JP2006021699A - スペアタイヤカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1カバーと第2カバーとの脱着を確実にしかも速やかに行う。
【解決手段】 第2カバー9を周方向に回転させることにより互いに係合して第2カバー9の第1カバー7からの離脱を阻止する3個の係合具11,15と、第2カバー9の周方向の回転を阻止して各係合具11,15の係合状態を保持するロック装置19とを第1カバー7及び第2カバー9の各々の開放口7a,9a周縁部に設ける。
【選択図】 図5

Description

この発明は、取扱いが容易なスペアタイヤカバーに関するものである。
特許文献1には、レクレーショナブルビークル(RV車)のバックドア外面に取り付けられたスペアタイヤカバーが開示されている。このスペアタイヤカバーは、スペアタイヤ外周を取り囲む第1カバーと、スペアタイヤが外部に露出しないように上記第1カバーに着脱可能に取り付けられる第2カバーとからなる。上記第1カバーは円周部において切断されていて、両端末部は多段階調整式の第1締結手段で連結されるようになっている。この第1締結手段は多段階調整式のバックルを締め付けることによって第1カバーの周方向が締め付けられて第1カバーの径が小さくなるようになっている。また、上記第2カバーの第1カバーへの取付けも多段階調整式の第2締結手段により行われるようになっている。
そして、このスペアタイヤカバーでは、第1カバーの両端末部を互いに離間して切断部を拡げた状態で第1カバーをスペアタイヤ外周に被せ、第1カバーの両端末部を互いにオーバーラップさせた状態でバックルを締め付けることにより、スペアタイヤ上に第1カバーがガタ付かないように固定されるようにしている。この状態から第2カバーを第1カバーに被せ、バックル(第2締結手段)を締め付けることによって第1カバーに第2カバーを結合させて、第2カバーが第1カバーに外れないように取り付けられる。
特開平8−216939号公報(第3頁、図5〜7)
しかし、上記の特許文献1では、第1カバーは第1締結手段により周方向に締め付けられて径が小さくなるため、径の変化によっては第2締結手段を構成する係止部材の位置が周方向に位置ずれしてしまい、第2締結手段による両カバーの締付けに支障を来すおそれがある。また、第1カバーの両端末部の締付けを行った後、第1カバーと第2カバーとの締付けを行わなければならず、締付け操作が2回必要でスペアタイヤカバーの取付け及び取外し作業が煩わしい。また、第1カバーのスペアタイヤへの取付けがゆるかったり、車両走行中の振動等で第1カバーの取付けがゆるんでくると、第1カバー及び第2カバーが共にスペアタイヤから外れるおそれがある。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1カバーと第2カバーとの脱着を確実にしかも速やかに行うことである。
上記の目的を達成するため、この発明は、第2カバーを周方向に回転させて第1カバーに係合させ、さらに、その位置で動かないようにしたことを特徴とし、具体的には、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、スペアタイヤを挿入する第1開放口を有し自動車の車体外面にスペアタイヤと共に着脱可能に取り付けられるカップ状の第1カバーと、上記第1開放口に対応する第2開放口を有し第1開放口を覆うように上記第1カバーに着脱可能に取り付けられて上記スペアタイヤをカバーするカップ状の第2カバーとを備え、上記第1カバー及び第2カバーの開放口周縁部には、第2カバーを周方向に回転させることにより互いに係合して第2カバーの第1カバーからの離脱を阻止する複数個の係合手段と、第2カバーの周方向の回転を阻止して上記各係合手段の係合状態を保持するロック手段とが設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第2カバーには、第2カバーがロック手段によるロック位置に回転したことを感知する節度手段が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ロック手段は、第1カバー及び第2カバーのいずれか一方に設けられた係止部と、他方に設けられ上記係止部に係脱可能に係合して第2カバーの周方向の回転を阻止する一方、係止部から離脱退避して第2カバーの周方向の回転を許容する係脱操作手段とを備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、係脱操作手段は、該係脱操作手段が係止部に係合するように付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、係脱操作手段は、該係脱操作手段の係止部への係合状態を圧接保持する圧接保持手段を備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、第2カバーを周方向に回転させて係合手段を係合させ、この状態でロック手段により上記第2カバーの回転を阻止するだけで、スペアタイヤカバーを車両外面に取り付けられたスペアタイヤに確実にしかも速やかにカバーすることができる。