JP2006010718A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像を読み取る際に読み取りを開始する位置のずれの発生を防止できる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明を適用したスキャナ部50aは、CPU105からの原稿読取の要求を受け、ホームポジションに配置されているキャリッジを原稿に沿って副走査方向へ移動させることによりキャリッジの可動範囲にある原稿の濃淡を読み取る。ホームポジションは、ホームポジションセンサから規定距離の位置に設置されている。キャリッジは、原稿の読み取りを開始するとき、キャリッジは規定距離を移動し、読み取り開始位置に達した時点で画像の読取を開始するため、原稿の読み取り位置のずれの発生を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に、画像を読み取る際に読み取りを開始する位置のずれの発生を防止できる画像読取装置及び画像形成装置に関する。
従来の複写機、ファクシミリ等に装備されている画像読取装置では、スキャナを搭載したキャリッジをモータ駆動し、原稿の副走査方向に走行させて原稿を読み取る。その際スキャナを搭載したキャリッジの走行は、停止位置であるホームポジションから原稿の読み取りを開始する。
この画像読取装置では、このように所定のホームポジションを基準位置として、スキャナの読み取り位置への移動とホームポジションへの復帰を繰り返して画像の読取が行われる。そのため、スキャナがホームポジションからずれるとその分画像の読取位置がずれ、形成される画像に位置ずれが生じる。
近年カラー画像形成装置が普及しているが、カラー画像形成装置においては同一画像に対し複数回の読取走査を行っており、その読取位置がずれると画像に色ずれが生じるため、異なる多画像を重ね合わせて一枚の画像を形成するカラー画像形成装置では、特に画像読取装置の停止位置精度を保つことが極めて重要である。
特許文献1では、モータの脱調、タイミングベルト飛びなどが発生した場合に生じる画像読取装置における画像読取部の位置ずれ量を検出し、該検出した位置ずれ量に対応して迅速かつ簡易に補正して画像読取を常に正しい位置から行うことができる画像読取装置が提案されている。
特許文献2では、所定位置から停止するまでに走査走行体が走行した距離にかかる停止距離情報に基づいて、走査走行体の往動にかかる走行距離情報を更新することにより、走査走行体に位置ずれが生じた場合は、次回の画像読取時に走査走行体の位置ずれを補正することが可能になり、画像の読取及びその読取に応じた画像形成の速度を低下させることなく位置ずれを補正することができる画像読取装置が提案されている。
特開2003−215725号公報 特開2002−90913号公報
しかしながら、上記の発明は以下の問題を有している。
上記の発明には、画像読取動作中又は画像読取動作前後に画像読取装置に対して外部から衝撃が与えられ、キャリッジがホームポジションからずれた場合の対処手段について説明されていない。
そこで、本発明はモータの脱調、タイミングベルト飛びなどが生じた場合でも迅速かつ簡易に位置ずれを補正し、かつ画像読取動作中及び画像読取動作前後に異常状態が発生した場合であっても、次の画像読取動作に備えキャリッジの動作を適切に制御することができる画像読取装置及び画像形成装置を提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像読取部が副走査方向へ往復駆動する画像読取装置において、前記画像読取部の駆動源と、前記画像読取部を前記ホームポジションに配置する配置手段とを有し、前記画像読取部が前記画像を読み取り中に異常が発生したとき、前記駆動源への電力の供給を停止し、前記異常が解決されたとき、前記配置手段が作動することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記配置手段は、前記画像読取装置への電力の供給が開始されたとき、前記画像読取部を前記ホームポジションに配置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置において、前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されているか否かを検知する検知手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像読取装置において、前記ホームポジションと前記検知手段とは所定距離をおいて離れており、前記画像読取部が画像の読み取りを開始するために前記画像読取部が副走査方向へ前記所定距離移動したとき、前記検知手段は前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを検知し、前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを前記検知手段が検知したとき、前記画像の読取動作を中断し、前記画像の読取動作が中断されたとき、前記配置手段が動作することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の画像読取装置において、前記画像読取部が画像の読み取りを開始するとき、前記画像読取部が前記所定距離移動した後、副走査方向へ移動した距離を測定する測定手段を有し、前記画像読取部が前記画像の読み取りを終えた後、前記画像読取部は前記ホームポジションが位置する方向へ前記測定手段によって測定した距離移動し、前記画像読取部が前記測定手段によって測定した距離移動したとき、前記検知手段は前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを検知し、前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを前記検知手段が検知したとき、画像読取動作によって読み取った画像データを破棄し、前記画像データが破棄されたとき、前記配置手段が動作することを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項1から5のいずれか1項記載の画像読取装置を有することを特徴とする。
本発明は、待機状態においてキャリッジをホームポジションで停止させ、CPUからの原稿読取の要求を受けたとき、ホームポジションに配置されているキャリッジを原稿に沿って副走査方向へ移動させることによりキャリッジの可動範囲にある原稿の濃淡を読み取るため、原稿の読み取り位置のずれの発生を防止することができ、かつ画像読取動作中及び画像読取動作前後に異常状態が発生したとき、キャリッジをホームポジションへ配置する動作を実施することで常に同じ位置から画像の読取動作を開始することができる。
本発明は、待機状態においてキャリッジをホームポジションで停止させ、CPUからの原稿読取の要求を受けたとき、ホームポジションに配置されているキャリッジを原稿に沿って副走査方向へ移動させることによりキャリッジの可動範囲にある原稿の濃淡を読み取る。ここで、ホームポジションは、ホームポジションセンサから規定距離の位置に設置されている。そして、画像読取動作中及び画像読取動作前後に異常状態が発生したとき、キャリッジがホームポジションに配置されているが否かを検出した後、規定距離を移動し、かつ読み取り開始位置に達した時点で画像の読取を開始するため、常に同じ位置から原稿の読み取りが開始される。
以下、本発明に係る画像形成装置を複合型デジタル画像形成装置に適用した一実施形態及びこの画像形成装置に適用可能な画像形成方法について説明する。図1に示すように、この画像形成装置は、例えば原稿画像を複写する複写機能、通信回線を介して画像データを送受信するファクシミリ機能、及び、外部I/Fを介して外部装置から供給される画像データに基づいてプリントするプリンタ機能を備えた画像形成装置、すなわち複合型デジタル画像形成装置(以下、画像形成装置と略称する)として構成される。
図1は、この画像形成装置の内部構造を概略的に示す断面図である。図1に示されたように、この発明の画像形成装置、例えば電子写真式デジタル画像形成装置50は、原稿画像を読み取って画像データを生成する読取手段として機能する画像読取部、すなわちスキャナ部50a、及び画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段として機能する画像形成部すなわちプリンタ部50bを有している。また、画像形成装置50は、このスキャナ部50aの上部に、搬送手段としての原稿自動給送装置51を備え、スキャナ部50aの後述する原稿台すなわち原稿テーブルに対して開閉可能に形成されて読取対象物としての原稿Dを原稿台に向けて1枚ずつ給送するとともに、原稿台に載置された原稿Dを原稿台に密着させる原稿押さえとして機能するようにしている。
スキャナ部50aは、その上部に、閉じた状態にある原稿自動給送装置51に対向されるとともに原稿Dがセットされる透明なガラスからなる原稿テーブル52と、原稿テーブル52の一端に配置されるとともに原稿テーブル52に原稿Dをセットすべき位置を示す原稿スケール53と、を有している。
原稿テーブル52の下方には、原稿テーブル52に載置された原稿Dを照明する露光ランプ54、露光ランプ54からの光ビームを原稿Dに集光させるための補助反射板58、及び、原稿Dからの反射ビームを図中左方向に折曲げる第1ミラー56などが配置されている。露光ランプ54、補助反射板58、および第1ミラー56は、第1キャリッジ57に固定されており、第1キャリッジ57の移動にともなって原稿テーブル52と平行に移動可能に配置されている。なお、第1キャリッジ57は、図示しない歯付きベルト等を介して図示しないパルスモータの駆動力が伝達されて、原稿テーブル52に沿って平行に移動される。
