JP2006014987A - 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006014987A
JP2006014987A JP2004196769A JP2004196769A JP2006014987A JP 2006014987 A JP2006014987 A JP 2006014987A JP 2004196769 A JP2004196769 A JP 2004196769A JP 2004196769 A JP2004196769 A JP 2004196769A JP 2006014987 A JP2006014987 A JP 2006014987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetic field
frequency
magnetic resonance
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004196769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4531462B2 (ja
Inventor
Shoei Miyamoto
昭栄 宮本
Kenji Sato
健志 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2004196769A priority Critical patent/JP4531462B2/ja
Publication of JP2006014987A publication Critical patent/JP2006014987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4531462B2 publication Critical patent/JP4531462B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】勾配磁場と高周波磁場の双方を生成可能な磁気共鳴用コイル、並びに当該磁気共鳴用コイルを備えたマグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置を提供する。
【解決手段】静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させるxコイルおよびyコイルが以下のように構成される。すなわち、xコイル20xの上側コイル211と下側コイル212が低周波アンプ213に直列に接続されている。上側コイル211は、伝送経路L1,L2によりRFアンプ214に接続されており、下側コイル212は、伝送経路L3,L4によりRFアンプ215に接続されている。上側コイル211と下側コイル212とを直列に繋ぐ2つの伝送経路には、それぞれ高周波信号をカットするフィルタ216が設けられている。また、伝送経路L1〜L4に直列に、上側コイル211および下側コイル212に並列に複数のキャパシタC1〜C6が接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に、平面型の磁気共鳴コイル、および当該磁気共鳴コイルを備えたマグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置に関する。
磁気共鳴撮影(MRI:Magnetic Resonance Imaging) 装置では、マグネットシステムの内部空間、すなわち静磁場を形成した撮影空間に被検体を搬入し、勾配磁場および高周波磁場を印加して、被検体内に磁気共鳴信号を発生させ、その受信信号に基づいて断層像を生成する。
従来のMRI装置では、高周波磁場を印加する送信コイルと、勾配磁場を印加する勾配コイルは全く別に作製されており、それらを積み上げて使用していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−309900号公報
それぞれのコイルは、ある程度の厚みをもっており、積み上げることにより、被検体が入るべき撮影空間を狭めてしまっている。この撮影空間を確保するために、主磁場マグネット部のギャップを初めから大きくとる必要があり、結果として、主磁場マグネットに使用する磁石量の増加につながりコストアップとなってしまう。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、勾配磁場と高周波磁場の双方を発生させることができる磁気共鳴用コイル、並びに当該磁気共鳴用コイルを備えたマグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の磁気共鳴用コイルは、互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルに第1の周波数の信号が供給されることにより勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタとを有する。
上記の目的を達成するため、本発明のマグネットシステムは、互いに対向配置され、撮影空間に静磁場を生成する主磁場マグネット部と、前記静磁場の方向および当該静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる3組の磁気共鳴用コイルとを有し、前記3組の磁気共鳴用コイルのうち、前記静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる2組の磁気共鳴用コイルは、互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルへの第1の周波数の信号の供給により勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタとを有する。