また、スペアタイヤを取り外す際には、上記ロック手段によるロックを解除し、この状態で上記第2カバーを取付け操作時とは逆方向に回転させて各々の係合手段の係合を解除すればよく、スペアタイヤの取外し作業を確実にしかも速やかに行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、第2カバーがロック手段によるロック位置に回転したことを節度手段により正確に感知して、ロック手段を確実にロック作動させることができる。
請求項3に係る発明によれば、係脱操作手段が第2カバーの回転阻止機能と回転許容機能との両機能を兼ねているので、ロック手段の構造を簡素にすることができる。
請求項4に係る発明によれば、係脱操作手段の係止部への係合を付勢手段により確実に行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、係脱操作手段が係止部に係合した状態で第2カバーのガタ付きをなくすことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図4は自動車としてのレクレーショナブルビークル1(以下、「RV車1」と略称する)を示し、RV車1の車体外面であるバックドア1a外面には、この発明の実施の形態に係るスペアタイヤカバー3が取り付けられ、スペアタイヤカバー3内にスペアタイヤ5が格納されている。
上記スペアタイヤカバー3は、図5に示すように、カップ状の樹脂製第1カバー7と、同じくカップ状の樹脂製第2カバー9とを備え、上記第1カバー7は、スペアタイヤ5を挿入する第1開放口7aを有し、中央には円形膨出部7bが上記第1開放口7a側に向けて膨出形成され、この円形膨出部7b先端面には複数のボルト挿入孔7cが穿設されている。そして、スペアタイヤ5を第1開放口7aから第1カバー7内に挿入配置して固定ボルト(図示せず)をスペアタイヤ5のボルト挿入孔と上記円形膨出部7bのボルト挿入孔7cとに挿入して締め付けることにより、第1カバー7がRV車1のバックドア1a外面にスペアタイヤ5と共に着脱可能に取り付けられるようになっている。一方、上記第2カバー9は、上記第1カバー7の第1開放口7aに対応する第2開放口9aを有し、第1開放口7aを覆うように上記第1カバー7に着脱可能に取り付けられて上記スペアタイヤ5をカバーするようになっている。
上記第1カバー7の第1開放口7a周縁部において円周を4等分する位置のうち3箇所には、図6、図8及び図9に拡大詳示するように、係合手段としての略横長矩形の金属製第1係合具11がそれぞれリベット13により取り付けられている。この第1係合具11には、スリット状の係合溝11aが一端側から中程にかけて形成されているとともに、案内凹部11bが上記係合溝11aに連通するように他端側から中程にかけて形成され、これら係合溝11a及び案内凹部11bの下側には、第2カバー9を被せる際に第2カバー9の第2開放口9a内周縁部に当接する凸部11cが湾曲形成されている。上記第1係合具11は、第1カバー7に取り付けられた状態で、第1カバー7の第1開放口7a周縁部に形成された矩形の切欠凹部7d内にほぼ全体が収められている。
一方、上記第2カバー9の第2開放口9a周縁部において円周を4等分する位置のうち3箇所には、図7及び図9に拡大詳示するように、係合手段としての金属製第2係合具15が上記第1係合具11に対応するようにそれぞれリベット17により取り付けられ、この第2係合具15は、第2開放口9a内方に突出して上記第1係合具11の係合溝11aに挿入される挿入部15aと、この挿入部15a突出端から垂下して上記第1係合具11基部に当接する当接部15bとを備えている。
