JP2006007723A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計量時の樹脂圧力の検出が精度良く行え、しかも、最大樹脂圧力による荷重がかかっても、これに耐え得る構造をもつ圧力検出手段を実現すること。
【解決手段】 スクリューまたは射出プランジャーよりなる射出部材にかかる樹脂圧力を検出するための圧力検出手段として、低荷重検出用の第1の圧力検出手段と高荷重検出用の第2の圧力検出手段とを設け、第1の圧力検出手段と第2の圧力検出手段を、それぞれで射出部材にかかる樹脂圧力が検出可能である異なる部位に離間させて独立配置し、また、第1の圧力検出手段の歪みゲージを設けた変形部は、所定量以上の荷重がかかるとそれ以上の変形が阻止されるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、溶融樹脂を金型内に射出・充填して成形品を得る射出成形機に係り、特に、インラインスクリュー式の射出成形機のスクリューあるいはプリプラ式射出成形機の射出プランジャーにかかる樹脂圧力を検出するための技術に関する。
図7は、従来のインラインスクリュー式の射出成形機の射出系メカニズムの構成図である。図7において、51は第1の保持プレート(ヘッドストック)、52は、その基端部を第1の保持プレート51に固定された加熱シリンダ、53は、加熱シリンダ52内に回転並びに前後進可能であるように配設されたスクリュー、54は、第1の保持プレート51と所定間隔をおいて対向する第2の保持プレート、55は、第1の保持プレート51と第2の保持プレート54との間に架け渡された複数本のガイドシャフト、56は、ガイドシャフト55に挿通・案内されて前後進可能な前後進プレート、57は、前後進プレート56に軸受けを介して回転可能に保持されると共に、スクリュー53の基端部が連結部材を介して固定された回転体、58は、回転体57に固定されると共に、図示せぬ計量用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、59は、第2の保持プレート54に軸受けを介して回転可能に保持されたボールネジ軸60と、ボールネジ軸60に螺合されたナット体61とをもつボールネジ機構(回転→直線運動変換機構)、62は、ボールネジ軸60の端部に固定されると共に、図示せぬ射出用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、63は、前後進プレート56とナット体61との間に挟持されるように配設され、前後進プレート56とナット体61に、取り付けボルトによりそれぞれ固定された圧力検出手段(荷重検出手段)としての環状のロードセル(荷重変換器)である。
図7に示す構成において、図示せぬ計量用サーボモータの回転により、被動プーリ58、回転体57を介して、スクリュー53が回転する。また、図示せぬ射出用サーボモータの回転により、被動プーリ62を介してボールネジ軸60が回転することにより、ナット体61が所定方向に直線移動し、これにより、ロードセル63を介して前後進プレート56が直線移動することで、前後進プレート56と共に、回転体57、スクリュー53などが直線移動する。
そして、計量工程時には、図示せぬ計量用サーボモータによりスクリュー53を所定方向に回転させて、スクリュー53の後部側に供給される原料樹脂(樹脂ペレット)を、混練・可塑化しつつスクリュー53の前方側へと送り込み、これにより、スクリュー53の先端側に溶融樹脂が溜まるにしたがって、スクリュー53が、溶融樹脂に与える背圧を制御するために圧力制御されつつ(これは、図示せぬ射出用サーボモータによる圧力フィードバック制御に基づく)、後退し、スクリュー53の先端側に1ショット分の溶融樹脂が蓄えられた時点で、計量用サーボモータの回転は停止されるようになっている。
また、射出工程の一次射出時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、ボールネジ軸
60を所定方向に回転させてナット体61を前進させ、これにより、前後進プレート56と共にスクリュー53を前進させることで、スクリュー53の先端側に蓄えられた溶融樹脂を金型内に射出・充填するようになっており、一次射出に引続く射出工程の保圧時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、スクリュー53に印加する圧力を所定のものに制御して、金型内の樹脂に保圧力を付与するようになっている。
