JP2006013580A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作の手間を軽減することができる画像処理装置を提供すること目的とする。
【解決手段】原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置において、上記原稿読取機能を用いて読み取って得た画像データに所定形式の識別子を挿入して保存するようにしたものである。したがって、画像データに挿入された識別子に基づいて、それぞれの画像データについて所定の保存動作を行わせることができるので、保存操作時のユーザの手間を軽減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置に関する。
従来、原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置は、例えば、オフィス内のドキュメントを統合して保存管理する等の用途に用いられていた。
このような画像処理装置では、保存指定された画像データは、単純に保存されていたため、例えば、保存する画像毎に異なる動作を行わせる場合には、ユーザがその都度、所望動作を指定操作をする必要があり、面倒であった(特許文献1参照)。
特開平06−276374号公報
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの操作の手間を軽減することができる画像処理装置を提供すること目的とする。
本発明は、原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置において、上記原稿読取機能を用いて読み取って得た画像データに所定形式の識別子を挿入して保存するようにしたものである。
また、保存要求された画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたものである。
また、外部装置とのインタフェース機能をさらに備え、上記インタフェース機能を介して上記外部装置より保存要求されて受信された画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたものである。
また、ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介して他の装置と通信する通信機能をさらに備え、上記通信機能を介して受信した画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたものである。
また、ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介し、電子メールを用いて他の装置と情報をやりとりする電子メール通信機能をさらに備え、上記電子メール通信機能を介して受信した電子メールに添付されている画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたものである。
また、原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置において、上記原稿読取機能を用いて読み取って得た画像データに所定形式の識別子およびバージョン番号を挿入して保存するようにしたものである。
また、保存要求された画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存するようにしたものである。
また、外部装置とのインタフェース機能をさらに備え、上記インタフェース機能を介して上記外部装置より保存要求されて受信された画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存するようにしたものである。
また、ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介して他の装置と通信する通信機能をさらに備え、上記通信機能を介して受信した画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存するようにしたものである。
また、ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介し、電子メールを用いて他の装置と情報をやりとりする電子メール通信機能をさらに備え、上記電子メール通信機能を介して受信した電子メールに添付されている画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存するようにしたものである。
また、前記識別子は、前記画像データを一意に指定するものである。
また、前記識別子は、前記画像データのデータ領域に挿入されるものである。
また、前記識別子は、前記画像データのヘッダ領域に挿入されるものである。
また、前記識別子およびバージョン番号は、前記画像データのデータ領域に挿入されるものである。
また、前記識別子およびバージョン番号は、前記画像データのヘッダ領域に挿入されるものである。
したがって、本発明によれば、画像データに挿入された識別子に基づいて、それぞれの画像データについて所定の保存動作を行わせることができるので、保存操作時のユーザの手間を軽減することができるという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムの一例を示している。
このネットワークシステムは、ローカルエリアネットワークLANに接続されたサーバ装置SV、複数のデータ処理装置DT1〜DTn、画像処理装置PI、および、ルータ装置RTから構成されている。
ここで、サーバ装置SVは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているデータ処理装置DT1〜DTnを利用するユーザ、および、画像処理装置PIに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するメールサーバ機能等の種々のサーバ機能を備えたものである。
また、ローカルエリアネットワークLANは、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続され、それにより、サーバ装置SV、データ処理装置DT1〜DTn、および、画像処理装置PIは、インターネットや他のローカルエリアネットワーク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデータのやりとりが可能である。
