JP2006010752A - ファインダー取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファインダー光学系1を内部に収容するファインダー取付枠2が、撮影光学系を内部に収容する固定筒3の外周面に取り付けられてなるファインダー取付構造は、固定筒3の外周面に、ファインダー取付枠2の両側面を挟持する一対の取付レバー51が設けられ、取付レバー51及びファインダー取付枠2の両側面に、互いに嵌合可能な嵌合孔52及び突起部21が形成されており、ファインダー取付枠2の両側面を一対の取付レバー51が挟持するとともに、嵌合孔52と突起部21とが嵌合している。
【選択図】図1
Description
このファインダー光学系としては、虚像式あるいは実像式のものが知られている。このうち虚像式の場合は、レンズが大きくなってカメラ全体の大型化を招くことから、レンズを小さくでき、コンパクトカメラの小型化を一層図れる実像式のものが採用されている。
このようなファインダー光学系は、対物レンズ、ズーム系前群レンズ、ズーム系後群レンズ、プリズム、接眼レンズ等からなり、これらが基体ハウジングと上ハウジングとから形成されるファインダー遮蔽空間に配置されて、ファインダーユニットが構成されている。そして、ファインダーユニットは、その基体ハウジングの前面及び後面にそれぞれ設けられた可撓支持部を、各種撮影機構が組み込まれているカメラ本体に数箇所ネジ止めにより取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数箇所ネジ止めすることなく、簡単に取り付けることができ、カメラの小型化及び薄型化を実現できるファインダー取付構造を提供することを目的としている。
前記固定筒の外周面に、前記ファインダー取付枠の両側面を挟持する一対の取付部材(例えば、取付レバー51)が設けられ、
前記取付部材及び前記ファインダー取付枠の両側面に、互いに嵌合可能な嵌合部(例えば、嵌合孔52)及び被嵌合部(例えば、突起部21)が形成されており、
前記ファインダー取付枠の両側面を前記一対の取付部材が挟持するとともに、前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合していることを特徴とする。
前記取付部材は、可撓性を有する部材からなることを特徴とする。
前記ファインダー取付枠は、前記嵌合部及び被嵌合部を互いに嵌合させた状態で、前記固定筒に対して上下方向に若干移動可能とされており、
前記ファインダー取付枠及び前記固定筒に、互いに固定するための止着部(例えば、ネジ部23、53)がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるファインダー取付構造の分解斜視図である。
図1に示すように、ファインダー光学系1を内部に収容するファインダー取付枠2が、撮影光学系(図示略)を内部に収容する固定筒3の外周面に取り付けられている。
ファインダー光学系1は、第1レンズ群11、第2レンズ群12、第3レンズ群13からなる対物レンズ群10と、第1直角プリズム14と、第2直角プリズム15と、接眼レンズ16とを備えている。ファインダー光学系1は、対物レンズ群10から入射した被写体像が第1直角プリズム14及び第2直角プリズム15を介して接眼レンズ16から出射し、撮影者が被写体像を確認できるようになっている。
また、ファインダー光学系1は、ポリカーボネート等の合成樹脂製のファインダー取付枠2と、ファインダーカバー4とから形成されるファインダー遮蔽空間に、各部材10、14、15、16が光軸上に位置するように配置されている。
第2レンズ群12及び第3レンズ群13は、それぞれレンズ枠(図示略)に支持され、各レンズ枠はファインダー取付枠2内に設けられた案内レール10a(図2参照)にレンズ駆動手段(図示略)により摺動自在に設けられている。レンズ駆動手段としては、例えば、駆動モータや駆動ギア等の構成からなるものが挙げられる。
第1直角プリズム14及び第2直角プリズム15は、ファインダー取付枠2に周知の固定手段によって固定されており、さらに接眼レンズ16は、ファインダー取付枠2の後部に形成された縦溝内に挿入されて固定されている。
さらに、ファインダー取付枠2の後部、すなわち、係合突起22の後側には、ネジ(図示略)が挿通されるネジ部23が形成されており、後述する固定筒取付枠5に設けられたネジ部53と一対となっている。すなわち、ファインダー取付枠2のネジ部23及び固定筒取付枠5のネジ部53にワッシャ(図示略)を介してネジが挿通されて止着されることによって、ファインダー取付枠2が固定筒取付枠5に固定されるとともに固定筒3に取り付けられる。
固定筒取付枠5は、ファインダー取付枠2を収容可能となっており、その両側面には、上方に突出するとともにファインダー取付枠2を両側面から挟持する一対の取付レバー51が設けられている。
取付レバー51は、略矩形板状で可撓性を有する材料から形成されている。
また、取付レバー51の上端部にファインダー取付枠2の突起部21が嵌合する円形状の嵌合孔52が形成されている。この嵌合孔52は、突起部21が嵌合された状態において、突起部21を中心としてファインダー取付枠2が上下方向に若干移動可能に形成されている。
