JP2005262675A - サービス処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エラーが発生した場合の再発防止のための作業を省力化する。
【解決手段】 指示書情報の記述に従い、サービス処理装置AはFAXで送信された文書データを受信し、装置Bはセットされた文書をスキャンして装置Aからの文書データと合成し、装置Cは表紙のデータを装置Bからの文書データと合成し、装置Dは装置Cからの文書データと印刷してフィニッシング処理を行うフローサービス((A)参照)の実行中に装置Dでエラーが発生した場合、カスタマーエンジニア(CE)はログ情報の記録を指示する情報((B)参照)を記述したメインテナンス用指示書情報を送信することでログ情報を収集し、ログ情報に基づき装置Bのスキャン処理での用紙サイズ誤検出が原因と判断した場合、スキャン処理の用紙サイズを指定する指示情報((C)参照)を記述したメインテナンス用指示書情報を送信する。これにより、装置Bでスキャン処理の処理条件が変更され((D)参照)、エラーの再発が防止される。
【選択図】 図8
【解決手段】 指示書情報の記述に従い、サービス処理装置AはFAXで送信された文書データを受信し、装置Bはセットされた文書をスキャンして装置Aからの文書データと合成し、装置Cは表紙のデータを装置Bからの文書データと合成し、装置Dは装置Cからの文書データと印刷してフィニッシング処理を行うフローサービス((A)参照)の実行中に装置Dでエラーが発生した場合、カスタマーエンジニア(CE)はログ情報の記録を指示する情報((B)参照)を記述したメインテナンス用指示書情報を送信することでログ情報を収集し、ログ情報に基づき装置Bのスキャン処理での用紙サイズ誤検出が原因と判断した場合、スキャン処理の用紙サイズを指定する指示情報((C)参照)を記述したメインテナンス用指示書情報を送信する。これにより、装置Bでスキャン処理の処理条件が変更され((D)参照)、エラーの再発が防止される。
【選択図】 図8
Description
本発明はサービス処理装置に係り、特に、実行対象として指定された指示書情報に規定されている所定のサービス処理を、予め設定された処理条件に従って実行するサービス処理装置に関する。
従来より、例えば回覧や少額稟議、承認等のように文書の流れが定型化されている業務について、ネットワークを利用し、電子化した文書を定型化された流れに沿って関係者間で流通させることで業務の効率化を実現するワークフローシステムが提案されている。また、インターネット関連技術の発達に伴い、ネットワークに接続されたスキャナ、ファクシミリ装置、複写機、これらを単一の機器として統合した複合機、パーソナル・コンピュータ(PC)等の機器(サービス処理装置と称する)が提供可能なサービスをサービスコンポーネントとして利用し、利用可能な各サービスコンポーネントの中から所望の複数のサービスを連携させることでより高度な業務処理の実行を実現する、所謂フローサービスも提案されている。
上記のフローサービスにおいて、複数のサービスの連携には指示書(指示書情報)が用いられる。例えば特許文献1には、データの転送方法を異にする回線網に対してデータの送受信を行う送受信部と、印刷データを出力する印刷出力部と、入出力部と、蓄積部と、送受信部及び入出力部より入力されたデータを蓄積部に蓄積し、また蓄積部に蓄積されているデータを送受信部、入出力部又は印刷出力部に出力する入出力制御部を備え、送受信部でデータに付加された処理指示書が受信された場合は、入出力制御部が処理指示書の記載に基づいて蓄積部より処理指示書に記載されている転送先に出力する構成の入出力装置が開示されている。
特開2001−306274号公報
例えば単一のサービス処理装置が提供するサービスをオフラインで利用する場合等には、利用者がサービス処理装置の設置位置に存在しているので、何らかの原因によりサービス処理装置でエラーが発生したとしても、サービス処理装置の操作パネル等に表示されるエラーコードや各種のパラメータの値、ログ等のエラー情報を比較的容易に確認することができ、エラー発生の原因等を判別しエラーが再発しないように操作パネル等を介して処理条件を変更することは比較的容易である。しかしながら、ネットワークを利用して複数のサービスを連携させるフローサービスにおいて、一連のサービス処理を実行させている途中でエラーが発生した場合には、一連のサービス処理の実行を指示した指示者から離れた箇所に設置されているサービス処理装置でエラーが発生する可能性があり、また、発生したエラーの原因がエラーの発生したサービス処理装置にあるとは限らず、エラーの発生したサービス処理装置よりも前にサービス処理を行っていたサービス処理装置に原因がある場合もある。
このため、一連のサービス処理を実行させている途中で発生したエラーの原因等を判別して再発を防止するためには、エラーが発生するまでにサービス処理を行った全てのサービス処理装置の設置箇所に各々出向いて各々エラー情報を採取した後に、採取したエラー情報を解析し、再発防止のために処理条件を変更すべきサービス処理装置を判断すると共に、該サービス処理装置における処理条件をどのように変更すべきかを判断し、更に、処理条件を変更すべきと判断したサービス処理装置の設置箇所へ出向いて処理条件を変更する操作を行う必要があり、エラーが発生した場合の再発防止のための作業が極めて煩雑であるのが実情であった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、エラーが発生した場合の再発防止のための作業を省力化できるサービス処理装置を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るサービス処理装置は、実行対象として指定された指示書情報に規定されているサービス処理を、予め設定された処理条件に従って実行するサービス処理装置であって、指定された動作モードを判別する動作モード判別手段と、自装置又は他のサービス処理装置で実行されたサービス処理のエラーを検出するエラー検出手段と、前記予め設定された処理条件を前記指示書情報で指示される指示情報に従って変更する条件変更手段と、を備え、予め定められた動作モードでエラーを検出した際に指示情報に従って処理条件を変更することを特徴としている。
請求項1記載の発明に係るサービス処理装置は、実行対象として指定された指示書情報に規定されている所定のサービス処理を、予め設定された処理条件に従って実行する。なお、所定のサービス処理は、例えば文書の複写、文書の印刷、文書の電子化、文書情報の送受信等のように文書に関する処理でもよいし画像処理等の他の処理であってもよく、任意の処理を適用可能である。また、指示書情報はサービス処理装置及び外部装置の何れに保管されていてもよく、実行対象としての指示書情報の指定は、例えば外部装置に保管されている実行対象としての指示書情報を外部装置からサービス処理装置へ送信することで行ってもよいし、例えばサービス処理装置に保管されている実行対象としての指示書情報と対応付けされてされた特定の親展ボックスへ、サービス処理の対象としてのデータを外部装置から送信することで行うことも可能である。更に、指示書情報は順次実行すべき一連のサービス処理を各々規定する情報であってもよいし、実行すべき単一のサービス処理を規定する情報であってもよいし、また、指示書情報自体が順次実行すべき他のサービス処理を規定する他の指示書情報と対応付けられていてもよい。
