JP2006008351A - 被記録媒体のエッジ規制装置、被記録媒体トレイ、記録装置 - Google Patents

被記録媒体のエッジ規制装置、被記録媒体トレイ、記録装置 Download PDF

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尚之 潮田
Masahiro Isono
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Abstract

【課題】 用紙のサイズに応じてより小さい分解能でその保持位置を決定することができる被記録媒体のエッジ位置規制装置を提供する。
【解決手段】 給紙トレイに揺動自在に設けられたホッパには、記録用紙Pの側端をガイドするエッジガイド50が設けられている。エッジガイド50の底部には第1の歯部56aが形成され、ホッパにおいて第1の歯部56aと対向する面には第2の歯部38aが形成され、これらの噛合によってエッジガイド50を所定位置に保持する保持手段が構成される。第1の歯部56aを構成する歯の形成ピッチCと、第2の歯部38aを構成する歯の形成ピッチCとの比C/Cが1.5となる様に成され、これによってエッジガイド50は、ピッチCの1/2ピッチでスライド動作が可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数枚の被記録媒体を積重する際に被記録媒体のエッジを規制するエッジ規制装置に関する。また、本発明は前記エッジ規制装置を備えた被記録媒体トレイ及び記録装置に関する。
ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置には、複数枚の被記録媒体としての印刷用紙をセット可能な給送装置(オートシートフィーダ)や、更にこれに加えて記録装置に対して着脱可能な給紙トレイを備えるものがある。また、この様な給送装置や給紙トレイには、用紙のエッジを規制するエッジ規制装置(所謂エッジガイド)が設けられている。エッジガイドは、用紙の幅方向或いは長さ方向にスライド自在に設けられるとともに、用紙のサイズに応じた適切な位置で保持される様に設けられ、この様なエッジガイドによって用紙のエッジが揃えられるとともに、給送時の用紙の姿勢が正しく規制される様になっている。
ここで、エッジガイドを用紙のサイズに応じた適切な位置で保持する保持手段としては、例えば特許文献1に記載されている様に、エッジガイドと、当該エッジガイドを取り付ける用紙載置板との双方に歯を形成し、双方の歯を噛合させることでエッジガイドを保持する手段が知られている。
特開平7−285681号公報
ところで、上述した従来のエッジガイドは用紙のサイズに応じてその位置を変えることができるとともに前記保持手段によって所定の位置で保持されるが、その保持位置は上記歯の形成ピッチに依存することとなり、特に上記歯の形成ピッチが大きい場合には、用紙のサイズに応じた適切な位置で保持することができない場合があった。
また、給紙トレイに、揺動支点を中心に揺動することによって支持した用紙を給送ローラに圧接させ、または離間させる用紙載置板(所謂ホッパ)を備える構成において、用紙の後端をエッジガイドによって規制する場合には、ホッパの上昇動作及び下降動作に伴う用紙の挙動に注意する必要がある。例えば、用紙後端を規制するエッジガイドを用紙後端に密着させた状態でホッパを上昇させると、上位に積重された用紙の先端が用紙収容部から突出し(はみ出し)、この状態でホッパを下降させると、突出した用紙先端が、用紙先端を規制する規制部(例えば、給紙トレイの縁)に引っ掛かり、トレイ内に正しく戻されない虞が生じる。
加えて、ホッパの揺動支点が用紙の長さ方向における領域内に位置している構成にあっては、用紙の剛性が小さい場合にはホッパの揺動動作に伴って用紙がホッパの姿勢に馴染む様に湾曲し、即ちホッパによって広い面積で支持される。しかし、用紙の剛性が大きい場合には、ホッパが揺動動作を行っても用紙が湾曲せず、ホッパの用紙支持面と用紙との間に大きな隙間が形成されることになる。従って、用紙の側端を規制するエッジガイドを上記ホッパに設けると、用紙の剛性が大きい場合には積重された用紙の上位のものがエッジガイドから外れてしまい、その結果給紙トレイ内で用紙が散乱してしまうといった問題が生じる虞もある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その第1の目的は、用紙のサイズに応じてより小さい分解能できめ細かにその保持位置を決定することができる被記録媒体のエッジ位置規制装置を提供することにある。また、第2の目的は、ホッパが揺動動作を行っても、用紙エッジの適切な規制状態を常に維持することができる被記録媒体のエッジ位置規制装置を提供することにある。更に、第3の目的は、用紙の側端をより小さい分解能できめ細かにその保持位置を決定することができるとともに、ホッパが揺動動作を行っても、用紙エッジの適切な規制状態を常に維持することができる被記録媒体トレイ及び記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、前記ベース部を、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向に案内する案内部材と、前記ベース部から、被記録媒体の積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、前記保持手段が、前記ベース部において前記案内部材と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に複数の鋸状歯が形成されて成された第1の歯部と、前記案内部材において前記ベース部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に複数の鋸状歯が形成されて成された第2の歯部と、の噛合によって前記ベース部を保持する様に構成され、前記第1の歯部を構成する鋸状歯は、その垂直面または急斜面が被記録媒体のエッジから離間する方向の側に位置する様に形成され、前記第2の歯部を構成する鋸状歯は、その垂直面または急斜面が被記録媒体のエッジに近接する方向の側に位置する様に形成され、前記第1の歯部と、前記第2の歯部との噛合状態が、前記第1の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面とが係合する鋸状歯の対と、前記第1の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面とが係合する鋸状歯の対と、が混在する様に成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記第1の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面とが係合する鋸状歯の対と、前記第1の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面とが係合する鋸状歯の対と、が混在する様に成されていることから、これによって前記ベース部の最小スライド幅(保持位置の分解能)を小さくすることができ、被記録媒体のサイズにより一層適した位置となる様前記ベース部をきめ細かに位置決めすることができる。
