JP2006017087A - 電磁式制御弁および該電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機 - Google Patents

電磁式制御弁および該電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機 Download PDF

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浩一 島田
Fumimasa Okabe
文聖 岡部
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Abstract

【課題】 可変容量圧縮機のクランク室へ吐出冷媒ガスを供給できると共に、クランク室内に残留した冷媒ガスや冷媒液を排出できる電磁式制御弁の提供。
【解決手段】 ソレノイド52および感圧部53により制御される弁体57と、吐出室34の圧力領域とクランク室32の圧力領域とを連通する弁孔59と、クランク室32と吸入室33とを連通する排気通路54と、この排気通路54を開閉する開閉弁55とを備えた。これにより、熱負荷が小さいとき、ソレノイド52の停止時に開閉弁55で排気通路54を閉じ、弁孔59を介し吐出室34とクランク室32とを連通する。また、ソレノイド52の作動時に弁孔59の開度を小さくし、排気通路54を介して吸入圧領域とクランク室32とを連通する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両空調装置などに用いられる電磁式制御弁および該電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機に関する。
従来、電磁式制御弁としては、ソレノイドおよび感圧部により制御される弁体と、可変容量圧縮機の吐出圧領域とクランク室の圧力領域とを連通する給気通路とを備え、この給気通路の開度を調整してクランク室内へ供給する吐出冷媒ガス量を制御しクランク室内のカムプレートの傾角を変更することによって吐出容量を変更するようにしたものが挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。
図5はこの種の従来の電磁式制御弁を示す斜視図で、この図5に示す電磁式制御弁は、バルブハウジング1と、このバルブハウジング1の一端側に配置されるソレノイド2と、バルブハウジング1の他端側に配置される感圧部3とにより主として構成されている。バルブハウジング1とソレノイド2との間には弁室4が形成され、この弁室4に、バルブハウジング1の軸線方向に移動可能な弁体5が収容されている。弁室4は弁室ポート6を介して図示しない圧縮機の吐出室に連通され、すなわち、弁室4は吐出圧力Pdが及ぶ領域にある。また、弁室4より図5の上方へ向かってバルブハウジング1の軸線方向に弁孔(給気通路)7が延在し、この弁孔7はポート8を介して図示しない圧縮機のクランク室に連通されている。すなわち、弁孔7はクランク室の圧力Pcが及ぶ領域にある。
バルブハウジング1と感圧部3との間には、弁孔7と連続する感圧ロッドガイド孔9が形成され、この感圧ロッドガイド孔9に、感圧ロッド10がバルブハウジング1の軸線方向へ移動可能に挿入されている。感圧部3の内部には、吸入圧導入ポート11を介して圧縮機の吸入室に連通し、吸入圧力Psが及ぶ領域にある感圧室12が形成され、この感圧室12に、感圧伸縮部材を構成してバルブハウジング1の軸線方向へ伸縮変位するベローズ13が収容されている。このベローズ13は、ストッパ14および感圧ロッド受け部15を介して感圧ロッド10の一端に連結している。
そして、前記圧縮機の吐出室および吸入室は、図示しないエアコン(冷房機)用の外部冷媒回路で接続されており、この外部冷媒回路上に、凝縮器、膨張弁および蒸発器が介在している。このように外部冷媒回路を接続して閉回路を形成した状態で、圧縮機のピストンがシリンダボア内を往復動することにより、吐出冷媒ガスが吐出室を介して送出されて外部冷媒回路を循環した後、低圧になった冷媒ガスが吸入室を介して圧縮機のシリンダボア内に吸入される。
