JP2006002654A - シリンダ状マグネット型ポンプ - Google Patents

シリンダ状マグネット型ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2006002654A
JP2006002654A JP2004179375A JP2004179375A JP2006002654A JP 2006002654 A JP2006002654 A JP 2006002654A JP 2004179375 A JP2004179375 A JP 2004179375A JP 2004179375 A JP2004179375 A JP 2004179375A JP 2006002654 A JP2006002654 A JP 2006002654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
cylindrical
wall
bearing holder
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004179375A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Yuza
靖和 遊▲坐▼
Kunikazu Hirabayashi
邦一 平林
Shuji Ito
修司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGIHARA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OGIHARA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OGIHARA SEISAKUSHO KK filed Critical OGIHARA SEISAKUSHO KK
Priority to JP2004179375A priority Critical patent/JP2006002654A/ja
Publication of JP2006002654A publication Critical patent/JP2006002654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】削り粉による影響を抑制でき軸受と支軸の平行精度を向上できるインナーロータを備えたシリンダ状マグネット型ポンプの提供。
【解決手段】シリンダ状マグネット型ポンプのインナーロータ10′は、メタル軸受17a,17bを嵌め込み収納する筒状軸受ホルダ壁14を有し、その中央の肉厚部14bには段差面X,Yが形成されている。段差面X,Yにおいては筒状軸受ホルダ壁14の内周面に沿う削り粉溜め溝Sが設けられている。メタル軸受17a,17bの嵌め込み収納時に発生す削り粉は削り粉溜め溝Sに逃げ溜まる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、シリンダ状マグネット型ポンプに関し、特に、軸受ホルダ部の構造に関する。
特開平11−82357公報にはシリンダ状マグネット型ポンプが開示されている。このシリンダ状マグネット型ポンプは、電動機の駆動マグネット(アウター)に水密壁を隔てて磁気結合で従動回転するシリンダ状マグネットを持つインナーロータを備えており、このインナーロータは軸受を収納するための軸受ホルダ部を有している。軸受には支軸が貫通し、軸受ホルダ部のスラスト長さは軸受のスラスト長さよりも短いので、軸受は軸受ホルダ部からはみ出ている。
特開平11−82357公報(図6)
しかしながら、軸受ホルダ部が樹脂製であって軸受の軸受ホルダ部に対する保持力を高める場合、スラスト長さを軸受のスラスト長さよりも長くして、嵌め合い面積を確保する必要がある。例えば、図6に示すインナーロータ10は、両側開口から互い違い方向にメタル軸受17a,17bを嵌め込んで収納する樹脂製の筒状軸受ホルダ壁部14を有し、軸受ホルダ壁部14はその中央部にメタル軸受17a,17bが当り止る肉厚部14bを一体的に有している。肉厚部14bの段差面X,Yでもメタル軸受17a,17bの保持作用を果すことができる。
ところが、メタル軸受17a,17bの挿入途中、軸受ホルダ壁14の内周面をメタル軸受17a,17bが削って削り粉が肉厚部14bの段差面X,Y等に付着してメタル軸受17a,17bの姿勢を軸心に対してチルトする。メタル軸受17a,17bの各チルト姿勢は様々であるから、支軸(図示せず)をメタル軸受17a,17bに貫通させた状態では平行精度が悪化し、摺動損失や異音を招く。