ここで、上記の射出時や計量時には、公知のように、スクリュー53の先端側の樹脂の圧力をロードセル63で検出することで、一次射出制御・保圧制御や、計量制御を実現するようになっており、射出成形機の図示せぬコントローラは、樹脂圧力を検出することで、圧力フィードバック制御や、速度フィードバック制御時の圧力監視を行うようになっている。なお、図7に示した構成では、スクリュー53、回転体57、軸受けのスラスト軸受け機能部、前後進プレート56を介して、ロードセル63に対して樹脂圧力による荷重が加えられ、ロードセル63は加えられた荷重に応じた電気信号を、図示せぬコントローラに出力するようになっている。
そして、射出成形機に用いられる従来のロードセルは、荷重を受けると微小に弾性変形する(たわみ変形)する変形部を1つだけ設けて、すなわち、図7に示した例では、ロードセル63に、スクリュー53の軸方向と直交する環状板部からなる変形部63aを形成して、この変形部63aに図示せぬ歪みゲージを貼着した構成をとっており、この変形部63aに設けた歪みゲージによって、計量時の樹脂圧力および射出時の樹脂圧力を検出するようになっていた。
ところで、射出(一次射出および保圧)時に、スクリューなどの射出部材に、樹脂圧力によってかかる最大荷重は、計量密度を安定させるために行う計量時の背圧制御中に、スクリューなどの射出部材にかかる荷重よりも、10倍程度以上も大きいことがあり得る。このため、最大の樹脂圧力による荷重に耐え得る定格荷重をもつロードセルを選択する必要がある。つまり、ロードセル63の変形部63aが耐え得る許容荷重が、最大樹脂圧力による荷重に十分に耐え得るロードセルを選択する必要がある。ところが、ロードセルの有効測定範囲は、ロードセルの定格荷重の約1/10以上であるため、背圧制御のための樹脂圧力の検出精度が悪く、計量密度の安定化を阻害する要因となっていた。
そこで、本願出願人は、計量時の樹脂圧力の検出が精度良く行え、しかも、最大樹脂圧力による荷重がかかっても、これに耐え得る構造をもつ圧力検出手段を実現するために、圧力検出手段として、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段の2つの圧力検出手段を一体化した構造の圧力検出手段を設けて、低荷重検出用の圧力検出手段の変形部は、所定量以上の荷重がかかるとそれ以上の変形が阻止されて、破損が防止できるようにした構成を、特願2004−64236号(特許文献1(出願日;平成16年3月8日)において提案した。
また、射出成形機において、前スライダとスクリューカップリングとの間に高荷重検出用の圧力検出手段を配置し、前スライダと後スライダとの間に低荷重検出用の圧力検出手段を配置して、計量工程は低荷重検出用の圧力検出手段による検出データを用い、射出工程は高荷重検出用の圧力検出手段による検出データを用いるようにした、構成も知られている(特許文献2)。
特願2004−64236号 特開2002−96365号公報
前記特許文献1で提案した技術では、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段とを一体化した構造としているため、取り付けの手間がさほど掛からないという利点がある反面、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段のいずれか一方が故障した場合には、一体化した低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段の双方を一緒に取り替える必要が生じる。
前記特許文献2に示された技術は、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段とが、別個の場所に独立して配置されているので、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段のいずれか一方が故障した場合には、故障した方の圧力検出手段のみを取り替えればよいものの、高荷重の繰り返しストレスによって比較的に故障を生じ易い高荷重検出用の圧力検出手段は、射出系メカニズムの各部品が多重に重なった射出系メカニズムの中央部に配置されているため、取り替えに非常に手間がかかるものとなっている。また、特許文献2に示された技術では、計量工程(低圧制御工程)は低荷重検出用の圧力検出手段による検出データを用い、射出工程(高圧制御工程)は高荷重検出用の圧力検出手段による検出データを用いるようにして、工程別に圧力検出手段を使い分けるようにしているので、2つの圧力検出手段のうちで検出の分解能のよいものを、常に、低圧の圧力制御に用いることができない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、低荷重検出用の圧力検出手段と高荷重検出用の圧力検出手段とをもち、計量時の樹脂圧力の検出が精度良く行え、また、最大樹脂圧力による荷重がかかっても、低荷重検出用の圧力検出手段がこれに耐え得る構造をもつことを前提とした構成において、高荷重の繰り返しストレスによって比較的に故障を生じ易い高荷重検出用の圧力検出手段の取り替えを容易にすることにある。また、本発明の目的とするところは、2つの圧力検出手段のうちで検出の分解能のよいものを、常に、低圧の圧力制御に用いることで、低圧の射出圧力制御を行う場合には、背圧制御の場合と同様に、分解能の高い検出圧力値を用いた精緻な圧力フィードバック制御を行えるようにすることにある。