このように構成された電磁式制御弁では、弁孔(給気通路)7を開くことにより、圧縮機の吐出室−ポート弁室6−弁孔7−弁室4―ポート8―クランク室の連通路が形成されるので、弁孔7の開度を弁体5で調整して所定量の吐出冷媒ガスを供給することによりクランク室内の圧力Pcを増減し、これによって、圧縮機の斜板(すなわちカムプレート)の傾角を変更して吐出容量を変更するようになっている。
例えば、室内温度が所定の設定温度以上に上昇し、図示しない制御コンピュータからソレノイド2へ励磁指令が出力されたとき、ソレノイド2の作動により強制開放ばね16に抗して弁体5が図5の上方へ付勢されて弁孔7の開度が減少する。一方、ベローズ13は、吸入圧導入ポート11を介して感圧室12に導入される吸入圧力Psの変動に応じて伸縮変位し、この変位が感圧ロッド10を介して弁体5に伝達される。このようにしてソレノイド2からの付勢力およびベローズ13からの付勢力等のバランスによって弁体5による弁孔7の開度が決定される。
そして、室内温度と所定の設定温度との差が開いて熱負荷が大きい場合(吸入圧力Psが高い場合)、ベローズ13が短縮して弁体5による弁孔7の開度がさらに小さくなる方向へ付勢されるので、圧縮機の吐出室から弁孔7を介してクランク室へ流入する吐出冷媒ガス量が少なくなり、クランク室内の圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧が小さくなる。その結果、斜板の傾角が大きくなるので圧縮機の吐出容量が大きくなる。
逆に、室内温度と所定の設定温度との差が少なく熱負荷が小さい場合(吸入圧力Psが低い場合)、ベローズ13が伸長して弁体5による弁孔7の開度が大きくなるため、クランク室へ流入する吐出冷媒ガス量が多くなり、クランク室内の圧力Pcが上昇して吸入圧力Psとの差圧が大きくなる。その結果、斜板の傾角が小さくなるので圧縮機の吐出容量が小さくなる。
また、ソレノイド2の励磁指令が解除されたとき、ソレノイド2の消磁により弁体5が強制開放ばね16で図5の下方へ付勢されて弁孔7の開度が増大する。このため、弁孔7を介して吐出室から吐出冷媒ガスが多量にクランク室に供給され、このクランク室内の圧力Pcが高くなる。その結果、斜板の傾角が最小となるので圧縮機の吐出容量が最小になる。
特許第3432995号公報(段落番号0039〜段落番号0045、図1)
ところで、上記した従来技術にあっては、圧縮機のクランク室内に給気通路である弁孔7を介して吐出冷媒ガスが常時流入しているので、このクランク室内に残留した冷媒ガスが液化して冷媒液が溜まりやすいという問題があった。そして、クランク室内に冷媒液が溜まった場合、圧縮機のシリンダボア内をピストンが往復動する際にフルストロークになりにくいため、この状態で圧縮機の作動を開始してからエアコンの冷却風が出るまでに時間がかかっていた。
本発明は、上記のような従来技術を考慮してなされたもので、その主な目的は、クランク室内へ吐出冷媒ガスを供給できると共に、クランク室内に残留する冷媒ガスや冷媒液を排出することのできる電磁式制御弁および該電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機を提供することにある。
また、その他の目的は、熱負荷が小さいときに外部冷媒回路の蒸発器の凍結を防止できると共に、圧縮機の作動を開始してからエアコンの冷却風が出るまでの時間を短縮することのできる電磁式制御弁を提供することにある。
上記主な目的を達成するために請求項1に記載の発明は、吐出圧領域とクランク室の圧力領域とを連通する給気通路と、この給気通路を開閉する弁体と、この弁体を強制開放ばねに抗して閉じる方向へ付勢するソレノイドと、吸入圧を感知して前記弁体を付勢する感圧部とを有し、前記弁体により前記給気通路の開度を調整するようにした電磁式制御弁において、前記クランク室の圧力領域と前記吸入圧の領域とを連通する排気通路と、この排気通路を開閉する開閉弁とを備えた構成にした。
