JP2001302120A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
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- JP2001302120A JP2001302120A JP2000116716A JP2000116716A JP2001302120A JP 2001302120 A JP2001302120 A JP 2001302120A JP 2000116716 A JP2000116716 A JP 2000116716A JP 2000116716 A JP2000116716 A JP 2000116716A JP 2001302120 A JP2001302120 A JP 2001302120A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇降路内に配設される電力線や信号線を比較
的短くすることができ、昇降路内での配線作業を簡略化
できるエレベータ装置の提供。 【解決手段】 乗かご２に、この乗かご２で必要とする
電力を供給するバッテリ１７を搭載し、昇降路１の下部
に、下部階床１０の分電盤１４に接続される給電端子２
７、２８を備えるとともに、乗かご２および昇降路１上
部に通信部２１、２５を備えた。これにより、建屋９の
分電盤１４から給電端子２７、２８、集電端子２３、２
４を介し乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、
乗かご２とエレベータ制御体５間で信号を通信部２１、
２５を介して送受信する。
的短くすることができ、昇降路内での配線作業を簡略化
できるエレベータ装置の提供。 【解決手段】 乗かご２に、この乗かご２で必要とする
電力を供給するバッテリ１７を搭載し、昇降路１の下部
に、下部階床１０の分電盤１４に接続される給電端子２
７、２８を備えるとともに、乗かご２および昇降路１上
部に通信部２１、２５を備えた。これにより、建屋９の
分電盤１４から給電端子２７、２８、集電端子２３、２
４を介し乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、
乗かご２とエレベータ制御体５間で信号を通信部２１、
２５を介して送受信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗かごに電源用バ
ッテリを搭載したエレベータ装置に関する。
ッテリを搭載したエレベータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開平４−８４２６１号公
報に記載されているように、エレベータ制御体から昇降
路内にわたって配設した電力線により昇降路内の給電体
に電力を供給して、乗かごのバッテリ受電部へ非接触給
電させるようにしたエレベータ装置が提案されている。
また、特開平８−２０８１５３号公報に記載されている
ように、エレベータ制御体から昇降路内にわたって配設
した電力線により昇降路内の給電体に電力を供給して、
バッテリ受電部へ接触給電させるものも提案されてい
る。
報に記載されているように、エレベータ制御体から昇降
路内にわたって配設した電力線により昇降路内の給電体
に電力を供給して、乗かごのバッテリ受電部へ非接触給
電させるようにしたエレベータ装置が提案されている。
また、特開平８−２０８１５３号公報に記載されている
ように、エレベータ制御体から昇降路内にわたって配設
した電力線により昇降路内の給電体に電力を供給して、
バッテリ受電部へ接触給電させるものも提案されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、電力を供給する電力線をエレベータ制御体
から昇降路内の給電体の設置位置まで配設する必要があ
るため、例えば長さが２００ｍにも及ぶ昇降路の下部に
給電体を設置する場合、昇降路内に配設する電力線が長
くなり費用が大きくなるばかりでなく、昇降路内で電力
線を配設する際に作業者の安全確保および配線作業に多
くの労力を要するという問題があった。
来技術では、電力を供給する電力線をエレベータ制御体
から昇降路内の給電体の設置位置まで配設する必要があ
るため、例えば長さが２００ｍにも及ぶ昇降路の下部に
給電体を設置する場合、昇降路内に配設する電力線が長
くなり費用が大きくなるばかりでなく、昇降路内で電力
線を配設する際に作業者の安全確保および配線作業に多
くの労力を要するという問題があった。
【０００４】本発明は、上記のような従来技術における
実情に鑑みてなされたもので、その目的は、昇降路内に
配設される電力線や信号線を比較的短くすることがで
き、昇降路内での配線作業を簡略化することのできるエ
レベータ装置を提供することにある。
実情に鑑みてなされたもので、その目的は、昇降路内に
配設される電力線や信号線を比較的短くすることがで
き、昇降路内での配線作業を簡略化することのできるエ