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題は、削り粉による影響を抑制でき軸受と支軸の平行精度を向上できるインナーロータを備えたシリンダ状マグネット型ポンプを提供することにある。
上記第1及び第2の課題を解決するため、本発明の第1の手段は、電動機のアウター電機子又は駆動マグネットに対して水密壁を隔てて磁気結合で回転するシリンダ状マグネットと水車部とを有するインナーロータを備え、このインナーロータは支軸が貫通するための軸受を嵌め込み収納する樹脂製の筒状軸受ホルダ壁を有するシリンダ状マグネット型ポンプであって、筒状軸受ホルダ壁の開口から軸受をスラスト方向に嵌め込んだ際に当該軸受が当り止る肉厚部の段差面において、筒状軸受ホルダ壁の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とする。
筒状軸受ホルダ壁に軸受を挿入する過程でその内周面から削り出された削り粉が底面たる段差面の削り粉溜め部に逃げ溜まるので、軸受のチルト姿勢を抑制できる。このため、軸受と支軸の平行精度を向上できる。
上記第1の手段は、軸受ホルダ壁の肉厚部の段差面側に削り粉溜め部を設けてあるが、第2の手段としては、筒状軸受ホルダ壁の開口から軸受をスラスト方向に嵌め込んだ際に肉厚部の段差面に当り止る当該軸受の端面において、筒状軸受ホルダ壁の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とする。
斯かる場合でも、筒状軸受ホルダ壁に軸受を挿入する過程でその内周面から削り出された削り粉が軸受の端面の削り粉溜め部に逃げ溜まるので、軸受のチルト姿勢を抑制できる。このため、軸受と支軸の平行精度を向上できる。
軸受としては筒状軸受ホルダの両端開口から互い違い方向に嵌め込み収納して成る一対の軸受とすることできる。
また、肉厚部としては、筒状軸受ホルダ壁から軸心側へ突出してスラスト方向に配向した複数の突条部とすることができる。
上記の軸受ホルダ構造は、シリンダ状マグネット型ポンプに限らず、軸受が嵌め込まれる収納空部を有する樹脂製の軸受ホルダを一部に備えた回転装置に適用できる。即ち、軸受の一端面が当り止る収納空部の底面において、収納空部の内周面に沿う削り粉溜め部を設けることにより、或いは、収納空部の底面に当り止る軸受の端面において、収納空部の内周面に沿う削り粉溜め部を設けることにより、内周面から削り出された削り粉が底面或いは端面の削り粉溜め部に逃げ溜まるので、軸受のチルト姿勢を抑制できる。
以上の通り、軸受が当り止る肉厚部の段差面において筒状軸受ホルダ壁の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成るため、筒状軸受ホルダ壁に軸受を挿入する過程でその内周面から削り出された削り粉は底面たる段差面の削り粉溜め部に逃げ溜まるので、軸受のチルト姿勢を抑制できる。このため、軸受と支軸の平行精度を向上できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例に係るシリンダ状マグネット型ポンプの側面断面図、図2(A)は同シリンダ状マグネット型ポンプにおけるインナーロータを示す背面図、図2(B)は図2(A)中のb−b′線に沿って切断した状態を示す断面図、図2(C)は同インナーロータの水車部側を示す正面図である。
本例のシリンダ状マグネット型ポンプにおいては、電動機(ブラシレスモータ)1のモータブラケット2内にはアウター電機子(コアと巻線コイル)3が収納されている。このアウター電機子3に対して磁気結合して回転するインナーロータ10がバックケーシング4を隔てて回転可能に設けられている。バックケーシング4のフランジはモータブラケット2とポンプカバー5とにOリング6を介して挟持され、取付けボルト7を以って締め付け固定されている。なお、8はセンサー用基板、9は制御基板カバーである。ポンプカバー5は中心に突出した吸い込み部5aと周囲に突出した吐き出し部5bとを一体的に備え、内部にインペラ室5cを有している。