そして、第2カバー9を第1カバー7に被せて第2係合具15の挿入部15aを第1カバー7の開放端に当接させ、この状態で上記第2カバー9を周方向(図8に矢印Aで示す方向)に回転させることにより、図8に仮想線で示すように、上記第2係合具15が第1カバー7の開放端を摺動して第1係合具11の案内凹部11bに落ち込み、第2係合具15の挿入部15aが第1係合具11の係合溝11aに挿入され、両係合具11,15が互いに係合して第2カバー9の第1カバー7からの離脱を阻止するようになっている。
上記第1カバー7及び第2カバー9の両開放口7a,9a周縁部において円周を4等分する位置の残りの1箇所には、図5に示すように、第2カバー9の周方向(取付け方向及び取外し方向)の回転を阻止して第1係合具11と第2係合具15との係合状態を保持するロック手段としてのロック装置19が取り付けられている。このロック装置19は、第1カバー7側の係止部21と、第2カバー9側の係脱操作手段としての係脱操作具23とで構成されている。上記係止部21は、図1〜3及び図10に拡大詳示するように、第1カバー7開放端から外方に突出する突出片部21aと、この突出片部21aの突出端から垂下する当接片部21bとを備え、上記第1カバー7の第1開放口7a周縁部にリベット25により取り付けられている。
一方、上記係脱操作具23は、図12〜15に拡大詳示するように、縦長の金属製ベースプレート27を備え、このベースプレート27の上下3箇所には取付孔27aが形成され、これら取付孔27aにリベット29を挿入してベースプレート27が第2カバー9の第2開放口9a周縁部外側に取り付けられている。上記ベースプレート27の上端寄りには、鍵孔31aを有する施錠突出片31が一体に突設され、上記鍵孔31aに南京錠33の掛止桿33aを挿入することでロック状態を保持するとともにスペアタイヤ5の盗難を防止するようになっている。なお、鍵孔31aには、運転中に南京錠33がガタ付かないようにゴム等の弾性材35が掛止桿33aと隙間なく固着されている。
上記ベースプレート27の下端寄りの左右2箇所には、軸孔37aを有するブラケット37が突設され、この軸孔37aとリンクプレート39一端側の軸孔39aとに軸41を挿入することで上記リンクプレート39が両ブラケット37に回動自在に支持されている。このリンクプレート39は2つのリンク43と枠状のプレート45とからなり、内部に2本の圧縮ばね47を抱き込んでいる。上記リンクプレート39他端側の両サイドには、上記圧縮ばね47の付勢方向に長い長孔39bがそれぞれ形成され、この長孔39bには軸49が挿通されている。この軸49は2本の捻りばね51とカバー材53の軸孔53aとを挿通している。また、上記圧縮ばね47は上記両軸41,49間に圧縮されて配置され、軸49を長孔39b上端部に押し付けている。
上記捻りばね51は、一端がリンクプレート39に係合しているとともに、他端がカバー材53内面に圧接し、これにより、上記係脱操作具23が係止部21に係合するようにカバー材53を付勢する付勢手段を構成している。また、上記圧縮ばね47は、係脱操作具23の係止部21への係合状態を圧接保持する圧接保持手段を構成している。なお、軸49は止め輪55で抜け止めされている。また、上記カバー材53の上端寄りには、上記施錠突出片31が挿通される矩形開口部53bが形成されている。
上記ベースプレート27下端には、略L字形の係合片57が一体に突設されている。一方、上記カバー材53下端には当接係合片59が内向きに一体に突設されている。そして、この当接係合片59は、ロック時には、図3に示すように、上記第1カバー7の係止部21における当接片部21bに係脱可能に係合して第2カバー9の周方向の回転を阻止する一方、それ以外の時には、図1に示すように、上記当接片部21bから離脱退避してベースプレート27の係合片57に外側から当接することで第2カバー9の周方向の回転を許容するようになっている。なお、係止部21を第2カバー9側に設けるとともに、係脱操作具23を第1カバー7側に設けてもよい。
上記第2カバー9のベースプレート27近傍には、図11に示すように、節度手段としての三角形状の突起61が第2カバー9の開放端から下方に突設され、第2カバー9を第1カバー7に取り付ける際、第2カバー9がロック装置19によるロック位置に回転すると、上記突起21が係止部21の突出片部21aを乗り上げる。その後、該突出片部21aを通過した際、第2カバー9が下方へ急激に移動し、第2カバー9の開放端が再び上記突出片部21aに当接し、この当接の際の感覚が作業者の手に伝わって第2カバー9がロック位置に回転したことを感知するようになっている。なお、突起61をベースプレート27側に設ければ、金属製であるため摩耗や損傷を長期に亘って防止することができる。