また、請求項1記載の発明では、自装置又は他のサービス処理装置で実行されたサービス処理のエラーを検出するエラー検出手段が設けられており、予め定められた動作モードでエラーを検出した際に、条件変更手段により、予め設定された処理条件が指示書情報で指示される指示情報に従って変更される。なお、動作モードの指定は、例えば予め定められた特定のオペレータによって行われるようにすることができる。特定のオペレータとは、例えば顧客のサービス処理装置のメインテナンスを行うエンジニア(以降CE(Customer Engineer)と記述)などである。
このように、請求項1記載の発明では、或る指示書情報に規定されているサービス処理を実行している途中でエラーが発生し、発生したエラーの再発防止のために特定のサービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件を変更する必要が生じた場合にも、動作モードとして予め定められた動作モードを指定すると共に、発生したエラーの再発防止のために処理条件の変更を指示する指示情報を指示書情報に設定し、指示情報を設定した指示書情報を実行対象として指定することで、特定のサービス処理装置によってサービス処理の処理条件の変更を行わせることができるので、少なくともサービス処理の処理条件を変更すべきサービス処理装置の設置箇所へ出向く必要がなくなる。従って、請求項1記載の発明によれば、エラーが発生した場合の再発防止のための作業を省力化することができる。
なお、請求項1記載の発明において、指示情報は、例えば請求項2に記載したように、処理条件の変更を行うための実行条件を表す条件情報と対応付けて設定設定されていてもよい。この場合、指示情報と対応付けられている条件情報が表す実行条件を満たすか否かを判定する実行条件判定手段を設け、動作モード判別手段によって判別された動作モードがメインテナンスモード(予め定められた動作モード)で、実行条件判定手段が実行条件を満たすと判定すると、条件変更手段が処理条件の変更を行うように構成することができる。
請求項2記載の発明では、指示条件と対応付けられた条件情報が表す実行条件を満たした場合にのみ、指示情報が指示する処理条件の変更が行われるので、例えばエラーが発生したサービス処理が、複数台のサービス処理装置に分かれて順次実行される一連のサービス処理のうちの1つであり、発生したエラーの再発防止のためにサービス処理の処理条件を変更すべきサービス処理装置が特定できていない等の場合にも、条件情報及び指示情報を適切に設定することにより、発生したエラーの原因となっているサービス処理装置で前記実行条件が満たされることで、前記サービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件を自動的に変更させることが可能となる。従って、エラーが発生した場合の再発防止のための作業を更に省力化することが可能となる。
また、請求項2記載の発明において、条件情報には、指示情報に記述されるサービスに関連付けられた特定のエラーの発生を実行条件として規定する情報が含まれていてもよく、この場合、例えば請求項3に記載したように、条件変更手段は、実行対象として指定された指示書情報に指示情報が設定されており、エラー検出手段によって特定のエラーが検出されると、該エラーの検出を実行条件として規定している条件情報と対応付けられている指示情報に従って処理条件の変更を行うように構成することができる。これにより、特定のサービス処理装置で発生したエラーが、該特定のサービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件を変更すべきエラーであった場合にも、該エラーの再発が防止されるように特定のサービス処理装置の設定条件を自動的に変更させることができる。
また、請求項3記載の発明において、指示情報は、互いに種類の異なるエラーの発生を実行条件として規定する互いに異なる条件情報と対応付けられて指示書情報に複数設定されていてもよく、この場合、条件変更手段は、例えば請求項4に記載したように、エラー検出手段によって検出されたエラーの種類に対応する条件情報を検索し、検索によって抽出された条件情報と対応付けられている指示情報に従って処理条件の変更を行うように構成することができる。請求項4記載の発明では、発生する可能性のあるエラーが複数存在している場合にも、各エラーに対応する条件情報及び指示情報を指示書情報に設定しておくことで、発生したエラーに対応する指示情報が自動的に選択され、選択された指示情報に従ってサービス処理の処理条件の変更が自動的に行われることになるので、エラーが発生した場合の再発防止のための作業を更に省力化することができる。
なお、請求項1記載の発明において、動作モードとしてのメインテナンスモードの指定及び指示書情報への指示情報の設定は、例えば請求項5にも記載したように、予め定められた特定のオペレータによって行わせることができる。
また、請求項1記載の発明において、処理条件は、例えば請求項6に記載したように、サービス処理装置に内蔵されている記憶手段に設定情報が記憶されていてもよいし、実行対象として指定された指示書情報に設定されていてもよく、条件変更手段は、記憶手段又は指示書情報に設定されている処理条件を変更するように構成することができる。
また、請求項1記載の発明において、条件変更手段は、例えば請求項7に記載したように、処理条件の変更を行った場合に、処理条件の変更を行ったことをサービス処理装置に内蔵されている記憶手段に履歴情報として記憶させることが好ましい。これにより、特定のオペレータ等は、サービス処理装置の記憶手段に記憶されている履歴情報を収集することで、サービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件がどのように変更されたのかを容易に把握することができる。
また、請求項1記載の発明において、指示書情報が順次実行すべき一連のサービス処理を各々規定する情報を含み、該指示書情報が複数のサービス処理装置の間を順に転送されながら、各サービス処理装置で指示書情報に規定されているサービス処理が実行されることで、一連のサービス処理が実行される場合、条件変更手段は、例えば請求項8に記載したように、処理条件の変更を行った場合に、処理条件の変更を行ったことを実行対象として指定された指示書情報に履歴情報として追加設定するように構成してもよい。この場合も、特定のオペレータ等は、実行対象として指定した指示書情報に追加設定された履歴情報を参照するのみで、サービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件がどのように変更されたのかを容易に把握することができる。
また請求項1記載の発明において、指示書情報が、順次実行すべき一連のサービス処理を各々規定すると共に、各サービス処理が実行される際の処理条件を規定する情報を含み、該指示書情報が複数のサービス処理装置の間を順に転送されながら、各サービス処理装置で指示書情報に規定されているサービス処理が実行されることで、一連のサービス処理が実行される場合には、特定のサービス処理装置でのサービス処理の処理条件の変更が他のサービス処理装置でのサービス処理の実行に影響を与える可能性もある。これを考慮すると、条件変更手段は、例えば請求項9に記載したように、処理条件の変更に際し、自装置で実行するサービス処理の処理条件に加え、他のサービス処理装置で実行するサービス処理の処理条件も変更するように構成してもよい。
以上説明したように本発明は、予め定められた動作モードでエラーを検出した際に、指示書情報で指示される指示情報に従ってサービス処理の処理条件を変更するようにしたので、エラーが発生した場合の再発防止のための作業を省力化できる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る文書処理システム10が示されている。文書処理システム10は、様々なサービスを提供する複数台のサービス処理装置12と、ユーザによって操作される複数台のクライアント端末14と、管理サーバ16がネットワーク(例えばLAN)18を介して相互に接続されて構成されている。なお、個々のサービス処理装置12は本発明に係るサービス処理装置に各々対応している。
