JP5925952B1 - 連続炉の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に炉壁と天井とが構築された連続炉を製造するにあたり、様々な設備を新たに設ける必要がなく、高所での作業も少なくなり、作業工数や作業スペースを少なくして、連続炉を安全に効率よく製造できるようにする。【解決手段】 炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床10の上に炉壁20と天井30とを構築させて連続炉1を製造するにあたり、炉床10の上に所定高さになった下部炉壁21を炉長方向に沿って設ける一方、上部炉壁22と天井部材31とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットUを別の場所で設け、この上部ユニットUを炉床10の上に設けられた下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットUを順々に所定位置に導くようにした。【選択図】 図4

Description

本発明は、連続炉の製造方法に関するものである。特に、炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に炉壁と天井とを構築させて連続炉を製造するにあたり、様々な設備を新たに設ける必要がなく、また高所での作業も少なくなり、作業工数や作業スペースを少なくして、連続炉を安全に効率よく製造できるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に炉壁と天井とを構築させて連続炉を製造することが行われている。
ここで、このような連続炉を製造するにあたり、従来においては、一般に、炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に、所定高さの炉壁を炉長方向に沿って順々に構築した後、炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも所定長さになった天井部材を、クレーン等で吊り上げた状態で炉長方向に沿って搬送させ、前記のように構築された炉壁の上に天井部材を順々に載置させて連続炉を製造することが行われている。
しかし、この場合には、特許文献1や特許文献2に示されるように、天井部材を吊り上げて搬送させるための門型クレーン等の設備が必要になると共に、炉床の上に炉壁を炉長方向に沿って順々に構築させた後、構築された炉壁の上に天井部材をクレーン等で吊り上げた状態で炉長方向に沿って搬送させる作業を行うことが必要になって作業効率が悪く、また天井部材をクレーン等で吊り上げた状態で炉長方向に沿って搬送させて、構築された炉壁の上に天井部材を順々に載置させるためには、足場等を組み立てて高所で作業することが必要になり、安全性を確保するための準備が必要になると共に、炉床の周囲に門型クレーンを走行させるレールを敷設するため等の大きな作業スペースも必要になり、さらに天井部材をクレーン等で吊り上げた状態で何度も移動させることが必要になって作業工数も多くなり、作業が困難かつ面倒で時間がかかり、連続炉を安全に効率よく製造することはできなかった。
また、従来においては、炉床の上に炉長方向に沿って所定高さの炉壁を構築した後、この炉壁の上に炉天井を設けるにあたり、特許文献3に示されるように、前記の炉壁の上方において、天井を支持する複数の支持梁の下に炉長方向や炉幅方向に伸びた複数の天井吊り金物を設け、この天井吊り金物に天井部材を順々に吊り下げて、各天井部材を炉壁の上に保持させて、炉壁の上に天井を設けるようにしたものも提案されている。
しかし、この場合には、構築された炉壁の上に設けられた複数の支持梁の下に炉長方向や炉幅方向に伸びた複数の天井吊り金物を設けると共に、この天井吊り金物に天井部材を順々に吊り下げることが必要になり、足場等を組み立てて高所で行う作業が非常に多くなり、作業が非常に困難かつ面倒であり、前記の場合と同様に、連続炉を安全に効率よく製造することはできなかった。
実公平7−2798号公報 特開2013−100178号公報 特開2007−240053号公報
本発明は、連続炉を製造する場合における前記のような様々な問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、連続炉を製造するにあたり、様々な設備を新たに設ける必要がなく、また高所での作業も少なくなり、作業工数や作業スペースを少なくして、連続炉を安全に効率よく製造できるようにすることを課題とするものである。
本発明における連続炉の製造方法においては、前記のような課題を解決するため、炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に炉壁と天井とを構築させて連続炉を製造するにあたり、炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける一方、上部炉壁と天井部材とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットを設け、前記下部炉壁上に移動用クレーンを移動可能に保持させ、この移動用クレーンを前記下部炉壁上で炉長方向に移動させて、移動用クレーンにより炉内用部材を搬送させた後、前記上部ユニットを前記下部炉壁上で炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを順々に所定位置に導くようにした。
