JP2007252411A - 生体用縫合具 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体への穿刺時における穿刺針の突出長を制御して、穿刺針が過剰な深さまで挿入されることを防止できる生体用縫合具を提供する。
【解決手段】生体用縫合具10は、生体内に縫合糸を挿入する縫合糸挿入用管状体18と、縫合糸把持用管状体20と、環状部材44を先端に有し、前記縫合糸把持用管状体内に摺動自在に挿入される牽引具32と、固定部材22と、平板状部材24とを備える。そして、平板状部材24に一端が支持される支持棒27と係合部材29とを係合させることにより、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の先端の突出長を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体の被縫合部を縫合するための生体用縫合具に関する。
従来から、患者の体内の被縫合部、例えば、腹壁と内臓壁とを固定するための生体用縫合具が用いられている。
例えば、高齢や疾病により自力で口から食べ物を摂取する機能が低下した人に対しては、胃瘻形成管を用いて流動食や栄養剤等の流体飲食物を供給することが行われている。該胃瘻形成管は、通常、内視鏡を利用し、患者の腹部に穴部を形成して取り付けられる(内視鏡を用いた胃瘻造設術)。そして、このような胃瘻形成管の取り付けを適正に行うため、予め腹壁と胃壁とを生体縫合具を用いて固定することが行われている。
特許文献1に記載の生体用縫合具(医療用器具)は、間隔を保って平行に設置された2本の中空形状の穿刺針(縫合糸挿入用穿刺針及び縫合糸把持用穿刺針)を備え、両穿刺針は基端部にて固定部材により固定されている。さらに、固定部材よりも先端側には2本の穿刺針が摺動自在に貫通する平板状部材を設けることで、穿刺時に穿刺針同士の間隔がずれることを防止している。
また、特許文献2には、縫合糸を挿入するための中空の固定穿刺針と、鋭利でない先端を有する中空の外筒に、鋭利な先端を有する可動穿刺針を挿入する構成の生体用縫合具が記載されている。この生体用縫合具では、固定穿刺針と外筒とがホルダにより保持され、該ホルダはその保持位置を軸方向に調節可能に構成されている。
特公平6−24533号公報 特許第3331215号公報
ところで、上記従来の構成においては、2本の穿刺針の突出長を平板状部材やホルダにて調節可能としているが、これら平板状部材やホルダを所定の位置で固定(ロック)する機構を有してはいない。
従って、生体へ穿刺する際、例えば、術者(操作者)が平板状部材やホルダを把持する力が不足すると、平板状部材やホルダが皮膚との接触により穿刺方向とは反対方向に後退し、穿刺針が過剰な深さまで挿入されてしまう可能性がある。すなわち、穿刺針の穿刺する深度を確実に設定することが困難であった。
本発明は係る従来の課題を考慮してなされたものであり、生体への穿刺時における穿刺針の突出長を制御して、穿刺針が過剰な深さまで挿入されることを防止できる生体用縫合具を提供することを目的とする。
本発明の生体用縫合具は、生体内に縫合糸を挿入する縫合糸挿入用管状体と、先端に弾性材料により形成された環状部材を有し、前記環状部材により生体内に挿入された縫合糸を把持する牽引具と、生体内に前記牽引具を挿入する縫合糸把持用管状体と、前記縫合糸挿入用管状体と前記縫合糸把持用管状体とを所定距離離間して固定する固定部材と、前記固定部材よりも先端側に設けられ、前記縫合糸挿入用管状体と前記縫合糸把持用管状体とが摺動自在に貫通する平板状部材とを備える生体用縫合具において、前記平板状部材を所定の位置に移動することにより、前記平板状部材から突出する前記縫合糸挿入用管状体及び前記縫合糸把持用管状体の突出長を変更する突出長調整機構を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体の先端が平板状部材から突出する長さを所定の長さに変更することができる。このため、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体の生体内への挿入深度を所定値に調整することができ、穿刺部が過剰な深さまで挿入されることを防止できる。
また、前記突出長調整機構が、前記平板状部材を所定の位置に移動して、前記固定部材と前記平板状部材との間の距離を調整する支持手段と、前記支持手段により変更された所定の位置で前記平板状部材を固定する固定手段とを有すると、変更された突出長を固定することができるため、穿刺部が過剰な深さまで挿入されることを一層容易且つ確実に防止できる。
