JP2021185341A - 容器検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器検査装置において、不良品排出作業の効率化を図る。【解決手段】第1幅をもって食品容器を搬送する第1搬送部と、第1搬送部より食品容器の搬送方向の下流側で第1幅より広い第2幅をもって食品容器を搬送する第2搬送部と、第1搬送部に設けられて食品容器の不良品を検出する不良品検出装置と、第1搬送部における不良品検出装置より食品容器の搬送方向の下流側に設けられて不良品検出装置が検出した不良品にマークを設けるマーキング装置と、第2搬送部に設けられてマーキング装置が設けたマークを検出するマーク検出装置と、第2搬送部におけるマーキング装置より食品容器の搬送方向の下流側に設けられてマーク検出装置が検出したマークが設けられた不良品に第2搬送部から排出する排出装置と、不良品検出装置の検出結果に基づいてマーキング装置を制御すると共にマーク検出装置の検出結果に基づいて排出装置を制御する制御装置とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、食品飲料などが充填された容器を検査する容器検査装置に関するものである。
飲料製品の製造装置では、コンベア上に載置されて搬送される容器(例えば、ペットボトルなど)に飲料が充填され、容器の口部にキャップ(蓋)が装着されて容器製品となる。容器製品は、各種の検査が実施されて出荷される。検査項目としては、容器やキャップの傷、ラベルの取付状態、製造年月日の印字の有無、飲料の充填量などがある。そして、検査の実施により容器やキャップに傷などが検出された不良の容器製品は、コンベアから排除され、良品の容器製品のみが出荷される。
このような容器検査装置としては、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特開平7−239940号公報 特許第4073230号公報
上述した従来の容器検査装置にて、容器に飲料が充填されてキャップが装着された容器製品は、各種の検査が実施され、検出された不良の容器製品をコンベアから排除している。近年、飲料製品の生産量の増加に伴って製造ラインが高速化し、コンベアによる容器(容器製品)の搬送速度が高速化している。そのため、1個の容器製品に要する検査時間が短くなり、検出された不良の容器製品をコンベアから排除する作業が困難なものとなってきている。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、容器の検査作業および不良品排出作業の効率化を図る容器検査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の容器検査装置は、第1幅をもって食品容器を搬送する第1搬送部と、前記第1搬送部より前記食品容器の搬送方向の下流側で前記第1幅より広い第2幅をもって前記食品容器を搬送する第2搬送部と、前記第1搬送部に設けられて前記食品容器の不良品を検出する不良品検出装置と、前記第1搬送部における前記不良品検出装置より前記食品容器の搬送方向の下流側に設けられて前記不良品検出装置が検出した前記不良品にマークを設けるマーキング装置と、前記第2搬送部に設けられて前記マーキング装置が設けた前記マークを検出するマーク検出装置と、前記第2搬送部における前記マーク検出装置より前記食品容器の搬送方向の下流側に設けられて前記マーク検出装置が検出した前記マークが設けられた前記不良品を前記第2搬送部から排出する排出装置と、前記不良品検出装置の検出結果に基づいて前記マーキング装置を制御すると共に前記マーク検出装置の検出結果に基づいて前記排出装置を制御する制御装置と、を備える。
本開示の容器検査装置によれば、容器の検査作業および不良品排出作業の効率化を図ることができる。
図1は、本実施形態の容器検査装置を表す概略構成図である。 図2は、容器検査装置の全体構成を表す斜視図である。 図3は、容器検査装置の作動を表す概略平面図である。 図4は、容器検査装置の作動を表す概略側面図である。 図5は、排出装置の一例を表す概略図である。 図6は、排出装置の一例を表す概略図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[容器検査装置の構成]
図1は、本実施形態の容器検査装置を表す概略構成図、図2は、容器検査装置の全体構成を表す斜視図である。
本発明の容器検査装置は、食品飲料が充填された食品容器を検査し、不良品の食品容器を搬送ラインから排出するものである。ここで、食品容器とは、飲料や調味料などの食品として使用されるスラリーや粒子状、粉末状などを含む流体が充填される容器である。また、飲料としては、清涼飲料、水、茶、コーヒー、紅茶、ココア、果汁飲料、牛乳、健康飲料、酒類などがあり、調理料としては、醤油、酢、料理酒、みりん、油、各種ソース、塩、砂糖などがある。また、食品容器としては、プラスチックボトル(ペットボトル)、ガラス瓶、金属製の缶、紙製の容器などがある。
