JP2003261273A - 据付用エレベータ - Google Patents

据付用エレベータ

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JP2003261273A
JP2003261273A JP2002064176A JP2002064176A JP2003261273A JP 2003261273 A JP2003261273 A JP 2003261273A JP 2002064176 A JP2002064176 A JP 2002064176A JP 2002064176 A JP2002064176 A JP 2002064176A JP 2003261273 A JP2003261273 A JP 2003261273A
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JP
Japan
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power supply
work floor
work
floor device
hoistway
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Application number
JP2002064176A
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English (en)
Inventor
Takashi Morinaga
貴志 森永
Tsuguhiko Nakada
次彦 中田
Kazuo Kunito
和夫 国藤
Munetaka Horiuchi
宗孝 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降路内の電源線を少なくして電源線の張設
作業を容易に効率良く行なえるとともにコストダウンや
安全性の向上を図れる据付用エレベータの提供。 【解決手段】 乗場3の電源盤10と作業床装置8の制
御盤14とを共用電源線12で連結し、この共用電源線
12より分岐した分岐電源線13、15でそれぞれ制御
盤14と駆動部11、および制御盤14と溶接器16を
連結した。これにより、電源盤10と作業床装置8の接
続を共用電源線12で共用できるとともに、作業床装置
8に設けた溶接器16から溶接用先端器17まで煩雑な
配線作業がなくて済み、また切替手段の切替で溶接作業
中に作業床装置8の昇降を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、据付時に用いられ
る据付用エレベータに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、エレベータの据付作業には据付
用エレベータが用いられることが多いが、その一例とし
て特開平10−279223号公報に記載されているよ
うに、昇降路頂部から底部に向けて吊設されたワイヤロ
ープと、このワイヤロープに係合する自走式巻上機を有
する据付用作業床とを備え、自走式巻上機によりワイヤ
ロープに駆動力を付与することにより据付用作業床を昇
降路内で昇降させるようにした据付用エレベータが提案
されている。 【0003】このような従来の据付用エレベータでは、
エレベータ据付時に据付用作業床から昇降路内機器、例
えば乗かごの昇降をガイドするガイドレールの固定用ブ
ラケットや、出入口装置の固定用ブラケットの溶接作業
を行なう必要があるが、この溶接作業を行なう溶接器
は、昇降路内の任意の乗場に設置され工事用電源盤に連
結されており、必要に応じて前記の溶接器から溶接用電
源線を介して連結された溶接用先端器を据付用作業床内
に持ち込んで昇降路内での溶接作業を行なうようになっ
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、例えば、据付用作業床が昇降路の頂
部や底部の近傍に位置する場合などに、乗場の溶接器か
ら据付用作業床内の溶接用先端器まで溶接用電源線を張
設する手間が非常に煩雑であるため、溶接作業の効率を
低下させる主な要因となっている。また、電源盤から据
付用作業床を駆動する自走式巻上機までの間に電力線が
すでに張設されているため、この電力線と上記の溶接用
電源線が絡まり据付用作業床の昇降動作に支障が生じる
という懸念がある。 【0005】本発明は、このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータ据
付時に昇降路内に配線される電源線を少なくして電源線
の張設作業を容易に効率良く行なえるとともに、コスト
ダウンや安全性の向上を図ることのできる据付用エレベ
ータを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、昇降路内を昇降し昇降路内機器を据付け
る際の据付用足場となる作業床装置を有し、この作業床
装置に、この作業床装置を昇降駆動させる駆動部、およ
びこの駆動部の駆動制御を行なう制御盤を設けた据付用
エレベータにおいて、前記作業床装置に設置される溶接
器と、前記昇降路の乗場に設置される電源盤と、この電
源盤と前記制御盤とを連結する共用電源線と、この共用
電源線より分岐し、前記制御盤と前記駆動部とを連結す
る第1の分岐電源線、および前記制御盤と前記溶接器と
を連結する第2の分岐電源線とを備えるとともに、前記
共用電源線から前記第1の分岐電源線および第2の分岐
線に分岐する分岐部に、電力供給経路を切替える切替手
段を設けた構成にしてある。 【0007】このように構成した本発明では、エレベー
タ据付時に乗場の電源盤と作業床装置との間を共用電源
線のみで統一して接続したことから、この共用電源線の
張設作業を容易に効率良く行なえるとともに電源線の配
線数削減によりコストダウンを図ることができる。ま
た、作業床装置に溶接器を設けたため、作業床装置上で
作業者が溶接用先端器を用いて溶接作業を行なう際に、
溶接器から溶接用先端器までは第2の分岐電源線を引き
回しのみでよいので煩雑な配線作業を必要とすることが
なくて済み、作業床装置が昇降路内のどこの高さ位置に
あっても容易に溶接作業を行なえる。また、溶接器の使
用時に切替手段の切替動作で駆動部への電力供給を遮断
することにより、溶接作業中に作業床装置が昇降する恐
れはなく作業時の安全性も向上させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の据付用エレベータ
の実施の形態を図に基づいて説明する。 【0009】図1は本発明の一実施形態に係る据付用エ