さらに、前記支持手段が、一端が前記平板状部材に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通する棒状部材であり、前記固定手段が、前記固定部材上に設置され、前記棒状部材を所定の位置で固定する係合部材であり、前記係合部材により固定される前記棒状部材の位置を変更することにより、前記突出長を調整するようにすると、突出長を容易に調整できる。さらにまた、前記棒状部材が、前記係合部材が係合する係合部を有し、該係合部は、複数の環状溝により構成されていてもよい。
また、前記支持手段が、一端が前記平板状部材に回転自在に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通すると共に、ねじ部を有する棒状部材であり、前記固定手段は、前記固定部材に設けられ、前記ねじ部が螺合する孔部であり、前記棒状部材を回転して、前記孔部に螺合する前記ねじ部の位置を変更することにより前記突出長を調整するようにすると、前記ねじ部を有する棒状部材を回転させるだけで容易に突出長を調整できる。
さらに、前記支持手段が、一端が前記平板状部材に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通すると共に、複数の溝部を有する2つの脚部と、該2つの脚部を連結する頭部とを有するアーチ部材であり、前記固定手段が、前記固定部材に設けられ、前記溝部に係合する2つの孔部であり、前記2つの脚部を相互に近接又は離間する方向に撓ませて、前記溝部と前記孔部との係合状態を解除して、前記脚部が前記孔部に固定される位置を変更することにより、前記突出長を調整するようにすると、例えば、術者が指先でアーチ部材を挟持するだけで容易に突出長の調整ができるようになる。
本発明によれば、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体が突出する長さを変更し固定することが可能となるため、生体への穿刺時における穿刺部の突出長を所定の長さに設定し固定することができる。このため、生体内に穿刺針が過剰な深さまで挿入されることを防止でき、安全且つ簡便な操作による適正な縫合が可能となる。
以下、本発明に係る生体用縫合具について実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る生体用縫合具10を説明するための一部切欠斜視図である。生体用縫合具10は、腹壁と内臓壁の一例として、前腹壁12と胃前壁14とを縫合糸16を用いて縫合するための縫合具である。
生体用縫合具10は、生体内(胃内)に縫合糸16を挿入する縫合糸挿入用管状体18と、先端に弾性材料により形成された環状部材44を有し、前記環状部材44により生体内に挿入された縫合糸16を把持する牽引具32と、生体内に前記牽引具32を挿入する縫合糸把持用管状体20と、前記縫合糸挿入用管状体18と前記縫合糸把持用管状体20とを所定距離離間して固定する固定部材22とを備える。また、生体用縫合具10は、固定部材22よりも先端側(図1の下方)に設けられ、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20とが摺動可能に挿通する平板状部材24を備える。
そして、生体用縫合具10では、前記平板状部材24を所定の位置に移動することにより、平板状部材24から突出する縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長を変更する突出長調整機構を有する。
また、生体用縫合具10は、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との間に、これらと略並列に設けられ、一端が平板状部材24に固定(支持)されて固定部材22に設けられた孔部22aを貫通する支持棒27(支持手段、棒状部材)を含む(図1及び図3B参照)。前記支持棒27は、その周壁に環状溝23が軸方向に沿って等間隔に複数条形成される係合部25を有する。前記生体用縫合具10は、さらに前記支持棒27の環状溝23に係合可能な係合部材29(固定手段)を備える。
縫合糸挿入用管状体18は、内部に縫合糸16を挿入可能な中空形状の円筒であって、先端には生体に刺通可能な鋭利な形状からなる穿刺部18aを有する。縫合糸挿入用管状体18の大きさは、内部に縫合糸16が挿入可能であれば特に限定されるものではないが、外径は、0.6mm(23G)〜1.27mm(18G)程度、特に0.81mm(21G)〜1.07mm(19G)程度が好ましい。また、長さは、60mm〜120mm程度、特に80〜100mm程度が好ましい。
