JP2006008390A - 乗客コンベアのリニューアル工法 - Google Patents

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利勝 仲井
Hitoshi Hosaka
均 穂坂
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Abstract

【課題】既設フレーム本体の収納空間への新設フレーム本体の設置を円滑に行い得る乗客コンベアのリニューアル工法の提供。
【解決手段】上記課題は、既設フレーム本体に新設フレーム本体を収納する空間を確保する収納空間確保工程S1と、既設フレーム本体の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、既設フレーム本体に搬入案内部材を設置する搬入案内部材設置工程S2と、前記搬入案内部材に案内させて新設フレーム本体を既設フレーム本体上の所定位置に搬入させる搬入工程S3と、前記搬入案内部材を既設フレーム本体から撤去する撤去工程S4と、既設フレーム本体の収納空間に新設フレーム本体を固定する固定工程S5とからなる乗客コンベアのリニューアル工法により、解決できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、既設乗客コンベア用フレーム本体内に新設乗客コンベア用フレーム本体を収納設置するのに好適な乗客コンベアのリニューアル工法に関するものである。
従来、エスカレーターなどの乗客コンベアにおいては、長時間使用の既設乗客コンベアをリニューアルする場合、リニューアル工期を短縮させるために、鋼材製のトラス構造体である既設乗客コンベア用フレーム本体を残し、その残した既設乗客コンベア用フレーム本体における横部材の一部を切断して取り除いた後、その既設乗客コンベア用フレーム本体内に新設乗客コンベア用フレーム本体を収納設置するという工法が知られていた(特許文献1を参照)。
特開昭58−152779号公報(3頁の右上欄11行〜右下欄10行、第7図)
上述した特開昭58−152779号公報に記載の工法では、既設乗客コンベア用フレーム本体内に新設乗客コンベア用フレーム本体を搬入するための考慮が全くなされていないので、その搬入作業が円滑に行われず、しかも、新設乗客コンベア用フレーム本体が、既設乗客コンベア用フレーム本体に衝突して損傷する危険性があるという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、新設乗客コンベア用フレーム本体が既設乗客コンベア用フレーム本体に衝突することなく、新設乗客コンベア用フレーム本体を既設乗客コンベア用フレーム本体上に円滑に搬入させることのできる乗客コンベアのリニューアル工法を提供するにある。
第1発明は、上記目的を達成するために、既設乗客コンベア用フレーム本体の短尺方向に延設される横部材を切断して新設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間を確保する収納空間確保工程と、この収納空間確保工程の終了後、既設乗客コンベア用フレーム本体の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、既設乗客コンベア用フレーム本体に搬入案内部材を設置する搬入案内部材設置工程と、この搬入案内部材設置工程の終了後、前記搬入案内部材に案内させて新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に搬入させる搬入工程と、この搬入工程の終了後、前記搬入案内部材を既設乗客コンベア用フレーム本体から撤去する撤去工程と、この撤去工程の終了後、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間に新設乗客コンベア用フレーム本体を固定する固定工程とを、少なくとも具備した乗客コンベアのリニューアル工法としたことを特徴とする。
第2発明は、前記搬入工程において、新設乗客コンベア用フレーム本体を台車に載置して、その台車を前記搬入案内部材に案内させて走行させることにより、新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に搬入させるようにしたことを特徴とする。
第3発明は、前記搬入工程において、前記既設乗客コンベア用フレーム本体の長尺方向の両端部に位置する乗降口のうち少なくとも上部乗降口に設けられた揚重用櫓とこの揚重用櫓に設置した揚重機を用いることにより、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に新設乗客コンベア用フレーム本体を搬入させるようにしたことを特徴とする。
第4発明は、前記搬入工程において、予め一体に組み立てられた新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位を、前記揚重用櫓及び揚重機を用いて、吊り上げることにより、その新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入するようにしたことを特徴とする。
