方に押圧する状態となるが、爪部471が凹部48の位置に達すると、爪部471が凹部48に嵌り込んで、保持筒11に対する支持棒41の位置がロックされる。
このように穿刺する際に、解除レバー472を操作しながら、最初に1番後端側の凹部48に爪部471を嵌め込み、次に2番目の凹部48、3番目の凹部48‥に順次爪部471を嵌め込みながら穿刺していけば、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの穿刺深さが段階的に大きくなっていくので、操作者は穿刺深さを容易に制御することができる。
図7は、上記のようにして中空穿刺針14a,15aが穿刺されると共にロックされた状態を示している。
この穿刺ステップでは、2組の穿刺針セットが支持棒41に対して対称位置に配置された状態で、中空穿刺針14a,14b,15a,15bが、腹壁60に対して垂直に安定して保持されながら穿刺される。
なお、このとき、挿通体18a,18bや吸着体33a,33bは、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの内部に収納されたままである。
(2)縫合糸を第1中空穿刺針14a,14bから第2中空穿刺針15a,15bに送り込むステップ:
操作者は、引抜具30を押し込むことによって、図8(b)に示すように吸着体33a,33bの先端部を、中空穿刺針15a,15bの先端から露出させる。
それと共に、操作者はスライド棒16a,16bを前方に押し出すことによって、図8(b)に示すように、挿通体18a,18bとその近傍の縫合糸17a,17bを、中空穿刺針14a,14bの先端から胃内空間に押し出す。なお、スライド棒16a,16bを前方に押し出す際には、操作者が、1番前に位置するスライド板23を前方にスライドさせれば、2つのスライド棒16a,16bを同時に押し出すことができる。
挿通体18a,18bが胃内空間に押し出されると、折り曲げ部171はある程度開くが、折り曲げ癖によって鋭角に保たれている。
なお、ヘッド部材19a,19bが第1中空穿刺針14a,14bの後端に当接すると、スライド棒16a,16bはそれ以上前方にスライドすることはない。
次に、縫合糸17a,17bを後方に引き戻すことによって、挿通体18a,18bの基端部185を、第1中空穿刺針14a,14bの先端部まで引き戻す。縫合糸17a,17bを後方に引き戻すには、縫合糸17a及び縫合糸17bを個別に後方に引っ張ってもよいが、上記の1番前に位置するスライド板23を使って同時に引き戻してもよい。
これによって、基端部185が中空穿刺針14a,14bの中に引き込まれようとするが、図9(a)に示すように、第1中空穿刺針14a,14bの先端部141で基端部185が支持されることによって、挿通体18a,18bは図中矢印Bの方向(折り曲げ部171が開く方向)に回転する。
このとき、第1中空穿刺針14a,14bの先端開口面は、第2中空穿刺針15a,15bの方を向いているので、基端部185が先端部141で支持されるときに、第2中空穿刺針15a,15bに近い箇所で支持される。従って、挿通体18a,18bは、先端部184が上記吸着体33a,33bの先端に近づくように回転する。そして、先端部184が上記吸着体33a,33bの先端に近づくと、これらが互いに引っぱり合って結合する。
なお、挿通体18a,18bが上記のように回転する際に、回転面の向きがずれて、先端部184が吸着体33a,33bの先端に十分に近づかないような場合には、回転つまみ50a,50bを用いて縫合糸17a,17bをひねることによって、先端部184を吸着体33a,33bの先端に近づける。
なお、上記のように、折り曲げ部171は、切欠金属チューブ181における基端部185の中に納まっているので、このステップにおいて、第1中空穿刺針14a,14bの先端部141に、切欠金属チューブ181の基端部185が当接する。従って、縫合糸17a,17bが先端部141に強く押し付けられて切断されるのを回避することができる。
次に図9(b),(c)に示すように、操作者がスライド板23を前方にスライドさせて縫合糸17a,17bを送り出すと共に、引抜具30を後方に引っぱることによって、吸着体33a,33bに吸着した挿通体18a,18bを第2中空穿刺針15a,15bの先端から中に引き込む。