さらに、縫合糸挿入用管状体18の後端には、段付穴が形成され先端側(下側)が縮径した円筒形状のハブ28が連結される。ハブ28の後端(開口端)は、縫合糸16の挿入口を成している。
一方、縫合糸把持用管状体20は、内部に牽引具32又は縫合糸16を挿入可能な中空形状の円筒であって、縫合糸挿入用管状体18と同様、先端には生体に刺通可能な鋭利な形状からなる穿刺部20aを有する。縫合糸把持用管状体20の大きさは、内部に牽引具32が挿入可能であれば特に限定されるものではないが、外径は、0.6mm(23G)〜1.27mm(18G)程度、特に0.81mm(21G)〜1.07mm(19G)程度が好ましい。また、長さは、60mm〜120mm程度、特に80〜100mm程度が好ましい。なお、縫合糸把持用管状体20としては、縫合糸挿入用管状体18と同一又は同様な形状のものを用いてもよい。
さらに、縫合糸把持用管状体20の後端には、ハブ28と同様、段付穴が形成され先端側(下側)が縮径した円筒形状のハブ36が連結される。ハブ36の後端(開口端)は、牽引具32の挿入口を成すと共に、牽引具32の牽引具ハブ40(図2参照)と係合可能に構成されるが、詳細は後述する。
なお、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20は、先端に設けられる穿刺部18a、20aによる生体への穿刺を容易且つ確実に行うため、例えば、ステンレス等の金属製材料により構成される。
また、ハブ28、36は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂により形成される。
図2に示すように、牽引具32は、縫合糸把持用管状体20の内径より小さい外径からなる棒状部材42と、棒状部材42の先端に固定される環状部材44と、棒状部材42の後端に固定される牽引具ハブ40とから構成される。棒状部材42及び環状部材44は、縫合糸把持用管状体20内で摺動自在である。つまり、牽引具32は、縫合糸把持用管状体20に着脱自在且つ摺動自在である。
環状部材44は、弾性材料からなり、縫合糸把持用管状体20の先端より突出した状態では、図1に示すような環状(リング状)に拡張した状態となる。これに対して、突出させない状態では、略直線状になり、縫合糸把持用管状体20内に収納される(図7参照)。なお、牽引具32は、環状部材44を縫合糸把持用管状体20内に収納可能であって、縫合糸把持用管状体20の先端から突出させるように摺動可能なものであれば、必ずしも、縫合糸把持用管状体20から抜去可能である必要はない。
そして、図1に示すように、牽引具32の環状部材44は、縫合糸把持用管状体20から突出した状態において、縫合糸挿入用管状体18の中心軸又はその延長線が、環状部材44の内部(リング状に拡張されている環状部材44の内側)を貫通するように、縫合糸挿入用管状体18方向に延出可能に形成される。
このような環状部材44の材質としては、ステンレス鋼線(好ましくは、ばね用高張力ステンレス鋼)、ピアノ線(好ましくは、ニッケルメッキ又はクロムメッキが施されたピアノ線)、又は超弾性合金線、例えば、Ti−Ni合金、Cu−Zn合金、Cu−Zn−X合金(X=Be、Si、Sn、Al、Ga)、Ni−Al合金等を好適に用いることができる。
一方、棒状部材42の材質は、金属製材料(例えば、ステンレス、アモルファス)や、樹脂製材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンや、PTFE、ETFE等のフッ素樹脂)等を好適に用いることができる。
また、牽引具ハブ40の材質は、ハブ28等と同様に、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂を好適に用いることができる。
固定部材22は、上記のように、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20の基端部付近同士を所定距離を保持した状態で一体に固定する略矩形状の平板である。
この場合、固定部材22は、生体用縫合具10を穿刺する際に術者(操作者)が把持する部分としても用いることができ、術者が指をかけることが可能であると好ましい。
なお、固定部材22により固定される縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との間の距離は、縫合糸16が前腹壁12と胃前壁14とを固定する長さとなるものであり、5mm〜30mm程度、特に10mm〜20mm程度が好ましい。縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との間の距離を上記範囲とすると、前腹壁12と胃前壁14とを十分且つ適正に固定でき、また、穿刺部18a、20aにより穿刺する際の抵抗があまり大きくなることもない。