第5発明は、前記搬入工程において、新設乗客コンベア用フレーム本体を複数個に分割してその分割した新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位から下部フレーム部位に向けて順に、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入するようにしたことを特徴とする。
第1発明によれば、既設乗客コンベアの乗降口側から新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体に衝突させることなく、その既設乗客コンベア用フレーム本体上に、容易に搬入させることを可能にする乗客コンベアのリニューアル工法が得られた。
第2発明によれば、新設乗客コンベア用フレーム本体を台車によって、既設乗客コンベア用フレーム本体上に、迅速に搬入させることを可能にする乗客コンベアのリニューアル工法が得られた。
第3発明によれば、既設乗客コンベアを設置した建屋から揚重機の吊り点を取ることができない場合であっても、新設乗客コンベア用フレーム本体を既設乗客コンベア用フレーム本体上に、難なく搬入させることを可能にする乗客コンベアのリニューアル工法が得られた。
第4発明によれば、新設乗客コンベア用フレーム本体の全体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に、円滑に搬入させることを可能にする乗客コンベアのリニューアル工法が得られた。
第5発明によれば、建屋の搬入通路が狭くても、新設乗客コンベア用フレーム本体を、難なく搬入させることを可能にする乗客コンベアのリニューアル工法が得られた。
以下、本発明に係る乗客コンベアのリニューアル工法の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入案内部材設置工程を示す説明図である。図2は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入工程を示す説明図である。図3は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上方に吊り上げた状態を示す説明図である。図4は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間に新設乗客コンベア用フレーム本体を吊り下ろした状態を示す説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の作業手順を示すフローチャートである。図6は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入案内部材設置工程を示す説明図である。図7は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入した状態を示す説明図である。図8は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体の下部フレーム部位を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入した状態を示す説明図である。図9は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位及び下部フレーム部位を一緒に、既設乗客コンベア用フレーム本体上方に吊り上げた状態を示す説明図である。図10は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位及び下部フレーム部位を一緒に、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間内に吊り下ろした状態を示す説明図である。
建屋内に設置されたエスカレーターなどの既設乗客コンベアを、リニューアルする場合は、鋼材製のトラス構造体からなる既設乗客コンベア用フレーム本体1(以下、既設フレーム本体1と称する)の短尺方向に延設される横部材を切断して新設乗客コンベア用フレーム本体2(以下、新設フレーム本体2と称する)を収納するための収納空間1Cを、既設フレーム本体1に確保した後、図1に示すように、搬入案内部材3を、既設フレーム本体1の長尺方向の両端間を結ぶ直線、すなわち、上端1Aと下端1Bとを結ぶ直線と略一致するように、既設フレーム本体1に設置する。図2から図4に示す新設フレーム本体2は、上部フレーム部位2Aと下部フレーム部位2Bとが予め一体に組み立てられた鋼材製のトラス構造体になっている。