本発明の第2の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、前記ベース部を、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向に案内する案内部材と、前記ベース部から、被記録媒体の積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、前記保持手段が、前記ベース部において前記案内部材と対向する側に、前記ベース部のスライド方向にピッチcで複数の歯が形成されて成された第1の歯部と、前記案内部材において前記ベース部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向にピッチcで複数の歯が形成されて成された第2の歯部と、の噛合によって前記ベース部を保持する様に構成されるとともに、前記第1の歯部の形成ピッチcと、前記第2の歯部の形成ピッチcとの関係が、以下の式(1)または式(2)
=n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(1)
=n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(2)
を満たす様に成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、ベース部を案内部材の所定位置に保持する保持手段が、ベース部側に設けられた第1の歯部と、案内部材側に設けられた第2の歯部との噛合によって、ベース部を案内部材の所定位置に保持する様に構成されているが、上記第1の歯部の歯の形成ピッチcと、上記第2の歯部の歯の形成ピッチcとが異なる様に成されている。具体的には、上記式(1)又は上記式(2)をほぼ満たす様に成されているので、ベース部の最小スライド幅(保持位置の分解能)は上記ピッチcの1/2或いは、ピッチcの1/2となる。従ってこれにより、上記第1の歯部の歯の形成ピッチcと、上記第2の歯部の歯の形成ピッチcとを同じに設定する場合に比して、被記録媒体のサイズに応じてより小さい分解能できめ細かにその保持位置を決定することができる。
尚、製造誤差或いは寸法測定誤差等によって、上記式(1)或いは式(2)を厳密に満たさない場合であっても、前記保持手段による前記ベース部の保持機能が正しく機能するとともに、上記ピッチc或いはピッチcよりも小さいスライド幅でスライド可能であれば、上記式(1)或いは式(2)をほぼ満たすとして、この様な構成は上記第2の態様に含まれる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第1の態様において、前記ピッチCと前記ピッチCとの比C/Cが1.5となる様に成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記ピッチCと前記ピッチCとの比C/Cが1.5であるので、双方のピッチの差を最小に留めることで、一定の寸法領域内においてより多くの歯同士の噛合状態を形成でき、前記ベース部を所望する位置にしっかりと保持させることができる。尚、製造誤差或いは寸法測定誤差等によって、C/Cが厳密に1.5とならない場合であっても、前記保持手段による前記ベース部の保持機能が正しく機能するとともに、上記ピッチc或いはピッチcよりも小さいスライド幅でスライド可能であれば、この様な構成は上記第3の態様に含まれる。
本発明の第4の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられていることから、前記ベース部を所望する位置にしっかりと保持させることができるとともに、前記ベース部の前記案内部材に対する姿勢の傾きを防止することができ、従って被記録媒体の斜行の発生を防止することができる。
本発明の第5の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記ベース部には、弾性変形することで前記案内部材に対して近接離間可能となる弾性変形部が前記ベース部と一体的に設けられるとともに、前記第1の歯部が、前記弾性変形部に一体的に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記ベース部には弾性変形部が形成され、前記第1の歯部が前記弾性変形部に一体的に形成されているので、前記ガイド部を摘んで前記弾性変形部を弾性変形させることで、簡単に前記第1の歯部と前記第2の歯部との噛合状態を解除することができる。
本発明の第6の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記案内部材が、被記録媒体を支持するとともに被記録媒体の幅方向に平行な軸であって被記録媒体の長さ方向における領域内に位置する揺動軸を中心に揺動する様構成されたホッパであり、前記ベース部は、前記案内部材によって被記録媒体の長さ方向に案内されるとともに、前記ガイド部が被記録媒体の側端を規制する様設けられていて、前記ガイド部が、被記録媒体の長さ方向において、被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されていることを特徴とする。
ホッパの揺動支点が被記録媒体の長さ方向における領域内に位置している構成にあっては、被記録媒体の剛性が小さい場合にはホッパの揺動動作に伴って被記録媒体がホッパの姿勢に馴染む様に湾曲し、即ちホッパによって広い面積で支持される。しかし、被記録媒体の剛性が大きい場合には、ホッパが揺動動作を行っても被記録媒体が湾曲せず、ホッパの被記録媒体支持面と、被記録媒体との間に大きな隙間が形成せれることになる。従って、被記録媒体の側端を規制するガイド部を上記ホッパに設けると、被記録媒体の剛性が大きい場合には積重された被記録媒体の上位のものがエッジガイドから外れてしまい、その結果被記録媒体が散乱してしまうといった問題が生じる虞もある。しかし、上記態様によれば、前記ガイド部が被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されていることから、上記ホッパが上昇しても前記延設部分によって被記録媒体の側端を確実にガイドすることができ、上述した様な被記録媒体の散乱を防止することができる。