上記の目的を達成するため、本発明の磁気共鳴撮影装置は、互いに対向配置され、撮影空間に静磁場を生成する主磁場マグネット部と、前記静磁場の方向および当該静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる3組の磁気共鳴用コイルと、前記磁気共鳴用コイルに信号を供給する駆動部と、を有し、前記3組の磁気共鳴用コイルのうち、前記静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる2組の磁気共鳴用コイルは、互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルへの第1の周波数の信号の供給により勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタとを有する。
上記の本発明の磁気共鳴用コイルでは、第1の周波数の信号が第1のコイルと第2のコイルに供給されることにより、第1のコイルと第2のコイルが対向する空間に勾配磁場が生成される。
また、第1のコイルと第2のコイルのそれぞれに独立に、伝送経路を介して第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号を供給することにより、第1のコイルと第2のコイルが対向する空間に高周波磁場が生成される。第1のコイル、第2のコイルおよび伝送経路に挿入された複数のキャパシタにより、LC回路の共振周波数が調整されて、高周波磁場の生成が可能となる。第1のコイルと第2のコイルとの間には、第2の周波数の信号をカットするフィルタが設けられていることから、第1のコイルと第2のコイルの独立した駆動が可能となる。
本発明のマグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置では、3組の磁気共鳴用コイルのうち、静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる2組の磁気共鳴用コイルに、上記の磁気共鳴用コイルが使用される。
2組の磁気共鳴用コイルでは、生成する勾配磁場の方向および高周波磁場の方向は直交する。これにより、撮影空間に均一な高周波磁場が生成される。
本発明の磁気共鳴用コイルによれば、勾配磁場と高周波磁場の双方を発生させることができるため、高周波磁場を単独で発生させるためのコイルが不要となる。その結果、撮影空間を広く確保することができる。もしくは撮影空間を一定にした場合には、互いに対向する静磁場マグネット部の間隔を小さくすることができ、磁石量を減らすことができる。このため、コストダウンが可能となり安価なマグネットシステムや磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る磁気共鳴撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。
磁気共鳴撮影装置は、マグネットシステム100を有する。マグネットシステム100は、主磁場マグネット部10と、勾配コイル部20を有する。主磁場マグネット部10および勾配コイル部20は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100の撮影空間(ボア:bore) に、被検体300がクレードル500に搭載されて、図示しない搬送手段により搬入および搬出される。被検体300の撮影部位には、受信コイル部30が装着されている。
主磁場マグネット部10はマグネットシステム100の撮影空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は、概ね磁石の対向方向である。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部10は、例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導磁石あるいは常伝導磁石等を用いて構成してもよい。
勾配コイル部20は、静磁場強度に勾配をもたせるための勾配磁場を形成する。発生する勾配磁場は、スライス勾配磁場、リードアウト勾配磁場およびフェーズドエンコード勾配磁場の3種であり、これら3種類の勾配磁場に対応して勾配コイル部20は後述する3組の勾配コイルを有する。
3組の勾配コイルは、互いに直交する3方向において静磁場にそれぞれ勾配を付与するための3つの勾配磁場をそれぞれ発生する。3方向のうちの1つは静磁場の方向であり、通常これをz方向とする。他の1つは水平方向であり、これをy方向とする。残りの1つは、z,y方向に垂直な方向であり、通常これをx方向とする。
x,y,zはいずれもスライス勾配の軸とすることができる。いずれか1つをスライス勾配の軸としたとき、残りの2つのうちの1つをフェーズエンコード勾配の軸とし、他をリードアウト勾配の軸とする。
本実施形態に係る勾配コイル部20は、x方向に勾配磁場を発生するxコイルと、y方向に勾配磁場を発生するyコイルと、z方向に勾配磁場を発生するzコイルとを有する。これらの3組のコイルのうち、xコイルとyコイルは、送信コイルとしての機能を兼ねる。なお、zコイルは、RFシールドとしての機能を兼ねる。
