JP2006004749A - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蛍光ランプ周辺の短絡時に合理的にインバータ回路動作を停止する。
【解決手段】 交流電源1の整流回路2とチョッパー回路3による直流電源Vが供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路4と、インバータ回路4の中点出力からコンデンサ5とチョークコイル6を介して接続される蛍光ランプ7と、蛍光ランプ7の二次側に並列接続されるコンデンサ8と、前記チョークコイル6に設けた副巻線9に発生する電圧に基づいて電圧生成される制御電源回路10と、制御電源回路10の出力電圧が供給される制御回路11とを備え、制御回路11によりインバータ回路4が制御される。蛍光ランプ7周辺が短絡した時、副巻線9に発生する電圧の低下により制御電源回路10の出力電圧が制御回路11の動作可能電圧以下に低下するように設定される。
【選択図】 図1
【解決手段】 交流電源1の整流回路2とチョッパー回路3による直流電源Vが供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路4と、インバータ回路4の中点出力からコンデンサ5とチョークコイル6を介して接続される蛍光ランプ7と、蛍光ランプ7の二次側に並列接続されるコンデンサ8と、前記チョークコイル6に設けた副巻線9に発生する電圧に基づいて電圧生成される制御電源回路10と、制御電源回路10の出力電圧が供給される制御回路11とを備え、制御回路11によりインバータ回路4が制御される。蛍光ランプ7周辺が短絡した時、副巻線9に発生する電圧の低下により制御電源回路10の出力電圧が制御回路11の動作可能電圧以下に低下するように設定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蛍光ランプ周辺短絡時を考慮した蛍光ランプ点灯装置に関する。
直流電源が供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路と、インバータ回路の中点出力からコンデンサとチョークコイルを介して接続される蛍光ランプと、蛍光ランプの二次側に並列接続されるコンデンサと、制御回路とを備え、制御回路によりインバータ回路が制御される蛍光ランプ点灯装置は公知である(特許文献1など参照)。そして、蛍光ランプ周辺が短絡した時(蛍光ランプへのリード線間短絡や蛍光ランプの二次側コンデンサの短絡など)の短絡電流は、電気用品安全法で定格二次電流の115%以下に抑えるよう規定されているので、大抵の蛍光ランプ点灯装置では、インバータ回路の発振を停止させることなく前記規定内であればインバータ回路動作が継続されている。
特開2003−197394号公報
しかし、このような短絡時の過電流による悪影響(過温度上昇など)をできるだけ避けたい場合には、一般的に短絡検出回路を別途設けてインバータ回路の動作を停止することが考えられるが、余分なスペースの確保やコスト上昇も伴なう。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、蛍光ランプ周辺の短絡時に合理的にインバータ回路動作を停止することを目的とする。
本発明を要約すると、直流電源が供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路と、インバータ回路の中点出力からコンデンサとチョークコイルを介して接続される蛍光ランプと、蛍光ランプの二次側に並列接続されるコンデンサと、前記チョークコイルに設けた副巻線に発生する電圧に基づいて電圧生成される制御電源回路と、制御電源回路の出力電圧が供給される制御回路とを備え、制御回路によりインバータ回路が制御される蛍光ランプ点灯装置であって、蛍光ランプ周辺が短絡した時、副巻線に発生する電圧の低下により制御電源回路の出力電圧が制御回路の動作可能電圧以下に低下するように設定された蛍光ランプ点灯装置である。
本発明によれば、蛍光ランプ周辺が短絡した時、チョークコイルの副巻線に発生する電圧が低下することを利用して、制御電源回路の出力電圧が制御回路の動作可能電圧以下に低下するようにでき、これにより、短絡時の過電流による悪影響を避けることができる。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
図示の実施形態は、交流電源1の整流回路2とチョッパー回路3による直流電源Vが供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路4と、インバータ回路4の中点出力からコンデンサ5とチョークコイル6を介して接続される蛍光ランプ7と、蛍光ランプ7の二次側に並列接続されるコンデンサ8と、前記チョークコイル6に設けた副巻線9に発生する電圧に基づいて電圧生成される制御電源回路10と、制御電源回路10の出力電圧が供給される制御回路11とを備え、制御回路11によりインバータ回路4が制御される蛍光ランプ点灯装置であって、蛍光ランプ7周辺が短絡(蛍光ランプ7へのリード線間短絡や蛍光ランプ7の二次側コンデンサ8の短絡など)した時、副巻線9に発生する電圧の低下により制御電源回路10の出力電圧が制御回路11の動作可能電圧以下に低下するように設定された蛍光ランプ点灯装置である。なお、制御回路11の出力は適宜、ドライバ回路12を介してインバータ回路4に供給されている。また、蛍光ランプ7の寿命末期のエミレス点灯状態を検出する寿命末期検出回路13の出力は制御回路11に供給されている。
