JP2008157031A - クラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】クラッチレス可変容量型圧縮機において電磁式容量制御弁の弁体が振動しても、電磁式容量制御弁に通電していないときの斜板の傾角が弁体の振動によって変動しないようにする。
【解決手段】電磁式容量制御弁32を構成するバルブハウジング38に設けられた弁孔40は、伝達ロッド37に一体形成された弁体371によって開閉される。伝達ロッド37は、電磁駆動手段33を構成する可動鉄心36に結合されており、可動鉄心36を収容する容器47の底壁471と可動鉄心36との間には緩衝ばね48が介在されている。緩衝ばね48は、可動鉄心36を固定鉄心34に近づける方向へ付勢する。
【選択図】図2
【解決手段】電磁式容量制御弁32を構成するバルブハウジング38に設けられた弁孔40は、伝達ロッド37に一体形成された弁体371によって開閉される。伝達ロッド37は、電磁駆動手段33を構成する可動鉄心36に結合されており、可動鉄心36を収容する容器47の底壁471と可動鉄心36との間には緩衝ばね48が介在されている。緩衝ばね48は、可動鉄心36を固定鉄心34に近づける方向へ付勢する。
【選択図】図2
Description
本発明は、クラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁に関する。
特許文献1,2に開示の可変容量型圧縮機では、給気通路(供給通路)を介して吐出室(吐出圧領域)の冷媒が制御圧室に供給されると共に、抽気通路(放出通路)を介して前記制御圧室の冷媒が吸入圧領域に放出されて前記制御圧室内の圧力が調整される。制御圧室内の圧力は、給気通路上に介在された電磁式容量制御弁における弁開度を変えることによって、調整される。電磁式容量制御弁における弁開度が大きくなれば、吐出室から制御圧室へ供給される冷媒流量が増し、制御圧室内の圧力が増す。これにより、斜板の傾角が小さくなり、吐出容量が減る。電磁式容量制御弁における弁開度が小さくなれば、吐出室から制御圧室へ供給される冷媒流量が減り、制御圧室内の圧力が低減する。これにより、斜板の傾角が大きくなり、吐出容量が増える。
吐出室から制御圧室へ供給される冷媒流量を制御する電磁式容量制御弁では、ソレノイドコイルへの通電によって固定鉄心が可動鉄心を引きつけ、可動鉄心に連結された弁体が弁孔を閉じる位置に向けて駆動される。ソレノイドコイルへの通電が行われない状態では、可動鉄心に結合して固定された作動ロッドあるいは可動鉄心が可動鉄心を収容する有底筒形状の容器の底壁に接するようになっている。
特開平10−205444号公報
特開2001−173556号公報
振動が可動鉄心及び弁体に波及すると、可動鉄心及び弁体がこれらの移動可能方向に振動する。可動鉄心及び弁体がこれらの移動可能方向に振動すると、弁開度が変動する。弁開度が最大(つまり、作動ロッドあるいは可動鉄心が可動鉄心を収容する有底筒形状の容器の底壁に接している状態)であるとすると、弁開度が最大のときからの弁開度の変動は、弁開度最大と弁開度最大よりも小さい弁開度との間となる。そのため、吐出室から給気通路(供給通路)を介して制御圧室へ送られる冷媒流量が減る。
特許文献1に開示のクラッチレス可変容量型圧縮機では、車両に搭載されたクラッチレス可変容量型圧縮機の斜板が車両エンジンの作動中は常に回転しているため、冷房能力を零にしておく場合には、斜板の傾角を確実に最小にしておく必要がある。しかし、従来の電磁式容量制御弁では、弁開度が最大のときには、弁体が振動すると冷媒流量が減るため、斜板の傾角が弁体の振動によって増大するように変動するおそれがある。
本発明は、クラッチレス可変容量型圧縮機において吐出圧領域から供給通路上の電磁式容量制御弁を介して制御圧室へ送られる冷媒流量が弁体の振動に起因して変動する場合にも、電磁式容量制御弁に通電していないときの斜板の傾角が弁体の振動によって変動しないようにすることを目的とする。
本発明は、供給通路を介して吐出圧領域の冷媒が制御圧室に供給されると共に、放出通路を介して前記制御圧室の冷媒が吸入圧領域に放出されて前記制御圧室内の圧力が調整され、前記制御圧室内の圧力調整によって吐出容量が制御されるクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁を対象とし、請求項1の発明は、前記電磁式容量制御弁が、前記供給通路の一部となる弁孔と、前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁孔を閉じる位置に向けて前記弁体を駆動する電磁駆動手段と、前記弁孔を閉じる位置に向けて前記弁体を付勢可能な弾性付勢手段と、前記弾性付勢手段の付勢力に対抗して前記弁孔を閉じる位置から離れる方向に向けて前記弁体を付勢可能な対抗付勢手段とを備えており、前記電磁駆動手段に通電が行われていない状態にある場合にも、前記弁体が前記弾性付勢手段の弾性付勢力に抗して前記弁孔を閉じる位置から離れる方向に移動可能であることを特徴とする。