本発明は上記した目的を達成するため、金型内に溶融樹脂を射出・充填するスクリューまたは射出プランジャーよりなる射出部材と、この射出部材にかかる樹脂圧力を検出するための圧力検出手段とを、有する射出成形機において、
射出部材を前後進駆動するボールネジ機構(回転→直線運動変換機構)を備え、
圧力検出手段として、低荷重検出用の第1の圧力検出手段と高荷重検出用の第2の圧力検出手段とを有し、
第1の圧力検出手段は、射出部材と前記ボールネジ機構との間における、前記射出部材にかかる樹脂圧力が検出可能である部位に配置し、第2の圧力検出手段は、前記ボールネジ機構から見て前記第1の圧力検出手段の配置側と反対側、例えば、射出系メカニズムの端部近傍における、射出部材にかかる樹脂圧力が検出可能である部位に配置して、
第1の圧力検出手段の歪みゲージを設けた変形部は、所定量以上の荷重がかかるとそれ以上の変形が阻止されるようにした、構成とされる。
さらにまた、第1の圧力検出手段による検出値をデジタル値に変換する第1の変換器と、第2の圧力検出手段による検出値をデジタル値に変換する第2の変換器と、1の変換器の出力および第2の変換器の出力をそれぞれ取り込んで検出圧力値に換算すると共に、予め定められた所定の圧力値までは第1の変換器の出力に基づく検出圧力値を測定値として用い、予め定められた所定の圧力値をオーバーすると第2の変換器の出力に基づく検出圧力値を測定値として用いる、圧力検出処理手段とを、具備し、
第1の圧力検出手段の出力に基づく検出圧力値の分解能は、第2の圧力検出手段の出力に基づく検出圧力値の分解能よりも、精度が高くなるように設定され、
計量工程の背圧制御時には、第1の変換器の出力を用いた圧力制御を行い、
射出工程時の圧力制御時には、予め定められた所定の圧力値までは第1の変換器の出力を用いた圧力制御を行い、予め定められた所定の圧力値をオーバーすると第2の変換器の出力を用いた圧力制御を行う、ように構成される。
本発明によれば、低荷重検出用の第1の圧力検出手段と高荷重検出用の第2の圧力検出手段とをもつ構成となっているため、スクリューまたは射出プランジャーよりなる射出部材にかかる荷重が低荷重である場合には、第1の圧力検出手段により樹脂圧力の検出を行い、射出部材にかかる荷重が高荷重である場合には、第2の圧力検出手段により樹脂圧力の検出を行うことができるので、低荷重である場合も高荷重である場合にも、何れも検出精度のよい樹脂圧力の検出を行うことができる。したがって、計量工程の背圧制御のように、射出部材にかかる荷重が、射出(一次射出および保圧)時の最大樹脂圧力による荷重よりも、約1/10以下程度の値である場合においても、第1の圧力検出手段によって精度の良い樹脂圧力の検出を行うことができるので、精度が良く信頼性の高い背圧制御を実行することが可能となり、以って、計量密度の安定化に大いに寄与することができる。また、第1の圧力検出手段の変形部は、所定量以上の荷重がかかると、それ以上の変形が阻止されるので、第1の圧力検出手段の変形部がその許容値を超える変形を起こすことがなく、したがって、第1の圧力検出手段が破損・劣化することを確実に防止できる。さらに、第2の圧力検出手段を射出系メカニズムの端部近傍に配置しているので、高荷重の繰り返しストレスによって比較的に故障を生じ易い第2の圧力検出手段を、手間を掛けずに容易に交換することが可能となる。
また、射出工程時の圧力制御時には、予め定められた所定の圧力値までは第1の変換器の出力を用いた圧力制御を行い、予め定められた所定の圧力値をオーバーすると第2の変換器の出力を用いた圧力制御を行うようにしているので、2つの圧力検出手段のうちで検出の分解能のよい第1の圧力検出手段を、常に、低圧の圧力制御に用いることで、低圧の射出圧力制御を行う場合には、背圧制御の場合と同様に、分解能の高い検出圧力値を用いた精緻な圧力フィードバック制御を行える。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインラインスクリュー式の射出成形機の射出系メカニズムの構成図である。