JP2003290168A - Mri用rfコイルおよびmri装置 - Google Patents

Mri用rfコイルおよびmri装置

Info

Publication number
JP2003290168A
JP2003290168A JP2002088829A JP2002088829A JP2003290168A JP 2003290168 A JP2003290168 A JP 2003290168A JP 2002088829 A JP2002088829 A JP 2002088829A JP 2002088829 A JP2002088829 A JP 2002088829A JP 2003290168 A JP2003290168 A JP 2003290168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
mri
elements
fov
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002088829A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Iwadate
雄治 岩舘
Akira Nabeya
章 奈部谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2002088829A priority Critical patent/JP2003290168A/ja
Publication of JP2003290168A publication Critical patent/JP2003290168A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの再設置や交換の手間をかけずに、F
OVを変更できるようにする。 【解決手段】 MRI用RFコイル100は、長方形の
エレメント15と、長方形の上辺の途中と下辺の途中を
接続するエレメント14a,14bと、エレメント14
a,14bで挟まれた部分以外のエレメント15に介設
された並列共振回路(6,5,7)と、エレメント14
a,14bに介設された並列共振回路(3,2,4)を
具備する。大FOV選択時には、エレメント14a,1
4bに介設された並列共振回路を共振状態とするバイア
ス電圧を加え、電流i14を遮断する。小FOV選択時
には、エレメント15に介設された並列共振回路を共振
状態とするバイアス電圧を加え、電流i15を遮断す
る。 【効果】 FOVが異なる複数のコイルを使い分ける労
力を節減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI(Magnetic
Resonance Imaging)用RF(Radio Frequency)コイ
ルおよびMRI装置に関し、さらに詳しくは、コイルの
再設置や交換の手間をかけずに、FOV(Field Of Vie
w)を変更できるようにしたMRI用RFコイルおよび
MRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のMRI用RFコイルの
一例を示す構成図である。図10の(a)に示すよう
に、MRI用RFコイル500aは、長方形のエレメン
ト55aと、エレメント55aに介設されたコンデンサ
Cと、コンデンサCと並列に接続されたインダクタLお
よびダイオードDの直列回路とを具備して構成されてい
る。コンデンサCおよびインダクタLは、両素子の並列
共振周波数が、RFパルスの周波数となるように容量お
よびインダクタンスが調整されている。RFパルスの送
信時には、ダイオードDを順バイアスする。すると、コ
ンデンサCおよびインダクタLが並列共振回路を形成し
て並列共振状態(=インピーダンス無限大)となり、エ
レメント55aを流れる電流路が遮断される。すなわ
ち、送信コイルとデカップリング(de-coupling)され
る。一方、NMR(Nuclear Magnetic Resonance)信号
の受信時には、ダイオードDを逆バイアスする。する
と、コンデンサCの容量が実質的に電流路に介設され
て、電流がエレメント55aに流れる。そして、コンデ
ンサCの端子間から取り出されたNMR信号は、増幅や
検波等を行う受信部Uへ送られる。図10の(b)に示
すMRI用RFコイル500bは、エレメント55aよ
りも長方形の形状が小さいエレメント55bを具備す
る。したがって、MRI用RFコイル500bのFOV
は、MRI用RFコイル500aのFOVよりも小さ
い。上記のような型式の受信コイルは、表面コイルと呼
ばれる。
【0003】一般に、FOVが大きくなるほど、SNR
(Signal to Noise Ratio)は低下する。したがって、
例えば頭部を診断する場合、MRI用RFコイル500
aを用いて頭部全体の画像を概括的に撮影して病変部
(例えば脳腫瘍部)を特定してから、MRI用RFコイ
ル500bに交換し、病変部についての詳細な画像を撮
影する。これとは逆に、MRI用RFコイル500bを
用いて病変部についての詳細な画像を撮影してから、M
RI用RFコイル500aに交換し、全体的な画像を撮
影する場合もある。
【0004】図11は、従来のMRI用RFコイルの他
例を示す構成図である。このMRI用RFコイル600
は、エレメント64,コンデンサC1,インダクタL
1,ダイオードD1からなる第1のコイルセットと、前
記エレメント64と一部が重なり合ったエレメント6
5,コンデンサC2,インダクタL2,ダイオードD2
からなる第2のコイルセットとを具備して構成されてい
