JP2006206079A - 袋状容器の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 内部に流動体の充填された袋状の胴部3と、当該胴部3より突出した口部4とを備えた袋状容器1における、上記胴部3の流動体の上方に位置するヘッドスペースを減少させるため、第7、第8回転ホイールG,Hの第1、第2保持手段24G,25Hには、それぞれ上記胴部3のヘッドスペースの位置に合わせて押圧部材81が設けられている。
第7、第8回転ホイールG,Hによる袋状容器1の受け渡し位置で上記押圧部材81は相互に接近し、これら押圧部材81によって胴部3が圧縮され、胴部3内の気体が排出されてヘッドスペースが減少する。
【効果】 効率的で安価にヘッドスペースを潰すことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は袋状容器の搬送装置に関し、詳しくは袋状の胴部と、当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器を搬送する袋状容器の搬送装置に関する。
従来、袋状の胴部と当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器に、食品や飲料などの流動体を充填することが行われており、これら食品や飲料の劣化を防止するため、上記胴部に充填された流動体の上部に位置する空間、すなわちヘッドスペースを減少させて袋状容器内の気体の容積を極力減らすことが行われている。
このヘッドスペースを減少させるための装置として、上記袋状容器の胴部に対して一方に支承部材を設け、その反対側にエアシリンダによって進退動する複数の押圧部材を備えたものが知られている。(特許文献1)
この特許文献1によれば、上記複数の押圧部材を進退動させることで、上記胴部を支障部材と押圧部材とで圧縮し、上記胴部内のヘッドスペースを減少させることができる。
特開2003−291902号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置の場合、上記押圧部材を進退動させる駆動手段が必要であり、またこの駆動手段を制御するため、袋状容器内の流動体の液面位置を検出しなければならない。
このため、装置自体の構成が複雑となって製造コストが高くなり、また液面位置に応じて押圧部材を進退動させなければならず、袋状容器を搬送しながら上記ヘッドスペースを減少させるのは非常に困難であった。
このような問題に鑑み、本発明は製造コストが低く、なおかつ効率的に袋状容器内のヘッドスペースを減少させることの可能な袋状容器の搬送装置を提供するものである。
すなわち、請求項1に記載の袋状容器の搬送装置によれば、袋状の胴部と、当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器を搬送する袋状容器の搬送装置において、
等間隔に上記袋状容器の口部を保持する保持手段を設けた2台の回転ホイールと、上記各回転ホイールに設けられて上記保持手段に保持された袋状容器の胴部の高さに位置する押圧部材とを備え、
上記押圧部材は回転ホイールが相互に隣接する位置で相互に接近し、一方の回転ホイールから他方の回転ホイールに袋状容器を受け渡す際に、上記胴部を両側から押圧することで胴部内に充填された流動体の上方に位置するヘッドスペースを減少させることを特徴としている。
また請求項2に記載の袋状容器の搬送装置によれば、袋状の胴部と、当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器を搬送する袋状容器の搬送装置において、
等間隔に上記袋状容器の口部を保持する保持手段を設けた回転ホイールと、上記回転ホイールに設けられた第1押圧部材と、上記保持手段に保持された袋状容器の搬送経路の外側に設けられ、上記袋状容器を挟んだ上記第1押圧部材の反対側に位置する第2押圧部材とを備え、
上記第1、第2押圧部材を上記保持手段に保持された袋状容器の胴部の高さに位置させるとともに、回転ホイールによって搬送される袋状容器が上記第2押圧部材の位置に到達すると、上記胴部が上記第1、第2押圧部材によって両側から押圧され、胴部内に充填された流動体の上方に位置するヘッドスペースを減少させることを特徴としている。
上記請求項1の袋状容器の搬送装置によれば、相互に隣接する回転ホイールに設けられた押圧部材によって袋状容器の胴部を圧縮するため、構成が容易であり製造コストを低くすることができる。
また袋状容器を回転ホイールによって連続的に搬送することが可能であり、連続的に搬送される各袋状容器のヘッドスペース潰しを行うことができるので、効率的にヘッドスペースを潰すことができる。
