JP2006017679A - 超音波流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の特性にばらつきがあっても測定誤差を低減できる超音波流量計を提供する。
【解決手段】複数の超音波センサ2a、2bと、受信増幅手段5と、複数の超音波センサのうちの1つを受信増幅手段の入力端に接続する受信スイッチ33、34、37、38と、送信駆動手段4と、複数の超音波センサのうちの1つを送信駆動手段の出力端に接続する送信スイッチ31、32、35、36とを備え、受信増幅手段は、受信スイッチにより接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路51、Cfを含み、受信スイッチは該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続され、送信駆動手段は、送信スイッチにより接続された超音波センサに加える電圧が、入力電圧に一致するように制御する電圧制御回路41を含み、送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体の流量を計量する超音波流量計に関し、特にその測定誤差を低減させる技術に関する。
従来、流路に2つの超音波センサを配置し、超音波センサ間を伝播する超音波の伝播時間を計測することにより、流路を流れる流体の流量を計測する超音波流量計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図2はこの種の従来の超音波流量計の構成を示すブロック図である。この超音波流量計は、測定対象となる気体が流れる流路1に配置された第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bと、これら第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bを制御するための送受信切替スイッチ3、送信駆動手段4、受信増幅手段5および制御手段6とを有して構成されている。
第1超音波センサ2aは、送受信切替スイッチ3からの信号に応じた超音波を発生して第2超音波センサ2bに向けて送信するとともに、第2超音波センサ2bからの超音波を検出して得られた信号を送受信切替スイッチ3に送る。
第2超音波センサ2bは、送受信切替スイッチ3からの信号に応じた超音波を発生して第1超音波センサ2aに向けて送信するとともに、第1超音波センサ2aからの超音波を検出して得られた信号を送受信切替スイッチ3に送る。
ここで、超音波が第1超音波センサ2aから第2超音波センサ2bに向けて伝播する方向を順方向という。逆に、超音波が第2超音波センサ2bから第1超音波センサ2aに向けて伝播する方向を逆方向という。
送受信切替スイッチ3は、制御手段6からの切替信号に応じて、超音波を順方向に伝播させるか逆方向に伝播させるかを切り替える。
送信駆動手段4は、制御手段6から送られてくる送信信号を、送受信切替スイッチ3を介して送信側となる超音波センサに送り、その超音波センサを駆動する。
受信増幅手段5は、受信側となった超音波センサから送受信切替スイッチ3を介して送られてくる信号を増幅し、受信信号として制御手段6に送る。
制御手段6は、送信駆動手段4に送信信号を送出した後に受信増幅手段5から受信信号を受け取るまでの時間を計測する。流路1を気体が流れる方向によって、超音波が順方向に伝播される時間と逆方向に伝播される時間とに時間差が生じる。制御手段6は、この時間差を測定することにより流路1内の気体の流速を求め、この求められた流速に基づいて流量を算出する。
図3は上述した従来の超音波流量計の主要部、即ち、第1超音波センサ2a、第2超音波センサ2b、送受信切替スイッチ3および受信増幅手段5の各々の構成を詳細に示す回路図である。
第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bは、内部容量Csを有する。従って、第1超音波センサ2aは、一方の端子が送受信切替スイッチ3に接続され、他方の端子が接地された内部容量Csを有するコンデンサと見なすことができる。同様に、第2超音波センサ2bは、一方の端子が送受信切替スイッチ3に接続され、他方の端子が接地された内部容量Csを有するコンデンサと見なすことができる。
送受信切替スイッチ3は、第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第1受信スイッチ33および第2受信スイッチ34から構成されている。第1送信スイッチ31の一方の端子は送信駆動手段4に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第2送信スイッチ32の一方の端子は送信駆動手段4に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。第1受信スイッチ33の一方の端子は受信増幅手段5に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第2受信スイッチ34の一方の端子は受信増幅手段6に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。
これら第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第1受信スイッチ33および第2受信スイッチ34のオン/オフは、制御手段6からの切替信号(図3では図示を省略してある)によって行われる。
送受信切替スイッチ3を構成する第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第1受信スイッチ33および第2受信スイッチ34の各々は内部抵抗を有し、各内部抵抗の抵抗値は、一般に、製造のばらつきにより少しずつ異なる。
受信増幅手段5は、チャージアンプ回路から構成されている。チャージアンプ回路は、オペアンプ51と、このオペアンプ51の出力端子と反転入力端子との間に接続されてフィードバックループを形成するコンデンサCfとから構成されている。
