JP4601575B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、インバータ回路による高周波点灯を行う放電灯点灯装置に係り、省エネルギーを図った放電灯点灯装置に関する。
一般に、熱陰極形の放電灯を点灯させる場合、放電灯を点灯させる前に、放電灯のフィラメントを先行予熱する必要があり、インバータ回路の出力側がフィラメント予熱用トランスに接続され、フィラメント予熱用トランス4の2次巻線4b、4cに放電灯のフィラメントが接続され、2次巻線からフィラメント予熱電流(以下、予熱電流という)をフィラメントに供給している。電源投入時、フィラメント予熱用トランスに高周波電圧が印加され、フィラメントが予熱され、予熱完了後、放電灯は点灯を開始するが、放電灯点灯後は放電灯に流れる放電電流によってフィラメントが加熱されるため、フィラメント予熱トランスからの予熱電流は不要となる。
しかしながら、放電灯点灯後もフィラメント予熱トランスにインバータの出力電圧が印加され、フィラメントに予熱電流を供給してしまい、電力損失を発生してしまう。そこで、従来の放電灯点灯装置は、フィラメント予熱用トランスの1次巻線にスイッチ素子を直列に接続し、点灯後、スイッチ素子をオフすることによってフィラメント予熱用トランスの1次巻線に供給する電流を遮断することで、予熱電流をフィラメントに供給しないようにし、フィラメントによる電力損失を低減している。(例えば、特許文献1参照)
上述の従来の放電灯点灯装置では、スイッチ素子をオフした時にフィラメント予熱用トランスの漏れインダクタンス成分により過大な電圧がスイッチ素子に印加される可能性があり、そのため、スイッチ素子は耐圧の大きなものを使用し、さらに、スイッチを保護するため保護用ダイオードを用いている。(例えば特許文献2参照)
また、一般に、放電灯点灯装置は、整流回路に電源平滑用コンデンサを使用しており、この平滑用コンデンサは静電容量が大きく、電源投入時は電源平滑用コンデンサに電荷が蓄えられていない状態であるので過大な突入電流が電源より平滑用コンデンサに流れ込むという問題が発生する。そこで、従来の放電灯点灯装置は、突入電流防止用抵抗とスイッチ素子を並列接続した突入電流防止回路を電源平滑用コンデンサと直列に配置し、電源投入時に突入電流防止用抵抗によって突入電流を抑制している。突入電流防止用抵抗に並列に設けられたスイッチ素子は電源投入時はオフ状態で、突入電流を抑制後、スイッチ素子をオン状態とし、突入電流素子用抵抗の電流をほぼゼロとして電力損失低減している(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−351790号公報(段落0017〜0024、図1、図2) 特開2004−193075号公報(段落0026〜0033、図5) 特開平9−320770号公報(段落0018〜0021、図1、図2)
従来の放電灯点灯装置は、予熱電流を遮断してフィラメントの予熱電力を低減しているが、予熱電流を遮断するためにスイッチ素子に耐圧の大きなものを使用する必要があり、さらに、保護用ダイオードを設けなければならなかった。
また、電源投入時の過大な突入電流を防ぐための突入電流防止回路を別にも設ける必要があり、フィラメント予熱回路と突入電流防止回路が必要であり、それぞれにスイッチ素子が必要となり、2個のスイッチをそれぞれ制御しなければならなかった。そのため、回路の大型化、複雑化、高コスト化が問題であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な回路構成でフィラメント予熱電流を遮断し、省エネルギーを達成でき、かつ電源投入時の突入電流を抑制することができる放電灯点灯装置を得ることを目的とする。