本発明の第7の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、積重された被記録媒体の長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、前記ベース部に立設されるとともに、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、を備え、前記ガイド部を被記録媒体のエッジに突き当てた後、当該ガイド部が被記録媒体のエッジから所定量離間可能となる様に構成されていることを特徴とする。
揺動支点を中心に揺動することによって支持した被記録媒体を給送ローラ等に圧接させ、または離間させるホッパを備える構成において、被記録媒体の後端をエッジ規制装置によって規制する場合には、被記録媒体の後端を規制するエッジガイドと被記録媒体後端の間に隙間が生じないようにガイド部を被記録媒体後端に密着させると、以下のような問題が生じる虞がある。つまり、ホッパの上昇に伴って積重された被記録材のうち上位のものの先端が、被記録媒体を収容するトレイの外部に突出し(はみ出し)、そしてこの状態でホッパが下降すると、突出した被記録媒体先端が、被記録媒体先端を規制する規制部(トレイの縁)に引っ掛かり、トレイ内に正しく戻されない虞が生じる。
しかし、上記態様によれば、前記ガイド部を被記録媒体のエッジに突き当てた後、ガイド部が被記録媒体のエッジから所定量離間可能となる様に構成されているので、前記ガイド部を被記録媒体のエッジに突き当てることでエッジを確実に揃えることができるとともに、その後、前記ガイド部は被記録媒体のエッジから所定量離間可能であるので、上位の被記録媒体が収容されるスペースが被記録媒体長さ方向に拡がることになる。従ってこれにより、ホッパの上昇に伴う被記録媒体先端のトレイからの突出を防止することができ、或いは、被記録媒体先端のトレイからの突出の程度を軽減することができ、これによって被記録媒体を確実に元の状態に戻すことができる。
本発明の第8の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第7の態様において、前記ベース部を、積重された被記録媒体の長さ方向に案内する案内部材と、前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、前記保持手段が、前記ベース部に対して前記ベース部のスライド方向に所定量摺動自在に設けられる摺動部と、当該摺動部において前記案内部材と対向する側に形成された歯によって成された第1の歯部と、前記案内部材において前記摺動部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に所定ピッチで複数の歯が形成されて成された第2の歯部と、を備え、前記第1の歯部と前記第2の歯部との噛合によって前記ベース部を保持する様に構成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記ベース部を案内部材上の所定位置に保持する保持手段が、前記ベース部に対して前記ベース部のスライド方向に所定量摺動自在に設けられる摺動部と、当該摺動部に設けられる第1の歯部と、案内部材側に設けられる第2の歯部とを備え、前記第1の歯部と前記第2の歯部との噛合によって前記ベース部を保持する様に構成されているので、摺動自在な前記摺動部によって前記ガイド部が被記録媒体のエッジから離間可能な構成となり、そして前記第1の歯部と前記第2の歯部との噛合によって前記ベース部が保持されるので、この様な簡単な構成で前記保持手段を構成することができる。
本発明の第9の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、上記第8の態様において、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられていることから、前記ベース部を所望する位置にしっかりと保持させることができるとともに、前記ベース部の前記案内部材に対する姿勢の傾きを防止することができ、従って被記録媒体の斜行の発生を防止することができる。
本発明の第10の態様に係る被記録媒体のエッジ規制装置は、積重された被記録媒体の長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、前記ベース部を、積重された被記録媒体の長さ方向に案内する案内部材と、前記ベース部に立設されるとともに、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、前記案内部材が、被記録媒体を支持するとともに被記録媒体の幅方向に平行な軸であって被記録媒体の長さ方向における領域内に位置する揺動軸を中心に揺動する様構成されたホッパであり、前記ガイド部が、被記録媒体の長さ方向において、被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記ガイド部が被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されていることから、上記ホッパが上昇しても前記延設部分によって被記録媒体のエッジ(側端)を確実にガイドすることができ、被記録媒体が前記ガイド部から外れることによる被記録媒体の散乱を防止することができる。
本発明の第11の態様に係る被記録媒体トレイは、複数枚の被記録媒体をセット可能な被記録媒体トレイであって、上記第1から第10の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置を備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、複数枚の被記録媒体をセット可能な被記録媒体トレイは上記第1から第10の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置を備えているので、上述した第1から第11の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第12の態様に係る記録装置は、上記第11の態様において、積重される被記録媒体の側端を、上記第1から第6の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制し、積重される被記録媒体の後端を、上記第7から第9の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制する様構成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、積重される被記録媒体の側端を上記第1から第6の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制するので、特に上述した第1の或いは第3の態様の作用効果により、被記録媒体の幅に合わせて前記ガイド部を精密に位置決めすることができ、被記録媒体給送時の斜行等を確実に防止することができる。また、積重される被記録媒体の後端を、上記第7から第9の態様のいずれかに記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制するので、特に上述した第7の態様の作用効果により、ホッパによって支持した被記録媒体を給送ローラに圧接させ、または離間させる構成において、被記録媒体先端の引っ掛かりを防止して被記録媒体を確実に元の状態に戻すことができる。