実公平7−10253号公報
上述したように構成される超音波流量計では、第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bの製造のばらつきにより、流路1を気体が流れていない場合であっても順方向と逆方向で超音波の伝播時間差が生じる。この伝播時間差は、特許文献1で説明されているように、受信増幅手段5を入力インピーダンスの小さいチャージアンプ回路で構成することにより小さくすることができる。ところが、受信増幅手段5の入力インピーダンスを小さくすると、送受信切替スイッチ3を構成する第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第1受信スイッチ33および第2受信スイッチ34の内部抵抗を無視できなくなる。この超音波流量計において、受信増幅手段5に第1超音波センサ2aを接続する場合は第1受信スイッチ33がオンし、第2超音波センサ2bを接続する場合は第2受信スイッチ34がオンする。制御手段6で観測される超音波の伝播時間は、送受信切替スイッチ3を構成する各スイッチの内部抵抗と第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bの内部容量Csにより変化するが、第1超音波センサ2aまたは第2超音波センサ2bからの信号は、超音波を順方向へ伝播させる場合と逆方向へ伝播させる場合で異なる受信スイッチを通るため、受信スイッチの内部抵抗の抵抗値のばらつきにより、伝播時間にばらつきが生じ、これが測定誤差になるという問題が生じる。送信駆動手段4に第1超音波センサ2aまたは第2超音波センサ2bを接続する場合も全く同じ問題が生じる。
第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第1受信スイッチ33および第2受信スイッチ34を半導体スイッチで構成する場合、測定誤差を小さくするためには、これらのスイッチの内部抵抗を小さくすればよいが、半導体スイッチで抵抗を小さくするには半導体の面積を大きくする必要があり、集積回路化する場合にコスト面で不利になるという問題がある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、部品の特性にばらつきがあっても測定誤差を低減できる超音波流量計を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明に係る超音波流量計は、複数の超音波センサと、受信した信号を増幅する受信増幅手段と、複数の超音波センサのうちの1つを受信増幅手段の入力端に接続するように切り替える受信スイッチとを備え、受信増幅手段は、受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路を含み、受信スイッチは該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする。
また、第2の発明に係る超音波流量計は、複数の超音波センサと、駆動信号を送信する送信駆動手段と、複数の超音波センサのうちの1つを送信駆動手段の出力端に接続するように切り替える送信スイッチとを備え、送信駆動手段は、送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路を含み、送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする。
さらに、第3の発明に係る超音波流量計は、複数の超音波センサと、受信した信号を増幅する受信増幅手段と、複数の超音波センサのうちの1つを受信増幅手段の入力端に接続するように切り替える受信スイッチと、駆動信号を送信する送信駆動手段と、複数の超音波センサのうちの1つを送信駆動手段の出力端に接続するように切り替える送信スイッチとを備え、受信増幅手段は、受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路を含み、受信スイッチは該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続され、送信駆動手段は、送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路を含み、送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、受信増幅手段を、受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路で構成し、受信スイッチを該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続したので、受信スイッチの内部抵抗の影響をなくすことができる。その結果、受信スイッチの内部抵抗にばらつきがあっても測定誤差を低減できる。
また、第2の発明によれば、送信駆動手段を、送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路で構成し、送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続したので、送信スイッチの内部抵抗の影響をなくすことができる。その結果、送信スイッチの内部抵抗にばらつきがあっても測定誤差を低減できる。
また、第3の発明によれば、受信増幅手段を、受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路で構成し、受信スイッチを該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続するとともに、送信駆動手段を、送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路で構成し、送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続したので、受信スイッチおよび送信スイッチの内部抵抗の影響をなくすことができる。その結果、受信スイッチおよび送信スイッチの内部抵抗にばらつきがあっても測定誤差を低減できる。