本実施形態において、サービス処理装置12が提供するサービスは、外部からの要求に応じて文書に関する各種の処理(サービス処理という)を行うサービスを指し、例えばコピー、プリント、読み取った文書の電子化(以降、スキャンと記述する)、ファクシミリ送受信、メール配信、リポジトリへの格納やリポジトリからの読込、OCR(Optical Character Recognition)処理、ノイズ除去処理等の画像処理、画像合成等の文書編集が挙げられる。サービス処理装置12は、例えば先に列挙した各種サービスのうちの複数種のサービスを提供する機能を備えた複合機で構成することができるが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置等のように単一のサービスのみを提供する装置であってもよいし、文書データに所定の処理を施すアプリケーション・プログラムがインストールされたコンピュータであってもよい。
図2を参照し、プリント及び画像処理をサービスとして提供する機能を備えたサービス処理装置12を例にその構成を説明すると、サービス処理装置12は、ネットワーク18に接続されネットワーク18を介しての他の装置との通信を司るネットワークI/F(インタフェース)部20を備えている。ネットワークI/F部20は内部バス22に接続されており、この内部バス22には、システム制御部24、メモリ管理部26、受信データ処理部28、バックアップ電源に接続された不揮発性のRAM(NVRAM)30、記録出力部32、記録出力制御部34、画像データ展開処理部36、印刷処理管理部38、表示パネル及びテンキー等のキーボードから成る操作パネル40、及び、サービス処理の実行を制御するサービス処理制御部42が各々接続されている。
このうち、システム制御部24はマイクロコンピュータを含んで構成されており、サービス処理装置12の各部を制御する。また、メモリ管理部26にはページメモリ44及びリングバッファ46が接続されており、メモリ管理部26はこれらのメモリ44及びバッファ46を管理する。また、受信データ処理部28にはHDD(Hard Disk Drive)等から成る蓄積装置48が接続されており、受信データ処理部28は外部から受信したデータを蓄積装置48に蓄積させると共に蓄積装置32に蓄積されているデータの読み出し等を行う。更に、記録出力部32はサービス処理としてのプリント処理を行う機能を備えており、記録出力制御部34は記録出力部32の動作を制御する。また、画像データ展開処理部36は記録出力部32でのプリント処理に用いられる画像データをページメモリ44等に展開すると共に、サービス処理としての画像処理を行う機能を備えており、印刷処理管理部38は記録出力部32によって順次実行される印刷ジョブ(文書のプリント出力)を管理する。
なお、図2ではサービス処理制御部42が備えている機能のうち、本発明に係る機能を動作モード判定部42A、認証コード検出部42B、エラー検出処理部42C、設定変更処理部42D及び指示書編集処理部42Eの各機能ブロックとして示している。各機能ブロックの詳細については後述する。
サービス処理装置12のNVRAM30には、図2にあるサービス処理装置の動作にかかわる制御情報及びサービス処理装置12が提供するサービスを外部から利用可能とするためのI/F情報が記憶されている。I/F情報はサービス処理装置12が提供可能な単一のサービスを規定する情報であり、複数種のサービスを提供可能なサービス処理装置12では、提供可能なサービスの種類数と同数のI/F情報がNVRAM30に記憶される。図3(A)に示すように、I/F情報は<サービス種類(Service Class)>、<サービス名(Service Name)>、<サービス・アイコン(Service Icon)>、<サービス・ロケーション情報(Service Info Location)>、<入力(Input)>、<出力(Output)>、<パラメータ制限ルール(Parameter Restriction Rules)>、<サービス・ロケーション(Service Location)>、<メソッド名(Method Name)>、<起動方法(Invocation Scheme)>、<黙示要素(Inplicit Elements)>から構成されている。
<サービス種類>にはサービス処理装置12が提供するサービスの種類(例えばプリント、スキャン、レポジトリ格納等)を表す情報が設定され、<サービス名>には提供サービスの名称を表す情報が設定される。また、<サービス・アイコン>にはGUIを介して表示させる際の提供サービスのアイコンを規定する情報が設定され、<サービス・ロケーション情報>にはネットワーク18上でのI/F情報の格納アドレス(URL)が設定される。また、<メソッド名>には提供サービスについての提供手法を宣言する情報が設定され、<起動方法>には提供サービスを実行するサービス処理を呼び出して起動する方法を宣言する情報が設定される。なお、<起動方法>としては、例えばメッセージ交換のプロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)やSTMP(Simple Mail Transfer Protocol)等を用いることができる。また、<黙示要素>には後段のサービス処理で参照可能なデータが設定される。サービス処理装置12は上記のI/F情報の一部を管理サーバ16に登録すると共に、外部の装置からの送信要求に応じてI/F情報を送信する。
一方、文書処理システム10において、サービス処理装置12が提供する各種サービスのうち、所望の単一サービスを利用したり、所望の複数種のサービスを連携させて単一のサービス(フローサービス)として利用するには指示書情報が用いられる。図3(B)に示すように、指示書情報はヘッダ情報とサービス規定情報から構成されている。ヘッダ情報には指示書情報の名称等の情報が設定される。また、サービス規定情報は利用対象の単一のサービスを規定する情報であり、複数種のサービスを組み合わせて利用する場合には、組み合わせる複数種のサービスの何れかに対応する複数のサービス規定情報が追加される。個々のサービス規定情報は、前述のI/F情報と同様に<サービス種類>、<サービス名>、<サービス・アイコン>、<サービス・ロケーション情報>、<入力>、<出力>、<パラメータ制限ルール>、<サービス・ロケーション>、<メソッド名>、<起動方法>、<黙示要素>から構成されている。上記のサービス規定情報には、当該サービス規定情報に従ってサービス処理装置12で実行されるサービス処理の処理条件を既定する情報が含まれている。なお、サービス処理装置12をメインテナンスモードで動作させる場合(詳細は後述)、個々のサービス規定情報には<指示記述欄>及び<ログ/処理結果記録欄>が追加される。