また請求項2の袋状容器の搬送装置によれば、袋状容器の胴部を回転ホイールと共に回転する第1押圧部材と、袋状容器の搬送経路に沿って設けられた第2押圧部材とによって圧縮しているので、構成が容易であり製造コストを低くすることができる。
また袋状容器を回転ホイールによって連続的に搬送することが可能であり、連続的に搬送される各袋状容器のヘッドスペース潰しを行うことができるので、効率的にヘッドスペースを潰すことができる。
以下図示実施例について説明すると、図1は袋状容器1に流動体の充填からキャッピングを行う充填システム2を示し、特に本実施例の充填システム2では、上記流動体として果肉等の固形物を含んだヨーグルトのような流動性の低い液体の充填を行う。
最初に上記袋状容器1について説明すると、図2は袋状容器1の断面図を示し、袋状容器1は流動体の充填される胴部3と、当該胴部3の図示上方より突出する口部4とから構成され、上記口部4の先端には図示しないキャップが装着される。
上記胴部3はアルミ製で表面に樹脂コーティングの施されたフィルム3aから構成され、図示左右に示す胴部3の正面および背面となるフィルム3aの間には、胴部3の側面を構成する図示しないフィルムが設けられ、各フィルムの周縁部は相互に溶着されている。
上記口部4は樹脂製で略円筒形状を有し、その内径は一定で、外周には飲用時に唇の接触する吸い口5、キャップの螺合するねじ部6、搬送時に使用する保持部7、上記正面および背面のフィルム3aによって接着保持される接着部8がそれぞれ形成される。
上記保持部7は、上下3箇所に形成されたフランジ7aと、これらのフランジ7aの間に形成された把持面7bとから構成されており、上記把持面7bは上記正面および背面のフィルム3aに対して直交する方向に形成されている。
本実施例において、袋状容器1は下記回転ホイールによって搬送され、このとき回転ホイールに設けられた保持手段によって上下いずれか一方の上記把持面7bが保持されるようになっている。
そして、隣接する回転ホイール間で袋状容器1の受け渡しを行う際には、保持手段によって保持されていない把持面7bが、受け渡し先となる回転ホイールの保持手段によって保持されるようになっている。
さらに本実施例の袋状容器1が充填システム2に供給される際には、上記胴部3の側面のフィルム3aが折畳まれて正面および背面のフィルム3aが相互に当接した状態となっており、胴部3内に流動体が充填されると、当該胴部3内の流動体の液面の上方にはヘッドスペースが形成される。
図1に示すように、充填システム2は気体供給装置11、膨らみ検査装置12、フィラ13、ヘッドスペース潰し装置14、キャッパ15、外観検査装置16、リジェクト装置17を備え、これらは図示しない制御手段によって制御されると共に、第1〜第3クリーンルーム18A〜18C内に収容されている。
また、本実施例の充填システム2では搬送手段としての第1〜第11回転ホイールA〜Kによって袋状容器1を搬送しており、奇数番号の第1、第3、第5、第7、第9、第11回転ホイールA、C、E、G、I、Kは反時計方向に回転し、偶数番号の第2、第4、第6、第8、第10回転ホイールB、D、F、H、Jは時計方向に回転する。
そして気体供給装置11は第3回転ホイールCを、膨らみ検査装置12は第4回転ホイールDを、フィラ13は第5回転ホイールEを、ヘッドスペース潰し装置14は第7、第8回転ホイールG,Hを、キャッパ15は第9回転ホイールIを、外観検査装置16は第10回転ホイールJを、リジェクト装置17は第11回転ホイールKをそれぞれ備えている。
そして上記第1クリーンルーム18Aには上記第1回転ホイールAが、第2クリーンルーム18Bには第2〜第10回転ホイールB〜Jが、第3クリーンルーム18Cには第11回転ホイールKがそれぞれ設置されている。
上記第1、第3クリーンルーム18A,18Cは大気圧に、第2クリーンルーム18Bは陽圧に設定されており、このうち上記第2クリーンルーム18Bは上記第6回転ホイールFの位置で隔壁19により区画され、上記フィラ13の収容されている空間がより陽圧に設定されている。
上記第1回転ホイールAが図示しない袋状容器供給装置から袋状容器1を受け取ると、袋状容器1は第2回転ホイールBを介して気体供給装置11に搬送され、気体供給装置11は袋状容器1に気体を供給して上記胴部3を膨らませる。
次に袋状容器1が気体供給装置11から第4回転ホイールDに受け渡されると、膨らみ検査装置12により上記胴部3が正常に膨らんでいるか否かが検査される。
フィラ13では袋状容器1に流動体の充填を行い、その後ヘッドスペース潰し装置14において流動体の充填された袋状容器1を圧縮して、上記胴部3に充填された流動体の上方に位置する空間、すなわち上記ヘッドスペースを減少させる。