平板状部材24は、上記のように、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20とが摺動可能に挿通され、固定部材22よりも先端側に設けられる。さらに、平板状部材24の上面(固定部材22側)の略中央部には、支持棒27の下端が垂直に取り付けられる(図1参照)。生体用縫合具10では、平板状部材24を固定部材22より先端側(下方)に有することにより、穿刺時に縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との距離が変化すること、具体的には、特に先端付近で両者の距離が近くなることを防止できる。
そして、平板状部材24としては、固定部材22と略同様な矩形状や円形状等、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20とが摺動可能な孔部24a、24bを有していればよい。また、下面は、皮膚(前腹壁12)に刺激を与えないような平坦面等であることが好ましい。
支持棒27は、上記のように、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との間に、これらと略並列に設けられる略円柱状の棒形状であって、平板状部材24の上面の略中央部に下端(一端)が取り付けられると共に、係合部25において固定部材22の孔部22aを移動自在に貫通している。また、固定部材22の孔部22aを貫通した上端(他端)には、支持棒ハブ46が連結される。
図3Aに示すように、係合部材29は略U字状の平板からなり、支持棒27の環状溝23に係合可能な凹部29aを有する。すなわち、凹部29aの幅Wは、環状溝23の直径よりも大きく、支持棒27の係合部25において隣接する環状溝23、23間で挟まれる部分であるランド部21の直径より小さく構成される(図3B参照)。
以上のように、生体用縫合具10では、支持棒27が平板状部材24の略中央部に突設(固定)され、固定部材22の孔部22aを移動自在に貫通している。そして、平板状部材24の孔部24a、24bを夫々縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が摺動自在に貫通すると共に、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の基端部付近が固定部材22に固定されている。
このため、例えば、支持棒ハブ46を把持して支持棒27を上下方向(軸方向)に進退移動させると、平板状部材24も同時に進退移動するため、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長を適宜変更することができる。この際、例えば、前記突出長を所定の長さとした状態において、係合部材29の凹部29aを固定部材22の上面にて支持棒27の環状溝23に係合させると、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長が所定の長さで位置決めされることになる。
なお、上記のように、係合部材29の凹部29aの幅Wは、環状溝23の直径よりも大きく、支持棒27の係合部25におけるランド部21の直径より小さく構成されている。従って、支持棒27及び平板状部材24は、係合部材29と係合部25との係合作用により、固定部材22に対して確実に固定され、その結果、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長が所定の長さで固定される。すなわち、生体用縫合具10では、支持棒27、係合部材29、固定部材22及び平板状部材24が、突出長調整機構として機能することになる。なお、図4及び図5は、生体用縫合具10において、前記突出長が最小の場合と最大の場合とを例示している。
支持棒27及び係合部材29は、剛性と耐摩耗性を有する材料から構成されることが好ましく、例えば、ステンレス等の金属製材料により構成される。
また、支持棒27を用いた平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長の変更幅は、係合部25に設けられる各環状溝23同士の間隔と環状溝23の数に依存するものであり、これらは生体用縫合具10の使用条件等に応じて変更すればよい。なお、例えば、本実施形態に係る生体用縫合具10では、各環状溝23同士の間隔は1〜5mm程度が好ましく、環状溝23の数は5〜30個程度が好ましい。
