JP2006007488A - 分散印刷方法およびプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に分散印刷指示が出せて、かつ印刷時間の短縮を図る。
【解決手段】ネットワーク上で使用可能なプリンタ台数を認識する機能と、各プリンタへ印刷ジョブを割り振る機能を持たせる。プリンタ側より取得したプリンタ情報から何台が分散印刷できるかを把握する。その後、取得したジョブ待ちプリンタ台数から分散印刷台数を割り出し、各スレーブプリンタに分散印刷のための印刷ページの振り分けを行う。端末装置12側よりmページ、n部の印刷命令を受け、マスタプリンタ16側での解析の結果、p台で分散印刷を行うように制御する場合には、1台のプリンタではm/pページ、n/p部の印刷を受け持つこととなり、印刷時間は理想的には1/pに短縮される。分散印刷指示情報の他に印刷指定情報が含まれているときはプリンタ仕様を検索する。印刷指定情報に合致したプリンタのみが分散印刷可能なプリンタとして機能する。
【選択図】 図4
【解決手段】ネットワーク上で使用可能なプリンタ台数を認識する機能と、各プリンタへ印刷ジョブを割り振る機能を持たせる。プリンタ側より取得したプリンタ情報から何台が分散印刷できるかを把握する。その後、取得したジョブ待ちプリンタ台数から分散印刷台数を割り出し、各スレーブプリンタに分散印刷のための印刷ページの振り分けを行う。端末装置12側よりmページ、n部の印刷命令を受け、マスタプリンタ16側での解析の結果、p台で分散印刷を行うように制御する場合には、1台のプリンタではm/pページ、n/p部の印刷を受け持つこととなり、印刷時間は理想的には1/pに短縮される。分散印刷指示情報の他に印刷指定情報が含まれているときはプリンタ仕様を検索する。印刷指定情報に合致したプリンタのみが分散印刷可能なプリンタとして機能する。
【選択図】 図4
Description
この発明は、ネットワークに接続された複数のプリンタを効率的に運用できるようにした分散印刷方法および分散印刷機能を有したプリンタに関する。
詳しくは、マスタとなりうる複数のプリンタをネットワークに接続したとき、当該マスタとなるプリンタより、分散印刷が可能なプリンタを把握した上でそれぞれのプリンタに対して効率よく分散印刷できるようにすると共に、印刷指定情報が含まれているときは、この印刷指定情報に合致したプリンタ仕様のプリンタをスレーブプリンタとして選択することで、ユーザの印刷指定に合わせた分散印刷を可能にしたネットワークを使用した分散印刷方法およびそのプリンタに関する。
近年、パソコン等のコンピュータを使用した端末装置では、LANケーブル等でつながれたネットワーク上に複数のプリンタを容易に接続することが可能になった。こうした複数のプリンタをネットワーク上に接続した構成では、端末装置内のアプリケーションソフトで作成した印刷データを各プリンタに分散して出力することができ、全体としての印刷時間の短縮を図ることができる。
例えばアプリケーションソフトによって作成した文書を3部印刷しようとする場合、3台のプリンタに1部ずつ分散して印刷を行うことで、理論的には1部の印刷に要する時間で3部の印刷を済ますことができる。あるいは、印刷すべきページ数が多いときには、n台のプリンタに分散処理させることで、1台のプリンタを使用して印刷する場合に比べ、その印刷時間を理論的には1/n程度に短縮できる。
しかしながら、このようにネットワーク上に接続された複数のプリンタを用いて印刷の処理分散を図る場合には、例えば印刷用アプリケーションソフトで使用されている印刷ダイアログボックスを開き、この印刷ダイアログボックスからどのプリンタに出力するかを逐次設定すると共に、それぞれのプリンタに対して印刷部数や印刷枚数などを指定することで、分散印刷処理を行っている。
例えばプリンタで300枚を1部分散印刷する場合、通常はユーザが端末装置から、使用するプリンタに対して何枚印刷するかを設定して割り振る。このとき、割り振り台数が多いと、プリンタの指定、指定したプリンタに対してさらにプリント作業内容(印刷部数、印刷ページ数、印刷開始ページなど)の指定(設定)を行う必要がある。このように、使用するプリンタの台数が多くなると、個々のプリンタに対する設定作業自体に結構な手間がかかってしまう。
また、ユーザから見えない場所にあるプリンタに割り振った場合、中には他の文書を印刷中のためしばらく待たされてようやく印刷を開始するといった時間的なロスをする場合もある。
このような煩雑さを解消するための方法として、特許文献1あるいは特許文献2が知られている。特許文献1には、印刷ジョブの振り分けをプリンタ自身で自動的に行うようにした構成が開示されている。また、特許文献2には、複数のプリンタから構成される仮想プリンタ(図2のV_Printer)を設定し、印刷ジョブを仮想プリンタが自動振り分けするプリントサーバーが開示されている。
ところで、特許文献1では、印刷ジョブの振り分けがプリンタ自身で自動的に行われるので、ユーザ側では印刷部数や印刷枚数などの設定作業が不要になる。したがって、設定作業の煩わしさから開放され、設定時間も短縮できるという利点がある。しかし、複数のプリンタの接続は、特許文献1の公報図1に示されているようにディジーチェーン構成であるため、プリンタを一箇所に固めて配置してあるようなときには適する構成となっている。しかし、ディジーチェーン構成であるがために、ネットワーク上に複数のプリンタを分散して配置しにくい接続形態となっている。
また、ディジーチェーン構成であるため、このディジーチェーンに接続されたプリンタの全てがマスタプリンタとして機能させることができないので、マスタプリンタとして指定するプリンタが固定されてしまう。そのため、このマスタプリンタが使用中であるときは、これが空くまで分散印刷処理を待機しなければならず、不便である。
他方、特許文献2では、図2のように複数のプリンタから構成される仮想プリンタを設定する必要があるため、仮想サーバーを購入しなければならないのと、仮想プリンタでの設定が面倒であるといった問題がある。
またこのように分散印刷システムを構築する場合にあっては、効率的な運用を図れるように分散印刷システムを構築するのはもちろんであるが、さらにユーザの好みにあった印刷の指定ができた方が好ましい。例えば、できるだけ早く印刷を終了させたい場合、つまり印刷時間が短いのを希望する場合や、印刷時間に拘わらず印刷の画質を重視したい場合や、さらには印刷の用紙を希望のサイズとしたい場合などが考えられる。従来では、このような要求を叶える分散印刷システムが存在していない。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特にネットワークに接続された複数のプリンタのそれぞれに、分散処理するための機能を持たせることで、分散印刷処理が可能なプリンタを把握して自動的にこれらのプリンタに割り振ることができるようにして、分散印刷の設定処理を簡素化できるようにすると共に、ユーザの印刷指定情報に合ったプリンタを選択して分散印刷を行えるようにした分散印刷方法およびこの分散印刷処理機能を備えたプリンタを提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る分散印刷方法は、分散印刷を実行させるためにコンピュータを、端末装置より分散印刷指示情報と共に、印刷指定情報を受信するステップ、受信した上記分散印刷指示情報に基づいてネットワークに接続された複数のプリンタより取得したプリンタ情報を解析し、上記印刷指定情報に合ったプリンタ仕様を持つプリンタを分散印刷用として指定するステップ、取得した上記プリンタ情報に基づいて分散印刷可能なプリンタに対して印刷ページ情報を送信するステップとして機能させることを特徴とする。
また、請求項10に記載したこの発明に係るプリンタは、端末装置より分散印刷指示情報と共に印刷指定情報を受信する手段と、受信した上記分散印刷指示情報に基づいてネットワークに接続された複数のプリンタより取得したプリンタ情報を解析する手段と、取得した上記プリンタ情報に基づいて分散印刷可能なプリンタに対して印刷ページ情報を送信する手段とを有し、上記プリンタ情報の解析手段では、上記印刷指定情報と上記プリンタ情報に含まれるプリンタ仕様とを解析し、上記印刷指定情報に合致したプリンタ仕様を持つプリンタを分散印刷用プリンタとして指定することを特徴とする。
この発明では、ネットワークに接続された複数のプリンタを対象とする。複数のプリンタは同一フロアに設置されている場合の他、異なるフロアであってもよい。プリンタは同一機種(同型機または互換機)であることが好ましいが、異なる機種が複数台ずつ接続されているような場合でも特に差し支えない。
印刷ページ情報を生成した端末装置(パーソナルコンピュータPC)を使用して、印刷用のアプリケーションソフトを立ち上げる。このアプリケーションソフトによって表示される印刷用ダイアログボックスから、ネットワークに接続された複数のプリンタのうちの任意のプリンタ1台を指定する。同時に、分散印刷処理を行う旨の設定や、印刷部数、印刷枚数の指定が行われる。さらに、印刷指定情報も入力する。印刷指定情報とは、印刷スピード、印刷の画質、用紙サイズなどの指定である。指定したあとは、当該設定内容の実行指示を行うことで、これらの情報が指定されたプリンタに転送される。
指定されたプリンタはマスタプリンタとして機能し、その他のプリンタはスレーブ用のプリンタ(スレーブプリンタ)として機能する。ネットワークに複数のプリンタが接続されている場合、それらのプリンタは指定されたマスタプリンタと同じメーカで同じ機種の場合もあれば、同じメーカでも異なる機種であったり、あるいは異なるメーカではあるがマスタプリンタと互換可能な機種(互換機)である場合もあれば、マスタプリンタとは全く互換性がないプリンタである場合もある。
そこで、マスタプリンタはネットワークに接続されている複数のプリンタが分散印刷可能な機種であるかどうかを、それぞれのプリンタより受信したプリンタ情報に基づいてまず判断する。
分散印刷可能なプリンタであるときは、そのプリンタが現在印刷処理中か、待ち状態かを判断し、待ち状態(ビジィー状態)のプリンタが何台あるかを把握する。
さらにプリンタ情報に含まれるそのプリンタの仕様(プリンタ仕様)を検索し、印刷指定情報との摺り合わせを行う。つまり、現在空き状態のプリンタのうちで、さらに印刷指定情報と同じか同等以上のプリンタをチェックし、その条件にあったプリンタが、実質的なスレーブプリンタとして指定される。
スレーブプリンタの台数が判れば、自機(マスタプリンタ)を含めてそれぞれのプリンタで受け持つ分散印刷するページ数、印刷開始ページなどの演算処理が行われ、それらの情報を分散印刷情報として保存する。
そして印刷指定情報が含まれ、その内容が例えば、印刷スピードを重視する印刷指定情報であるときは、指定された印刷スピード以上の印刷スピードを持つスレーブプリンタが例えば3台あり、その印刷スピードが、1.5:1.5:1.0であったときは、(1.5+1.5+1.0=4)であるので、印刷ページ数がmページであるときには、同じ印刷スピードのスレーブプリンタ2台は、それぞれ(m×1.5)/4ページ分だけ印刷し、残りのスレーブプリンタ1台が、(m×1.0)/4ページ分だけ印刷するように印刷枚数が制御される。これによって、最短時間で印刷を終了できる。
印刷ページ数が割り切れないときは、スレーブプリンタのうちの1台例えば最終ページを印刷するプリンタが受け持つように構成することができる。
その後、端末装置から送信された印刷ページ情報に基づいてマスタプリンタ側でスレーブプリンタ分だけ、対応する印刷ページをそれぞれページデータに展開してそれぞれのスレーブプリンタに転送(送信)する。
スレーブプリンタからはページデータの印刷が終了する都度、終了コマンド(印刷終了情報)が送信されるので、これを受けて次のページデータを転送することで、指定されたページ数分がプリントアウトされる。
一方、端末装置側には、分散印刷可能なスレーブプリンタの情報が送信される。これでどのプリンタを使用して分散印刷しているかを把握できる。全てのページ分の印刷が終了すると、印刷終了コマンドが生成され、これが端末装置に送信されるから、分散印刷の終了を把握できる。その後、印刷ページを回収することで、短時間に効率よく分散印刷することができる。
この発明では、ネットワーク上で分散印刷処理を行う場合、汎用のアプリケーションソフトからでも作業性良く分散印刷を行うことができるようにした分散印刷方法およびそのプリンタに係わるものである。
これによれば、印刷の振り分けをプリンタが自動で行うため、アプリケーションソフトの印刷ダイアログボックスから逐次プリンタを選択して部数を割り振るといった煩雑さが解消されて、印刷時間の短縮を図ることができる。ネットワークに接続されたプリンタを対象とした分散印刷処理であるため、ディジーチェーン構成とは異なり、プリンタが分散して配置されているような場合にも適用できる。
ディジーチェーン構成とすると、このディジーチェーンに接続されたプリンタの全てがマスタプリンタとして機能させることができないばかりか、マスタプリンタとして指定するプリンタが固定されてしまう。そのため、このマスタプリンタが使用中であるときは、これが空くまで分散印刷処理を待機しなければならず、不便であり、効率的な運用を図れない。この発明では、ネットワークに接続された全てのプリンタをマスタプリンタとして機能させることができるし、何台かのプリンタが使用中でも残りのプリンタを使用して分散印刷することができ、効率的な運用を確保できる。
さらに、この発明ではユーザが指定した印刷指定情報に合致するプリンタを選択するようにしたので、ユーザの好みにあった印刷指定を簡単な操作指示のみで実現できる特徴を有する。そのため、印刷速度を優先する分散印刷が可能になり、また同じ画質で分散印刷することができ、さらに同じ紙質の用紙に情報を印刷することができるようになる。
続いて、この発明に係る分散印刷方法および分散印刷処理機能を有したプリンタの好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係るプリンタを適用した分散印刷システム10の概要を示す系統図である。
この分散印刷システム10は、少なくとも1台の端末装置、例えばパーソナルコンピュータPC12がネットワークとして機能するこの例では構内ネットワークであるLANシステムのLANケーブル14に接続されている。この例では3台の端末装置12A〜12CがLANケーブル14に接続されている。
この分散印刷システム10は、少なくとも1台の端末装置、例えばパーソナルコンピュータPC12がネットワークとして機能するこの例では構内ネットワークであるLANシステムのLANケーブル14に接続されている。この例では3台の端末装置12A〜12CがLANケーブル14に接続されている。
さらに、このLANケーブル14には複数のプリンタ16(16A、16B、・・・16N)が接続されて、分散印刷システム10が構築されている。複数のプリンタ16は同一機種が望ましいが、実際には同一メーカの同一若しくは同系統機種、メーカは相違するが互換可能な互換機が接続されている場合が多い。
複数のプリンタ16はそれぞれがマスタプリンタとしても機能するように、分散印刷処理するための処理プログラムが搭載されているものとする。したがって、複数のプリンタ16のうちの1つのプリンタが指定されたときは、そのプリンタはマスタプリンタとして機能し、このマスタプリンタと同一機種のプリンタ又はその互換機がスレーブプリンタとして機能するように、分散印刷処理システムが構築されることになる。その結果、最初に指定されるプリンタの機種によっては、スレーブ側として機能するプリンタが相違する場合がある。
図2は、この発明に係るプリンタ16の概要を示す系統図である。このプリンタ16は図1に示したように、プリンタ16側に設けられたインタフェース22によってLANケーブル14と接続され、端末装置12からの指示に基づいてプリンタ16の動作を制御したり、LANケーブル14に接続されている他のプリンタ16との間でデータの授受ができるようになっている。
インタフェース22は内部バス24に接続されると共に、この内部バス24には周知のように、プリンタ全体の制御を司る制御部として機能するCPU30、各種の処理プログラムが格納されたメモリ手段例えばROM32、ワークエリアとして使用されたり、分散印刷情報を用いた算出データなどを一時保管したりするためのメモリ手段例えばRAM34などが接続されている。
さらには、端末装置12からの情報を保存する受信バッファ36や、印刷ページ情報を1ページずつページデータに展開するためのページバッファ38および印刷部40が設けられている。
受信バッファ36には、少なくとも端末装置12で作成された印刷すべきページ情報、分散印刷するための分散印刷指示情報、印刷指定情報などが含まれる。分散印刷指示情報とは、印刷部数、印刷枚数などである。印刷指定情報とは、印刷スピードの指定、画質の指定、用紙(紙質やサイズ)の指定などの入力情報のことである。
ページバッファ38は、受信した印刷ページ情報をページ単位に展開したページデータを保存するためのバッファである。通常印刷モードの場合には、次に印刷すべきページデータが生成されるのに対して、分散印刷モードでは、分散印刷すべきプリンタの台数分だけページデータが生成される。ただし、生成される印刷ページは、ページデータを転送すべきプリンタによって相違することは明らかである。
印刷部40は、その詳細は割愛するが、受信した印刷ページ情報をページ単位で印刷できる全ての機構部を有する。
ROM32には、上述したようにプリンタとしての機能を実現するための各種処理プログラムの他に、分散印刷モードでの分散印刷処理プログラムが格納されている。この分散印刷機能は、端末装置12より最初に指定されることによって、指定されたプリンタをマスタとして機能させると共に、マスタプリンタ側では分散印刷指示情報や印刷指定情報を解析して、その解析情報に応じて他のプリンタをスレーブプリンタとして動作させるような制御機能を有するものである。
つまり、ネットワークであるLANケーブル14に接続されたプリンタ16のそれぞれに対して、ネットワーク上で使用可能な同型機又は互換機の接続台数を認識する機能と、認識した各プリンタに対して印刷ジョブを割り振る機能を、それぞれのプリンタ16に持たせている。
次に、このように構築された分散印刷システム10における主要な処理例を以下に説明する。
(A)端末装置12側の処理
(1)端末装置12側では、印刷すべきページ情報を生成してこれを保存しておく。例えばnページ分の印刷ページ情報を保存する。
(1)端末装置12側では、印刷すべきページ情報を生成してこれを保存しておく。例えばnページ分の印刷ページ情報を保存する。
(2)アプリケーションソフトを立ち上げ、その印刷ダイアログボックスを用いて分散印刷を行うためマスタとして使用するプリンタを選択する。どのプリンタを選択するかは任意である。この印刷ダイアログボックスで印刷部数や、印刷ページの他に印刷指定情報などの設定も行うことができる。同時に分散印刷モードを選択する。
(3)印刷ダイアログボックスは、使用するアプリケーションソフトによって体裁が決まっているので、分散印刷モードの指示は、プリンタ用プロパティの設定画面に設けられたクリック欄をクリックすることによって行うことができる。
図3にその画面入力例を示す。図3では、マスタプリンタとして指定するためのプリンタの機種名を含めたIPアドレス入力欄(又はプリンタ識別番号入力欄)24、印刷部数の入力欄25、印刷ページ数の入力欄26、印刷指定情報入力欄27、分散印刷モード入力欄28などが設けられている。
印刷指定情報入力欄27としてこの例では3つの印刷指定が行えるようになっている。第1には、印刷スピードの指定である(入力欄27a)。高速印刷と、普通印刷の何れかが選択できる。第2は、入力欄27bを使用した画質の指定である。画質としては高画質(例えば600dpiでフォト光沢紙)と、普通画質(例えば300dpiで普通紙)の何れかが選択できる。第3には、用紙サイズと紙質の指定である(入力欄27c)。この例では、入力欄27caを使用して普通紙かフォト光沢紙かの選択と、入力欄27cbを使用して、A4サイズかB5サイズかの選択が行えるようになっている。
選択の状況によっては、3つのうちの何れかの印刷指定情報のみを指定することができるし、チェック欄に対する指定によっては上述した複数の組み合わせの全てを指定することもできる。例えば印刷スピードと、画質と、印刷用紙のサイズおよび紙質の全てを指定することもできる。
(4)選択されたプリンタであって、しかも分散印刷指示情報や印刷指定情報を受信したプリンタがマスタプリンタとして分散印刷のための処理を行う。
(B)プリンタ(マスタプリンタ)16側での処理
(1)印刷すべき印刷ページ情報と分散印刷指示情報および印刷指定情報を受信バッファ36に保存する。
(1)印刷すべき印刷ページ情報と分散印刷指示情報および印刷指定情報を受信バッファ36に保存する。
(2)LANケーブル14に接続されている複数のプリンタとの交信(TCP/IP通信プロトコルを用いた交信)を行い、交信可能なプリンタに対するプリンタ情報を取得する。
マスタプリンタと交信できるプリンタは、マスタプリンタと同型機かその互換機であり、そのようなプリンタがスレーブプリンタとして機能する。それ以外のプリンタは、LANケーブル14に接続されていてネットワークが構築されていたとしても、スレーブプリンタとはなり得ない。
(3)スレーブプリンタより受信した各プリンタ情報を解析する。プリンタ情報としては、そのプリンタの仕様情報や、待ち状態か否かのステータス情報(印刷ジョブ情報)などである。
マスタプリンタ側は取得したプリンタ情報からマスタ側プリンタと同型機又は互換機が何台あって、そのうち何台が稼働できるかを把握できるから、取得したジョブ待ちプリンタ台数から分散印刷台数を割り出し、各スレーブプリンタに分散印刷のための振り分けを行う。
端末装置12側よりmページ、n部の印刷命令を受け、マスタプリンタ16側での解析の結果、p台で分散印刷を行うように制御する場合には、1台のプリンタではm/pページ、n/p部の印刷を受け持つこととなり、印刷時間は理想的には1/pに短縮される。
(4)プリンタ情報にはさらに、プリンタのIPアドレス、メーカ名、型式番号、プリンタの印刷環境(仕様)、ジョブ中か、ジョブ待ちか、などのプリンタ仕様に関する情報が含まれる。プリンタの印刷環境とは、セットされている用紙の紙質、用紙サイズ、画質(dpi)、印刷スピード(印字スピード)、縁無し印刷、カラー用か白黒専用か、カラー用なら4色(YMCK)か、それ以外かなどのプリンタ属性情報を含むものとする。
(5)端末装置12側からの送信情報に、分散印刷指示情報の他に印刷指定情報が含まれているときは、プリンタ情報に含まれるプリンタ仕様との間での照合処理(解析処理)が行われる。そして、空き状態にあるプリンタの中で、さらに印刷指定情報に合致したプリンタのみが分散印刷可能なプリンタ(実質的なスレーブプリンタ)として機能する。
そして印刷指定情報が含まれ、その内容が例えば、印刷スピードを重視する印刷指定情報であるときは、指定された印刷スピード以上の印刷スピードを持つスレーブプリンタが例えば3台あり、その印刷スピードが、1.5:1.5:1.0であったときは、(1.5+1.5+1.0=4)であるので、印刷ページ数がmページであるときには、同じ印刷スピードのスレーブプリンタ2台は、それぞれ(m×1.5)/4ページ分だけ印刷し、残りのスレーブプリンタ1台が、(m×1.0)/4ページ分だけ印刷するように印刷枚数が制御される。
例えば、200ページを印刷する場合では、2台のスレーブプリンタはそれぞれ、(1.5/4)×200=75ページ分印刷され、残り1台のスレーブプリンタは、(1.0/4)×200=50ページ分が印刷されることになる。
このように印刷指定情報を入力することで、印刷速度を優先する分散印刷が可能になり、また同じ画質(例えば、600dpiフォト光沢紙を使用)で分散印刷することができる。さらに指定した同じ紙質(例えばフォト光沢紙)の用紙サイズ(例えばA4サイズ)にページ情報を印刷することができるようになる。もちろん、全ての印刷指定情報を指定することもできる。この場合には論理和構成となる。
(6)スレーブプリンタとして使用しているプリンタ指定情報(IPアドレスなど)と、全ページの印刷終了情報は端末装置12側に送信される。これで、ユーザは何台のプリンタおよびどのプリンタを使用して印刷して、印刷ジョブが既に終了したかを容易に把握できるので、印刷終了後の印刷ページ回収をスムーズに行うことができる。
続いて、図4を参照してこの発明に係るプリンタの分散印刷処理例をフローチャートを参照して説明する。
分散印刷処理プログラムが起動されている状態では、印刷ジョブの受信待機状態となっている(ステップ41)。ここで言う印刷ジョブとは、端末装置12側からの印刷指示命令のことである。
分散印刷処理プログラムが起動されている状態では、印刷ジョブの受信待機状態となっている(ステップ41)。ここで言う印刷ジョブとは、端末装置12側からの印刷指示命令のことである。
印刷ジョブ情報を受信すると、端末装置12より受信した印刷ページ情報などを受信バッファ36に保存する(ステップ42)。ここに、保存すべき情報としては、印刷データ(全ページ分)の他に、分散印刷指示情報や印刷指定情報などが含まれるものとする。
分散印刷指示情報を解析した結果、分散印刷の指示ではなく、通常の印刷、つまり指定されたプリンタ16(例えば16A)のみを使用した印刷であるときには、通常の印刷処理が実行される(ステップ43,44)。
これに対して、分散印刷指示であると判断されたときには(ステップ43)、端末装置12によって選択されたプリンタ16Aがマスタとなり、このマスタプリンタ16Aによって分散印刷に対する全ての制御が行われる。まず、始めにネットワーク上の複数のプリンタ16と交信を行い、それぞれからのプリンタ情報を取得する(ステップ45)。
プリンタ情報を取得できたプリンタのみがマスタプリンタ16Aで制御できるプリンタとなるので、このプリンタが暫定的なスレーブプリンタとなる。交信できたプリンタが分散印刷制御対象となるプリンタであり、その台数が分散印刷可能な台数となる。交信できたプリンタは、マスタプリンタと同型機かその互換機である。
プリンタ情報には、スレーブプリンタが現在空き状態(印刷待機状態)か否かを示すステータス情報や、プリンタの仕様情報などが含まれているので、この例では取得したステータス情報から、分散印刷するためのスレーブプリンタ候補となり、その情報(プリンタのIPアドレスなど)を保存する。
次に、分散印刷可能な候補として挙げられたスレーブプリンタの各プリンタ情報を参照して、印刷指定情報に合致したプリンタを検索する(ステップ47)。印刷指定情報とは、上述したように印刷スピードの指定、印刷画質の指定、用紙サイズや用紙の紙質の指定などである。
スレーブプリンタから取得したプリンタ情報の中には、当該プリンタの仕様情報が含まれている。プリンタ仕様とは、印刷指定情報と同じく印刷スピード、画質、セットされている用紙サイズやその紙質などの情報である。したがって印刷指定情報に合致したプリンタ仕様を持つプリンタが検索され、検索の結果合致するプリンタが存在したとき、それらのプリンタが最終的なスレーブプリンタとして機能することになる。
続いて、最終的に残ったスレーブプリンタの台数と、印刷指定情報とを参照して各スレーブプリンタに対する分散印刷情報が算出され、その算出情報が保存される(ステップ48)。印刷指定情報がないときの分散印刷情報の算出例をまず説明する。
例えば、分散印刷可能台数が3台で、その3台とも空き状態となっているときで、例えば400ページを1部、3台のスレーブプリンタ16B、16Cおよび16Dと、1台のマスタプリンタ16Aのトータル4台で分散印刷するときには、1台当たり100ページの分散印刷となる。そして、例えばマスタプリンタ16Aが1ページから100ページまでを印刷するとすれば、スレーブプリンタ16Bが101ページから200ページまでが割り振られ、以下同様にスレーブプリンタ16Cは201ページから300ページまで、残りのスレーブプリンタ16Dが301ページから最後の400ページまでがそれぞれ割り振られる。
空き状態の分散印刷可能台数では分散印刷すべきページ数が割り切れない場合が考えられる。そのときは、その端数分は最後のページを印刷するスレーブプリンタ(この例ではスレーブプリンタ16D)が受け持つように構成することができる。もちろん、マスタプリンタ16Aが端数分の印刷を受け持つことも可能である。
印刷指定情報があったとき、例えば印刷スピードの指定があったときは、上述した例のようにスレーブプリンタの印刷スピードに応じて印刷ページ数が割り振られ、割り振られた印刷ページ数がスレーブプリンタごとに保存される。単純に台数分で按分されるのではなく、印刷スピードの早いプリンタはそれだけ印刷すべきページ数も多くなる。
例えば、上述したように、印刷スピードが(1.5:1.5:1.0)である3台のスレーブプリンタを使用する場合には、印刷スピードの早いプリンタが75ページ分を印刷し、残りが50ページ分を印刷することになる。
このように印刷指定情報を含めた分散印刷情報の算出が終了すると、どのプリンタを分散印刷用のスレーブプリンタとして指定したかを示すプリンタ指定情報を端末装置12に返信する(ステップ49)。これによって、オペレータは端末装置12に表示されたこのプリンタ指定情報を参照することで、LANケーブル14に接続されたうちのどのプリンタがスレーブプリンタとして使用されているかを把握できる。プリンタ指定情報としては、ユーザが設定した識別情報を利用することもできれば、スレーブプリンタのIPアドレスなどを利用することができる。
その後、印刷第数分の印刷用ページデータの展開処理が行われる(ステップ50)。上述した例では、1ページ、101ページ、201ページおよび301ページの4ページ分が順次ページデータとして生成されてページバッファ38に保存される。展開して得たそれぞれのページデータが対応するスレーブプリンタ16B〜16Dに転送される(ステップ51)。それぞれのスレーブプリンタ16B〜16Dでは受信したページデータによる1ページ分の印刷が実行される。同時にマスタプリンタ16Aには最初のページデータが印刷部40に送られることで、1ページ分の印刷が実行される。
ページデータを転送した後は、マスタプリンタおよびスレーブプリンタからの印刷終了コマンドをそれぞれ受信する待機モードとなる(ステップ52)。特定のプリンタ(マスタプリンタ又はスレーブプリンタ)からの印刷終了コマンドを受信すると、ステップ50に戻り、当該プリンタで印刷すべき次ページのページデータを生成するためのデータ展開処理が行われると共に、該当ページデータが対応するプリンタに転送される(ステップ53,50,51,52)。
このようなページデータの展開処理、展開された1ページ分のページデータの転送処理および印刷終了コマンド受信待機処理が、該当するスレーブプリンタごとに実行される。印刷ページについては、スレーブプリンタごとにそのジョブログが管理されている。印刷部数についても同様である。
なお、印刷終了コマンドの受信タイミングは、スレーブプリンタの機種やプリンタ仕様によって相違する。例えば、マスタプリンタを含めてスレーブプリンタが全て同型機であるか、互換機も含まれるかによって、印刷スピードなどが相違するからである。
全てのスレーブプリンタ16B〜16Dおよびマスタプリンタ16Aに対して割り当てられた印刷ページ数の全てが終了したときには(ステップ54)、印刷終了情報を端末装置12に転送することで、この分散印刷処理が全て終了することになる(ステップ55)。
なお、端末装置12より受信した印刷ページ情報がカラー用であるときで、その印刷データが特にR,G,Bの原色データであるようなときには、ステップ48においてこの印刷データを例えばY(黄色)、M(マゼンタ色)、C(シアン色)およびK(黒色)に色変換した上でページデータに展開する処理が行われることになる。
また、上述した例ではページ単位で展開されたページデータをスレーブプリンタに送信しているので、スレーブプリンタ側ではページデータを展開する作業が不要になるので、スレーブプリンタ側での処理負荷が軽くなるメリットがある。
上述した実施例では、マスタプリンタ側で印刷ページ情報をページごとに展開し、そのページデータを対応するスレーブプリンタ側に転送するようにしているが、ページデータに展開する前の印刷ページ情報をスレーブプリンタ16側に送信し、スレーブプリンタ16側でページデータに展開してから印刷を開始するように構成することもできる。
印刷指定情報として実施例1では、印刷スピード、画質および用紙サイズ(紙質)の3情報について説明したが、これら情報に限定されるものではない。例えば、写真と文字が混在した印刷ページ情報などのときの指示や印刷濃度などの指示などを印刷指定情報として付加することも可能である。
この発明では、ネットワーク上に接続された複数のプリンタに対して分散印刷を実行させることのできる分散印刷システムに適用できる。
10・・・分散印刷システム、12・・・端末装置、14・・・LANケーブル、16・・・プリンタ、22・・・インタフェース、30・・・CPU、36・・・受信バッファ、38・・・ページバッファ、40・・・印刷部、27・・・印刷指定情報入力欄
Claims (16)
- 分散印刷を実行させるためにコンピュータを、
端末装置より分散印刷指示情報と共に、印刷指定情報を受信するステップ、
受信した上記分散印刷指示情報に基づいてネットワークに接続された複数のプリンタより取得したプリンタ情報を解析し、上記印刷指定情報に合ったプリンタ仕様を持つプリンタを分散印刷用として指定するステップ、
取得した上記プリンタ情報に基づいて分散印刷可能なプリンタに対して印刷ページ情報を送信するステップ、
として機能させることを特徴とするネットワークを使用した分散印刷方法。 - 上記印刷指定情報が印刷スピード情報であるときには、上記プリンタ仕様中より印刷スピード情報を検索し、指定された印刷スピードを満足するプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記印刷指定情報が画質指定情報であるときには、上記プリンタ仕様中より画質情報を検索し、指定された画質を満足するプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記印刷指定情報が用紙サイズ指定情報であるときには、上記プリンタ仕様中より用紙サイズ情報を検索し、指定された用紙サイズがセットされたプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記プリンタ情報を解析するステップには、さらに
上記プリンタ情報に含まれる情報より、分散印刷可能な機種かどうかを判断するステップと、
上記プリンタ情報に含まれるビジィーか否かの情報に基づいて、分散印刷用プリンタを設定するステップと、
分散印刷台数に応じて各プリンタに対する分散印刷枚数を設定するステップ
とを含むことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記プリンタ情報を解析するステップには、
分散印刷可能なプリンタに関する情報を上記端末装置に送信するステップ
をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記印刷ページ情報は、ページ単位の情報である
ことを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記分散印刷可能なプリンタより印刷終了情報を受信することで、新たな印刷ページ情報を送信するステップ
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 上記分散印刷指示情報に含まれる印刷枚数の全てを終了したことを示す情報を上記端末装置に送信するステップ
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の分散印刷方法。 - 端末装置より分散印刷指示情報と共に印刷指定情報を受信する手段と、
受信した上記分散印刷指示情報に基づいてネットワークに接続された複数のプリンタより取得したプリンタ情報を解析する手段と、
取得した上記プリンタ情報に基づいて分散印刷可能なプリンタに対して印刷ページ情報を送信する手段とを有し、
上記プリンタ情報の解析手段では、上記印刷指定情報と上記プリンタ情報に含まれるプリンタ仕様とを解析し、上記印刷指定情報に合致したプリンタ仕様を持つプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする分散印刷機能を有したプリンタ。 - 上記印刷指定情報が印刷スピード情報であるときには、上記プリンタ仕様中より印刷スピード情報を検索し、指定された印刷スピードを満足するプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項10記載のプリンタ。 - 上記印刷指定情報が画質指定情報であるときには、上記プリンタ仕様中より画質情報を検索し、指定された画質を満足するプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項10記載のプリンタ。 - 上記印刷指定情報が用紙サイズ指定情報であるときには、上記プリンタ仕様中より用紙サイズ情報を検索し、指定された用紙サイズがセットされたプリンタを分散印刷用プリンタとして指定する
ことを特徴とする請求項10記載のプリンタ。 - 上記プリンタ情報を解析する手段では、
上記プリンタ情報に含まれる情報より、分散印刷可能な機種かどうかを判断すると共に、上記プリンタ情報に含まれるビジィーか否かの情報に基づいて、分散印刷用プリンタを指定し、指定した分散印刷台数に応じて各プリンタに対する分散印刷枚数を設定する処理が行われる
ことを特徴とする請求項10記載のプリンタ。 - 上記プリンタ情報を解析する手段では、さらに
分散印刷可能なプリンタに関する情報を上記端末装置に送信する機能を有する
ことを特徴とする請求項10記載のプリンタ。 - 上記分散印刷指示情報に含まれる印刷枚数の全てを終了したことを示す情報を上記端末装置に送信する手段
をさらに有することを特徴とする請求項10記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004185396A JP2006007488A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 分散印刷方法およびプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004185396A JP2006007488A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 分散印刷方法およびプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006007488A true JP2006007488A (ja) | 2006-01-12 |
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ID=35775266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004185396A Pending JP2006007488A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 分散印刷方法およびプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006007488A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007310679A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Ricoh Co Ltd | 出力処理装置、出力管理システム及び出力管理プログラム |
JP2008210371A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-09-11 | Sharp Corp | 情報処理システム |
JP2012254566A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Brother Industries Ltd | ラベル作成用編集プログラム及びラベル編集装置 |
JP2014233888A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム |
-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004185396A patent/JP2006007488A/ja active Pending
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