このように構成されたスペアタイヤカバー3をスペアタイヤ5にカバーする要領を説明する。
まず、スペアタイヤ5を第1カバー7内に収容し、上記スペアタイヤ5及び第1カバー7を固定ボルトでRV車1のバックドア1a外面に共締めして取り付ける。このとき、係脱操作具23のカバー材53の当接係合片59は、図10に実線で示すように、ベースプレート27の係合片57に外側から当接している。
次いで、第2カバー9を第1カバー7に被せる。このとき、上記係合片57が、図10に仮想線で示すように、第1カバー7側の係止部21の突出片部21a上面に当接するとともに、図8に仮想線で示すように、第2係合具15の挿入部15aが第1カバー7の開放端に当接する。
この状態から、第2カバー9を周方向に回転させる。第2カバー9が、図1に示すように、ロック装置19によるロック位置に回転すると、上記第2カバー9の突起61が係止部21の突出片部21aを通過し、その際の感覚が作業者の手に伝わって作業者は第2カバー9がロック位置に回転したことを感知する。これにより、このようなロック装置19のロック位置への移動と併動して上記第2係合具15が、図8に仮想線で示すように、第1カバー7の開放端を摺動して第1係合具11の案内凹部11bに落ち込み、第2係合具15の挿入部15aが第1係合具11の係合溝11aに挿入され、両係合具11,15が互いに係合して第2カバー9の第1カバー7からの離脱が阻止される。この状態で、図9に示すように、第1係合具11の凸部11cが第2カバー9の第2開放口9a内周面に当接するとともに、第2係合具15の当接部15bが第1係合具11基部に当接し、第2カバー9の半径方向のガタ付きが防止されている。
その後、カバー材53を、図2に仮想線で示すように、第2カバー9から離れる方向に移動(このとき、リンクプレート39は軸41を中心に時計回りに回動する)させた後、カバー材53を軸49を中心に時計回りに回動させて当接係合片59を、図2に実線で示すように、係止部21の当接片部21bに係合させる。
しかる後、カバー材53の上端を第2カバー9の外面に向けて押圧すると、リンクプレート39が軸41を中心に反時計回りに回動し、カバー材53全体が、図3に示すように、第2カバー9外面に捻りばね51の捻り力で押し付けられ、上記係止部21の当接片部21bを係脱操作具23の当接係合片59とベースプレート27の係合片57とで挟持し、第2カバー9の周方向の回転が阻止される。この状態で、カバー材53の上端部分は捻りばね51の捻り力で第2カバー9の外側に付勢されている。また、この際、軸49が長孔39bを該長孔39bの上端部から離れる方向に移動し、圧縮ばね47が圧縮されてその圧縮力(反力)で軸49を支承している係脱操作具23のカバー材53が上方に移動し、該カバー材53の当接係合片59が係止部21の突出片部21aに下方から押し付けられる。また、施錠突出片31がカバー材53の矩形開口部53bを通過して外部に突出している。その後、この矩形開口部53bから突出する施錠突出片31の鍵孔31aに、図3に仮想線で示すように、南京錠33の掛止桿33aを挿入してロック状態を保持し、スペアタイヤカバー3の取付格納作業を終える。スペアタイヤ5をスペアタイヤカバー3から取り出す場合には、上記と逆の操作により行えばよい。
このように、この実施の形態では、第1カバー7の第1開放口7a周縁部に第1係合具11を設けるとともに、第2カバー9の第2開放口9a周縁部に第2係合具15を設け、さらに、上記第2カバー9に係脱操作具23を設けるとともに、上記第1カバー7に係止部21を設け、上記第2カバー9を周方向に回転させて上記第2係合具15を第1係合具11に係合させ、この状態で上記係脱操作具23を係止部21に係合させるようにした。したがって、第2カバーを回転させ、第2カバー9が所定位置に回転するとその後は上記係脱操作具23を操作してその回転を阻止するだけでよいので、スペアタイヤカバー3をスペアタイヤ5に確実にしかも速やかにカバーすることができる。また、スペアタイヤ5を取り外す際には、上記係脱操作具23を係止部21から外した後、第2カバー9を周方向に回転させて第2係合具15を第1係合具11から外せばよいので、スペアタイヤカバー3及びスペアタイヤ5の取外し作業を確実にしかも速やかに行うことができる。
また、この実施の形態では、第2カバー9に突起61を設け、第2カバー9がロック位置に回転したことを第1カバー7側の係止部21が突起61を通過した際の感覚で知ることができるようにしたので、ロック装置19を確実にロック位置でロック作動させることができる。
