JP2006023241A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主制御部11(機能処理部35の相違算出部)は、探索処理部33が案内経路を探索しているか否かに関わらず、ユーザが入出力部3を介して相違算出信号DSを入力すると、表示部13に表示される地図画像として描画される全リンクについて、リンク毎に現況の交通情報と普段の交通情報とを取得する。そして、現況の交通情報と普段の交通情報との相違が基準値を超えたとき、そのリンクを「普段と異なるリンク」と設定し、相違が基準値以下であれば、そのリンクを「普段と同じリンク」と設定する。主制御部11(機能処理部35の相違指標形成部)は、「普段と異なるリンク」と設定されたリンクを強調表示する相違指標を形成し、地図画像と共に入出力部3に出力し、表示部13に表示させる。
【選択図】 図1
Description
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記交通情報記憶手段は、交通情報の提供対象となる情報提供対象道路であって、その情報提供対象道路の各リンクに対して、所定の時間帯毎にそのリンクにおける過去の交通情報に基づく統計交通情報を記憶する過去統計情報記憶部を備え、前記交通情報取得手段は、前記普段の交通情報を前記過去統計情報記憶部の統計交通情報から読み出すことを要旨とする。
ながらも、さらに、案内経路の一部であるリンクについて普段の交通情報と現況の交通情報とが異なることを容易に判断することができる。
以下、本発明の自動車に搭載したナビゲーション装置の第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。図1はナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。
主制御部11は、ある道路(案内経路)を走行中において、該道路上のリンク及びノードを現在位置と地図データから特定し、内蔵したタイマから該リンクを走行するのに要した所要時間(候補所要時間)を演算する。そして、そのときに候補所要時間とその時の時
間帯と走行方向とを履歴用走行データとして情報記憶部7の所定の記憶領域に記憶する。従って、道路を走行すればするほど、履歴用走行データが蓄積される。本実施形態では、同じ時間帯であって、走行方向が同じである5個の履歴用走行データが蓄積された状態で新たな履歴用走行データが作成されたとき、最も古い履歴用走行データが消去され、その新たな履歴用走行データに更新される。
が基本交通情報IT3として記憶されるようになっている。従って、基本走行情報記憶部30には、過去統計情報記憶部29の統計交通情報IT2や実走行情報記憶部27の実走行交通情報IT1ではカバーしきれないリンクに対しても基本交通情報IT3が生成され、記憶されている。
相違算出部37は、探索処理部33が案内経路を探索、案内しているか否かに関わらず、ユーザが入出力部3を介して相違算出信号DSを入力すると、表示部13に表示される一画面の画像であって現在地Pを含んだ画像である地図画像M1(図5参照)として描画される全リンクについて、相違算出処理を実行する。すなわち、経路案内されていないときであっても、ユーザが走行しない予定のリンクであっても、さらに現在地Pより後方(進行方向と逆向き)にあるリンクであっても、地図画像M1上に描画される全リンクに対して、相違算出処理が実行される。また、本実施形態では、各リンクの上り線、下り線についてそれぞれ相違算出処理が行われ、一方通行でないリンクのとき、上り線、下り線の順番で相違算出処理が行われる。相違算出処理は、リンク毎に現況の交通情報と前記それぞれの異なる条件で求められた普段の交通情報の中から選ばれた普段の交通情報との相違を算出し、その相違が基準値Tを超えたとき、そのリンクを強調表示するようになっている。
いて、地図画像M1の左側のリンクから右側のリンクに向かって順番にリンクを1つずつ指定し、その指定したリンク(対象リンク)の普段の交通情報、現況の交通情報を選択する。本実施形態では、第1リンクL1を指定したとする。
ときは、図6に示すように、相違指標Dは第2リンクL2の上り線側に、上り方向を示した矢印の指標として形成される。そして、相違指標形成部41は、相違指標Dを形成すると、その相違指標Dを地図画像M1と共に描画し、入出力部3に出力し、表示部13に表示(出力)させる。
車が走行するのに伴い画面が切り替わったり、ユーザが地図画像M1の縮尺を変更したり等することにより相違算出処理を行っていないリンクが表示部13の画面に表示される度に、上記相違算出処理を実行する。
(1)本実施形態によれば、探索処理部33が案内経路を探索しているか否かに関わらず、ユーザが入出力部3を介して相違算出信号DSを入力すると、表示部13に表示される現在地Pを含んだ地図画像M1として描画される全リンクについて、リンク毎に普段の交通情報と現況の交通情報とを取得した。そして、普段の交通情報と現況の交通情報との相違を算出し、その相違が基準値Tを超えたとき、そのリンクを「普段と異なるリンク」と設定し、現況の交通情報と普段の交通情報との相違が基準値T以下であれば、そのリンクを「普段と同じリンク」と設定した。相違指標形成部41は、相違算出部37によって「普段と異なるリンク」と設定されたリンクを強調表示する相違指標Dを形成し、地図画像M1と共に入出力部3に出力し、表示部13に表示させた。この結果、ユーザは「普段と異なるリンク」を容易に判断することができる。