JP2006008263A - エレベーターの保守運転装置 - Google Patents

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忠昭 千葉
Katsuhiro Inoue
勝博 井上
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Abstract

【課題】エレベーター1台毎に操作装置を設置する必要性をなくして、保守設備費の大幅な低減化を可能にするエレベーターの保守運転装置の提供。
【解決手段】上記課題は、昇降路内を昇降する乗りかご2上に設けられた乗りかご上制御装置3と、この乗りかご上制御装置3に接続された操作装置4とを備え、乗りかご上制御装置3に、その乗りかご上制御装置3に接続された接続ケーブル6及びこの接続ケーブル6の自由端に設けた第1コネクタ7とからなる接続手段5を設け、しかも、操作装置4を、スイッチボックス8と、このスイッチボックス8に設けられて接続手段5の第1コネクタ7に着脱可能に接続される第2コネクタ9とからなる構成とすることによって、解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーターの保守運転装置に関するものである。
従来、エレベーターの保守運転装置としては、エレベーター毎に昇降路内を昇降する乗りかご上に設けられてその乗りかごの運転制御指令を昇降路若しくは機械室に設置された制御盤に送信する乗りかご上制御装置と、この乗りかご上制御装置に接続された操作装置とを備え、この操作装置を操作することで、乗りかごの運転制御指令をかご上制御装置から制御盤に送信することによって乗りかごの保守運転を行わせるようにしたものが知られていた(特許文献1を参照)。
特開平5−330753号公報(段落番号0007〜段落番号0011、図1及び図2)
上述した特開平5−330753号公報に記載されているエレベーターの保守運転装置では、エレベーター1台毎に、乗りかご上に操作装置を設けるようにしているので、保守設備費が増大しまうという問題が発生していた。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、保守設備費の低減化を図り得るエレベーターの保守運転装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係わる本発明は、昇降路内を昇降する乗りかご上に設けられてその乗りかごの運転制御指令を昇降路若しくは機械室に設置された制御盤に送信する乗りかご上制御装置と、この乗りかご上制御装置に接続された操作装置とを備え、この操作装置を操作することで、前記乗りかごの運転制御指令を前記かご上制御装置から前記制御盤に送信することによって前記乗りかごの保守運転を行わせるエレベーターの保守運転装置において、前記乗りかご上制御装置に、その乗りかご上制御装置に接続された接続ケーブル及びこの接続ケーブルの自由端に設けた第1コネクタとからなる接続手段を設け、しかも、前記操作装置を、スイッチボックスと、このスイッチボックスに設けられて前記第1コネクタに着脱可能に接続される第2コネクタとからなる携帯可能な構成としたことを特徴としている。
さらに、請求項2に係わる本発明は、前記接続手段の第1コネクタに前記操作装置の第2コネクタを嵌合した際、前記接続ケーブルの自由端側に設けた接続ケーブル側固定部材を、前記操作装置のスイッチボックスに設けたスイッチボックス側固定部材に係止させるようにしたことを特徴としている。
さらに、請求項3に係わる本発明は、前記操作装置の第2コネクタを前記接続手段の第1コネクタに円滑に嵌合をさせる案内部材を、前記接続ケーブルの自由端側に設けたことを特徴としている。
請求項1に係わる本発明によれば、操作装置を保守技術者が持ち歩き、その操作装置を、保守運転を実施するときに乗りかご上制御装置に接続して使用することができるので、エレベーター1台毎に操作装置を設置する必要がなくなるため、保守設備費の大幅な低減化を可能にすると共に、操作装置には、接続ケーブルがないので、保守技術者が操作装置を安全に持ち歩くことを可能にするエレベーターの保守運転装置を提供できる。
請求項2に係わる本発明によれば、第1コネクタ7から第2コネクタ9が外れるのを阻止することを可能にするエレベーターの保守運転装置を提供できる。
請求項3に係わる本発明によれば、操作装置の第2コネクタと接続手段の第1コネクタとの嵌合を難なく行うことを可能にするエレベーターの保守運転装置を提供できる。