このように構成した請求項1に記載の発明では、開閉弁で排気通路を閉じた状態で、給気通路を開いてクランク室の圧力領域と吐出圧領域とを連通することにより、前記給気通路を介して吐出圧領域から吐出冷媒ガスを送り込みクランク室内へ供給できる。また、開閉弁を開いて排気通路を介して吸入圧領域とクランク室の圧力領域とを連通することにより、クランク室内に残留した冷媒ガスや冷媒液を吸入圧領域へ排出することができる。
また、上記他の目的を達成するために請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記開閉弁は、熱負荷が小さく前記ソレノイドの停止状態で閉じた状態とし、前記ソレノイドの作動状態で開いた状態とする構成にした。
このように構成した請求項2に記載の発明では、熱負荷が小さくソレノイド停止時に開閉弁が排気通路を閉じるので、この状態で給気通路を介して吐出圧領域から吐出冷媒ガスを送り込み、クランク室内の圧力を高くして吐出容量を小さくする。これによって、熱負荷が小さいときに外部冷媒回路の蒸発器の凍結を防止することができる。また、ソレノイド作動時に開閉弁が開くので、排気通路を介して吸入圧領域とクランク室の圧力領域とを連通し、この排気通路を介してクランク室内の残留した冷媒ガスおよび冷媒液を排出する。これにより、ソレノイド作動時に圧縮機のピストンがフルストロークで稼動できるので、圧縮機の作動を開始してからエアコンの冷却風が出るまでの時間を短縮できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記感圧部に設けられ前記弁体と連動する感圧ロッドに、前記開閉弁を接離可能に連結した構成にした。
このように構成した請求項3に記載の発明では、ソレノイド停止時に弁体が給気通路を開く方向に付勢された場合、この給気通路の開度が大きくなると共に、感圧ロッドが連動して、この感圧ロッドに連結した開閉弁が付勢されるので排気通路が閉じる。逆に、ソレノイド作動時に弁体が給気通路を閉じる方向に付勢された場合、この給気通路の開度が小さくなると共に、感圧ロッドが連動して、この感圧ロッドに連結した開閉弁が付勢されるので排気通路が開く。また、熱負荷の増減により吸入圧力が変化した場合、この圧力変化を感圧伸縮部材で感知して感圧ロッドが移動し、この感圧ロッドに連結した開閉弁が付勢されるので排気通路が開閉する。これによって、ソレノイドの付勢力および感圧部の付勢力により排気通路の開閉制御を自動的に行なうことができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記開閉弁を、前記感圧部の感圧伸縮部材および感圧ロッド受け部と一体化した構成にした。
このように構成した請求項4に記載の発明では、感圧伸縮部材自体の弾性を用いて開閉弁が閉じる方向へ付勢することにより、開閉弁を付勢するばねを特に設ける必要がなくて済むので、構造の簡素化を図り部品点数を少なくすることができる。
また、上記主な目的を達成するために請求項1に記載の発明は、請求項5に記載の発明は、吐出圧領域とクランク室の圧力領域とを連通する給気通路と、この給気通路を開閉する弁体と、この弁体を強制開放ばねに抗して閉じる方向へ付勢するソレノイドと、吸入圧を感知して前記弁体を付勢する感圧部とを有する電磁式制御弁を備え、前記弁体により前記給気通路の開度を調整して前記クランク室のカムプレートの傾角を変更することによって吐出容量を変更するようにした可変容量圧縮機において、前記クランク室の圧力領域と前記吸入圧の領域とを連通する排気通路と、この排気通路を開閉する開閉弁と、これらの給気通路および排気通路と前記クランク室の内部とを連通する連通孔とを具備する構成にした。
このように構成した請求項5に記載の発明では、排気通路を開閉弁で閉じた状態で、給気通路を開くことにより吐出圧領域−給気通路−連通孔−クランク室の内部の連通路が形成されるので、この連通路を介して吐出冷媒ガスをクランク室内へ供給できる。これにより、クランク室内のカムプレートの傾角を減少させた状態を保って吐出容量を小さくすることができる。また、排気通路を開くことによりクランク室の内部−連通孔−排気通路―吸入圧領域の連通路が形成されるので、この連通路を介してクランク室内に残留した冷媒ガスや冷媒液を吸入圧領域へ排出できる。