また、複数種のサービスを連携させる場合、指示書情報のヘッダ情報には、サービス規定情報で規定された個々のサービス間の連携に関する情報を記述する<フロー(Flow)>が設定される。<フロー>は、サービス処理装置12の特定のメソッドを表しサービスの呼び出しを実行する<起動(Invoke)>や、制御や論理演算等をするための<if>等を要素として含んでいる。<起動>には、パラメータの位置情報を示す<マップ>と呼び出すメソッド名<メソッド>が要素として含まれている。また、制御や論理演算等をするための<if>、<and>、<eq>、<gt>は、連携処理時に、条件分岐を行ったり、サービス処理間で受け渡されるパラメータの調整を行うために設定される。複数種のサービスを連携させて単一のサービス(フローサービス)として利用する際の各サービス処理の連携は、<フロー>として記述された情報に従って制御される。なお、サービス処理装置12をメインテナンスモードで動作させる場合、ヘッダ情報には動作モードとしてメインテナンスモードを指定するモード指定情報や、指示書情報の送信を指示したCE(Customer Engineer:カスタマー・エンジニア)を識別するためのCEコード等の情報が設定される。
上記の指示書情報は、例えば指示書エディタのプログラムが予めインストールされたクライアント端末14上で指示書エディタを起動し、クライアント端末14のキーボードやマウスを介してユーザが所定の操作を行うことで、指示書エディタによって作成・編集される。指示書情報の作成・編集時には、クライアント端末14のディスプレイに、例として図4に示すような指示書作成・編集画面100が表示される。指示書作成・編集画面100は、利用可能なサービスをアイコンで表示するためのサービスウインドウ101と、利用するサービス及びそれらの連携の仕方(指示書情報の基となるワークフロー)をアイコンで表示するためのフローウインドウ102と、利用サービスの連携のパターンをアイコンで表示するためのロジックウインドウ103と、各アイコンの詳細な設定パラメータを表示するためのプロパティウインドウ104で構成されている。
管理サーバ16は、文書処理システム10の各サービス処理装置12が提供する利用可能なサービスを検索するサービス検索サーバとしての機能を備えている。指示書エディタは、管理サーバ16によって検索された利用可能なサービスの概要を表したサービスリストを管理サーバ16から取得すると共に、取得したサービスリストに記述されている各サービス処理装置12のロケーション情報に基づき、各サービス処理装置12からサービスの利用方法を示すI/F情報を取得する。そして取得した情報に基づきサービスウインドウ101及びプロパティウインドウ104に前述の情報を表示させる。
ワークフローの作成は、ユーザがクライアント端末14のマウス等を操作し、サービスウインドウ101のアイコンとロジックウインドウ103のアイコンをフローウインドウ102にドラッグ・アンド・ドロップすることによって成される。またユーザは、所望のアイコンを選択してプロパティウインドウ104に表示される内容を編集する等により、実行されるサービス処理や連携のロジックを詳細に設定することができる。ワークフローの作成が完了すると、指示書エディタは、作成されたワークフローに従って指示書情報をXML形式で生成し、管理サーバ16へ送信する。管理サーバ16は指示書情報を管理する指示書管理サーバとしても機能を備えており、受信した指示書情報を保持すると共に、クライアント端末14又はサービス処理装置12からの要求に応じて指示書情報を送信する。
また、既存の指示書情報の編集を行う場合、指示書エディタは、ユーザからの指示に従い管理サーバ16が保持している各指示書情報の名称の送信を管理サーバ16に要求し、管理サーバ16から受信した各指示書情報の名称を一覧表示させる。また、ユーザによって特定の名称が選択されると、選択された名称に対応する指示書情報の送信を管理サーバ16に要求し、管理サーバ16から受信した指示書情報の内容を指示書作成・編集画面100に表示させる。また、所望のサービス処理の実行に必要な処理条件などのパラメータがユーザによって入力されると、その内容を指示書情報に反映することで指示書情報の更新を行う。そして、指示書情報の編集が完了すると、編集が完了した指示書情報を管理サーバ16へ送信する。
なお、上述した指示書情報の作成・編集は、サービス処理装置12の操作パネル40を介してユーザが所定の操作を行うことで、サービス処理制御部42の指示書編集処理部42Eによって行わせることも可能である。また、指示書情報の実行や指示書情報に記述されたサービスの利用についても、クライアント端末14から指示することも、サービス処理装置12の操作パネル40を介して指示することも可能とされている。
例として図5(A)には、サービス処理装置12の操作パネル40のディスプレイに表示されるメインメニュー画面の一例を示す。この画面が表示されている状態で、選択肢として表示されている「指示書の実行」が選択されると、前述した指示書の編集と同様にして、管理サーバ16が保持している各指示書情報の名称が一覧表示される。そして、実行対象として特定の指示書情報がユーザによって選択されると、まず選択された指示書情報が管理サーバ16から取得された後に、取得された指示書情報に最初に実行すべきサービス処理として規定されている特定のサービス処理を実行可能なサービス処理装置12へ指示書情報が送信される。なお、送信先は自装置の場合もある。
指示書情報を受信したサービス処理装置12では、受信した指示書情報のうち自装置で実行すべきサービス処理に対応するサービス規定情報を参照することで、実行すべきサービス処理の詳細を把握した後に、サービス規定情報で規定されているサービス処理を実行する。サービス処理の実行が完了すると、サービス処理装置12は、実行を完了したサービス処理に対応するサービス規定情報に、実行が完了したことを表す完了フラグを設定した後に、指示書情報を参照して次に実行すべきサービス処理の有無を判定する。次に実行すべきサービス処理が存在していた場合、サービス処理装置は、次に実行すべきサービス処理を実行可能なサービス処理装置12へ指示書情報を転送する。また、次に実行すべきサービス処理が存在していない場合には、指示書情報が規定するサービス処理の実行が完了したと判断し、指示書情報を最初に送信したサービス処理装置12(又はクライアント端末14)に対して実行結果を表す情報及び指示書情報を送信する。
各サービス処理装置12で上記処理が行われることで、指示書情報が規定する複数種のサービス処理を連携させるフローサービスが実現される。なお、図8(A)には、文書処理システム10で実現されるフローサービスの一例として、サービス処理装置Aでは、FAXで送信された文書のデータを受信してサービス処理装置Bへ転送し、サービス処理装置Bでは、スキャンすべき文書がセットされる迄待機し、セットされた文書をスキャンし、スキャンによって得られた文書のデータをサービス処理装置Aから転送された文書のデータと合成した後にサービス処理装置Cへ転送し、サービス処理装置Cでは、予め保存されている表紙のデータをサービス処理装置Bから転送された文書のデータと合成した後にサービス処理装置Dへ転送し、サービス処理装置Dでは、サービス処理装置Cから転送された文書のデータと印刷して所定のフィニッシング処理(例えばステープラ止め等)を行って出力するフローサービスが示されている。
次に本実施形態の作用として、特定の指示書情報に基づき複数種のサービス処理を連携させる特定のフローサービスを実行している際に、或るサービス処理装置12でエラーが発生した場合について説明する。特定のフローサービスを実行している途中でエラーが発生することで、特定のフローサービスを正常に実行できない場合、カスタマーエンジニア(CE)が呼ばれる。CEはエラー発生原因の判別や、発生したエラーの再発防止対策を講ずるために、特定のサービス処理装置12の操作パネル40のディスプレイにメインメニュー画面(図5(A)参照)が表示されている状態で、選択肢の1つとして表示されている「CEモードの実行」を選択する操作を行う。これにより、特定のサービス処理装置のサービス処理制御部42(詳しくは指示書編集処理部42E)で図6に示すCEモード処理が実行される。