図1において、1は第1の保持プレート(ヘッドストック)、2は、その基端部を第1の保持プレート1に固定された加熱シリンダ、3は、加熱シリンダ2内に回転並びに前後進可能であるように配設されたスクリュー、4は、第1の保持プレート1と所定間隔をおいて対向する第2の保持プレート、5は、第1の保持プレート1と第2の保持プレート4との間に架け渡された複数本のガイドシャフト、6は、ガイドシャフト5に挿通・案内されて前後進可能な前後進プレート、7は、前後進プレート6に軸受け8を介して回転可能に保持されると共に、スクリュー3の基端部が連結部材を介して固定された回転体、9は、回転体7に固定されると共に、図示せぬ計量用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、10は、第2の保持プレート4に軸受け13を介して回転可能に保持されたボールネジ軸11と、ボールネジ軸11に螺合されたナット体12とをもつボールネジ機構(回転→直線運動変換機構)、14は、ボールネジ軸11の端部に固定されると共に、図示せぬ射出用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、15は、前後進プレート6とナット体12との間に挟持されるように配設され、前後進プレート6とナット体12に、取り付けボルトによりそれぞれ固定された低荷重検出用の第1の圧力検出手段としての略環状の第1のロードセル(荷重変換器)、16は、第2の保持プレート4に取り付けられた軸受け保持部材17に、取り付けボルトにより固定された高荷重検出用の第2の圧力検出手段としての略環状の第2のロードセル(荷重変換器)である。
図1に示す構成において、図示せぬ計量用サーボモータの回転により、被動プーリ9、回転体7を介して、スクリュー3が回転する。また、図示せぬ射出用サーボモータの回転により、被動プーリ14を介してボールネジ軸11が回転することにより、ナット体12が所定方向に直線移動し、これにより、第1のロードセル15を介して前後進プレート6が直線移動することで、前後進プレート6と共に、回転体7、スクリュー3などが直線移動する。
そして、計量工程時には、図示せぬ計量用サーボモータによりスクリュー3を所定方向に回転させて、スクリュー3の後部側に供給される原料樹脂(樹脂ペレット)を、混練・可塑化しつつスクリュー3の前方側へと送り込み、これにより、スクリュー3の先端側に溶融樹脂が溜まるにしたがって、スクリュー3が、溶融樹脂に与える背圧を制御するために圧力制御されつつ(これは、図示せぬ射出用サーボモータによる圧力フィードバック制御に基づく)、後退し、スクリュー3の先端側に1ショット分の溶融樹脂が蓄えられた時点で、計量用サーボモータの回転は停止されるようになっている。
また、射出工程の一次射出時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、ボールネジ軸11を所定方向に回転させてナット体12を前進させ、これにより、前後進プレート6と共にスクリュー3を前進させることで、スクリュー3の先端側に蓄えられた溶融樹脂を金型内に射出・充填するようになっており、一次射出に引続く射出工程の保圧時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、スクリュー3に印加する圧力を所定のものに制御して、金型内の樹脂に保圧力を付与するようになっている。
本実施形態では、上記した計量時や射出時には、スクリュー3の先端側の樹脂の圧力を第1のロードセル(第1の圧力検出手段)15または第2のロードセル(第2の圧力検出手段)16で検出することで、一次射出制御・保圧制御や、計量制御を実現するようになっており、射出成形機の後述するシステムコントローラは、樹脂圧力を検出することで、圧力フィードバック制御や、速度フィードバック制御時の圧力監視を行うようになっている。
図2は、第1のロードセル(第1の圧力検出手段)15の構成を示す要部断面図である。図2に示すように、全体が略環状の第1のロードセル15は、厚みのある(スクリュー3の軸方向に沿う方向の寸法が、所定量以上の寸法をもつようにされた)内環状部21と、厚みのある外環状部22と、厚みの薄い環状板部からなる変形部23と、変形部23に設けられた歪みゲージ24とを、有するものとして構成されており、内環状部21、変形部23、外環状部22は、金属円板を切削加工することによって一体に形成されている。内環状部21と外環状部22との間に位置する変形部23は、低荷重で弾性変形するように作製されており、この変形部23に設けた歪みゲージ24により荷重がされるようになっている。本実施形態では、第1のロードセル15を低荷重検出用の圧力検出手段として位置付けており、この第1のロードセル15により、ここでは例えば、0tonから3tonまでの荷重を検出する機能を担わせている。