本発明の第13の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、上記第11の態様または第12の態様に記載された前記被記録媒体トレイを備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、記録装置において、上記第11の態様また第12の態様に記載の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
先ず、図1及び図2を参照しながら本発明の一実施形態に係る記録装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図であり、図2はプリンタ1の側断面概略図である。
図1に示す様に、プリンタ1はボックス形の形状を成し、大凡、ビデオテープレコーダー程の大きさに成されていて、テレビラック等へ収納された状態で使用されることを想定して構成されている。外観は図示する様にボックス形のハウジング3の前面にフロントカバー8が設けられて大略構成され、フロントカバー8は、手前側に向けて開いた状態(使用状態:図示せず)と図示する様に閉じた状態(非使用状態)とを回動自在に設けられ、開いた状態では、記録が行われた被記録媒体としての記録用紙(以下「記録用紙P」と言う)の排出や、ディスクトレイ33(図2参照)の出し入れ動作が可能となる。フロントカバー8の下部には給紙トレイ30が着脱自在に設けられ、手前側に引き出して取り外すことにより、記録用紙Pをセットすることができる。フロントカバー8の上方にはインクカートリッジユニット15が設けられ、当該インクカートリッジユニット15の天板15aが、ハウジング3とともにプリンタ1の上面を形成する。また、インクカートリッジユニット15には、複数のインクカートリッジ16(図2)がプリンタ1の幅方向に並列して着脱自在に設けられている。このインクカートリッジユニット15は、摘み17、18を操作することで、プリンタ1後方側に退避動作する様に構成されていて、これによって紙ジャム発生時に用紙を取り除くことができる様になっている。
続いて、図2を参照しながらプリンタ1の内部構成について概説する。プリンタ1は、上述した様に装置底部に給紙トレイ30を着脱自在に備えている。給紙トレイ30には複数枚の記録用紙Pを積重可能となっていて、その底部には、ホッパ31が設けられている。ホッパ31は揺動軸31aを中心に揺動可能に設けられ、図示しない駆動手段の駆動力を受けて揺動し、即ちセットされた記録用紙Pを下方から押し上げることにより、上部に設けられた給送ローラ28に記録用紙Pの束を圧接させる。尚、給紙トレイ30の構成については後に詳述する。
給送ローラ28は側面視略D形の形状を成し、外周は高摩擦部材(例えば、ゴム材)によって形成されている。記録用紙Pの給送時には給送ローラ28の円弧部分に圧接した最上位の記録用紙Pが、給送ローラ28の回転によって、下流側(図2の右側)へ給送される。また、給送ローラ28の下部には、給送ローラ28の円弧部分と圧接する摩擦分離手段(図示せず)が設けられていて、当該摩擦分離手段と給送ローラ28との間で記録用紙Pを挟圧することにより、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、重送されようとする次位以降の記録用紙Pとを分離する。
給送ローラ28の下流側には搬送用モータ(図示せず)によって回転駆動される搬送駆動ローラ21と、該ローラに接して従動回転する搬送従動ローラ22とが設けられ、これらローラによって記録用紙Pをニップし且つ搬送駆動ローラ21が回転駆動されることにより、記録用紙Pが記録ヘッド14の下へ搬送される。
搬送駆動ローラ21の下流側には記録手段を構成する記録ヘッド14とプラテン20とが上下に対向する様に設けられ、搬送された記録用紙Pは、プラテン20によって下から支持された状態において、記録ヘッド14からインク滴が吐出されることにより、記録が行われる。記録ヘッド14はキャリッジ13の底部に設けられているが、主走査方向に往復動する当該キャリッジ13にはインクカートリッジが搭載されておらず、キャリッジ13の主走査領域の上部に、上述した様に複数のインクカートリッジ16が、主走査方向に並列して着脱自在に配設されている。そして、図示を省略するインク流通路を介してキャリッジ13に搭載された記録ヘッド14へとインクが供給される様になっている。
キャリッジ13は、主走査方向に延びる主キャリッジガイド軸11及び副キャリッジガイド軸12によって主走査方向にガイドされる。主キャリッジガイド軸11はキャリッジ13の後部を挿通し、副キャリッジガイド軸12はキャリッジ13の前部を下から支持して、これによって記録ヘッド14と記録用紙Pとの間の距離が規定される。
記録ヘッド14の下流側には搬送用モータ(図示せず)によって回転駆動される排出駆動ローラ23と該ローラに接して従動回転する排出従動ローラ24とが設けられ、これらローラによって記録用紙Pをニップし且つ排出駆動ローラ23が回転駆動されることにより、記録用紙Pがプリンタ1外部へ排出される。
一方、DVD(Digital Versatile Disk)等に代表される光ディスクDをセット可能なディスクトレイ33は、給紙トレイ30の上方に配置されている。ディスクトレイ33の側端には図示しないラックが形成され、該ラックと噛合する図示しないピニオン歯車の回動により、ほぼ水平に真っ直ぐに移動できる様に構成されている。光ディスクDへの記録実行時には、上記移動手段によってトレイ先端が搬送駆動ローラ21と搬送従動ローラ22とにニップされるまで搬送された後、搬送駆動ローラ21の回転による駆動力を受けて、記録ヘッド14の下へ所定のピッチで搬送され、記録ヘッド14によって記録が実行される。
続いて、図3乃至図14を参照しながら、本発明に係る給紙トレイ30、特に、当該給紙トレイ30が備える、本発明に係る「被記録媒体のエッジ規制装置」について詳説する。ここで、図3は給紙トレイ30の斜視図、図4は図3の部分拡大図、図5(A)、(B)は用紙側端を規制するエッジガイド50の斜視図、図6は用紙側端を規制するエッジ規制装置の側断面図、図7は図6の部分拡大図、図8はエッジガイド50の他の実施例を示す斜視図、図9及び図10は給紙トレイ30の他の実施例を示す斜視図である。また、図11は用紙後端を規制するエッジガイド60の斜視図、図12(A)はエッジガイド60本体の斜視図、図12(B)は摺動部材65の斜視図、図13は用紙後端を規制するエッジ規制装置の斜断面図、図14は同側断面図である。