電磁駆動手段に通電していないときには、振動による弁体の移動は、弁孔を閉じる位置に向かう方向と、弁孔を閉じる位置から離れる方向との両方向に可能である。従って、吐出圧領域から供給通路上の電磁式容量制御弁を介して吸入圧領域へ送られる冷媒流量が弁体の振動に起因して変動する場合にも、冷媒流量の変動は、時間平均でほぼ零となり、電磁式容量制御弁(電磁駆動手段)に通電していないときの斜板の傾角が弁体の振動によって変動することはない。
好適な例では、前記弁体には付属体が一体形成又は前記弁体と一体的に移動可能に結合されており、前記弾性付勢手段は、前記電磁駆動手段を構成する可動鉄心又は前記付属体に接して、前記可動鉄心側から固定鉄心側に向けて前記付属体を付勢する。
好適な例では、前記可動鉄心は、有底筒形状の容器に収容されており、前記弾性付勢手段は、前記可動鉄心に接するように前記容器の底壁と前記可動鉄心との間に介在されたバネ部材である。
本発明は、クラッチレス可変容量型圧縮機において吐出圧領域から供給通路上の電磁式容量制御弁を介して制御圧室へ送られる冷媒流量が弁体の振動に起因して変動する場合にも、電磁式容量制御弁に通電していないときの斜板の傾角が弁体の振動によって変動しないようにできるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1及び図2(a),(b)に基づいて説明する。
図1に示すように、シリンダ11の前端にはフロントハウジング12が連結されている。シリンダ11の後端にはリヤハウジング13がバルブプレート14、弁形成プレート15,16及びリテーナ形成プレート17を介して連結されている。シリンダ11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、クラッチレス可変容量型圧縮機10の全体ハウジングを構成する。
図1に示すように、シリンダ11の前端にはフロントハウジング12が連結されている。シリンダ11の後端にはリヤハウジング13がバルブプレート14、弁形成プレート15,16及びリテーナ形成プレート17を介して連結されている。シリンダ11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、クラッチレス可変容量型圧縮機10の全体ハウジングを構成する。
制御圧室121を形成するフロントハウジング12とシリンダ11とには回転軸18がラジアルベアリング19,20を介して回転可能に支持されている。制御圧室121から外部へ突出する回転軸18は、外部駆動源である車両エンジンEから回転駆動力を得る。車両エンジンEの回転駆動力は、図示しない駆動力伝達機構を介して回転軸18に伝えられ、車両エンジンEが作動している状態では、回転軸18が車両エンジンEから常時回転駆動力を得て回転する。
回転軸18には回転支持体21が止着されていると共に、斜板22が回転軸18の軸方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。回転支持体21に形成されたガイド孔211には斜板22に設けられたガイドピン23がスライド可能に嵌入されている。斜板22は、ガイド孔211とガイドピン23との連係により回転軸18の軸方向へ傾動可能かつ回転軸18と一体的に回転可能である。斜板22の傾動は、ガイド孔211とガイドピン23とのスライドガイド関係、及び回転軸18のスライド支持作用により案内される。
斜板22の径中心部が回転支持体21側へ移動すると、斜板22の傾角が増大する。斜板22の最大傾角は、回転支持体21と斜板22との当接によって規制される。図1に実線で示す斜板22は、最大傾角状態にあり、鎖線で示す斜板22は、最小傾角状態にある。
シリンダ11に貫設された複数のシリンダボア111内にはピストン24が収容されている。斜板22の回転運動は、シュー25を介してピストン24の前後往復運動に変換され、ピストン24がシリンダボア111内を往復動する。
リヤハウジング13内には吸入室131及び吐出室132が区画形成されている。バルブプレート14、弁形成プレート16及びリテーナ形成プレート17には吸入ポート141が形成されている。バルブプレート14及び弁形成プレート15には吐出ポート142が形成されている。弁形成プレート15には吸入弁151が形成されており、弁形成プレート16には吐出弁161が形成されている。吸入圧領域である吸入室131内の冷媒は、ピストン24の復動動作〔図1において右側から左側への移動〕により吸入ポート141から吸入弁151を押し退けてシリンダボア111内へ流入する。シリンダボア111内へ流入したガス状の冷媒は、ピストン24の往動動作〔図1において左側から右側への移動〕により吐出ポート142から吐出弁161を押し退けて吐出圧領域である吐出室132へ吐出される。吐出弁161は、リテーナ形成プレート17上のリテーナ171に当接して開度規制される。