また、データ処理装置DT1〜DTnには、種々の情報(画像データを含む)を作成および表示出力するアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
また、画像処理装置PIは、画像データなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、画像読取機能、および、画像蓄積機能等を備えている。また、画像処理装置PIは、外部記憶媒体MMを装着して、当該外部記憶媒体MMに保存されている画像データをアクセスする機能、および、データ処理装置DXを接続して、データ処理装置DXから画像データを受信する機能も備えている。
図2は、画像処理装置PIの構成例を示している。
同図において、システム制御部1は、この画像処理装置PIの各部の制御処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、この画像処理装置PIに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
スキャナ5は、所定の解像度かつフルカラーで原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、キャラクタジェネレータ7は、画像データに挿入する図形文字等の文字パターンデータを発生するためのものである。
磁気ディスク装置8は、多数の画像データを蓄積したり(画像蓄積機能)、それ以外の種々のデータを蓄積するためのものであり、画像処理部9は、画像データのフォーマット変換、識別子(後述)を画像データファイルへ挿入する識別子挿入処理、識別子を認識する識別子認識処理の種々の画像処理を実現するためのものであり、操作表示部10は、ユーザがこの画像処理装置PIを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
外部インターフェース回路11は、データ処理装置DXを接続し、データ処理装置DXとの間で種々のデータをやりとりするためのものであり、記憶媒体読取書込装置12は、外部記憶媒体MMを着脱して、外部記憶媒体MMに記憶されているデータを読み出したり、外部記憶媒体MMにデータを書き込む他ものものであり、メディアインタフェース回路13は、記憶媒体読取書込装置12を接続して、この記憶媒体読取書込装置12の動作を制御するためのものである。
ローカルエリアネットワークインターフェース回路14は、この画像処理装置PIをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部15は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、キャラクタジェネレータ7、磁気ディスク装置8、画像処理部9、操作表示部10、外部インタフェース回路11、メディアインタフェース回路13、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部15は、内部バス16に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス16を介して行われている。
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
また、各端末がサーバ装置SVに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
また、本実施例では、画像処理装置PIは、磁気ディスク装置8に保存する画像データを管理するために、例えば、図3(a)に示したようなファイル管理情報テーブルを作成して、例えば、パラメータメモリ3または磁気ディスク装置8の所定領域に保存している。
このファイル管理情報テーブルは、ファイル登録数、および、複数のファイル管理情報が格納されており、おのおののファイル管理情報は、同図(b)に示したように、それぞれの画像データファイルを一意に指定するためのファイル番号、および、当該画像データファイルが、磁気ディスク装置8の記憶領域にどのような態様で保存されているかをあらわすファイル領域情報からなる。
ここで、ファイル番号は、例えば、所定桁数の数字列からなり、磁気ディスク装置8に新たな画像データファイルが蓄積されるたびにその値が1つ増えるインクリメンタル情報である。
また、本実施例では、それぞれの画像データファイルを識別するための識別子を、図4に示すように、原稿画像の上部(識別子挿入領域A)または下部(識別子挿入領域B)に、可視情報として挿入する。ここで、可視情報としては、バーコードまたは図形文字が用いられる。
また、この識別子の挿入態様としては、図5に示すように、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして挿入する方法も採用することができる。ここで、電子透かし技術については、周知技術であるので、その詳細説明を省略する。
また、識別子の態様としては、例えば、図6(a)に示すように、ファイル番号を用いることができる。また、同図(b)に示すように、画像処理装置PIに割り当てられているマシン番号とファイル番号を組み合わせたものを識別子として用いることもできる。
以上の構成で、ユーザが読取原稿をスキャナ5にセットしたとき、画像処理装置PIは、図7に示すような動作を行う。
まず、ユーザがスキャナ5に読取原稿をセットすると(処理101)、ユーザがスタートキー(図示略)をオン操作するまで、操作表示部10が適宜に操作されて、読取条件や蓄積時の画像形式(画像フォーマット)等の入力が行われる(処理102、判断103ののNOループ)。
ユーザがスタートキーをオンして、判断103の結果がYESになると、指定された読取条件に従ってスキャナ5を作動して、原稿画像を読み取る(処理104)。次いで、ファイル管理情報テーブルを参照して、このときに読み取った画像データファイルの識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を発生し(処理105)、その識別子を画像データに挿入する(処理106)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、その識別子の挿入後の画像データを指定された画像形式の画像データへ変換し、磁気ディスク装置8に保存し(処理107)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理108)。