すなわち、xコイルとyコイルは、静磁場空間に被検体300の体内のスピンを励起するための高周波磁場(RF励起信号)を生成する。送信コイルを兼ねるxコイルとyコイル、RFシールドを兼ねるzコイルについては後にあらためて説明する。
勾配コイル部20には、勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は、勾配コイル部20に低周波信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部20の3組のコイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
また、勾配コイル部20にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140は、勾配コイル部20のうちxコイルとyコイルに高周波信号を与えて高周波磁場を発生させ、被検体300の体内のスピンを励起させる。勾配駆動部130とRF駆動部140は、本発明の駆動部の実施形態の一例である。
受信コイル部30は、励起されたスピンが生じる磁気共鳴信号を受信する。受信コイル部30には、データ収集部150が接続されている。データ収集部150は、受信コイル部30が受信した受信信号を取り込み、それをビューデータとして収集する。
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150には、制御部160が接続されている。制御部160は、勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
データ処理部170は、データ収集部150から取り込んだデータをメモリに記憶する。メモリ内には、データ空間が形成される。データ空間は2次元フーリエ空間を構成する。データ処理部170は、これら2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フーリエ変換して被検体300の画像を生成(再構成)する。2次元フーリエ空間をkスペースともいう。
データ処理部170は、制御部160に接続されている。データ処理部170は制御部160の上位にあってそれを統括する。データ処理部170には、表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー等で構成される。操作部190はポインティングデバイスを備えたキーボードで構成される。
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、操作者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。操作者は表示部180および操作部190を通じて本装置を操作する。
図2は、マグネットシステム100の構造を模式的に示す断面図である。図2において、Oは静磁場の中心すなわちマグネットセンターであり、x,y,zは前述した3方向である。ここでは、マグネットシステム100の正面に正対する方向をy方向とする。
マグネットセンターOを中心とする半径Rの球形領域SVが撮影領域であり、マグネットシステム100はこの撮影領域において静磁場および勾配磁場が所定の精度をもつように構成される。
1対の主磁場マグネット部10は、互いに対向する1対の磁石11と、1対の磁石11の撮影領域側に設けられ、互いに対向する1対の磁極片(ポールピース)12とを有する。磁極片12は例えば軟鉄等の高透磁率の磁性材料で構成され、静磁場空間における磁束分布を均一化する働きをする。
磁極片12は概ね円盤形状をなすが、周縁部がz方向、すなわち磁極片12同士が互いに対向する方向に張り出している。張り出した周縁部は、磁極片12の周縁における磁束密度の低下を補う働きをする。
張り出した周縁部の内側に形成される磁極片12の凹部に、勾配コイル部20が設けられる。勾配コイル部20は、xコイル20xと、yコイル20yと、zコイル20zが積み上げられて構成される。
上記のコイルは、例えばyコイル20yを間に挟んだ3段重ねになっている。そして、xコイル20xが撮影領域側、zコイル20zが磁極片12側に配置されている。なお、これらの3系統のコイルの重なりの順序は、図示の例に限らない。3系統のコイルは、直接重ねてもよく、あるいは、例えば数mm程度の間隔を開けて重ねてもよい。間隔は、適宜のスペーサ等によって保たれる。いずれのコイルも、円盤状の板とその中に封入されたコイルパターンからなる。
図3は、xコイルの構成の一例を示す図である。
xコイル20xは、互いに対向配置された上側コイル(第1のコイル)211と下側コイル(第2のコイル)212とを有する。上側コイル211と下側コイル212は、撮影空間を挟んで対向しているが(図2参照)、図面の簡略化のため、図3では、上側コイル211と下側コイル212を平面的に並べて図解している。
上側コイル211は、y方向に延びる中心線に対して対称な一対のパターンとなっている。各パターンは、半月状の複数のループからなる。ループのうちy方向に延びる直線部分がメインパス(主電流経路)211aであり、円弧部分がリターンパス211bである。メインパス211aに流れる電流がx方向の勾配磁場の発生に寄与する。
下側コイル212も同様に、y方向に延びる中心線に対して対称な一対のパターンとなっている。各パターンは、半月状の複数のループからなる。ループのうちy方向に延びる直線部分がメインパス212aであり、円弧部分がリターンパス212bである。メインパス212aに流れる電流がx方向の勾配磁場の発生に寄与する。
