JP2006001554A - 不正開封防止機能付きキャップ - Google Patents

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Takekuni Seki
関  武邦
Isato Arai
勇人 新井
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Abstract

【課題】一度開封したらキャップを容器に再装着しても開封したことが明確に認知でき、分別廃棄がし易い、不正開封防止機能付きキャップを提供すること。
【解決手段】キャップ本体(11)とキャップ本体の内側に嵌め込まれる不正開封防止リング(12)からなり、該リング(12)は上下二段のリング状でそれぞれ二つ以上に分割されてなり、上リング(13)は下リング(14)より小さく形成され、分割されたそれぞれの上リングと下リングは橋絡片(15)により一体に連結され、上リングの外周面には上ラチェット片(131 )が形成され、下リングの内周面には筒状部(21)の外周面に形成された筒状部突起(22)に係合する下ラチェット片(141 )が形成され、キャップ本体の内周面には上ラチェット片と係合するキャップラチェット片(111 )が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチックボトル、ガラスびんや紙製容器などに使用されるスクリュー式のプラスチックキャップに関するものであり、特には、一度開封されると開封したことが明確に認知しうる不正開封防止機能付きキャップに関する。
市場の店頭などにおいての商品の不正開封防止のために、特殊な構造を持つプラスチック製のキャップについて多くの発明や考案がなされており、各種のキャップが商品に使用されてきた(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開平5−4647号公報 特開昭60−158049号公報 特開2001−114309号公報。
しかし、特許文献1や特許文献2の発明は、不正開封防止リングが縦方向に切れることで開封の確認が可能となる。この場合、キャップを再度口元に嵌合させた時に、該リングをもとの状態に近づけることで開封済の有無を目視で判断しにくいという問題がある。
また、特許文献3の発明は、不正開封防止リングがキャップ本体と分離して容器口部へ残る場合には、キャップを再封した時に、該リングを未開封時と同じようにキャップ本体に近接させることで開封済の有無が判別しにくいものである。加えて、不正開封防止リングが容器口部に残るためペットボトルなどの場合には分別廃棄がしにくく、また、紙製容器などの場合には容器を展開する際に、はさみ等で切る場合の障害となるという問題がある。
本発明は、不正開封防止機能付きキャップに関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、一度開封したらキャップを容器に再装着しても明確に開封したことが認知でき、容器の使用後の分別廃棄がし易い、不正開封防止機能付きキャップを提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、注出口本体の筒状部に螺着されるスクリュー式のキャップであって、前記キャップは、キャップ本体と該キャップ本体の裾部内側に嵌め込みセットされる不正開封防止リングとからなり、前記不正開封防止リングは、上下二段のリング状で、それぞれ二つ以上に分割されてなり、上段の上リングはキャップ本体の裾部内側に嵌合可能なように下段の下リングより小さく形成され、かつ、分割されたそれぞれの上リングの下縁と下リングの上縁とは細い橋絡片により一体に連結され、上リングの外周面には複数の上ラチェット片が突出して形成され、下リングの内周面には筒状部の外周面に突出して形成された筒状部突起に係合する複数の下ラチェット片が突出して形成され、前記キャップ本体には、該キャップ本体の裾部近傍の内周面に不正開封防止リングの上リング外周面に形成された上ラチェット片と係合するキャップラチェット片が突出して形成されて
なることを特徴とする、不正開封防止機能付きキャップである。
このように請求項1記載の発明によれば、キャップは、キャップ本体と該キャップ本体の裾部内側に嵌め込みセットされる不正開封防止リングとからなり、前記不正開封防止リングは、上下二段のリング状で、それぞれ二つ以上に分割されてなり、上段の上リングはキャップ本体の裾部内側に嵌合可能なように下段の下リングより小さく形成され、かつ、分割されたそれぞれの上リングの下縁と下リングの上縁とは細い橋絡片により一体に連結され、上リングの外周面には複数の上ラチェット片が突出して形成され、下リングの内周面には筒状部の外周面に突出して形成された筒状部突起に係合する複数の下ラチェット片が突出して形成され、前記キャップ本体には、該キャップ本体の裾部近傍の内周面に不正開封防止リングの上リング外周面に形成された上ラチェット片と係合するキャップラチェット片が突出して形成されてなるので、注出口本体に不正開封防止リングが嵌め込まれた不正開封防止機能付きキャップを開封しようと螺子に沿って回転させると、注出口本体の筒状部突起と下リングの下ラチェット片が係合すると同時にキャップ本体のキャップラチェット片と不正開封防止リングの上リングの上ラチェット片が係合する。
さらにキャップ本体を回転していくと、橋絡片に力がかかり橋絡片は切断され、その結果上リングと下リングは複数のパーツに分解されて開封される。キャップ本体を再封するときに不正開封防止リングは分割されているため未開封の状態に戻すことはできない。すなわち、一度開封してしまうと未開封状態に戻すことはできない。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記キャップ本体と不正開封防止リングとが、熱可塑性プラスチック樹脂から形成されているとを特徴とする、不正開封防止機能付きキャップである。
このように請求項2記載の発明によれば、キャップ本体と不正開封防止リングとが熱可塑性プラスチック樹脂から形成されているので、比較的安価で、性能の良い不正開封防止機能付きキャップを作製することができる。
このように本発明の不正開封防止機能付きキャップには以下に述べるような効果がある。
すなわち、不正開封防止リングを別部品とし、かつ、易分割可能としたことで、金型構造が簡単となり、成形サイクルの短縮、取数の増加が可能となり製造コストが低下する.キャップ本体とのセットも簡単である.開栓トルクが低減され開け易いキャップである.開封済の有無が目視で明確にできる.開封後未開封状態に戻すことが困難である.使用後の分別回収や紙製容器に使用した場合には紙製容器の分解が容易である。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の不正開封防止機能付きキャップは、例えば、図1、図2に示すように、注出口本体(20)の筒状部(21)の外周に形成した雄螺子(23)に着脱自在に螺合される雌螺子(16)を内周に形成させたスクリュー式のキャップで、このキャップ(10)は、キャップ本体(11)と該キャップ本体の裾部内側に嵌め込みセットされる不正開封防止リング(12)とからなる。
キャップ本体(11)や不正開封防止リング(12)は、通常では、ポリプロピレン樹脂などの剛性を有する熱可塑性樹脂を射出成形して作製するものである。剛性を有する熱可塑性樹脂を使用することにより、比較的安価で、性能の良い不正開封防止機能付きキャ
ップを作製することができる。
不正開封防止リング(12)は上下二段からなるリング状の形態でそれぞれ二つ以上に分割されている。上段の上リング(13)は、キャップ本体の裾部内側に嵌合可能なように下段に位置する下リング(14)より小さく形成されている。そして、分割されたそれそれの上リング(13)の下縁と下リング(14)の上縁とは細い橋絡片(15)により一体に連結されている。
上リング(13)の外周面には複数の上ラチェット片(131)が突出して形成されている。下リング(14)の内周面には筒状部(21)の外周面に突出して形成された筒状部突起(22)に係合する複数の下ラチェット片(141)が突出して形成されている。
キャップ本体(11)の裾部内周面には、不正開封防止リング(12)の上リング(13)外周面に形成された上ラチェット片(131)と係合するキャップラチェット片(111)が形成されている。
本発明の不正開封防止機能付きキャップ(10)は、以上のような構造からなるものであるが、つぎにその開栓、閉栓の仕組みを説明する。
注出口本体(20)に螺着された不正開封防止機能付きキャップ(10)を開栓すべくキャップを回転させると、注出口本体の筒状部突起(22)と下リングの下ラチェット片(141)が係合する、と同時に、キャップ本体のキャップラチェット片(111)と不正開封防止リングの上リングの上ラチェット片(131)が係合する。さらにキャップ本体(11)を回転すると橋絡片(15)に力がかかり橋絡片(15)は切断され、その結果上リング(13)と下リング(14)は複数のパーツに分解されて開栓する。
内容物を注出後、閉栓すべくキャップ本体と注出口本体(20)とを雄螺子と雌螺子を合わせて螺合させる。不正防止リング(12)は複数のパーツに分割されてキャップ本体から離脱しているため、未開封の状態に戻すことはできず、開封したことが一目でわかる。
本発明の不正開封防止機能付きキャップを構成するキャップ本体と不正開封防止リング並びに不正開封防止キャップと螺合する注出口本体、それぞれの一実施例を示す、斜視説明図である。 本発明の不正開封防止機能付きキャップが注出口本体に螺合した状態を示す、部分断面説明図である。 図2の不正開封防止機能付きキャップを一度開栓した後、閉栓した状態を示す、部分断面説明図である。
符号の説明
10‥‥キャップ
11‥‥キャップ本体
12‥‥不正開封防止リング
13‥‥上リング
14‥‥下リング
15‥‥橋絡片
16‥‥雌螺子
20‥‥注出口本体
21‥‥筒状部
22‥‥筒状部突起
23‥‥雄螺子
111‥‥キャップラチェット片
131‥‥上ラチェット片
141‥‥下ラチェット片