吸入室131と吐出室132とは、圧縮機外の外部冷媒回路26で接続されている。吐出室132へ吐出された冷媒は、外部冷媒回路26へ流出する。外部冷媒回路26上には、冷媒から熱を奪うための熱交換器27、膨張弁28、及び周囲の熱を冷媒に移すための熱交換器29が介在されている。膨張弁28は、熱交換器29の出口側のガス温度の変動に応じて冷媒流量を制御する。外部冷媒回路26へ流出した冷媒は、吸入室131へ還流する。
吐出室132と制御圧室121とは、供給通路30で接続されている。又、制御圧室121と吸入室131とは、放出通路31で接続されている。制御圧室121内の冷媒は、放出通路31を介して吸入室131へ流出する。リヤハウジング13には電磁式容量制御弁32が組み付けられている。電磁式容量制御弁32は、供給通路30における通路断面積を制御する。
図2(a),(b)に示すように、電磁式容量制御弁32の電磁駆動手段33を構成する固定鉄心34は、電磁駆動手段33を構成するソレノイドコイル35への電流供給による励磁に基づいて電磁駆動手段33を構成する可動鉄心36を引き付ける。固定鉄心34の一部は、有底筒形状の容器47内に収容されており、可動鉄心36は、容器47内に収容されている。電磁駆動手段33は、制御コンピュータC〔図1に図示〕の電流供給制御(本実施形態ではデューティ比制御)を受ける。可動鉄心36には付属体としての伝達ロッド37が止着されている。
電磁式容量制御弁32を構成するバルブハウジング38には弁孔形成壁39が設けられており、弁孔形成壁39には弁孔40が形成されている。弁孔形成壁39と固定鉄心34との間には室41が形成されている。弁孔40は、室41に接続されており、室41は、通路42及び供給通路30を介して制御圧室121に連通している。又、弁孔40は、通路56及び供給通路30を介して吐出室132に連通している。
室41は、通路43を介して可動鉄心36と固定鉄心34との間の空隙44に連通している。又、室41は、通路43及び通路45を介して、可動鉄心36と容器47の底壁471との間の背圧空間46に連通している。つまり、制御圧室121内の圧力(制御圧)が室41及び通路43,45を介して背圧空間46に波及している。
背圧空間46内にて可動鉄心36と底壁471との間には緩衝ばね48が介在されている。弾性付勢手段としてのばね部材である緩衝ばね48は、可動鉄心36と底壁471とに接しており、緩衝ばね48のばね力(弾性付勢力)は、可動鉄心36を固定鉄心34に近づける方向へ付勢する。
伝達ロッド37には弁体371が一体形成されている。弁体371は、弁孔形成壁39の座面391に接離して弁孔40を開閉する。室41内の伝達ロッド37の部位にはばね受け49が設けられており、ばね受け49と弁孔形成壁39との間には付勢ばね50が介在されている。対抗付勢手段としての付勢ばね50のばね力と緩衝ばね48のばね力とは、可動鉄心36及び伝達ロッド37を介して対抗している。伝達ロッド37は、付勢ばね50のばね力によって可動鉄心36を固定鉄心34から遠ざける方向(弁孔40を閉じる位置から離れる方向)へ付勢されている。
バルブハウジング38内には収容室51が設けられており、収容室51内にはベローズ52が収容されている。ベローズ52の不動端は、バルブハウジング38を構成する端壁53に連結されており、ベローズ52は、収容室51内に感圧室511を区画する。ベローズ52の可動端521には受動ロッド54が接合されている。受動ロッド54は、ベローズ52に接合する大径部541と、大径部541に連なる小径部542とからなる。受動ロッド54は、小径部542の先端が弁体371に接するように、且つ大径部541の一部が弁孔40内に入り込むように、配置されている。受動ロッド54は、伝達ロッド37の移動に伴って伝達ロッド37に接した状態で一体的に移動する。
受動ロッド54の大径部541は、弁孔40と感圧室511との間を遮断しており、吐出室132内の圧力(吐出圧)が供給通路30、通路56及び弁孔40を介して感圧室511に波及することはない。
感圧室511は、通路55を介して吸入室131に連通されている。感圧室511内の圧力は、ベローズ52を縮小するようにベローズ52に作用する。感圧室511内は、吸入室131内の圧力(吸入圧)が波及する圧力領域であり、吸入圧が高くなるにつれてベローズ52が縮小する。つまり、吸入圧が高くなると、弁体371が弁孔40を閉じる位置に向かい、弁開度が小さくなる。これにより、吐出室132から制御圧室121へ供給される冷媒流量が減り、制御圧室121内の圧力が高くなる。吸入圧が低くなると、弁体371が弁孔40を閉じる位置から離れる方向に向かい、弁開度が大きくなる。これにより、吐出室132から制御圧室121へ供給される冷媒流量が増し、制御圧室121内の圧力が低くなる。弁孔40における開閉具合は、電磁駆動手段33で生じる駆動力、緩衝ばね48のばね力、付勢ばね50のばね力、吸入圧のバランスによって決まる。