上側コイル211と下側コイル212は、低周波アンプ213に直列接続されている。低周波アンプ213は、勾配駆動部130の構成の一部であり、勾配磁場を発生させるための信号を供給する。勾配磁場の発生のための信号の周波数帯域は、数十kHzである。
上側コイル211は、伝送経路L1,L2によりRFアンプ214に接続されており、下側コイル212は、伝送経路L3,L4によりRFアンプ215に接続されている。RFアンプ214,215は、RF駆動部140の構成の一部であり、高周波磁場を発生させるためのRF信号を供給する。高周波磁場の発生のためのRF信号の周波数帯域は、数十MHzである。RFアンプ214は上側コイル211を独立に駆動し、RFアンプ215は下側コイル212を独立に駆動する。
上側コイル211と下側コイル212とを直列に繋ぐ2つの伝送経路には、それぞれフィルタ216が設けられている。フィルタ216は、インダクタ216aと、インダクタ216aに並列接続されたキャパシタ216bにより構成される。フィルタ216は、RFアンプ214から供給されたRF信号が上側コイル211から下側コイル212へ、RFアンプ215から供給されたRF信号が下側コイル212から上側コイル211へ影響を与えないようにその帯域をカットする。
伝送経路L1,L2には、それぞれキャパシタC1,C2が直列接続されている。キャパシタC1,C2は、低周波アンプ213から供給される信号がRFアンプ214へ影響を与えないように、信号の通過を阻止する。また、上側コイル211にはキャパシタC3が並列接続されている。上側コイル211と、キャパシタC1,C2,C3で構成されるLC回路の共振周波数が、RFアンプ214から供給されるRF信号の周波数に略一致するように構成されている。
同様に、伝送経路L3,L4には、それぞれキャパシタC4,C5が直列接続されている。キャパシタC4,C5は、低周波アンプ213から供給される信号がRFアンプ215へ影響を与えないように、信号の通過を阻止する。また、下側コイル212にはキャパシタC6が並列接続されている。下側コイル212と、キャパシタC4,C5,C6で構成されるLC回路の共振周波数が、RFアンプ215から供給されるRF信号の周波数に略一致するように構成されている。
次に、上記のxコイルの勾配磁場の発生および高周波磁場の発生における動作について説明する。図4(a)および(b)は、図3の上側コイル211のA−A’線、および下側コイル212のB−B’線における断面図である。
勾配磁場を発生させる際には、低周波アンプ213からの信号の供給により、ある瞬時において、上側コイル211および下側コイル212には図4(a)に示すような方向に電流が流れる。すなわち、上側コイル211のメインパス211aと、下側コイル212のメインパス212aには同一の向きに電流が流れる。このように互いに同一の向きに電流が流れることにより、x方向の勾配磁場が発生する。
高周波磁場を発生させる際には、RFアンプ214およびRFアンプ215からの信号の供給により、ある瞬時において、上側コイル211および下側コイル212には図4(b)に示すような方向に電流が流れる。すなわち、上側コイル211のメインパス211aと、下側コイル212のメインパス212aには反対の向きに電流が流れる。このため、RFアンプ214からのRF信号とRFアンプ215からのRF信号は、位相をずらして供給される。このように互いに反対の向きに電流が流れることにより、x方向の高周波磁場B1が発生する。
以上のようにして、1つのxコイル20xにより、勾配磁場および高周波磁場が発生される。通常、勾配コイルおよび送信コイルのコイルパターンは、互いに対象な半月状の複数のループをもつこと、メインパスが主として磁場を発生させることが共通しているため、同一のコイルパターンで勾配コイルに要求される磁場特性と、送信コイルに要求される磁場特性を満たすことが可能である。また、勾配磁場の発生のための信号と、高周波磁場の発生のための信号の周波数帯域が異なることから、勾配磁場を発生させた状態で、高周波磁場を発生させるといった同時駆動も可能である。
図5は、yコイルの構成の一例を示す図である。
yコイル20yは、互いに対向配置された上側コイル(第1のコイル)221と下側コイル(第2のコイル)222とを有する。上側コイル221と下側コイル222は、撮影空間を挟んで対向しているが(図2参照)、図面の簡略化のため、図5では、上側コイル221と下側コイル222を平面的に並べて図解している。
上側コイル221は、x方向に延びる中心線に対して対称な一対のパターンとなっている。各パターンは、半月状の複数のループからなる。ループのうちx方向に延びる直線部分がメインパス221aであり、円弧部分がリターンパス221bである。メインパス221aに流れる電流がy方向の勾配磁場の発生に寄与する。
下側コイル222も同様に、x方向に延びる中心線に対して対称な一対のパターンとなっている。各パターンは、半月状の複数のループからなる。ループのうちx方向に延びる直線部分がメインパス222aであり、円弧部分がリターンパス222bである。メインパス222aに流れる電流がy方向の勾配磁場の発生に寄与する。
上側コイル221と下側コイル222は、低周波アンプ223に直列接続されている。低周波アンプ223は、勾配駆動部130の構成の一部であり、勾配磁場を発生させるための信号を供給する。勾配磁場の発生のための信号の周波数帯域は、数十kHzである。