る。そして、エレメント64,65に介設されたコンデ
ンサC1,C2から取り出されたNMR信号は、受信部
Uでそれぞれ個別に増幅および検波され、計算機(図示
せず)に入力される。これにより、各コイルセットを単
独で使用した場合よりもSNRを改善することが可能と
なる。上記のような型式の受信コイルは、フェーズドア
レイコイル(phased array coil)と呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRI用R
Fコイル500(表面コイル)では、撮影範囲の広狭に
合わせて、FOVが異なる複数のコイル(図10の例で
は500a,500b)を使い分ける必要があり、コイ
ルを設置し直したり,交換するのに手間がかかると共
に、撮影時間が長くなって被検体の負担感が増大する問
題点がある。換言すれば、複数のコイルを使い分ける労
力を惜しんで、撮影範囲の広狭にかかわらず大きなFO
Vを有する単一のコイルを使用すると、狭範囲に対応す
る画像のSNRが低下してしまう。また、上記MRI用
RFコイル600(フェーズドアレイコイル)でも、上
記と同様の問題点がある。そこで、本発明の目的は、コ
イルの再設置や交換の手間をかけずに、FOVを変更で
きるようにしたMRI用RFコイルおよびMRI装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、ループ状のエレメントを有する第1のコイルと、前
記エレメントの一部を共有したループ状のエレメントを
有し且つ前記第1のコイルのFOVより小さなFOVを
有する第2のコイルと、前記第1のコイルと前記第2の
コイルの一方を選択的に有効にするコイル選択手段とを
具備したことを特徴とするMRI用RFコイルを提供す
る。なお、上記コイルは、RFパルスを送信する送信コ
イル、NMR信号を受信する受信コイル、送受信の両方
を行う送受信兼用コイルのいずれにも適用可能である。
上記第1の観点によるMRI用RFコイルでは、第1の
コイルを選択的に有効にすることで、広範囲を均一な感
度で撮影できるようになる。一方、第2のコイルを選択
的に有効にすることで、狭い撮影範囲や被検体の表面近
傍を高SNRで撮影できるようになる。したがって、F
OVの大小が異なる複数のコイルを使い分ける必要が無
くなり、コイルを設置し直したり,交換したりする手間
と時間を節減すると共に、被検体の負担感を軽減できる
ようになる。
【0007】第2の観点では、本発明は、略長方形の第
1のエレメントからなる第1のコイルと、前記第1のエ
レメントの上辺の途中と下辺の途中を接続する第2,第
3のエレメントと、前記第1のコイルと前記第2,第3
のエレメントおよび前記第2,第3のエレメントに挟ま
れた前記第1のエレメントの部分からなる第2のコイル
の一方を選択的に有効にするコイル選択手段とを具備し
たことを特徴とするMRI用RFコイルを提供する。上
記第2の観点によるMRI用RFコイルでは、コイルを
再設置したり,交換する手間をかけずに、いわゆる表面
コイルのFOVを切り替えられるようになる。また、コ
イル形状の幾何学的な対称性により、相対的に大きなF
OVの中心と相対的に小さなFOVの中心とを一致させ
ることが可能となり、FOVを切り替えて同一の部位を
撮影範囲を変えて撮影する場合でも、コイル全体を動か
す必要が無くなる。
【0008】第3の観点では、本発明は、略長方形の第
1のエレメントからなる第1のコイルと、前記第1のエ
レメントの上辺の途中と下辺の途中を接続する第2のエ
レメントと、前記第1のコイルと前記第2のエレメント
および前記第2のエレメントの両端間に存在する前記第
1のエレメントの片側部分からなる第2のコイルの一方
を選択的に有効にするコイル選択手段とを具備したこと
を特徴とするMRI用RFコイルを提供する。上記第3
の観点によるMRI用RFコイルでは、第1のエレメン
トの上辺の途中と下辺の途中とを1つのエレメント(第
2のエレメント)で接続するので、構成を簡単にするこ
とが出来る。
【0009】第4の観点では、本発明は、ループ状のエ
レメントを有する第1のコイルと、前記エレメントの一
部を共有したループ状のエレメントを有し且つ前記第1
のコイルのFOVより小さなFOVを有する第2のコイ
ルと、前記第1のコイルと前記第2のコイルの一方を選
択的に有効にするコイル選択手段とを備えたコイルセッ
トを、複数組具備したことを特徴とするMRI用RFコ
イルを提供する。上記第4の観点によるMRI用RFコ
イルでは、上記第1の観点にかかる構成要素を具備した
コイルセットを複数組配列することで、FOV切り替え
機能付きのフェーズドアレイコイルを実現できる。
【0010】第5の観点では、本発明は、略長方形の第
1のエレメントからなる第1のコイルと、前記第1のエ
レメントの上辺の途中と下辺の途中を接続する第2,第
3のエレメントと、前記第1のコイルと前記第2,第3
のエレメントおよび前記第2,第3のエレメントに挟ま
れた前記第1のエレメントの部分からなる第2のコイル
の一方を選択的に有効にするコイル選択手段とを備えた
コイルセットを、複数組具備したことを特徴とするMR
I用RFコイルを提供する。上記第5の観点によるMR
I用RFコイルでは、上記第2の観点にかかる構成要素
を具備したコイルセットを複数組配列することで、FO
V切り替え機能付きのフェーズドアレイコイルを実現で
きる。
【0011】第6の観点では、本発明は、略長方形の第
1のエレメントからなる第1のコイルと、前記第1のエ
レメントの上辺の途中と下辺の途中を接続する第2のエ
レメントと、前記第1のコイルと前記第2のエレメント
および前記第2のエレメントの両端間に存在する前記第