以下、本発明に係る超音波流量計の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、背景技術の欄で説明した従来の超音波流量計の構成と同一または相当部分には、従来の超音波流量計の説明で使用した符号と同一の符号を付して説明する。
本発明の実施例1に係る超音波流量計の全体的な構成は、図2に示した従来の超音波流量計の構成と同じであり、送受信切替スイッチ3、送信駆動手段4および受信増幅手段5の内部の構成が従来の超音波流量計と異なる。
図1は本発明の実施例1に係る超音波流量計の主要部の構成を詳細に示す回路図である。この超音波流量計の主要部は、第1超音波センサ2a、第2超音波センサ2b、送受信切替スイッチ3、送信駆動手段4および受信増幅手段5を有して構成されている。
送信駆動手段4の出力段には、電圧制御用オペアンプ41が設けられている。この電圧制御用オペアンプ41は、本発明の電圧制御回路に対応する。受信増幅手段5は、オペアンプ51と、このオペアンプ51の出力端子に一方の端子が接続されたコンデンサCfとから成るチャージアンプ回路によって構成されている。
送受信切替スイッチ3は、第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第3送信スイッチ35、第4送信スイッチ36、第1受信スイッチ33、第2受信スイッチ34、第3受信スイッチ37および第4受信スイッチ38から構成されている。
第1送信スイッチ31の一方の端子は電圧制御用オペアンプ41の出力端子に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第2送信スイッチ32の一方の端子は電圧制御用オペアンプ41の出力端子に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。第3送信スイッチ35の一方の端子は電圧制御用オペアンプ41の反転入力端子に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第4送信スイッチ36の一方の端子は電圧制御用オペアンプ41の反転入力端子に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。
第1受信スイッチ33の一方の端子はオペアンプ51の反転入力端子に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第2受信スイッチ34の一方の端子はオペアンプ51の反転入力端子に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。第3受信スイッチ37の一方の端子はコンデンサCfの他方の端子に接続され、他方の端子は第1超音波センサ2aに接続されている。第4受信スイッチ38の一方の端子はコンデンサCfの他方の端子に接続され、他方の端子は第2超音波センサ2bに接続されている。
これら第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第3送信スイッチ35、第4送信スイッチ36、第1受信スイッチ33、第2受信スイッチ34、第3受信スイッチ37および第4受信スイッチ38のオン/オフは、制御手段6からの切替信号(図1では図示を省略している)によって行われる。
上述した接続により、第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第3送信スイッチ35および第4送信スイッチ36は、電圧制御用オペアンプ41のフィードバックループ内に含まれ、第1受信スイッチ33、第2受信スイッチ34、第3受信スイッチ37および第4受信スイッチ38は、チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれている。
次に、このように構成される本発明の実施例1に係る超音波流量計の動作を説明する。まず、第1超音波センサ2aから第2超音波センサ2bへ超音波を順方向に伝播させる場合、送受信切替スイッチ3を構成する各スイッチは以下のように設定される。
送信側:第1送信スイッチ31および第3送信スイッチ35:ON
第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36:OFF
受信側:第1受信スイッチ33および第3受信スイッチ37:OFF
第2受信スイッチ34および第4受信スイッチ38:ON
送受信切替スイッチ3の各スイッチが上記のように設定された状態では、電圧制御用オペアンプ41は、第1送信スイッチ31および第3送信スイッチ35と第1超音波センサ2aの接続点aの信号と、電圧制御用オペアンプ41の非反転入力端子(点b)への入力信号が一致するように(即ち、接続点aと点bとが同電位になるように)、その出力を制御する。このため、第1送信スイッチ31および第2送信スイッチ32の各内部抵抗による電圧降下の影響がなくなる。
ただし、電圧制御用オペアンプ41への入力信号の変化が速いと制御しきれなくなるため、入力信号の立ち上がりの変化は、第1送信スイッチ31および第3送信スイッチ35の内部抵抗と第1超音波センサ2aの内部容量Csとからなる時定数によって決定される変化より遅くなるように設定する必要がある。
また、オペアンプ51は、第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36と第2超音波センサ2bの接続点cを仮想接地(即ち、接続点cとオペアンプ51の非反転端子dとが同電位で且つオペアンプ51の非反転端子dが接地される。)するように作用する。このため、第2受信スイッチ34および第4受信スイッチ38の内部抵抗による電圧降下の影響がなくなる。
第2超音波センサ2bから第1超音波センサ2aへ超音波を逆方向に伝播させる場合、送受信切替スイッチ3を構成する各スイッチは以下のように設定される。