レベータの全体構成を示す縦断面図である。 【0010】図1に示す昇降路1の上部には機械室2が
設けられ、各階乗場3の開口部4にはこの開口部4から
昇降路内に転落しないよう養生する養生装置5が設けら
れており、昇降路1に立設されるガイドレール6は固定
ブラケット7により昇降路1壁に固定されている。 【0011】そして、本実施形態の据付用エレベータ
は、昇降路1内を昇降し据付用足場となる作業床装置8
と、機械室2の梁2aより昇降路1内に垂下される案内
ロープ9と、所定の乗場3に設置される仮設の工事用電
源盤10とを有している。作業床装置8には、この作業
床装置8を昇降駆動させる駆動部11と、乗場3の工事
用電源盤10と共用電源線12を介して接続され、駆動
部11と第1の分岐電源線13を介して接続される制御
盤14と、この制御盤14に第2の分岐電源線15を介
して接続される溶接器16とが設けられている。 【0012】案内ロープ9はその一端が機械室2の梁2
aに固定され、他端が昇降路1の底部に向けて垂下する
よう配設されている。駆動部11は、前記の案内ロープ
9に係合するとともにこの案内ロープ9に駆動力を伝達
することにより作業床装置8を昇降路1内で昇降させる
ようになっている。 【0013】また、制御盤14内に、分岐電源線13、
14のどちらか一方に電力を供給可能な図示しない切替
手段が設けられており、作業床装置8の昇降時には第1
の分岐電源線13側に切替えられ、また溶接作業時には
第2の分岐電源線14側に切替えられる。 【0014】この実施形態の据付用エレベータでは、駆
動部11の駆動で作業床装置8を昇降させる際に、制御
盤14内の切替手段の切替動作で第1の分岐電源線13
側に切替えることにより、乗場3の工事用電源盤10か
ら制御盤14へ共用電源線12を介して電力が供給され
るとともに、制御盤14から駆動部11へ第1の分岐電
源線13を介して電力が供給される。一方、作業床装置
8上で作業者が溶接用先端器17を用いて溶接作業を行
なう際に、切替手段の切替動作で第2の分岐電源線15
側に切替えることにより、乗場3の工事用電源盤10か
ら制御盤14へ共用電源線12を介して電力が供給され
るとともに、制御盤14から溶接器16へ第2の分岐電
源線15を介して電力が供給される。このとき、駆動部
11への電力供給は遮断されている。 【0015】このように構成した実施形態にあっては、
乗場3の電源盤10と作業床装置8との間を共用電源線
12のみで統一して接続したことから、この共用電源線
12の張設作業を容易に効率良く行なえるとともに電源
線の配線数削減によりコストダウンを図ることができ
る。 【0016】また、この実施形態にあっては、作業床装
置8に溶接器16を設けたため、作業床装置8上で作業
者が溶接用先端器17を用いて溶接作業を行なう際に、
溶接器16から溶接用先端器17までは第2の分岐電源
線15に引き回しのみでよいので煩雑な配線作業を必要
とすることがなくて済み、作業床装置8が昇降路1内の
どこの高さ位置にあっても容易に溶接作業を行なえる。 【0017】また、この実施形態にあっては、溶接器1
6の使用時に切替手段の切替動作で駆動部11への電力
供給を遮断することにより、溶接作業中に作業床装置8
が昇降する恐れはないので作業時の安全性も向上させる
ことができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明では、エレベ
ータ据付時に昇降路内に配線される電源線を少なくして
電源線の張設作業を容易に効率良く行なえるとともに、
コストダウンや安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る据付用エレベータの
全体構成を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 昇降路 3 乗場 8 作業床装置 10 電源盤 11 駆動部 12 共用電源線 13 第1の分岐電源線 14 制御盤 15 第2の分岐電源線 16 溶接器 17 溶接用先端器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国藤 和夫 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 (72)発明者 堀内 宗孝 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 Fターム(参考) 3F002 GA03 GB02 3F305 BB08 DA04 DA21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 昇降路内を昇降し昇降路内機器を据付け
    る際の据付用足場となる作業床装置を有し、この作業床
    装置に、この作業床装置を昇降駆動させる駆動部、およ
    びこの駆動部の駆動制御を行なう制御盤を設けた据付用
    エレベータにおいて、 前記作業床装置に設置される溶接器と、前記昇降路の乗
    場に設置される電源盤と、この電源盤と前記制御盤とを
    連結する共用電源線と、この共用電源線より分岐し、前
    記制御盤と前記駆動部とを連結する第1の分岐電源線、
    および前記制御盤と前記溶接器とを連結する第2の分岐
    電源線とを備えるとともに、 前記共用電源線から前記第1の分岐電源線および第2の
    分岐線に分岐する分岐部に、電力供給経路を切替える切
    替手段を設けたことを特徴とする据付用エレベータ。
JP2002064176A 2002-03-08 2002-03-08 据付用エレベータ Pending JP2003261273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2191485A1 (en) * 2007-09-19 2010-06-02 Kone Corporation Temporary main switch arrangement of an elevator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2191485A1 (en) * 2007-09-19 2010-06-02 Kone Corporation Temporary main switch arrangement of an elevator
EP2191485A4 (en) * 2007-09-19 2014-03-19 Kone Corp TEMPORARY MAIN SWITCH ASSEMBLY OF AN ELEVATOR

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