このようにすると、炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける作業と、上部炉壁と天井部材とが一体化された炉長方向に所定長さになった上部ユニットを製造する作業とを同時に行うことができるようになり、連続炉を製造する工期を短縮させることができる。
そして、このように製造した上部ユニットを炉床の上に設けられた下部炉壁の上にセットし、この上部ユニットを前記の下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを下部炉壁の上の所定位置に順々に導くことにより、連続炉を製造することができるようになる。
ここで、前記のように上部ユニットを炉床の上に設けられた下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させるにあたっては、前記の下部炉壁と前記の上部ユニットにおける上部炉壁との間に台車を設置し、この台車により上部ユニットを炉床の上に設けられた前記の下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、所定位置に導くようにすることができる。なお、このように上部ユニットを台車により下部炉壁の上を移動させて、上部ユニットを所定位置に導いた後は、この上部ユニットを持ち上げて前記の台車を取り外し、上部ユニットを下すことによって下部炉壁の所定の位置にセットさせるようにする。
また、本発明における連続炉の製造方法においては、前記のように上部ユニットを炉床の上に設けられた前記の下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを順々に所定位置に導くようにする他、下部炉壁の上に移動用クレーンを取り外し可能に設け、この移動用クレーンを下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、移動用クレーンにより炉内用部材を搬送させてセットした後、前記のように上部ユニットを、炉床の上に設けられた前記の下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを順々に所定位置に導くようにした
本発明における連続炉の製造方法においては、前記のように炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける一方、上部炉壁と天井部材とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットを別の場所で組み立てて、この上部ユニットを炉床の上に設けられた前記の下部炉壁の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを順々に所定位置に導くようにしたため、連続炉を製造するのに様々な設備を新たに設ける必要がなく、また高所での作業も少なくなり、作業工数や作業スペースを少なくして、連続炉を安全に効率よく製造できるようになる。
本発明の実施形態における連続炉の製造方法によって製造する連続炉を示し、(A)は概略側面図、(B)は概略断面図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける状態を示し、(A)は概略平面図、(B)は概略正面図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、上部炉壁と天井部材とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットを示し、炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける状態を示し、(A)は概略底面図、(B)は上部ユニットを別の床面の上で組み立てる状態を示した概略正面図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、(A)は上部ユニットをクレーンにより吊り上げて、炉床の上に設けた下部炉壁における炉長方向一端側の上に導いた状態を示した概略側面図、(B)は前記の上部ユニットを下部炉壁の上に保持させ、この上部ユニットを炉長方向に沿って下部炉壁の上を移動させて所定位置に導く状態を示した概略側面図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、上部ユニットを下部炉壁の上に保持させ、この上部ユニットを炉長方向に沿って下部炉壁の上を移動させるにあたり、下部炉壁の上面部に案内レール部を設ける一方、上部炉壁の下面部に前記の案内レール部の上にスライド可能に装着させる装着部を設けた例を示し、(A)は上部ユニットを下部炉壁の上に装着させる前の状態を示した概略正面図、(B)は上部ユニットを下部炉壁の上に装着させた状態を示した概略正面図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、上部ユニットを下部炉壁の上に保持させ、この上部ユニットを炉長方向に沿って下部炉壁の上を移動させるにあたり、下部炉壁と上部ユニットにおける上部炉壁との間に台車を設置させる例を示し、(A)は前記の上部ユニットを台車により下部炉壁の上に保持させた状態を示した概略正面図、(B)は前記の台車により上部ユニットを炉長方向に沿って下部炉壁の上を移動させて所定位置に導く状態を示した概略側面図、(C)は前記の上部ユニットを台車により下部炉壁の上に保持させた状態を示した部分拡大説明図である。 