CEモード処理では、まずステップ120において、例として図5(B)に示すようなCEコード入力画面を操作パネル40のディスプレイに表示させる。このCEコード入力画面には、CEコードの入力欄が設けられており、CEコードの入力を要請するメッセージも付加されている。次のステップ122ではCEコードが入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ122を繰り返す。個々のCEにはCEコードが付与されており、個々のCEのCEコードは個々のサービス処理装置12のNVRAM40に予め登録されている。CEが操作パネル40を操作して自身のCEコードを入力するとステップ122の判定が肯定され、入力されたCEコードを予め登録されているCEコードと比較する認証処理が行われる。そして次のステップ124では、認証処理によって操作者がCEであることが確認されたか否か判定する。
入力されたCEコードが予め登録されているCEコードと一致しなかった場合は、ステップ124の判定が否定されてステップ148へ移行し、操作パネル40のディスプレイにエラーメッセージを表示してCEモード処理を終了する。一方、入力されたCEコードが予め登録されているCEコードと一致した場合は操作者がCEであると判断できるので、ステップ124の判定が肯定されてステップ126へ移行し、例として図5(C)に示すように、操作者がCEの場合(CEモード)に実行可能な処理の名称(「メインテナンス用指示書処理」や「メインテナンス結果表示」等)が一覧表示されたCEモードのメニュー画面を操作パネル40のディスプレイに表示させる。
次のステップ128では、ディスプレイに一覧表示した処理の中から何れかの処理が選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ128を繰り返す。CEが操作パネル40を操作し、ディスプレイに一覧表示されている各処理の中から任意の処理を選択すると、ステップ128の判定が肯定されてステップ130へ移行し、CEによって選択された処理が「メインテナンス用指示書送信」か否か判定する。判定が否定された場合はステップ146へ移行し、CEによって選択された処理を実行した後にCEモード処理を終了する。
一方、特定のフローサービスを実行している際に発生したエラーの原因判別や、再発防止のための対策を講じたい場合、CEはディスプレイに一覧表示されている処理の中から「メインテナンス用指示書送信」を選択する。この場合はステップ130の判定が肯定されてステップ132へ移行し、まず管理サーバ16が保持している各指示書情報の名称の送信を管理サーバ16に対して要求し、管理サーバ16から各指示書情報の名称を受信すると、受信した各指示書の名称を、例として図5(D)に示すような指示書選択画面としてディスプレイに一覧表示させる。この指示書選択画面は、メインテナンス用指示書として用いる指示書情報を選択する画面であり、次のステップ134では、一覧表示している名称の中から特定の名称が選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ134を繰り返す。
指示書選択画面がディスプレイに表示されると、CEは、一覧表示されている各指示書情報の名称のうち、エラーが発生した特定のフローサービスに対応する指示書情報の名称を選択する。これにより、ステップ134の判定が肯定されてステップ136へ移行し、まず選択された名称の指示書情報の送信を管理サーバ16に要求し、管理サーバ16から指示書情報を受信すると、受信した指示書情報のヘッダ情報に動作モードとしてメインテナンスモードを指定するモード指定情報を付加する。次のステップ138ではモード指定情報を付加した指示書情報(メインテナンス用指示書情報)のヘッダ情報に、CEが入力したCEコードを付加する。またステップ140では、メインテナンス用指示書情報のうちの個々のサービス規定情報に、サービス処理装置12がサービス処理の結果を表す結果情報やログ情報、履歴情報等(何れも後述)を記録するためのログ/処理結果記録欄(図3(B)も参照)を各々付加する。
ステップ140では、メインテナンス用指示書情報のうちの個々のサービス規定情報に指示記述欄を各々付加し、CEが操作パネル40を介して入力した情報を指示記述欄に記録する。指示書情報が規定する複数種のサービス処理を連携させるフローサービスを実行している際に、或るサービス処理装置12でエラーが発生した場合、発生したエラーの再発を防止するためには、複数種のサービス処理のうちの何れかのサービス処理の処理条件を変更する必要があるが、発生したエラーの原因がエラーの発生したサービス処理装置にあるとは限らず、エラーの発生したサービス処理装置よりも前にサービス処理を行っていたサービス処理装置に原因がある場合も考えられる。例えばフローサービスを実行している際に発生したエラーの原因や、該原因を生じさせたサービス処理(サービス処理装置12)を判別することが困難な場合、CEは前記判別等を行うために、指示書情報が規定する各サービス処理を実行するサービス処理装置12に対し、ログ/処理結果記録欄へのログ情報の記録を指示する情報(ログ記録指示情報)を操作パネル40を介して入力する。この場合、CEが入力したログ記録指示情報は、ステップ140によりメインテナンス用指示書情報の個々のサービス規定情報の指示記述欄に各々記録される。
具体的には、例えば図8(A)に示すサービス処理装置Dにおいて、フィニッシング処理可能な用紙サイズがA系列(A4,A3等)のみに制限されているにも拘らず、図8(A)に示すフローサービスの実行に際し、サービス処理装置Dでのフィニッシング処理対象の用紙の中にA系列以外のサイズの用紙が混在していたことで、サービス処理装置Dにおけるサービス処理(フィニッシング処理)の実行中にエラーが発生し、このエラーの原因や該原因を生じさせたサービス処理(サービス処理装置)の判別が困難であった場合、CEは、各サービス処理装置A〜Dにおけるサービス処理における文書(用紙)のサイズを確認するために、例として図8(B)に示すように、各サービス処理装置A〜Dに対してサービス処理における文書(用紙)のサイズをログ情報としてログ/処理結果記録欄に記録するよう指示するログ記録指示情報(図8(B)ではこの情報を「トレース:用紙サイズ」と表記している)を入力する。
上記のログ記録指示情報が指示記述欄に記録されると、後述するように、サービス処理の実行時にサービス処理装置A〜Dによって上記のログ記録指示情報の存在が検知されることで、実行したサービス処理における文書(用紙)のサイズを表すログ情報が各サービス処理装置A〜Dによってログ/処理結果記録欄に各々記録されることになる。そしてCEは、サービス処理装置Dから転送された指示書情報の各サービス規定情報のログ/処理結果記録欄に記録されているログ情報を参照することで、発生したエラーの原因や該原因を生じさせたサービス処理(サービス処理装置)を判別することができる。
また、ログ/処理結果記録欄に記録されたログ情報等に基づき、発生したエラーの原因や該原因を生じさせたサービス処理(サービス処理装置)を判別すると、CEは、エラーの再発防止のためにどのサービス処理(サービス処理装置)の処理条件をどのように変更すべきか判断し、処理条件を変更すべきサービス処理を実行するサービス処理装置に対し、処理条件をどのように変更すべきかを指示する指示情報(この種の指示情報は処理条件を強制的に変更する指示情報であるので、以下強制指示情報と称する)を操作パネル40を介して入力する。この場合、CEが入力した強制指示情報は、ステップ140においてメインテナンス用指示書情報のうち処理条件変更対象のサービス処理に対応するサービス規定情報の指示記述欄に記録される。なお、強制指示情報は請求項1に記載の指示情報に対応している。