原稿テーブル52の図中左方、すなわち第1ミラー56により反射された反射ビームが案内される方向には、第2キャリッジ59が配設されている。第2キャリッジ59には、第1ミラー56により案内される原稿Dからの反射ビームを下方に折曲げる第2ミラー60、および図中右方に折り曲げる第3ミラー61が互いに直角に配置されている。第2キャリッジ59は、第1キャリッジ57を駆動する図示しない歯付きベルトなどにより第1キャリッジ57に従動されるとともに、第1キャリッジ57に対して1/2の速度で原稿テーブル52に沿って平行に移動される。
第1キャリッジ57の下方であって、第2キャリッジ59を介して折返されたビームの光軸を含む面内には、第2キャリッジ59からの反射ビームを所定の倍率で結像させる結像レンズ62、及び、結像レンズ62により集束性が与えられた反射ビームを電気信号すなわち画像データに変換する複数のCCDイメージセンサからなるラインセンサ63が配置されている。
なお、ここでは、ラインセンサ63における複数のCCDイメージセンサが配列されている方向を主走査方向とし、第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59が移動する方向を副走査方向とする。本実施形態では、この読み取り装置部分は、スキャナ部50aを固定させ、原稿自動給送装置51により、原稿を搬送させながら画像を読み取る、シートスルータイプの画像読み取りシステムとなっている。
次に、プリンタ部50bについて説明する。プリンタ部50bは、感光体ドラム12と、帯電チャージャ13と、現像ユニット14、15と、除電ランプ(PTL)17と、転写チャージャ18と、分離チャージャ19と、イレーサ20と、クリーニングユニット21と、ポリゴンミラー(レーザ光発生器)22と、光学系(レンズ)23と、を有し、図2に示す画像メモリ108に記憶された画像データの画像形成、出力を行う。
すなわち、感光体ドラム12を矢示方向に回転させると同時に、感光体ドラム12上に付着した残留トナー及び不均一な電位が帯電チャージャ13及び現像ユニット14、15に到達しないように、除電ランプ(QL)16、転写前除電ランプ(PTL)17、転写チャージャ18、分離チャージャ19、イレーサ20、及びクリーニングユニット21を駆動して、除電ランプ16を通過した後の感光体ドラム12の表面電位が略ゼロになるようにする。
その後、感光体ドラム12の表面を帯電チャージャ13により一様に帯電すると共に、図2に示す画像メモリ108に記憶された画像データを読み出して、それに応じて図示しない半導体レーザからレーザ光を射出させる。半導体レーザから射出されるレーザ光は、図示しないシリンダレンズによって集光されて回転走査するポリゴンミラー(レーザ光発生器)22に入射し、反射光が光学系(レンズ)23、及びミラー24を介して感光体ドラム12の表面を照射して静電潜像を形成する。
次いで、感光体ドラム12上に形成された潜像を、非画像部(画像作成領域からはみ出した不要部分)の電荷をイレーサ20によって除去した後、黒トナーにより現像を行なう黒現像ユニット14あるいはカラートナーにより現像を行なうカラー現像ユニット15よりトナーを付着して可視像化する。このとき、現像バイアス電位を変化させることにより、画像の濃淡を調整することができる。
他方において、図示しないメインモータの駆動を選択的に取り出せる給紙クラッチのONにより呼出コロ25及び3個の給紙コロ26のいずれかを駆動し、予め選択された給紙段(後述する)にセットされている記録紙を停止中のレジストローラ対27に向けて給紙させる。レジストローラ対27の手前にはレジストセンサ28が配設されており、レジストセンサ28は例えば反射型フォトセンサであり、その対向位置に記録紙の先端が到達するとON状態になる。それから、一定時間経過後に給紙クラッチをOFF状態に戻して、搬送中の記録紙を停止させる。
なお、給紙クラッチのOFFタイミングは、レジストセンサ28とレジストローラ対27の間を記録紙が搬送される時間より長くとられている。したがって、記録紙は先端がレジストローラ対27に付き当てられ、先端側にたわみを生じてスキュー等を防止する状態で待機する。その後、感光体ドラム12上の画像先端に合わせたタイミングでレジストクラッチをON状態にし、それによってレジストローラ対27が回転駆動されることにより、待機中の記録紙を転写部へ向けて再搬送する。
記録紙が転写部に到達すると、転写チャージャ18の作用によって感光体ドラム12上のトナー像を紙面上に転写し、続いて転写チャージャ18と一体に保持されている分離チャージャ19の作用によって紙面上の帯電電位を下げて記録紙と感光体ドラム12との密着力を低下させた後、分離爪29によって、記録紙を感光体面から分離する。
次いで、記録紙を2個のローラによって張装された搬送ベルト30によって定着部へ送り、定着ローラ31によってトナー像を熱定着し、その後コピーモードとして片面モードが選択されていれば切替爪32の上側を通して外部の図示しない排紙トレイに排紙し、両面モードが選択されていれば切替爪32の切り替えによって下側の再給紙用搬送経路33ヘ送り込む。