以上説明したように請求項1および5に記載の発明では、開閉弁で排気通路を閉じた状態で、給気通路を開いてクランク室の圧力領域と吐出圧領域とを連通することにより、給気通路を介して吐出圧領域から吐出冷媒ガスを送り込むことにより、クランク室へ吐出冷媒ガスを供給できる。また、開閉弁を開いて吸入室とクランク室とを排気通路を介して連通することにより、クランク室内に残留した冷媒ガスや冷媒液を吸入圧領域へ排出することができる。
また、請求項2に記載の発明では、熱負荷が小さいときにソレノイド停止状態で開閉弁が排気通路を閉じると共に、給気通路を介して吐出室からクランク室へ吐出冷媒ガスを送り込み、クランク室内の圧力を高くして吐出容量を小さくする。また、ソレノイド作動状態で開閉弁を開いて排気通路を介してクランク室内の冷媒ガスや冷媒液を排出する。したがって、熱負荷が小さいときに外部冷媒回路の蒸発器の凍結を防止することができると共に、クランク室内の冷媒液に妨げられることなく圧縮機のピストンがフルストロークで稼動できるので、圧縮機の作動開始からエアコンの冷却風が出るまでの時間を短縮できる。
また、請求項3に記載の発明では、弁体と連動する感圧ロッドを介して開閉弁が付勢されるので、ソレノイドの付勢力および感圧部の付勢力により排気通路の開閉制御を自動的に行なうことができる。
また、請求項4に記載の発明では、感圧伸縮部材自体の弾性を用いて開閉弁が閉じる方向へ付勢できるので、開閉弁を付勢する付勢ばねを特に設ける必要がなくて済み、部品点数を少なくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係わる電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機を示す断面図、図2は本実施形態に係わる電磁式制御弁の断面図である。
図1に示す本実施形態の可変容量圧縮機17は、シリンダブロック18と、このシリンダブロック18の後端(図1の左側端)に接合されるリアハウジング19と、これらのシリンダブロック18とリアハウジング19との間に介在するバルブプレート20と、シリンダブロック18の前端(図1の右側端)に接合されるフロントハウジング21と、これらのシリンダブロック18およびフロントハウジング21に回転可能に支持される駆動シャフト22と、この駆動シャフト22の先端に連結され、外部動力源であるエンジン23による回転駆動力を伝達する駆動力伝達部24と、駆動シャフト22に固設される回転支持体25と、この回転支持体25を介して支持される斜板(すなわちカムプレート)26と、この斜板26にピストンロッド27を介して連結されるピストン28とにより主として構成されている。
シリンダブロック18の中心部には、駆動シャフト22の他端が挿入される挿入孔29が形成されると共に、この挿入孔29の周囲に、駆動シャフト22の軸線方向に延在する連通孔30、およびピストン28を収容するシリンダボア31が形成されている。このシリンダブロック18の前端側の内部およびフロントハウジング21の内部には、クランク室32が形成されている。
リアハウジング19内の前端側には、図示しない外部冷媒回路と接続される吸入室33および吐出室34が形成されている。バルブプレート20には、シリンダボア31と吸入室33とを連通する吸入ポート35、およびシリンダボア31と吐出室34とを連通する吐出ポート36がそれぞれ形成されており、吸入ポート35は図示しない吸入弁により開閉可能であり、吐出ポート36は吐出弁37により開閉可能である。吸入室33内の冷媒ガスは、ピストン28の往復動作により吸入ポート35を介してシリンダボア31内に流入し、このシリンダボア31内で所定の圧力まで圧縮された後、吐出冷媒ガスが吐出ポート36を介して吐出室34へ吐出される。
斜板26は、駆動シャフト22に挿入される支持筒体38と、この支持筒体38に取付けられる傾動支持軸39により傾動可能に支持される回転板40と、この回転板40にスラストベアリング41およびラジアルベアリング42を介して回転可能に支持される取付板43とからなっており、ピストンロッド27の両端に一体形成されるボールジョイント44が取付板43およびピストン28にそれぞれ回動可能に挿入されている。これによって、斜板26が傾いた状態で駆動シャフト22を中心として回転板40が回転する際にピストンロッド27を介してピストン28の前後往復揺動に変換されるため、このピストン28がシリンダボア31内で前後方向(図1の左右方向)へ往復動する。このピストン28のストロークは、クランク室32の圧力Pcとシリンダボア31内の吸入圧力Psとの差圧に応じて変わり、すなわち、吐出容量を左右する斜板26の傾角が変化する。