具体的には、例えば前述した図8(A)に示す例で、サービス処理装置Dにおけるフィニッシング処理の実行中に発生したエラーの原因が、サービス処理装置Bで実行されたサービス処理(スキャン処理)における読取対象用紙のサイズ誤検出(例えばA4サイズの用紙をレターサイズと誤検出した等)であった場合、サービス処理装置Bで実行されるスキャン処理で読取対象用紙のサイズ誤検出が生じないようにスキャン処理の処理条件を変更すれば、サービス処理装置Dで発生したエラーが再発することを防止することができる。このためCEは、サービス処理装置Bで実行されるスキャン処理において読取対象用紙のサイズ誤検出が生じないように、例として図8(C)に示すように、サービス処理装置Bに対して用紙の読取サイズを強制的に特定サイズに変換するよう指示する強制指示情報(図8(C)ではこの情報を「強制変換:サイズ:A4」と表記している)を入力する。
上記の強制指示情報が指示記述欄に記録されると、後述するように、サービス処理の実行時にサービス処理装置Bによって強制指示情報の存在が検知されることで、例として図8(D)にも示すように、サービス処理装置Bで実行されるスキャン処理の処理条件が、強制指示情報に従いサービス処理装置Bによって変更される(図8(D)の例では、読み取り方式が「装置デフォルト」から「指定」に変更されると共に読み取りサイズとして「A4」を指定する情報が追加される)。これにより、サービス処理装置Bで実行されるスキャン処理において、読取対象用紙のサイズが「A4」に統一されることになるので、サービス処理装置Bのスキャン処理における読取対象用紙のサイズ誤検出を原因として、サービス処理装置Dにおけるフィニッシング処理の実行中に発生したエラーが再発することを防止することができる。
また、フローサービスを実行している際に発生したエラーの種類によっては、発生したエラーの原因が該エラーが発生したサービス処理(サービス処理装置)にあることが明らかであり、前記エラーの再発を防止するための処理条件の変更方法も前記エラーの種類から一意に定まる場合もある。上記に該当する複数の特定エラーに対し、本実施形態では、特定エラーが発生した場合に処理条件をどのように変更すべきかを指示する指示情報を、該指示情報が指示する処理条件の変更を行う条件としての特定エラーの種類を表す情報(この情報は請求項2、詳しくは請求項3、より詳しくは請求項4に記載の条件情報に対応している)と対応付けた情報(以下、この情報をエラー時指示情報と称する)が予め設定されている。フローサービスを実行している際に発生したエラーが上記のような特定エラーであった場合、CEは前述のログ情報の収集を行うことなく、発生したエラーに対応するエラー時指示情報を、メインテナンス用指示書情報のうちエラーが発生したサービス処理(処理条件変更対象のサービス処理)に対応するサービス規定情報の指示記述欄に記録させる。なお、エラー時指示情報は指示記述欄に予め固定的に記録しておくようにしてもよい。
上記のようにして指示記述欄への情報の記録が完了すると、次のステップ144では、メインテナンス用指示書情報に最初に実行すべきサービス処理として規定されている特定のサービス処理を実行可能なサービス処理装置12へメインテナンス用指示書情報を送信し、CEモード処理を終了する。なお、CEは請求項5に記載の特定のオペレータに対応しており、上述したCEモード処理は請求項5記載の発明に対応している。
一方、指示書情報を受信したサービス処理装置12では、サービス処理制御部42により図7に示すサービス実行処理が実行される。このサービス実行処理では、まずステップ160で受信した指示書情報を取り込み、次のステップ162において、ヘッダ情報にモード指定情報が付加されているか否かを確認することで、指定された動作モードの判別を行う。そして次のステップ164では、ヘッダ情報にモード指定情報が付加されているか否かに基づいて、指定されている動作モードがメインテナンスモードか否か判定する。なお、ステップ162,164は動作モード判定部42Aによって実行され、本発明に係る判別手段に対応している。
指示書情報のヘッダ情報にモード指定情報が存在していない場合には、指定された動作モードは通常モードであると判断できるので、ステップ164の判定が否定されてステップ204へ移行し、指示書情報で実行が指示されているサービス処理を通常通り実行する。すなわち、指示書情報のうち自装置で実行すべきサービス処理に対応するサービス規定情報を参照することで、実行すべきサービス処理の処理条件を把握し、該サービス規定情報で規定されているサービス処理を実行し、サービス規定情報に完了フラグを設定し、次に実行すべきサービス処理の有無を判定し、該当するサービス処理が存在していた場合には次に実行すべきサービス処理を実行可能なサービス処理装置12へ指示書情報を転送し、該当するサービス処理が存在していない場合には、指示書情報を最初に送信したサービス処理装置12(又はクライアント端末14)へ実行結果を表す情報及び指示書情報を送信する。
一方、指示書情報のヘッダ情報にモード指定情報が付加されている場合、受信した指示書情報は、動作モードとしてメインテナンスモードが指定しているメインテナンス用の指示書情報であると判断できるので、ステップ164の判定が肯定されてステップ166へ移行し、指示書情報のヘッダ情報に付加されているCEコードをヘッダ情報から抽出し、抽出したCEコードを予め登録されているCEコードと比較する認証処理を行う。そして次のステップ168では、受信したメインテナンス用の指示書情報の送信者が認証処理によってCEであることが確認されたか否か判定する。なお、ステップ166,168は認証コード検出部42Bによって実行される。
メインテナンス用の指示書情報から抽出したCEコードが予め登録されているCEコードと一致しなかった場合は、メインテナンス用の指示書情報の送信者がCE以外であると判断できるので、ステップ168からステップ202へ移行し、メインテナンス用の指示書情報を最初に送信した送信元へエラー情報を送信し、サービス実行処理を終了する。この場合、メインテナンス用の指示書情報を最初に送信したサービス処理装置12の操作パネル40のディスプレイにエラーメッセージ等が表示されることになる。
一方、メインテナンス用の指示書情報から抽出したCEコードが予め登録されているCEコードと一致した場合、メインテナンス用の指示書情報の送信者はCEであると判断できるので、ステップ168の判定が肯定されてステップ170へ移行し、受信したメインテナンス用の指示書情報のうち、自装置で実行すべきサービス処理に対応するサービス規定情報(実行対象のサービス規定情報)を判断する。また、次のステップ172では、実行対象のサービス規定情報を参照することで、実行対象のサービス処理の処理条件を把握し、該サービス規定情報で規定されているサービス処理を実行する。またステップ174では、ステップ172で実行したサービス処理の結果(正常終了/エラー発生)を表す結果情報を実行対象のサービス規定情報のログ/処理結果記録欄に記録する。
次のステップ176では、実行対象のサービス規定情報の指示記述欄にログ記録指示情報が記述されているか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ180へ移行するが、判定が肯定された場合はステップ178へ移行し、指示記述欄に記述されているログ記録指示情報によって記録が指示されているログ情報(例えば図8の例では文書(用紙)のサイズを表すログ情報)をログ/処理結果記録欄に記録した後にステップ180へ移行する。