なお、画像転写後の感光体ドラム12上の残留トナーはクリーニングユニット21を構成するクリーニングブラシ21a、クリーニングブレード21bによって除去してトナー回収タンク21cに回収させ、さらに残存電荷を消去するために感光面を除電ランプ16によって全面露光させる。
ところで、この複写機には、特定サイズの記録紙のみをまとめて収納できる通常の給紙カセットとして、それぞれ異なるサイズの記録紙をセットした3つの給紙カセット34〜36を着脱可能に備え、またいずれの給紙カセットにも収納されていない記録紙、すなわち不特定サイズの記録紙をセットできる手差しテーブル(手差しトレイ)37をも備えている。
そして、各給紙カセット34〜36のいずれかに収納されている記録紙を用いてコピーする場合は、カセットサイズを図示しない操作パネル上のサイズ選択キーによって選択した後、コピースタートキーを押下することにより、給紙カセットから記録紙の給紙が行なわれる。
なお、38a〜38cは各給紙カセット34〜36の各収納用紙サイズを検知するためのサイズ検知センサであり、例えば5連のフォトインタラプタを使用する。また、各給紙カセット34〜36の先端部には、それぞれ図示しないサイズ識別用の遮光板が付設されている。この遮光板はカセット内に収納されるべき記録紙のサイズ毎に異なる切欠部を有している。
サイズ検知センサ38a〜38cは、給紙カセット34〜36が装着されると、遮光板の遮光部を挟んだフォトインタラプタのみが光路を遮断されるため、それに応じた信号(コード)をそれぞれ図2に示すCPU105へ出力することができる。なお、CPU105はCPU等である。一方、不特定サイズの記録紙を用いてコピーする場合には、手差しテーブル37を閉じた状態から矢示A方向に開いて実線で示す使用状態にした後、その上面に所望の記録紙をセットして、コピースタートキーを押下することにより、手差しテーブル37から記録紙の給紙が行なわれる。
なお、手差しテーブル37が開く方向に回動すると、第1給紙カセット34に設けられている記録紙載置用の底板を持ち上げていた底板上昇アーム39がそれに連動して下降する。また、この複写機の手差しテーブル37に対向する位置には、手差しテーブル37の開閉を検知するための図示しない開閉検知センサが設置されている。
なお、給紙カセット34〜36のいずれか、あるいは手差しテーブル37から給紙された用紙がレジスト位置に到達する前位置に、給紙用RFIDタグ検出センサ40を配置し、給紙用トレイの用紙に付したRFIDタグとの間で通信を行う機能を果たす。
図2はこのデジタル複写機の制御部の主として画像処理に係わる部分の概略を示すブロック構成図であり、ビデオ処理回路101、画像処理回路102、ビデオ書込処理回路103、LD制御部104、制御部(以下、CPUとする)105、記憶部106、テーブルメモリ107、画像メモリ108、インターフェース(I/F)部109、及びシステムバス110、特定部113を備えている。
ビデオ処理回路101は、スキャナ部50aで読み取った画像データ(CCDカラーイメージセンサ100から出力される信号)をA/D変換して黒オフセット補正、シェーディング補正、画素位置補正を行なう。画像処理回路102は、図3に示すように色分離回路120、MTF補正回路121、変倍回路122、γ補正回路123、及び画質処理回路124からなり、それらによってビデオ処理回路101から入力される画像データに対して画像処理を施す。この処理については、追って詳細に説明する。
ビデオ書込処理回路103は、画像処理回路102から入力される画像データに応じてプリンタ部50bの制御を行なう。LD制御部104は、ビデオ書込処理回路103からのビデオ信号に応じて半導体レーザであるレーザダイオード(LD)112の発光制御をつかさどる。
CPU105は、記憶部106内の制御プログラムに従ってこのデジタル複写機全体を統括的に制御する。記憶部106は、CPU105を動作させるための制御プログラムを含む固定データを格納した読み出し専用のメモリ(いわゆるROM)と、CPU105がデータ処理の際に1次的に使用する読み書き可能なメモリ(いわゆるRAM)とで構成されている。
テーブルメモリ107には、CPU105を動作させるための条件となる制御情報と、後述するRFID情報とが互いに関連付けられて記憶されている。
画像メモリ108は、画像処理回路102から送られてくる画像データや、画像形成動作の制御に関する制御情報、設定情報を記憶する読み書き可能なメモリである。インターフェース部109は画像処理回路102とシステムバス110との間のインターフェースを、システムバス110は各回路間のデータのやりとりをそれぞれ司る。テーブルメモリ107、画像メモリ108は、それぞれ専用メモリを個別に設けても良いし、HDD等の記憶装置内に、それぞれ専用領域を設けても良い。
操作パネル111は、本発明の特徴である編集内容の指示を含む各種情報を入力する入力部と各種情報を表示する表示部とからなる。