また、固定筒取付枠5の後部には、ファインダー取付枠2のネジ部23に対応してネジ部53が設けられている。
まず、固定筒取付枠5の一対の取付レバー51を外側に押し広げた状態で、突起部21を嵌合孔52に嵌合させてファインダー取付枠2を固定筒取付枠5内に収容する。これによって、ファインダー取付枠2の両側面が一対の取付レバー51に挟持される。
さらに、突起部21を中心として嵌合孔52に対して上下方向に移動させて所定の位置に調整した後、ファインダー取付枠2のネジ部23及び固定筒取付枠5のネジ部53にワッシャを介してネジを挿通し止着することによって、固定筒3に対する上下方向の位置決めを行う。これによって、撮影光学系とファインダー光学系1との間に生じるパララックスを補正することができる。
最後に、固定筒取付枠5に取り付けられたファインダー取付枠2に対して、その上面を覆うようにファインダーカバー4を配置し、係合部41の長孔42に係合突起22を係合させることによってファインダーカバー4をファインダー取付枠2に取り付ける。
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるファインダー取付構造の右側から見た場合の斜視図、図3は、左側から見た場合の斜視図である。
本発明の第2の実施の形態におけるファインダー取付構造は、ファインダー取付枠2を挟持する手段が第1の実施の形態と異なっており、同様の構成部分については同様の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、図2及び図3に示すように、固定筒取付枠5の一方の側面には、第1の実施の形態と同様の取付レバー51が設けられ、他方の側面には、平断面視略U字型の取付部材54が設けられている。取付部材54は、その凹部内にファインダー取付枠2の突起部21が嵌め込まれるようになっている。また、取付部材54の底部には、ファインダー取付枠2の突起部21の下側に設けられたネジ部24に対応してネジ止め可能なネジ部(図示略)が形成されている。
したがって、第1の実施の形態のように固定筒取付枠5の両側面にそれぞれ取付レバー51を設けて、ファインダー取付枠2を挟持する場合に比して、ファインダー取付枠2を固定筒取付枠5に強固に取り付けることができる。
また、第1の実施の形態と同様に、突起部21を中心に上下方向に調整して所定位置でファインダー取付枠2のネジ部23及び固定筒取付枠5のネジ部53にワッシャを介してネジを挿通させて止着させることにより、パララックス補正が可能とされている。
また、取付レバー51は可撓性を有する部材からなるので、ファインダー取付枠2の両側面を容易に挟持でき、強固に固定することができる。
さらに、嵌合孔52に突起部21を嵌合させた状態で、突起部21を上下方向に若干移動させて所定位置に調整した後に、ファインダー取付枠2のネジ部23及び固定筒取付枠5のネジ部53をワッシャを介してネジにより止着することによって、パララックスを補正することができ、また、強固に取り付けることができる。
例えば、上記実施の形態では、ファインダー取付枠2に形成された突起部21を固定筒取付枠5の取付レバー51に形成された嵌合孔52内に嵌合させる構成としたが、反対に、取付レバー51に突起部21を設けて、ファインダー取付枠2に嵌合孔52を形成し、これらを互いに嵌合させる構成としても構わない。
2 ファインダー取付枠
3 固定筒
21 突起部(被嵌合部)
23、53 ネジ部(止着部)
51 取付レバー(取付部材)
52 嵌合孔(嵌合部)
Claims (3)
- ファインダー光学系を内部に収容するファインダー取付枠が、撮影光学系を内部に収容する固定筒の外周面に取り付けられてなるファインダー取付構造であって、
前記固定筒の外周面に、前記ファインダー取付枠の両側面を挟持する一対の取付部材が設けられ、
前記取付部材及び前記ファインダー取付枠の両側面に、互いに嵌合可能な嵌合部及び被嵌合部が形成されており、
前記ファインダー取付枠の両側面を前記一対の取付部材が挟持するとともに、前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合していることを特徴とするファインダー取付構造。 - 前記取付部材は、可撓性を有する部材からなることを特徴とする請求項1に記載のファインダー取付構造。
- 前記ファインダー取付枠は、前記嵌合部及び被嵌合部を互いに嵌合させた状態で、前記固定筒に対して上下方向に若干移動可能とされており、
前記ファインダー取付枠及び前記固定筒に、互いに固定するための止着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のファインダー取付構造。
Priority Applications (1)
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2004
- 2004-06-22 JP JP2004183690A patent/JP2006010752A/ja active Pending
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