さらに、この実施の形態では、第1カバー7側に設けた係止部21と、第2カバー9側に設けた係脱操作具23とでロック装置19を構成し、かつ上記係脱操作具23を係止部21に係脱可能に係合して第2カバー9の周方向の回転を阻止する一方、係脱操作具23を係止部21から離脱退避させて第2カバー9の周方向の回転を許容するようにしたので、上記係脱操作具23が第2カバー9の回転阻止機能と回転許容機能との両機能を兼ねている分だけロック装置19の構造を簡素にすることができる。
さらにまた、この実施の形態では、係脱操作具23を捻りばね51により付勢して係止部21に係合させるようにしたので、係脱操作具23の係止部21への係合を確実に行って第2カバー9の回転を阻止することができる。これにより、ロック装置19のロック機能を一層良好なものとすることができる。
加えて、この実施の形態では、圧縮ばね47のばね力で係脱操作具23の当接係合片59を係止部21の突出片部21aに下方から押し付けるようにしたので、係脱操作具23が係止部21に係合した状態で第2カバー9のガタ付きをなくすことができる。
また、この実施の形態では、スペアタイヤカバー3を車体後部のバックドア1a外面に取り付けた場合を示したが、これに限らず、車体前部に取り付けるようにしてもよい。
この発明は、取扱いが容易なスペアタイヤカバーとして有用である。
第2カバーをロック位置に回転させた状態を示す断面図である。 ロック装置のロック動作を開始した状態を示す断面図である。 ロック装置のロック状態を示す断面図である。 バックドア外面にスペアタイヤカバーが取り付けられたレクレーショナブルビークルの斜視図である。 スペアタイヤカバーの分解斜視図である。 図8のVI−VI線における断面図である。 第2カバーの第2係合具を示す断面図である。 第1カバーの第1係合具を示す正面図である。 第1カバーの第1係合具に第2カバーの第2係合具が係合した状態を示す断面図である。 第2カバーを第1カバーに対応させた状態を示す断面図である。 係脱操作具の係合片を示す斜視図である。 係脱装置具の正面図である。 係脱操作具の側面図である。 係脱操作具の分解斜視図である。 係脱操作具の内部機構を示す正面図である。
符号の説明
1 RV車(自動車)
1a バックドア(車体)
3 スペアタイヤカバー
5 スペアタイヤ
7 第1カバー
7a 第1開放口
9 第2カバー
9a 第2開放口
11 第1係合具(係合手段)
15 第2係合具(係合手段)
19 ロック装置(ロック手段)
21 係止部
23 係脱操作具(係脱操作手段)
47 圧縮ばね(圧接保持手段)
51 捻りばね(付勢手段)
61 突起(節度手段)

Claims (5)

  1. スペアタイヤを挿入する第1開放口を有し自動車の車体外面にスペアタイヤと共に着脱可能に取り付けられるカップ状の第1カバーと、
    上記第1開放口に対応する第2開放口を有し第1開放口を覆うように上記第1カバーに着脱可能に取り付けられて上記スペアタイヤをカバーするカップ状の第2カバーとを備え、
    上記第1カバー及び第2カバーの開放口周縁部には、第2カバーを周方向に回転させることにより互いに係合して第2カバーの第1カバーからの離脱を阻止する複数個の係合手段と、第2カバーの周方向の回転を阻止して上記各係合手段の係合状態を保持するロック手段とが設けられていることを特徴とするスペアタイヤカバー。
  2. 請求項1に記載のスペアタイヤカバーにおいて、
    第2カバーには、第2カバーがロック手段によるロック位置に回転したことを感知する節度手段が設けられていることを特徴とするスペアタイヤカバー。
  3. 請求項1に記載のスペアタイヤカバーにおいて、
    ロック手段は、第1カバー及び第2カバーのいずれか一方に設けられた係止部と、他方に設けられ上記係止部に係脱可能に係合して第2カバーの周方向の回転を阻止する一方、係止部から離脱退避して第2カバーの周方向の回転を許容する係脱操作手段とを備えていることを特徴とするスペアタイヤカバー。
  4. 請求項3に記載のスペアタイヤカバーにおいて、
    係脱操作手段は、該係脱操作手段が係止部に係合するように付勢する付勢手段を備えていることを特徴とするスペアタイヤカバー。
  5. 請求項4に記載のスペアタイヤカバーにおいて、
    係脱操作手段は、該係脱操作手段の係止部への係合状態を圧接保持する圧接保持手段を備えていることを特徴とするスペアタイヤカバー。
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