この発明に係わる放電灯点灯装置は、交流電源を整流する整流回路と、この整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、この平滑コンデンサの出力である直流電源を高周波に変換して放電灯に高周波電力を供給するインバータ回路と、前記整流回路と前記平滑コンデンサの間に接続され、前記交流電源の投入時に生じる突入電流を防止する突入電流防止用抵抗と前記放電灯のフィラメントを予熱する電流を供給するフィラメント予熱用トランスとからなる直列回路と、前記直列回路に並列接続されたスイッチ手段と、前記交流電源の投入時に、前記スイッチ手段をオフとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作を行い、前記スイッチ手段をオンとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作の解除を行う制御回路と、を備えたものである。
この発明によれば、整流回路と平滑コンデンサの間に接続され、交流電源の投入時に生じる突入電流を防止する突入電流防止用抵抗と放電灯のフィラメントを予熱する電流を供給するフィラメント予熱用トランスとからなる直列回路と、前記直列回路に並列接続されたスイッチ手段と、前記交流電源の投入時に、前記スイッチ手段をオフとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作を行い、前記スイッチ手段をオンとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作の解除を行う制御回路と、を備えたので、簡単な回路構成でフィラメント予熱電流を遮断し、省エネルギーを達成でき、かつ、電源投入時の突入電流を抑制することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す放電灯点灯装置の回路構成図である。図1において、放電灯点灯装置は、商用交流電源1、この商用交流電源1の交流を全波整流する整流回路2、整流回路2で全波整流された直流電圧を昇圧する昇圧チョッパ18、昇圧チョッパ18からの直流を平滑して直流電源とする平滑コンデンサ10、平滑コンデンサ10に接続され、直流電源による電力を高周波電力に変換するスイッチング素子11a、11bからなるハーフブリッジ形のインバータ回路11、インバータ回路11のスイッチング素子11a、11bのオン、オフを制御するインバータ制御回路12、インバータ制御回路12の出力側に接続されたバラストコイル13、放電灯16及び共振コンデンサ14からなる負荷回路及びカップリングコンデンサ15を備えている。
さらに、本実施形態では、整流回路2と昇圧コイル7との間に、突入電流防止用抵抗3とフィラメント予熱用トランス4が直列に接続され、フィラメント予熱用トランス4と突入電流防止用抵抗3に並列に、スイッチ手段5と、スイッチ手段5のオン、オフを制御する制御回路6が設けられている。なお、制御回路6はインバータ制御回路12と接続されている。ここで、制御回路6がオン、オフ制御を行えるものであれば、スイッチ手段5は半導体スイッチでも機械式スイッチでも特に限定するものではない。
本実施の形態は、突入電流防止用抵抗3とフィラメント予熱用トランス4とを直列接続し、また、突入電流防止用抵抗3とフィラメント予熱用トランス4に並列にスイッチ手段5を接続し、スイッチ素子のオン、オフを制御することにより、フィラメント予熱時と突入電流抑制時にはスイッチ手段5をオフ状態にしてフィラメント予熱トンラス4に電流を供給し、フィラメント17a、17bを予熱するとともに、突入電流防止用抵抗3により突入電流が抑制される。そして、フィラメント予熱完了後に、スイッチ手段5をオン状態にして突入電流防止用抵抗3、フィラメント予熱用トランス4に電流を供給しないようにして、突入電流防止用抵抗3での電力損失、フィラメント予熱電力の損失を防ぐものである。
次に、この発明の実施の形態1の放電灯点灯装置の動作について図1により説明する。 商用交流電源1の投入により商用交流電源1を整流回路2で整流し、昇圧チョッパ18で昇圧し、さらに平滑コンデンサ10によって平滑されて得られた直流電源により供給された電力についてインバータ回路11のスイッチング素子11a、11bが交互にオン・オフすることで高周波電圧に変換する。スイッチング素子11a、11bのオン・オフ制御はインバータ制御回路12が行う。