そして、キャッパ15によってキャッピングされた袋状容器1は、外観検査装置16によって検査され、上記リジェクト装置17は上記膨らみ検査装置12および外観検査装置16が不良と判断した袋状容器1をリジェクトし、良品と判断した袋状容器1を図示しない後工程へと受け渡すようになっている。
次に上記回転ホイールについて説明する。一例として、図3、図4に上記第7、第8回転ホイールG,Hを示し、第7、第8回転ホイールG,Hは、支持円筒21G,21Hの内部で回転する駆動軸22G,22Hと、当該駆動軸22G,22Hに固定された回転テーブル23G,23Hとを備え、第7、第8回転ホイールG,Hには、回転テーブル23G,23Hの外周に沿って等間隔に構成の異なる第1、第2保持手段24G,25Hが設けられている。
そして本実施例では、第7回転ホイールGに設けられた第1保持手段24Gは上記奇数番号の回転ホイールに備えられており、第8回転ホイールHに設けられた第2保持手段25Hは偶数番号の回転ホイールに備えられている。
上記第1保持手段24Gは袋状容器1における口部4の保持部7を保持するグリッパ26Gと、当該グリッパ26Gを開閉する開閉機構27Gとを備え、本実施例のグリッパ26Gは上記保持部7における上方の把持面7bを両側から把持するようになっている。
またグリッパ26Gが袋状容器1を保持したときに、袋状容器1の胴部3を構成する正面及び背面のフィルム3aが、回転テーブル23Gの半径方向に直交するよう、上記グリッパ26Gが上記保持部7を保持する部分には凹部26Gaが形成されている。
上記開閉機構27Gについて図4、図5を用いて説明すると、開閉機構27Gは回転テーブル23Gを貫通して設けられて上記グリッパ26Gを回転自在に保持する回転軸28Gと、当該回転軸28Gの下方に設けられたギヤ29Gと、一端が一方の回転軸28Gに固定され、他端にはカムフォロア30Gが設けられているアーム31Gと、回転テーブル23Gより下方に向けて設けられたステー32Gと、上記アーム31Gとステー32Gとの間に弾装されたばね33Gと、上記支持円筒21Gに固定されたカム34Gとを備えている。
上記カム34Gは上記グリッパ26Gが開放される位置で拡径し、閉鎖される位置で縮径する外周面を有しており、これら拡径部と縮径部との間は滑らかな曲線でつながれている。
そして回転テーブル23Gが回転すると、これに伴ってカムフォロア30Gが水平方向に移動し、これによりアーム31Gが回転軸28Gを中心に回転し、上記ギヤ29Gにより両方の回転軸28Gが回転して、グリッパ26Gが開閉する。
次に上記第2保持手段25Hについて説明するが、ここでは図8に示す上記第4回転ホイールDに設けられた同一の構成を有する第2保持手段25Dを用いて説明する。
第2保持手段25Dは上記袋状容器1の口部4における保持部7の下方側の把持面7bを、3方向から保持するようになっており、回転テーブル23Dの内方から保持する背面側保持部材35Dと、側面から保持する1対の両側保持部材36Dとを備えている。
背面側保持部材35Dは回転テーブル23Dに固定され、当該背面側保持部材35Dにおける回転テーブル23D内方の端部には、コ字形に形成された板ばね37Dが固定されている。
そして当該板ばね37Dの両端には上記両側保持部材36Dが固定されるとともに、2つの両側保持部材36Dの間には図示しないばねが弾装されている。
上記背面側保持部材35Dには上記保持部7の把持面7bの間隔に合わせて凹部35Daが形成され、この凹部35Daによって保持部7を収容すると、袋状容器1の胴部3を構成する正面および背面のフィルム3aが、回転テーブル23Dの半径方向に直交するようになっている。
上記両側保持部材36Dには、上記凹部35Daに収容された保持部7が脱落しないよう、保持部7の端部を支持する凹部36Daが形成されている。
また、上記両側保持部材36Dの先端には、斜めにガイド形状36Dbが形成されており、上流側に位置する第3回転ホイールCの第1保持手段24Cと第2保持手段25Dとが互いに接近したときに、第1保持手段24Cに保持された袋状容器1の保持部7を両側保持部材36Dの間に導くようになっている。
このような構成により、上記第1保持手段24Gと第2保持手段25Hとの間では、以下のようにして袋状容器1の受け渡しが行なわれる。
最初に、第1保持手段24Gから第2保持手段25Hへと受け渡す際について説明すると、袋状容器1を保持した第1保持手段24Gが第2保持手段25Hに接近すると、第1保持手段24Gに保持された袋状容器1の保持部7は上記ガイド形状36Hbによって両側保持部材36Hの間に進入し、板ばね37Hおよびばねの弾性力に抗して両側保持部材36Hを押し広げる。