図10は、切欠金属チューブ181に形成されたスリット183の機能を説明する図である。
図10に示すように、挿通体18a,18bにはスリット183が形成されているため、折り曲げ部171がスリット183に入り込むことができる。
挿通体18a,18bが第2中空穿刺針15a,15bに引き込まれるときに、縫合糸17a,17bの折り曲げ部171の近傍部分が中心軸Xに対して角度が大きいと、内側先端部151に押し付けられて、内側先端部151にひっかかっる可能性もあるが、上記のように折り曲げ部171がスリット183に入り込むと、縫合糸17a,17bの近傍部分の中心軸Xに対する角度が小さくなくなるので、第2中空穿刺針15a、15bの内側先端部151に引っ掛かりにくくなる。
また、第2中空穿刺針15a、15bの先端部に逃げ孔152が形成されているので、折り曲げ部171がここを通過するときには逃げ孔152に入り込むこともできる。従って、縫合糸17a,17bが内側先端部151に引っ掛かるのが更に防止される。
そして、操作者は引抜具30を後方に引くことによって、挿通体18a,18bを中空穿刺針15a,15bの内部まで挿入する。なお、引抜具30を更に後方に引き抜いて、挿通体18a,18bを中空穿刺針15a,15bの後端から引っぱりだしてもよい。
ここで、縫合糸17a,17bの送り出し量が少ないと、挿通体18a,18bを中空穿刺針15a,15bの前端側から後端側に引き抜く際に、スライド棒16a,16bの先端部分付近に存在する縫合糸17a,17bが、中空穿刺針15a,15bの方に引っ張られて、スライド棒16a,16bの先端部分や中空穿刺針14a,14bの先端部141に引っかかりやすいが、縫合糸17a,17bを前方に十分に送り出しながら引き出しを行なうことによって、そのような引っかかりが発生するのを防止することができる。
図11では、2番目のスライド板23を前方にスライドさせて、縫合糸17a,17bを送り出す様子を示している。このように2番目のスライド板23、更に3番目のスライド板23前方にスライドさせることによって、縫合糸17a,17bを同時に送り出すことができる。
以上で、縫合糸17a,17bは、腹壁60の外から、第1中空穿刺針14a,14b内を通り、胃内空間内に侵入し、Uターンして第2中空穿刺針15a,15b内に挿入される状態になる。
(3)穿刺針を抜くステップ
操作者が解除レバー472を押すことによって、爪部471を凹部48から引き出すと、支持棒41に対するロックが解除され、圧縮されている弾性体43が伸張しようとする力によって支持棒41が本体部10に対して前方に押し出される。
それに伴って、図12に示されるように、本体部10が腹壁60から引き離されて、中空穿刺針14a,14b,15a,15bが腹壁60から抜き去られる。
その結果、縫合糸17a,17bが、腹壁60の外から、腹壁60と胃壁61を貫通し、胃内空間内でUターンして、胃壁61と腹壁60を貫通して、腹壁60の外に退出した状態になる。
また、押当カバー42は、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの前方に位置して、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端部をカバーする。従って、誤穿刺が防止される。
その後、各縫合糸17a,17bにおける腹壁60から露出した部分173,174どうしを、リング等で結び合わせる。
以上で、胃壁固定具1を用いた胃壁固定操作が終了し、縫合糸17a,17bで胃壁61が腹壁60に固定される。
(胃壁固定具1による効果)
胃内で、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに接近させるだけで、挿通体18a,18bと吸着体33a,33bとが互いに引き合う力によって結合されるので、操作者は、挿通体18a,18bと吸着体33a,33bとの位置合わせをあまり正確にする必要がなく、従って、結合させるための操作が比較的容易である。