図8は、外部媒体MMに保存されている画像データを読み込む際の処理の一例を示している。
ユーザから外部記憶媒体MMに保存されている画像データの読み込みが指示されると、記憶媒体読取書込装置12が外部記憶媒体MMを検出しているかどうかを調べ(判断201)、判断201の結果がNOになるときには、外部記憶媒体MMをセットするように促すガイダンスメッセージを表示して(処理202)、判断201へ戻る。
判断201の結果がYESになるときには、記憶媒体読取書込装置12により、外部記憶媒体MMに蓄積されているファイル情報を取得して、ファイル一覧情報を作成して操作表示部10へ表示し(処理203)、保存するファイルを選択することを要求するファイル選択ガイダンスメッセージを表示して、ユーザに保存するファイルを選択させる(処理204、判断205のNOルー)。
ユーザが1つ以上の保存ファイルの選択を終了した場合で、判断205の結果がYESになるときには、選択されたファイル(画像データファイル)から1つを選び(処理206)、記憶媒体読取書込装置12により、その選んだ画像データファイルを外部記憶媒体MMから読み込んで、その読み込んだ画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理207)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理207で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断208)、判断208の結果がYESになるときには、このときに選択した画像ファイルデータは、既に自端末の磁気ディスク装置8に保存されているものであるから、重複保存を禁止するために、保存しない。そこで、例えば、「この画像データは、既に保存されているので、保存しません」等の非保存ガイダンスメッセージを表示して(処理209)、選択画像データファイルについての処理を終了する。
次いで、処理204で選択された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断210)、判断210の結果がNOになるときには、処理206へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理207で識別子を検出できなかった場合で、判断208の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を発生し(処理211)、その識別子を画像データに挿入する(処理212)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断213)、判断213の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理214)。また、判断213の結果がNOになるときには、処理214を実行しない。
次いで、識別子を挿入した画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理215)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理216)。そして、判断210へ進み、それ以降の処理を実行する。
図9は、画像処理装置PIにデータ処理装置DXが接続され、データ処理装置DXより画像データファイルが送信される場合の処理の一例を示している。
まず、データ処理装置DXより1つ以上の画像データファイルを受信して一時保存する(処理301)。次に、一時保存された画像データファイルから1つを選び(処理302)、その選択した画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理303)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理303で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断304)、判断304の結果がYESになるときには、このときに選択した画像ファイルデータは、既に自端末の磁気ディスク装置8に保存されているものであるから、重複保存を禁止するために、保存しない。そこで、例えば、「この画像データは、既に保存されているので、保存しません」等の非保存ガイダンスメッセージを表示して(処理305)、選択画像データファイルについての処理を終了する。
次いで、一時保存された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断306)、判断306の結果がNOになるときには、処理302へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理303で識別子を検出できなかった場合で、判断304の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を発生し(処理307)、その識別子を画像データに挿入する(処理308)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断309)、判断309の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理310)。また、判断309の結果がNOになるときには、処理310を実行しない。
次いで、識別子を挿入した画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理311)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理312)。そして、判断306へ進み、それ以降の処理を実行する。
図10は、電子メールを受信したときに画像処理装置PIが行う処理の一例を示している。
電子メールを受信すると(判断401の結果がYES)、受信した電子メールに画像データファイルが添付されているかどうかを調べる(判断402)。判断402の結果がNOになるときには、通常の電子メール受信時の処理(処理403;例えば、受信した電子メールの内容を記録出力する等の処理)を行って、このときの動作を終了する。