次に、この図2に示した制御部による画像処理についてさらに詳細に説明する。CCDカラーイメージセンサ100によって読み取られたR、G、Bの画像信号は、ビデオ処理回路101で適正なゲインを与えられてA/D変換され、黒オフセット補正、シェーディング補正、画素位置補正が行なわれ、所定のクロックに同期した8ビットのデジタルデータである赤画像データRDT0〜7、緑画像データGDT0〜7、青画像データBDT0〜7として出力される。
ここで、黒オフセット補正とはCCD100の暗電流の黒レベルを画像データから減算する補正である。シェーディング補正とは、主走査方向の露光ランプ54の光量むらや各色CCDカラーイメージセンサ100の画素間の感度差によるむらを除くため、原稿走査開始前に濃度の均一な白板を読み取ってデータを各画素毎に記憶し、原稿読み取り中の画像データを記憶した各画素の白板のデータで除算することにより補正を行なうものである。画素位置補正とは、CCDカラーイメージセンサ100として3ラインのものを用いた場合、副走査方向の画素の位置ずれがあるため、それを補正するものである。
ここで、MTF補正とは光学的な周波数特性の劣化などを2次元の空間フィルタで補正するものである。各種の補正がなされた黒画像データBLKDT0〜7は図2のインターフェース部109に送られ、黒画像データBLKDT0〜7は画像メモリ108に記憶される。
画像データBLKDT0〜7はビデオ書込処理回路103にも送られ、そこでプリンタ部50bの書き込み速度に対応できるビデオ信号に変換されてLD制御部104に入力され、画像信号に応じてレーザダイオード112に与える電流のパルス幅や電流の量をコントロールし、図1に示した感光体ドラム12上に光書き込みを行なって静電潜像を形成する。
なお、画像処理回路102はメイン制御部のCPU105とアドレスバス、データバスを共有しており、これを介して通信が行なわれている。CPU105は、スキャナ部50aやプリンタ部50bのモータコントロールも行なっている。その他にも、各種クラッチ、ソレノイドのコントロールも行なっている。
次に、後述するRFIDタグに記憶されたRFID情報に従った制御動作について簡単に説明する。原稿にRFIDタグが付されていた場合は、原稿用RFIDタグセンサ80がRFIDタグを検知し、RFIDタグに記憶されているRFID情報を読み取る。CPU105は、記憶部106内の制御プログラムを読み出し、制御プログラムに従って、読み取ったRFID情報をキーに、テーブルメモリ107内の制御テーブルを参照し、対応する制御情報を検索し、検索結果に応じて、画像形成動作を制御する。
原稿自動給送装置51は、自身の後端縁部が画像形成装置50の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介して取付けられたカバー64を有し、必要に応じて原稿自動給送装置51全体を回動変位させることで、既に説明したように、スキャナ部50aの原稿テーブル52に対して開閉可能に形成されている。
カバー64の上面のやや左方向部位には、所定枚数、例えば50枚の原稿Dを保持することが可能な原稿給紙台65が設けられている。原稿給紙台65の図中左方すなわち原稿自動給送装置51の一端側には、原稿給紙台65にセットされた原稿Dを順次1枚ずつ取出すとともに、図中左端側からスキャナ部50aの原稿テーブル52の一端側に供給するためのピックアップローラ67が配置されている。
原稿給紙台65の所定の位置には、原稿給紙台65への原稿Dがセットされたか否かを検知する検知手段として機能する原稿検知センサとしてのエンプテイセンサ66が配設されている。
ピックアップローラ67の原稿取出し方向には、ピックアップローラ67により取出された原稿Dを原稿テーブル52に向けて送出する給紙ローラ68、及び、給紙ローラ68により給送された原稿Dの先端を整位するアライニングローラ69が配置されている。
アライニングローラ69と給紙ローラ68との間には、原稿Dのアライニングローラ69への到達を検出するアライニングセンサ70が配置されている。カバー64の内側であって、原稿自動給送装置51が閉じられた状態でスキャナ部50aの原稿テーブル52と対向される位置には、搬送ベルト71が配置され、搬送ベルト71は原稿テーブル52のほぼ全体を覆う大きさが与えられ、ピックアップローラ67、給紙ローラ68およびアライニングローラ69を介して原稿給紙台65から搬送された原稿Dを原稿テーブル52の所定の位置に搬送する。搬送ベルト71は、図中左右一対に配置されたベルトローラ72に掛渡され、図示しないベルト駆動機構によって、図中右側および図中左側の両方向に向けて回転される。
原稿自動給送装置51の右側部位には、搬送ベルト71により図中左側から図中右側に移動される原稿Dをカバー64の外側に向けて送出する反転ローラ73、反転ローラ73に原稿Dを押し付けるピンチローラ74、反転ローラ73とピンチローラ74により搬送される原稿Dを、再び搬送ベルト71へ戻すか所定の排出位置すなわちカバー64上に排出させるかを切り換えるフラッパ75、フラッパ75が排出側に切り換えられている場合に、反転ローラ73により搬送された原稿Dを排出させる排紙ローラ76、及び、反転ローラ73の近傍での原稿のジャムを検知するジャムセンサ77などが配置されている。