図3に示す様に、給紙トレイ30は記録用紙Pを収容する収容部30aを備え、当該収容部30aの前方側(プリンタ1の前方側)には、上述したホッパ31が、収容部30aの底部を形成する底板30bとの結合部でもある揺動軸31aを中心に、揺動可能に設けられている。ホッパ31には、図4に示す様に用紙幅方向にスライド可能となる様にエッジガイド50が設けられ、給紙トレイ30の底板30bには、用紙長さ方向にスライド可能となる様にエッジガイド60が設けられている。即ち、ホッパ31及び底板30bは、それぞれエッジガイド50及びエッジガイド60を用紙幅方向或いは用紙長さ方向に案内する案内部材としての機能を果たし、ホッパ31とエッジガイド50は、積重された記録用紙Pの側端を規制するエッジ規制装置を構成し、エッジガイド60、或いは、エッジガイド60及び底板30bは、積重された記録用紙Pの後端を規制するエッジ規制装置を構成する。
以下、記録用紙Pの側端を規制するエッジ規制装置(エッジガイド50)について説明する。図5(A)に示す様に、エッジガイド50はホッパ31に対して記録用紙Pの幅方向にスライド可能に設けられるベース部51と、ベース部51から、記録用紙Pの積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された記録用紙Pの側端と当接して記録用紙Pの側端位置を規制するガイド部54とを有している。
ベース部51には、スライド方向に延びる溝51a、51bが形成されたことで弾性変形部52が形成されている。当該弾性変形部52からは、ガイド部54と同様に記録用紙Pの積重方向に立ち上がるとともに、図6に示す様にガイド部54の外側(記録用紙Pの側端から離間する方向(図6の右側))に僅かに突出する様にレバー部53が形成される。レバー部53の上部には、ガイド部54の外側に更に突出する突出部53aが形成されている。ここで、エッジガイド50は樹脂材料によって一体的に形成されており、これによって弾性変形部52及びレバー部53は弾性変形可能となり、突出部53aを指で記録用紙Pの側端に向かう方向(図6の左側)に向けて押圧することで、弾性変形部52が弾性変形してホッパ31に対して近接離間可能となる様に成されている。
ベース部51の底面側には、図5(B)に示す様にホッパ31に向けて逆T字形の形状を成す様に突出する突起55が形成され、当該突起55が、ホッパ31において用紙幅方向に延びる様に形成されたガイド溝39(図4)に入り込むことで、ベース部51が用紙幅方向にガイドされるとともに、ホッパ31から外れない様に保持される。
また、ベース部51(弾性変形部52)の底面側即ちホッパ31と対向する側には、ベース部51のスライド方向に一定ピッチで複数の歯(本実施形態では、鋸状歯)が形成されて成された第1の歯部56a及び56bが、ベース部51のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて設けられている。一方、ホッパ31の側には、図3及び図4に示す様にホッパ31には、ベース部51(弾性変形部52)と対向する側に、ベース部51のスライド方向に一定ピッチで複数の歯(本実施形態では、鋸状歯)が形成されて成された第2の歯部38a、38bが、図示する様にベース部51のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて形成されている。そして、エッジガイド50がホッパ31に取り付けられた状態において、第1の歯部56aと第2の歯部38a、第1の歯部56bと第2の歯部38b、がそれぞれ噛合することにより、ベース部51がホッパ31におけるスライド領域内の所定位置に保持される。即ち、第1の歯部56a、56b及び第2の歯部38a、38bが、ベース部51(エッジガイド50)を所定位置で保持する保持手段を構成する。
そして、上述した様に突出部53aを指で記録用紙Pの側端に向かう方向(図6の左側)に向けて押圧することで、弾性変形部52が弾性変形し、これによって第1の歯部56a、56bと第2の歯部38a、38bとの噛合状態が解除されて、ベース部51(エッジガイド50)がスライド可能な状態となる。
続いて、図7を参照しながら第1の歯部56a(及び56b)と第2の歯部38a(及び38b)について詳説する。図7において、符号A〜Dは第1の歯部56aを構成する歯を示し、符号a〜fは第2の歯部36aを構成する歯を示している。また、符号Cは第1の歯部56aの形成ピッチを示し、符号Cは第2の歯部36aの形成ピッチを示している。
図7に示す様に、歯A〜D及び歯a〜fは、ベース部51(エッジガイド50)が記録用紙Pの側端から離間する方向(図7の右側)に動かない様確実に保持する為に、鋸状歯に形成され、歯A〜Dはその垂直面(急斜面)が記録用紙Pの側端から離間する方向の側に、緩斜面が記録用紙Pの側端に近接する方向の側(図7の左側)に位置する様に形成されている。一方、歯a〜fはその垂直面(急斜面)が記録用紙Pの側端に向かう方向の側(図7の左側)に、緩斜面が記録用紙Pの側端から離間する方向の側に位置する様に形成されている。
この状態においては、弾性変形部52(図5)が奏する弾性力によって、第1の歯部56aと第2の歯部36aとの噛合状態が保持されているが、ベース部51(エッジガイド50)が記録用紙Pの側端に向けてスライドする方向(図7の左方向)には、鋸状歯の垂直面同士による抵抗が生じないので、エッジガイド50を記録用紙Pの側端に向かう方向に押すことで、図7(B)に示す様にベース部51(エッジガイド50)が一定量スライドする。
ここで、本実施形態においては、第1の歯部56aを構成する鋸状歯の緩斜面と第2の歯部36aを構成する鋸状歯の緩斜面とが係合する鋸状歯の対(図7(A)では、歯Dと歯a及び歯Bと歯d)と、第1の歯部56aを構成する鋸状歯の垂直面(急斜面)と第2の歯部36aを構成する鋸状歯の垂直面(急斜面)とが係合する鋸状歯の対(図7(A)では、歯Cと歯c、歯Aと歯f)とが混在する様に成されている(以下これを「条件A」と言う)。
定量的には、本実施形態に係る第1の歯部56aの形成ピッチCと、第2の歯部36aの形成ピッチCとの関係が、両者の比C/Cが、ほぼ1.5となる様に成されている。これは、以下の式(2)において、n=1とした場合のC、Cの関係であり、第1の歯部56aの形成ピッチCと、第2の歯部36aの形成ピッチCとは、以下の式(2)によって一般化することができる。尚、両者の関係を逆にした式、即ち以下の式(1)によって一般化することもできる(以下これを「条件B」と言う)。
=n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(1)
=n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(2)