図2に示すように、内環状部21は取り付けボルト25によりナット体12に密着・固定され、外環状部22は取り付けボルト26により前後進プレート6に密着・固定されており、第1のロードセル15は、前後進プレート6とナット体12が一体となって前後進するように両者5、12を連結すると共に、第1のロードセル体15は、スクリュー3にかかる樹脂圧力による荷重を、前後進プレート6を介して受けるようになっている。すなわち、第1のロードセル15には、スクリュー3、回転体7、軸受け8のスラスト軸受け機能部、前後進プレート6を介して、樹脂圧力による荷重が加えられるようになっており、第1のロードセル15(歪みゲージ24)は、加えられた荷重に応じた電気信号を、後述するコントローラに出力するようになっている。
また、本実施形態では、第1のロードセル15に荷重がかかっていない際には、図2に示すように、内環状部21の前後進プレート6側の端面と、前後進プレート6の第1のロードセル15側の端面との間には、微小な(例えば、0.1mm程度の)隙間Sが形成されるようになっていて、第1のロードセル15の変形部23が所定量以上の荷重(ここでは3ton)を受けて変形したときには、内環状部21の端面が前後進プレート6の端面に当接して、変形部23がそれ以上変形することを阻止されるように、構成してある。つまり、第1のロードセル15の変形部23は、所定量以上の荷重がかかると、それ以上の変形が阻止されるようにしてあり、これにより、過剰な荷重がかかることによる第1のロードセル15の破損・劣化が確実に防止できるように、第1のロードセル15には安全機構を付与した構成としてある。
図3は、第2のロードセル(第2の圧力検出手段)16の構成を示す要部断面図である。図3に示すように、全体が略環状の第2のロードセル16は、厚みのある(スクリュー3の軸方向に沿う方向の寸法が、所定量以上の寸法をもつようにされた)内環状部31と、厚みのある外環状部32と、厚みの薄い環状板部からなる変形部33と、変形部33に設けられた歪みゲージ34とを、有するものとして構成されており、内環状部31、変形部33、外環状部32は、金属円板を切削加工することによって一体に形成されている。内環状部31と外環状部32との間に位置する変形部33は、射出成形機が出し得る最大樹脂圧力(最大射出圧力)による荷重にも、耐え得る機械的強度が与えられており、この変形部33に設けた歪みゲージ34により荷重がされるようになっている。本実施形態では、第2のロードセル16を高荷重検出用の圧力検出手段として位置付けており、この第2のロードセル16により、ここでは例えば、3ton以上から20tonまでの荷重を検出する機能を担わせている(第2のロードセル16は0tonからの荷重を検出する機能をもつものであるが、回路系の制御によって、第2のロードセル16は3ton以上から20tonまでの荷重を検出するように用いられる)。
図3に示すように、外環状部32は取り付けボルト35により軸受け保持部材17に密着・固定されており、これにより、第2のロードセル16は、スクリュー3にかかる樹脂圧力による荷重を、軸受け保持部材17を介して受けるようになっている。すなわち、第2のロードセル16には、スクリュー3、回転体7、軸受け8のスラスト軸受け機能部、前後進プレート6、第1のロードセル15、ナット体12、ボールネジ軸11、軸受け13のスラスト軸受け機能部、軸受け保持部材17を介して、樹脂圧力による荷重が加えられるようになっており、第2のロードセル16(歪みゲージ34)は、加えられた荷重に応じた電気信号を、後述するコントローラに出力するようになっている。
また、本実施形態では、高荷重範囲の荷重検出を担わせる第2のロードセル16(第2の圧力検出手段)を、射出系メカニズムの端部近傍に配置してあり、つまり、射出系メカニズムの最外端部の被動プーリ14の内側近傍に配置してあり、このため、図3で2点鎖線で示すように、被動プーリ14を取り外すだけで、第2のロードセル16を簡単・容易に交換できるようにしてある。したがって、高荷重の繰り返しストレスによって比較的に故障を生じ易い第2のロードセル16は、手間を掛けずに容易に交換することが可能となっている。