上側コイル221は、伝送経路L11,L12によりRFアンプ224に接続されており、下側コイル222は、伝送経路L13,L14によりRFアンプ225に接続されている。RFアンプ224,225は、RF駆動部140の構成の一部であり、高周波磁場を発生させるためのRF信号を供給する。高周波磁場の発生のためのRF信号の周波数帯域は、数十MHzである。RFアンプ224は上側コイル221を独立に駆動し、RFアンプ225は下側コイル222を独立に駆動する。
上側コイル221と下側コイル222とを直列に繋ぐ2つの伝送経路には、それぞれフィルタ226が設けられている。フィルタ226は、インダクタ226aと、インダクタ226aに並列接続されたキャパシタ226bにより構成される。フィルタ226は、RFアンプ224から供給されたRF信号が上側コイル221から下側コイル222へ、RFアンプ225から供給されたRF信号が下側コイル222から上側コイル221へ影響を与えないようにその帯域をカットする。
伝送経路L11,L12には、それぞれキャパシタC11,C12が直列接続されている。キャパシタC11,C12は、低周波アンプ223から供給される信号がRFアンプ224へ影響を与えないように、信号の通過を阻止する。また、上側コイル221にはキャパシタC3が並列接続されている。上側コイル221と、キャパシタC11,C12,C13で構成されるLC回路の共振周波数が、RFアンプ224から供給されるRF信号の周波数に略一致するように構成されている。
同様に、伝送経路L13,L14には、それぞれキャパシタC14,C15が直列接続されている。キャパシタC14,C15は、低周波アンプ223から供給される信号がRFアンプ225へ影響を与えないように、信号の通過を阻止する。また、下側コイル222にはキャパシタC16が並列接続されている。下側コイル222と、キャパシタC14,C15,C16で構成されるLC回路の共振周波数が、RFアンプ225から供給されるRF信号の周波数に略一致するように構成されている。
次に、上記のyコイルの勾配磁場の発生および高周波磁場の発生における動作について説明する。図6(a)および(b)は、図5の上側コイル221のA−A’線、および下側コイル222のB−B’線における断面図である。
勾配磁場を発生させる際には、低周波アンプ223からの信号の供給により、ある瞬時において、上側コイル221および下側コイル222には図6(a)に示すような方向に電流が流れる。すなわち、上側コイル221のメインパス221aと、下側コイル222のメインパス222aには同一の向きに電流が流れる。このように互いに同一の向きに電流が流れることにより、y方向の勾配磁場が発生する。
高周波磁場を発生させる際には、RFアンプ224およびRFアンプ225からの信号の供給により、ある瞬時において、上側コイル221および下側コイル222には図6(b)に示すような方向に電流が流れる。すなわち、上側コイル221のメインパス221aと、下側コイル222のメインパス222aには反対の向きに電流が流れる。このため、RFアンプ224からのRF信号とRFアンプ225からのRF信号は、位相をずらして供給される。このように互いに反対の向きに電流が流れることにより、y方向の高周波磁場B2が発生する。
以上のようにして、1つのyコイル20yにより、勾配磁場および高周波磁場が発生される。通常、勾配コイルおよび送信コイルのコイルパターンは、互いに対象な半月状の複数のループをもつこと、メインパスが主として磁場を発生させることが共通しているため、同一のコイルパターンで勾配コイルに要求される磁場特性と、送信コイルに要求される磁場特性を満たすことが可能である。勾配磁場の発生のための信号と、高周波磁場の発生のための信号の周波数帯域が異なることから、勾配磁場を発生させた状態で、高周波磁場を発生させるといった同時駆動も可能である。
xコイル20xによりx方向の高周波磁場B1が生成され(図4(b)参照)、yコイル20yによりy方向の高周波磁場B2が生成される(図6(b)参照)。このように互いに直交する2方向の高周波磁場B1,B2を発生させることにより、撮影空間に均一な高周波磁場を発生させることができる。
図7は、zコイル20zの構成の一例を示す図である。
zコイル20zは、互いに対向配置された上側コイル231と下側コイル232とを有する。上側コイル231と下側コイル232は、撮影空間を挟んで対向しているが(図2参照)、図面の簡略化のため、図7では、上側コイル231と下側コイル232を平面的に並べて図解している。
上側コイル231は、渦巻き状のパターンからなるメインパス231aを有する。下側コイル232も同様に、渦巻き状のパターンからなるメインパス232aを有する。
上側コイル231と下側コイル232は、低周波アンプ233に直列接続されている。より詳細には、上側コイル231の内側におけるパターン部分と下側コイル232の内側におけるパターン部分が接続されている。また、上側コイル231の外側におけるパターン部分と下側コイル232の外側におけるパターン部分が低周波アンプ233に接続されている。
低周波アンプ233は、勾配駆動部130の構成の一部であり、勾配磁場を発生させるための信号を供給する。勾配磁場の発生のための信号の周波数帯域は、数十Hzである。低周波アンプ233から信号が供給され、上側コイル231のメインパス231aと、下側コイル232のメインパス232aに電流が流れることにより、z方向の勾配磁場が発生する。