また、原稿自動給送装置51内の原稿搬送経路上にRFIDタグ読み取り手段80が配置され、原稿搬送中に原稿用紙に付したRFIDタグとの間で通信を行う機能を果たす。このRFIDの読み取り手段は、複数配置することも可能で、また、複数個のRFIDを検出することも可能である。
スキャナ部50aは、先に述べたように、第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59を有している。第1キャリッジ57には、露光ランプ54、補助反射板58、及び第1ミラー56が固定されている。第2キャリッジ59には、第2ミラー60、及び第3ミラー61が固定されている。第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59に固定されている各部は、原稿読取動作による第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59の副走査方向への移動に従動する。
次に、図3を用い第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59(以下、キャリッジとする。)の動作について説明する。原稿の読取動作が行われていないとき、キャリッジは、ホームポジションで停止している。スキャナ部50aは、CPU105からの原稿読取の要求を受け、ホームポジションに配置されているキャリッジを原稿に沿って副走査方向へ移動させることによりキャリッジの可動範囲にある原稿の濃淡を読み取る。ホームポジションは、ホームポジションセンサから規定距離の位置に設置されている。キャリッジは、原稿の読み取りを開始するとき、規定距離を移動し、かつ読み取り開始位置に達した時点で画像の読取を開始するため、原稿の読み取り位置ずれを防止することができる。
スキャナ部50aは、待機状態にあるときキャリッジをホームポジションで停止させるため、ホームポジションセンサを有している。ホームポジションセンサは、キャリッジが図面に向かってホームポジションセンサの右側にあるときはOFFとなり、左側にあるときはONとなる。なお、ホームポジションセンサは、ホームポジションから規定距離離れた位置に設置されている。よって、スキャナ部50aは、ホームポジションセンサがONになると、キャリッジがホームポジションセンサの設置位置から規定距離を移動した時点でキャリッジの移動を停止させる。
なお、本実施例においては、キャリッジを動作させる駆動源としてステッピングモータを用いた。ステッピングモータには、励磁電流が与えられ、そのパターンを切り換えることによりモータ軸を回転させる。また、同じパターンの励磁電流を印加したままにしておくことで、モータ軸を固定し、キャリッジの移動を防止することができる。
図4を用いキャリッジをホームポジションに移動させる具体的な動作を説明する。キャリッジが図面に向かってホームポジションセンサの左側に移動すると、ホームポジションセンサの電源はONとなり、キャリッジはホームポジションセンサの設置位置から規定距離移動して停止する。同時に、ステッピングモータには同じパターンの励磁電流を印加し、キャリッジのホームポジションからの移動を防止する。そして、操作パネル111から画像形成動作が指示され、CPU105から原稿の読み取りが要求されると、スキャナ部50aはキャリッジを副走査方向へ移動させて原稿の読み取りを開始する。
なお、原稿の読み取り動作がジャム等により正常に終了しなかった場合、スキャナ部50aは、原稿の読み取りを中断し、ステッピングモータへの励磁電流の印加が停止する。よって、異常状態中の無用な励磁電流の印加がなくなり消費電力を抑えることができる。ジャム等が解除され異常状態から復旧すると、キャリッジをホームポジションへ配置させる動作を経て次の画像読み取り動作に備える。また、画像読取動作前後に、キャリッジがホームポジションに配置されて否かを確認することもできる。
図5を用い原稿読み取り動作中にジャム等の異常状態が発生した場合の具体的な動作について説明する。画像形成装置の電源がONになると、スキャナ部50aはキャリッジがホームポジション(以下、HPとする。)に配置されているか否かを確認し、ホームポジションに配置されていない場合、キャリッジをホームポジションへ配置させる動作(以下、ホーミングとする。)を実施する(ステップS501)。具体的には、原稿の読取が要求されたとき、キャリッジがHPに位置せず、かつ図4に示すセンサON期間内に位置する場合、キャリッジは一度センサOFF期間へ移動してホームポジションセンサを一度OFFにした後、再びHP方向へ移動しホームポジションセンサをONにした後、規定距離離れたHPで停止する。一方、原稿の読取が要求されたとき、キャリッジがHPに位置せず、かつ図4に示すセンサOFF期間内に位置する場合、キャリッジはHP方向へ移動しホームポジションセンサをONにした後、規定距離離れたHPで停止する。以上の動作が画像読取動作前に実施されるホーミングである。