レベータ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エレベータ制御体の指令により巻上機を
駆動し主索を介して昇降路内の乗かごを上下動させるよ
うにしたエレベータ装置において、前記乗かごに、この
乗かごで必要とする電力を供給するバッテリを搭載し、
前記昇降路の所定個所に、建屋側の電源を用いて前記バ
ッテリの充電用電力を供給する給電体を備え、かつ、前
記乗かごに必要な信号をこの乗かごと前記エレベータ制
御体との間で送受信する空間伝送体を有する構成にし
た。
め、本発明は、エレベータ制御体の指令により巻上機を
駆動し主索を介して昇降路内の乗かごを上下動させるよ
うにしたエレベータ装置において、前記乗かごに、この
乗かごで必要とする電力を供給するバッテリを搭載し、
前記昇降路の所定個所に、建屋側の電源を用いて前記バ
ッテリの充電用電力を供給する給電体を備え、かつ、前
記乗かごに必要な信号をこの乗かごと前記エレベータ制
御体との間で送受信する空間伝送体を有する構成にし
た。
【０００６】このように構成した本発明では、建屋側の
電源から昇降路の所定個所に設置される給電体を介して
乗かごのバッテリ充電用電力を供給するとともに、乗か
ごとエレベータ制御体間で信号を空間伝送体を介して送
受信するので、これによって、昇降路内に配設される電
力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路内で
の配線作業を簡略化できる。
電源から昇降路の所定個所に設置される給電体を介して
乗かごのバッテリ充電用電力を供給するとともに、乗か
ごとエレベータ制御体間で信号を空間伝送体を介して送
受信するので、これによって、昇降路内に配設される電
力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路内で
の配線作業を簡略化できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータ装置の
実施形態を図に基づいて説明する。
実施形態を図に基づいて説明する。
【０００８】図１は本発明の第１の実施形態に係るエレ
ベータ装置の説明図である。
ベータ装置の説明図である。
【０００９】図１に示すエレベータ装置では、昇降路１
内に乗かご２およびつり合いおもり３が設けられ、昇降
路１上部の機械室４にエレベータ制御体５、電動機６お
よび巻上機７が設けられており、エレベータ制御体５の
指令により電動機６および巻上機７を駆動して、主索８
を介して昇降路１内の乗かご２およびつり合いおもり３
を上下動させるようになっている。
内に乗かご２およびつり合いおもり３が設けられ、昇降
路１上部の機械室４にエレベータ制御体５、電動機６お
よび巻上機７が設けられており、エレベータ制御体５の
指令により電動機６および巻上機７を駆動して、主索８
を介して昇降路１内の乗かご２およびつり合いおもり３
を上下動させるようになっている。
【００１０】建屋９の下部階床１０には、図示しない外
部の電源より電力線１１を介して電力を受ける受電体１
２と、この受電体１２に電力線１３を介して接続される
分電盤１４と、この分電盤１４に電力線１５を介して接
続される電気器具１６とが配設されており、また、受電
体１２に他の電力線１３ａを介して機械室４のエレベー
タ制御体５が接続されている。建屋９の他の階床１０ａ
〜１０ｃには、それぞれ受電体１２に電力線１３を介し
て接続される分電盤１４ａ〜１４ｃと、各分電盤１４ａ
〜１４ｃに電力線１５ａ〜１５ｃを介して接続される電
気器具１６ａ〜１６ｃとが配設されている。建屋９の受
電体１２は、外部の電源より電力線１１を介して受電
し、電力線１３を介して各階の分電盤１４、１４ａ〜１
４ｃに配電して、各分電盤１４、１４ａ〜１４ｃより電
力線１５、１５ａ〜１５ｃを介して各階の電気器具１
６、１６ａ〜１６ｃに給電する。同時に、建屋９の受電
体１２は、他の電力線１３ａを介して機械室４のエレベ
ータ制御体５にも給電する。
部の電源より電力線１１を介して電力を受ける受電体１
２と、この受電体１２に電力線１３を介して接続される
分電盤１４と、この分電盤１４に電力線１５を介して接
続される電気器具１６とが配設されており、また、受電
体１２に他の電力線１３ａを介して機械室４のエレベー
タ制御体５が接続されている。建屋９の他の階床１０ａ
〜１０ｃには、それぞれ受電体１２に電力線１３を介し
て接続される分電盤１４ａ〜１４ｃと、各分電盤１４ａ
〜１４ｃに電力線１５ａ〜１５ｃを介して接続される電
気器具１６ａ〜１６ｃとが配設されている。建屋９の受
電体１２は、外部の電源より電力線１１を介して受電
し、電力線１３を介して各階の分電盤１４、１４ａ〜１
４ｃに配電して、各分電盤１４、１４ａ〜１４ｃより電
力線１５、１５ａ〜１５ｃを介して各階の電気器具１
６、１６ａ〜１６ｃに給電する。同時に、建屋９の受電
体１２は、他の電力線１３ａを介して機械室４のエレベ
ータ制御体５にも給電する。
【００１１】そして、本実施形態のエレベータ装置で
は、乗かご２内に、この乗かご２で必要とする電力を供