上記したように、第1のロードセル15と第2のロードセル16を設けて、それぞれに検出を担わせる検出荷重範囲を分散させるようにすると、スクリュー3にかかる荷重が低荷重である場合には、第1のロードセル15により樹脂圧力の検出を行い、スクリュー3にかかる荷重が高荷重である場合には、第2のロードセル16により樹脂圧力の検出を行うことができるので、低荷重である場合も高荷重である場合にも、何れも検出精度のよい樹脂圧力の検出を行うことができる。したがって、計量工程の背圧制御のように、スクリュー3にかかる荷重が、射出成形機で発現する最大樹脂圧力による荷重よりも、約1/10以下程度の値である場合においても、第1のロードセル15によって精度の良い樹脂圧力の検出を行うことができるので、精度が良く信頼性の高い背圧制御を実行することが可能となる。また、第1のロードセル15の変形部23は、所定量以上の荷重がかかるとそれ以上の変形が阻止されるので、変形部23がその許容値を超える変形を起こすことがなく、したがって、第1のロードセル15が破損・劣化することが確実に防止できる。また、高荷重範囲の荷重検出を担わせる第2のロードセル16を、射出系メカニズムの端部近傍に配置してあるので、高荷重の繰り返しストレスによって比較的に故障を生じ易い第2のロードセル16を、手間を掛けずに容易に交換することができる。なお、第1のロードセル15を、前後進プレート6とナット体12との間に配置した所以は、第1のロードセル15の配置個所をスクリュー3の近くにして検出精度を上げるためと、安全機構の前記した隙間Sを容易に形成可能なことと、安全機構により第1のロードセル15が比較的に故障しにくく取り替えの頻度が極めて少ないことからである。
図4は、本実施形態の射出成形機の制御系の要部構成を示すブロック図である。図4において、24は第1のロードセル15の歪みゲージ、34は第2のロードセル16の歪みゲージ、41は第1のA/D変換器、42は第2のA/D変換器、43は射出成形機の全体制御を司るシステムコントローラ、44は液晶ディスプレイなどよりなる表示部である。また、システムコントローラ43中において、45は圧力検出処理部、46は表示処理部、47は圧力制御部、48は測定値格納部である。
図4に示す構成において、歪みゲージ24(第1のロードセル15)による検出電流値は、第1のA/D変換器41においてデジタル値に変換されて、圧力検出処理部45に出力され、歪みゲージ34(第2のロードセル16)による検出電流値は、第2のA/D変換器42においてデジタル値に変換されて、圧力検出処理部45に出力される。圧力検出処理部45では、第1のA/D変換器41の出力および第2のA/D変換器42の出力を取り込んで、これをそれぞれ検出圧力値に換算処理する。先にも述べたように、歪みゲージ24(第1のロードセル15)は、低荷重領域の荷重(ここでは、0tonから3tonまでの荷重)を検出する機能を担い、歪みゲージ34(第2のロードセル16)は、高荷重領域の荷重(ここでは、3ton以上から20tonまでの荷重)を検出する機能を担うようになっており、歪みゲージ34(第2のロードセル16)は、実際には、0tonから20tonまでの荷重に対応する測定範囲(測定レンジ)をもっている。
図5は、第1のロードセルの歪みゲージ24、第2のロードセルの歪みゲージ34が測定する荷重(負荷)範囲、検出電流値、それに対応する検出圧力値などを示している。なお、図5では、0tonでも測定精度が確保できるように、各荷重検出部の出力に対してオフセット調整を施した状態を示してある。測定範囲が0tonから3tonまでの歪みゲージ24(低荷重検出用の第1のロードセル15)における、荷重0tonでの検出電流値は4mAで、このときの第1のA/D変換器41の出力は「490」、荷重3tonでの検出電流値は20mAで、このときの第1のA/D変換器41の出力は「4090」であるのに対し、測定範囲が0ton以上から20tonまでの歪みゲージ34(高荷重検出用の第2のロードセル16)における、荷重0tonでの検出電流値は4mAで、このときの第2のA/D変換器42の出力は「490」、荷重20tonでの検出電流値は20mAで、このときの第2のA/D変換器42の出力は「4090」である。したがって、歪みゲージ24(第1のロードセル15)と歪みゲージ34(第2のロードセル16)の測定範囲の比率は、3:20となるので、歪みゲージ24(第1のロードセル15)と歪みゲージ34(第2のロードセル16)の分解能の比率は、その逆の関係となり、おおよそ分解能は、歪みゲージ24(第1のロードセル15)の方が一桁程度精度が良いものとなる。なお、ここでは、荷重3tonに対応する検出圧力値は455kg/cm(44.62Mpa)で、荷重20tonに対応する検出圧力値は3039kg/cm(298.02Mpa)である。
圧力検出処理部45は、第1のA/D変換器41の出力および第2のA/D変換器42の出力をそれぞれ取り込み、荷重が0tonから3tonまでは、第1のA/D変換器41の出力値に基づいて換算した検出圧力値を測定値として採用し、荷重が3ton以上から20tonまでは、第2のA/D変換器42の出力値に基づいて換算した検出圧力値を測定値として採用する。すなわち、圧力検出処理部45は、検出圧力値が0kg/cm(0Mpa)から455kg/cmまでは、第1のA/D変換器41の出力に基づく分解能の高い検出圧力値を、表示処理部46、圧力制御部47、測定値格納部48にそれぞれ出力し、検出圧力値が455kg/cm以上から3039kg/cmまでは、第2のA/D変換器42の出力に基づく、上記した455kg/cmまでよりも分解能の低い(この分解能は従来と同等のものである)検出圧力値を、表示処理部46、圧力制御部47、測定値格納部48にそれぞれ出力する。
