JP3081932U - X線使用による空容器内の異物検査機 - Google Patents

X線使用による空容器内の異物検査機

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JP3081932U
JP3081932U JP2001004093U JP2001004093U JP3081932U JP 3081932 U JP3081932 U JP 3081932U JP 2001004093 U JP2001004093 U JP 2001004093U JP 2001004093 U JP2001004093 U JP 2001004093U JP 3081932 U JP3081932 U JP 3081932U
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善彦 高嶋
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高嶋技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造ラインにおいて、ビン、PET、鉄、
アルミと材質の種類が多い空容器の、充填前の異物混入
検査を全数行いたい。 【解決手段】容器の材質に応じた波長のX線を斜めに照
射し、首部搬送中に底部にある異物を画像処理で検出
し、異物入り容器を排出機にてラインアウトする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は品質保証用の検査装置であり、非破壊検査の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の検査は容器製造メーカーが、出荷検査と称して目視検査を行っ ていただけで、内容充填工場においては無検査であった。ところが近年、特に飲 料業界における異物混入事件が多発し、平成12年度では、マスコミに公表され たものだけでも40数件に上り、対策として、数十箇所の製造ラインにおいて、 可視光カメラを使用した検査装置が稼動を始めた現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在、容器と一口に云うものの、ビン、PETボトル、スチール缶、アルミ缶 、更に、近年出たアルミボトル缶と多種類である。 全国清涼飲料工業会が出した異物ガイドライン1には、人間の口に入ると死ぬ可 能性がある異物と云う事で、金属、ガラス等を挙げている。これには製造、搬送 の途中で入った例が数多くあり、充填後の内容異物検査では検出できない場合が 多い。そのため業者より、異物が入る可能性のある段階毎に確実にチェックした いとの要求があり、充填前に容器内の検査を目的とした装置を設置し、未然に防 ぐ事を狙いとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本考案はX線と超音波を検討したが、超音波は水 中でないと威力を発揮しないので、X線を使い金属容器、ガラス容器、PET容 器にも兼用できる手段を考案した。但し、各容器毎にX線の減推量が異なるため 、X線電圧は品種によって切換える方法とする。
【0005】 それから、最近アルミのボトル缶が開発され市場で人気が出ている。現在、ブ ランドオーナーと称する発売元も、キリン、サッポロ、サントリー、アサヒ飲料 、サンガリヤ等、数社に上り今後も増加の方向にある。このため、従来可視光に よる透明PETボトルの検査機を作っていたメーカーもあったが、現在では内容 物においても多種多様で、透明度のないものも多く、ほとんど効果がないとの理 由で撤去されつつある。
【0006】
【考案の実施の形態】
図で説明すると、金属、ガラス等、人体に入ると生命に危険を及ぼす物質は、 密度が高く重い。故に斜め方向にX線を照射し、底部の異物を検出する様シンチ レーター付カメラ装置で撮像する。その画像を画像処理検査部▲10▼で容器 と異物を分離検出し、異物がある場合NG排出機▲11▼でラインアウトする事 になっている。 勿論、本体装置は製造ラインに設置し、製品の全数検査を実施する事に意義があ る。尚、本装置の後に、内容物充填装置、キャップ締付装置と続く。
【0007】
【考案の効果】
本考案のヒントは、内容物の発売メーカー又は充填業者の依頼から出ている。 一旦、内容物に異物があり、人体に影響が出たとなるとその企業の存続に影響す る。特に容器に異物の入る可能性は、容器製造中、及び充填工場への搬送中、充 填工場での殺菌洗浄中と各種機械部品の脱落、磨耗と無限にある。 目視では及ばない検査だけに、食品の安全保障には重大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器の搬送方法と異物の説明図
【図2】本装置をインラインに設置した場合の搬送検査
系統図である。
【符号の説明】 容器首部搬送のチェーン部 容器首部搬送アーチ 容器首部つかみ部 被検査容器 底部にある異物 チェーンスプロケット部 X線発生部 シンチレーター付カメラ装置 X線制御部 ▲10▼ 画像処理検査部 ▲11▼ NG排出機 ▲12▼ 搬送コンベアー ▲13▼ 搬送方向 ▲14▼ 排出された異物入り容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物充填前の空容器の首部をつかんで
    搬送する装置を具え、これにX線発生器にて、斜め上か
    らX線を底向けて照射する手段を講じ、透過X線を底部
    の下で撮像するX線カメラ装置を配し、透過撮像画像よ
    り、底部に存在する異物を検出する手段を備えた画像処
    理部。以上の構成から成るX線使用による空容器内の異
    物検査機。
JP2001004093U 2001-05-18 2001-05-18 X線使用による空容器内の異物検査機 Expired - Lifetime JP3081932U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015519577A (ja) * 2012-06-13 2015-07-09 ヴィルコ・アーゲー 容器および/または容器の内容物の欠陥のx線検出

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