給するバッテリ１７と、このバッテリ１７に接続される
制御装置１８と、この制御装置１８に接続されるかご内
照明灯１９とを備え、乗かご２の上部に、制御装置１８
に接続されるドア開閉装置２０と通信部２１を備え、乗
かご２の乗場側に、バッテリ１７に充電回路２２を介し
て接続される一対の集電端子２３、２４を備えている。
また、昇降路１の上部に、エレベータ制御体５に接続さ
れる通信部２５を備え、昇降路１の下部に、電力線２６
を介して下部階床１０の分電盤１４に接続され、乗かご
２の集電端子２３、２４にそれぞれ接触可能な一対の給
電端子２７、２８を備えている。なお、これらの給電端
子２７、２８によって、建屋９側の電源を用いてバッテ
リ１７の充電用電力を供給する給電体が構成されてい
る。
は、乗かご２内に、この乗かご２で必要とする電力を供
給するバッテリ１７と、このバッテリ１７に接続される
制御装置１８と、この制御装置１８に接続されるかご内
照明灯１９とを備え、乗かご２の上部に、制御装置１８
に接続されるドア開閉装置２０と通信部２１を備え、乗
かご２の乗場側に、バッテリ１７に充電回路２２を介し
て接続される一対の集電端子２３、２４を備えている。
また、昇降路１の上部に、エレベータ制御体５に接続さ
れる通信部２５を備え、昇降路１の下部に、電力線２６
を介して下部階床１０の分電盤１４に接続され、乗かご
２の集電端子２３、２４にそれぞれ接触可能な一対の給
電端子２７、２８を備えている。なお、これらの給電端
子２７、２８によって、建屋９側の電源を用いてバッテ
リ１７の充電用電力を供給する給電体が構成されてい
る。
【００１２】上述した制御装置１８は、バッテリ１７の
状態を検出するバッテリ検出器１７ａからの信号を取り
込んでバッテリ１７の状態を監視することも可能であ
る。集電端子２３、２４および給電端子２７、２８は、
それぞれ図示しない絶縁体を介して乗かご２、昇降路１
壁に取付けられており、これらの集電端子２３、２４お
よび給電端子２７、２８を介して下部階床１０の分電盤
１４から乗かご２のバッテリ１７に給電可能である。
状態を検出するバッテリ検出器１７ａからの信号を取り
込んでバッテリ１７の状態を監視することも可能であ
る。集電端子２３、２４および給電端子２７、２８は、
それぞれ図示しない絶縁体を介して乗かご２、昇降路１
壁に取付けられており、これらの集電端子２３、２４お
よび給電端子２７、２８を介して下部階床１０の分電盤
１４から乗かご２のバッテリ１７に給電可能である。
【００１３】上述した通信部２１、２５により、乗かご
２に必要な信号を乗かご２とエレベータ制御体５との間
で送受信する空間伝送体が構成されており、例えば、エ
レベータ制御体５から出力されるドア開閉指令を通信部
２１、２５を介して乗かご２へ送信したり、あるいは乗
かご２内の乗客の行先階登録指令をエレベータ制御体５
へ送信するようになっている。
２に必要な信号を乗かご２とエレベータ制御体５との間
で送受信する空間伝送体が構成されており、例えば、エ
レベータ制御体５から出力されるドア開閉指令を通信部
２１、２５を介して乗かご２へ送信したり、あるいは乗
かご２内の乗客の行先階登録指令をエレベータ制御体５
へ送信するようになっている。
【００１４】本実施形態のエレベータ装置にあっては、
まず乗かご２が下部階床１０に停止した際、乗かご２の
集電端子２３、２４がそれぞれ昇降路１壁の給電端子２
７、２８に接触することから、下部階床１０の分電盤１
４から電力線２６、給電端子２７、２８および集電端子
２３、２４を介して充電回路２２に給電され、この充電
回路２２により、バッテリ１７の容量に対する電圧、電
流を制限してバッテリ１７に充電電流を供給する。ま
た、このようにして充電したバッテリ１７より制御装置
１８に給電されるので、この制御装置１８より必要な直
流電流として、または直流−交流交換器を通して交流電
流として乗かご２のかご内照明灯１９およびドア開閉装
置２０などに給電される。
まず乗かご２が下部階床１０に停止した際、乗かご２の
集電端子２３、２４がそれぞれ昇降路１壁の給電端子２
７、２８に接触することから、下部階床１０の分電盤１
４から電力線２６、給電端子２７、２８および集電端子
２３、２４を介して充電回路２２に給電され、この充電
回路２２により、バッテリ１７の容量に対する電圧、電
流を制限してバッテリ１７に充電電流を供給する。ま
た、このようにして充電したバッテリ１７より制御装置
１８に給電されるので、この制御装置１８より必要な直
流電流として、または直流−交流交換器を通して交流電
流として乗かご２のかご内照明灯１９およびドア開閉装
置２０などに給電される。
【００１５】制御装置１８はバッテリ検出器１７ａから
の信号を取り込んでバッテリ１７の状態を監視し、この
監視結果に関する情報を乗かご２の通信部２１から送信
するとともに、昇降路１上部の通信部２５で上記の情報
を受けてエレベータ制御体５で処理演算を行ない、この
演算結果に基づいて電動機６を制御しながら巻上機７に
より主索８を介して乗かご２を駆動する。これによっ
て、バッテリ１７の状態に応じて、乗かご２を下部階床