支持筒体38は、駆動シャフト22の後端側(図1の右側)に装着される傾角増加ばね45により図1の左方向へ付勢されると共に、駆動シャフト22の前端側(図1の左側)に装着される傾角減少ばね46により図1の右方向へ付勢される。傾動支持軸39は駆動シャフト22の軸線方向と直交する方向に延在する。回転板40の一端にはガイドピン47が取付けられ、このガイドピン47の両端は、回転支持体25の一端に形成される長孔48に移動可能に挿入される。回転板40は傾動支持軸39を中心として傾動可能に支持されると共に、回転板40の一端のガイドピン47が長孔48に沿って移動可能である。すなわち、傾動支持軸39を中心として回転板40が傾動する際に、支持筒体38が駆動シャフト22の軸線方向へスライドすると共にガイドピン47が長孔48内を移動する。これによって、回転板40が駆動シャフト22の軸線方向へ傾動可能であり、かつ駆動シャフト22と一体に回転可能となっている。一方、回転板40の回転力がベアリング41、42によって遮断されるため取付板43は駆動シャフト22を中心として回転しないが、この取付板43は回転板40とともに傾動可能である。なお、これらの回転板40および取付板43からなる斜板26の傾角は、図1に示すようにガイドピン47が長孔48の一端(図1の上端)まで移動したときに最大となり、また、ガイドピン47が長孔48の他端側へ移動するときに減少する。
この実施形態の可変容量圧縮機17では、シリンダブロック18の連通孔30を介してクランク室32へ吐出冷媒ガスが送り込まれたとき、クランク室32の圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧が大きくなるので、斜板26は傾動支持軸39を中心として図1の反時計方向へ傾動する。その結果、回転板40は傾角の小さい状態で回転するため、ピストン28の往復動ストロークが小さくなり吐出容量が減少する。逆に、クランク室32の圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧が小さくなった場合、回転板40は傾動支持軸39を中心として図1の時計方向へ傾動する。その結果、回転板40は傾角の大きな状態で回転するため、ピストン28の往復動ストロークが大きく吐出容量が増加する。
そして、本実施形態の電磁式制御弁49は、リアハウジング19の後端側に形成される挿入孔50に挿入されており、バルブハウジング51と、このバルブハウジング51の一端側に配置されるソレノイド52と、バルブハウジング51の他端側に配置される感圧部53とを備えている。この電磁式制御弁49は、前述した図5に示すものと比べて、バルブハウジング51の内部を軸線方向に貫通する排気通路54と、この排気通路54を開閉する開閉弁55とを備えたことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
バルブハウジング51とソレノイド52との間には弁室56が形成され、この弁室56に、バルブハウジング51の軸線方向に移動可能な弁体57が収容されている。弁室56は、弁室ポート58よりシリンダブロック18の連通孔30を介してクランク室32の内部に連通されており、すなわち、弁室56はクランク室の圧力Pcが及ぶ領域にある。また、弁室56より図1の上方へ向かってバルブハウジング51の中心部に弁孔(すなわち給気通路)59が延在し、この弁孔59は吐出圧ポート60を介して吐出室34に連通されており、すなわち、弁孔59は吐出圧力Pdが及ぶ領域にある。図2に示すように弁室56の内壁部と弁体57の段差部57aとの間には、弁孔59を開放する方向へ弁体57を付勢する強制開放ばね61が介装されている。