図1および図2に示すように、本実施形態の容器検査装置10は、第1搬送部21と第2搬送部22とを有する搬送装置11と、不良品検出装置12と、マーキング装置13と、マーク検出装置14と、排出装置15と、制御装置16とを備える。また、容器検査装置10は、生産管理装置17と、印字装置18と、昇降装置19とを備える。
搬送装置11は、容器(食品容器)100を搬送する第1搬送部21および第2搬送部22を有する。以下に説明する容器100は、内部に飲料が充填されてキャップ(蓋)が装着されると共に、ラベルが装着された容器製品である。第1搬送部21は、容器100の搬送方向の上流側に配置され、第2搬送部22は、第1搬送部21より容器100の搬送方向の下流側に配置される。第1搬送部21と第2搬送部22は、容器100を連続して搬送することができる。第1搬送部21は、第1直線部21aと、屈曲部21bと、第2直線部21cとを有する。第2搬送部22は、直線部22aを有する。搬送装置11は、第1搬送部21の第2直線部21cと第2搬送部22の直線部22aとの間に設けられる屈曲部23を有する。ここで、直線部21a,21c,22aは、完全な直線でなくてもよく、湾曲していてもよい。また、屈曲部21b,23は、直角に屈曲していなくてもよく、また、なだらかな湾曲であってもよい。
第1搬送部21は、少なくとも1個の搬送コンベアによって構成される。第1搬送部21は、第1幅W1をもって容器100を搬送する。ここで、第1幅W1は、容器100の外径より若干大きい幅であり、容器100の外径の2倍より若干小さい幅である。第1搬送部21は、容器100を第1速度で搬送する。第1搬送部21は、第1幅W1の方向に沿って1個の容器100を並べて搬送する。つまり、第1搬送部21は、容器100を1列で搬送する。
第2搬送部22は、1個または複数の搬送コンベアによって構成される。第2搬送部22は、第1搬送部21の第1幅W1より広い第2幅W2をもって容器100を搬送する。ここで、第2幅W2は、少なくとも容器100の外径の2倍より大きい幅である。本実施形態では、第2幅W2は、容器100の外径の4倍より大きい幅である。第2搬送部22は、第1速度より低速の第2速度で容器100を搬送する。第1搬送部21と第2搬送部22との屈曲部23は、容器100における搬送方向の向きを変更するガイド板(ガイド部材)24が設けられる。第2搬送部22は、第2幅W2の方向に沿って複数個(本実施形態では、4個)の容器100を所定間隔を空けて並べて搬送する。つまり、第2搬送部22は、容器100を4列で搬送する。
搬送装置11は、容器100の搬送方向の上流側から下流側に向けて、印字装置18、不良品検出装置12、マーキング装置13、マーク検出装置14、排出装置15の順に配置される。昇降装置19は、不良品検出装置12とマーキング装置13とマーク検出装置14と排出装置15に設けられる4個の昇降装置19A,19B,19C,19Dから構成される。制御装置16は、搬送装置11、不良品検出装置12、マーキング装置13、マーク検出装置14、排出装置15、生産管理装置17、印字装置18、昇降装置19に接続される。
不良品検出装置12は、第1搬送部21の第1直線部21aに設けられる。不良品検出装置12は、容器100の不良品を検出する。不良品検出装置12は、容器100における鉛直方向の上方から不良品を検出する。すなわち、第1ガントリ31は、第1直線部21aを跨るように配置される。第1ガントリ31は、左右の脚部31aと、脚部31aの上端部に掛け渡される架台31bとを有する。不良品検出装置12は、複数個(本実施形態では、2個)のカメラ(例えば、CCDカメラ)32を有する。カメラ32は、照明設備を有する。カメラ32は、第1ガントリ31の架台31bに装着される。カメラ32は、第1搬送部21の幅方向に所定間隔を空けて配置される。カメラ32は、鉛直方向の上方から第1直線部21aを搬送される容器100を撮像する。このとき、2個のカメラ32は、異なる斜め上方から容器100の上部(例えば、首部)を撮像する。この場合、2個のカメラ32は、容器100の周囲で周方向に180度ずれた位置に配置することが好ましい。なお、カメラ32の個数は、2個に限定されるものではない。1個のカメラにより真上から容器100を撮像してもよい。また、3個以上のカメラにより異なる斜め上方から容器100を撮像してもよい。
不良品検出装置12は、カメラ32の撮像情報に基づいて容器100の不良品を検出する。不良品検出装置12は、例えば、良品の容器100の画像を記憶しておき、良品の容器100の画像と、カメラ32が撮像した画像とを比較して容器100が良品であるか、不良品であるかを判定する。本実施形態にて、不良品検出装置12は、容器100の首部に傷があったとき、傷がついた容器100を不良品として検出する。そして、不良品検出装置12は、検出結果を制御装置16に出力する。但し、容器100の良品と不良品との判定方法は、上述した方法に限定されるものではない。