インナーロータ10は、アウター電機子3に磁気結合するシリンダ状マグネット11と水車部12を有し、シリンダ状マグネット11と水車部12との間には樹脂製括れ部13を形成する外周肉盗み部13aを有している。またインナーロータ10は、反水車部側端で開口して樹脂製の筒状軸受ホルダ壁14と樹脂製のマグネットホルダ壁15とを離隔分離するスラスト方向の壁肉盗み部14aを有している。インナーロータ10の樹脂製の外周壁10aとマグネットホルダ壁15との間にシリンダ状マグネット11を嵌め込んで収納した後、図3に示す如く、Oリング16aを装填した円環状の樹脂製キャップ16を閉蓋して超音波溶着により外周壁10aとマグネットホルダ壁15とに固着する。この際、樹脂製キャップ16には外周壁10aの端部段差とマグネットホルダ壁15の端部段差に当る環状突起16b,16cが形成されているため、超音波溶着時の溶融部分として機能するので、固着の確実化を実現できる。なお、樹脂製キャップ16の外面に設けた複数の穴16dはインナーロータ10の重心を調節するために錘ビスを捩じ込む錘埋め込み穴である。
図4乃至図6に示す如く、筒状軸受ホルダ壁14の中央には肉厚部14bを有し、段差面X,Yが形成されている。この肉厚部14bは、図5(B)に示す如く、筒状軸受ホルダ壁14から軸心側へ突出してスラスト方向に配向した複数の突条部となっており、相隣接する突条部同士の間は隙間である。筒状軸受ホルダ壁14内にはその両側開口から嵌め込まれるメタル軸受17a,17bが段差面X,Yに当るが、挿入途中、筒状軸受ホルダ壁14の内周面をメタル軸受17a,17bが削って削り粉が段差面X,Y等に付着し、メタル軸受17a,17bの姿勢を軸心に対してチルトする恐れがある。そこで、図7に示す別のインナーロータ10′の如く、各突条部の段差面X,Yにおいては筒状軸受ホルダ壁14の内周面に沿う環状の削り粉溜め溝Sを設けることが望ましい。メタル軸受17a,17bの嵌め込み収納時に発生する削り粉が削り粉溜め溝Sに逃げ溜まるので、メタル軸受17a,17bのチルト姿勢を防止でき、メタル軸受17a,17bと後述する支軸18の平行精度を向上できる。
図7に示す削り粉溜め溝Sは筒状軸受ホルダ壁14の肉厚部14bの段差面X,Yに設けられているが、図8に示す如く、筒状軸受ホルダ壁14の開口からメタル軸受17a′,17b′をスラスト方向に嵌め込んだ際に肉厚部14bの段差面X,Yに当り止るメタル軸受17a′,17b′の端面に筒状軸受ホルダ壁14の内周面に沿う環状の削り粉溜め切り欠きTを形成しても良い。斯かる場合でも、メタル軸受17a′,17b′の嵌め込み収納時に発生する削り粉が削り粉溜め切り欠Tに逃げ溜まるので、メタル軸受17a′,17b′のチルト姿勢を防止でき、メタル軸受17a′,17b′と後述する支軸18の平行精度を向上できる。
メタル軸受17a,17bには、図1に示す如く両端側にD形カットを持つセラミック製の支軸18が挿入され、その一端側にD形ワッシャー18aを嵌めてバックケーシング4の軸押さえ部4a内に突き入れ、その他端側にD形セラミックワッシャー18bを嵌めてポンプカバー5のD形軸押さえ部5dで回り止めされている。
水車部12は、括れ部13と一体的な背面シュラウド12aとこれに対し面対向した前面シュラウド12bを組み付けて成る。前面シュラウド12bは図2(C)に示す複数の羽根Bを一体的に有している。
軸受ホルダ壁14とマグネットホルダ壁15とを離隔分離するスラスト方向の壁肉盗み部14aは、スラスト方向に亘って連結するリブRを以って周回4等分に区画されている。そして、括れ部13には第1の孔Hが形成されている。この第1のHは回転中心に関して180°の回転対称位置にある壁肉盗み部14a内から外周肉盗み部13a内へ略放射方向に連通している。また、第1の孔Hが付帯しない壁肉盗み部14aの底には第2の孔Hが形成されている。この第2のHは壁肉盗み部14a内から水車部12の半径流路12c内へ略スラスト方向に連通している。
先ず、初期状態でポンプを一番始めに運転するために、水車部12が収納されたポンプ室内に水を入れたとき、壁肉盗み部14aが第1の孔Hを介して外周肉盗み部13aに連通しているので、壁肉盗み部14a内に水が回り込んで流れ込むと、壁肉盗み部14a内のエアーが第1の孔Hを介して押し出されるため、注水時での壁肉盗み部14a内のエアー滞留量を従前に比し少なくできる。
インナーロータ10を駆動回転し、ポンプを運転すると、吸い込み部5a内は負圧になると共に、水車部12の外周側,吐き出し部5b内にかけては正圧が発生するため、吸い込み部5aから吸い込まれた水は水車部12の半径流路12cを経由して吐き出し部5bより排出されるものであるが、その一部はバックケーシング4とインナーロータ10の外周壁10aとの隙間を通りインナーロータ10の反水車部側端に回り込んで壁肉盗み部14a内に流入し、略放射方向の第1の孔Hの遠心作用によって外周肉盗み部13a側へ噴出するため、外周肉盗み部13a側に絡みつくエアーは第1の孔Hからの噴流と混合して遠心流となり、吐き出し部5bから排出される。このため、外周肉盗み部13a内に溜まったエアーを排除でき、振動・異音発生を抑制することができる。