バルブハウジング51と感圧部53との間には、弁孔59と連続する感圧ロッドガイド孔62が形成され、この感圧ロッドガイド孔62に、感圧ロッド63がバルブハウジング51の軸線方向へ移動可能に挿入されて、その先端が弁体57の一端に当接している。感圧部53の内部には、吸入圧導入ポート64を介して吸入室33に連通し、吸入圧力Psが及ぶ領域にある感圧室65が形成され、この感圧室65に、感圧伸縮部材を構成してバルブハウジング51の軸線方向へ伸縮変位するベローズ66が収容されている。このベローズ66は、感圧ロッド受け部67を介して感圧ロッド63の一端に連結している。感圧ロッド受け部67と開閉弁55との間には、この開閉弁55を感圧室65の端部に当接する方向へ付勢する付勢ばね68が介在しており、開閉弁55は感圧ロッド63を挿通した状態でこの感圧ロッド63に接離可能に連結している。これにより、ソレノイド52の作動時に弁体57が弁孔59を閉じると共に、感圧ロッド63を介して付勢ばね68に抗して開閉弁55が付勢されるので開閉弁55が排気通路54を開く。一方、ソレノイド52の停止時に強制開放ばね61の付勢力により弁体57が弁孔59を開くと共に、感圧ロッド63を介して開閉弁55が付勢された状態が解除されるので、付勢ばね68の付勢力により開閉弁55が排気通路54を閉じる。また、感圧室65内の吸入圧力Psが増減してベローズ66が伸縮変位すると、感圧ロッド63を介して弁体57が連動する。なお、前記排気通路54は、バルブハウジング51内部を貫通すると共に、この排気通路54の一端側が弁室56、弁室ポート58および連通孔30を介してクランク室32に接続し、他端側が感圧室65および吸入圧導入ポート64を介して吸入室33に接続している。
ソレノイド52は、固定鉄心69と、バルブハウジング51の軸線方向へ移動可能な可動鉄心70と、この可動鉄心70の一端が当接し、弁体57と一体形成されるソレノイドロッド71と、このソレノイドロッド71を移動可能に収納するロッドガイド72とを備えている。
このように構成した本実施形態では、まず準備工程として、ソレノイド52の作動時に吸入圧力Psが高い状態で、弁体57が排気通路54を開くように付勢ばね68の付勢力を調整する。また、吸入圧力Psが低くベローズ66が伸長すると共にソレノイド52が停止した状態で、弁体57が排気通路54を閉じるように付勢ばね68の付勢力を調整する。
そして、例えば室内温度が所定の設定温度以上に上昇し、図示しない制御コンピュータからソレノイド52へ励磁指令が出力されたとき、固定鉄心69および可動鉄心70間に入力電流値に応じた吸引力が生じる。この吸引力はソレノイドロッド71を介して弁体57に伝達され、強制開放ばね61の付勢力に抗して弁孔59を閉じる方向、すなわち給気通路の開度が減少する方向へ付勢される。一方、ベローズ66は、吸入圧導入ポート64を介して感圧室65に導入される吸入圧力Psの変動に応じて伸縮変位し、この変位が感圧ロッド63を介して弁体57に伝達される。このようにしてソレノイド52からの付勢力およびベローズ66からの付勢力等のバランスにより弁体57による給気通路の開度が決定される。
また、室内温度と所定の設定温度との差が開いて熱負荷が大きい場合、ソレノイド52の付勢力の増加やベローズ66が短縮変位により、弁体57による給気通路の開度がさらに小さくなる方向へ付勢される。これに伴い、吐出室34から給気通路を介してクランク室32へ流入する吐出冷媒ガス量が少なくなり、クランク室32の圧力Pcが低下する。そして、弁体57により感圧ロッド63を介して開閉弁55が付勢ばね68に抗して付勢されるので、この開閉弁55が感圧室65の端部から離間して排気通路54が開く。その結果、クランク室32−連通孔30−弁室ポート58−弁室56−排気通路54−感圧室65−吸入圧導入ポート64−吸入室33の連通路が形成されるので、この連通路を介してクランク室32内から冷媒ガスや冷媒液を吸入室33へ排出する。