そして上記保持部7が背面側保持部材35Hの凹部35Haに収容されると、板ばね37Hおよびばねの弾性力により両側保持部材36Hが閉じ、その後上記開閉機構27Gにより第1保持手段24Gのグリッパ26Gが開くと、袋状容器1が第1保持手段24Gから第2保持手段25Hに受け渡される。
次に、第2保持手段25Hから第1保持手段24Gへと受け渡す際について説明すると、袋状容器1を保持した第2保持手段25Hが第1保持手段24Gに接近し、その後上記開閉機構27Gによりグリッパ26Gが保持部7を把持する。
グリッパ26Gに保持された保持部7は板ばね37Hおよびばねの弾性力に抗して両側保持部材36Hを押し広げ、上記保持部7は背面側保持部材35Hおよび両側保持部材36Hの凹部35Ha、36Hbから離脱し、袋状容器1が第2保持手段25Hから第1保持手段24Gに受け渡される。
なお、上記各回転ホイールにおいて、上記第2保持手段の代わりに上記第1保持手段を設けることも可能であり、また上記第1、第2保持手段の構成は従来公知であって、その他の構成を有する保持手段を使用することも可能である。
図6は上記気体供給装置11を示し、気体供給装置11は上記第1保持手段24Cを備えた第3回転ホイールCと、袋状容器1に気体を供給する気体供給手段41と、各第1保持手段24Cを昇降させる昇降手段42Cとを備えている。
第3回転ホイールCの回転テーブル23Cは、上記第7、第8回転ホイールG,Hと異なり、回転テーブル23Cの外周に形成されたギヤ43Cを介して図示しない駆動手段によって回転する。
上記気体供給手段41は、回転テーブル23Cの上方に固定された支承部材44と、当該支承部材44に固定されて袋状容器1に気体を供給するエアノズル45と、各エアノズル45に窒素や空気などの気体を供給する図示しないエアタンクとから構成されている。
上記支承部材44の内部には上記エアノズル45とエアタンクとを連結する図示しない配管が設けられ、この配管の途中にはロータリージョイント46が設けられている。
上記エアノズル45は各第1保持手段24Cの上方に設けられ、袋状容器1の口部4の内径よりも小径な小径部45aと、大径の大径部45bとを備え、上記小径部45aを口部4の内部に挿入し、大径部45bで口部4を封鎖するようになっている。
なお、袋状容器1へ気体を供給する際には、若干気体の供給圧力を高めれば、口部4を封鎖せず、すなわちエアノズル45を口部4に触れない状態で気体の供給を行うことができる。
また、上記エアノズル45は制御手段によって制御される図示しない電磁弁を備え、制御手段は上記エアノズル45が口部に挿入されると電磁弁を開き、その後所定時間が経過すると電磁弁を閉鎖して気体の供給を停止するようになっている。
上記昇降手段42Cは、回転テーブル23Cを貫通するように設けられてその上端に上記第1保持手段24Cが固定された支持棒47Cと、支持棒47Cの下部に設けられたカムフォロア48Cと、第3回転ホイールCの本体部49Cに固定されたカム50Cとから構成されている。
そして、図6の右方は上記昇降手段42Cにより第1保持手段24Cが下降した状態を示し、図示左方は昇降手段42Cにより第1保持手段24Cが上昇端に位置してエアノズル45が袋状容器1内に挿入されている状態を示している。
図7は膨らみ検査装置12を示し、この膨らみ検査装置12は第4回転ホイールDの支持円筒21Dに連結されたステー51を介して保持されている。
膨らみ検査装置12は上記制御手段に接続された4組の発光素子52および受光素子53によって構成され、第4回転ホイールDによって搬送される袋状容器1の上方に発光素子52が、下方に受光素子53が固定されている。
図8は上方から見た発光素子52の配置図であり、4つの発光素子52は第4回転ホイールDによって搬送される袋状容器1の4隅となる位置に配置されるとともに、受光素子53はこれら発光素子52の真下に設けられていて、発光素子52から照射された光を受光するように設けられている。
このため、気体供給手段41によって正常に膨らんだ袋状容器1が上記図7の位置に到達すると、発光素子52からの光が袋状容器1の胴部3によって遮られ、一方、フィルム3aの穴明きやフィルム3aの溶着不良などの何らかの原因により袋状容器1が正常に膨らまなかった場合には、いずれかの受光素子53が発光素子52からの光を受光することとなる。
また第4回転テーブルDは図示しないエンコーダ等の回転位置検出手段を備えており、この回転位置検出手段は袋状容器1が上記図7の位置に到達する度に、制御手段に信号を送信するようになっている。
そして制御手段はこの回転位置検出手段からの信号を受信すると同時に、受光素子53が発光素子52からの光を受光しているか否かを検出し、4つの受光素子53のうち1つでも受光素子53が発光素子52からの光を受光している場合には、制御手段は当該袋状容器1を不良品と判断する。