電源投入後、放電灯16を点灯させる前にフィラメント17a、17bを先行予熱する予熱モードが行われるが、このとき制御回路6はスイッチ手段5がオフ状態になるようにする。従って、フィラメント予熱用トランスの1次巻線4aにはスイッチング素子8の高周波スイッチングによって高周波電流が供給され、これによってトランス2次巻線4b、4cに接続されたフィラメント17a、17bに予熱電流が供給され、予熱が行われる。また、フィラメント予熱用トランス4と突入電流防止用抵抗3が直列に接続されているため電源投入時の平滑コンデンサ10への突入電流も抑制できる。
インバータ制御回路12の制御により、時間経過等でフィラメント17a、17bの予熱が完了した状態になったとき、制御回路6はフィラメント17a、17bへの予熱電流の供給を遮断するためスイッチ手段5をオン状態にする。これにより、フィラメント予熱用トランスの1次巻線4aには電流が供給されず、電圧がゼロとなり、2次巻き線4b、4cからフィラメント17a、17bに電流が供給されなくなり、予熱電流がゼロとなる。また、スイッチ手段5をオン状態にすることによって突入電流防止用抵抗3に流れる電流を回避できるので、突入電流防止後、突入電流防止用抵抗3での電力損失を低減できる。
次に、インバータ制御回路12は放電灯16を点灯させるためにインバータ回路11を始動モードで制御する。始動モードとは、インバータ回路11のスイッチング周波数をバラストコイル13と共振コンデンサ14との共振周波数に近づけるモードである。インバータ回路11によるスイッチング周波数が共振周波数に近づくと放電灯16のフィラメント17aと17bとの間に高電圧が印加され、放電を開始して点灯モードとなり、放電灯16が点灯する。
図2は上述の電源投入からの一連の動作に関するタイミングチャートを示す図である。
図2(a)は制御回路6がスイッチ手段5を制御するための制御信号、図2(b)はフィラメント予熱トランス1次巻き線を流れる電流、図2(c)は放電灯に印加される電圧、図2(d)は放電灯16を流れる放電電流を示す。ここで、例えば、図2(a)は始動モード直後にスイッチ手段5がオン状態になるように制御している。
以上のように、商用交流電源1を整流する整流回路2と、整流回路2で全波整流された直流電圧を昇圧する昇圧チョッパ18と、昇圧チョッパ18の出力を平滑する平滑コンデンサ10と、この平滑コンデンサ10の出力である直流電源を高周波に変換して放電灯に高周波電力を供給するインバータ回路11と、整流回路2と平滑コンデンサ10の間に接続され、商用交流電源1の投入時に生じる突入電流を防止する突入電流防止用抵抗3と放電灯16のフィラメント17a、17bを予熱する電流を供給するフィラメント予熱用トランス4とからなる直列回路と、直列回路に並列接続されたスイッチ手段5と、交流電源1の投入時に、スイッチ手段5をオフとしてフィラメント17a、17bの予熱と突入電流の防止動作を行い、スイッチ手段5をオンとしてフィラメント17a、17bの予熱と突入電流の防止動作の解除を行う制御回路6とを備え、スイッチ手段5のオン、オフを制御することにより、予熱モードのときだけフィラメント予熱用トランス4を介してフィラメントに予熱電流が供給されるようにし、それ以外の時にはフィラメント予熱用トランス4への電力供給を行わないようにしたので、簡単な回路構成でフィラメント予熱電流を遮断し、高効率で省エネルギーを達成でき、かつ、電源投入時の突入電流を抑制することができる。
また、放電灯16が消灯するまでスイッチ手段5をオフ状態にしないようにするため、スイッチ素子がオフ時に発生するインダクタンス成分によるサージ電圧がスイッチ素子に発生しない。従って、高耐圧のスイッチ素子を用いる必要がなく、スナバ回路や保護用のダイオードを設ける必要もないため、簡単な回路構成で低コストの装置を得ることができる。
また、昇圧チョッパ18のスイッチング素子8が高周波でスイッチングするためフィラメント予熱用トランス4に流れる電流は高周波電流となり、小形のものが使用できる。さらに、突入電流防止用抵抗3をフィラメント予熱回路に設けるため、電源投入時の突入電流を抑制することができるので、従来の突入電流防止回路が省略でき、簡単な回路構成で小型、低コストの装置を得ることができる。