逆に、室内温度と所定の設定温度との差が少なく熱負荷が小さい場合、ソレノイド52の付勢力の減少やベローズ66の伸長変位により、弁体57による給気通路の開度が大きくなるため、吐出室34から給気通路を介してクランク室32へ流入する吐出冷媒ガス量が多くなり、クランク室32の圧力Pcが上昇して吸入圧力Psとの差圧が大きくなるので斜板26の傾角が小さくなり、その結果、吐出容量が小さくなる。このとき、感圧ロッド63を介して開閉弁55が付勢された状態が解除されるので、付勢ばね68の付勢力により開閉弁55が感圧室65の端部に当接し、排気通路54が閉じてクランク室32の圧力Pcが保たれる。
その後、ソレノイド52の励磁指令が解除されたとき、ソレノイド52の消磁により弁体57が給気通路の開度を増大する方向へ付勢される。同時に、感圧ロッド63を介して開閉弁55が付勢された状態が解除されるので、付勢ばね68の付勢力により開閉弁55が感圧室65の端部に当接して排気通路54を閉じる。
このように構成した本実施形態では、ソレノイド52の作動時、およびソレノイド52の停止時で熱負荷が大きい場合、排気通路54を開いてクランク室32内に残留した冷媒ガスや冷媒液を排出するので、ピストン28のフルストローク往復動作が可能となり、圧縮機17の作動を開始してからエアコンの冷却風が出るまでに時間を短縮できる。
また、本実施形態では、ソレノイド52の停止時で熱負荷が小さい場合、開閉弁55が排気通路54を閉じると共に、吐出室34から給気通路を介してクランク室32へ吐出冷媒ガスを送り込み、クランク室32の圧力Pcを高くして吐出容量を小さくすることによって、外部冷媒回路の蒸発器の凍結を防止することができる。
また、上記実施形態では、電磁式制御弁49側にクランク室32の圧力領域と吸入室33の圧力領域とを連結する排気通路54を設け、この排気通路54および弁孔(給気通路)59とクランク室32の内部とを連通孔30で連通したので、可変容量圧縮機17側に同様の排気通路を別に設ける必要がない。しかしながら、補助的に同様の排気通路を可変容量圧縮機17側に設けてもよい。
図3は本発明の他の実施形態に係わる電磁式制御弁を示す断面図、図4は本実施形態に設けられる排気通路が開いた状態を示す断面図である。なお、図3、図4において前述した図1、図2に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
図3および図4に示す本実施形態の電磁式制御弁73は、前述した図1および図2に示すものと比べて、ベローズ74、感圧ロッド受け部75および開閉弁76を一体化して図1、図2の付勢ばね68を省略したことと、排気通路77を段付き孔により構成したことが異なっており、その他の構成は基本的に同様である。
この実施形態の電磁式制御弁73にあっては、図3に示すようにソレノイド52が停止した場合、強制開放ばね61によって弁体57が図3の左方向に付勢されるので、この弁体57による給気通路の開度が大きくなる。同時に、弁体57により感圧ロッド63が図3の右方向に付勢された状態が解除されているので、開閉弁76が感圧室65の端部に当接して排気通路77が閉じている。逆に、図4に示すようにソレノイド52が作動した場合、可動鉄心70が吸引されるので、ソレノイドロッド71で強制開放ばね61に抗して弁体57が図4の右方向に付勢され、この弁体57による給気通路の開度が小さくなる。同時に、弁体57により感圧ロッド63が付勢されるので、開閉弁76が感圧室65の端部から離間して排気通路77が開く。
例えば、室内温度と所定の設定温度との差が少なく熱負荷が小さい場合、ソレノイド52の付勢力が減少すると、図3に示すように、弁体57による給気通路の開度が大きくなると共に、弁体57により感圧ロッド63が付勢された状態が解除されるので、開閉弁76が感圧室65の端部に当接して排気通路77が閉じる。逆に、室内温度と所定の設定温度との差が開いて熱負荷が大きい場合、ソレノイド52により弁体57による給気通路の開度が小さくなる方向へ付勢されると共に、弁体57により感圧ロッド63を介してベローズ74、感圧ロッド受け部75および開閉弁76が押圧され、開閉弁76が感圧室65の端部から離間して排気通路77が開く。その結果、クランク室内に残留した冷媒ガスや冷媒液が弁室ポート58−排気通路77−感圧室65−吸入圧導入ポート64の連通路を介して吸入室へ排出される。