また、判断402の結果YESになるときには、1つ以上の添付ファイルを一時保存する(処理404)。次に、一時保存された画像データファイルから1つを選び(処理405)、その選択した画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理406)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理406で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断407)、判断407の結果がYESになるときには、このときに選択した画像ファイルデータは、既に自端末の磁気ディスク装置8に保存されているものであるから、重複保存を禁止するために、保存しない。この時点で、選択画像データファイルについての処理を終了する。
次いで、一時保存された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断409)、判断409の結果がNOになるときには、処理405へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理406で識別子を検出できなかった場合で、判断407の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして磁気ディスク装置8に追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を発生し(処理410)、その識別子を画像データに挿入する(処理411)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断412)、判断412の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理413)。また、判断412の結果がNOになるときには、処理413を実行しない。
次いで、識別子を挿入した画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理414)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理415)。そして、判断409へ進み、それ以降の処理を実行する。
このようにして、本実施例では、読取原稿の画像を読み込んで形成した画像データには、識別子を付与して画像データに挿入し、磁気ディスク装置8に保存する。また、外部記憶媒体MMから読み込んだ画像データファイル、データ処理装置DXから受信した画像データファイル、あるいは、受信した電子メールに添付されていた画像データファイルを保存する際に、それらの画像データファイルに識別子が挿入されていない場合には、画像データに識別子を付与して、画像データに挿入し、磁気ディスク装置8に保存する。
そして、外部記憶媒体MMから読み込んだ画像データファイル、データ処理装置DXから受信した画像データファイル、あるいは、受信した電子メールに添付されていた画像データファイルを保存する際に、それらの画像データファイルに識別子が挿入されていた場合には、それらの画像データファイルは、既に磁気ディスク装置8に保存されているものであるため、重複保存を避けるために、保存しない。
このようにして、本実施例では、画像データに識別子が挿入されている場合、当該画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存しないので、重複保存を避けることができ、磁気ディスク装置8の記憶容量を有効に活用することができる。また、このような重複保存を避ける動作を自動的に行うことができるので、ユーザの操作を大幅に軽減することができる。
ところで、ある画像データファイルを部分的に修正したものを新しい画像データファイルとして保存したいという要求がある。このような部分的に修正された画像データファイルは、最初の画像データファイルのバージョンを改訂したものと定めることができる。そして、このようなバージョン改訂を行う場合には、履歴管理を行うことができることが好ましい。
そこで、この場合の識別子として、例えば、図6(c)に示すように、「ファイル番号」と「バージョン番号」を組み合わせたもの、または、同図(d)に示すように、「マシン番号」と「ファイル番号」と「バージョン番号」を組み合わせたものを用いる。ここで、「バージョン番号」とは、当該画像データファイルを最初に作成したときに「1」が付与され、その後の改訂時(保存時)に1つずつ値が増えるようなものであり、それぞれバージョン改訂を区別できるようにしたものである。
図11は、この場合に、外部媒体MMに保存されている画像データを読み込む際の処理の一例を示している。
ユーザから外部記憶媒体MMに保存されている画像データの読み込みが指示されると、記憶媒体読取書込装置12が外部記憶媒体MMを検出しているかどうかを調べ(判断501)、判断501の結果がNOになるときには、外部記憶媒体MMをセットするように促すガイダンスメッセージを表示して(処理502)、判断501へ戻る。
判断501の結果がYESになるときには、記憶媒体読取書込装置12により、外部記憶媒体MMに蓄積されているファイル情報を取得して、ファイル一覧情報を作成して操作表示部10へ表示し(処理503)、保存するファイルを選択することを要求するファイル選択ガイダンスメッセージを表示して、ユーザに保存するファイルを選択させる(処理504、判断505のNOルー)。
ユーザが1つ以上の保存ファイルの選択を終了した場合で、判断505の結果がYESになるときには、選択されたファイル(画像データファイル)から1つを選び(処理506)、記憶媒体読取書込装置12により、その選んだ画像データファイルを外部記憶媒体MMから読み込んで、その読み込んだ画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理507)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」+「バージョン番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理507で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断508)、判断508の結果がYESになるときには、識別子に含まれる「バージョン番号」の値を1つ増やして更新し(処理509)、選択した画像データから識別子の挿入部分の画像データまたは電子透かしデータを削除する(処理510)。