１０に停止させてバッテリ１７を充電したり、あるいは
乗かご２を下部階床１０から上昇させてバッテリ１７の
充電を終了させることができる。さらに、バッテリ１７
の充電を要する状態をあらかじめ検知し、前もって設定
された乗かご２の運転方式を変更して乗かご２を下部階
床１０に停止させることにより、バッテリ１７を充電す
ることもできる。
の信号を取り込んでバッテリ１７の状態を監視し、この
監視結果に関する情報を乗かご２の通信部２１から送信
するとともに、昇降路１上部の通信部２５で上記の情報
を受けてエレベータ制御体５で処理演算を行ない、この
演算結果に基づいて電動機６を制御しながら巻上機７に
より主索８を介して乗かご２を駆動する。これによっ
て、バッテリ１７の状態に応じて、乗かご２を下部階床
１０に停止させてバッテリ１７を充電したり、あるいは
乗かご２を下部階床１０から上昇させてバッテリ１７の
充電を終了させることができる。さらに、バッテリ１７
の充電を要する状態をあらかじめ検知し、前もって設定
された乗かご２の運転方式を変更して乗かご２を下部階
床１０に停止させることにより、バッテリ１７を充電す
ることもできる。
【００１６】このように構成した第１の実施形態では、
下部階床１０の分電盤１４より給電端子２７、２８を介
して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、乗か
ご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路１上
部の通信部２５で送受信するので、昇降路１内に配設さ
れる電力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降
路１内での配線作業を簡略化できる。
下部階床１０の分電盤１４より給電端子２７、２８を介
して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、乗か
ご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路１上
部の通信部２５で送受信するので、昇降路１内に配設さ
れる電力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降
路１内での配線作業を簡略化できる。
【００１７】なお、この第１の実施形態では、下部階床
１０の分電盤１４より昇降路１の下部の給電端子２７、
２８を介して乗かご２のバッテリ１７に給電するように
したが、下部階床１０の代わりに、他の階床１０ａ〜１
０ｃのいずれの高さ位置に給電端子を設けて、この給電
端子に同一階の分電盤より給電することにより同様の効
果が得られる。
１０の分電盤１４より昇降路１の下部の給電端子２７、
２８を介して乗かご２のバッテリ１７に給電するように
したが、下部階床１０の代わりに、他の階床１０ａ〜１
０ｃのいずれの高さ位置に給電端子を設けて、この給電
端子に同一階の分電盤より給電することにより同様の効
果が得られる。
【００１８】図２は本発明の第２の実施形態に係るエレ
ベータ装置の説明図である。なお、図２において前述し
た図１に示すものと同等のものには同一符号を付してあ
る。
ベータ装置の説明図である。なお、図２において前述し
た図１に示すものと同等のものには同一符号を付してあ
る。
【００１９】図２に示す本実施形態のエレベータ装置で
は、前述した図１に示すものと比べて、受電体１２が下
部階床１０より下方に設けられ、すなわち給電端子２
７、２８に対してより近くに配置されているので、この
受電体１２に電力線２６を介して給電端子２７、２８を
接続したことが異なっており、その他の構成は前述した
図１に示すものと同様である。
は、前述した図１に示すものと比べて、受電体１２が下
部階床１０より下方に設けられ、すなわち給電端子２
７、２８に対してより近くに配置されているので、この
受電体１２に電力線２６を介して給電端子２７、２８を
接続したことが異なっており、その他の構成は前述した
図１に示すものと同様である。
【００２０】このように構成した第２の実施形態にあっ
ても、建屋９の受電体１２より給電端子２７、２８を介
して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、乗か
ご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路１上
部の通信部２５とで送受信するので、昇降路１内の電力
線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路１内で
の配線作業を簡略化できる。
ても、建屋９の受電体１２より給電端子２７、２８を介
して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、乗か
ご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路１上
部の通信部２５とで送受信するので、昇降路１内の電力