不良品検出装置12は、容器100の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置19Aを有する。昇降装置19Aは、第1ガントリ31における左右の脚部31aに設けられる。制御装置16は、昇降装置19Aを駆動制御可能である。昇降装置19Aは、第1ガントリ31を介してカメラ32を昇降することで、カメラ32の高さを調整する。すなわち、第1搬送部21は、高さの異なる複数種類の容器100を搬送可能である。一方、カメラ32は、第1搬送部21を搬送される容器100の首部を撮像するために適正な撮像距離が必要となる。そのため、制御装置16は、容器100の高さに応じて昇降装置19Aを駆動制御し、カメラ32の高さを最適位置に調整する。
マーキング装置13は、第1搬送部21の第1直線部21aに設けられる。マーキング装置13は、不良品検出装置12より容器100の搬送方向の下流側に配置される。マーキング装置13は、不良品検出装置12が検出した不良品にマークを設ける。すなわち、第2ガントリ41は、第1直線部21aを跨るように配置される。第2ガントリ41は、左右の脚部41aと、脚部41aの上端部に掛け渡される架台41bとを有する。マーキング装置13は、印字装置(例えば、インクジェット式印字装置)42を有する。印字装置42は、第2ガントリ41の架台41bに装着される。印字装置42は、鉛直方向の上方から第1直線部21aを搬送される容器100にマーキングを行う。このとき、印字装置42は、斜め上方から容器100の上部(例えば、キャップ)にマーキングを行う。印字装置42によるマーキングは、例えば、線形状、円形状、四角形状などの印の印字や着色などである。また、印字装置42によるマーキングの位置は、容器100の首部やキャップなど、容器100の上部が好ましい。
マーキング装置13は、制御装置16からの指令により作動する。制御装置16は、不良品検出装置12の検出結果が入力されており、不良品検出装置12が搬送される容器100を不良品と判定したとき、印字装置42により不良品と判定された容器100にマークを印字する。
この場合、制御装置16は、不良品検出装置12の検出位置からマーキング装置13による印字位置までの搬送距離と、容器100の搬送速度(第1速度)が入力されている。そのため、制御装置16は、不良品検出装置12の検出位置からマーキング装置13による印字位置までの搬送距離までの容器100の搬送時間を算出することで、不良品検出装置12が検出した不良品の容器100がマーキング装置13による印字位置に到達する時間がわかる。そのため、マーキング装置13は、不良品の容器100に正確にマークを印字することができる。
マーキング装置13は、容器100の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置19Bを有する。昇降装置19Bは、第2ガントリ41における左右の脚部41aに設けられる。制御装置16は、昇降装置19Bを駆動制御可能である。昇降装置19Bは、第2ガントリ41を介して印字装置42を昇降することで、印字装置42の高さを調整する。すなわち、第1搬送部21は、高さの異なる複数種類の容器100を搬送可能である。一方、印字装置42は、第1搬送部21を搬送される容器100の上部に印字するために適正な印字距離が必要となる。そのため、制御装置16は、容器100の高さに応じて昇降装置19Bを駆動制御し、印字装置42の高さを最適位置に調整する。
マーク検出装置14は、第2搬送部22の直線部22aに設けられる。マーク検出装置14は、マーキング装置13が設けたマークを検出する。すなわち、第3ガントリ51は、直線部22aを跨るように配置される。第3ガントリ51は、左右の脚部51aと、脚部51aの上端部に掛け渡される架台51bとを有する。マーク検出装置14は、複数個(本実施形態では、2個)のカメラ(例えば、CCDカメラ)52を有する。カメラ52は、照明設備を有する。カメラ52は、第3ガントリ51の架台51bに装着される。カメラ52は、第2搬送部22の幅方向に所定間隔を空けて配置される。カメラ52は、鉛直方向の上方から直線部22aを搬送される容器100を撮像する。このとき、2個のカメラ52は、斜め上方から容器100の上部を撮像する。なお、カメラ52の個数は、2個に限定されるものではなく、第2搬送部22の幅方向の全域を撮像可能な個数を配置すればよい。また、カメラ52は、マーキング装置13の印字装置42により容器100に印字されたマークを撮像可能な位置や角度に設定される。但し、容器100に対するマーキング装置13によるマークの印字位置が決まっている場合、カメラを1個としてもよい。
マーク検出装置14は、カメラ52の撮像情報に基づいてマークが印字された容器100を検出する。マーク検出装置14は、例えば、マーキング装置13の印字装置42が印字する所定の位置にマークが印字されているかどうかを判定する。本実施形態にて、マーク検出装置14は、容器100のキャップにマークがあるかどうかを検出する。そして、マーク検出装置14は、検出結果を制御装置16に出力する。