また、熱負荷が大きくなり吸入圧力Pcが高くなった場合、ベローズ74が短縮変位するので、このベローズ74と一体化した感圧ロッド受け部75および開閉弁76が移動して開閉弁76が感圧室65の端部から離間して排気通路77が開く。
このように構成した本実施形態でも、前述した図1、図2に示すものと同様の効果が得られる。さらに、本実施形態では、ベローズ74、感圧ロッド受け部75および開閉弁76を一体化し、ベローズ66自体の弾性を用いて開閉弁が閉じる方向へ付勢するので、開閉弁76を付勢する付勢ばねを省略して部品点数を少なくすることができると共に、感圧ロッド受け部75および開閉弁76間に前記付勢ばねが介在していないのでベローズ74の曲りを防止することもできる。
本発明の一実施形態に係わる電磁式制御弁を備えた可変容量圧縮機を示す断面図である。 本実施形態に係わる電磁式制御弁の断面図である。 本発明の他の実施形態に係わる電磁式制御弁を示す断面図である。 本実施形態に設けられる排気通路が開いた状態を示す断面図である。 従来の電磁式制御弁を示す斜視図である。
符号の説明
17 可変容量圧縮機
26 斜板(カムプレート)
30 連通孔
32 クランク室
34 吐出室
49 電磁式制御弁
50 挿入孔
51 バルブハウジング
52 ソレノイド
53 感圧部
54 排気通路
55 開閉弁
56 弁室
57 弁体
59 弁孔(給気通路)
58 弁室ポート
60 吐出圧ポート
61 強制開放ばね
62 感圧ロッドガイド孔
63 感圧ロッド
64 吸入圧導入ポート
65 感圧室
66 ベローズ(感圧伸縮部材)
67 感圧ロッド受け部
68 コイルばね
69 固定鉄心
70 可動鉄心
71 ソレノイドロッド
72 ロッドガイド

Claims (5)

  1. 吐出圧領域とクランク室(32)の圧力領域とを連通する給気通路(59)と、この給気通路(59)を開閉する弁体(57)と、この弁体(57)を強制開放ばね(61)に抗して閉じる方向へ付勢するソレノイド(52)と、吸入圧を感知して前記弁体(57)を付勢する感圧部(53)とを有し、前記弁体(57)により前記給気通路(59)の開度を調整するようにした電磁式制御弁(49)において、
    前記クランク室(32)の圧力領域と前記吸入圧の領域とを連通する排気通路(54)と、この排気通路(54)を開閉する開閉弁(55)とを備えたことを特徴とする電磁式制御弁(49)。
  2. 前記開閉弁(55)は、熱負荷が小さく前記ソレノイド(52)の停止状態で閉じた状態とし、前記ソレノイド(52)の作動状態で開いた状態とすることを特徴とする請求項1に記載の電磁式制御弁(49)。
  3. 前記感圧部(53)に設けられ前記弁体(57)と連動する感圧ロッド(63)に、前記開閉弁(55)を接離可能に連結したことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁式制御弁(49)。
  4. 前記開閉弁(55)を、前記感圧部(53)の感圧伸縮部材(66)および感圧ロッド受け部(67)と一体化したことを特徴とする請求項3に記載の電磁式制御弁(49)。
  5. 吐出圧領域とクランク室(32)の圧力領域とを連通する給気通路(59)と、この給気通路(59)を開閉する弁体(57)と、この弁体(57)を強制開放ばね(61)に抗して閉じる方向へ付勢するソレノイド(52)と、吸入圧を感知して前記弁体(57)を付勢する感圧部(53)とを有する電磁式制御弁(49)を備え、前記弁体(57)により前記給気通路(59)の開度を調整して前記クランク室(32)のカムプレート(26)の傾角を変更することによって吐出容量を変更するようにした可変容量圧縮機(17)において、
    前記クランク室(32)の圧力領域と前記吸入圧の領域とを連通する排気通路(54)と、この排気通路(54)を前記ソレノイド(52)の作動時に開閉制御する開閉弁(55)と、これらの給気通路(59)および排気通路(54)と前記クランク室(32)の内部とを連通する連通孔(30)とを具備することを特徴とする可変容量圧縮機(17)。
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