以下、本発明に係るエレベーターの保守運転装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置を乗りかご上に設置した状態を示す要部斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置の第1コネクタ及び第2コネクタ部分の拡大平面である。図3は、本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置の電気回路構成図である。
図1に示す一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置1は、ビルなどに建設された昇降路(図示せず)内を昇降する乗りかご2上に設けられてその乗りかご2の運転制御指令を昇降路若しくは機械室(図示せず)に設置された制御盤に送信する乗りかご上制御装置3と、この乗りかご上制御装置3に接続された操作装置4とを備え、この操作装置4を操作することで、乗りかご2の運転制御指令をかご上制御装置3から制御盤に送信することによって乗りかご2の保守運転を行わせる構成にしてある。
乗りかご上制御装置3には、接続手段5が設けられている。接続手段5は、図1に示すように、乗りかご上制御装置3に常時接続された接続ケーブル6と、この接続ケーブル6の自由端に設けた第1コネクタ7とから構成されている。操作装置4は、図1に示すように、スイッチボックス8と、このスイッチボックス8に設けた第2コネクタ9とから構成されている。操作装置4のスイッチボックス8には、起動停止スイッチ8A、上昇押し釦8B、下降押し釦8Cなどが設けられている。操作装置4の第2コネクタ9は、図2に示すように、スイッチボックス8に内蔵されており、しかも、乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7に着脱可能に接続できる構成にしてある。
操作装置4は、エレベーターの保守技術者が携帯可能な大きさ及び形状になっており、乗りかご2の保守運転を行う時には、保守技術者が乗りかご2の上に上がって乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7に操作装置4の第2コネクタ9を差し込んで使用するものであって、しかも、乗りかご2の保守運転終了後には、操作装置4の第2コネクタ9を乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7から抜き取って、保守技術者が操作装置4を携帯するようにしたものである。
乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の接続ケーブル6の自由端には、図2に示すように、金属製の接続ケーブル側固定部材10と、案内部材11とが設けられている。操作装置4のスイッチボックス8には、図2に示すように、金属製のスイッチボックス側固定部材12が設けられている。接続ケーブル側固定部材10は、乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7に、操作装置4の第2コネクタ9を嵌合(差し込んだ)状態にすると、スイッチボックス側固定部材12に係止させることで、第1コネクタ7から第2コネクタ9が外れないようにする機能を有している。案内部材11は、接続ケーブル側固定部材10に対する第1コネクタ7の位置を決定するためのものであって、接続ケーブル6の自由端側に設けられている。
操作装置4のスイッチボックス8の起動停止スイッチ8A、上昇押し釦8Bおよび下降押し釦8Cは、図3に示す電気回路のように、第2コネクタ9にそれぞれ並列に接続されている。接続手段5の接続ケーブル6内には、起動停止スイッチ8Aを乗りかご上制御装置3の制御回路に、上昇押し釦8Bを乗りかご上制御装置3の制御回路に、下降押し釦8Cを乗りかご上制御装置3の制御回路に、それぞれ並列に接続するための、6本の配線が埋設されている。6本の配線は、図3に示すように、一端が乗りかご上制御装置3の制御回路に、かつ、他端が第1コネクタ7に、それぞれ接続されている。
上記構成の保守運転装置1により、乗りかご2の保守運転を行う場合には、エレベーターの保守技術者が携帯してきた操作装置4の第2コネクタ9を、保守運転をしようとするエレベーターの乗りかご2の上に上がってその乗りかご2の乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7に接続した後、起動停止スイッチ8A、上昇押し釦8B及び下降押し釦8Cを操作すればよい。すなわち、上昇押し釦8Bを押すことで、乗りかご上制御装置3から乗りかご低速上昇運転指令が制御盤に送信されて、乗りかご2の低速上昇運転が行われる。乗りかご2の低速上昇運転の起動停止は、起動停止スイッチ8Aをオンオフすることで、乗りかご上制御装置3からオン指令若しくはオフ指令が制御盤に送信されて、行われる。また、下降押し釦8Cを押すことで、乗りかご上制御装置3から乗りかご低速下降運転指令が制御盤に送信されて、乗りかご2の低速下降運転が行われる。乗りかご2の低速下降運転の起動停止は、起動停止スイッチ8Aをオンオフすることで、乗りかご上制御装置3からオン指令若しくはオフ指令が制御盤に送信されて、行われる。