図9は上記フィラ13の断面図を示し、フィラ13は上記第5回転ホイールEと、流動体を充填する流動体供給手段61と、第5回転ホイールEの第1保持手段24Eを昇降させる昇降手段42Eとを備えている。
なお、上記昇降手段42Eは上記気体供給装置11の昇降手段42Cと同様の構成を有しているので、詳細な説明を省略するが、図中には上記昇降手段42Cの符合に対し、末尾の文字をCからEに変更した符合を使用する。
第5回転ホイールEは上記第3回転ホイールCと同様、回転テーブル23Eの外周に沿って形成されたギヤ43Eを介して図示しない駆動手段により回転するようになっている。
流動体供給手段61は、回転テーブル23Eの上方に固定されて回転テーブル23Eと共に回転する支承部材62と、当該支承部材62に固定され袋状容器1に流動体を供給する充填ノズル63と、配管64を介して各充填ノズル63に流動体を供給する図示しない流動体タンクとから構成され、上記配管64の途中には流動体の流量を計測する流量計65と、ロータリージョイント66とが設けられている。
上記充填ノズル63は従来公知の構成を有しているので詳細な説明を省略するが、それぞれ第1保持手段24Eの上方に設けられており、充填ノズル63の径は袋状容器1の口部4の内径よりも小径で、口部4の全長よりも長めに製造されている。
また充填ノズル63は制御手段によって制御される図示しない液バルブの開閉により流動体の充填を行い、この液バルブは回転テーブル23Eの下方に設けられたロータリージョイント67を介して接続された図示しないエアタンクからのエア圧によって開閉するようになっている。
そして昇降手段42Eは袋状容器1に流動体を充填する位置で第1保持手段24Eを最も高い位置に上昇させるようになっており、この位置において、充填ノズル63の先端は図2に示すように上記口部4の下端部よりも若干下方に突出し、かつ口部4と充填ノズル63とが相互に接触しないようにされている。
この状態で制御手段は上記液バルブを開放して流動体を袋状容器1に供給し、流量計65が所定流量の流動体を検出すると、制御手段は液バルブを閉じて充填を終了し、その後昇降手段42Eは第1保持手段24Eを下降させるようになっている。
そしてフィラ13には流動体の充填が終了した充填ノズル63の外周を検査する充填ノズル検査装置71が設けられており、この充填ノズル検査装置71は第4、第6回転ホイールD、Fの間であって、第1保持手段24Eが袋状容器1を把持していない区間を移動する充填ノズル63の検査を行うようになっている。
上記充填ノズル検査装置71は、図10に示す撮影手段72を2組有しており、この撮影手段72はステー73によって固定された照明74およびカメラ75とから構成され、照明74およびカメラ75は共にケース76内に収容されている。
上記照明74は充填ノズル63の表面に光を照射するとともに、上記カメラ75は充填ノズル63を水平方向から撮影するようになっていて、上記照明74にはLEDを使用し、またカメラ75にはモノクロのCCDカメラを使用することができる。
さらに、2台のカメラ75は、充填ノズル63のほぼ全周を撮影するために、第5回転ホイールEによって回転移動する充填ノズル63の軌跡に対し、接線方向前後から撮影するようになっている。
なお、上記カメラ75を接線方向一直線上に設ける必要はないが、接線方向前後方向から充填ノズル63を撮影することで、充填ノズル63の外周のほとんど全てを撮影することができる。
そして、上記カメラ75が撮影した画像は制御手段によって二値化処理され、従来公知の技術によって充填ノズル63表面に流動体などの異物が付着しているか否かが判断される。
その結果、制御手段が充填ノズル63の表面に異物が付着していると判断した場合、充填ノズル63と口部4との間から、流動体が袋状容器1の外部にあふれたものと考えられる。
上記ヘッドスペース潰し装置14について説明すると、図3、図4に示すように、第7、第8回転ホイールG,Hの回転テーブル23G、23Hには、各第1、第2保持手段24G,25Hの位置に板状の押圧部材81G,81Hが設けられている。
この押圧部材81G,81Hは固定部材82G,82Hによりそれぞれ回転テーブル23G、23Hに取付けられており、押圧部材81G,81Hは膨らんだ状態の袋状容器1の胴部3の上部と当接するように設けられ、押圧部材81G,81Hの下面の高さは搬送される袋状容器1内の流動体の液面よりも若干高い位置に設定されている。
このため、第8回転ホイールHの第2保持手段25Hが第7回転ホイールGの第1保持手段24Gから袋状容器1を受け取る位置では、上記押圧部材81G,81Hが相互に接近する。
その結果、押圧部材81G,81Hによって袋状容器1が圧縮され、袋状容器1内部の流動体上方に位置する気体が口部4より排出されて、上記ヘッドスペースが減少する。