上側コイル231には、外側と内側のメインパス231aに接続された複数のキャパシタ234が設けられている。キャパシタ234は、x方向とy方向に沿って挿入されている。
同様に、下側コイル232には、外側と内側のメインパス232aに接続された複数のキャパシタ234が設けられている。キャパシタ234は、x方向とy方向に沿って挿入されている。
このように、複数のキャパシタ234が設けられることにより、高周波帯域においては同電位となるため、外部から混入するノイズとしてのRF信号を遮蔽することができ、RFシールドとしての機能を果たす。また、xコイル20xおよびyコイル20yによって作られるx,y方向の高周波磁場B1,B2への影響をなくすためには、これらの磁場と同じx,y方向にキャパシタ234を挿入することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態では、xコイル20xおよびyコイル20yは、勾配磁場と高周波磁場の双方を発生させることができることから、高周波磁場を発生させるための送信コイルが不要となる。
その結果、撮影空間を広く確保することができる。もしくは撮影空間を一定にした場合には、互いに対向する主磁場マグネット部10の間隔を小さくすることができ、磁石11や磁極片12に使用する磁石量を減らすことができることから、コストダウンが可能となり安価なマグネットシステムや磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
さらに、zコイル20zにRFシールドとしての機能を付加することにより、独立したRFシールドを勾配コイルとともに積層させる必要がないことから、同様の理由で、撮影空間を広く確保することができる。あるいは、コストダウンが可能となり安価なマグネットシステムや磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
例えば、フィルタ216,226として他の回路構成を採用することも可能である。図8は、フィルタ216の他の構成例を示す図である。なお、フィルタ226についても同様である。図8に示すように、インダクタ216aおよびキャパシタ216bにチョークコイルと称されるインダクタ216cを直列接続させた構成としてもよい。インダクタ216cは、RF周波数帯域で高インピーダンスを示し、それよりも低周波数帯域で低インピーダンスとなる。このようにフィルタ216を構成することにより、RFアンプの周波数帯域における広い範囲での信号のカットが可能となる。また、挿入するキャパシタの数や位置については種々の変更が可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本実施形態に係る磁気共鳴撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。 マグネットシステムの構造を模式的に示す断面図である。 xコイルの構成の一例を示す図である。 (a)および(b)は、図3の上側コイルのA−A’線、および下側コイルのB−B’線における断面図である。 yコイルの構成の一例を示す図である。 (a)および(b)は、図5の上側コイルのA−A’線、および下側コイルのB−B’線における断面図である。 zコイルの構成の一例を示す図である。 フィルタの他の構成例を示す図である。
符号の説明
10…主磁場マグネット部、11…磁石、12…磁極片、20…勾配コイル部、20x…xコイル、20y…yコイル、20z…zコイル、30…受信コイル部、100…マグネットシステム、130…勾配駆動部、140…RF駆動部、150…データ収集部、160…制御部、170…データ処理部、180…表示部、190…操作部、211…上側コイル、211a…メインパス、211b…リターンパス、212…下側コイル、212a…メインパス、212b…リターンパス、213…低周波アンプ、214…RFアンプ、215…RFアンプ、216…フィルタ、216a…インダクタ、216b…キャパシタ、216c…インダクタ、221…上側コイル、221a…メインパス、221b…リターンパス、222…下側コイル、222a…メインパス、222b…リターンパス、223…低周波アンプ、224…RFアンプ、225…RFアンプ、226…フィルタ、226a…インダクタ、226b…キャパシタ、231…上側コイル、231a…メインパス、232…下側コイル、232a…メインパス、233…低周波アンプ、234…キャパシタ、300…被検体、500…クレードル、L1,L2,L3,L4,L11,L12,L13,L14…伝送経路、C1,C2,C3,C4,C5,C6,C11,C12,C13,C14,C15,C16…キャパシタ

Claims (10)

  1. 互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルに第1の周波数の信号が供給されることにより勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、
    前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタと
    を有する磁気共鳴用コイル。
  2. 複数の前記キャパシタは、
    前記伝送経路に直列接続され、前記第1の周波数の信号をカットする複数の第1のキャパシタを有する
    請求項1記載の磁気共鳴用コイル。
  3. 複数の前記キャパシタは、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに並列接続された第2のキャパシタを有する