尚、上記式(1)或いは式(2)を満たす場合とは、第1の歯部56aの歯と第2の歯部36aの歯とが、それぞれ一定ピッチC、Cで形成される場合であるが、一定ピッチで歯が形成されない場合においても、上記条件Aを満たしていれば、後述する本発明の作用効果を得ることができる。
以上によって、図7(A)、(B)に示す様に第1の歯部56aと第2の歯部36aとは、隙間無く完全に噛合せず、所定の間隔が形成される様に噛合する。
そして図7(A)に示す状態では、歯Dの緩斜面と歯aの緩斜面とが係合し、歯Bの緩斜面と歯dの緩斜面とが係合しているが、図から明らかな様にこれら歯の対によっては、ベース部51の記録用紙P側端から離れる方向への移動を規制できない。しかし、歯Cの垂直面(急斜面)が歯cの垂直面(急斜面)と、歯Aの垂直面(急斜面)が歯fの垂直面(急斜面)と、それぞれ係合しているので、これによってベース部51が記録用紙Pの側端から離間する方向に動かない様確実に保持される。
次にこの状態から、ベース部51が記録用紙Pの側端に向かう様に(図7の左方向)力を加えると、図7(B)に示す様にベース部51をC/2だけスライドした位置で保持することができる。より詳しくは、歯Dが歯aを乗り越え、同様に歯Bが歯dを乗り越えることで、それぞれの垂直面同士が係合し、ベース部51が記録用紙Pの側端から離間する方向に動かない様確実に保持される。尚、歯Cは歯bと歯cとの間で動くのみとなり、同様に歯Aは歯eと歯fとの間で動くのみとなり、両者の緩斜面同士が係合するが、ベース部51の記録用紙P側端から離れる方向への移動は規制できない。
つまり、上記式(1)或いは式(2)を満たす様に第1の歯部56aと第2の歯部36aとを形成したので、ベース部51(エッジガイド50)の最小スライド量はC/2となり、第2の歯部36aの形成ピッチCよりも小さくなる。従ってこの様に、ベース部51(エッジガイド50)の最小スライド量(分解能)を小さくすることができるので、第1の歯部56aの歯の形成ピッチcと、第2の歯部36aの歯の形成ピッチcとを同じに設定する場合に比して、記録用紙Pのサイズに応じてよりきめ細かにエッジガイド50の保持位置を決定することができる。更に、本実施形態では、C/Cがほぼ1.5であるので、双方のピッチの差を最小に留めることで、一定の寸法領域内においてより多くの歯同士の噛合状態を形成でき、ベース部51を所望する位置にしっかりと保持させることができる。
また、第1の歯部56aの歯の形成ピッチc及び、第2の歯部36aの歯の形成ピッチcを小さくせずに、ベース部51の最小スライド幅を小さくすることができることから、製造コストの低減を図ることができる。
尚、図7を参照しながら説明した例は一例であって、上記条件A、或いは、条件Bを満たす様に成されていれば、ベース部51の最小スライド量を小さく設定することができ、記録用紙Pのサイズに応じたより適切な位置でエッジを規制することができる。
続いて、図8乃至図10を参照しながら、エッジガイド50の他の実施例(以下「エッジガイド50’」とする)について説明する。図8乃至図10に示すエッジガイド50’は、上述したエッジガイド50におけるガイド部54を、記録用紙Pの長さ方向において、記録用紙Pの後端に向かってホッパ31の揺動軸31aを超えた位置まで延設したものである。尚、図8において符号Aで示す線は、ホッパ31の揺動軸芯を通る直線を示している。
即ち、ホッパ31の揺動支点(揺動軸31a)は、記録用紙Pの長さ方向における領域内に位置しており、この様な構成にあっては、記録用紙Pの剛性が小さい場合にはホッパ31の揺動動作に伴って、ホッパ31の姿勢に馴染む様に記録用紙Pが湾曲し、即ちホッパ31によって広い面積で支持される。しかし、記録用紙Pの剛性が大きい場合には、図9(ホッパ下降状態)から図10(ホッパ上昇状態)への変化に示す様にホッパ31が揺動動作を行っても、これに追従して記録用紙Pが充分に湾曲せず、ホッパ31の用紙支持面と、記録用紙Pとの間に大きな隙間が形成されることになる。そして、これによってホッパ31が上昇した際に、積重された記録用紙Pの最上位のものがエッジガイド50から外れてしまい、その結果給紙トレイ30の内部で記録用紙Pが散乱してしまうといった問題が生じる虞もある。
しかし、上述の様にガイド部54’は、記録用紙Pの長さ方向において、記録用紙Pの後端に向かってホッパ31の揺動軸31aを超えた位置まで延設されているので、図10に示す様にホッパ31の状態に拘わらず記録用紙Pの側端をガイドすることができ、上述した様な記録用紙Pの散乱を防止することができる。
次に、図11乃至図13を参照しながら、記録用紙Pの後端を規制するエッジ規制装置(エッジガイド60)について説明する。図11(A)に示す様に、エッジガイド60は給紙トレイ30の底板30bによって記録用紙Pの長さ方向にスライド可能に設けられるベース部61と、ベース部61から、記録用紙Pの積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された記録用紙Pの後端と当接して記録用紙Pの後端位置を規制するガイド部64とを有している。また、エッジガイド60は、一体的に形成されたベース部61及びガイド部64とは独立して別部品として形成された、摺動部材65を有している。
ベース部61には、スライド方向に延びる溝61a、61bが形成されたことで弾性変形部62が形成されている。当該弾性変形部62からは、ガイド部64と同様に記録用紙Pの積重方向に立ち上がる様にレバー部63が形成されている。レバー部63の上部には、ガイド部64の外側(図14の右側)に突出する突出部63aが形成されている。ここで、ベース部61及びガイド部64は樹脂材料によって一体的に形成されており、これによって弾性変形部62及びレバー部63は弾性変形可能となり、突出部63aを指で記録用紙Pの後端に向かう方向(図14の左側)に向けて押圧することで、弾性変形部62が弾性変形し、底板30bに対して近接離間可能となる様に成されている。
ベース部61の両側部には、段差部61f、61gが形成されていて、当該段差部61f、61gが、底板30bにおいて用紙長さ方向に延びる様に形成されたガイド溝40(図13参照)に入り込むことで、ベース部61が用紙長さ方向にガイドされるとともに、底板30bから外れない様に保持される。
次に、摺動部材65は、図12(B)に示す様にプレート形状を成し、両側には段差部65b、65cが形成され、ベース部61に形成された窓穴61c(図12(A)参照)に下側から嵌合可能に形成されている。但し、摺動部材65はベース部61に嵌合した際に、図13及び図14に示す様にベース部61のスライド方向に所定の遊びを形成する様に形成され、これにより、摺動部材65はベース部61に対してベース部61のスライド方向に所定量摺動自在となる様に、ベース部61に嵌合する。