線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路１内で
の配線作業を簡略化できる。
【００２１】図３は本発明の第３の実施形態に係るエレ
ベータ装置の説明図である。なお、図３において前述し
た図１、図２に示すものと同等のものには同一符号を付
してある。
ベータ装置の説明図である。なお、図３において前述し
た図１、図２に示すものと同等のものには同一符号を付
してある。
【００２２】図３に示す本実施形態のエレベータ装置で
は、前述した図１に示す給電端子２７、２８および集電
端子２３、２４の代わりに、乗かご２に、図示しない鉄
心に巻線を施した集電体２９を設けるとともに、昇降路
１の下部に、図示しない鉄心に巻線を施した給電体３０
を設け、この給電体３０に下部階床１０の分電盤１４よ
り交流電力を供給して、電磁力により乗かご２の集電体
２９へ給電するようになっている。
は、前述した図１に示す給電端子２７、２８および集電
端子２３、２４の代わりに、乗かご２に、図示しない鉄
心に巻線を施した集電体２９を設けるとともに、昇降路
１の下部に、図示しない鉄心に巻線を施した給電体３０
を設け、この給電体３０に下部階床１０の分電盤１４よ
り交流電力を供給して、電磁力により乗かご２の集電体
２９へ給電するようになっている。
【００２３】このように構成した第３の実施形態にあっ
ても、建屋９の分電盤１４より給電体３０、集電体２９
を介して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、
乗かご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路
１上部の通信部２５とで送受信するので、昇降路１内に
配設される電力線や信号線を比較的短くすることがで
き、昇降路１内での配線作業を簡略化できる。
ても、建屋９の分電盤１４より給電体３０、集電体２９
を介して乗かご２のバッテリ１７に給電するとともに、
乗かご２に必要な信号を乗かご２の通信部２１と昇降路
１上部の通信部２５とで送受信するので、昇降路１内に
配設される電力線や信号線を比較的短くすることがで
き、昇降路１内での配線作業を簡略化できる。
【００２４】このように構成した第３の実施形態では、
昇降路１下部の給電体３０から乗かご２の集電体２９へ
電磁力により給電することにより、乗かご２のバッテリ
１７の充電を非接触方式で行なえる。
昇降路１下部の給電体３０から乗かご２の集電体２９へ
電磁力により給電することにより、乗かご２のバッテリ
１７の充電を非接触方式で行なえる。
【００２５】図４は本発明の第４の実施形態に係るエレ
ベータ装置の説明図である。なお、図４において前述し
た図１〜図３に示すものと同等のものには同一符号を付
してある。
ベータ装置の説明図である。なお、図４において前述し
た図１〜図３に示すものと同等のものには同一符号を付
してある。
【００２６】図４に示す本実施形態のエレベータ装置で
は、前述した図１に示すものと比べて、下部階床１０の
分電盤１４に接続される電力線２６の途中に、コンセン
ト３１と、このコンセント３１に着脱可能な差し込みプ
ラグ３２とを設けたことが異なっており、その他の構成
は前述した図１に示すものと同様である。
は、前述した図１に示すものと比べて、下部階床１０の
分電盤１４に接続される電力線２６の途中に、コンセン
ト３１と、このコンセント３１に着脱可能な差し込みプ
ラグ３２とを設けたことが異なっており、その他の構成
は前述した図１に示すものと同様である。
【００２７】このように構成した第４の実施形態にあっ
ても、電力線２６の途中に設けたコンセント３１に差し
込みプラグ３２を差し込んだ状態で、下部階床１０の分
電盤１４より給電端子２７、２８を介して乗かご２のバ
ッテリ１７に給電するとともに、乗かご２に必要な信号
を乗かご２の通信部２１と昇降路１上部の通信部２５と
で送受信するので、昇降路１内に配設される電力線や信
号線を比較的短くすることができ、昇降路１内での配線
作業を簡略化できる。
ても、電力線２６の途中に設けたコンセント３１に差し
込みプラグ３２を差し込んだ状態で、下部階床１０の分
電盤１４より給電端子２７、２８を介して乗かご２のバ
ッテリ１７に給電するとともに、乗かご２に必要な信号
を乗かご２の通信部２１と昇降路１上部の通信部２５と
で送受信するので、昇降路１内に配設される電力線や信
号線を比較的短くすることができ、昇降路１内での配線
作業を簡略化できる。
【００２８】また、このように構成した第４の実施形態
では、昇降路１内で保全作業を行なう際、電力線２６の
途中に設けたコンセント３１から差し込みプラグ３２を
抜くことにより給電端子２７、２８への給電が停止する
ので作業員の感電などの事故を確実に防止でき、昇降路
１内でより安全な保全作業を行なえる。
では、昇降路１内で保全作業を行なう際、電力線２６の
途中に設けたコンセント３１から差し込みプラグ３２を
抜くことにより給電端子２７、２８への給電が停止する
ので作業員の感電などの事故を確実に防止でき、昇降路
１内でより安全な保全作業を行なえる。