    請求項1記載の磁気共鳴用コイル。
  4. 互いに対向配置され、撮影空間に静磁場を生成する主磁場マグネット部と、
    前記静磁場の方向および当該静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる3組の磁気共鳴用コイルと
    を有し、
    前記3組の磁気共鳴用コイルのうち、前記静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる2組の磁気共鳴用コイルは、
    互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルへの第1の周波数の信号の供給により勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、
    前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタと
    を有するマグネットシステム。
  5. 複数の前記キャパシタは、
    前記伝送経路に直列接続され、前記第1の周波数の信号をカットする複数の第1のキャパシタを有する
    請求項4記載のマグネットシステム。
  6. 複数の前記キャパシタは、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに並列接続された第2のキャパシタを有する
    請求項4記載のマグネットシステム。
  7. 互いに対向配置され、撮影空間に静磁場を生成する主磁場マグネット部と、
    前記静磁場の方向および当該静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる3組の磁気共鳴用コイルと、
    前記磁気共鳴用コイルに信号を供給する駆動部と
    を有し、
    前記3組の磁気共鳴用コイルのうち、前記静磁場の方向に垂直な2方向に勾配磁場を発生させる2組の磁気共鳴用コイルは、
    互いに対向配置され、直列接続された第1のコイルと第2のコイルとを有し、前記第1のコイルと前記第2のコイルへの第1の周波数の信号の供給により勾配磁場を発生させる磁気共鳴用コイルであって、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの間に接続され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数の信号をカットするフィルタと、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに独立して前記第2の周波数の信号を供給する伝送経路と、
    前記第1のコイル、前記第2のコイルおよび前記伝送経路に挿入された複数のキャパシタと
    を有する磁気共鳴撮影装置。
  8. 複数の前記キャパシタは、
    前記伝送経路に直列接続され、前記第1の周波数の信号をカットする複数の第1のキャパシタを有する
    請求項7記載の磁気共鳴撮影装置。
  9. 複数の前記キャパシタは、
    前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに並列接続された第2のキャパシタを有する
    請求項7記載の磁気共鳴撮影装置。
  10. 前記駆動部は、
    前記高周波磁場を発生させる際に、前記第1のコイルの主電流経路および前記第2のコイルの主電流経路を流れる電流の向きが逆向きとなるように、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに位相の異なる第2の周波数の信号を供給する
    請求項7記載の磁気共鳴撮影装置。
JP2004196769A 2004-07-02 2004-07-02 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置 Expired - Fee Related JP4531462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196769A JP4531462B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196769A JP4531462B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006014987A true JP2006014987A (ja) 2006-01-19
JP4531462B2 JP4531462B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=35789736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004196769A Expired - Fee Related JP4531462B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4531462B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051110A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 勾配コイルおよびmri装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657313U (ja) * 1993-01-25 1994-08-09 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 Mr装置の傾斜磁場発生装置