画像形成装置の電源がONになり、上述のホーミングが終了し(ステップS501)、CPU105から原稿の読み取りが要求されると(ステップS502/YES)、キャリッジは原稿の読み取りを開始する(ステップS503)。原稿の読み取りが正常に終了した場合は(ステップS504/YES)、次の原稿読み取り動作に備え、キャリッジはホーミング(ステップS501)を経て待機状態へ遷移する。
一方、原稿の読み取り動作中にジャム等の異常が発生した場合は(ステップS504/NO)、キャリッジへ動力を供給するステッピングモータへの励磁電流の印加がOFFとなる(ステップS505)。異常状態から復旧すると(ステップS506/YES)、キャリッジはホーミング(ステップS501)を経て、待機状態へ遷移する。なお、異常状態にあるときは(ステップS506/NO)、キャリッジへ動力を供給するステッピングモータへ励磁電流が印加されないため、原稿の読み取り動作を実行することはできない。
以上により、画像形成装置が異常状態から復帰した後の原稿の読み取りを適切に実施することができる。また、異常状態にあるとき、ステッピングモータへ励磁電流が印加されないため、電力の浪費を防止することができる。
図6を用いCPU105から原稿の読み取りが要求された後、キャリッジがホームポジションへ配置されているか否か確認してから読取動作を実行する処理について説明する。画像形成装置の電源がONになると、キャリッジはホーミング(ステップS601)経て、待機状態へ遷移する。CPU105から原稿の読み取りが要求されると(ステップS602/YES)、キャリッジは副走査方向へ移動する(ステップS603)。そして、キャリッジが規定距離を移動したときに(ステップS604/YES)、ホームポジションセンサがOFFになったか否かを検出する(ステップS605)。キャリッジが規定距離を移動したにも関らずOFFになっていないとき、又は規定距離を移動する前にOFFになったときは(ステップS605/NO)、スキャナ部50aは原稿の読み取り動作を中断し(ステップS609)、キャリッジは再びホーミングを実行し(ステップS601)、待機状態へ遷移する。
一方、キャリッジの移動距離が規定距離に達し(ステップS604/YES、)、同時にホームポジションセンサがOFFとなったときは(ステップS605/YES)、原稿の読み取り動作が開始される(ステップS606)。原稿の読み取りが終了すると(ステップS607)、キャリッジはホームポジション方向へ移動し(ステップS608)、ホーミングを経て(ステップS601)、待機状態へと遷移する。
以上により、画像読取装置が待機状態にあるときに、外部からの衝撃によりキャリッジがHPからずれた場合であっても、キャリッジが画像の読み取り開始する位置を一定に保つことができる。また、キャリッジが規定距離を移動したにも関らずホームポジションセンサがOFFならない場合、又はキャリッジが規定距離を移動する前にホームポジションセンサがOFFになった場合であっても、機械修理担当者へセンサの異常が促されないため、センサの故障を誤認することを防止できる。
図7を用い原稿の読み取り動作後に、待機状態にあるときキャリッジがホームポジションへ配置されていたか否か及びホームポジションセンサが正常に動作するか否かを確認する動作について説明する。画像形成装置の電源がONになると、キャリッジはホーミング(ステップS701)経て、待機状態へ遷移する。CPU105から原稿の読み取りが要求されると(ステップS702/YES)、キャリッジは副走査方向へ移動し(ステップS703)、原稿の読み取りを開始する(ステップS704)。原稿の読み取りが終了すると(ステップS705)、キャリッジは画像読取のために規定距離を移動した後に副走査方向へ移動した距離(所定距離)と同じ距離をHPへ向かって移動する(ステップS706、ステップS707/YES)。
キャリッジが所定距離をHP方向へ移動したときに(ステップS707/YES)、ホームポジションセンサがONになっているか否かを確認し(ステップS708)、ホームポジションセンサがONになっているときは(ステップS708/YES)、キャリッジが正常にホームポジションに配置されたものとして原稿の読み取り動作は終了する。一方、ホームポジションセンサがONになっていないときは(ステップS708/NO)、画像読取動作によって読み取られた画像データは破棄され(ステップS709)、キャリッジはホーミングを実行する(ステップS701)。
以上により、画像読取装置が待機状態にあるときに、外部からの衝撃によりキャリッジがHPからずれた場合であっても、キャリッジが画像の読み取り開始する位置を一定に保つことができる。また、キャリッジが所定距離を移動したにも関らずホームポジションセンサがONならない場合、又はキャリッジが所定距離を移動する前にホームポジションセンサがONになった場合であっても、機械修理担当者へセンサの異常が促されないため、センサの故障を誤認することを防止できる。