マーク検出装置14は、容器100の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置19Cを有する。昇降装置19Cは、第3ガントリ51における左右の脚部51aに設けられる。制御装置16は、昇降装置19Cを駆動制御可能である。昇降装置19Cは、第3ガントリ51を介してカメラ52を昇降することで、カメラ52の高さを調整する。すなわち、第2搬送部22は、高さの異なる複数種類の容器100を搬送可能である。一方、カメラ52は、第2搬送部22を搬送される容器100のキャップを撮像するために適正な撮像距離が必要となる。そのため、制御装置16は、容器100の高さに応じて昇降装置19Cを駆動制御し、カメラ52の高さを最適位置に調整する。
排出装置15は、第2搬送部22の直線部22aに設けられる。排出装置15は、マーク検出装置14より容器100の搬送方向の下流側に配置される。排出装置15は、マーク検出装置14が検出したマークが設けられた不良品を第2搬送部22から排出する。すなわち、第4ガントリ61は、直線部22aを跨るように配置される。第4ガントリ61は、左右の脚部61aと、脚部61aの上端部に掛け渡される架台61bとを有する。排出装置15は、ピッキング装置62を有する。ピッキング装置62は、第4ガントリ61の架台61bに装着される。ピッキング装置62は、鉛直方向の上方から直線部22aを搬送されるマークが印字された容器100を排出する。このとき、ピッキング装置62は、容器100の首部やキャップなどを把持して第2搬送部22から排出する。
第4ガントリ61は、架台61bに第2搬送部22の幅方向に沿うガイドレール61cが設けられる。ピッキング装置62は、移動体63がガイドレール61cに沿って移動可能である。移動体63は、下方に延出して昇降可能なハンド64が設けられ、ハンド64は、容器100の首部やキャップなどを把持可能である。
排出装置15は、制御装置16からの指令により作動する。制御装置16は、マーク検出装置14の検出結果が入力されており、マーク検出装置14が搬送される容器100のマークを検出したとき、ピッキング装置62によりマークが印字された容器100を排出する。つまり、ピッキング装置62は、移動体63が排出対象であるマークが印字された容器100が搬送されてくる位置にガイドレール61cに沿って移動する。容器100がピッキング装置62の下方に搬送されると、ハンド64が下降して容器100の首部やキャップなどを把持する。そして、ハンド64が上昇して容器100を持ち上げた後、ガイドレール61cに沿って移動し、容器100を第2搬送部22の外部に搬出する。
この場合、制御装置16は、マーク検出装置14の検出位置から排出装置15による把持位置までの搬送距離と、容器100の搬送速度(第2速度)が入力されている。そのため、制御装置16は、マーク検出装置14の検出位置から排出装置15による把持位置までの搬送距離から容器100の搬送時間を算出することで、マーク検出装置14が検出したマークの付いた容器100が排出装置15による把持位置に到達する時間がわかる。そのため、排出装置15は、マークの付いた容器100を正確に把持することができる。
排出装置15は、容器100の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置19Dを有する。昇降装置19Dは、第4ガントリ61における左右の脚部61aに設けられる。制御装置16は、昇降装置19Dを駆動制御可能である。昇降装置19Dは、第4ガントリ61を介してピッキング装置62を昇降することで、ピッキング装置62の高さを調整する。すなわち、第2搬送部22は、高さの異なる複数種類の容器100を搬送可能である。一方、ピッキング装置62は、第2搬送部22を搬送される容器100の上部を把持する必要がある。そのため、制御装置16は、容器100の高さに応じて昇降装置19Dを駆動制御し、ピッキング装置62の高さを最適位置に調整する。
なお、排出装置15は、上述した構成に限定されるものではない。例えば、第4ガントリ61に配置されるスカラ型ロボット、第2搬送部22の外部に配置される多関節型アームを有するロボットなどとしてもよい。また、ピッキング装置62は、上述した構成に限定されるものではない。図5および図6は、排出装置の一例を表す概略図である。
図5に示すように、容器100は、容器本体101を有し、容器本体101の上部に首部102が設けられる。容器本体101は、上部が細くなって首部102が形成される。容器100は、首部102の上方が開口し、蓋としてのキャップ103が装着される。そして、容器100は、は、容器本体101の外周面にラベル(図示略)が装着される。
排出装置を構成するピッキング装置70は、容器100の首部102(キャップ103)を係止して鉛直方向の上方に引き上げて排出する。すなわち、ピッキング装置70は、支持アーム71と、昇降体72と、係止アーム73とを有する。支持アーム71は、鉛直方向に沿って配置され、昇降体72上下方向に沿って移動自在に支持される。係止アーム73は、一端部が支持軸74により昇降体72に回動自在に支持される。係止アーム73は、昇降体72に格納された格納位置と、90度回動して水平状態となる係止位置とに回動可能である。係止アーム73は、先端部に切欠部75が形成される。切欠部75は、容器100の首部102が進入可能な幅で、キャップ103が進入不能な幅である。