次に、基本的には以上のように構成される生体用縫合具10の実施態様として、生体用縫合具10を用いて前腹壁12及び胃前壁14の被縫合部に対する縫合を行う場合について例示し、図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップS1において、術者は、患者の胃内に内視鏡を挿入し、さらに、十分に送気して胃内に空気を充満させることにより、胃前壁14を前腹壁12に密着させる。そして、他の術者が、前腹壁12の皮膚表面を消毒し、内視鏡からの透過光により胃の位置を確認して、該前腹壁12に局所麻酔を行う。
次に、ステップS2において、図7に示すように、支持棒27を上下に進退移動させて平板状部材24の位置を変更する。そして、穿刺針として機能する平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の穿刺部18a、20aの突出長を、穿刺作業に最適な長さLとなる位置に設定し、係合部材29を環状溝23に係合させて固定する。この場合、縫合糸把持用管状体20では、牽引具ハブ40を引き上げた状態としておき、牽引具32の環状部材44を完全に収納しておく。
そして、ステップS3において、図7に示すように、生体用縫合具10を前腹壁12及び胃前壁14に穿刺して、胃内に縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20を突出させる。
このとき、生体用縫合具10では、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長が上記長さLに固定されており、つまり、平板状部材24も支持棒27を介して固定部材22に対して固定されている。このため、穿刺時、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が長さLの深度まで体内に穿刺されると、平板状部材24が前腹壁12に当接し(図8参照)、それ以上深く穿刺することができなくなる。
このように生体用縫合具10では、支持棒27及び係合部材29との係合作用により平板状部材24を停止部材として機能させることにより、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が穿刺される深度を予め設定しておくことができる。このため、過剰な深さまで穿刺してしまうことを回避することができ、安全且つ簡便な操作による適正な縫合が可能となる。
ステップS4において、図8に示すように、胃内に縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が突出している状態が内視鏡にて確認されると、術者は、牽引具32を押し込んで、牽引具ハブ40とハブ36とを係合させる。そして、縫合糸把持用管状体20の先端から環状部材44を突出させる。
なお、上記のように、環状部材44は、縫合糸把持用管状体20から突出した状態において、縫合糸挿入用管状体18の中心軸又はその延長線が、環状部材44の内部を貫通するように、縫合糸挿入用管状体18方向に延出可能に形成されている。このため、縫合糸把持用管状体20の先端から突出された環状部材44は、縫合糸挿入用管状体18の中心軸下方を包含するように拡張されることになる。
次いで、ステップS5において、図8に示すように、術者は、縫合糸16を縫合糸挿入用管状体18のハブ28後端から挿入して押し込み、該縫合糸挿入用管状体18の先端より突出させて、環状部材44の内部を通過させる。該通過の成否は、内視鏡により確認する。この場合、環状部材44は上記のように拡張されているため、容易に縫合糸16を環状部材44内部に通過させることができる。
ステップS6において、図9に示すように、牽引具32を引き上げて、環状部材44を縫合糸把持用管状体20内に収容する。この際、環状部材44は、縫合糸把持用管状体20の先端開口部にて次第に窄められながら、略円形状から次第に長円形状へと変形し、略直線状にして縫合糸16を把持した状態で縫合糸把持用管状体20内に引き上げられる。
そして、図10に示すように、牽引具32が縫合糸把持用管状体20の後端から抜去されると、縫合糸16は、縫合糸把持用管状体内を挿通し、縫合糸把持用管状体20の後端から突出した状態となる。
すなわち、縫合糸16は、縫合糸挿入用管状体18から胃内(体内)を通過して、縫合糸把持用管状体20を介して体外に引き出された状態となる。
次に、ステップS7において、図11に示すように、生体用縫合具10、すなわち、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20を体外に抜去した後、図12に示すように、縫合糸16を体外にて結ぶ。これにより、前腹壁12と胃前壁14との縫合が完了し、前腹壁12と胃前壁14とが固定されることになる。
