JP2006009519A - 鋼製階段 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鋼製階段1を提供する。鋼製階段1は踏み板2と踏み板2の支持部材3とを備える。踏み板2の下面と支持部材3の上面との間には、衝撃吸収部材4が介在する。衝撃吸収部材4は、−5℃〜35℃の温度範囲で25%以下の反撥弾性率を有する。また、鋼製階段11を提供する。鋼製階段11は踏み板12と踏み板12の支持部材13とを備える。踏み板12は長辺方向で支持部材13に支持される。
【選択図】図1
Description
鋼製階段は踏み板と踏み板の支持部材とを備える。踏み板は、ヒト等の階段昇降時の荷重に耐え得る剛性を有する。種々の材質から成る事が出来る。代表的には、鋼製踏み板である。ゴムや樹脂発泡シート、カーペット等によって、踏み面の表面処理をする事が出来る。踏み板には、拘束型制振材、非拘型制振材を貼付たり、踏み板を制振鋼板とする事も出来る。
踏み板を支持するものである。踏み板及びヒト等の階段昇降時の荷重や応力に耐え得る剛性を有する。種々の材質から成る事が出来る。代表的には、鋼製である。側桁や蹴込み等に固定する事が出来る。
階段の踏み板の下面と前記支持部材の上面との間に介在させる事が出来る。階段用の衝撃吸収部材は、階段加振よる発生騒音を抑制させる事が出来、この防音性能を良好な衝撃吸収部材の判断の条件及び規準とする事が出来る。
粘弾性体は、前記ゴム組成物のように、構成ポリマーの70重量部以上をブチルゴム系とし、残る30重量部以下を部分架橋ブチルゴム、ポリイソブチレン、EPゴム、EPT,NBR,NR,熱可塑性ポリマーとしたポリマー構成とし、オイル、軟化剤、カーボン等を必要に応じて配合した粘弾性体である事が出来る。また、他に、常温反応硬化型液状ゴムも好適に使用出来る。
粉末は、材質としては、ゴム、熱可塑性ポリマー、各種プラスチック、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)、砂等を例示する事が出来、その粒径は1〜5mmが好ましい。粉末は、粘弾性体をプレス成型する場合の泡抜け効果が大きく、特に、ブチルゴム系組成物に於いては、ブチルゴムが本来気体を透過させ難いゴムであるという特徴を有するので、特に有効な手段となる。
踏み板は支持部材によって支持され、この際、踏み板の短辺及び長辺の少なくとも1方を支持する事が出来る。踏み板の支持では、短辺又は長辺の両端部のみを支持する事が出来る。好ましくは、踏み板の長辺が支持部材によって支持される。衝撃吸収部材は、踏み板及び支持部材の間で、線状又は点状で設ける事が出来る。
鋼製段階では、側桁(簓桁含む)、踏み板、蹴込み板等の構成部材は、供用し得る強度、構造を備え、少なくとも踏み板と踏み板の支持部材とは、衝撃吸収部材を介在させ固定し得る構造とし、衝撃吸収部材の作用効果を発揮させる事が出来る。また、踏み板の表面には、履物との接触音を防止し、滑落を防止する上で、漏れても滑らない段鼻仕上材等を包含する仕上材を設ける事が出来、より一層の騒音防止が可能である。
図1は1例の階段の側面図である。図2は図1の階段の正面図である。図3は図2の階段の部分的な拡大図である。図4は他の例の階段の断面図である。
<実施例1>
軽溝形鋼(3.2mm厚×200mm高×50mm幅)を用い、図1及び図2の各々に側面図及び正面図を示す様にして、支柱と側桁を熔接し、コンクリート製台にアンカーボルト固定を行い、踏み板を3段取り付ける。
実施例1に於いて、階段の基本構成、踏み板及び支持部材を同じにし、衝撃吸収部材(8mm×50mm幅×270mm長さ)の材質を表1に示す配合処方例Bとし、支持部材上面、踏み板下面共に、すなわち、衝撃吸収部材の上下両面全面に両面粘着テープを貼り、粘着させ、ボルト固定し、ボルト固定にはナット側に皿バネを介する以外、表面仕上材及び固定方法等、実施例1と同様とする。また、実施例1と同様にして階段騒音を測定し、その結果を表2に示す。
実施例1に於いて、同じ側桁を用い、図4に断面を示す蹴込み兼用支持部材を用い、踏み板の段鼻側長辺の支持部と踏み板の蹴込み側長辺の支持部とで踏み板を支持し、支持部材と踏み板との間には、表1の配合処方例Cの衝撃吸収部材を、段鼻側に8mm厚×100mm幅×990mm長さ、及び蹴込み側に8mm厚×50mm幅×990mm長さで用い、予めボルト位置にボルト挿通穴を設けて設置し、衝撃吸収部材を、踏み板(4.5mm厚×270mm幅×990mm長さ)の裏面に、すなわち、衝撃吸収部材の片面全面に両面テープを貼って貼り付け、ボルト固定し、支持部材と踏み板との固定を、両端部より30mm内側とボルトの芯/芯155mmピッチで5箇所、両端含めて7箇所とし、支持部材の蹴込み部裏面に、アルミ箔0.5mm厚付き粘弾性体を拘束型制振材として貼り付け、支持部材両端部は4.5mm厚鉄板を熔接固定し、この鉄板と側桁をボルト固定する以外、踏み板表面に段鼻付き表面仕上材を全面貼りする等、実施例1と同様とする。また、実施例1と同様に階段騒音測定を行い、その結果を表2に示す。
