JP2003238044A - エレベータの安全装置 - Google Patents
エレベータの安全装置Info
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Abstract
されるエレベータにも好適な省スペースの安全装置を実
現すること。 【解決手段】 かご2とつり合いおもり4a,4bはそ
れぞれ主ロープ1a,1bで連結している。またかご2
の非常止装置を動作させる連動機構15とつり合いおも
り4a,4bの連動機構とはそれぞれセーフティロープ
40a,40bで連結している。そして主ロープ1a
(又は1b)が切断したときには、セーフティロープ4
0a(又は40b)にテンションがかかり、かご2とつ
り合いおもり4a(又は4b)の両方の非常止装置が作
動してかご2及びつり合いおもり4a(又は4b)の落
下を阻止する。
Description
もりが主索で連結されて昇降路内を昇降するエレベータ
の安全装置に係り、特に主索の切断時における安全性を
向上させるものである。
する。図において1は主ロープで、一側はかご2に連結
され、トラクションシーブ3を経由して他側はつり合い
おもり4に連結されている。5はかご2の昇降を案内す
る一対のガイドレールであり、図示省略しているがつり
合いおもり4にも同様のガイドレールが設けられてい
る。
であり、昇降路下部設置のプーリ11との間にガバナロ
ープ12が巻き掛けられ、このガバナロープ12はレバ
ー13によりかご2に連結されている。14はかご2の
下部両側に設置された非常止装置で、レバー13が引き
上げられると作動してガイドレール5を挟みかご2を機
械的に停止させる。このレバー13の動きは連動機構1
5を介して他側にも伝達され両側の非常止装置14は同
時に作動する。
で下降・落下すると、ガバナ装置が作動してガバナロー
プ12を拘束し、レバー13が引き上げられる。これに
より両非常止装置14が作動してガイドレール5を挟み
かご2を停止させる。
によっては、昇降路のピット(底部)の下を通路や居室
として利用する場合がある。この場合にはつり合いおも
り4にもかご2と同様の非常止装置を設置しなければな
らない。そのため、図2に二点鎖線で示したように、ガ
バナプーリ20、下部プーリ21、ガバナロープ22、
一対の非常止装置23などを設置する必要がある。
存の駅舎等にもエレベータを設置するケースが増加して
きた。この場合プラットホームなどの限られた場所に設
置されるため省スペースが要求される。そこでかごと昇
降路壁との僅かなスペースを有効利用するために、図1
に示すようにつり合いおもりを2つに分けて小型化した
ものが実用されている。
の下を通路や居室として利用する場合がある。この場合
には従来と同様に、つり合いおもりにも非常止装置を設
置することになる。そうすると、ガバナ装置はかごに1
組、つり合いおもりに各1組、合計3組必要になり、限
られたスペースに収めることが困難になるという問題が
発生する。また、両つり合いおもりのガバナ装置を同時
に作動させるのは難しいという問題もある。更に、一方
の主ロープが切断した場合には、この主ロープに連結さ
れているつり合いおもりは非常止装置によって落下を免
れるが、他方のつり合いおもりのみではかご重量に比べ
軽いため、トラクションシーブ上を主ロープが滑り、か
ごが落下していく危険がある。このときかごの落下速度
が所定値を超えない限りかごのガバナ装置は作動しな
い。
りのガバナ装置をなくし、かごの非常止装置の連動機構
とつり合いおもりの非常止装置の連動機構とをワイヤロ
ープ等の索状体で連結し、主ロープの切断や弛緩によっ
て索状体に所定以上の力が掛ると両方の非常止装置が作
動するように構成したものである。また本発明は、1台
のかごと2個のつり合いおもりを備えたエレベータにお
いて、かごの非常止装置の連動機構と各つり合いおもり
の非常止装置の連動機構とをそれぞれ索状体で連結し、
索状体に所定以上の力が掛るとその索状体が連結されて
いるつり合いおもりの非常止装置とかごの非常止装置が
作動するように構成したものである。
説明する。図において、30は巻上機31により回動す
るメインシャフト、32はシャフト受、3a,3bはメ
インシャフト30に固定されたトラクションシーブであ
る。1aは主ロープで、一側はかご2の下部のロープヒ
ッチ部2aに連結され、トラクションシーブ3aを経由
して他側はつり合いおもり4aに連結されている。1b
も同様の主ロープで、一側はかご2のロープヒッチ部2