そして、処理507で抽出した識別子のバージョン番号を処理509で改訂した値に変更した更新後の識別子を、画像データに挿入する(処理511)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、改訂後の識別子を画像データに挿入すると、その画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理512)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理513)。
次いで、処理504で選択された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断514)、判断514の結果がNOになるときには、処理506へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理507で識別子を検出できなかった場合で、判断508の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」)を発生し(処理515)、その識別子を画像データに挿入する(処理516)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断517)、判断517の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理518)。また、判断517の結果がNOになるときには、処理518を実行しない。
次いで、処理512へ移行し、それ以降の処理を実行する。
図12は、この場合に、画像処理装置PIにデータ処理装置DXが接続され、データ処理装置DXより画像データファイルが送信される場合の処理の一例を示している。
まず、データ処理装置DXより1つ以上の画像データファイルを受信して一時保存する(処理601)。次に、一時保存された画像データファイルから1つを選び(処理602)、その選択した画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理603)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」+「バージョン番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理603で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断604)、判断604の結果がYESになるときには、識別子に含まれる「バージョン番号」の値を1つ増やして更新し(処理605)、選択した画像データから識別子の挿入部分の画像データまたは電子透かしデータを削除する(処理606)。
そして、処理603で抽出した識別子のバージョン番号を処理605で改訂した値に変更した更新後の識別子を、画像データに挿入する(処理607)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、改訂後の識別子を画像データに挿入すると、その画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理608)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理609)。
次いで、処理601で一時保存された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断610)、判断610の結果がNOになるときには、処理602へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理603で識別子を検出できなかった場合で、判断604の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」)を発生し(処理611)、その識別子を画像データに挿入する(処理612)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断613)、判断613の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理614)。また、判断613の結果がNOになるときには、処理614を実行しない。
次いで、処理608へ移行し、それ以降の処理を実行する。
図13は、この場合に、電子メールを受信したときに画像処理装置PIが行う処理の一例を示している。
電子メールを受信すると(判断701の結果がYES)、受信した電子メールに画像データファイルが添付されているかどうかを調べる(判断702)。判断702の結果がNOになるときには、通常の電子メール受信時の処理(処理703;例えば、受信した電子メールの内容を記録出力する等の処理)を行って、このときの動作を終了する。
また、判断702の結果YESになるときには、1つ以上の添付ファイルを一時保存する(処理704)。次に、一時保存された画像データファイルから1つを選び(処理705)、その選択した画像データファイルから上述したような識別子を抽出する(処理706)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」+「バージョン番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
処理706で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断707)、判断707の結果がYESになるときには、識別子に含まれる「バージョン番号」の値を1つ増やして更新し(処理708)、選択した画像データから識別子の挿入部分の画像データまたは電子透かしデータを削除する(処理709)。