そのため、ピッキング装置70は、排出対象である容器100の搬送方向の下流側で、昇降体72が所定の高さまで下降し、係止アーム73が90度回動した係止位置に待機する。そして、排出対象である容器100がピッキング装置70に近づくと、容器100の首部102が係止アーム73の切欠部75に進入する。容器100の首部102が係止アーム73の切欠部75に進入したと同時に、昇降体72を上昇させると、係止アーム73によりキャップ103を介して容器100を引き上げることができる。
また、図6に示すように、排出装置を構成するピッキング装置80は、容器100の首部102(キャップ103)を係止して鉛直方向の上方に引き上げて排出する。すなわち、ピッキング装置80は、支持アーム81と、昇降体82と、係止アーム83とを有する。支持アーム81は、鉛直方向に沿って配置され、昇降体82上下方向に沿って移動自在に支持される。係止アーム83は、一端部が支持軸84により昇降体72に回動自在に支持される。係止アーム83は、水平状態となる待機位置と、所定角度(例えば、45度)度回動する係止位置とに回動可能である。係止アーム83は、先端部に係止孔(または、切欠部)85が形成される。係止孔85は、容器100のキャップ103より若干大きい内径である。
そのため、ピッキング装置80は、排出対象である容器100の搬送方向の下流側で、昇降体82が所定の高さまで下降し、係止アーム73が水平状態である待機位置に待機する。そして、排出対象である容器100がピッキング装置80に近づくと、係止アーム83を係止位置に回動し、係止孔85にキャップ103を通して容器100の首部102を挿入させる。係止孔85に容器のキャップ103が挿入されると、係止アーム83を上方に回動させる。すると、係止アーム83が円弧を描いて上方に移動することから、係止孔85の内周がキャップ103に係止し、係止アーム83によりキャップ103を介して容器100を引き上げることができる。
図1および図2に戻り、制御装置16は、前述したように、不良品検出装置12の検出結果に基づいてマーキング装置13を制御すると共に、マーク検出装置14の検出結果に基づいて排出装置15を制御する。
生産管理装置17は、製造する容器100の情報を管理するものである。生産管理装置17は、製造する容器100の情報として、容器100のサイズ(容量、高さ、外径など)を制御装置16に出力する。制御装置16は、搬送装置11で搬送される容器100のサイズに基づいて昇降装置19(19A,19B,19C.19D)を駆動制御する。また、生産管理装置17は、不良品検出装置12からマーキング装置13までの搬送距離、マーク検出装置14から排出装置15までの搬送距離、容器100を搬送する第1速度および第2速度を制御装置16に出力する。制御装置16は、搬送装置11における各種の距離や容器100の搬送速度に基づいてマーキング装置13および排出装置15を駆動制御する。
印字装置18は、第1搬送部21の第1直線部21aに設けられる。印字装置18は、容器100に年月日(製造年月日や消費期限など)を印字する。印字装置18は、不良品検出装置12やマーキング装置13より容器100の搬送方向の上流側に配置される。すなわち、不良品検出装置12とマーキング装置13は、第1搬送部21における印字装置18より容器100の搬送方向の下流側に設けられる。飲料が充填された容器100は、表面に水滴が付着しているおそれがある。印字装置18は、容器100の表面に付着した水滴を除去するエアブロー装置(図示略)を有する。そのため、印字装置18は、エアブロー装置により水滴が除去された容器100の表面に適正に年月日を印字することができる。そして、マーキング装置13も、印字装置18のエアブロー装置により水滴が除去された容器100の表面にマークを印字することができる。また、不良品検出装置12は、カメラ32の撮像情報に基づいて容器100の不良品を検出するものであることから、エアブロー装置により水滴が除去された容器100の表面を高精度に撮像することができる。
[容器検査装置の作動]
図3は、容器検査装置の作動を表す概略平面図、図4は、容器検査装置の作動を表す概略側面図である。
図1から図4に示すように、第1搬送部21は、第1速度で容器100を1列で搬送する。このとき、印字装置18は、容器100に年月日を印字する。そして、不良品検出装置12は、容器100における鉛直方向の上方から不良品を検出し、検出結果を制御装置16に出力する。制御装置16は、不良品検出装置12の検出結果に基づいてマーキング装置13を作動し、不良品の容器100にマークを印字する。容器100は、第1搬送部21から第2搬送部22に搬送される。第2搬送部22は、第1速度より低速である第2速度で容器100を4列で搬送する。このとき、マーク検出装置14は、マーキング装置13が印字したマークを検出し、検出結果を制御装置16に出力する。制御装置16は、マーク検出装置14の検出結果に基づいて、排出装置15を作動し、マークが印字された不良品の容器100を第2搬送部22から外部に排出する。
