JP2006011693A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ファイルサーバと管理サーバからなり、ネットワークを介して接続された複数のクライアント装置に、共有ファイルを自端末に保存するＰ２Ｐ型（ピアツーピア型）共有と、共有ファイルを上記ファイルサーバに保存するＣ／Ｓ型（クライアントサーバ型）共有とを許容するファイル共有システムであって、
   上記ファイルサーバが、クライアント装置が行ったＣ／Ｓ型共有ファイルの登録を上記管理サーバに通知するための手段を有し、
   上記管理サーバが、各共有ファイルについて、少なくともファイル識別子と、共有タイプと、共有ファイルの位置情報との対応関係を示す管理テーブルと、クライアント装置または上記ファイルサーバからの共有ファイル登録通知に従って、上記管理テーブルで新たな共有ファイルのファイル識別子と共有タイプとファイル位置情報を管理するための手段とを有し、
   上記管理サーバが、クライアント装置から共有ファイルのアクセス要求に応答して、要求元クライアント装置に上記管理テーブルが示す該共有ファイルのファイル位置情報を通知することを特徴とするファイル共有システム。
2. 前記管理サーバが、クライアント装置からの登録済み共有ファイルの移動要求を受信し、該登録済み共有ファイルの移動要求を承認し、更に、要求元クライアント装置と前記ファイルサーバとの間で行われる登録済み共有ファイルの移動が完了した場合に生成される移動完了通知を受信した場合に、前記管理テーブルに記憶された移動ファイルのファイル識別子と対応する共有タイプを更新するための手段を有することを特徴とする請求項１に記載のファイル共有システム。
3. 前記管理サーバが、前記ファイルサーバに保存されていたＣ／Ｓ型共有ファイルが前記クライアント装置にダウンロードされてＰ２Ｐ型共有ファイルになった場合に上記クライアント装置が生成する当該ファイルの移動完了を示す通知に基づいて、前記管理テーブルに記憶された上記移動したファイルのファイル識別子と対応した共有タイプをＣ／Ｓ型からＰ２Ｐ型に変更することを特徴とする請求項１に記載のファイル共有システム。
4. 前記管理サーバが、前記クライアント装置に保存されていたＰ２Ｐ型共有ファイルが前記ファイルサーバにアップロードされてＣ／Ｓ型共有ファイルになった場合に、上記ファイルサーバが生成するファイル移動登録完了通知に基いて、前記管理テーブルに記憶された上記移動したファイルのファイル識別子と対応した共有タイプをＰ２Ｐ型からＣ／Ｓ型に変更することを特徴とする請求項１に記載のファイル共有システム。
5. ネットワークを介してファイルサーバと複数のクライアント装置に接続され、共有ファイルを自クライアント装置に保存するＰ２Ｐ型（ピアツーピア型）共有と、共有ファイルを上記ネットワークを介して接続されたファイルサーバに保存するＣ／Ｓ型（クライアントサーバ型）共有とを許容するファイル共有システム用管理サーバであって、
   各共有ファイルについて、少なくともファイル識別子と、共有タイプと、共有ファイルの位置情報との対応関係を記憶する管理テーブルと、
   クライアント装置からの共有ファイルの登録要求を承認するための手段と、
   上記承認された共有ファイルの上記クライアント装置または上記ファイルサーバへの保存が完了した場合に上記クライアント装置または上記ファイルサーバが生成する共有ファイル登録通知に基づいて、上記管理テーブルに上記共有ファイルのファイル識別子と共有タイプとファイル位置情報を記憶するための手段と、
   クライアント装置からの共有ファイルへのアクセス要求に応答して、要求元クライアント装置に上記管理テーブルが示すファイル位置情報を通知するための手段とを有することを特徴とするファイル共有システム用管理サーバ。
6. クライアント装置からの登録済み共有ファイルの移動要求を承認するための手段と、
   登録済み共有ファイルの移動が完了した場合に該ファイルの新たな保存先となったクライアント装置またはファイルサーバが生成するファイル移動完了通知に基づいて、前記管理テーブルに記憶されている移動した共有ファイルのファイル識別子と対応した共有タイプを変更する手段を有することを特徴とする請求項５に記載のファイル共有システム用管理サーバ。
7. 前記管理テーブルが、それぞれが少なくとも１つの共有ファイルと関係付けられるフォルダ毎に、フォルダ識別子と共有タイプとフォルダの保存位置情報とを示すフォルダ管理テーブルと、共有ファイル毎に、ファイル識別子と登録先となるフォルダ識別子とを示すファイル管理テーブルとからなることを特徴とする請求項５または請求項６に記載のファイル共有システム用管理サーバ。
8. ネットワークを介して共有ファイルシステムの管理サーバおよびファイルサーバに接続され、自クライアント装置に保存したファイルデータを上記ネットワークに接続された他のクライアント装置に対して、Ｐ２Ｐ型（ピアツーピア型）共有ファイルとして提供するクライアント装置であって、
   上記管理サーバに対して、Ｐ２Ｐ型共有ファイルを上記ファイルサーバにＣ／Ｓ型（クライアントサーバ型）共有ファイルとして登録するための要求メッセージを送信する第１手段と、
   上記管理サーバからのファイル登録承認メッセージに応答して、上記ファイルサーバに上記Ｐ２Ｐ型共有ファイルをアップロードする第２手段とを有することを特徴とするクライアント装置。
9. 共有ファイルの登録先フォルダを表すフォルダアイコン群と、各フォルダに登録済みのファイルを表すファイルアイコン群とからなるディレクトリ構造図を表示するための表示画面を備え、
   前記第１手段が、上記表示画面上で、新たに登録すべき共有ファイルを表すファイルアイコンが、上記ディレクトリ構造図における特定のフォルダアイコンに関係付けられた時、前記管理サーバに対して、上記特定のフォルダアイコンに予め対応付けられたフォルダ識別子を共有ファイル登録先として指定したファイル登録要求メッセージを送信し、
   前記第２手段が、前記管理サーバから受信した前記ファイル登録承認メッセージで指定された共有ファイル識別子を適用して、前記ファイルサーバに前記共有ファイルをアップロードすることを特徴とする請求項８に記載のクライアント装置。
10. 前記管理サーバから受信するファイル登録承認メッセージに、共有ファイル登録先となるフォルダの共有タイプが含まれており、
    前記第２手段が、前記管理サーバから受信したファイル登録承認メッセージに含まれる共有タイプに基づいて、前記共有ファイルを自クライアント装置に保存するＰ２Ｐ型共有ファイル登録、または該共有ファイルを前記ファイルサーバに登録するＣ／Ｓ型共有ファイル登録することを特徴とする請求項９に記載のクライアント装置。