また、操作者が挿通体18a,18bを、第1中空穿刺針14a,14bから押し出した後、縫合糸17a,17bを引き戻す操作によって、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに接近させることができるので、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに接近させる操作も簡単である。
操作者は、スライド板23を操作することによって、2本の縫合糸17a,17bをいっぺんに繰り出すことができるので、縫合糸17a,17bを個々に繰り出す場合のように手間がかからない。
中空穿刺針14a,14b,15a,15bがホルダ部12によって併設状態で保持されているので、これら複数の中空穿刺針の相互位置が維持される。また、1回の操作で中空穿刺針14a,14b,15a,15bをまとめて穿刺したり抜いたりすることもできる。
安全支持機構40を備えることによって、中空穿刺針14a,14b,15a,15bが、腹壁60に対して垂直に安定して保持される。従って、操作者が腹壁上で胃壁固定具1を操作をするときの安定性に優れる。また、穿刺前、及び穿刺針を抜いた後には、中空穿刺針14a,14b,15a,15bの先端部は押当カバー42でカバーされるので、誤穿刺を防止することができる。
〔実施の形態2〕
本実施の形態は、スライド棒の先端部分が、弾力性を有する材料で形成されている例である。
本実施の形態2の胃壁固定具1は、上記実施の形態1の胃壁固定具1と同様の構成であるが、スライド棒16a,16bの先端部に、弾性材料からなる部材が装着されている点が異なっている。すなわち、スライド棒16a,16bは、剛性を有する金属で形成されているが、その先端部に弾力性を有する材料からなる弾性管状部材161がはめ込まれている。
図13は、スライド棒16aの先端部にはめ込まれた弾性管状部材161を示す斜視図である。
弾性材料としては、縫合糸17a,17bに対する摩擦係数の小さいものを用いることが好ましい。
弾性材料の具体例としては、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−ポロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、この中の2種以上を混合して用いることもできる。
図14は、本実施の形態にかかる縫合糸送り込みステップを説明する図である。
本実施形態では、(2)縫合糸送り込みステップにおいて、挿通体18a,18bを吸着体33a,33bに吸着させるまでは実施の形態1と同様に行なうが、その後、引抜具30を後方に引っぱって、挿通体18a,18bを中空穿刺針15a,15bの前端側から後端側に引き抜く際には、弾性管状部材161を第1中空穿刺針14a,14bの先端部141よりも前方に突出させた状態で行なう。
ここで、上記実施の形態1で述べたように、挿通体18a,18bを中空穿刺針15a,15bの前端側から後端側に引き抜く際には、スライド棒16a,16bの先端部分付近に存在する縫合糸17a,17bは、中空穿刺針15a,15bの方に引っ張られるが、本実施形態では、スライド棒16a,16bの先端部分が弾力性を有する材料で形成されているので、当該先端部分が中空穿刺針15a,15bの方向に撓んで、縫合糸17a,17bを中空穿刺針15a,15bの方向に滑らかにガイドする。従って、上記実施の形態1と比べて、縫合糸17a,17bが、第1中空穿刺針14a,14bやスライド棒16a,16bに引っ掛りにくくなっている。
従って、上記実施の形態1のように縫合糸17a,17bを第1中空穿刺針14a,14bの先端から送り出さなくても、引抜具30を後方に引っぱるだけで、縫合糸17a,17bを第1中空穿刺針14a,14bから第2中空穿刺針15a,15bの方に引き込むことも可能である。
(変形例)
上記実施形態では、縫合糸17a,17bの先端に連結した挿通体18a,18bを吸着体33a,33bで吸着させて、縫合糸17a,17bの先端を第2中空穿刺針15a,15bに引き込むようにしたが、縫合糸17a,17bの先端を第2中空穿刺針15a,15bに引き込む方法はこれに限定されることはない。例えば、従来技術で記載した縫合糸を環状部材で捕捉するタイプの胃壁固定具においても、上述した安全支持機構40と同様のものを設けることによって、中空穿刺針を安定に保持することができる。