以上のように、本実施形態に係る生体用縫合具10によれば、支持棒27及び係合部材29により、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が穿刺される深度を予め設定可能である。従って、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20を過剰な深さまで穿刺してしまうことを防止でき、簡便な操作による適正な縫合が可能となる。
また、通常は、上記各ステップの後、上記縫合糸16により縫合された部分と所定距離(例えば、20mm〜30mm程度)離間した位置に前記縫合された部分と略並行に、再度、生体用縫合具10を用いて、上記と同様な前腹壁12と胃前壁14とを固定する作業を実施することになる。
以上により、生体用縫合具10を用いた前腹壁12及び胃前壁14の被縫合部に対する縫合作業が完了するが、その後、通常は、以下のようにして内視鏡を用いた胃瘻造設術(PEG)を施している。
すなわち、以上のように形成される2つの縫合部分の略中央に、先端に刃面を有する金属針と、該金属針を内部に挿通した軸方向に破断可能な樹脂製チューブとからなる穿刺器具を穿刺し、金属針を抜去した後に、チューブの内部にバルーンカテーテルを挿入する。次いで、バルーンカテーテルのバルーン部分を含む先端部が、胃内に到達したことを内視鏡により確認した後、蒸留水等でバルーンを膨張させると共に、チューブの基端部を外側に2方向より引っ張り、チューブを軸方向に破断させて、患者より除去する。そして、バルーンカテーテルを基端側に引っ張り、膨張したバルーン部分を胃前壁14に密着させ、さらに、皮膚表面より露出する部分のバルーンカテーテルに適度な固定具をあてて縫合し、バルーンカテーテルを前腹壁12に固定する。このようにして、内視鏡を用いた胃瘻造設術が完了する(特公平6−24533号公報参照)。
次に、本発明の第2の実施形態につき、図13を参照して説明する。なお、図13において、図1〜図12に示される参照符号と同一の参照符号は、同一又は同様な構成を示し、このため同一又は同様な機能及び効果を奏するものとして、以下同様とする。
この第2の実施形態に係る生体用縫合具48は、上記生体用縫合具10と比べて、支持棒27の替わりに支持ねじ棒50を備える点が相違する。
支持ねじ棒50(支持手段、棒状部材)は、上記支持棒27と同様に、縫合糸挿入用管状体18と縫合糸把持用管状体20との間に、これらと略並列に設けられる略円柱状の棒形状である。そして、支持ねじ棒50はその下端(一端)が、平板状部材24の上面の略中央部に設けられる回転支持部材52により回転自在に支持されると共に、支持棒27の係合部25と略同位置に軸方向に亘って形成されるねじ部54が、固定部材22の略中央部に設けられるねじ付孔部22b(固定手段、孔部)に螺合しながら、該固定部材22を貫通している。
また、固定部材22のねじ付孔部22bを貫通した上端(他端)には、支持ねじハブ56が連結される。
従って、本実施形態に係る生体用縫合具48では、例えば、支持ねじハブ56を所定の方向に回転させると、ねじ部54とねじ付孔部22bとの螺合作用により、支持ねじ棒50及び該支持ねじ棒50を回転自在に支持する回転支持部材52が設けられている平板状部材24を上下方向(支持ねじ棒50の軸方向)に進退移動させることができる。このため、上記生体用縫合具10と同様、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長を適宜変更することができる。この際、支持ねじ棒50と固定部材22とが螺合されている状態であるため、生体用縫合具48では、生体用縫合具10における係合部材29のような部材を別途設けることなく、縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長を所定の長さで固定することができる。
なお、生体用縫合具48では、支持ねじ棒50、固定部材22及び平板状部材24が、突出長調整機構として機能することになる。
次に、本発明の第3の実施形態につき、図14〜図18を参照して説明する。この第3の実施形態に係る生体用縫合具58は、上記生体用縫合具10と比べて、支持棒27の替わりに支持アーチ部材60を備える点が相違する。
支持アーチ部材60(支持手段、アーチ部材)は、側面視で略アーチ状の帯状部材であって(図17参照)、その両端(下端)は平板状部材24の上面(固定部材22側)において、孔部24a、24bの間に該孔部24a、24bの並ぶ方向とは略直角な方向に取り付けられている(図16参照)。また、支持アーチ部材60の両側直線部分(脚部)には、支持棒27の係合部25と略同位置に上下方向に亘って溝部62a、62bが複数条形成される係合部64a、64bが設けられ(図17参照)、該係合部64a、64bは、固定部材22の係合孔部22c、22d(固定手段、孔部)を貫通する。また、溝部62a、62bは係合孔部22c、22dと係合可能に構成される。