1のエレメントの片側部分からなる第2のコイルの一方
を選択的に有効にするコイル選択手段とを具備したこと
を特徴とするMRI用RFコイルを特徴とするMRI用
RFコイルを提供する。上記第6の観点によるMRI用
RFコイルでは、上記第3の観点にかかる構成要素を具
備したコイルセットを複数組配列することで、FOV切
り替え機能付きのフェーズドアレイコイルを実現でき
る。
【0012】第7の観点では、本発明は、上記構成のM
RI用RFコイルにおいて、前記第1のコイルのエレメ
ントのうち前記第2のコイルと共有されない部分および
前記第2のコイルのエレメントのうち前記第1のコイル
と共有されない部分にそれぞれ介設されたコンデンサ
と、前記コンデンサと並列に接続されたインダクタおよ
びダイオードの直列回路とを具備したことを特徴とする
MRI用RFコイルを提供する。上記第7の観点による
MRI用RFコイルでは、第1のコイルを有効にする場
合には、第1のコイルのエレメントに介設されたコンデ
ンサと接続されたダイオードを逆バイアスすることで該
コンデンサを実質的に電流路に介設すると共に、第2の
コイルのエレメントに介設されたコンデンサと接続され
たダイオードを順バイアスすることで該コンデンサとイ
ンダクタを並列共振状態にして電流路を遮断する。これ
により、相対的に大きいFOVを有するコイルとして動
作する。一方、第2のコイルを有効にする場合には、第
1のコイルのエレメントに介設されたコンデンサと接続
されたダイオードを順バイアスすることで該コンデンサ
とインダクタを並列共振状態にして電流路を遮断すると
共に、第2のコイルのエレメントに介設されたコンデン
サと接続されたダイオードを逆バイアスすることで該コ
ンデンサを実質的に電流路に介設する。これにより、相
対的に小さいFOVを有するコイルとして動作する。
【0013】第8の観点では、本発明は、静磁場を形成
する静磁場形成手段と、勾配磁場を形成する勾配磁場形
成手段と、上記構成のMRI用RFコイルと、前記MR
I用RFコイルのコイル選択手段の作動を制御するコイ
ル選択制御手段と、前記MRI用RFコイルを用いてR
Fパルスの送信とNMR信号の受信の少なくとも一方を
行う送受信手段と、前記NMR信号に基づいてMR画像
を生成するMR画像生成手段と、前記MR画像を表示す
るMR画像表示手段とを具備したことを特徴とするMR
I装置を提供する。上記第8の観点によるMRI装置に
よれば、上記構成のMRI用RFコイルを用いて撮影を
行うことで、撮影範囲の広狭にかかわらず、高画質のM
R画像を生成し、表示できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0015】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるMRI装置を
示す構成ブロック図である。このMRI装置101にお
いて、マグネットアセンブリ31は、内部に被検体を挿
入するためのボア(空間部分)を有し、このボアを取り
まくようにして、勾配磁場を形成する勾配コイル(勾配
コイルはX軸,Y軸,Z軸の各コイルを備えており、こ
れらの組み合わせによりスライス軸,ワープ軸,リード
軸が決まる)31Gと、被検体内の原子核のスピンを励
起するためのRFパルスを印加する送信コイル31T
と、被検体からのNMR信号を検出する受信コイルすな
わち本発明にかかるMRI用RFコイル100と、静磁
場を形成する静磁場電源32および静磁場コイル31C
とを具備して構成されている。また、MRI用RFコイ
ル100には、バイアス電圧V1,V2が供給される
(詳細後述)。なお、静磁場電源32および静磁場コイ
ル31Cの代わりに、永久磁石対を用いてもよい。
【0016】勾配コイル31Gは、勾配コイル駆動回路
33に接続されている。さらに、送信コイル31Tは、
RF電力増幅器34に接続されている。また、MRI用
RFコイル100は、前置増幅器35に接続されてい
る。
【0017】シーケンス記憶回路38は、計算機37か
らの指令に従い、撮影シーケンス(例えばスピンエコー
法,高速スピンエコー法,グラディエントエコー法,エ
コープラナーイメージング法)に基づいて、勾配コイル
駆動回路33を操作し、勾配コイル31Gにより勾配磁
場を形成させると共に、ゲート変調回路39を操作し、
RF発振回路40からの高周波出力信号を所定タイミン
グ・所定包絡線のパルス状信号に変調し、それを励起パ
ルスとしてRF電力増幅器34に加え、RF電力増幅器
34でパワー増幅した後、マグネットアセンブリ31の
送信コイル31Tに印加し、RFパルスを送信する。
【0018】前置増幅器35は、マグネットアセンブリ
31のMRI用RFコイル100で検出された被検体か
らのNMR信号を増幅し、位相検波器42に入力する。
位相検波器42は、RF発振回路40の出力を参照信号
とし、前置増幅器35からのNMR信号を位相検波し
て、A/D変換器41に与える。A/D変換器41は、
位相検波後のアナログ信号をデジタル信号のMRデータ
に変換して、計算機37に入力する。
【0019】計算機37は、MRデータに対して血流イ
メージングを行う。これにより得られた血流イメージ
は、表示装置36の画面に表示される。また、計算機3
7は、操作卓43から入力された情報を受け取るなどの
全体的制御を受け持つ。
【0020】図2は、MRI用RFコイル100を示す
回路図である。このMRI用RFコイル100は、コイ
ルセットS1と,コイルセットS2とを組み合わせて構
成されている。
【0021】コイルセットS1は、長方形のエレメント
15(15a,15b,15c,15d)と、エレメン