従って、実施の形態1の放電灯点灯装置は、高効率、省エネルギーを達成でき、かつ、回路の簡略化、小型化、低コスト化を図ることができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態1を示す放電灯点灯装置の回路構成図である。図3は実施の形態1の図1と同様に商用交流電源1、整流回路2、昇圧チョッパ18及び平滑コンデンサ10を介して、スイッチング素子11a、11bからなるハーフブリッジ形のインバータ回路11にスイッチ素子11a、11bのオン、オフを制御するインバータ制御回路12が接続され、インバータ回路出力側にはバラストコイル13、放電灯16及び共振コンデンサ14からなる負荷回路とカップリングコンデンサ15とが接続されている。本実施の形態は、実施の形態1において、スイッチ手段5としてMOSFET19を用いている。MOSFET19のゲート端子には制御回路6が接続されている。
次に、図の放電灯点灯装置の動作について説明する。ここで、実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。電源投入後、フィラメント17a、17bを先行予熱する予熱モードが行われるが、このとき制御回路6はMOSFET19がオフ状態になるようにする。従ってフィラメント予熱用トランスの1次巻線4aにはスイッチング素子8の高周波スイッチングによって高周波電流が供給され、これによってトランス2次巻線4b、4cに接続されたフィラメント17a、17bに予熱電流が供給され、予熱が行われる。また、フィラメント予熱用トランス4と突入電流阻止用抵抗3が直列に接続されているため電源投入時の平滑コンデンサ10への突入電流も抑制できる。
インバータ制御回路12によるインバータ回路11の動作状態が放電灯16の始動動作が完了し、点灯開始の動作になった直後に、また、時間経過等により、制御回路6は、フィラメント17a、17bの予熱が完了したものと判断し、フィラメント17a、17bへの予熱電流の供給を遮断するためMOSFET19をオン状態にする。これによりフィラメント予熱用トランスの1次巻線4aには電流が供給されず、電圧がゼロとなり、2次巻き線4b、4cからフィラメント17a、17bに電流が供給されなくなり、予熱電流がゼロとなる。また、MOSFET19をオン状態にすることによって突入電流阻止用抵抗3に流れる電流を回避できるので、突入電流阻止後、突入電流阻止用抵抗3での電力損失を低減できる。なお、これらの動作は実施の形態1の図2と同じである。
以上のように、スイッチ手段5としてMOSFET19を用い、予熱時は突入電流防止用抵抗3によって突入電流を抑制することができ、予熱完了後、突入電流防止用抵抗3、フィラメント予熱トンラス4を短絡することによって予熱電流を遮断でき、高効率、省エネルギーを達成する。また、従来の突入電流防止回路が省略でき、簡単な回路構成で小型、低コストの装置を得ることができる。
また、スイッチ手段としては、直流側に接続されており、双方向のスイッチでなくともよく、MOSFET19を用いることができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3を示す放電灯点灯装置の構成図である。本実施の形態は、実施の形態1の図1において、スイッチング手段5をサイリスタに代えたものである。
図4において、サイリスタ20のゲート端子には制御回路6が接続されている。他の個性、動作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
この構成において、予熱時は突入電流防止用抵抗3によって突入電流を抑制することができ、予熱完了後、突入電流防止用抵抗3、フィラメント予熱トンラス4を短絡することによって予熱電流を遮断でき、高効率、省エネルギーを達成する。また、従来の突入電流防止回路が省略でき、簡単な回路構成で小型、低コストの装置を得ることができる。
また、スイッチ手段としては、直流側に接続されており、一度、オンすれば消灯までオフとする必要がなく、双方向のスイッチでなくともよく、また、自己消弧形スイッチでなくともよく、サイリスタ20を用いることができ、MOSFETより低コストであり、制御回路6も簡単な回路でよく低コストにできる。
実施の形態4.