図1に示す制御コンピュータCは、空調装置作動スイッチ57のONによって電磁駆動手段33に電流を供給し、空調装置作動スイッチ57のOFFによって電流供給を停止する。制御コンピュータCには室温設定器58及び室温検出器59が信号接続されている。空調装置作動スイッチ57がON状態にある場合、制御コンピュータCは、室温設定器58によって設定された目標室温と、室温検出器59によって検出された検出室温との温度差に基づいて、電磁駆動手段33に対する電流供給を制御する。デューティ比を大きくすると、伝達ロッド37(弁体371)は、室41側から弁孔40側へ変位する。
図1では、電磁駆動手段33に対して最大の電流供給が行われており、弁体371が弁孔40を閉じた状態にある。この状態では、吐出室132から供給通路30を経由して制御圧室121へ供給される冷媒流量が零であり、制御圧室121内の冷媒は、放出通路31を経由して吸入室131へ流出する。そのため、制御圧室121内の圧力が低く、斜板22の傾角は、最大傾角となる。この状態では、ピストン24のストロークが最大となり、吐出容量は最大となる。
電磁駆動手段33に対して最大未満の電流供給が行われている場合には、弁孔40は開状態にある。この状態では、吐出室132から供給通路30を経由して制御圧室121へ冷媒が供給されているが、斜板22の傾角は、最大傾角よりも小さい傾角となる。
図2(a)に示す状態では、電磁駆動手段33に対する電流供給が停止されており、弁孔40は大きく開いた状態にある。この状態では、吐出室132から供給通路30を経由して制御圧室121へ供給される冷媒が多く、斜板22の傾角は、最小傾角となる。電磁式容量制御弁32は、電磁駆動手段33に対する電流供給が停止されている状態では弁孔40が開いている常開型の電磁式容量制御弁である。
図2(a)は、電磁駆動手段33に対する電流供給が停止された状態で可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動していない状態を示しているが、図2(b)は、電磁駆動手段33に対する電流供給が停止された状態で可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動した状態を示している。図2(b)に実線で示す可動鉄心36は、可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動していないときの可動鉄心36の正規の位置から緩衝ばね48を縮小する方向へ、振動によって移動した位置にある。鎖線で示す可動鉄心36は、可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動していないときの可動鉄心36の正規の位置から緩衝ばね48が伸長する方向へ、振動によって移動した位置にある。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)弁体371が弁孔40を閉じる位置にあるとき以外には、振動による弁体371の移動は、弁孔40を閉じる位置に向かう方向と、弁孔40を閉じる位置から離れる方向との両方向に可能である。従って、弁体371及び伝達ロッド37が振動していないときの弁体371の正規の位置から弁体371が弁孔40を閉じる位置に向かって変動すれば、吐出室132から供給通路30上の電磁式容量制御弁32を介して制御圧室121へ送られる冷媒流量が減る。一方、弁体371及び伝達ロッド37が振動していないときの弁体371の正規の位置から弁体371が弁孔40から離れる位置に向かって変動すれば、吐出室132から供給通路30上の電磁式容量制御弁32を介して制御圧室121へ送られる冷媒流量が増える。弁体371の振動に伴う冷媒流量の増量と冷媒流量の減量とは、ほぼ同量であり、弁体371の振動に伴う冷媒流量の増減は、弁体371が振動している間での時間平均でほぼ零となる。その結果、可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動しても、電磁駆動手段33に通電していないときの斜板22の傾角が弁体371の振動によって変動することはなく、クラッチレス可変容量型圧縮機10の斜板22の傾角は、最小傾角に維持される。