aの反対側に連結され、トラクションシーブ3bを経由
して他側はつり合いおもり4bに連結されている。
2の非常止装置(図示省略)の連動機構15に連結さ
れ、昇降路上部のプーリ41a,42aを経由して、他
側はつり合いおもり4aの非常止装置の連動機構(図示
省略)に連結されている。40bもセーフティロープ
で、一側は連動機構15に連結され、昇降路上部のプー
リ41b,42bを経由して、他側はつり合いおもり4
bの非常止装置の連動機構(図示省略)に連結されてい
る。また、図示省略しているが、かご2には図2と同様
にガバナ装置が設置されており、かご2が所定速度以上
で下降するとガバナ装置によって連動機構15が作動し
て非常止装置によってかご2を停止させる。しかし、つ
り合いおもり4a,4bには非常止装置は設置してある
が、ガバナ装置はない。
たり緩んだりとすると、セーフティロープ40aにテン
ションがかかり、かご2の非常止装置と、つり合いおも
り4aの非常止装置の両方が作動してかご2及びつり合
いおもり4aの落下を阻止する。
合いおもり用のガバナ装置がなくても、主ロープの切断
や弛緩時には、かご及びつり合いおもりの両方を停止さ
せることができる。そのため、つり合いおもりのガバナ
装置の数を減らせる分だけ省スペースになる。また通常
ガバナ装置に連動する連動機構にはスイッチが配置さ
れ、非常止装置の作動時にはスイッチも作動している
が、本実施の形態ではつり合いおもり側の非常止装置が
作動すると必ずかごの非常止装置も作動する構成のた
め、かご側にスイッチがあれば、つり合いおもり側にス
イッチを設ける必要がない。したがってつり合いおもり
への電気配線が不要になるという効果がある。
1bの何れか1組又は両組のロープが切断・弛緩しても
かごやつり合いおもりの落下を防止できるが、図2のよ
うにつり合いおもりが1個の場合にも本発明を適用する
ことができる。またセーフティロープ40a,40b
は、通常はあまり力が掛からずかご2及びつり合いおも
り4a,4bの非常止装置を作動できる強度があればよ
いため、ワイヤロープの他にテープ等の帯状体や合成繊
維製など他の索状体を使用することもできる。
駆動する方式のエレベータで説明しているが、かごとつ
り合いおもりが主索で連結されたものであれば、油圧エ
レベータなど他の機種でもよい。またつり合いおもりは
2個、即ち2分割にしているが、3個以上であっても同
様に本発明を適用することができる。
安全性を確保しながら省スペース化を実現でき、また複
数のつり合いおもりを有するエレベータにも好適な安全
装置を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 かごとつり合いおもりとが主索で連結さ
れ、前記かご及びつり合いおもりにはそれぞれ非常止装
置を備えたエレベータにおいて、 前記かごの非常止装置の連動機構と前記つり合いおもり
の非常止装置の連動機構とを索状体で連結し、前記索状
体に所定以上の力が掛ると前記両非常止装置が作動する
ように構成したエレベータの安全装置。 - 【請求項2】 1台のかごと複数個のつり合いおもりと
を有し、前記かごと前記各つり合いおもりとがそれぞれ
主索で連結され、これらのかご及びつり合いおもりには
それぞれ非常止装置を備えたエレベータにおいて、 前記かごの非常止装置の連動機構と前記各つり合いおも
りの非常止装置の連動機構とをそれぞれ索状体で連結
し、前記索状体に所定以上の力が掛るとその索状体が連
結されているつり合いおもりの非常止装置とかごの非常
止装置が作動するように構成したエレベータの安全装
置。
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JP2013216405A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターの保守時安全装置 |
CN109502448A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-22 | 西威电梯江苏有限公司 | 一种基于电梯的安全保护装置 |
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2002
- 2002-02-08 JP JP2002032929A patent/JP4089237B2/ja not_active Expired - Fee Related
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