前記の実施形態における連続炉の製造方法において、下部炉壁の上に移動用クレーンを移動可能に保持させた例を示し、(A)は概略正面図、(B)は移動用クレーンを炉長方向に沿って下部炉壁の上を移動させる状態を示した概略側面図である。
以下、この発明の実施形態に係る連続炉の製造方法を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係る連続炉の製造方法は下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
この実施形態においては、図1(A),(B)に示すように、連続炉1の設置場所の床面Gに設けられた炉長方向に長くなった炉床10の上に炉壁20と天井30とを構築させて連続炉1を製造する場合について説明する。
ここで、この実施形態においては、図2(A),(B)に示すように、床面Gに設けられた炉床10の上に、所定高さになった下部炉壁21を炉長方向に沿って順々に設ける一方、図3(A),(B)に示すように、前記の炉床10の上に下部炉壁21を設けた床面Gとは別の床面G’の場所で、上部炉壁22と天井部材31とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットUを組み立てるようにしている。
このようにすると、炉床10の上に所定高さになった下部炉壁21を炉長方向に沿って順々に設ける作業と、上部炉壁22と天井部材31とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットUを組み立てる作業とを同時に進行することができる。これにより、従来は下部から上部へと順番に組み立てていた連続炉1を上部と下部とに分けて組み立てることができるようになり、連続炉1を製造する作業の工期を短縮できるようになる。
また、前記のように別の床面G’の場所で、上部炉壁22と天井部材31とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットUを組み立てるため、高所に設置される天井30を、従来よりも低いところで組み立てることができ、作業の安全性も向上する。
そして、この実施形態においては、図4(A),(B)に示すように、前記の上部ユニットUをクレーン2により吊り上げて、この上部ユニットUを炉床10の上に設けた前記の下部炉壁21における炉長方向一端側の上に導いた後、この上部ユニットUを下降させて下部炉壁21の上に保持させ、この上部ユニットUを炉長方向に沿って前記の下部炉壁21の上を移動させて、上部ユニットUを順々に所定位置に導くようにしている。
ここで、前記のように上部ユニットUを炉床10の上に設けられた下部炉壁21の上に保持させて、この上部ユニットUを下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動させるにあたっては、例えば、図5(A),(B)に示すように、前記の下部炉壁21の上面部を補強する金属製の案内レール部21aを設ける一方、前記の上部ユニットUにおける上部炉壁22の下面部に前記の案内レール部21aの上にスライド可能に装着させる金属製の装着部22aを設けるようにすることができる。
そして、前記のように上部ユニットUをクレーン2により吊り上げて下部炉壁21の上に導いた後、上部ユニットUを下降させて、図5(B)に示すように、上部炉壁22の下面部に設けた装着部22aを下部炉壁21の上面部に設けた案内レール部21aに被せるようにして装着させ、この状態で、前記のように上部ユニットUを炉長方向に沿って前記の下部炉壁21の上を移動させるようにすることできる。
ここで、前記の装着部22aは逆凹型になっていて、案内レール部21aを両側から囲うようにしているため、上部ユニットUを炉長方向に沿って下部炉壁21の上を移動させる際に、上部ユニットUが下部炉壁21の上面部から外れて落ちないようになっている。
また、前記のように上部ユニットUを炉長方向に沿って下部炉壁21の上を移動させて、上部ユニットUを下部炉壁21の上の所定位置に順々に導いた後は、上部ユニットUにおける上部炉壁22の下面部と下部炉壁21の上面部とを、例えばXで示す箇所でスミ肉溶接等により固定させるようにする。
また、前記のように上部ユニットUを炉長方向に沿って下部炉壁21の上を移動させるにあたっては、例えば、図6(A),(B),(C)に示すように、前記の下部炉壁21と上部ユニットUにおける上部炉壁22との間に台車23を設置して、この台車23により前記の上部ユニットUを保持させ、この状態で、上部ユニットUを台車23により前記の下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットUを所定位置に導くようにすることができる。