(1)弁体371が弁孔40を閉じる位置にあるとき以外には、振動による弁体371の移動は、弁孔40を閉じる位置に向かう方向と、弁孔40を閉じる位置から離れる方向との両方向に可能である。従って、弁体371及び伝達ロッド37が振動していないときの弁体371の正規の位置から弁体371が弁孔40を閉じる位置に向かって変動すれば、吐出室132から供給通路30上の電磁式容量制御弁32を介して制御圧室121へ送られる冷媒流量が減る。一方、弁体371及び伝達ロッド37が振動していないときの弁体371の正規の位置から弁体371が弁孔40から離れる位置に向かって変動すれば、吐出室132から供給通路30上の電磁式容量制御弁32を介して制御圧室121へ送られる冷媒流量が増える。弁体371の振動に伴う冷媒流量の増量と冷媒流量の減量とは、ほぼ同量であり、弁体371の振動に伴う冷媒流量の増減は、弁体371が振動している間での時間平均でほぼ零となる。その結果、可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動しても、電磁駆動手段33に通電していないときの斜板22の傾角が弁体371の振動によって変動することはなく、クラッチレス可変容量型圧縮機10の斜板22の傾角は、最小傾角に維持される。
(2)付勢ばね50のばね力を強くすると、可動鉄心36及び伝達ロッド37の振動を抑制することができるが、そうすると、電磁駆動手段33の駆動力を強くする必要があり、電磁駆動手段33に供給される電流を大きくしないと伝達ロッド37(つまり弁体371)を駆動することができない。本実施形態では、可動鉄心36及び伝達ロッド37の振動を抑制するために付勢ばね50のばね力を強くする必要がないため、低電流で伝達ロッド37(弁体371)を駆動することができる。
次に、図3の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
電磁式容量制御弁32A内の収容室51は、ベローズ52によって第1感圧室60と第2感圧室61とに区画されている。第1感圧室60は、圧力導入通路62を介して絞り261よりも上流の外部冷媒回路26Aに連通されており、第2感圧室61は、圧力導入通路63を介して絞り261よりも下流の外部冷媒回路26Bに連通されている。つまり、第1感圧室60内は、絞り261よりも上流の外部冷媒回路26Aの圧力となる領域であり、第2感圧室61内は、絞り261よりも下流、かつ熱交換器27よりも上流の外部冷媒回路26Bの圧力となる領域である。第1感圧室60内の圧力と、第2感圧室61内の圧力とは、ベローズ52を介して対抗している。第2感圧室61は、弁孔40Aを介して室41に接続されており、弁孔40Aが開いていれば、第2感圧室61内の吐出冷媒が制御圧室121へ流入可能である。
電磁式容量制御弁32A内の収容室51は、ベローズ52によって第1感圧室60と第2感圧室61とに区画されている。第1感圧室60は、圧力導入通路62を介して絞り261よりも上流の外部冷媒回路26Aに連通されており、第2感圧室61は、圧力導入通路63を介して絞り261よりも下流の外部冷媒回路26Bに連通されている。つまり、第1感圧室60内は、絞り261よりも上流の外部冷媒回路26Aの圧力となる領域であり、第2感圧室61内は、絞り261よりも下流、かつ熱交換器27よりも上流の外部冷媒回路26Bの圧力となる領域である。第1感圧室60内の圧力と、第2感圧室61内の圧力とは、ベローズ52を介して対抗している。第2感圧室61は、弁孔40Aを介して室41に接続されており、弁孔40Aが開いていれば、第2感圧室61内の吐出冷媒が制御圧室121へ流入可能である。
外部冷媒回路26A,26Bに冷媒流が生じていれば、絞り261よりも上流の外部冷媒回路26Aの圧力は、絞り261より下流、かつ熱交換器27よりも上流の外部冷媒回路26Bの圧力よりも大きくなる。外部冷媒回路26A,26B(吐出圧領域)における冷媒流量が増大すると、絞り261の前後の圧力の差が増大し、外部冷媒回路26A,26B(吐出圧領域)における冷媒流量が減少すると、絞り261の前後の圧力の差が減少する。絞り261の前後の圧力差が増大すると、感圧室60,61間の差圧が増大し、絞り261の前後の圧力差が減少すると、感圧室60,61間の差圧が減少する。感圧室60,61間の差圧は、弁孔40Aから離れる方向へ伝達ロッド37を付勢する力となる。
弁孔40における開閉具合は、電磁駆動手段33で生じる駆動力、ベローズ65のばね力、付勢ばね50のばね力、感圧室60,61間の差圧のバランスによって決まる。
可動鉄心36を収容する筒形状の容器64には弾性付勢手段としてのベローズ65が結合されており、伝達ロッド37の下端がベローズ65の可動端651の内面に接合している。可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動すれば、ベローズ65の可動端651が伝達ロッド37に接した状態で一体的に振動し、ベローズ65が伸縮する。