なお、固定部材22の係合孔部22c、22dは、平板状部材24における支持アーチ部材60の連結位置と同様、固定部材22に縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20が固定される位置の間で該位置の並ぶ方向とは略直角な方向に夫々形成されている。
以上のように構成される生体用縫合具58において、図17に示すように、支持アーチ部材60の両側直線部分において、係合部64a、64bの固定部材22付近を図17の矢印方向(内側)に押圧すると、支持アーチ部材60は上端のヘッド部60a(頭部)と下端の平板状部材24との取付部とを支点として、内側に反るように撓むことになる。これにより、溝部62a、62bと固定部材22の係合孔部22c、22dとの係合状態が解除され、支持アーチ部材60は平板状部材24と共に上下方向に進退自在な状態となる。
従って、本実施形態に係る生体用縫合具58では、支持アーチ部材60の係合部64a、64bを内側に押圧し、溝部62a、62bと係合孔部22c、22dとの係合状態を解除した状態で、該支持アーチ部材60を上下方向に進退移動させ平板状部材24の位置を変更することにより、平板状部材24からの縫合糸挿入用管状体18及び縫合糸把持用管状体20の突出長を適宜変更することができる。また、該突出長が所定の長さになった際には、係合部64a、64bの押圧を解除することにより、再び溝部62a、62bと係合孔部22c、22dとを係合させ、支持アーチ部材60及び平板状部材24を固定部材22に対して固定する(図18参照)。
以上のように、生体用縫合具58では、支持アーチ部材60、固定部材22及び平板状部材24が、突出長調整機構として機能することになる。
また、支持アーチ部材60は、上端のヘッド部60aと下端の平板状部材24との接合部とを十分な剛性を有する材質とし、係合部64a、64bが設けられる両直線状部分を適度な剛性を有する材質、例えば、弾性部材である板ばね等により形成することが好ましい。このように支持アーチ部材60を構成すると、上記のような突出長の変更、固定動作を好適に実施することが可能となる。
なお、生体用縫合具58における支持アーチ部材60は、例えば、前記両直線状部分(脚部)を2枚の板状部材で形成し、該2枚の板状部材を固定部材22の上部で直接連結するか、又は両板状部材の間を補完する連結部材を介して連結するようにしてもよい。
また、溝部62a、62bは、例えば、前記両直線状部分の対抗する面(内側面)に形成してもよく、この場合、溝部62a、62bと固定部材22の係合孔部22c、22dとの係合状態を解除するには、図17の矢印とは逆方向に係合部64a、64bを撓ませればよい。
なお、本発明は上記実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
本発明の第1の実施形態に係る生体用縫合具を説明するための一部切欠斜視図である。 前記生体用縫合具における牽引具の正面図である。 図3Aは、前記生体用縫合具における係合部材の斜視図であり、図3Bは、図1の線IIIB−IIIBにおける断面図である。 前記生体用縫合具において、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体の突出長が最小となる状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具において、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体の突出長が最大となる状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具を用いて被縫合部を縫合する際のフローチャートである。 前記生体用縫合具において、縫合糸挿入用管状体及び縫合糸把持用管状体を穿刺している状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具において、縫合糸を挿入する状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具において、牽引具を引き上げる状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具により、縫合糸を体内に通過させた状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具を体外に抜去した状態を説明するための説明図である。 