表示部44上に樹脂圧力の実測値を表示するモードであるときには、表示処理部46は、圧力検出処理部45からの出力に基づき、表示部44上にグラフィック表示させる圧力グラフのプロット精度を、0kg/cmから455kg/cmまでは、455kg/cm以上から3039kg/cmまでよりも、一桁精度を上げたものとして表示させる。また、表示処理部46は、グラフィック表示された圧力グラフ上の点をオペレータがペンツールなどでタッチした際の表示する、その点を数値表示する際の圧力値の精度を、0kg/cmから455kg/cmまでは、455kg/cm以上から3039kg/cmまでよりも、一桁細かく表示させるように制御する。図5中には、表示部44上にグラフィック表示させる圧力グラフのプロット精度の様子を模式的に示してある。よって、樹脂圧力が比較的に低圧力にある範囲では、従来よりも圧力検出値の表示精度を、約一桁向上させることができる。
また、圧力制御部47により、樹脂圧力をフィードバック制御するモードである際には、圧力制御部47は、検出圧力値が0kg/cmから455kg/cmまでの範囲は、第1のA/D変換器41の出力に基づく分解能の高い検出圧力値を用いて圧力フィードバック制御を行うことができるので、比較的に低圧力の範囲での圧力フィードバック制御の精度を、約一桁向上させることができる。
本実施形態では、計量工程の背圧制御時には、第1のA/D変換器41の出力を用いた圧力制御を行い、分解能の高い検出圧力値を用いた精緻な圧力フィードバック制御を行うようになっている。また、射出工程時の圧力制御時には、予め定められた所定の圧力値(ここでは、例えば455kg/cm)までは、第1のA/D変換器41の出力を用いた圧力フィードバック制御を行い、予め定められた所定の圧力値(ここでは、例えば455kg/cm)をオーバーすると、第2のA/D変換器42の出力を用いた圧力フィードバック制御を行うようになっている。したがって、射出工程時の圧力制御における最大設定圧力が、予め定められた所定の圧力値(ここでは、例えば455kg/cm)未満であるような、低圧の射出圧力制御を行う場合には、背圧制御の場合と同様に、分解能の高い検出圧力値を用いた精緻な圧力フィードバック制御を行えることとなる。
図6は、本実施形態における第1のロードセル15の変形例を示す図である。図6に示した本例の第1のロードセル15’の各構成要素は、図2に示した第1のロードセル15と同様であり、図6中で図2と均等なものには同一符号を付してある。図6に示した本例が図2の構成と相違するのは、第1のロードセル15’に荷重がかかっていない際には、図6に示すように、外環状部22のナット体12側の端面と、ナット体12の第1のロードセル15’側の端面との間に、微小な(例えば、0.1mm程度の)隙間Sが形成されるようにして、第1のロードセル15’の変形部23が所定量以上の荷重(ここでは3ton)を受けて変形したときには、外環状部22の端面がナット体12の端面に当接して、変形部23がそれ以上変形することを阻止されるように構成した点である。このような構成の第1のロードセル15’としても、図2に示した第1のロードセル15と同等の作用効果を奏する。
なお、上述した実施形態では、高荷重検出用の第2の圧力検出手段として略環状の第2のロードセル16を用いたが、高荷重検出用の第2の圧力検出手段としては、圧縮荷重を受ける略環状の第2のロードセル16に代替して、スクリュー3の先端側の樹脂の圧力によって引張り荷重を受けるガイドシャフト5に、図1中で2点鎖線で示す引張り荷重検出センサ18を取り付けて、これを高荷重検出用の第2の圧力検出手段とすることも可能である。このような引張り荷重検出センサ18からなる第2の圧力検出手段であると、その交換がより容易なものとなる。
なおまた、上述した実施形態においては、インラインスクリュー式の射出成形機への適用例について説明したが、プリプラ式射出成形機の射出プランジャーにかかる樹脂圧力を検出する場合にも、本発明が適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るインラインスクリュー式の射出成形機の要部構成を示す断面図である。 図1中の第1のロードセル(第1の圧力検出手段)の構成を示す要部断面図である。 図1中の第2のロードセル(第2の圧力検出手段)の構成を示す要部断面図である。 本発明の一実施形態に係るインラインスクリュー式の射出成形機における、制御系の要部構成を示すブロック図である。 図4中の2つの歪みゲージが測定する荷重(負荷)範囲、検出電流値、それに対応する検出圧力値などを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るインラインスクリュー式の射出成形機における、第1のロードセル(第1の圧力検出手段)の変形例の構成を示す要部断面図である。 従来のインラインスクリュー式の射出成形機の射出系メカニズムの構成を示す説明図である。