送信側:第1送信スイッチ31および第3送信スイッチ35:OFF
第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36:ON
受信側:第1受信スイッチ33および第3受信スイッチ37:ON
第2受信スイッチ34および第4受信スイッチ38:OFF
送受信切替スイッチ3の各スイッチが上記のように設定された状態では、電圧制御用オペアンプ41は、接続点cの信号と電圧制御用オペアンプ41の非反転入力端子(点b)への入力信号とが一致するように(即ち、接続点cと点bとが同電位になるように)出力を制御する。このため、第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36の内部抵抗による電圧降下の影響がなくなる。
ただし、電圧制御用オペアンプ41への入力信号の変化が速いと制御しきれなくなるため、入力信号の立ち上がりの変化は、第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36の内部抵抗と第2超音波センサ2bの内部容量Csとからなる時定数によって決定される変化より遅くなるように設定する必要がある。
また、オペアンプ51は、接続点aを仮想接地(即ち、接続点aとオペアンプ51の非反転端子dとが同電位で且つオペアンプ51の非反転端子dが接地される。)するように作用する。このため、第1受信スイッチ33および第3受信スイッチ37の内部抵抗による電圧降下の影響がなくなる。
以上説明したように、本発明の実施例1に係る超音波流量計によれば、超音波を順方向へ伝播させる場合は第1送信スイッチ31および第3送信スイッチ35の内部抵抗による電圧降下ならびに第2受信スイッチ34および第4受信スイッチ38の内部抵抗による電圧降下の影響が排除され、超音波を逆方向へ伝播させる場合は第2送信スイッチ32および第4送信スイッチ36の内部抵抗による電圧降下ならびに第1受信スイッチ33および第3受信スイッチ37の内部抵抗による電圧降下の影響が排除される。
その結果、第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第3送信スイッチ35、第4送信スイッチ36、第1受信スイッチ33、第2受信スイッチ34、第3受信スイッチ37および第4受信スイッチ38の各内部抵抗にばらつきがあっても測定誤差を低減できる。また、送受信切替スイッチ3を構成する各スイッチの内部抵抗を小さくする必要がないので、安価なスイッチを採用することができる。
なお、この実施例1に係る超音波流量計では、第1送信スイッチ31、第2送信スイッチ32、第3送信スイッチ35および第4送信スイッチ36から成る送信スイッチと、第1受信スイッチ33、第2受信スイッチ34、第3受信スイッチ37および第4受信スイッチ38から成る受信スイッチの両方ともフィードバックループ内に含まれるように構成したが、送信スイッチと受信スイッチの何れか一方のみをフィードバックループ内に含まれるように構成することもできる。
本発明は、ガス流量を計測することができるな超音波ガスメータ等の超音波流量計に適用可能である。
本発明の実施例1に係る超音波流量計の主要部の構成を詳細に示す回路図である。 従来の超音波流量計の構成を示すブロック図である。 従来の超音波流量計の主要部の構成を詳細に示す回路図である。
符号の説明
1 流路
2a 第1超音波センサ
2b 第2超音波センサ
3 送受信切替スイッチ
4 送信駆動手段
5 受信増幅手段
6 制御手段
31 第1送信スイッチ
32 第2送信スイッチ
33 第1受信スイッチ
34 第2受信スイッチ
35 第3送信スイッチ
36 第4送信スイッチ
37 第3受信スイッチ
38 第4受信スイッチ
41 電流制御用オペアンプ
51 オペアンプ

Claims (3)

  1. 複数の超音波センサと、
    受信した信号を増幅する受信増幅手段と、
    前記複数の超音波センサのうちの1つを前記受信増幅手段の入力端に接続するように切り替える受信スイッチとを備え、
    前記受信増幅手段は、前記受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路を含み、前記受信スイッチは該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする超音波流量計。
  2. 複数の超音波センサと、
    駆動信号を送信する送信駆動手段と、
    前記複数の超音波センサのうちの1つを前記送信駆動手段の出力端に接続するように切り替える送信スイッチとを備え、
    前記送信駆動手段は、前記送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路を含み、前記送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする超音波流量計。
  3. 複数の超音波センサと、
    受信した信号を増幅する受信増幅手段と、
    前記複数の超音波センサのうちの1つを前記受信増幅手段の入力端に接続するように切り替える受信スイッチと、
    駆動信号を送信する送信駆動手段と、
    前記複数の超音波センサのうちの1つを前記送信駆動手段の出力端に接続するように切り替える送信スイッチとを備え、
    前記受信増幅手段は、前記受信スイッチによって接続された超音波センサの電圧が所定電圧に一致するように制御するチャージアンプ回路を含み、前記受信スイッチは該チャージアンプ回路のフィードバックループ内に含まれるように接続され、
    前記送信駆動手段は、前記送信スイッチによって接続された超音波センサに加える電圧が、入力された電圧に一致するように制御する電圧制御回路を含み、前記送信スイッチは該電圧制御回路のフィードバックループ内に含まれるように接続されていることを特徴とする超音波流量計。
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