乗りかご2の保守運転を終了させたならば、乗りかご2の乗りかご上制御装置3に設けた接続手段5の第1コネクタ7から操作装置4の第2コネクタ9を引き抜いた後、保守技術者は、操作装置4を携帯して乗りかご2の上から下りて、保守運転をする必要がある別のエレベーターの現場に移動する。そして、別のエレベーターに設置されている乗りかご上制御装置の接続手段に、操作装置4を接続して、その操作装置4を操作することで、その別のエレベーターの乗りかごの保守運転を行わせることができる。
以上のように、上記実施形態の保守運転装置1によれば、操作装置4を保守技術者が持ち歩き、その操作装置4を、保守運転を実施するときに乗りかご上制御装置3に接続して使用することができるので、エレベーター1台毎に操作装置4を設置する必要がなくなるため、保守設備費の大幅な低減化を図ることができる。
さらに、上記実施形態の保守運転装置1によれば、保守技術者が操作装置4を持ち歩く際、操作装置4に接続ケーブル6が付いていないので、その操作装置4を安全に持ち歩くことができる。
上記実施形態の操作装置4のスイッチボックス8では、起動停止スイッチ8A、上昇押し釦8B及び下降押し釦8Cを設けているが、これに限定されない。非常停止や特定階の戸開きを指令するためのスイッチを、スイッチボックス8に設けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置を乗りかご上に設置した状態を示す要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置の第1コネクタ及び第2コネクタ部分の拡大平面である。 本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守運転装置の電気回路構成図である。
符号の説明
1 保守運転装置
2 乗りかご
3 乗りかご上制御装置
4 操作装置
5 接続手段
6 接続ケーブル
7 第1コネクタ
8 スイッチボックス
8A 起動停止スイッチ
8B 上昇押し釦
8C 下降押し釦
9 第2コネクタ
10 接続ケーブル側固定部材
11 案内部材
12 スイッチボックス側固定部材

Claims (3)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかご上に設けられてその乗りかごの運転制御指令を昇降路若しくは機械室に設置された制御盤に送信する乗りかご上制御装置と、この乗りかご上制御装置に接続された操作装置とを備え、この操作装置を操作することで、前記乗りかごの運転制御指令を前記かご上制御装置から前記制御盤に送信することによって前記乗りかごの保守運転を行わせるエレベーターの保守運転装置において、前記乗りかご上制御装置に、その乗りかご上制御装置に接続された接続ケーブル及びこの接続ケーブルの自由端に設けた第1コネクタとからなる接続手段を設け、しかも、前記操作装置を、スイッチボックスと、このスイッチボックスに設けられて前記接続手段の第1コネクタに着脱可能に接続される第2コネクタとからなる携帯可能な構成としたことを特徴とするエレベーターの保守運転装置。
  2. 前記接続手段の第1コネクタに前記操作装置の第2コネクタを嵌合した際、前記接続ケーブルの自由端側に設けた接続ケーブル側固定部材を、前記操作装置のスイッチボックスに設けたスイッチボックス側固定部材に係止させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの保守運転装置。
  3. 前記接続ケーブル側固定部材に対する前記第1コネクタの位置を決定するための案内部材を、前記接続ケーブルの自由端側に設けたことを特徴とする請求項1若しくは2記載のエレベーターの保守運転装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072023A1 (en) * 2006-12-13 2008-06-19 Otis Elevator Company Portable emergency and inspection interface for elevators
CN107848743A (zh) * 2015-07-15 2018-03-27 奥的斯电梯公司 电梯控制系统
JP6306134B1 (ja) * 2016-12-06 2018-04-04 東芝エレベータ株式会社 エレベータの点検システム

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