ト15aに介設されたコンデンサ17aおよびコンデン
サ6aと、エレメント15bに介設されたコンデンサ1
6,9,19と、エレメント15cに介設されたコンデ
ンサ17cおよびコンデンサ6cと、コンデンサ6aと
並列に接続されたインダクタ5aおよびダイオード7a
の直列回路と、コンデンサ9と並列に接続されたインダ
クタ8およびダイオード10の直接回路と、コンデンサ
6cと並列に接続されたインダクタ5cおよびダイオー
ド7cの直列回路とを具備する。
【0022】コンデンサ6aおよびインダクタ5a、コ
ンデンサ6cおよびインダクタ5cは、両素子の並列共
振周波数が、NMR信号の周波数となるように容量およ
びインダクタンスが調整されている。
【0023】コンデンサ9およびインダクタ8は、両素
子の並列共振周波数が、RFパルスの周波数となるよう
に容量およびインダクタンスが調整されている。
【0024】また、エレメント15aとエレメント15
dの接続点とエレメント15aとエレメント15bの接
続点とを接続するエレメント14aと、エレメント14
aに介設されたコンデンサ18aおよびコンデンサ3a
と、コンデンサ3aと並列に接続されたインダクタ2a
およびダイオード4aの直列回路と、エレメント15d
とエレメント15cの接続点とエレメント15bとエレ
メント15cの接続点とを接続するエレメント14b
と、エレメント14bに介設されたコンデンサ18bお
よびコンデンサ3bと、コンデンサ3bと並列に接続さ
れたインダクタ2bおよびダイオード4bの直列回路と
を具備する。コンデンサ3aおよびインダクタ2a,コ
ンデンサ3bおよびインダクタ2bは、両素子の並列共
振周波数が、NMR信号の周波数となるように容量およ
びインダクタンスが調整されている。エレメント15の
寸法は、例えば縦方向の長さdが8cm、横幅wが16
cmである。エレメント14aとエレメント14bとの
間隔aは例えば5cmである。
【0025】さらに、ダイオード4aのアノードとダイ
オード7aのカソードとは接続されている。ダイオード
4bのアノードとダイオード7cのカソードとは接続さ
れている。コンデンサ9の両端は、インダクタ8を介し
て、前置増幅器35や位相検波器42(図1参照)を有
する受信部Uの入力端子(バイアス電圧V1の出力端子
を兼ねる)に接続されている。
【0026】コイルセットS2は、コイルセットS1と
同様の構成要素を具備する。すなわち、コイルセットS
2にかかる長方形のエレメント15’(15a’,15
b’,15c’,15d’)は、コイルセットS1にか
かるエレメント15と一部が重なり合うように且つ両コ
イルセットS1,S2間の相互インダクタンスが実質ゼ
ロとなる相対位置に配置されている。一般に、相互イン
ダクタンスは、コイル総面積と,重なり部分の面積との
比で決まるので、MRI用RFコイル100を、大きい
FOVを有するフェーズドアレイコイルとして機能させ
た場合(図3,図4を参照して後述)も、小さいFOV
を有するフェーズドアレイコイルとして機能させた場合
(図5,図6を参照して後述)も、相互インダクタンス
は実質ゼロのままである。また、コイルセットS2にか
かるダイオード4a’のアノードは、コイルセットS1
にかかるダイオード7aのカソードに接続されている。
同様に、ダイオード4b’のアノードは、コイルセット
S1にかかるダイオード7cのカソードに接続されてい
る。さらに、コイルセットS2にかかるダイオード7
a’のカソードは、インダクタ12aを介して接地され
ている。同様に、ダイオード7c’のカソードは、イン
ダクタ12bを介して接地されている。
【0027】・大FOV選択時 図3のタイムチャートを用いて、大きいFOVを有する
フェーズドアレイコイルとして機能させる場合の動作に
ついて説明する。 1.RFパルスの送信時には、正極性のバイアス電圧V
1を供給して、ダイオード10,10’を順バイアスす
る。すると、RFパルスにより誘起された高周波の電流
により、コンデンサ9およびインダクタ8が並列共振状
態となると共に、コンデンサ9’およびインダクタ8’
が並列共振状態となり、エレメント15,15’を流れ
る電流路が遮断される。すなわち、送信コイル31T
(図1参照)とデカップリングされる。 2.NMR信号の受信時には、バイアス電圧V1を負極
性に切り替える。すると、コンデンサ9,9’の容量が
実質的に電流路に介設される。 3.常時(RFパルスの送信時およびNMR信号の受信
時)、正極性のバイアス電圧V2を供給する。したがっ
て、ダイオード4aが順バイアスされてコンデンサ3a
およびインダクタ2aが並列共振状態となると共に、ダ
イオード4bが順バイアスされてコンデンサ3bおよび
インダクタ2bが並列共振状態となり、エレメント14
a,14bを流れる電流i14が遮断される。同様に、
エレメント14a’,14b’を流れる電流路が遮断さ
れる。一方、ダイオード7aが逆バイアスされることで
コンデンサ6aが実質的に電流路に介設されると共に、
ダイオード7cが逆バイアスされることでコンデンサ6
cが実質的に電流路に介設され、NMR信号により誘起
された高周波の電流i15がエレメント15に流れる。
同様に、NMR信号により誘起された電流がエレメント
15’に流れる。したがって、図4の等価回路に示すよ
うに、エレメント15により形成される第1のコイル
と、エレメント15’により形成される第2のコイルと
が受信コイルとして動作し、大きいFOVを有するフェ
ーズドアレイコイルとして機能する。図中、P1は、F
OVの中心である。
【0028】・小FOV選択時 図5のタイムチャートを用いて、小さいFOVを有する
フェーズドアレイコイルとして機能させる場合の動作に
