JP2008019039A - エレベーター保守作業時の照明装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Kurimata
良之 栗俣
Shunji Takao
俊志 高尾
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Abstract

【課題】保守作業における安全の対象機器毎にセンサーや照明装置の設置を必要とせず、安全作業を確保できるエレベーター保守作業時の照明装置の提供。
【解決手段】エレベーターのピット6A及びかご上及び機械室2に設置される機器9,10,1に着脱自在に取り付けられ、所定範囲内の物体の動きを検出して照明を点灯するセンサーライト14と、このセンサーライト14を要部機器に取り付けるクリップ部15とを備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明はエレベーター保守作業時の照明装置に係り、特に、作業中の安全の確保に好適なエレベーター保守作業時の照明装置に関する。
作業者がエレベーターの昇降路の底部であるピットで作業する際、かごとロープを介して接続される釣合い錘の降下に気付かず大怪我をする事故を防止するために、従来、特開平7−267530号公報にエレベーターの保守作業を行なう作業者の安全を確保するものとして、釣合い錘が降下して最下点に接近したことを検出するセンサーを設け、このセンサーの検出信号で照明を点灯させて釣合い錘の接近を知らせる技術が記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−267530号公報(段落番号0006〜段落番号0008、図1、図2)
上記従来技術は、エレベーターの保守作業での事故を防止するために、作業対象部位にセンサーを取り付けるとともに、センサーの検出信号で点灯する照明装置を予め設置する必要があり、取り付けに要する作業や費用が掛るという問題があった。
本発明の目的は、保守作業における安全の対象機器毎にセンサーや照明装置の設置を必要とせず、安全作業を確保できるエレベーター保守作業時の照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エレベーターの昇降路底部であるピットに設けられ、かごと主ロープを介して接続される釣合い錘が所定位置に降下したことを検出するセンサーと、このセンサーの検出信号で点灯する照明装置を備え、前記ピットにおける安全を確保するエレベーター保守作業時の照明装置において、エレベーターのピット及びかご上及び機械室に設置される機器に着脱自在に取り付けられ、所定範囲内の物体の動きを検出して照明を点灯するセンサーライトと、このセンサーライトを要部機器に取り付けるクリップ部とを備えたものである。
本発明によれば、対象の保守作業を行なうとき、対象機器が所定範囲に接近してきたことを検出し、照明を点灯させるセンサーライトを、対象機器に向けてクリップ部で取り付けるようにしたので、センサーや照明装置を対象作業毎に設置する必要がないので、費用が掛らない。また、対象の保守作業にセンサーライトを取り付けることで、作業に危険を伴うことを作業前に認識でき、安全作業の意識付けが図れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1、図2を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すエレベーター保守作業時の照明装置の構成図で、図2は本発明の一実施形態のエレベーター保守作業時の照明装置を用いた保守作業を説明するフローチャートである。
図において、エレベーター乗りかごを運転させる制御装置を収納したエレベーター制御盤1は機械室2に設置され、かご3及び釣合い錘4はと主ロープ5で接続され、主ロープ5が巻き掛けられる図示しない巻上機の回転によって、昇降路6をそれぞれ上下に移動する。
また、昇降路6の底部であるピット6Aには、検出した地震の揺れが所定値以上のとき信号を複数の芯線で構成される昇降路ケーブル7を介してエレベーター制御盤1の制御回路に地震管制運転を指令する地震計8や、釣合い錘4の直下に緩衝機9等が設置され、昇降路ケーブル7を介してピット6AにAC100Vの図示しないピットコンセントを設けている。
また、かご3の上にはかご上手摺10が出入口以外の三方に設けられ、かご上作業における作業者の安全を図っており、エレベーター制御盤1から複数の芯線で構成される移動ケーブル11及びかご3に設けられる運転盤12を介し、AC100Vの図示しないかご上コンセントが設置されており、運転盤12に設けられ、通常は施錠されているボックス内の図示しない保守スイッチを投入すると、かご3の下部に設けたかご下照明13やかご上に設けた図示しないかご上照明が点灯する。