前記生体用縫合具により体内を通過させた縫合糸により、前腹壁と胃前壁を縫合した状態を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る生体用縫合具を説明するための斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る生体用縫合具を説明するための正面図である。 図14の線XV−XVにおける断面図である。 図14の線XVI−XVIにおける断面図である。 図14の線XVII−XVIIにおける断面により、前記第3の実施形態に係る生体用縫合具の支持アーチ部材を押圧している状態を説明するための説明図である。 前記支持アーチ部材を移動させた状態を説明するための説明図である。
符号の説明
10、48、58…生体用縫合具 12…前腹壁
14…胃前壁 16…縫合糸
18…縫合糸挿入用管状体 18a、20a…穿刺部
20…縫合糸把持用管状体 22…固定部材
22a、24a、24b…孔部 22b…ねじ付孔部
22c、22d…係合孔部 23…環状溝
24…平板状部材 25、64a、64b…係合部
27…支持棒 28、36…ハブ
29…係合部材 29a…凹部
32…牽引具 40…牽引具ハブ
42…棒状部材 44…環状部材
46…支持棒ハブ 50…支持ねじ棒
54…ねじ部 56…支持ねじハブ
60…支持アーチ部材 62a、62b…溝部

Claims (6)

  1. 生体内に縫合糸を挿入する縫合糸挿入用管状体と、
    先端に弾性材料により形成された環状部材を有し、前記環状部材により生体内に挿入された縫合糸を把持する牽引具と、
    生体内に前記牽引具を挿入する縫合糸把持用管状体と、
    前記縫合糸挿入用管状体と前記縫合糸把持用管状体とを所定距離離間して固定する固定部材と、
    前記固定部材よりも先端側に設けられ、前記縫合糸挿入用管状体と前記縫合糸把持用管状体とが摺動自在に貫通する平板状部材とを備える生体用縫合具において、
    前記平板状部材を所定の位置に移動することにより、前記平板状部材から突出する前記縫合糸挿入用管状体及び前記縫合糸把持用管状体の突出長を変更する突出長調整機構を備えることを特徴とする生体用縫合具。
  2. 請求項1記載の生体用縫合具において、
    前記突出長調整機構は、前記平板状部材を所定の位置に移動して、前記固定部材と前記平板状部材との間の距離を調整する支持手段と、前記支持手段により変更された所定の位置で前記平板状部材を固定する固定手段とを有することを特徴とする生体用縫合具。
  3. 請求項2記載の生体用縫合具において、
    前記支持手段は、一端が前記平板状部材に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通する棒状部材であり、
    前記固定手段は、前記固定部材上に設置され、前記棒状部材を所定の位置で固定する係合部材であり、
    前記係合部材により固定される前記棒状部材の位置を変更することにより、前記突出長を調整することを特徴とする生体用縫合具。
  4. 請求項3記載の生体用縫合具において、
    前記棒状部材は、前記係合部材が係合する係合部を有し、該係合部は、複数の環状溝により構成されていることを特徴とする生体用縫合具。
  5. 請求項2記載の生体用縫合具において、
    前記支持手段は、一端が前記平板状部材に回転自在に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通すると共に、ねじ部を有する棒状部材であり、
    前記固定手段は、前記固定部材に設けられ、前記ねじ部が螺合する孔部であり、
    前記棒状部材を回転して、前記孔部に螺合する前記ねじ部の位置を変更することにより前記突出長を調整することを特徴とする生体用縫合具。
  6. 請求項2記載の生体用縫合具において、
    前記支持手段は、一端が前記平板状部材に支持され、前記固定部材を進退移動可能に貫通すると共に、複数の溝部を有する2つの脚部と、該2つの脚部を連結する頭部とを有するアーチ部材であり、
    前記固定手段は、前記固定部材に設けられ、前記溝部に係合する2つの孔部であり、
    前記2つの脚部を相互に近接又は離間する方向に撓ませて、前記溝部と前記孔部との係合状態を解除して、前記脚部が前記孔部に固定される位置を変更することにより、前記突出長を調整することを特徴とする生体用縫合具。
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