実施例3に於いて、階段の基本構成を同じにし、衝撃吸収部材を表1の配合処方例D(寸法は同じ)に変えて取り付け、衝撃吸収部材を、各々上下の踏み板裏面、支持材と接する面、全面を両面テープ貼りとし、ボルト固定時のナット側全てに皿バネを介する以外、実施例3と同様にし、階段騒音の測定を行い、その結果を表2に示す。
実施例4と同様に、実施例3の階段の基本構成と同じにし、衝撃吸収部材を表1の配合処方例E(寸法は同じ)に変えて取り付け、衝撃吸収部材を、各々上下の踏み板裏面、支持材と接する面、全面を両面テープ貼りとし、ボルト固定時のナット側全てに皿バネを介する以外、実施例3と同様にし、階段騒音の測定を行い、その結果を表2に示す。
実施例1に於いて、階段の基本構成を同じにし、衝撃吸収部材を用いず、皿バネを用いず、支持部材に踏み板をボルト固定し、踏み板表面は実施例1と同様に段鼻付き表面仕上材を表面貼りする以外、実施例1と同様にする。階段騒音測定を行い、その結果を表2に示す。
2,12 踏み板
2A 平板部
2B 段鼻側踏み板垂下部
2C 蹴込み側垂直立上り部
3 支持部材
4,14A,14B 衝撃吸収部材
5 床面
6 コンクリートブロック
7 支柱
8 側桁
9A,19A ボルト
9B,19B ナット
9C、19C 皿バネ
12A 段鼻側の端部
12B 蹴込み側の端部
13 蹴込み付き支持部材
13A 上部支持部
13B 下部支持部
13C 蹴込み
20 拘束層付制振材
20A 制振層
20B 拘束層
21 仕上材
21A 段鼻材
21B 低発泡凹凸ゴム
Claims (8)
- 踏み板と前記踏み板の支持部材とを備える鋼製階段であって、前記踏み板の下面と前記支持部材の上面との間に衝撃吸収部材が介在しており、前記衝撃吸収部材が、−5℃〜35℃の温度範囲で25%以下の反撥弾性率を有することを特徴とする鋼製階段。
- 前記踏み板の長辺が前記支持部材によって支持されていることを特徴とする請求項1記載の鋼製階段。
- 前記衝撃吸収部材が、ブチルゴムを70重量部以上含有する構成ポリマー100重量部に対し、オイル及び軟化剤の少なくとも1方20〜60重量部、カーボン10〜30重量部を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の鋼製階段。
- 前記衝撃吸収部材が粘弾性体と粉末の混合物からなり、前記粘弾性体が20〜200の針入度(23℃の温度で1mmφ径の針による総荷重100g時の5秒後の測定値)を有しており、前記粉末が1〜5mmの平均直径を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の鋼製階段。
- 前記衝撃吸収部材が、前記粘弾性体100重量部に対し、前記粉末5〜35重量部を混合されていることを特徴とする請求項4記載の鋼製階段。
- 前記衝撃吸収部材が、前記踏み板の下面及び前記支持部材の上面の少なくとも一方の面に粘着又は接着によって固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の鋼製階段。
- 踏み板と前記踏み板の支持部材とを備える鋼製階段であって、前記踏み板が長さ方向で前記支持部材によって支持されていることを特徴とする鋼製階段。
- 前記踏み板と前記支持部材とがボルト及びナットで螺合固定されており、前記ボルト、前記踏み板、前記支持部材及び前記ナットからなる群より選ばれる2種の部材間の少なくとも1個所にバネが介在していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の鋼製階段。
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JP2004191853A JP2006009519A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 鋼製階段 |
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JP2004191853A Pending JP2006009519A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 鋼製階段 |
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2004
- 2004-06-29 JP JP2004191853A patent/JP2006009519A/ja active Pending
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