そして、処理706で抽出した識別子のバージョン番号を処理708で改訂した値に変更した更新後の識別子を、画像データに挿入する(処理710)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、改訂後の識別子を画像データに挿入すると、その画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理711)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理712)。
次いで、処理704で一時保存された全ての画像データファイルについての処理が終了したかどうかを調べ(判断713)、判断713の結果がNOになるときには、処理705へ戻り、別の画像データファイルを選択して、それ以降の処理を実行する。
また、処理706で識別子を検出できなかった場合で、判断707の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」)を発生し(処理714)、その識別子を画像データに挿入する(処理715)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、保存時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断716)、判断716の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理717)。また、判断716の結果がNOになるときには、処理717を実行しない。
次いで、処理711へ移行し、それ以降の処理を実行する。
このようにして、本実施例では、画像データに挿入した識別子を用いて、自動的に画像データファイルの履歴管理に適用することができるので、ユーザの操作の手間を大幅に軽減することができる。
図14は、本発明の他の実施例にかかる原稿読取時の画像処理装置PIの処理の一例を示している。
まず、ユーザがスキャナ5に読取原稿をセットすると(処理801)、ユーザがスタートキー(図示略)をオン操作するまで、操作表示部10が適宜に操作されて、読取条件や蓄積時の画像形式(画像フォーマット)等の入力が行われる(処理802、判断803ののNOループ)。
ユーザがスタートキーをオンして、判断803の結果がYESになると、指定された読取条件に従ってスキャナ5を作動して、原稿画像を読み取る(処理804)。次に、そのときに読み取って得た画像データの内容を調べて、上述したような識別子を抽出する(処理805)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
そして、処理805で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断806)、判断806の結果がYESになるときには、このときの読取原稿の画像ファイルデータは、既に自端末の磁気ディスク装置8に保存されているものであるから、重複保存を禁止するために、保存しない。そこで、例えば、「この画像データは、既に保存されているので、保存しません」等の非保存ガイダンスメッセージを表示して(処理807)、この処理を終了する。
また、処理805で識別子を検出できなかった場合で、判断806の結果がNOになるときには、読取原稿の画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、ファイル管理情報テーブルを参照して、このときに読み取った画像データファイルの識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を発生し(処理808)、その識別子を画像データに挿入する(処理809)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、その識別子の挿入後の画像データを指定された画像形式の画像データへ変換し(処理810)、磁気ディスク装置8に保存し(処理811)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理812)。
このようにして、この場合には、スキャナ5により原稿を読み取った際にも、重複保存を禁止することができる。
図15は、本発明のさらに他の実施例にかかる原稿読取時の画像処理装置PIの処理の一例を示している。
まず、ユーザがスキャナ5に読取原稿をセットすると(処理901)、ユーザがスタートキー(図示略)をオン操作するまで、操作表示部10が適宜に操作されて、読取条件や蓄積時の画像形式(画像フォーマット)等の入力が行われる(処理902、判断903ののNOループ)。
ユーザがスタートキーをオンして、判断903の結果がYESになると、指定された読取条件に従ってスキャナ5を作動して、原稿画像を読み取る(処理904)。次に、そのときに読み取って得た画像データの内容を調べて、上述したような識別子を抽出する(処理905)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
次に、処理905で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断906)、判断906の結果がYESになるときには、ユーザに、例えば、「この原稿は、既に保存されたものです。バージョンを改訂しますか」というバージョン改訂問い合わせガイダンスメッセージを表示し(処理907)、このバージョン改訂問い合わせガイダンスメッセージに対して、ユーザがバージョンを改訂する旨を指定するかどうかを調べる(判断908)
判断908の結果がNOになるときには、そのときの読取画像データを保存せず、その時点で、このときの処理を終了する。
また、判断908の結果がYESになるときには、識別子に含まれる「バージョン番号」の値を1つ増やして更新し(処理909)、選択した画像データから識別子の挿入部分の画像データまたは電子透かしデータを削除する(処理910)。
そして、処理905で抽出した識別子のバージョン番号を処理909で改訂した値に変更した更新後の識別子を、画像データに挿入する(処理911)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、改訂後の識別子を画像データに挿入すると、その画像データファイルを磁気ディスク装置8に保存し(処理912)、そのときの保存態様に対応してファイル管理情報を作成し、そのファイル管理情報をファイル管理情報テーブルに追加保存して、ファイル管理情報テーブルを更新する(処理913)。