摺動部材65において、底板30bと対向する側には、図11(B)に示す様に第1の歯部66a、66bが、ベース部61のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて設けられている。一方、底板30bの側には、図13及び図14に示す様にベース部61と対向する側に、ベース部61のスライド方向に一定ピッチで複数の歯が形成されて成された第2の歯部37a、37bが、図示する様にベース部61のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて形成されている(第2の歯部37a、37bの全体は、図3及び図4に示す)。そして、エッジガイド60が底板30bに取り付けられた状態において、第1の歯部66aと第2の歯部37a、第1の歯部66bと第2の歯部37b、がそれぞれ噛合することにより、ベース部61が底板30bにおけるスライド領域内の所定位置に保持される。即ち、第1の歯部66a、66b及び第2の歯部37a、37bが、ベース部61(エッジガイド60)を所定位置で保持する保持手段を構成する。
そして、上述した様に突出部63aを指で記録用紙Pの後端に向かう方向(図14の左側)に向けて押すことで、弾性変形部62が弾性変形し、これによって第1の歯部66a、66bと第2の歯部37a、37bとの噛合状態が解除されて、ベース部61(エッジガイド60)がスライド可能な状態となる。
次に、第1の歯部66a及び66bと、第2の歯部37a、37bとは、図14に示す様に、ベース部61(エッジガイド60)が記録用紙Pの後端から離間する方向(図14の右側)に動かない様確実に保持する為に、鋸状歯に形成され、第1の歯部66a、66bはその垂直面(急斜面)が記録用紙Pの後端から離間する方向の側に、緩斜面が記録用紙Pの側端に近接する方向の側(図14の左側)に位置する様に形成されている。一方、第2の歯部37a、37bはその垂直面(急斜面)が記録用紙Pの後端に向かう方向の側(図14の左側)に、緩斜面が記録用紙Pの後端から離間する方向の側に位置する様に形成されている。
ここで、第1の歯部66a及び66bは、ベース部61及びガイド部64に対して所定量摺動自在に設けられる摺動部材65の側に設けられているので、第1の歯部66a、66bと第2の歯部37a、37bとが噛合状態となっても、ベース部61及びガイド部64は、底板30bに対して所定量摺動自在な状態となる。
従ってこれにより、エッジガイド60を記録用紙Pの後端に突き当てた後に、ガイド部64が記録用紙Pの後端から所定量離間可能な状態が形成される。
この様な構成によって、以下の様な作用効果を奏することができる。即ち、記録用紙Pの後端と、エッジガイド60との間に隙間が生じないようにエッジガイド60を記録用紙P後端に密着させ、そしてこの状態でホッパ31が上昇すると、積重された記録用紙Pのうち上位のものの先端が、記録用紙Pの先端を規制する縁30c(図3参照)からはみ出て突出し、そしてこの状態でホッパ31が下降すると、突出した記録用紙P先端が縁30cに引っ掛かり、給紙トレイ内に正しく戻されない虞が生じる。
しかし、上述の様にエッジガイド60において記録用紙Pの後端を規制するガイド部64は、記録用紙Pの後端に向けて突き当てることで記録用紙Pの後端を規制した後に、記録用紙P後端から所定量離間(退避)可能となる様に構成されているので、ホッパ31が上昇した際に、記録用紙Pを収容するスペースを、用紙長さ方向に拡げることができる。従ってこれにより、ホッパ31が上昇しても、上位の記録用紙P先端が、当該先端を規制する縁30cから突出しない様にすることができ、或いは、その突出量を低減することができるので、記録用紙Pを正しく給紙トレイ30内に戻すことが可能となる。
本発明に係るプリンタの外観斜視図。 本発明に係るプリンタの側断面概略図。 本発明に係る給紙トレイの斜視図。 図3の部分拡大図。 用紙側端を規制するエッジガイドの斜視図。 用紙側端を規制する、本発明に係るエッジ規制装置の側断面図 図6の部分拡大図。 用紙側端を規制するエッジガイドの他の実施例を示す斜視図。 給紙トレイの他の実施例を示す斜視図。 給紙トレイの他の実施例を示す斜視図。 用紙後端を規制する、本発明に係るエッジ規制装置の斜視図。 (A)はエッジガイド本体の斜視図、(B)は摺動部材の斜視図。 本発明に係る、用紙後端を規制するエッジ規制装置の斜断面図。 本発明に係る、用紙後端を規制するエッジ規制装置の側断面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、3 ハウジング、8 フロントカバー、11 主キャリッジガイド軸、12 副キャリッジガイド軸、13 キャリッジ、14 記録ヘッド、15 インクカートリッジユニット、16 インクカートリッジ、17、18 ユニット退避つまみ、20 プラテン、21 搬送駆動ローラ、22 搬送従動ローラ、23 排紙駆動ローラ、24 排紙従動ローラ、28 給紙ローラ、30 給紙トレイ、31 ホッパ、33 ディスクトレイ、37a、37b 第2の歯部、38a、38b 第2の歯部、39、40 ガイド溝、50 エッジガイド、51 ベース部、52 弾性変形部、53 レバー部、54 ガイド部、55 突起、56a、56b 第1の歯部、60 エッジガイド、61 ベース部、62 弾性変形部、63 レバー部、64 ガイド部、65 摺動部材、66a、66b 第1の歯部、P 記録用紙

Claims (13)

  1. 積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、
    前記ベース部を、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向に案内する案内部材と、
    前記ベース部から、被記録媒体の積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、
    前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、
    前記保持手段が、前記ベース部において前記案内部材と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に複数の鋸状歯が形成されて成された第1の歯部と、
    前記案内部材において前記ベース部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に複数の鋸状歯が形成されて成された第2の歯部と、の噛合によって前記ベース部を保持する様に構成され、
    前記第1の歯部を構成する鋸状歯は、その垂直面または急斜面が被記録媒体のエッジから離間する方向の側に位置する様に形成され、
    前記第2の歯部を構成する鋸状歯は、その垂直面または急斜面が被記録媒体のエッジに近接する方向の側に位置する様に形成され、
    前記第1の歯部と、前記第2の歯部との噛合状態が、前記第1の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の緩斜面とが係合する鋸状歯の対と、