上記実施形態では、穿刺針セットを複数備える胃壁固定具を説明したが、穿刺針セットを1セットだけ備える胃壁固定具においても、安全支持機構40と同様のものを設けることによって、1対の中空穿刺針を安定に保持することができる。
本発明にかかる生体用縫合具は、胃瘻用カテーテルを装着する際などに、縫合糸で腹壁と胃壁とを縫合するのに適している。
実施の形態にかかる胃壁固定具の外観斜視図である。 本体部10を第1中空穿刺針14a及び第2中空穿刺針15aを含む平面に沿って切断した断面を示す断面図である。 縫合糸17aの先端に付けられた挿通体18aの構成を示す斜視図である。 挿通体18aの断面図である。 引抜具30に取り付けられた吸着体33aの断面図である。 胃壁固定具1の断面図である。 中空穿刺針を穿刺する穿刺ステップを説明する図である。 縫合糸を第1中空穿刺針から第2中空穿刺針に送り込むステップを説明する図である。 縫合糸を第1中空穿刺針から第2中空穿刺針に送り込むステップを説明する図である。 切欠金属チューブに形成されたスリットの機能を説明する図である。 スライド板23の機能を説明する図である。 中空穿刺針を抜くステップを説明する図である。 実施の形態2にかかるスライド棒16aの先端部にはめ込まれた弾性管状部材161を示す斜視図である。 実施の形態2にかかる縫合糸送り込みステップを説明する図である。
符号の説明
1 胃壁固定具
10 本体部
11 保持筒
12 ホルダ部
14a,14b,15a,15b 中空穿刺針
16a,16b スライド棒
17a,17b 縫合糸
18a,18b 挿通体
19a,19b ヘッド部材
20 糸送り機構
22a,22b 中空細管
23 スライド板
30 引抜具
33a,33b 吸着体
40 安全支持機構
41 支持棒
42 押当カバー
43 弾性体
48 凹部
52a,52b 把持弁体
161 弾性管状部材
171 折り曲げ部
181 切欠金属チューブ
182 磁石
186 スリット
231 薄板
232a,232b 把持弁体
332 磁石
471 爪部

Claims (7)

  1. 生体の縫合対象部に穿刺され縫合糸を中に送り込む第1中空穿刺針及び縫合対象部に穿刺され縫合糸を外に引き出す第2中空穿刺針からなる穿刺針セットを1以上備える生体用縫合具であって、
    前記第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも前方に位置して当該先端部をカバーするカバー状態と、前記第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針の先端部よりも後方に退避して当該先端部を突出させる突出状態とに姿勢変更できるカバー体とを備えることを特徴とする生体用縫合具。
  2. 前記カバー体は、
    縫合対象部に押し当てられた状態で姿勢変更できるよう形成されていることを特徴とする請求項1記載の生体用縫合具。
  3. 前記カバー体を、
    カバー状態、突出状態、及びカバー状態と突出状態との間の状態の少なくとも1状態でロックするロック機構を備えることを特徴とする請求項2記載の生体用縫合具。
  4. 前記カバー体がカバー状態となるよう付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項3記載の生体用縫合具。
  5. 前記1以上の穿刺針セットを構成する第1中空穿刺針及び第2中空穿刺針を併設状態で保持するホルダを備えることを特徴とする請求項1記載の生体用縫合具。
  6. 前記ホルダに対して、前記第1及び第2中空穿刺針の伸張方向にスライド可能に装着された支持部材を備え、
    当該支持部材に前記カバー体が固着されていることを特徴とする請求項5記載の生体用縫合具。
  7. 前記穿刺針セットは複数であって、
    前記支持部材は棒状であって、
    当該複数の穿刺針セットが前記支持部材を挟んで対称的に配置されていることを特徴とする請求項5記載の生体用縫合具。
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