このとき袋状容器1の受け渡し位置での第7、第8回転ホイールG,Hの押圧部材81G,81Hの間隔は上記ヘッドスペースが極力少なくなるような位置に予め設定してあり、この押圧部材81G,81Hの間隔は状況に応じて調節可能となっている。
上記キャッパ15は第9回転ホイールIと図示しないキャッピング手段とを備え、また外観検査装置16は第10回転ホイールJと検査手段とを備えている。
これらキャッパ15および外観検査装置16は従来公知の構成を有しているので、その詳細な説明は省略するが、外観検査装置16ではキャッピングの良否や、袋状容器1全体を検査し、この外観検査装置16で不良な袋状容器1が検出されると、制御手段に対して異常信号が送信されるようになっている。
上記リジェクト装置17は、第11回転ホイールKを備えており、この第11回転ホイールKには、良品と判断された袋状容器1を後工程へと搬送する良品搬送手段91と、不良品と判断された袋状容器1を図示しないリジェクト箱へと搬送する不良品搬送手段92とが接続されている。
第11回転ホイールKの第1保持手段24Kは制御手段により開閉が制御され、上述した膨らみ検査装置12や外観検査装置16で不良と判断された袋状容器1だけを不良品搬送手段92に受け渡すようになっている。
このような構成を有する充填システム2の動作について以下に説明すると、図示しない袋状容器供給装置により袋状容器1が第1回転ホイールAに受け渡されると、この袋状容器1は第2回転ホイールBを介して気体供給装置11へと搬送される。
ここで、上記袋状容器供給装置から供給される袋状容器1は圧縮されて胴部3内の気体が排出された状態となっている。
袋状容器1が気体供給装置11の第3回転ホイールCに受け渡されると、第1保持手段24Cに保持された袋状容器1は昇降手段42Cによって上昇し、エアノズル45の小径部45aが袋状容器1の口部4内に挿入され、大径部45bによって口部4が密閉される。
すると、制御手段が電磁弁を制御してエアノズル45より気体の供給を開始し、所定時間だけ気体を供給したら、制御手段は電磁弁を制御して気体の供給を停止させる。
その結果、袋状容器1が良品である場合、当該袋状容器1の胴部3は膨らみ、一方袋状容器1の胴部3に接着不良やフィルム3aの破れ等の不良がある場合、上記胴部3は十分に膨らまないこととなる。
気体供給装置11によって膨らまされた袋状容器1は、その形状を維持したまま第4回転ホイールDへと受け渡され、上記膨らみ検査装置12によって胴部3が正常に膨らんでいるか否かの検査が行なわれる。
具体的には、搬送される袋状容器1の位置は上記回転位置検出手段によって検出されており、袋状容器1が図7に示す4つの発光素子52の下方に位置すると、回転位置検出手段は制御手段にその旨を送信し、制御手段はそのとき受光素子53に発光素子52からの光が受光されているか否かを検出する。
袋状容器1の胴部3が正常に膨らんでいる場合、上記発光素子52から照射された光は袋部によって遮られて受光素子53に受光されず、この場合制御手段は当該袋状容器1を良品と判断する。
一方、袋状容器1の胴部3が正常に膨らんでいない場合、少なくともひとつの受光素子53が発光素子52からの光を受光することとなるので、この場合制御手段は当該袋状容器1を不良品と判断する。
そして制御手段は、不良品と判断した袋状容器1について、今後当該袋状容器1が各回転ホイールのどの位置を搬送されるかを監視する。
以上のように、本実施例の充填システム2によれば、袋状容器1を第4回転ホイールDによって連続的に搬送しながら袋状容器1の良否判断をすることができるので、効率的に検査を行うことができる。
また、本実施例の膨らみ検査装置12は、搬送される袋状容器1の上下に発光素子52および受光素子53を設けるだけであるので、構成が容易であり、低コストに袋状容器1の検査を行うことができる。
このようにして袋状容器1の検査が終了すると、第4回転ホイールDからフィラ13の第5回転ホイールEへと袋状容器1が受け渡され、フィラ13では袋状容器1に流動体が充填される。
具体的には、袋状容器1が第5回転ホイールEの第1保持手段24Eによって保持されると、第1保持手段24Eが昇降手段42Eによって上昇し、袋状容器1の口部4に充填ノズル63が挿入され、当該充填ノズル63の先端は口部4の下端部位置よりも若干下方まで挿入され、なおかつ充填ノズル63と口部4は相互に接触しないように挿入される。
上記位置まで充填ノズル63が挿入されると、制御手段は液バルブを制御して流動体の充填を開始し、流量計が所定量の流動体の流量を検出したら、液バルブを制御して流動体の充填を停止させる。