すなわち、容器100が第1搬送部21の搬送範囲A1を1列で搬送されるとき、不良品検出装置12が不良品の容器100を検出し、マーキング装置13が不良品の容器100にマークを印字する。容器100は、第1搬送部21から第2搬送部22に搬送されるとき、ガイド板24により搬送方向がほぼ90度変更されると共に、搬送速度が高速の第1速度から低速の第2速度に変更される。すなわち、容器100は、高速の1列で搬送された状態から、低速の前後左右に所定間隔を空けた4列の状態に変更されて搬送される。容器100が第2搬送部22の搬送範囲A2を4列で搬送されるとき、マーク検出装置14がマークの付いた不良品の容器100を検出し、排出装置15がマークの付いた不良品の容器100を外部に排出する。このとき、容器100は、低速で搬送され、且つ、隣接する容器100との間に隙間が確保されていることから、排出装置15は、マークの付いた不良品の容器100を所定時間をかけて容易に排出することができる。
[変形例]
上述した実施形態にて、不良品検出装置12が首部に傷があった容器100を不良品として検出し、排出装置15が不良品と判定された容器100を搬送装置11から排出している。ところが、容器100の不良は、表面の傷だけに限定されるものではない。容器100の検査項目として、例えば、容器100やキャップの外観(傷)以外に、キャップの有無、年月日の印字の有無、ラベルの装着の有無、飲料の適正な充填量などがある。そのため、不良品検出装置12は、容器100の異なる不良品を検出可能なものとして構成する。つまり、不良と判定された容器100を検査項目ごとに区別する。マーキング装置13は、異なる不良品ごとに異なるマークを設ける。例えば、マーキング装置13は、異なる不良品ごとに異なる形状や異なる色のマークを印字する。マーク検出装置14は、異なるマークを検出すると、排出装置15は、異なるマークが設けられた不良品の容器100を搬送装置11から異なるマークごとに設定された異なる排出位置にそれぞれ排出する。
つまり、不良品の容器100が発生した場合、例えば、容器100やキャップに傷がある不良品の容器100を搬送装置11から第1搬送コンベア(図示略)に排出し、キャップの無い不良品の容器100を搬送装置11から第2搬送コンベア(図示略)に排出し、年月日の無い不良品の容器100を搬送装置11から第3搬送コンベア(図示略)に排出し、ラベルの無い不良品の容器100を搬送装置11から第4搬送コンベア(図示略)に排出し、飲料の充填量が異なる不良品の容器100を搬送装置11から第5搬送コンベア(図示略)に排出する。そして、異なる種類の不良品の容器100を各搬送コンベアにより異なる所定の位置に収集する。ここで、不良品の容器100に対して、例えば、再利用可能であるかを検査し、必要に応じて再利用可能とする。
また、上述した実施形態では、印字装置18より容器100の搬送方向の下流側にマーキング装置13を配置している。この場合、印字装置18とマーキング装置13とを兼用してもよい。すなわち、不良品検出装置12を印字装置18より容器100の搬送方向の上流側に設け、マーキング装置13として、印字装置18を適用する。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る容器検査装置は、第1幅W1をもって容器100を搬送する第1搬送部21と、第1搬送部21より容器100の搬送方向の下流側で第1幅W1より広い第2幅W2をもって容器100を搬送する第2搬送部22と、第1搬送部21に設けられて容器100の不良品を検出する不良品検出装置12と、第1搬送部21における不良品検出装置12より容器100の搬送方向の下流側に設けられて不良品検出装置12が検出した不良品にマークを設けるマーキング装置13と、第2搬送部22に設けられてマーキング装置13が設けたマークを検出するマーク検出装置14と、第2搬送部22におけるマーク検出装置14より容器100の搬送方向の下流側に設けられてマーク検出装置14が検出したマークが設けられた不良品を第2搬送部22から排出する排出装置15と、不良品検出装置12の検出結果に基づいてマーキング装置13を制御すると共にマーク検出装置14の検出結果に基づいて排出装置15を制御する制御装置16とを備える。
第1の態様に係る容器検査装置は、容器100が第1搬送部21を搬送されるとき、不良品検出装置12が不良品の容器100を検出し、マーキング装置13が不良品の容器100にマークを印字する。そして、容器100が第2搬送部22を搬送されるとき、マーク検出装置14がマークの付いた容器100を検出し、排出装置15がマークの付いた容器100を第2搬送部22から外部に排出する。すなわち、不良品の容器100を直接排出するのではなく、不良品の容器100にマークを印字し、マークの付いた容器100を幅の広い第2搬送部22で検出して排出する。そのため、排出装置15は、マークの付いた不良品の容器100を周囲の良品の容器100に接触することなく、且つ、第1搬送部21に比べて搬送速度が遅い第2搬送部22にあることから、余裕を持った処理時間が確保され、容易に排出することができ、不良品排出作業の効率化を図ることができる。