また、処理905で識別子を検出できなかった場合で、判断906の結果がNOになるときには、選択した画像データファイルは、保存されていない場合であるので、新しい画像データファイルとして追加保存する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」)を発生し(処理914)、その識別子を画像データに挿入する(処理915)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、その識別子の挿入後の画像データを指定された画像形式の画像データへ変換し(処理916)、処理912へ移行し、それ以降の処理を実行する。
したがって、この場合には、スキャナ5により原稿を読み取った際にも、画像データに挿入した識別子を用いて、自動的に画像データファイルの履歴管理に適用することができるので、ユーザの操作の手間を大幅に軽減することができる。
ところで、上述した実施例では、画像データファイルの画像データ本体(データ領域)に識別子を挿入しているが、画像データファイルのヘッダ情報(ヘッダ領域)に識別子を挿入することもできる。
すなわち、画像データファイルは、例えば、図16(a)に示すように、ヘッダ情報と画像データ本体の2つの領域からなる画像データ格納フォーマットが設定されている。
ここで、ヘッダ情報は、同図(b)に示すように、ファイル名、画像フォーマット、画像サイズ、一画素あたりのビット数、作成された日時をあらわすタイムスタンプ、および、コメント情報からなる。
通常、コメント情報としては、ユーザ定義の情報を用いることができるので、この部分に、識別子を挿入する。例えば、同図(c)に示すように、当該情報が識別子である旨を表示するための識別子情報コード、および、識別子データからなる情報要素を設定することができる。
図17は、保存されている画像データの出力要求を受け付けた際に、画像処理装置PIが行う処理の一例を示している。ここで、画像データの出力要求としては、例えば、画像データの記録出力要求時、データ処理装置DXからの画像データの受信要求時、および、外部記憶媒体MMへの画像データ書込要求時などがある。
画像データ出力要求を受け付けると(処理1001)、磁気ディスク装置8より、指定された画像データファイルを読み出し(処理1002)、その読み出した画像データの内容を調べて、上述したような識別子を抽出する(処理1003)。この識別子の抽出処理では、識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を抽出し、その抽出データについて、所定のバーコード認識処理、または、図形文字認識処理を適用し、有意の情報(この場合は、「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」、あるいは、「ファイル番号」+「バージョン番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号」)を認識できるかどうかを調べる。この認識処理により識別子を確認できなかった場合には、画像データファイルを複数のブロックBLKに分割して、おのおののブロックに挿入されている電子透かしデータを取り出せるかどうかを調べる。
次に、処理1003で識別子を検出できたかどうかを調べ(判断1004)、判断1004の結果がYESになるときには、そのときに読み出した画像データを、出力要求元へ出力する(処理1005)。すなわち、画像データの記録出力要求時には、プロッタ6より記録出力し、また、データ処理装置DXからの画像データの受信要求時には、外部インタフェース回路11を介してデータ処理装置DXへ送信し、また、外部記憶媒体MMへの画像データ書込要求時には、メディアインタフェース回路13を介し、記憶媒体読取書込装置12により外部記憶媒体MMへ書き込む。そして、このときの動作を終了する。
また、処理1003で識別子を検出できなかった場合で、判断1004の結果がNOになるときには、指定された画像データファイルに識別子を挿入した後に、出力要求元へ出力する。
すなわち、この場合には、ファイル管理情報テーブルを参照して、選択した画像データファイルに付与する識別子(「ファイル番号」または「マシン番号」+「ファイル番号」、あるいは、「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」または「マシン番号」+「ファイル番号」+「バージョン番号(値は「1」)」)を発生し(処理1006)、その識別子を画像データに挿入する(処理1007)。このとき、識別子を可視情報として画像データへ挿入する場合には、上述した識別子挿入領域Aまたは識別子挿入領域Bの画像データの内容を、識別子をあらわすバーコードまたは図形文字の表示データにより置換する。また、識別子を電子透かしとして挿入する場合には、原稿画像を所定数のブロックBLKに分割し、それぞれのブロック単位に、電子透かし技術を利用した電子透かしデータとして識別子を挿入する。
このようにして、識別子を画像データに挿入すると、出力時の画像形式が指定されているかどうかを調べ(判断1008)、判断1008の結果がYESになるときには、選択した画像データファイルの画像形式が、指定されている画像形式と同じであるかどうかを調べ、同じでない場合には、指定された画像形式へ、画像変換する(処理1009)。また、判断1008の結果がNOになるときには、処理1009を実行しない。
次いで、処理1005へ移行し、識別子を挿入した画像データを出力する。
なお、上述した実施例では、ネットワークに接続された画像処理装置について、本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、それ以外の画像処理装置についても同様にして適用することができる。