このとき充填される流動体の流量は、流動体の液面が上記充填ノズル63の先端に触れない位置となるように設定されており、充填が終了すると昇降手段42Eにより第1保持手段24Eが下降し、充填ノズル63は口部4より離脱する。
さらに制御手段は、上記膨らみ検査装置12において不良と判断された袋状容器1が第1保持手段24Eに保持されたことを認識すると、当該袋状容器1の口部4に充填ノズル63が挿入されても、上記液バルブを作動させず、流動体の充填を行わないようになっている。
以上のように、胴部3の膨らんだ袋状容器1に対し、充填ノズル63を口部4に対して接触させずに挿入してから流動体を充填することで、流動体が袋状容器1の口部4に付着することを防止し、衛生的に流動体の充填を行うことができる。
すなわち、特許文献1のように内部の気体を排出した袋状容器1に充填ノズル63を密着させない状態で流動体の充填を行うと、上記流動体が袋状容器1からあふれ、流動体が袋状容器1の口部4や充填ノズル63の外周に付着してしまう。
付着した流動体が劣化や腐食の早いヨーグルトの場合、付着した流動体を放置することは衛生上好ましくなく、また袋状容器1からあふれた流動体を洗浄すると、今度は洗浄に使用する液体が袋状容器1に進入してしまい、品質に影響を与えるおそれがある。
また、充填ノズル63を口部4の下端よりも突出させた状態で充填を開始し、さらに流動体の液面が充填ノズル63の先端に触れないようにすることで、充填ノズル63の外周に流動体が付着するのを防止することができる。
すなわち、本実施例のように充填する流動体が果肉入りのヨーグルトのような固形物を含んだ流動性の低い液体の場合、充填ノズル63から噴出させる際の整流が困難であることから、充填ノズル63を口部4の下端よりも突出させた状態で充填することで、充填ノズル63から噴出する流動体は充填ノズル63と口部4との間に挟まることなく、胴部3内に充填され、流動体が充填ノズル63の外周に付着するのが防止される。
なお、充填ノズル63の先端の位置は、少なくとも口部4の下端部位置と同一の位置とすればよく、これにより流動体が充填ノズル63の外周に付着するのを防止することができる。
流動体の充填が終了した袋状容器1はその後第7回転ホイールGへと受け渡される一方、当該袋状容器1に流動体を充填した充填ノズル63は、充填ノズル検査装置71の撮影手段72によってその外周の検査が行なわれる。
上記充填ノズル検査装置71のカメラ75は充填ノズル63を挟むように接線方向に設けられているため、充填ノズル63のほぼ全周を撮影することができ、撮影された画像は制御手段によって二値化された後、異物の有無が判定される。
そして制御手段が上記画像に異物を検出すると、制御手段は直ちに充填システム2全体を停止させ、異物の付着した充填ノズル63によって他の袋状容器1に流動体の充填を行わないようにする。
上記フィラ13によって流動体の充填された袋状容器1は、その後第6回転ホイールFを介してヘッドスペース潰し装置14を構成する第7回転ホイールGへと受け渡される。
第7回転ホイールGが第6回転ホイールFから袋状容器1を受け取ると、第7回転ホイールGに設けられた押圧部材81Gが袋状容器1の胴部3に接触する。
さらに第7回転ホイールGが回転して、第1保持手段24Gに保持された袋状容器1が第8回転ホイールHに接近すると、第7、第8回転ホイールG,Hの押圧部材81G,81Hが相互に接近し、上記胴部3を両側から圧縮することとなる。
このとき、上記押圧部材81G,81Hは袋状容器1内の流動体の液面よりも上方に設けられているので、流動体上方のヘッドスペースが圧縮されて口部4からは胴部3内の気体が排出され、流動体が噴出してしまうのを防止している。
このようにして上記ヘッドスペースを潰すことにより、胴部3内の気体が排出されるので、ヨーグルト等の流動体の品質を劣化させる原因となる気体の容積を減少させることができる。
そして、上記ヘッドスペース潰し装置14によってヘッドスペースの減少した袋状容器1は、その形状を維持したまま第8回転ホイールHからキャッパ15の第9回転ホイールIに受け渡され、当該キャッパ15において袋状容器1の口部4にキャップが取付けられる。
そして、キャッピングの終了した袋状容器1は外観検査装置16の第10回転ホイールJへと受け渡され、この外観検査装置16ではキャッピングの良否判定や、流動体が袋状容器1から洩れでていないかが検査される。
この外観検査の方法については従来公知であるので、詳細な説明を省略するが、制御手段は不良の検出された袋状容器1を記憶し、今後当該袋状容器1が各回転ホイールのどの位置を搬送されるかを監視する。
そして袋状容器1が第10回転ホイールJからリジェクト装置17の第11回転ホイールKに受け渡されると、制御手段は上記膨らみ検査装置12や外観検査装置16において不良品と判断された袋状容器1を不良品搬送手段92に受け渡し、それ以外の良品と判断された袋状容器1を良品搬送手段91へと受け渡す。