符号の説明
1 第1の保持プレート
2 加熱シリンダ
3 スクリュー
4 第2の保持プレート
5 ガイドシャフト
6 前後進プレート
7 回転体
8 軸受け
9 被動プーリ
10 ボールネジ機構
11 ボールネジ軸
12 ナット体
13 軸受け
14 被動プーリ
15 第1のロードセル(第1の圧力検出手段)
16 第2のロードセル(第2の圧力検出手段)
17 軸受け保持部材
18 引張り荷重検出センサ(第2の圧力検出手段)
21 内環状部
22 外環状部
23 変形部
24 歪みゲージ
25、26 取り付けボルト
31 内環状部
32 外環状部
33 変形部
34 歪みゲージ
35 取り付けボルト
41 第1のA/D変換器
42 第2のA/D変換器
43 システムコントローラ
44 表示部
45 圧力検出処理部
46 表示処理部
47 圧力制御部
48 測定値格納部

Claims (6)

  1. 金型内に溶融樹脂を射出・充填するスクリューまたは射出プランジャーよりなる射出部材と、この射出部材にかかる樹脂圧力を検出するための圧力検出手段とを、有する射出成形機において、
    前記射出部材を前後進駆動するボールネジ機構(回転→直線運動変換機構)を備え、
    前記圧力検出手段として、低荷重検出用の第1の圧力検出手段と高荷重検出用の第2の圧力検出手段とを有し、
    前記第1の圧力検出手段は、前記射出部材と前記ボールネジ機構との間における、前記射出部材にかかる樹脂圧力が検出可能である部位に配置し、前記第2の圧力検出手段は、前記ボールネジ機構から見て前記第1の圧力検出手段の配置側と反対側における、前記射出部材にかかる樹脂圧力が検出可能である部位に配置して、
    前記第1の圧力検出手段の歪みゲージを設けた変形部は、所定量以上の荷重がかかるとそれ以上の変形が阻止されるようにしたことを特徴とする射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機において、
    前記第2の圧力検出手段は、射出系メカニズムの端部近傍に配置されたことを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項1または2に記載の前記第1の圧力検出手段および前記第2の圧力検出手段と、
    前記第1の圧力検出手段による検出値をデジタル値に変換する第1の変換器と、
    前記第2の圧力検出手段による検出値をデジタル値に変換する第2の変換器と、
    前記第1の変換器の出力および前記第2の変換器の出力をそれぞれ取り込んで検出圧力値に換算すると共に、予め定められた所定の圧力値までは前記第1の変換器の出力に基づく検出圧力値を測定値として用い、前記予め定められた所定の圧力値をオーバーすると前記第2の変換器の出力に基づく検出圧力値を測定値として用いる、圧力検出処理手段とを、
    具備し、
    前記第1の圧力検出手段の出力に基づく検出圧力値の分解能は、前記第2の圧力検出手段の出力に基づく検出圧力値の分解能よりも、精度が高くなるように設定されることを特徴とした射出成形機。
  4. 請求項3に記載の射出成形機において、
    前記圧力検出処理手段からの出力に基づいて樹脂圧力の実測値の表示を行う表示手段を有し、この表示手段に表示される樹脂圧力の実測値のプロット精度を、前記予め定められた所定の圧力値を境にして、切り替えることを特徴とした射出成形機。
  5. 請求項3に記載の射出成形機において、
    前記圧力検出処理手段からの出力に基づいて樹脂圧力のフィードバック制御を行う圧力制御部を有することを特徴とした射出成形機。
  6. 請求項3に記載の射出成形機において、
    計量工程の背圧制御時には、前記第1の変換器の出力を用いた圧力制御を行い、
    射出工程時の圧力制御時には、前記予め定められた所定の圧力値までは前記第1の変換器の出力を用いた圧力制御を行い、前記予め定められた所定の圧力値をオーバーすると前記第2の変換器の出力を用いた圧力制御を行う、
    ことを特徴とした射出成形機。
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