また、機械室2の扉2Aの横には機械室の照明スイッチ2Bが設けられ、照明スイッチ2Bの投入で機械室天井にもうけた照明装置2Cが点灯する。ここで、機械室2のエレベーター制御盤1の上部には、周囲の照度が所定以下となり、移動する物体が所定範囲に存在することを検出して所定時間照明を点灯させるセンサーライト14がクリップ15にて着脱自在に設けられており、AC100Vの図示しない機械室コンセントに接続されている。
このように構成した一実施形態を示すエレベーター保守作業時の照明装置の動作の説明を行なう。
まず、保守作業におけるかご上の作業を説明する。
作業者は、センサーライト14のクリップ15をエレベーター制御盤1の上部から外すとともに、図示しない機械室コンセントから図示しないプラグを外し、センサーライト14を持って乗場16へ向かい(ステップS1)、かご3を呼び寄せてかご3に乗り込み(ステップS2)、運転盤12を所定の鍵で開き図示しない保守スイッチを投入する(ステップS3)。保守モードに切替えると図示しないかご上照明の点灯(ステップS4)及びかご下照明13の点灯(ステップS5)がされる。
次に、作業者はかご上に乗り(ステップS6)、かご上手摺10にセンサーライト14を上方に向けてクリップ15で挟み込むとともに、図示しないかご上コンセントにプラグを挿入し(ステップS7)、準備作業は完了である。
次に、かご3を保守運転で動かしかご3が昇降路頂部6Bに近づき所定の距離となると(ステップS8)、センサーライトが点灯し(ステップS9)、かご上の作業者に昇降路頂部6Bが接近し上部注意を知らしめる。ここで、センサーライト14は点灯してから所定時間が経過すると(ステップS10)消灯し(ステップS11)、ステップS8に戻る。
また、かご上作業が終了すると(ステップS12)、センサーライト14をかご上手摺10及び図示しないかご上コンセントから取り外し(ステップS13)、かご上から降りる。
次に、ピット6Bでの作業の場合、かご3を走行させるときは安全のため作業者はピット6Bから出ることとなるが、緩衝機9と釣合い錘4の距離を測定して主ロープ5の伸びを計測する際の、センサーライト14の使い方を説明する。
まず、作業者がピット6Bに降りて(ステップS14)、緩衝機9の上部にセンサーライト14を上方に向けてクリップ15で挟み込むとともに、図示しないピットコンセントにプラグを挿入し(ステップS15)、ピット6Bを出て乗場16で待機し、他の作業者がかご3を高速運転で最上階まで運転すると、釣合い錘4の接近(ステップS8)でセンサーライト14が点灯する(ステップS9)。ここで、他の作業者からエレベーターを停止してピット6Bに安全に降りられることを確認し、ピット6Bに降りて緩衝機9と釣合い錘4の距離を測定するとき、センサーライト14が点灯しているので、懐中電灯を使用せずとも値を読むことができる。
次に、機械室2のエレベーター制御盤1の上方にセンサーライト14を取り付けて全ての保守作業は完了するが、エレベーター制御盤1にセンサーライト14を取り付けたことで、作業者が機械室2の扉2Aを開けたとき、センサーライト14が点灯するので、照明装置2Cを点灯する照明スイッチ2Bの位置を容易に確認することができる。また、照明装置2Cを消しても所定時間センサーライト14が点灯しているので、照明スイッチ2Bが扉2Aと離れた位置に設置されていても、機械室2を安全に歩行することができる。
本発明の一実施形態を示すエレベーター保守作業時の照明装置の構成図である。 本発明の一実施形態のエレベーター保守作業時の照明装置を用いた保守作業を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 エレベーター制御盤
2 機械室
3 かご
4 釣合い錘
6 昇降路
6A ピット
6B 昇降路頂部
9 緩衝機
10 かご上手摺
13 かご下照明
14 センサーライト
15 クリップ

Claims (1)

  1. エレベーターの昇降路底部であるピットに設けられ、かごと主ロープを介して接続される釣合い錘が所定位置に降下したことを検出するセンサーと、このセンサーの検出信号で点灯する照明装置を備え、前記ピットにおける安全を確保するエレベーター保守作業時の照明装置において、
    エレベーターのピット及びかご上及び機械室に設置される機器に着脱自在に取り付けられ、所定範囲内の物体の動きを検出して照明を点灯するセンサーライトと、このセンサーライトを要部機器に取り付けるクリップ部とを備えたことを特徴とするエレベーター保守作業時の照明装置。
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