ステップ180では、前述のステップ172におけるサービス処理の実行中にエラーが発生したか否か判定する。なお、ステップ180はエラー検出処理部42Aによって実行され、本発明に係るエラー検出手段に対応している。ステップ180の判定が否定された場合はステップ188へ移行し、実行対象のサービス規定情報の指示記述欄に強制指示情報が記述されているか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ192へ移行するが、判定が肯定された場合はステップ190へ移行し、指示記述欄に記述されている強制指示情報が表す指示に従い、実行対象のサービス規定情報に記述されているサービス処理の処理条件を変更する。これにより、例えば図8(D)に示すような処理条件の変更が実現され、発生したエラーの再発が防止される。またステップ190では、サービス処理の処理条件をどのように変更したかを表す履歴情報をログ/処理結果記録欄に記録する。この履歴情報を参照することで、CEはサービス処理の処理条件の変更の有無及びどのように変更されたのかを確認することができる。また、上述したステップ190の処理を完了するとステップ192へ移行する。
一方、ステップ172におけるサービス処理の実行中にエラーが発生した場合には、ステップ180の判定が肯定されてステップ182へ移行し、実行対象のサービス規定情報の指示記述欄にエラー時指示情報が記述されているか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ192へ移行するが、判定が肯定された場合はステップ184へ移行し、発生したエラーのエラーコード等をキーとして用いることで、指示記述欄に記述されているエラー時指示情報の中に発生したエラーに対応する指示情報が存在しているか否か検索する。そしてステップ186では、ステップ184における検索の結果に基づき、エラー時指示情報の中に発生したエラーに対応する指示情報が存在しているか否かを判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ190へ移行する。
また、ステップ186の判定が肯定された場合、発生したエラーは、原因及び再発防止のための処理条件の変更方法が一意に定まる特定エラーであると判断できるので、ステップ190へ移行し、指示記述欄に記述されているエラー時指示情報のうち、発生した特定エラーと対応付けられた指示情報に従い、実行対象のサービス規定情報に記述されているサービス処理の処理条件を変更すると共に、サービス処理の処理条件をどのように変更したかを表す履歴情報をログ/処理結果記録欄に記録する。これにより、発生したエラーの再発が防止されると共に、記録された履歴情報を参照することで、サービス処理の処理条件の変更の有無及びどのように変更されたのかをCEが確認することができる。
なお、上述したステップ180〜ステップ190は、本発明に係る条件変更手段(詳しくは請求項2〜請求項4,請求項6,請求項8に記載の条件変更手段)に対応している。
次のステップ192では実行対象のサービス規定情報に完了フラグを付加する。また、ステップ194では、メインテナンス用の指示書情報の中に、完了フラグが付加されていないサービス規定情報が存在しているか否かを判断することで、未実行のサービス処理の有無を確認し、次のステップ196では、ステップ194の確認処理の結果に基づき、メインテナンス用の指示書情報によって実行が指示されている一連のサービス処理の中に、サービス処理装置12による実行が行われていないサービス処理が存在しているか否か判定する。ステップ196の判定が肯定された場合はステップ198へ移行し、次に実行すべきサービス処理を実行するサービス処理装置へメインテナンス用の指示書情報を送信し、サービス実行処理を終了する。これにより、メインテナンス用の指示書情報が実行を指示している特定のフローサービスが最後まで実行されることになる。
また、このサービス実行処理を実行しているサービス処理装置12が、メインテナンス用の指示書情報が実行を指示している特定のフローサービスにおいて、最後に実行すべきサービス処理を実行したサービス処理装置12であった場合には、ステップ196の判定が否定されてステップ200へ移行し、メインテナンス用の指示書情報を最初に送信したサービス処理装置12へメインテナンス用の指示書情報を送信する。
このように、本実施形態では、エラーが発生した指示書情報にモード指定情報を付加しログ記録指示情報を記録してメインテナンス用の指示書情報として送信すれば、各サービス処理装置でサービス処理が実行され、メインテナンス用の指示書情報のログ/処理結果記録欄にログ情報が各々記録されて返送されることになり、返送されたログ情報に基づいて発生したエラーの原因や処理条件を変更すべきサービス処理(サービス処理装置12)の判別等を行うことができるので、サービス処理装置12の設置箇所が離間している等の場合にも、上記の判別に必要なログ情報の収集を省力化できる。
また、本実施形態では、エラーが発生した指示書情報にモード指定情報を付加し、発生したエラーの再発を防止するために処理条件の変更を指示する強制指示情報を記録してメインテナンス用の指示書情報として送信すれば、処理条件を変更すべきサービス処理を実行するサービス処理装置12において、強制指示情報に従って前記サービス処理の処理条件が前記サービス処理装置12によって変更されるので、前記サービス処理装置12の設置箇所が離間している等の場合にも、発生したエラーの再発を防止するための作業を省力化できる。
また、本実施形態では、発生したエラーが、原因及び再発防止のための処理条件の変更方法が一意に定まる特定エラーであった場合には、メインテナンス用指示書情報に記録したエラー時指示情報に基づき、エラーが発生したサービス処理装置により、発生したエラーの再発防止のための処理条件の変更が行われるので、上記の特定エラーが発生した場合に、原因や処理条件を変更すべきサービス処理(サービス処理装置12)の判別等を省略することも可能となり、発生したエラーの再発を防止するための作業を省力化できる。
更に、メインテナンス用の指示書情報の作成はCEのみに制限されており、メインテナンス用の指示書情報を受信したサービス処理装置12においても、メインテナンス用の指示書情報に正当なCEコードが設定されている場合にのみログ情報の記録や指示情報に基づく処理条件の変更が行われるので、CE以外の悪意を持った第三者がメインテナンス用の指示書を作成して送信して種々の情報を収集したり指示書情報を書き替えることを阻止することができ、セキュリティ性を向上させることができる。
なお、上記では本発明に係る指示情報の一例として強制指示情報及びエラー時指示情報を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば図8(E)に示すように、特定エラーの発生以外の任意の条件を満たした場合に処理条件をどのように変更すべきかを指示する指示情報(条件指定指示情報)を用いてもよい。図8(E)に示す条件指定指示情報は、図8(A)に示すサービス処理装置Bにおけるスキャン処理において、読取対象用紙のサイズの検出結果がA4サイズ以外の場合に、読み取り方式を「指定」に変更すると共に読み取りサイズとして「A4」を指定するように、スキャン処理の処理条件を変更することを指示する情報であり、この条件指定指示情報を用いてサービス処理の処理条件を変更させるようにしてもよい。条件指定指示情報は請求項2に記載の指示情報に対応しており、例えば発生したエラーの原因や該原因を生じさせたサービス処理(サービス処理装置)の目星が或る程度ついている等の場合に好適である。このような場合に条件指定指示情報を用いることで、ログ情報の収集等を行うことなくエラーの再発防止のための処理条件の変更を行わせることも可能となる。