既設フレーム本体1の上部を支える上部受梁部材4上であって、しかも、既設乗客コンベアの上部乗降口に該当する位置には、図1に示すように、ロールプラグアンカーなどにて第1揚重用櫓5が取り付けられる。第1揚重用櫓5には、第1揚重機6を設置する。既設フレーム本体1の下部を支える下部受梁部材7上であって、しかも、既設乗客コンベアの下部乗降口に該当する位置には、図1に示すように、ロールプラグアンカーなどにて第2揚重用櫓8が取り付けられる。第2揚重用櫓8には、第2揚重機9を設置する。第2揚重機9は、第1揚重機6と同一構造のものが用いられる。第1揚重機6及び第2揚重機9は、チェーンブロックからなっている。
搬入案内部材3は、図1に示すように、強化発泡スチロール3Aと鋼板3Bとからなっている。強化発泡スチロール3Aは、既設フレーム本体1の収納空間に設置される。鋼板3Bは、既設フレーム本体1の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、強化発泡スチロール3A上に設置される。鋼板3Bの上面は、台車10が移動可能な平坦面としてある。搬入案内部材3は、その搬入案内部材3を構成する鋼板3Bの上面に沿って、台車10に載せた既設フレーム本体1を移動させても、鋼板3Bが湾曲しないようにしてある。なお、図1から図4に示す、符号24は、建屋の通路天井部材を表している。
次に、上記搬入案内部材3、第1揚重用櫓5、第1揚重機6、第2揚重用櫓8、第2揚重機9及び台車10を用いて、既設フレーム本体1内に新設フレーム本体2を設置する場合の作業手順を、図5に基づいて、説明する(図1から図4を参照)。
始めに、図5に示すように、既設フレーム本体1の短尺方向に延設される横部材を切断して新設フレーム本体2を収納するための収納空間1Cを確保する収納空間確保工程S1を実行する。
次いで、収納空間確保工程S1の終了後、図5に示す搬入案内部材設置工程S2に進む。搬入案内部材設置工程S2では、既設フレーム本体1の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、既設フレーム本体1に搬入案内部材3を設置する。その後、第1揚重用櫓5を上部受梁部材4上に、かつ、第2揚重用櫓8を下部受梁部材7上に、それぞれ取り付けると共に、その第1揚重用櫓5に第1揚重機6を、かつ、その第2揚重用櫓8に第2揚重機9を、それぞれ取り付ける(図1参照)。
次いで、搬入案内部材設置工程S2の終了後、図5に示す搬入工程S3に進む。搬入工程S3では、予め一体に組み立てられた新設フレーム本体2を、複数個の台車10に載せると共に、その新設フレーム本体2の上部フレーム部位2Aの上端部2Cを、第1揚重用櫓5に取り付けた第1揚重機6によって引っ張り上げることで、台車10に載せた新設フレーム本体2を、搬入案内部材3の鋼板3B上に沿って走行させ、その新設フレーム本体2全体を、既設フレーム本体1上の所定位置に搬入させる(図2参照)。
次いで、搬入工程S3の終了後、図5に示す撤去工程S4に進む。撤去工程S4では、新設フレーム本体2の上部フレーム部位2Aの上端部2Cを第1揚重用櫓5に取り付けた第1揚重機6で、かつ、新設フレーム本体2の下部フレーム部位2Bの下端部2Dを第2揚重用櫓8に取り付けた第2揚重機9で、それぞれ吊り上げた状態にして、台車10並びに強化発泡スチロール3A及び鋼板3Bからなる搬入案内部材3を、既設フレーム本体1から撤去する(図3参照)。
次いで、撤去工程S4の終了後、図5に示す固定工程S5に進む。固定工程S5では、第1揚重機6及び第2揚重機9で、吊り上げていた新設フレーム本体2を既設フレーム本体1の収納空間1C内に下ろした後、その新設フレーム本体2を既設フレーム本体1に固定する(図4参照)。
最後に、新設フレーム本体2から第1揚重機6及び第2揚重機9を取り除くと共に、上部受梁部材4から第1揚重用櫓5を、かつ、下部受梁部材7から第2揚重用櫓8を、それぞれ取り除いて、第1揚重用櫓5、第1揚重機6、第2揚重用櫓8及び第2揚重機9を片付ければ、既設フレーム本体1内に新設フレーム本体2を設置させるリニューアル作業を終了させることができる。
上記一実施形態に係る作業手順によれば、新設フレーム本体2全体を、第1揚重機6によって引っ張り上げれば、搬入案内部材3及び台車10により、既設乗客コンベアの下部乗降口から既設フレーム本体1上に、その既設フレーム本体1と衝突することなく、容易に、かつ、迅速に搬入させ、かつ、既設フレーム本体1の収納空間1C内に円滑に設置させることができる。また、既設フレーム本体1の上方に位置する建屋の天井等に、揚重機6、9の吊り点を取ることができない場合であっても、新設フレーム本体2全体を、既設フレーム本体1の収納空間1C内に円滑に設置させることができる。
次に、建物の搬入経路が狭いために、上部フレーム部位20A及び下部フレーム部位20Bに分割した新設分割フレーム本体20を、既設フレーム本体1上に設置する場合の、他実施形態に係る作業手順につき、図6から図10に基づき、説明する。なお、図6から図10において、図1から図4と同一符号は、同一内容を表している。
始めに、上記一実施形態に係る作業手順と同じく、既設フレーム本体1の短尺方向に延設される横部材を切断して新設分割フレーム本体20を収納するための収納空間1Cを確保する収納空間確保工程S1を実行する。