JPH0767853A (ja) * 1993-06-24 1995-03-14 Ernest Wollin 磁気共鳴映像装置及び方法
JP2000185021A (ja) * 1998-12-14 2000-07-04 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd Mri用rfコイル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657313U (ja) * 1993-01-25 1994-08-09 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 Mr装置の傾斜磁場発生装置
JPH0767853A (ja) * 1993-06-24 1995-03-14 Ernest Wollin 磁気共鳴映像装置及び方法
JP2000185021A (ja) * 1998-12-14 2000-07-04 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd Mri用rfコイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051110A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 勾配コイルおよびmri装置
JP4653439B2 (ja) * 2004-08-10 2011-03-16 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 勾配コイルおよびmri装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4531462B2 (ja) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5675921B2 (ja) 高周波コイルおよびそれを用いた磁気共鳴撮像装置
JP5225472B2 (ja) 高周波コイルユニット及び磁気共鳴撮像装置
US7042222B2 (en) Phased array knee coil
US7049819B2 (en) Diagonal-arranged quadrature MRI radio frequency array coil system for three dimensional parallel imaging
US7459909B2 (en) Magnetic field generating apparatus and MRI apparatus
RU2008102642A (ru) Магнитно-резонансное устройство и способ
JP2005124692A (ja) Rfコイルおよびmri装置
JP2007111187A (ja) Rfコイル及び磁気共鳴撮像装置
JP5330357B2 (ja) 傾斜磁場コイル装置及び磁気共鳴映像装置
KR100781421B1 (ko) 마그네트 장치 및 mri 장치
JP4531462B2 (ja) 磁気共鳴用コイル、マグネットシステムおよび磁気共鳴撮影装置
US6768303B1 (en) Double-counter-rotational coil
US6538442B2 (en) MRI system having RF shielding gradient coil structure
JP3705996B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
JP4201810B2 (ja) Mri装置用rfコイルおよびmri装置
JP2003290168A (ja) Mri用rfコイルおよびmri装置
JP4494751B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP3814184B2 (ja) Mri装置
JP4350889B2 (ja) 高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置
JP4653439B2 (ja) 勾配コイルおよびmri装置
JP4675562B2 (ja) 傾斜磁場コイル装置及び磁気共鳴映像装置
JPS62197047A (ja) 磁気共鳴イメ−ジング装置
Kemner et al. 4931734 Magnetic resonance apparatus having a quadrature RF coil system
Overweg et al. 4931735 Superconductive magnet system comprising superconductive cylinders
Yamaguchi et al. 4931760 Uniform magnetic field generator

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20070508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees