JP2006007227A - 蓋装着装置及び容器のマーキング方法 - Google Patents
蓋装着装置及び容器のマーキング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006007227A JP2006007227A JP2004183611A JP2004183611A JP2006007227A JP 2006007227 A JP2006007227 A JP 2006007227A JP 2004183611 A JP2004183611 A JP 2004183611A JP 2004183611 A JP2004183611 A JP 2004183611A JP 2006007227 A JP2006007227 A JP 2006007227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- head
- container
- turret
- seaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
【解決手段】 周縁部に周方向に複数のポケット16Aが配置されたシーミングターレット16と、シーミングターレット16のポケット16Aにそれぞれ対応して設けられてシーミングターレット16に配置された缶に蓋を巻締めするシーミングヘッドを有し、蓋が装着された缶に、この缶に蓋を巻締めしたシーミングヘッドに対応する情報を記録するマーキング手段を備える。
【選択図】 図2
Description
そこで、缶詰製造ラインを停止させることなく、抜き取られた缶がどのシーミングヘッドで巻締めされたものであるか特定することが可能なシーマを備える缶詰製造ラインが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この発明にかかる蓋装着装置によれば、ヘッド判別装置が、容器に蓋を装着したヘッドの回転角度と基準位置とを比較することで容器に蓋を装着したヘッドを判別する。そして、記録装置が、この判別結果を基にヘッドの情報を容器に記録する。
この発明にかかる蓋装着装置によれば、複数のヘッドの内の特定のヘッドを基準位置として蓋を装着したヘッドの判別を行う。
この発明にかかる蓋装着装置によれば、レーザによって短時間でヘッドの情報を添付することができる。
この発明にかかる容器のマーキング方法によれば、上述と同様に、蓋を装着した後であっても容易に蓋を装着したヘッドを判別することができ、トレーサビリティを向上させることが可能となる。
この缶詰製造ライン1は、図1に示すように、空缶が格納されるデパレタイザ3と、缶を洗浄するリンザ4と、空缶に内容物を充填するフィラー5と、シーマ6とを備えている。また、デパレタイザ3とリンザ4との間には、搬送用のエアーフローコンベア7が設けられており、リンザ4とフィラー5との間には、コンベア8が設けられており、フィラー5とシーマ6との間には、コンベア9が設けられており、シーマ6の搬出側には、シーマ6によって巻締めされた缶が搬送されるディスチャージコンベア(搬送路)10が設けられている。
フィラーターレット12は、フィードターレット11と同様のタイミングで間欠回転して供給された缶に内容物を充填し、コンベア9に搬出するように構成されている。
フィードターレット15は、その周縁部に12個のポケット15Aが等間隔で形成されており、図2において時計回りに間欠回転することによってコンベア9から搬送される缶をシーミングターレット16に供給するように構成されている。
また、シーミングターレット16の各ポケット16Aには、各ポケット16Aに配置されている缶にそれぞれ蓋を巻締めするシーミングヘッド(図示略)が対応してそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態において、図2に示すように、ある特定のシーミングヘッドをNo1ヘッドとし、No1ヘッドから時計回りに順次No2ヘッドからNo12ヘッドとしている(図中ではシーミングヘッドに対応するポケットに番号1を付し、他のシーミングヘッドに対応するポケットにも時計回りに順次増大する番号2〜12を付している)。
また、ディスチャージターレット17は、フィードターレット15及びシーミングターレット16と同様のタイミングで図2において時計回りに間欠回転して、位置Xで受け渡された缶を位置Yでディスチャージコンベア10に搬出するように構成されている。
なお、図2において、位置Xでシーミングターレット16のNo1ヘッドと対応するポケット16Aから缶を受け渡されるディスチャージターレット17のポケット17Aには、ポケット番号1を付し、他のディスチャージターレット17のポケット17Aにも反時計回りに順次増大する番号2〜12を付している。
回転角度検出センサ22は、ディスチャージターレット17の回転軸に設けられたエンコーダによって構成されている。
缶検出センサ24は、図3に示すように、シーミングヘッド検出センサ23の下方位置に配置されていてポケット17Aで搬送される缶を位置Zで検出するように設けられており、例えば、渦電流式近接センサや反射光学センサによって構成されている。
カムポジショナ31は、回転角度検出センサ22及びヘッド判別装置32に接続されている。そして、カムポジショナ31は、回転角度検出センサ22からの回転角度検出センサ信号を受信するように構成されている。さらに、カムポジショナ31は、この回転角度検出センサ信号がディスチャージターレット17のポケット17Aの配置ピッチに相当する回転角度になるにしたがって、1個のパルス信号であるポケットタイミング信号をヘッド判別装置32に送信するように構成されている。
そして、ヘッド判別装置32は、シーミングヘッド検出センサ23が特定のシーミングヘッドであるNo1ヘッドと対応するポケット17Aに設けられた金属片26を検出したときに、シーミングヘッド検出センサ23から送信された1個のパルス信号であるNo1ポケット信号を受信するように構成されている。
また、ヘッド判別装置32は、缶検出センサ24が位置Zにおいて缶を検出したときに、缶検出センサ24から送信された1個のパルス信号である缶有信号を受信するように構成されている。