    前記第1の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面と前記第2の歯部を構成する鋸状歯の垂直面または急斜面とが係合する鋸状歯の対と、が混在する様に成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  2. 積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、
    前記ベース部を、積重された被記録媒体の幅方向又は長さ方向に案内する案内部材と、
    前記ベース部から、被記録媒体の積重方向に立ち上がる形状を成し、積重された被記録媒体のエッジに当接して当該エッジを規制するガイド部と、
    前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、
    前記保持手段が、前記ベース部において前記案内部材と対向する側に、前記ベース部のスライド方向にピッチcで複数の歯が形成されて成された第1の歯部と、
    前記案内部材において前記ベース部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向にピッチcで複数の歯が形成されて成された第2の歯部と、の噛合によって前記ベース部を保持する様に構成されるとともに、
    前記第1の歯部の形成ピッチcと、前記第2の歯部の形成ピッチcとの関係が、以下の式(1)または式(2)
    =n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(1)
    =n×c+(c/2) (n:1以上の整数) …(2)
    を満たす様に成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  3. 請求項2において、前記ピッチCと前記ピッチCとの比C/Cが1.5となる様に成されていることを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、前記ベース部には、弾性変形することで前記案内部材に対して近接離間可能となる弾性変形部が前記ベース部と一体的に設けられるとともに、
    前記第1の歯部が、前記弾性変形部に一体的に形成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、前記案内部材が、被記録媒体を支持するとともに被記録媒体の幅方向に平行な軸であって被記録媒体の長さ方向における領域内に位置する揺動軸を中心に揺動する様構成されたホッパであり、
    前記ベース部は、前記案内部材によって被記録媒体の長さ方向に案内されるとともに、前記ガイド部が被記録媒体の側端を規制する様設けられていて、
    前記ガイド部が、被記録媒体の長さ方向において、被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  7. 積重された被記録媒体の長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、
    前記ベース部に立設されるとともに、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、を備え、
    前記ガイド部を被記録媒体のエッジに突き当てた後、当該ガイド部が被記録媒体のエッジから所定量離間可能となる様に構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  8. 請求項7において、前記ベース部を、積重された被記録媒体の長さ方向に案内する案内部材と、
    前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、
    前記保持手段が、前記ベース部に対して前記ベース部のスライド方向に所定量摺動自在に設けられる摺動部と、
    当該摺動部において前記案内部材と対向する側に形成された歯によって成された第1の歯部と、
    前記案内部材において前記摺動部と対向する側に、前記ベース部のスライド方向に所定ピッチで複数の歯が形成されて成された第2の歯部と、を備え、
    前記第1の歯部と前記第2の歯部との噛合によって前記ベース部を保持する様に構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  9. 請求項8において、前記第1の歯部及び前記第2の歯部が、前記ベース部のスライド方向と交差する方向に所定の間隔を置いて複数設けられている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  10. 積重された被記録媒体の長さ方向にスライド可能に設けられるベース部と、
    前記ベース部を、積重された被記録媒体の長さ方向に案内する案内部材と、
    前記ベース部に立設されるとともに、積重された被記録媒体のエッジに当接して、当該エッジを規制するガイド部と、
    前記ベース部を、当該ベース部のスライド領域内における所定位置に保持する保持手段と、を備え、
    前記案内部材が、被記録媒体を支持するとともに被記録媒体の幅方向に平行な軸であって被記録媒体の長さ方向における領域内に位置する揺動軸を中心に揺動する様構成されたホッパであり、
    前記ガイド部が、被記録媒体の長さ方向において、被記録媒体の後端に向かって前記揺動軸を超えた位置まで延設されている、
    ことを特徴とする被記録媒体のエッジ規制装置。
  11. 複数枚の被記録媒体をセット可能な被記録媒体トレイであって、請求項1から10のいずれか1項に記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置を備えている、
    ことを特徴とする被記録媒体トレイ。
  12. 請求項11において、積重される被記録媒体の側端を、請求項1から6のいずれか1項に記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制し、
    積重される被記録媒体の後端を、請求項7から9のいずれか1項に記載された前記被記録媒体のエッジ規制装置によって規制する様構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体トレイ。
  13. 被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、請求項11または12記載の前記被記録媒体トレイを備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
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