ここで、略放射方向の第1の孔Hを介する噴流は外周肉盗み部13a内に溜まったエアーを放射方向へ押し出す作用であって、押し出されたエアーは水車部12の半径流路12cに戻らずに吐き出し部5bから直接排出される。壁肉盗み部14a内と外周肉盗み部13a内との差圧で第1の孔Hを介する噴流が発生するというよりは、壁肉盗み部14a内又は外周肉盗み部13a内にエアー溜まりのある場合に、インナーロータ10の回転に基づく壁肉盗み部14a内の滞留水に作用する遠心力(振り切り作用)によって噴流が発生するものであるから、循環流は壁肉盗み部14a,第1の孔H,外周肉盗み部13a,バックケーシング4とインナーロータ10の外周壁10aとの隙間,及びインナーロータ10の反水車部側端とバックケーシング4との隙間から成る経路で生じ、水車部12の半径流路12cとの間では循環流が形成されず、ポンプ性能に格別のロスを招かずに済む。しかも、外周肉盗み部13a内に溜まったエアーばかりではなく、壁肉盗み部14a内に溜まったエアーも壁肉盗み部14a内に流れる循環流に巻き込まれて第1の孔Hを介して外周肉盗み部13a側へ排出されるので、壁肉盗み部14a内に溜まったエアーも除去でき、その分一層、振動・異音発生を抑制できる。
第1の孔Hは括れ部13の周りであって回転中心に関して180°の回転対称位置にある壁肉盗み部14aに付帯している。第1の孔Hからの噴流によって外周肉盗み部13a内のエアーが吐き出し部5bから効率良く排出される時点は、インナーロータ10の回転によって第1の孔Hが概ね上位に来たときであろうが、2以上の第1の孔Hを設けることによって、エアー抜きの効率が高まる。また、インナーロータ10の樹脂部分の成形においてはスラスト開閉方向の2つの上下金型と放射方向の2つのスライド型を用いることが通例であるところ、第1の孔Hを3つ以上形設するにはスライド型が3以上必要となるが、第1の孔Hの孔数は2とし、2つの第1の孔H同士は回転中心に関して180°の回転対称位置に形設されているので、2つのスライド型でインナーロータ10の樹脂部分を成形でき、製造コストを抑制できる。
ところで、壁肉盗み部14aは、軸受17a,17bとシリンダ状マグネット11との間を樹脂で埋めると厚肉となり、樹脂のひけにより寸法精度が狂うのを防止するため、軸受ホルダ壁14とマグネットホルダ壁15とに離隔分離するためであるが、強度・耐久を確保するためには、軸受ホルダ壁14とマグネットホルダ壁15とをスラスト方向に亘って連結するリブRを以って周回4等分に区画されている。このように周回溝をリブRで周回4等分して4つの壁肉盗み部14aを持つインナーロータ10にあっては、2つのスライド型を用いる場合には第1の孔Hを付帯する壁肉盗み部14aは対向同士の2つに過ぎず、残り2つの壁肉盗み部14a内のエアーは除去できない。
そこで、残り2つの壁肉盗み部14a内に溜まったエアーも除去するために、インナーロータ10は、第1の孔Hが付帯しない壁肉盗み部14aから水車部12の半径流路12cへ略スラスト方向に連通する第2の孔Hを括れ部13に有して成る。第1の孔Hが付帯しない壁肉盗み部14a内に溜まったエアーは第2の孔Hを介して水車部12の半径流路12cへ吸い出され、吐き出し部5bから排出される。4分割により壁肉盗み部14a内の容積は小さくなっているため、第2の孔Hの径を小さくしても構わず、また第1の孔Hが付帯しない壁肉盗み部14a内と半径流路12cとの差圧は外周肉盗み部13aと半径流路12cとの差圧よりも小さいため、従前に比し性能ロスにさほど影響しない。
なお、上記アウター電機子3の代わりに、モータシャフトに連結して回転する駆動マグネットを用いても構わない。
本発明の実施例に係るシリンダ状マグネット型ポンプの側面断面図である。 (A)は同シリンダ状マグネット型ポンプにおけるインナーロータを示す背面図、(B)は(A)中のb−b′線に沿って切断した状態を示す断面図、(C)は同インナーロータの水車部側を示す正面図である。 同インナーロータにおいて樹脂製キャップを外周壁とマグネットホルダ壁とに固着する態様を示す断面図である。 同インナーロータを示す断面である。 (A)は図4中のA−A′に沿って切断した状態を示す断面図、(B)は図4中のB−B′に沿って切断した状態を示す断面図、(C)は図4中のC−C′に沿って切断した状態を示す断面図である。 同インナーロータにおいて軸受メタルを組み付ける態様を示す断面図である。 別のインナーロータにおいて軸受メタルを組み付ける態様を示す断面図である。 インナーロータにおいて別の軸受メタルを組み付ける態様を示す断面図である。