次いで、収納空間確保工程S1の終了後、上記一実施形態に係る作業手順と同じく、既設フレーム本体1の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、既設フレーム本体1に搬入案内部材3を設置する搬入案内部材設置工程S2を実行する。その後、図1に示すように、上部受梁部材4上に第1揚重用櫓5を、下部受梁部材7上に第2揚重用櫓8を、既設フレーム本体1の左右上弦材1Dに第3揚重用櫓21を、それぞれ取り付ける。また、第1揚重用櫓5に第1揚重機6を、第2揚重用櫓8に第2揚重機9を、第3揚重用櫓21に第3揚重機22及び第4揚重機23を、それぞれ取り付ける(図6参照)。なお、第3揚重機22及び第4揚重機23は、第1揚重機6及び第2揚重機9と同じく、チェーンブロックからなっている。
次いで、新設分割フレーム本体20の上部フレーム部位20Aを台車10に載せると共に、その上部フレーム部位20Aの上端20A−1を、第1揚重用櫓5に取り付けた第1揚重機6によって引っ張り上げることで、台車10に載せた上部フレーム部位20Aを、搬入案内部材3の鋼板3B上に沿って走行させ、その上部フレーム部位20Aを、既設フレーム本体1上の所定位置に搬入させる(図7参照)。
次いで、上部フレーム部位20Aの上端20A−1を第1揚重用櫓5に取り付けた第1揚重機6で、かつ、上部フレーム部位20Aの下端20A−2を第3揚重用櫓21に取り付けた第3揚重機22で、それぞれ吊り上げた状態にして、台車10を取り除く。その後、その取り除いた台車10に新設分割フレーム本体20の下部フレーム部位20Bを載せると共に、その下部フレーム部位20Bの上端20B−1を、第3揚重用櫓21に取り付けた第4揚重機23によって引っ張り上げることで、台車10に載せた下部フレーム部位20Bを、搬入案内部材3の鋼板3B上に沿って走行させ、その下部フレーム部位20Bを、既設フレーム本体1上の所定位置に搬入させることで、搬入工程S3を終了させる(図8参照)。
さらに、その後、下部フレーム部位20Bの上端20B−1を第3揚重用櫓21に取り付けた第4揚重機23で、かつ、下部フレーム部位20Bの下端20B−2を第2揚重用櫓8に取り付けた第2揚重機9で、それぞれ吊り上げた状態にして、再度、台車10を取り除くと共に、吊り上げた状態の上部フレーム部位20Aの下端20A−2と吊り上げた状態の下部フレーム部位20Bの上端20B−1を接続して上部フレーム部位20Aと下部フレーム部位20Bを一体化した後、上部フレーム部位20Aの下端20A−2から第3揚重機22のチェーンを、下部フレーム部位20Bの上端20B−1から第4揚重機23のチェーンを、それぞれ取り除くと共に、強化発泡スチロール3A及び鋼板3Bからなる搬入案内部材3を、既設フレーム本体1から撤去させることで、撤去工程S4を終了させる(図9参照)。
次いで、撤去工程S4の終了後、第1揚重機6及び第2揚重機9で吊り上げていた新設分割フレーム本体20を既設フレーム本体1の収納空間1C内に下ろして、その新設分割フレーム本体20を既設フレーム本体1に固定する固定工程S5を実行すれば、既設フレーム本体1内に新設分割フレーム本体20を設置する作業が終了する(図10参照)。
最後に、新設分割フレーム本体20から第1揚重機6及び第2揚重機9を取り除くと共に、上部受梁部材4から第1揚重用櫓5を、下部受梁部材7から第2揚重用櫓8を、左右上弦材1Dから第3揚重用櫓21を、それぞれ取り除いて、第1揚重用櫓5、第1揚重機6、第2揚重用櫓8、第2揚重機9、第3揚重用櫓21、第3揚重機22及び第4揚重機23を片付ければ、既設フレーム本体1内に新設分割フレーム本体20を設置させるリニューアル作業を終了させることができる。
以上のように、上記他実施形態に係る作業手順によれば、建物の搬入経路が狭くとも、分割した新設分割フレーム本体20を、上部フレーム部位20A、下部フレーム部位20Bの順で、円滑に、既設フレーム本体1上に搬入させることができる。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入案内部材設置工程を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入工程を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上方に吊り上げた状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間に新設乗客コンベア用フレーム本体を吊り下ろした状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の作業手順を示すフローチャートである。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法の搬入案内部材設置工程を示す説明図である。