本発明の一実施例にかかるネットワークシステムの一例を示したブロック図。 画像処理装置PIの構成例を示したブロック図。 ファイル管理情報テーブルおよびファイル管理情報の一例を示した概略図。 識別子の挿入形態の一例を示した概略図。 識別子の挿入形態の他の例を示した概略図。 識別子を例示した概略図。 原稿読取時の画像処理装置の処理の一例を示したフローチャート。 外部媒体MMに保存されている画像データを読み込む際の処理の一例を示したフローチャート。 画像処理装置PIにデータ処理装置DXが接続され、データ処理装置DXより画像データファイルが送信される場合の処理の一例を示したフローチャート。 電子メールを受信したときに画像処理装置PIが行う処理の一例を示したフローチャート。 外部媒体MMに保存されている画像データを読み込む際の処理の他の例を示したフローチャート。 画像処理装置PIにデータ処理装置DXが接続され、データ処理装置DXより画像データファイルが送信される場合の処理の他の例を示したフローチャート。 電子メールを受信したときに画像処理装置PIが行う処理の他の例を示したフローチャート。 原稿読取時の画像処理装置の処理の他の例を示したフローチャート。 原稿読取時の画像処理装置の処理のさらに他の例を示したフローチャート。 画像データ格納フォーマット、ヘッダ情報、および、コメント情報の一例を示した概略図。 保存されている画像データの出力要求を受け付けた際に、画像処理装置PIが行う処理の一例を示したフローチャート。
符号の説明
PI 画像処理装置
DX データ処理装置
MM 外部記憶媒体
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
8 磁気ディスク装置
9 画像処理部
11 外部インタフェース回路
12 記憶媒体読取書込装置
13 メディアインタフェース回路
14 ローカルエリアネットワークインターフェース回路
15 ローカルエリアネットワーク伝送制御部

Claims (15)

  1. 原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置において、
    上記原稿読取機能を用いて読み取って得た画像データに所定形式の識別子を挿入して保存することを特徴とする画像処理装置。
  2. 保存要求された画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 外部装置とのインタフェース機能をさらに備え、
    上記インタフェース機能を介して上記外部装置より保存要求されて受信された画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介して他の装置と通信する通信機能をさらに備え、
    上記通信機能を介して受信した画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の画像処理装置。
  5. ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介し、電子メールを用いて他の装置と情報をやりとりする電子メール通信機能をさらに備え、
    上記電子メール通信機能を介して受信した電子メールに添付されている画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子が挿入されていたら、当該画像データの保存を行わないようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の画像処理装置。
  6. 原稿読取機能および画像蓄積機能を備えた画像処理装置において、
    上記原稿読取機能を用いて読み取って得た画像データに所定形式の識別子およびバージョン番号を挿入して保存することを特徴とする画像処理装置。
  7. 保存要求された画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 外部装置とのインタフェース機能をさらに備え、
    上記インタフェース機能を介して上記外部装置より保存要求されて受信された画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存することを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像処理装置。
  9. ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介して他の装置と通信する通信機能をさらに備え、
    上記通信機能を介して受信した画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存することを特徴とする請求項6または請求項7または請求項8記載の画像処理装置。
  10. ネットワークへ接続し、当該ネットワークを介し、電子メールを用いて他の装置と情報をやりとりする電子メール通信機能をさらに備え、
    上記電子メール通信機能を介して受信した電子メールに添付されている画像データを保存するとともに、その受信した画像データに前記識別子およびバージョン番号が挿入されていたら、当該画像データから挿入されていた前記識別子およびバージョン番号を削除するとともに、同一識別子および改訂されたバージョン番号を新たに挿入して保存することを特徴とする請求項6または請求項7または請求項8または請求項9記載の画像処理装置。
  11. 前記識別子は、前記画像データを一意に指定するものであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9記載の画像処理装置。
  12. 前記識別子は、前記画像データのデータ領域に挿入されることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載の画像処理装置。
  13. 前記識別子は、前記画像データのヘッダ領域に挿入されることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載の画像処理装置。
  14. 前記識別子およびバージョン番号は、前記画像データのデータ領域に挿入されることを特徴とする請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10記載の画像処理装置。
  15. 前記識別子およびバージョン番号は、前記画像データのヘッダ領域に挿入されることを特徴とする請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016040886A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 株式会社リコー ファックス装置、通信プログラム、及び通信システム

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