ついて説明する。 1.RFパルスの送信時には、正極性のバイアス電圧V
1を供給し、送信コイル31Tとデカップリングする。 2.NMR信号の受信時には、バイアス電圧V1を負極
性に切り替える。すると、コンデンサ9,9’の容量が
実質的に電流路に介設される。 3.常時、負極性のバイアス電圧V2を供給する。した
がって、ダイオード7aが順バイアスされてコンデンサ
6aおよびインダクタ5aが並列共振状態となると共
に、ダイオード7cが順バイアスされてコンデンサ6c
およびインダクタ5cが並列共振状態となり、エレメン
ト15a,15cを流れる電流i15が遮断される。同
様に、エレメント15a’,15c’を流れる電流が遮
断される。一方、ダイオード4aが逆バイアスされるこ
とでコンデンサ3aが実質的に電流路に介設されて高周
波の電流i14がエレメント14aに流れると共に、ダ
イオード4bが逆バイアスされることでコンデンサ3b
が実質的に電流路に介設されて電流がエレメント14b
に流れる。したがって、図6の等価回路に示すように、
エレメント14a,15b,14b,15dにより形成
される第1のコイルと、エレメント14a’,15
b’,14b’,15d’により形成される第2のコイ
ルとが受信コイルとして動作し、小さいFOVを有する
フェーズドアレイコイルとして機能する。図中、P2
は、FOVの中心であり、コイル形状の幾何学的な対称
性によりP1(図4参照)と一致する。
【0029】以上のMRI用RFコイル100によれ
ば、撮影範囲の広狭に応じてバイアス電圧V2の極性を
切り替えることで、2チャネルのフェーズドアレイコイ
ルのFOVを選択可能となる。したがって、例えば頭部
コイルとして用いた場合、大きなFOVで頭部全体の画
像を概括的に撮影して脳腫瘍部等の病変部を特定してか
ら小さなFOVに切り替えて病変部についての詳細な画
像を撮影すること、又はこれとは逆順での撮影を、コイ
ル交換の手間をかけずに行えるようになる。また、以上
のMRI装置101によれば、撮影範囲の広狭にかかわ
らず、常に高画質のMR画像を生成し、表示できるよう
になる。
【0030】−第2の実施形態− 図7は、本発明の第2の実施形態にかかるMRI用RF
コイル100(図2参照)の制御方法を示すタイムチャ
ートである。第2の実施形態は、単一の撮影シーケンス
内で、フェーズドアレイコイルのFOVの大小を切り替
えながら、NMR信号を受信するものである。 1.RFパルスの送信時には、正極性のバイアス電圧V
1を供給し、送信コイル31Tとデカップリングする。 2.NMR信号の受信時には、バイアス電圧V1を負極
性に切り替える。すると、コンデンサ9,9’の容量が
実質的に電流路に介設される。 3.複数回のNMR信号の受信期間のうち、2n+1
(n=0,1,2,…)回目の受信期間は、正極性のバ
イアス電圧V2を供給する。このとき、MRI用RFコ
イル100は、大きいFOVを有するフェーズドアレイ
コイル(図4参照)として動作する。一方、2×(n+
1)回目の受信期間は、負極性のバイアス電圧V2を供
給する。このとき、MRI用RFコイル100は、小さ
いFOVを有するフェーズドアレイコイル(図6参照)
として動作する。なお、バイアス電圧V2の極性を反転
するタイミングは、各受信期間の直前の送信期間の途中
である。
【0031】以上の第2の実施形態によれば、単一の撮
影シーケンス内で、フェーズドアレイコイルのFOVの
大小を切り替えるので、例えば頭部全体についてのデー
タを概括的に収集しつつ、脳腫瘍部についてのデータを
詳細に収集することが可能となる。すなわち、比較的大
面積の撮影範囲に相当する画像内で、関心領域を特に精
細に描出した画面を1回の撮影で得られるようになり、
臨床上の有用性が高い。
【0032】−第3の実施形態− 図8は、本発明の第3の実施形態にかかるMRI用RF
コイルを示す回路図である。このMRI用RFコイル3
00は、長方形のエレメント15の上辺の途中と下辺の
途中とを、1つのエレメント14で接続して構成されて
いる。
【0033】このMRI用RFコイル300の動作は、
上記第1の実施形態にかかるMRI用RFコイル100
の動作と基本的に同様である。すなわち、大きいFOV
を有するフェーズドアレイコイルとして機能させる場
合、正極性のバイアス電圧V2を供給する。これによ
り、エレメント14に並列共振回路が形成されて電流i
14が遮断され、NMR信号により誘起された電流i1
5がエレメント15に流れる。一方、小さいFOVを有
するフェーズドアレイコイルとして機能させる場合、負
極性のバイアス電圧V2を供給する。これにより、エレ
メント15に並列共振回路が形成されて電流i15が遮
断され、NMR信号により誘起された電流i14がエレ
メント14およびエレメント14の右側のエレメント1
5の部分に流れる。ただし、FOVの切り替え時にコイ
ル中心がずれるので、同一の部位をFOVの中心に合わ
せるためには、FOV切り替え後にコイル全体を移動す
る必要がある。
【0034】以上のMRI用RFコイル300によれ
ば、長方形のエレメント15の上辺の途中と下辺の途中
とを1つのエレメント14で接続するので、構成を簡単
に出来る。
【0035】−第4の実施形態− 図9は、本発明の第4の実施形態にかかるMRI用RF
コイルを示す回路図である。このMRI用RFコイル4
00は、上記第1の実施形態のMRI用RFコイル10
0におけるコイルセットS1に相当する構成要素のみを
具備し、表面コイルとして動作させる。すなわち、大き
いFOVを有する表面コイルとして機能させる場合、正
極性のバイアス電圧V2を供給し、エレメント15の全