Claims (2)

  1. 注出口本体の筒状部に螺着されるスクリュー式のキャップであって、
    前記キャップは、キャップ本体と該キャップ本体の裾部内側に嵌め込みセットされる不正開封防止リングとからなり、
    前記不正開封防止リングは、上下二段のリング状で、それぞれ二つ以上に分割されてなり、上段の上リングはキャップ本体の裾部内側に嵌合可能なように下段の下リングより小さく形成され、かつ、分割されたそれぞれの上リングの下縁と下リングの上縁とは細い橋絡片により一体に連結され、
    上リングの外周面には複数の上ラチェット片が突出して形成され、下リングの内周面には筒状部の外周面に突出して形成された筒状部突起に係合する複数の下ラチェット片が突出して形成され、
    前記キャップ本体には、該キャップ本体の裾部近傍の内周面に不正開封防止リングの上リング外周面に形成された上ラチェット片と係合するキャップラチェット片が突出して形成されてなることを特徴とする、不正開封防止機能付きキャップ。
  2. 前記キャップ本体と不正開封防止リングとが、熱可塑性プラスチック樹脂から形成されていることを特徴とする、請求項1記載の不正開封防止機能付きキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103204303A (zh) * 2013-02-22 2013-07-17 烟台海普制盖有限公司 一体式爆裂防伪盖
KR101500332B1 (ko) * 2014-11-06 2015-03-12 주식회사 진영화학 눌림방지용 봉인마개

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CN103204303B (zh) * 2013-02-22 2015-08-05 烟台海普制盖有限公司 一体式爆裂防伪盖
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