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設分割フレーム本体の上部フレーム部位を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入した状態を示す説明図である。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設分割フレーム本体の下部フレーム部位を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入した状態を示す説明図である。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設分割フレーム本体の上部フレーム部位及び下部フレーム部位を一緒に、既設乗客コンベア用フレーム本体上方に吊り上げた状態を示す説明図である。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアのリニューアル工法において、新設分割フレーム本体の上部フレーム部位及び下部フレーム部位を一緒に、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間内に吊りおろした状態を示す説明図である。
符号の説明
1 既設フレーム本体(既設乗客コンベア用フレーム本体)
1A 上端
1B 下端
1C 収納空間
1D 左右上弦材
2 新設フレーム本体(新設乗客コンベア用フレーム本体)
2A 上部フレーム部位
2B 下部フレーム部位
2C 上端部
2D 下端部
3 搬入案内部材
3A 強化発泡スチロール
3B 鋼板
4 上部受梁部材
5 第1揚重用櫓
6 第1揚重機
7 下部受梁部材
8 第2揚重用櫓
9 第2揚重機
10 台車
20 新設分割フレーム本体
20A 上部フレーム部位
20B 下部フレーム部位
21 第3揚重用櫓
22 第3揚重機
23 第4揚重機
24 建屋の通路天井部材
S1 収納空間確保工程
S2 搬入案内部材設置工程
S3 搬入工程
S4 撤去工程
S5 固定工程

Claims (5)

  1. 既設乗客コンベア用フレーム本体の短尺方向に延設される横部材を切断して新設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間を確保する収納空間確保工程と、この収納空間確保工程の終了後、既設乗客コンベア用フレーム本体の長尺方向の両端間を結ぶ直線と略一致するように、既設乗客コンベア用フレーム本体に搬入案内部材を設置する搬入案内部材設置工程と、この搬入案内部材設置工程の終了後、前記搬入案内部材に案内させて新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に搬入させる搬入工程と、この搬入工程の終了後、前記搬入案内部材を既設乗客コンベア用フレーム本体から撤去する撤去工程と、この撤去工程の終了後、既設乗客コンベア用フレーム本体の収納空間に新設乗客コンベア用フレーム本体を固定する固定工程とを、少なくとも具備してなることを特徴とする乗客コンベアのリニューアル工法。
  2. 前記搬入工程では、新設乗客コンベア用フレーム本体を台車に載置して、その台車を前記搬入案内部材に案内させて走行させることにより、新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に搬入させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアのリニューアル工法。
  3. 前記搬入工程では、前記既設乗客コンベア用フレーム本体の長尺方向の両端部に位置する乗降口のうち少なくとも上部乗降口に設けられた揚重用櫓とこの揚重用櫓に設置した揚重機を用いて、既設乗客コンベア用フレーム本体上の所定位置に新設乗客コンベア用フレーム本体を搬入させるようにしたことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベアのリニューアル工法。
  4. 前記搬入工程では、予め一体に組み立てられた新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位を、前記揚重用櫓及び揚重機を用いて、吊り上げることにより、その新設乗客コンベア用フレーム本体を、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入するようにしたことを特徴とする請求項2若しくは3記載の乗客コンベアのリニューアル工法。
  5. 前記搬入工程では、新設乗客コンベア用フレーム本体を複数個に分割してその分割した新設乗客コンベア用フレーム本体の上部フレーム部位から下部フレーム部位に向けて順に、既設乗客コンベア用フレーム本体上に搬入するようにしたことを特徴とする請求項1、2若しくは3記載の乗客コンベアのリニューアル工法。
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