体をコイルとして動作させる。また、小さいFOVを有
する表面コイルとして機能させる場合、負極性のバイア
ス電圧V2を供給し、エレメント14a,14bおよび
それらに挟まれたエレメント15の部分をコイルとして
動作させる。以上のMRI用RFコイル400によれ
ば、表面コイルとして動作させる場合にも、撮影範囲の
広狭に応じて、FOVの大小を選択可能となる。
【0036】なお、以上の第1〜第4の実施形態では、
MRI用RFコイル100,300,400を受信コイ
ルとして機能させる場合について説明したが、送信コイ
ルにも適用可能である。ただし、この場合には、RFパ
ルスの送信時に、電流を遮断すべきエレメントに介設さ
れた並列共振回路が並列共振状態となるように、コンデ
ンサの容量およびインダクタンスのインダクタンスを調
整する必要がある。
【0037】
【発明の効果】本発明によるMRI用RFコイルによれ
ば、RFパルスの送信時やNMR信号の受信時に、撮影
範囲の広狭に応じて、FOVの大小を切り替えることが
可能なので、FOVが異なる複数のコイルを使い分ける
労力を節減すると共に、被検体の拘束時間を短縮できる
ようになる。また、本発明のMRI装置によれば、コイ
ルを設置し直したり,交換したりする手間をかけずに、
常に高画質のMR画像を生成し、表示できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるMRI装置を示す構成
ブロック図である。
【図2】図1のMRI装置におけるMRI用RFコイル
を示す回路図である。
【図3】図2のMRI用RFコイルをFOVの大きい受
信コイルとして動作させる場合のタイムチャートであ
る。
【図4】図3の動作時の等価回路図である。
【図5】図2のMRI用RFコイルをFOVの小さい受
信コイルとして動作させる場合のタイムチャートであ
る。
【図6】図5の動作時の等価回路図である。
【図7】第2の実施形態にかかるMRI用RFコイルの
制御方法を示すタイムチャートである。
【図8】第3の実施形態にかかるMRI用RFコイルを
示す回路図である。
【図9】第4の実施形態にかかるMRI用RFコイルを
示す回路図である。
【図10】従来のMRI用RFコイルの一例を示す構成
図である。
【図11】従来のMRI用RFコイルの他例を示す構成
図である。
【符号の説明】
100,300,400 MRI用RFコ
イル 14,14’,15,15’ エレメント 2,5,8,12a,12b インダクタ 3,6,9,16,17,18,19 コンデンサ 4,7,10 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩舘 雄治 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 奈部谷 章 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB34 AB37 AD02 AD10 AD23 BB18 CC06 CC08 CC12 CC14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状のエレメントを有する第1のコ
    イルと、前記エレメントの一部を共有したループ状のエ
    レメントを有し且つ前記第1のコイルのFOVより小さ
    なFOVを有する第2のコイルと、前記第1のコイルと
    前記第2のコイルの一方を選択的に有効にするコイル選
    択手段とを具備したことを特徴とするMRI用RFコイ
    ル。
  2. 【請求項2】 略長方形の第1のエレメントからなる第
    1のコイルと、前記第1のエレメントの上辺の途中と下
    辺の途中を接続する第2,第3のエレメントと、前記第
    1のコイルと前記第2,第3のエレメントおよび前記第
    2,第3のエレメントに挟まれた前記第1のエレメント
    の部分からなる第2のコイルの一方を選択的に有効にす
    るコイル選択手段とを具備したことを特徴とするMRI
    用RFコイル。
  3. 【請求項3】 略長方形の第1のエレメントからなる第
    1のコイルと、前記第1のエレメントの上辺の途中と下
    辺の途中を接続する第2のエレメントと、前記第1のコ
    イルと前記第2のエレメントおよび前記第2のエレメン
    トの両端間に存在する前記第1のエレメントの片側部分
    からなる第2のコイルの一方を選択的に有効にするコイ
    ル選択手段とを具備したことを特徴とするMRI用RF
    コイル。
  4. 【請求項4】 ループ状のエレメントを有する第1のコ
    イルと、前記エレメントの一部を共有したループ状のエ
    レメントを有し且つ前記第1のコイルのFOVより小さ
    なFOVを有する第2のコイルと、前記第1のコイルと
    前記第2のコイルの一方を選択的に有効にするコイル選
    択手段とを備えたコイルセットを、複数組具備したこと
    を特徴とするMRI用RFコイル。
  5. 【請求項5】 略長方形の第1のエレメントからなる第
    1のコイルと、前記第1のエレメントの上辺の途中と下
    辺の途中を接続する第2,第3のエレメントと、前記第
    1のコイルと前記第2,第3のエレメントおよび前記第
    2,第3のエレメントに挟まれた前記第1のエレメント
    の部分からなる第2のコイルの一方を選択的に有効にす
    るコイル選択手段とを備えたコイルセットを、複数組具
    備したことを特徴とするMRI用RFコイル。
  6. 【請求項6】 略長方形の第1のエレメントからなる第
    1のコイルと、前記第1のエレメントの上辺の途中と下