可動鉄心36を収容する筒形状の容器64には弾性付勢手段としてのベローズ65が結合されており、伝達ロッド37の下端がベローズ65の可動端651の内面に接合している。可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動すれば、ベローズ65の可動端651が伝達ロッド37に接した状態で一体的に振動し、ベローズ65が伸縮する。
図3の実線で示すベローズ65の位置は、電磁駆動手段33に対する電流供給が停止された状態で可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動していないときの、位置である。鎖線で示すベローズ65は、可動鉄心36及び伝達ロッド37が振動していないときの可動鉄心36の位置から、振動によって移動した位置である。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○コイル形状の緩衝ばね48の代わりに、皿ばねあるいはゴム等の弾性体を用いてもよい。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○コイル形状の緩衝ばね48の代わりに、皿ばねあるいはゴム等の弾性体を用いてもよい。
○固定鉄心34と可動鉄心36とを引っ張りばねによって繋いでコイル形状の緩衝ばね48の代わりとしてもよい。引っ張りばねは、可動鉄心36を固定鉄心側へ引っ張っており、電磁駆動手段33への電流供給が停止されているときの可動鉄心36及び伝達ロッド37の正規の位置から弁孔40に近づく方向と弁孔40から離れる方向との両方への移動が許容される。
○弁体371と伝達ロッド37とを別体に形成してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記弾性付勢手段は、前記付属体に接するベローズである請求項2に記載のクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記弾性付勢手段は、前記付属体に接するベローズである請求項2に記載のクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。
〔2〕前記対抗付勢手段は、前記駆動手段の駆動力に対抗するバネ部材(付勢ばね50)である前記〔1〕項、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。
10…クラッチレス可変容量型圧縮機。121…制御圧室。131…吸入圧領域としての吸入室。132…吐出圧領域としての吐出室。30…供給通路。31…放出通路。32,32A…電磁式容量制御弁。33…電磁駆動手段。34…固定鉄心。36…可動鉄心。37…付属体としての伝達ロッド。371…弁体。40…弁孔。47…容器。471…底壁。48…弾性付勢手段としてのばね部材である緩衝ばね。50…対抗付勢手段としての付勢ばね。65…弾性付勢手段としてのベローズ。
Claims (3)
- 供給通路を介して吐出圧領域の冷媒が制御圧室に供給されると共に、放出通路を介して前記制御圧室の冷媒が吸入圧領域に放出されて前記制御圧室内の圧力が調整され、前記制御圧室内の圧力調整によって吐出容量が制御されるクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁において、
前記電磁式容量制御弁は、
前記供給通路の一部となる弁孔と、
前記弁孔を開閉する弁体と、
前記弁孔を閉じる位置に向けて前記弁体を駆動する電磁駆動手段と、
前記弁孔を閉じる位置に向けて前記弁体を付勢可能な弾性付勢手段と、
前記弾性付勢手段の付勢力に対抗して前記弁孔を閉じる位置から離れる方向に向けて前記弁体を付勢可能な対抗付勢手段とを備えており、
前記電磁駆動手段に通電が行われていない状態にある場合にも、前記弁体が前記弾性付勢手段の弾性付勢力に抗して前記弁孔を閉じる位置から離れる方向に移動可能であるクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。 - 前記弁体には付属体が一体形成又は前記弁体と一体的に移動可能に結合されており、前記弾性付勢手段は、前記電磁駆動手段を構成する可動鉄心又は前記付属体に接して、前記可動鉄心側から固定鉄心側に向けて前記付属体を付勢する請求項1に記載のクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。
- 前記可動鉄心は、有底筒形状の容器に収容されており、前記弾性付勢手段は、前記可動鉄心に接するように前記容器の底壁と前記可動鉄心との間に介在されたバネ部材である請求項2に記載のクラッチレス可変容量型圧縮機における電磁式容量制御弁。
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