符号の説明
1…電動機
2…モータブラケット
3…アウター電機子
4…バックケーシング
4a…軸押さえ部
5…ポンプカバー
5a…吸い込み部
5b…吐き出し部
5c…インペラ室
5d…D形軸押さえ部
6,16a…Oリング
7…取付けボルト
8…センサー用基板
9…制御基板カバー
10,10′…インナーロータ
10a…外周壁
11…シリンダ状マグネット
12…水車部
12a…背面シュラウド
12b…前面シュラウド
12c…半径経路
13…括れ部
13a…外周肉盗み部
14…軸受ホルダ壁
14a…壁肉盗み部
14b…肉厚部
15…マグネットホルダ壁
16…樹脂製キャップ
16b,16c…環状突起
16d…錘埋め込み穴
17a,17b,17a′,17b′…メタル軸受
18…支軸
18a…D形ワッシャー
18b…D形セラミックワッシャー
B…羽根
…第1の孔
…第2の孔
R…リブ
S…削り粉溜め溝
T…削り粉溜め切り欠
X,Y…段差面

Claims (6)

  1. 電動機のアウター電機子又は駆動マグネットに対して水密壁を隔てて磁気結合で回転するシリンダ状マグネットと水車部とを有するインナーロータを備え、このインナーロータは支軸が貫通するための軸受を嵌め込み収納する樹脂製の筒状軸受ホルダ壁を有するシリンダ状マグネット型ポンプであって、前記筒状軸受ホルダ壁の開口から前記軸受をスラスト方向に嵌め込んだ際に当該軸受が当り止る肉厚部の段差面において、前記筒状軸受ホルダ壁の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とするシリンダ状マグネット型ポンプ。
  2. 電動機のアウター電機子又は駆動マグネットに対して水密壁を隔てて磁気結合で回転するシリンダ状マグネットと水車部とを有するインナーロータを備え、このインナーロータは支軸が貫通するための軸受を嵌め込み収納する樹脂製の筒状軸受ホルダ壁を有するシリンダ状マグネット型ポンプであって、前記筒状軸受ホルダ壁の開口から前記軸受をスラスト方向に嵌め込んだ際に肉厚部の段差面に当り止る当該軸受の端面において、前記筒状軸受ホルダ壁の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とするシリンダ状マグネット型ポンプ。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記軸受は前記筒状軸受ホルダの両端開口から互い違い方向に嵌め込み収納して成る一対の軸受であることを特徴とするシリンダ状マグネット型ポンプ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、前記肉厚部は、前記筒状軸受ホルダ壁から軸心側へ突出してスラスト方向に配向した複数の突条部であることを特徴とするシリンダ状マグネット型ポンプ。
  5. 軸受が嵌め込まれる収納空部を有する樹脂製の軸受ホルダを一部に備えた回転装置であって、前記軸受の一端面が当り止る前記収納空部の底面において、前記収納空部の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とする回転装置。
  6. 軸受が嵌め込まれる収納空部を有する樹脂製の軸受ホルダを一部に備えた回転装置であって、前記収納空部の底面に当り止る前記軸受の端面において、前記収納空部の内周面に沿う削り粉溜め部を設けて成ることを特徴とする回転装置。
JP2004179375A 2004-06-17 2004-06-17 シリンダ状マグネット型ポンプ Pending JP2006002654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004179375A JP2006002654A (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリンダ状マグネット型ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004179375A JP2006002654A (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリンダ状マグネット型ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006002654A true JP2006002654A (ja) 2006-01-05

Family