    辺の途中を接続する第2のエレメントと、前記第1のコ
    イルと前記第2のエレメントおよび前記第2のエレメン
    トの両端間に存在する前記第1のエレメントの片側部分
    からなる第2のコイルの一方を選択的に有効にするコイ
    ル選択手段とを備えたコイルセットを、複数組具備した
    ことを特徴とするMRI用RFコイル。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のMRI用RFコイルにおいて、前記第1のコイルのエ
    レメントのうち前記第2のコイルと共有されない部分お
    よび前記第2のコイルのエレメントのうち前記第1のコ
    イルと共有されない部分にそれぞれ介設されたコンデン
    サと、前記コンデンサと並列に接続されたインダクタお
    よびダイオードの直列回路とを具備したことを特徴とす
    るMRI用RFコイル。
  8. 【請求項8】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、勾
    配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、請求項1から請
    求項7のいずれかに記載のMRI用RFコイルと、前記
    MRI用RFコイルのコイル選択手段の作動を制御する
    コイル選択制御手段と、前記MRI用RFコイルを用い
    てRFパルスの送信とNMR信号の受信の少なくとも一
    方を行う送受信手段と、前記NMR信号に基づいてMR
    画像を生成するMR画像生成手段と、前記MR画像を表
    示するMR画像表示手段とを具備したことを特徴とする
    MRI装置。
JP2002088829A 2002-03-27 2002-03-27 Mri用rfコイルおよびmri装置 Withdrawn JP2003290168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002088829A JP2003290168A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 Mri用rfコイルおよびmri装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002088829A JP2003290168A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 Mri用rfコイルおよびmri装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003290168A true JP2003290168A (ja) 2003-10-14

Family

ID=29234584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002088829A Withdrawn JP2003290168A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 Mri用rfコイルおよびmri装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003290168A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007511331A (ja) * 2003-11-19 2007-05-10 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ フェーズドアレイ膝部コイル
JP2007260079A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴撮像装置、rfコイル及び磁気共鳴撮像装置の制御方法
JP2007260078A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Rfコイル及び磁気共鳴撮像装置
JP2008012292A (ja) * 2006-06-07 2008-01-24 Toshiba Corp アレイコイルおよび磁気共鳴イメージング装置
JP2009216431A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Hitachi Ltd Nmrプローブ
US7782057B2 (en) 2006-06-07 2010-08-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Array coil and magnetic resonance imaging apparatus

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007511331A (ja) * 2003-11-19 2007-05-10 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ フェーズドアレイ膝部コイル
JP2007260079A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴撮像装置、rfコイル及び磁気共鳴撮像装置の制御方法
JP2007260078A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Rfコイル及び磁気共鳴撮像装置