本発明を適用したデジタル複写装置の概略図である。 本発明を適用した画像形成装置の画像処理に係わる部分の概略を示すブロック図である。 本発明を適用した画像読取部の概略図である。 本発明を適用した画像読取部の概略図である。 本発明を適用した画像読取部における画像読取処理のフローチャートである。 本発明を適用した画像読取部における画像読取処理のフローチャートである。 本発明を適用した画像読取部における画像読取処理のフローチャートである。
符号の説明
12 感光体ドラム
13 帯電チャージャ
14、15 現像ユニット
16 除電ランプ(QL)
17 転写前除電ランプ(PTL)
18 転写チャージャ
19 分離チャージャ
20 イレーサ
21 クリーニングユニット
22 ポリゴンミラー
23 光学系(レンズ)
24 ミラー
25 呼出コロ
26 給紙コロ
27 レジストローラ対
28 レジストセンサ
29 分離爪
30 搬送ベルト
31 定着ローラ
32 切替爪
33 再給紙用搬送経路
34〜36 給紙カセット
37 手指しテーブル(手差しトレイ)
38a、38b、38c サイズ検知センサ
39 底板上昇アーム
40 記録紙用RFIDタグセンサ
50 電子写真式デジタル複写機
50a スキャナ部
50b プリンタ部
51 原稿自動給紙装置
52 原稿テーブル
53 原稿スケール
54 露光ランプ
56 第1ミラー
57 第1キャリッジ
58 補助反射板
59 第2キャリッジ
60 第2ミラー
61 第3ミラー
62 結像レンズ
63 ラインセンサ
64 カバー
65 原稿給紙台
66 エンプテイセンサ
67 ピックアップローラ
68 給紙ローラ
69 アライニングローラ
70 アライニングセンサ
71 搬送ベルト
72 ベルトローラ
73 反転ローラ
74 ピンチローラ
75 フラッパ
76 排紙ローラ
77 ジャムセンサ
80 原稿用RFIDタグセンサ

Claims (6)

  1. 画像読取部が副走査方向へ往復駆動する画像読取装置において、
    前記画像読取部の駆動源と、
    前記画像読取部を前記ホームポジションに配置する配置手段とを有し、
    前記画像読取部が前記画像を読み取り中に異常が発生したとき、前記駆動源への電力の供給を停止し、
    前記異常が解決されたとき、前記配置手段が作動することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記配置手段は、前記画像読取装置への電力の供給が開始されたとき、前記画像読取部を前記ホームポジションに配置することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されているか否かを検知する検知手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記ホームポジションと前記検知手段とは所定距離をおいて離れており、
    前記画像読取部が画像の読み取りを開始するために前記画像読取部が副走査方向へ前記所定距離移動したとき、前記検知手段は前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを検知し、
    前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを前記検知手段が検知したとき、前記画像の読取動作を中断し、
    前記画像の読取動作が中断されたとき、前記配置手段が動作することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取部が画像の読み取りを開始するとき、前記画像読取部が前記所定距離移動した後、副走査方向へ移動した距離を測定する測定手段を有し、
    前記画像読取部が前記画像の読み取りを終えた後、前記画像読取部は前記ホームポジションが位置する方向へ前記測定手段によって測定した距離移動し、
    前記画像読取部が前記測定手段によって測定した距離移動したとき、前記検知手段は前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを検知し、
    前記画像読取部が前記ホームポジションに配置されていなかったことを前記検知手段が検知したとき、画像読取動作によって読み取った画像データを破棄し、
    前記画像データが破棄されたとき、前記配置手段が動作することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の画像読取装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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