蛍光ランプ7の定常点灯時にチョークコイル6の主巻線両端に発生する電圧は、図5のようにVL1で示され、ピークが高くなっている。そして、前記主巻線と副巻線9の巻数比に応じて副巻線9にもピークの高い電圧が発生する。その電圧は図2のように、ダイオードD1で整流されてコンデンサC3で平滑されて例えば約17Vになり、さらにトランジスタQ3、定電圧ダイオードZD1、抵抗R1による定電圧回路を経て、逆電流防止ダイオードD2を介して制御回路11に供給される(例えばVcc=約13V)。そして、制御回路11はこの電圧供給により動作している。なお、Vlaは蛍光ランプ7の両端電圧、VC1はコンデンサC1の出力電圧である。
蛍光ランプ7周辺の短絡(蛍光ランプ7へのリード線間短絡や蛍光ランプ7の二次側コンデンサ8の短絡など)時には、図7のようにVL1が図5に比べて大きく低下し、コンデンサC3の電圧も約8Vに低下する。この電圧は定電圧ダイオードZD1(そのブレークオーバー電圧は約14V)をブレークオーバーしないため、抵抗R1を介したベース電流によるトランジスタQ3のオン動作であまり電圧降下なく制御回路11に加わる(Vcc=約7V)。この電圧は、制御回路11の動作可能電圧(約10V以上)以下であるので制御回路11の動作は停止され、インバータ回路4の発振動作も停止する。そうすると、蛍光ランプ7側(負荷側)の短絡電流もなくなり、VL1=0Vとなり、制御回路11のVccもOVになる。なお、短絡原因が解除された場合は、本蛍光ランプ点灯装置に交流電源1を投入し直すことで再び動作が開始されるように設定されていると好ましい。
以上示した本実施形態によれば、蛍光ランプ7周辺部分が短絡した時、チョークコイル6の副巻線9に発生する電圧が低下することを利用して、制御電源回路10の出力電圧が制御回路11の動作可能電圧以下に低下するようにでき、これにより、短絡時の過電流による悪影響を避けることができる。
1 交流電源
2 整流回路
3 チョッパー回路
V 直流電源
4 インバータ回路
5 コンデンサ
6 チョークコイル
7 蛍光ランプ
8 コンデンサ
9 副巻線
10 制御電源回路
11 制御回路
2 整流回路
3 チョッパー回路
V 直流電源
4 インバータ回路
5 コンデンサ
6 チョークコイル
7 蛍光ランプ
8 コンデンサ
9 副巻線
10 制御電源回路
11 制御回路
Claims (1)
- 直流電源が供給され交互に開閉される直列一対のスイッチング素子をもつインバータ回路と、インバータ回路の中点出力からコンデンサとチョークコイルを介して接続される蛍光ランプと、蛍光ランプの二次側に並列接続されるコンデンサと、前記チョークコイルに設けた副巻線に発生する電圧に基づいて電圧生成される制御電源回路と、制御電源回路の出力電圧が供給される制御回路とを備え、制御回路によりインバータ回路が制御される蛍光ランプ点灯装置であって、蛍光ランプ周辺が短絡した時、副巻線に発生する電圧の低下により制御電源回路の出力電圧が制御回路の動作可能電圧以下に低下するように設定された蛍光ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179715A JP2006004749A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179715A JP2006004749A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006004749A true JP2006004749A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35772966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004179715A Pending JP2006004749A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006004749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110766A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える照明器具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439270A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | Power source equipment |
JPH04292896A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 放電灯点灯回路 |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004179715A patent/JP2006004749A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439270A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | Power source equipment |
JPH04292896A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 放電灯点灯回路 |
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JP2009110766A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える照明器具 |
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