ID=35771259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004179375A Pending JP2006002654A (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリンダ状マグネット型ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006002654A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008187A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Aisin Seiki Co Ltd 電動ポンプ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829192U (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 三洋電機株式会社 マグネツトポンプ
JPS6158844U (ja) * 1984-09-18 1986-04-21
JPH053640A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 軸受ホルダー
JPH0635643U (ja) * 1992-06-10 1994-05-13 オイレス工業株式会社 軸受とハウジングとの組合せ
JP2004132250A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧縮機用軸受および圧縮機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829192U (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 三洋電機株式会社 マグネツトポンプ
JPS6158844U (ja) * 1984-09-18 1986-04-21
JPH053640A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 軸受ホルダー
JPH0635643U (ja) * 1992-06-10 1994-05-13 オイレス工業株式会社 軸受とハウジングとの組合せ
JP2004132250A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧縮機用軸受および圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008187A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Aisin Seiki Co Ltd 電動ポンプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2018030373A1 (ja) 駆動装置
CN107110171B (zh) 电动风机和搭载它的电动吸尘器
JP6550698B2 (ja) 電動ポンプ
JP2018076786A (ja) 電動ポンプ
JP2005061391A (ja) ポンプ装置
JP2008014300A (ja) 渦流ポンプ
KR101115362B1 (ko) 원심 펌프
JP2009150223A (ja) 流体ポンプ
JP4554988B2 (ja) シリンダ状マグネット型ポンプ
JP5964576B2 (ja) 羽根車及び水中ポンプ
JP4524349B2 (ja) タービン型燃料ポンプ
JP4609939B2 (ja) 遠心ポンプ用羽根車及びそれを備えた遠心ポンプ
JP2006002654A (ja) シリンダ状マグネット型ポンプ
JP2005155604A (ja) 燃料ポンプ
JP5697968B2 (ja) スクロール型圧縮機
WO2019049464A1 (ja) 駆動装置
JP2010013950A (ja) ポンプ構造
JP2003222099A (ja) 流体ポンプ
JP6253721B2 (ja) 羽根車及び水中ポンプ
JP4889522B2 (ja) 遠心ポンプ
JP2006090279A (ja) 液体ポンプ用羽根車
JP5097754B2 (ja) ポンプ装置
JP2005163678A (ja) 羽根車回転体、流体ポンプ装置、及び羽根車回転体の製造方法
KR102642122B1 (ko) 전동 펌프
JP2004116345A (ja) 流体ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101116