そして、このように上部ユニットUを所定位置に導いた後は、図示していないが、前記の上部ユニットUをジャッキ等により持ち上げて、前記の台車23を前記の下部炉壁21と上部炉壁22との間から取り出した後、前記のジャッキ等を下して、上部ユニットUを下部炉壁21の上の所定位置にセットさせるようにすることができる。
ここで、前記の台車23としては、チルタンクのようなものを用いることもできるが、この実施形態においては、前記の図6(C)に示すように、車輪23aの回転軸23bの両側において、回転軸23bを回転可能に保持する軸受けプレート23c,23dと、上部炉壁22の下面部を載置させる上部プレート23eとが一体になった台車23を用いるようにしている。
そして、この台車23における外側の軸受けプレート23cを、上部炉壁22や下部炉壁21と対面する位置まで延出させるようにし、上部炉壁22と対面する軸受けプレート23cの部分においてボルト23fにより台車23を上部炉壁22に取り付けるようにすると共に、下部炉壁21と対面する軸受けプレート23cの部分においては、下部炉壁21と軸受けプレート23cとが接触しないようにしている。
このようにすると、上部ユニットUを下部炉壁21の上の所定位置に導いた後、前記のボルト23fを取り外して、上部ユニットUを下部炉壁21の上の所定位置にセットさせることができ、また上部ユニットUを下部炉壁21の上で移動させる際に、台車23が下部炉壁21の上から外れるのも防止されるようになる。
なお、前記の台車23においては、外側の軸受けプレート23cを、上部炉壁22や下部炉壁21と対面する位置まで延出させるようにしたが、内側の軸受けプレート23dを、上部炉壁22や下部炉壁21と対面する位置まで延出させ、上部炉壁22と対面する軸受けプレート23dの部分においてボルト23fにより台車23を上部炉壁22に取り付けるようにすることもできる。
そして、前記のように下部炉壁21と上部ユニットUにおける上部炉壁22との間に台車23を設置して、上部ユニットUを下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動させるようにすると、上部ユニットUをを移動させるために必要な力を少なくすることができ、作業効率が向上する。
また、この実施形態においては、図7(A),(B)に示すように、前記の下部炉壁21の上に移動用クレーン40を移動可能に設け、この移動用クレーン40に炉内用部材Wを保持させ、この状態で移動用クレーン40を下部炉壁21の上を炉長方向に移動させて、炉内用部材Wを移動用クレーン40により搬送させるようにすることができる。例えば、前記の連続炉1として、図示していないが、ウォーキングビーム式連続加熱炉を製造するような場合には、この移動用クレーン40により炉内に設置する固定支柱や固定ビームや移動ビーム等の炉内用部材Wを搬送させるようにすることができる。
そして、このように移動用クレーン40により炉内用部材Wを搬送させた後、この移動用クレーン40を下部炉壁21の上から取り外し、前記のように上部ユニットUをこの下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動させ、上部ユニットUを下部炉壁21の上の所定位置に順々に導いて、連続炉1を製造することができる。
なお、前記の移動用クレーン40は、炉床10に設けられた下部炉壁21の上を炉長方向に沿って移動するため、従来の門型クレーンを設置する場合のように、炉床10の外側に門型クレーンを移動させるための専用レールを敷設するための広いスペースや、専用レールを敷設する作業を行う必要がなくなる。
1 :連続炉
2 :クレーン
10 :炉床
20 :炉壁
21 :下部炉壁
21a :案内レール部
22 :上部炉壁
22a :装着部
23 :台車
23a :車輪
23b :回転軸
23c :軸受けプレート
23d :軸受けプレート
23e :上部プレート
23f :ボルト
30 :天井
31 :天井部材
40 :移動用クレーン
G,G’ :床面
U :上部ユニット
W :炉内用部材

Claims (2)

  1. 炉長方向の長さが炉幅方向の長さよりも長くなった炉床の上に炉壁と天井とを構築させて連続炉を製造するにあたり、炉床の上に所定高さになった下部炉壁を炉長方向に沿って設ける一方、上部炉壁と天井部材とが一体化されて炉長方向に所定長さになった上部ユニットを設け、前記下部炉壁上に移動用クレーンを移動可能に保持させ、この移動用クレーンを前記下部炉壁上で炉長方向に移動させて、移動用クレーンにより炉内用部材を搬送させた後、前記上部ユニットを前記下部炉壁上で炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを順々に所定位置に導くことを特徴とする連続炉の製造方法。
  2. 請求項1に記載の連続炉の製造方法において、前記下部炉壁と前記上部ユニットにおける上部炉壁との間に台車を設置し、この台車により前記上部ユニットを前記下部炉壁上で炉長方向に沿って移動させて、上部ユニットを所定位置に導くことを特徴とする連続炉の製造方法。
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