第2の態様に係る容器検査装置は、第1搬送部21は、容器100を第1速度で搬送し、第2搬送部22は、第1速度より低速の第2速度で容器100を搬送する。これにより、排出装置15は、搬送速度の遅い第2搬送部22でマークの付いた不良品の容器100を容易に排出することができ、不良品排出作業の効率化を図ることができる。
第3の態様に係る容器検査装置は、第1搬送部21と第2搬送部22との間に屈曲部23が設けられ、屈曲部23に容器における搬送方向の向きを変更するガイド板(ガイド部材)24が設けられる。これにより、容器100が第1搬送部21から第2搬送部22に搬送されるとき、屈曲部23のガイド板24により搬送方向の向きが変更され、隣接する容器100の間に隙間が確保されることとなり、排出装置15は、マークの付いた不良品の容器100を容易に排出することができる。
第4の態様に係る容器検査装置は、第1搬送部21は、第1幅W1の方向に沿って1個の容器100を並べて搬送し、第2搬送部22は、第2幅W2の方向に沿って複数個の容器100を所定間隔を空けて並べて搬送する。これにより、第1搬送部21にて、不良品検出装置12が不良品の容器100を高精度に検出し、マーキング装置13が不良品の容器100にマークを適正に印字することができ、第2搬送部22にて、マーク検出装置14がマークの付いた容器100を高精度に検出し、排出装置15がマークの付いた容器100を容易に排出することができる。
第5の態様に係る容器検査装置は、容器100に年月日を印字する印字装置18を有し、マーキング装置13は、第1搬送部21における印字装置18より容器100の搬送方向の下流側に設けられる。これにより、印字装置18は、容器100に付着した水滴などの異物を除去してから年月日を印字するため、マーキング装置13は、水滴などの異物が除去された容器100にマークを印字することとなり、容器100に適切にマークを印字することができる。また、不良品検出装置12も、印字装置18より容器100の搬送方向の下流側に設けることが好ましい。不良品検出装置12は、カメラ32の撮像情報に基づいて容器100の不良品を検出するものであることから、水滴などの異物が除去された容器100の表面を高精度に撮像することができる。
第6の態様に係る容器検査装置は、容器100に年月日を印字する印字装置18を有し、不良品検出装置12は、印字装置18より容器100の搬送方向の上流側に設けられ、マーキング装置13として印字装置18を適用する。これにより、マーキング装置13と印字装置18を兼用することで、装置の簡素化を図ることができる。
第7の態様に係る容器検査装置は、不良品検出装置12とマーキング装置13とマーク検出装置14と排出装置15は、容器100の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置19(19A,19B,19C,19D)を有する。これにより、容器100の高さに合わせて各装置12,13,14,15の高さを調整することができ、いずれの容器100のサイズであっても、容器の検査を適正に行うことができる。
第8の態様に係る容器検査装置は、不良品検出装置12は、容器100における鉛直方向の上方から不良品を検出する。これにより、搬送される容器100の全体像を認識することができ、容器100の不良個所を高精度に検出することができる。
第9の態様に係る容器検査装置は、不良品検出装置12は、容器100の異なる不良品を検出可能であり、マーキング装置13は、異なる不良品ごとに異なるマークを設け、マーク検出装置14は、異なるマークを検出すると、排出装置15は、異なるマークが設けられた不良品ごとに第2搬送部22から所定の排出位置にそれぞれ排出する。これにより、異なる不良品の容器100ごとに収集することができ、不良品となった原因の追及を行うことができると共に、再利用可能な容器100を見つけることで廃棄物を低減することができる。
第10の態様に係る容器検査装置は、排出装置15は、容器100の首部102を係止して鉛直方向の上方に引き上げて排出する。これにより、周囲の容器100に接触することなく、マークの付いた不良品の容器100を適正に排出することができる。
なお、上述した実施形態では、搬送装置11を第1搬送部21と第2搬送部22とから構成し、第1搬送部21として第1直線部21aと屈曲部21bと第2直線部21cを設け、第2搬送部22として直線部22aを設けたが、この構成に限定されるものではない。すなわち、本発明の容器検査装置は、例えば、搬送部として、屈曲部がなくて直線部だけで構成してもよく、また、直線部や屈曲部がなくて湾曲部だけで構成してもよく、つまり、容器検査装置を配置する場所に応じて直線部や屈曲部、湾曲部などを適宜設ければよいものである。