本実施の形態は実施の形態1の図1、実施の形態2の図3、実施の形態3の図4のいずれかの構成と同じにして動作を変えたものであり、動作について説明する。
図5は電源投入からの一連の動作に関するタイミングチャートを示す図である。
図5(a)は制御回路6がスイッチ手段5、MOSFET19、サイリスタ20を制御するための制御信号、図5(b)はフィラメント予熱トランス1次巻き線を流れる電流、図5(c)は放電灯に印加される電圧、図4(d)は放電灯16を流れる放電電流示す。ここではスイッチ手段5、MOSFET19、サイリスタ20を制御回路6によって点灯モードとなるまでオフ状態としてフィラメントを予熱し、点灯モード状態となってからオン状態として予熱電流を遮断する。
なお、図5では点灯モードとなってから、若干経過してからオン状態として予熱電流を遮断しているが、点灯開始の直後にオン状態としてもよい。点灯モード状態となってから若干経過してからオン状態とするのは、余裕をもたせて完全に点灯した状態でオン状態とするためである。
以上のように、制御回路6は、インバータ回路11による放電灯16のフィラメント予熱動作と始動動作が終了し、放電灯16の点灯動作か開始した直後に、MOSFET19をオンとするので、始動モード状態においてもフィラメントが適切に加熱されるため、始動モード状態におけるフィラメント温度低下を防ぐことができ、放電開始時の放電灯16への印加電圧を低く抑えることができる。また、低温時においても容易に放電灯の始動が可能とすることができる。
なお、実施の形態1〜4ではスイッチ手段5、MOSFET19、サイリスタ20、突入電流防止用抵抗3、フィラメント予熱用トランス4からなる一連の回路を整流回路2と昇圧コイル7との間に接続しているが、これに限定するものではなく、突入電流の経路上にあればよく、すなわち、平滑コンデンサ10と直列になるように接続すればよい。
この発明の実施の形態1を示す放電灯点灯装置の構成図である。 この発明の実施の形態1を示す放電灯点灯装置の動作のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2を示す放電灯点灯装置の構成図である。 この発明の実施の形態3を示す放電灯点灯装置の構成図である。 この発明の実施の形態4を示す放電灯点灯装置の動作に基づくタイミングチャートである。
符号の説明
1 商用交流電源、2 整流回路、3 突入電流防止用抵抗、4 フィラメント予熱用トランス、4a 1次巻線、4b、4c 2次巻線、5 スイッチ手段、6 制御回路、10 平滑用コンデンサ、11 インバータ回路、12 インバータ制御回路、16 放電灯、17a、17b フィラメント、18 昇圧チョッパ、19 MOSFET、20 サイリスタ。

Claims (5)

  1. 交流電源を整流する整流回路と、
    この整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、
    この平滑コンデンサの出力である直流電源を高周波に変換して放電灯に高周波電力を供給するインバータ回路と、
    前記整流回路と前記平滑コンデンサの間に接続され、前記交流電源の投入時に生じる突入電流を防止する突入電流防止用抵抗と前記放電灯のフィラメントを予熱する電流を供給するフィラメント予熱用トランスとからなる直列回路と、
    前記直列回路に並列接続されたスイッチ手段と、
    前記交流電源の投入時に、前記スイッチ手段をオフとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作を行い、前記スイッチ手段をオンとして前記フィラメントの予熱と前記突入電流の防止動作の解除を行う制御回路と、
    を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記制御回路は、前記インバータ回路による前記放電灯のフィラメント予熱動作が終了し、前記放電灯の始動動作が開始した直後に、前記スイッチ手段をオンとすることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記制御回路は、前記インバータ回路による前記放電灯のフィラメント予熱動作と始動動作が終了し、前記放電灯の点灯動作が開始した直後に、前記スイッチ手段をオンとすることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記スイッチ手段をサイリスタにより構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記スイッチ手段をMOSFETにより構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
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