従って、ユーザは経路案内をしていないのにも関わらず「普段と異なるリンク」を回避して走行したり、回避できない場合は、目的地に到着する時刻が遅れる旨を予め連絡したりすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図8〜図10に従って説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明した相違算出処理を経路案内中に行い、案内経路上のリンクが「普段と異なるリンク」であった場合に、そのリンクを特に強調表示することに特徴を有するので、以下の実施形態において、前記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ンク」である第2リンクL2が案内経路Rの一部であるとき、相違指標形成部41は、相違指標D1と同じ形状であるが、点滅表示させて特に強調表示する強調相違指標D2を形成する。
上記実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
態であることを容易に判断することができる。
○上記第1実施形態では、相違指標Dを地図画像M1と共に描画して表示部13に表示したが、これを相違指標Dを単独で表示部13に表示するようにしてもよい。
この場合、図11に示すように、ナビ装置1は自動車CAに取り付けられたナビ装置であって、そのナビ装置1は、携帯電話網等のネットワークMを介して情報センタNCと双方向通信可能な状態である。このように、ナビ装置1と情報センタNCとでナビゲーションシステムAが構成される。そして、ナビゲーションシステムA内のナビ装置1は、情報センタNC内に予めユーザ登録されており、ユーザIDによりそれぞれのナビ装置1が管理されているものとする。
○上記各実施形態では、所要時間を記憶する間隔(時間帯)は15分としたが、これに限らない。また、時間帯は固定値ではなく、ユーザ指定により可変としてもよい。
Claims (7)
- 複数のリンクの交通情報を出力するナビゲーション装置において、
前記複数のリンクの各々に対して、所定の時間帯毎にそのリンクにおける普段の交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
前記複数のリンクのうちの任意の1つのリンクを対象リンクとして指定する指定手段と、
前記対象リンクに対して、外部システムからの現況の交通情報と前記交通情報記憶手段からの普段の交通情報を取得する交通情報取得手段と、
前記対象リンクに対して、前記普段の交通情報と前記現況の交通情報との相違を求め、その相違と予め定めた基準値とを比較する比較手段と、
前記相違が前記基準値を超えたとき、前記対象リンクを強調出力するための相違指標を形成する相違指標形成手段と、
その相違指標を出力部に出力する出力手段と
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
現在地から目的地に向かうための複数のリンクから構成される案内経路を探索する経路探索手段と、
前記案内経路を案内する経路案内手段と
を備え、
前記相違指標形成手段は、前記対象リンクが前記案内経路を構成する複数のリンクのうちの1つであるとき、前記対象リンクを特に強調出力するための強調相違指標を形成することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、
前記相違の大きさに応じて前記相違指標、前記強調相違指標を変化させることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記相違指標と前記強調相違指標とを共に出力部に出力することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記交通情報記憶手段は、
交通情報の提供対象となる情報提供対象道路であって、その情報提供対象道路の各リンクに対して、所定の時間帯毎にそのリンクにおける過去の交通情報に基づく統計交通情報を記憶する過去統計情報記憶部を備え、
前記交通情報取得手段は、前記普段の交通情報を前記過去統計情報記憶部の統計交通情報から読み出すことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記交通情報記憶手段は、
過去に走行した過去走行道路であって、その過去走行道路の各リンクに対して、前記所定の時間帯毎にそのリンクにおける過去の実走行交通情報を記憶する実走行情報記憶部と、
交通情報の提供対象となる情報提供対象道路であって、その情報提供対象道路の各リンクに対して、所定の時間帯毎にそのリンクにおける過去の交通情報に基づく統計交通情報を記憶する過去統計情報記憶部と、
案内対象となる案内対象道路であって、その案内対象道路の各リンクに対して予め与え
られたそのリンクにおける基本交通情報を記憶する基本走行情報記憶部と
を備え、
前記交通情報取得手段は、前記普段の交通情報を前記実走行情報記憶部の実走行交通情報、前記過去統計情報記憶部の統計交通情報及び前記基本走行情報記憶部の基本交通情報のいずれかから選択して読み出すことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項6に記載のナビゲーション装置において、
前記交通情報取得手段は、前記普段の交通情報を選択する優先順位を、前記実走行情報記憶部の実走行交通情報、前記過去統計情報記憶部の統計交通情報、前記基本走行情報記憶部の基本交通情報の順にしたことを特徴とするナビゲーション装置。
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