US7511498B2 (en) 2006-03-28 2009-03-31 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Magnetic resonance imaging apparatus and RF coil
US7541810B2 (en) 2006-03-28 2009-06-02 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc RF coil and magnetic resonance imaging apparatus
JP4740009B2 (ja) * 2006-03-28 2011-08-03 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 磁気共鳴撮像装置、rfコイル及び磁気共鳴撮像装置の制御方法
JP2008012292A (ja) * 2006-06-07 2008-01-24 Toshiba Corp アレイコイルおよび磁気共鳴イメージング装置
US7782057B2 (en) 2006-06-07 2010-08-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Array coil and magnetic resonance imaging apparatus
US7965083B2 (en) 2006-06-07 2011-06-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Array coil and magnetic resonance imaging apparatus
JP2013116381A (ja) * 2006-06-07 2013-06-13 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2009216431A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Hitachi Ltd Nmrプローブ
JP4633131B2 (ja) * 2008-03-07 2011-02-16 株式会社日立製作所 Nmrプローブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007511331A (ja) フェーズドアレイ膝部コイル
US7312610B2 (en) Method for acquiring magnetic resonance data from a large examination region
US8232802B2 (en) RF coil assembly for MRI using differently shaped and/or sized coils
US7965083B2 (en) Array coil and magnetic resonance imaging apparatus
US6584337B2 (en) Method and system for extended volume imaging using MRI
US5216367A (en) MR imaging apparatus capable of automatically selecting multiple surface coils
JP2004513718A (ja) Rf表面共振器
KR20010051753A (ko) 자기 공진 신호 수신 장치 및 자기 공진 이미징 장치
JP2001309901A (ja) Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
JPH0647017A (ja) 動的に離調されるrf体積コイル
JP5584384B2 (ja) 並列rf送信による空間−スペクトル励起のための方法及びシステム
JP2003290168A (ja) Mri用rfコイルおよびmri装置
JP2002159471A (ja) 磁気共鳴画像化装置及びその方法
JP2005028141A (ja) 位置可変式mriコイルにおいてループの分離を自動的に維持するための方法及び装置
JP2001276017A (ja) ナビゲータエコーによる情報を用いた磁気共鳴画像アーティファクトの修正
JPH11137532A (ja) Mrイメージング方法およびmri装置
US20070038068A1 (en) Mr imaging method
JP2005500886A (ja) サブサンプリングを用いて画像を形成するrfコイルを具備したmri装置
JP4068954B2 (ja) Mri装置
US7576541B2 (en) RF coil for MRI apparatus, method of using RF coil for MRI apparatus, and MRI apparatus
JP2001112733A (ja) Mri装置
CN117075011B (zh) 一种用于磁共振多核成像的自适应射频切换系统及其方法
JPH09238921A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US20070229492A1 (en) Medical image-processing apparatus and method, and magnetic resonance imaging apparatus
JP2004016613A (ja) 磁気共鳴撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607