また、上述した実施形態では、不良品検出装置12とマーク検出装置14をカメラ32,52により構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、容器100に印字するマークの塗料に所定の添加物を添加しておき、マーク検出装置14は、マークの添加物を検出するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、ガントリ31,41,51,61を用いて不良品検出装置12、マーキング装置13、マーク検出装置14、排出装置15などを配置し、昇降装置19により昇降可能としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、搬送装置11における幅方向の一方側から中心位置に向けてアームを延出し、このアームの先端部に各種装置を配置してもよい。また、天井部から各種装置を吊り下げて配置してもよい。
10 容器検査装置
11 搬送装置
12 不良品検出装置
13 マーキング装置
14 マーク検出装置
15 排出装置
16 制御装置
17 生産管理装置
18 印字装置
19,19A,19B,19C,19D 昇降装置
21 第1搬送部
22 第2搬送部
21a 第1直線部
21b 屈曲部
21c 第2直線部
22a 直線部
23 屈曲部
24 ガイド板(ガイド部材)
31 第1ガントリ
32 カメラ
41 第2ガントリ
42 印字装置
51 第3ガントリ
52 カメラ
61 第4ガントリ
62,70,80 ピッキング装置
63 移動体
64 ハンド
100 容器(食品容器)
101 容器本体
102 首部
103 キャップ(蓋)

Claims (10)

  1. 第1幅をもって食品容器を搬送する第1搬送部と、
    前記第1搬送部より前記食品容器の搬送方向の下流側で前記第1幅より広い第2幅をもって前記食品容器を搬送する第2搬送部と、
    前記第1搬送部に設けられて前記食品容器の不良品を検出する不良品検出装置と、
    前記第1搬送部における前記不良品検出装置より前記食品容器の搬送方向の下流側に設けられて前記不良品検出装置が検出した前記不良品にマークを設けるマーキング装置と、
    前記第2搬送部に設けられて前記マーキング装置が設けた前記マークを検出するマーク検出装置と、
    前記第2搬送部における前記マーク検出装置より前記食品容器の搬送方向の下流側に設けられて前記マーク検出装置が検出した前記マークが設けられた前記不良品を前記第2搬送部から排出する排出装置と、
    前記不良品検出装置の検出結果に基づいて前記マーキング装置を制御すると共に前記マーク検出装置の検出結果に基づいて前記排出装置を制御する制御装置と、
    を備える容器検査装置。
  2. 前記第1搬送部は、前記食品容器を第1速度で搬送し、前記第2搬送部は、前記第1速度より低速の第2速度で前記食品容器を搬送する、
    請求項1に記載の容器検査装置。
  3. 前記第1搬送部と前記第2搬送部との間に屈曲部が設けられ、前記屈曲部に前記食品容器における搬送方向の向きを変更するガイド部材が設けられる、
    請求項1または請求項2に記載の容器検査装置。
  4. 前記第1搬送部は、前記第1幅の方向に沿って1個の前記食品容器を並べて搬送し、前記第2搬送部は、前記第2幅の方向に沿って複数個の前記食品容器を所定間隔を空けて並べて搬送する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  5. 前記食品容器に年月日を印字する印字装置を有し、前記マーキング装置は、前記第1搬送部における前記印字装置より前記食品容器の搬送方向の下流側に設けられる、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  6. 前記食品容器に年月日を印字する印字装置を有し、前記不良品検出装置は、前記印字装置より前記食品容器の搬送方向の上流側に設けられ、前記マーキング装置として、前記印字装置を適用する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  7. 前記不良品検出装置と前記マーキング装置と前記マーク検出装置と前記排出装置は、前記食品容器の鉛直方向における高さに応じて昇降可能な昇降装置を有する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  8. 前記不良品検出装置は、前記食品容器における鉛直方向の上方から不良品を検出する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  9. 前記不良品検出装置は、前記食品容器の異なる不良品を検出可能であり、前記マーキング装置は、前記異なる不良品ごとに異なるマークを設け、前記マーク検出装置は、前記異なるマークを検出すると、前記排出装置は、前記異なるマークが設けられた前記不良品ごとに前記第2搬送部から所定の排出位置にそれぞれ排出する、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の容器検査装置。
  10. 前記排出装置は、前記食品容器の首部を係止して鉛直方向の上方に引き上げて排出する、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の容器検査装置。
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