また、ヘッド判別装置32は、レーザ光源21に位置Yに位置する缶が巻締めされたシーミングヘッドの番号などの情報信号及び駆動信号を送信する。このとき、位置Zにおいて缶検出センサ24が缶を検出しなかったときには、駆動信号を送信しないように構成されている。
まず、デパレタイザ3は、内部に格納している空缶を順次エアーフローコンベア7に搬出し、リンザ4が空缶の洗浄を行う。そして、洗浄された空缶は、コンベア8上を搬送され、フィードターレット11によってフィラーターレット12に搬出されて内容物が順次充填される。
以上のようにして蓋を巻締めしたシーミングヘッドの情報が付加された缶詰を製造する。
この容器のマーキング方法は、図5に示すように、判別工程S1と記録工程S2とを備えている。
特定のシーミングヘッドであるNo1ヘッドと対応するディスチャージターレット17のポケット17Aがシーミングヘッド検出センサ23の検出位置である位置Zを通過すると、シーミングヘッド検出センサ23によって金属片26が検知され、シーミングヘッド検出センサ23がヘッド判別装置32にNo1ポケット信号を送信する。
また、ディスチャージターレット17が回転すると、回転角度検出センサ22が、回転角度検出センサ信号をカムポジショナ31に送信する。
そして、ディスチャージターレット17のポケット17Aの配置ピッチ相当する回転角度だけ回転すると、カムポジショナ31が、ポケットタイミング信号をヘッド判別装置32に送信する。さらに、缶が缶検出センサ24の位置を通過すると、缶検出センサ24が、ヘッド判別装置32に缶有信号を送信する。
最初に、ヘッド判別装置32は、No1ポケット信号の受信の有無を判別する(図6に示すステップS11)。
ヘッド判別装置32がNo1ポケット信号を受信した場合、ヘッド判別装置32に記録されているカウント値をリセットし(図6に示すステップS12)、ポケットタイミング信号を受信する(図6に示すステップS13)。
一方、ヘッド判別装置32がNo1ポケット信号を受信しなかった場合、ヘッド判別装置32に記録されているカウント値を保持し(図6に示すステップS14)、ポケットタイミング信号を受信する(図6に示すステップS13)。
すなわち、ヘッド判別装置32は、No1ポケット信号を受信したら、受信するポケットタイミング信号を1から12までカウントし、さらに新たにNo1ポケット信号を受信したときにはポケットタイミング信号のカウントをリセットして再び1から12までカウントすることとなる。なお、本実施形態において、このカウント値は、シーミングヘッド検出センサ23及び缶検出センサ24の位置を通過するシーミングヘッドの番号と一致する。
最初に、ヘッド判別装置32は、缶有信号の受信の有無を判別する(図7に示すステップS16)。
ヘッド判別装置32が缶有信号を受信した場合、ヘッド判別装置32に記録されているカウント値である情報信号を駆動信号と共にレーザ光源21に送信する(図7に示すステップS17)。そして、レーザ光源21は、位置Zから位置Yに移動して間欠的に停止している缶にレーザを照射してシーミングヘッドの情報を缶に記録する(図7に示すステップS18)。
一方、ヘッド判別装置32が缶有信号を受信しなかった場合、レーザ光源21に駆動信号を送信しない。
そして、新たに、ディスチャージターレット17のポケット17Aに位置する缶に対してマーキングを行う。以上のようにして、マーキング手段18が、缶へのマーキングを行う。
また、各シーミングヘッドにおいて、それぞれ異なる巻締め条件を設定し、試験的に缶詰を製造した際に、容易に缶蓋の巻締め状態を確認することができ、テストが容易にできる。
例えば、上記実施形態では、有底円筒形状の缶に蓋を巻締めするシーマであったが、いわゆるボトル缶に蓋を装着するキャッパーであってもよく、また、PETボトル容器に蓋を装着する蓋装着装置であってもよい。
また、缶に記録される情報は、シーマヘッドの番号だけでなく、巻締め条件の情報と共に記録されてもよい。
これらの場合、シーミングヘッド検出センサ23からレーザ光源21による照射位置まで缶が搬送される時間を予め設定しておくことで、容易に適用することができる。
10 ディスチャージコンベア(搬送路)
16 シーミングターレット
16A ポケット
18 マーキング手段
21 レーザ光源(記録装置)
26 金属片(ヘッド被検知体)
22 回転角度検出センサ
23 シーミングヘッド検出センサ(ヘッド検出センサ)
32 ヘッド判別装置
Claims (5)
- 周縁部に周方向に複数のポケットが配置されたターレットと、該ターレットのポケットにそれぞれ対応して設けられて前記ポケットに配置された容器に蓋を装着する複数のヘッドとを有し、容器に蓋を装着して該容器を搬出する蓋装着装置であって、
前記蓋が装着された容器または蓋に、該容器に蓋を装着した前記ヘッドに対応するマーキングを添付するマーキング手段を備えることを特徴とする蓋装着装置。 - 前記マーキング手段が、前記ターレットの回転角度を検出する回転角度検出センサと、該回転角度検出センサの検出結果と前記ターレットの周方向における基準位置とを比較して前記容器に蓋を装着したヘッドを判別するヘッド判別装置と、該ヘッド判別装置による判別結果から前記容器に前記ヘッドの情報を記録する記録装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載の蓋装着装置。
- 前記マーキング手段が、複数の前記ヘッドの内の特定のヘッドに対応して設けられたヘッド被検知体と、該ヘッド被検知体を検知して前記特定のヘッドを検出するヘッド検出センサを備えることを特徴とする請求項2に記載の蓋装着装置。
- 前記記録装置が、前記容器または蓋にレーザ光を照射するレーザ光源であることを特徴とする請求項2または3に記載の蓋装着装置。
- 容器を配置する複数のポケットが周縁部に形成されたターレットと、前記ポケットにそれぞれ対応して設けられて前記容器に蓋を装着する複数のヘッドとを備え、前記ターレットを回転させつつ順次前記容器に蓋を装着して該容器を搬出する蓋装着装置について前記容器または蓋にマーキングを施す容器のマーキング方法であって、
前記ターレットの回転角度を検出し、該回転角度から前記複数のヘッドの内の前記容器に蓋を装着したヘッドを判別する判別工程と、