【００２９】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のエレベー
タ装置では、建屋側の電源を用いて昇降路の所定個所に
設けた給電体を介して乗かごのバッテリに給電するとと
もに、乗かごおよびエレベータ制御体間で信号を空間伝
送体を介して送受信するので、昇降路内に配設される電
力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路内で
の配線作業を簡略化できる。したがって、昇降路内の配
線に要する費用を低減できるとともに、昇降路内で作業
に携わる作業者の安全を確保できるという効果がある。
タ装置では、建屋側の電源を用いて昇降路の所定個所に
設けた給電体を介して乗かごのバッテリに給電するとと
もに、乗かごおよびエレベータ制御体間で信号を空間伝
送体を介して送受信するので、昇降路内に配設される電
力線や信号線を比較的短くすることができ、昇降路内で
の配線作業を簡略化できる。したがって、昇降路内の配
線に要する費用を低減できるとともに、昇降路内で作業
に携わる作業者の安全を確保できるという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施形態に係るエレベータ装置
の説明図である。
の説明図である。
【図２】本発明の第２の実施形態に係るエレベータ装置
の説明図である。
の説明図である。
【図３】本発明の第３の実施形態に係るエレベータ装置
の説明図である。
の説明図である。
【図４】本発明の第４の実施形態に係るエレベータ装置
の説明図である。
の説明図である。
１ 昇降路 ２ 乗かご ５ エレベータ制御体 ７ 巻上機 ８ 主索 ９ 建屋 １０、１０ａ〜１０ｃ 階床 １２ 受電体 １４ 分電盤 １７ バッテリ ２１ 通信部（空間伝送体） ２３、２４ 集電端子 ２５ 通信部（空間伝送体） ２７、２８ 給電端子（給電体） ２９ 集電体 ３０ 給電体 ３１ コンセント ３２ 差込プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 厚沢 輝佳 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 早坂 三四司 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステム内 Ｆターム(参考） 3F002 GA03 3F305 BA11 3F306 CB60
Claims (3)
- 【請求項１】 エレベータ制御体の指令により巻上機を
駆動し主索を介して昇降路内の乗かごを上下動させるよ
うにしたエレベータ装置において、 前記乗かごに、この乗かごで必要とする電力を供給する
バッテリを搭載し、前記昇降路の所定個所に、建屋側の
電源を用いて前記バッテリの充電用電力を供給する給電
体を備え、かつ、前記乗かごに必要な信号をこの乗かご
と前記エレベータ制御体との間で送受信する空間伝送体
を有することを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項２】 前記給電体に、前記建屋に設けられ外部
の電源から電力を受ける受電体、または前記建屋の階床
毎に設置される分電盤から電力を直接供給するようにし
たことを特徴とする請求項１記載のエレベータ装置。 - 【請求項３】 前記建屋側の電源から前記給電体に電力
を供給する電力線の途中にコンセントを設け、このコン
セントを前記昇降路の所定位置に配設したことを特徴と
する請求項１記載のエレベータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116716A JP2001302120A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116716A JP2001302120A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | エレベータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001302120A true JP2001302120A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18628143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000116716A Pending JP2001302120A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001302120A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116716A patent/JP2001302120A/ja active Pending
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