また、上記ではサービス処理の処理条件が指示書情報のサービス規定情報に設定されている例を説明したが、これに限定されるものではなく、サービス処理装置12に内蔵されている記憶手段(例えばNVRAM30等)に設定・記憶されていてもよく、この記憶手段に記憶されている処理条件を指示情報に従って変更するようにしてもよい。上記態様は請求項6記載の発明に対応している。
また、上記ではサービス処理の処理条件を変更した場合に、指示書情報のサービス規定情報のログ/処理結果記録欄に履歴情報を記録する例を説明したが、これに限定されるものではなく、サービス処理装置12に内蔵されている記憶手段(例えばNVRAM30等)に記憶させるようにしてもよい。上記態様は請求項7記載の発明に対応している。
更に、上記では指示書情報に記述されている指示情報に従い、サービス処理装置が自装置で実行するサービス処理の処理条件のみを変更する例を説明したが、これに限定されるものではなく、他のサービス処理装置で実行されるサービス処理の処理条件の変更も指示するように指示情報を記述することで、単一のサービス処理装置により、自装置で実行するサービス処理の処理条件に加え、他のサービス処理装置で実行するサービス処理の処理条件も変更させるようにしてもよい。上記事項は請求項9記載の発明に対応している。
また、上記ではメインテナンス用の指示書情報の作成及び送信をサービス処理装置12で行う例を説明したが、これに限定されるものではなく、クライアント端末14やネットワーク18に接続された他の装置で行うようにしてもよい。
また、上記では一連のサービス処理における個々のサービス処理を規定するサービス規定情報を指示書情報に各々設定しておき、サービス処理装置間で指示書情報を送受することで一連のサービス処理を実行する態様に本発明を適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、一連のサービス処理の実行を管理するサーバを設け、前記サーバは一連のサービス処理のうちの単一のサービス処理の実行を指示する指示書情報をサービス処理装置へ送信し、個々のサービス処理装置は前記サーバからの指示に従ってサービス処理を実行する毎に前記サーバへ応答を返し、前記サーバは応答を受信する毎に次のサービス処理装置へ指示書情報を送信することで、一連のサービス処理を実行される態様、或いは、個々のサービス処理装置で実行される単一のサービス処理の実行を指示する指示書情報が個々のサービス処理装置に保管されており、或るサービス処理装置でサービス処理の実行が終了する毎に、サービス処理の実行が終了したサービス処理装置が、次に実行すべきサービス処理を実行するサービス処理装置に対し、次に実行すべきサービス処理に対応する指示書情報の実行を指示する(この指示は、例えば次に起動すべき指示書情報と対応付けられた親展ボックスに処理対象の情報を転送する等によって行うことができる)ことで、一連のサービス処理が実行される態様に本発明を適用することも可能であることは言うまでもない。
10 文書処理システム
12 サービス処理装置
14 クライアント端末
16 管理サーバ
42 サービス処理制御部
12 サービス処理装置
14 クライアント端末
16 管理サーバ
42 サービス処理制御部
Claims (9)
- 実行対象として指定された指示書情報に規定されているサービス処理を、予め設定された処理条件に従って実行するサービス処理装置であって、
指定された動作モードを判別する動作モード判別手段と、
自装置又は他のサービス処理装置で実行されたサービス処理のエラーを検出するエラー検出手段と、
前記予め設定された処理条件を前記指示書情報で指示される指示情報に従って変更する条件変更手段と、
を備え、
予め定められた動作モードでエラーを検出した際に指示情報に従って処理条件を変更することを特徴とするサービス処理装置。 - 前記指示情報には、前記処理条件の変更を行うための実行条件を表す条件情報と対応付けて設定することができ、
該指示情報と対応付けられている条件情報が表す実行条件を満たすか否かを判定する実行条件判定手段を備え、
前記動作モード判別手段によって判別された前記動作モードがメインテナンスモードで、前記実行条件判定手段が実行条件を満たすと判定すると、前記条件変更手段が前記処理条件の変更を行うことを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。 - 前記条件情報には、前記指示情報に記述されるサービスに関連付けられた特定のエラーの発生を前記実行条件として規定する情報を持つことができ、
前記条件変更手段は、前記実行対象として指定された指示書情報に前記指示情報が設定されており、前記エラー検出手段によって前記特定のエラーが検出されると、該エラーの検出を実行条件として規定している条件情報と対応付けられている指示情報に従って前記処理条件の変更を行うことを特徴とする請求項2記載のサービス処理装置。 - 前記指示情報は、互いに種類の異なるエラーの発生を前記実行条件として規定する互いに異なる条件情報と対応付けられて前記指示書情報に複数設定されており、前記条件変更手段は、前記エラー検出手段によって検出されたエラーの種類に対応する条件情報を検索し、検索によって抽出された条件情報と対応付けられている指示情報に従って前記処理条件の変更を行うことを特徴とする請求項3記載のサービス処理装置。
- 前記動作モードとしてのメインテナンスモードの指定及び指示書情報への前記指示情報の設定は、予め定められた特定のオペレータによって行われることを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
- 前記処理条件は、サービス処理装置に内蔵されている記憶手段又は前記実行対象として指定された指示書情報に設定されており、前記条件変更手段は、前記記憶手段又は前記指示書情報に設定されている処理条件を変更することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
- 前記条件変更手段は、前記処理条件の変更を行った場合に、処理条件の変更を行ったことをサービス処理装置に内蔵されている記憶手段に履歴情報として記憶させることを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
- 前記指示書情報は、順次実行すべき一連のサービス処理を各々規定する情報を含み、該指示書情報が複数のサービス処理装置の間を順に転送されながら、各サービス処理装置で指示書情報に規定されているサービス処理が実行されることで、前記一連のサービス処理が実行され、
前記条件変更手段は、前記処理条件の変更を行った場合に、処理条件の変更を行ったことを前記実行対象として指定された指示書情報に履歴情報として追加設定することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。 - 前記指示書情報は、順次実行すべき一連のサービス処理を各々規定すると共に、各サービス処理が実行される際の処理条件を規定する情報を含み、該指示書情報が複数のサービス処理装置の間を順に転送されながら、各サービス処理装置で指示書情報に規定されているサービス処理が実行されることで、前記一連のサービス処理が実行され、
前記条件変更手段は、前記処理条件の変更に際し、自装置で実行するサービス処理の処理条件に加え、他のサービス処理装置で実行するサービス処理の処理条件も変更することを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
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