該判別工程による判別結果から前記蓋を装着したヘッドの情報を前記容器または蓋に記録する記録工程とを備えることを特徴とする容器のマーキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183611A JP2006007227A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 蓋装着装置及び容器のマーキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183611A JP2006007227A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 蓋装着装置及び容器のマーキング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006007227A true JP2006007227A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35775033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004183611A Pending JP2006007227A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 蓋装着装置及び容器のマーキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006007227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012056605A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器と蓋との組み合わせ及びかかる組み合わせを使用した包装方法 |
JP2012062094A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器と蓋との組み合わせ及びかかる組み合わせを使用した包装方法 |
-
2004
- 2004-06-22 JP JP2004183611A patent/JP2006007227A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012056605A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器と蓋との組み合わせ及びかかる組み合わせを使用した包装方法 |
JP2012062094A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器と蓋との組み合わせ及びかかる組み合わせを使用した包装方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10183772B2 (en) | Machine and method for orienting containers | |
US5473152A (en) | Code symbol for marking plastic bottles | |
CN102803079B (zh) | 连续回转式填充包装机械以及密封容器制造方法 | |
KR100890083B1 (ko) | 저장용기의 라벨 적용 기구 | |
RU2708910C1 (ru) | Система и способ ориентирования полуфабриката торцевой крышки на основе направления проката в процессе производства металлического контейнера | |
RU2006124327A (ru) | Способ и устройство для контроля установки для обработки емкостей | |
US6701692B1 (en) | Device for closing plastic bottles | |
EP1587737B1 (en) | A labelling machine | |
JP2006007227A (ja) | 蓋装着装置及び容器のマーキング方法 | |
WO2020025333A1 (en) | Method and labelling machine for applying labels | |
JPH05305999A (ja) | 再充填可能な容器、特にプラスチックボトルを表示する方法及び装置並びにプラスチックボトルを表示するコードシンボル | |
JP4258873B2 (ja) | 容器処理ラインの容器抜き出し装置 | |
WO2021149454A1 (ja) | 可食体のマーキング装置および方法 | |
JP5293003B2 (ja) | キャッパ | |
JP4018391B2 (ja) | キャップ巻締システム及びキャップ巻締方法 | |
JP2002068373A (ja) | ボトル容器の蓋装着装置およびその方法 | |
CN114174177A (zh) | 用于定向容器的设备和方法 | |
JP3081932U (ja) | X線使用による空容器内の異物検査機 | |
JP2019117133A (ja) | 容器検査装置 | |
JP2019117134A (ja) | 容器検査装置 | |
JP2004244064A (ja) | キャップの供給方法及び装置 | |
JP2021185341A (ja) | 容器検査装置 | |
JPH101190A (ja) | キャッピングマシン | |
JP2022049941A (ja) | ブリスタ包装機及びブリスタシートの製造方法 | |
JP5217718B2 (ja) | キャッパ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060519 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060613 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090924 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100202 |