図11は上記ヘッドスペース潰し装置14に関する第2の実施例を示したものであり、上記実施例と同様上記第7回転ホイールGには上記押圧部材81と同様の第1押圧部材101が設けられている。
一方、本実施例の第8回転ホイールHには押圧部材81が設けられておらず、その代わりに、上記第1保持手段24Gに保持された袋状容器1の搬送経路に沿って、上記袋状容器1を挟んだ上記第1押圧部材101の反対側となる位置には、第2押圧部材102が設けられている。
上記第2押圧部材102は地面に固定された図示しないステーによって、上記第1押圧部材101と同じ高さに設けられており、袋状容器1の胴部3に充填された流動体の液面よりも若干高い位置に設けられている。
そして第1保持手段24Gによって保持された袋状容器1が上記第2押圧部材102の位置に到達すると、上記胴部3が上記第1、第2押圧部材101、102によって両側から押圧され、上記第1の実施例と同様、上記ヘッドスペースが減少することとなる。
このように、第2押圧部材102を第7回転ホイールGの周辺に設けることで、上記実施例における第8回転ホイールHを省略することが可能となる。
また、本実施例において、上記第2押圧部材102は搬送経路に沿って固定されているが、以下のような構成とすることも可能である。
例えば、第7回転ホイールに隣接し、上記第8回転ホイールよりも上流の位置に、袋状容器1を搬送しないが上記第1押圧部材101と同形の第2押圧部材102を等間隔に備えた回転ホイールを設置することが可能である。
そしてこの回転ホイールと第7回転ホイールとが接近する位置では、上記第1の実施例と同様、袋状容器1は第1押圧部材及び第2押圧部材によって挟まれ、上記実施例と同様、ヘッドスペースを減少させることができる。
なお、上記実施例では流動体として固形物を含んだ流動性の低い液体を充填しているが、固形物の含まれていない液体や、流動性の高い液体であっても充填可能であることは言うまでもない。
そして流動性の高い液体を充填する場合には、上記充填ノズル63を袋状容器1の口部4内に挿入しなくとも、流動体の充填を行うことが可能である。
本実施例に係る充填システムの配置図。 袋状容器についての断面図。 第7、第8回転ホイールに関する平面図。 第7、第8回転ホイールに関する側面図。 第7回転ホイールの開閉機構を示す平面図。 気体供給装置を示す側面図。 膨らみ検査装置を示す側面図。 膨らみ検査装置の発光素子についての配置図。 フィラを示す側面図。 充填ノズル検査装置の撮影手段を示す側面図。 第2の実施例を示す第7、第8回転ホイールに関する平面図。
符号の説明
1 袋状容器 2 充填システム
3 胴部 4 口部
14 ヘッドスペース潰し装置 81 押圧部材
101 第1押圧部材 102 第2押圧部材

Claims (3)

  1. 袋状の胴部と、当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器を搬送する袋状容器の搬送装置において、
    等間隔に上記袋状容器の口部を保持する保持手段を設けた2台の回転ホイールと、上記各回転ホイールに設けられて上記保持手段に保持された袋状容器の胴部の高さに位置する押圧部材とを備え、
    上記押圧部材は回転ホイールが相互に隣接する位置で相互に接近し、一方の回転ホイールから他方の回転ホイールに袋状容器を受け渡す際に、上記胴部を両側から押圧することで胴部内に充填された流動体の上方に位置するヘッドスペースを減少させることを特徴とする袋状容器の搬送装置。
  2. 袋状の胴部と、当該胴部より突出する口部とを備えた袋状容器を搬送する袋状容器の搬送装置において、
    等間隔に上記袋状容器の口部を保持する保持手段を設けた回転ホイールと、上記回転ホイールに設けられた第1押圧部材と、上記保持手段に保持された袋状容器の搬送経路の外側に設けられ、上記袋状容器を挟んだ上記第1押圧部材の反対側に位置する第2押圧部材とを備え、
    上記第1、第2押圧部材を上記保持手段に保持された袋状容器の胴部の高さに位置させるとともに、回転ホイールによって搬送される袋状容器が上記第2押圧部材の位置に到達すると、上記胴部が上記第1、第2押圧部材によって両側から押圧され、胴部内に充填された流動体の上方に位置するヘッドスペースを減少させることを特徴とする袋状容器の搬送装置。
  3. 上記押圧部材を、上記胴部内の流動体の液面の位置よりも上方に設けることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の袋状容器の搬送装置。
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