JP2005536364A - 伝達装置製造システム - Google Patents

Abstract

種々の構成要素（Ｍ、Ａ_１、Ａ_２、Ａ_３、Ｈ_ａｎ、Ｈ_ａｂ、Ａ_Ｅ、Ａ_Ｗ、Ａ_Ｆ）より構成する伝達装置を生成するシステムにおいて、ＳＰ−伝達機構あるいはＴＰ−伝達機構を有する伝達装置は構成要素Ｈ_ａｎと構成要素Ｈ_ａｂ及びＡ_２との異なった組み立てにより構成される。

Description

本発明は種々の構成要素から構成する伝達装置を製造するシステムに関するものである。

１段、２段あるいは３段のケーシング部から構成するそれに対応した段、変速段などを有する伝達装置が知られている。

さらに、伝達装置におけるＳＰ−あるいはＴＰ−伝達機構（Ｋｉｎｅｍａｔｉｋ）としての伝達機構が知られている。個々の伝達装置は例えば伝達機構ＳＰあるいは伝達機構ＴＰにおいて歯車列として動作する。そこでは、所定の歯車列を有する長い直線上の伝達装置が動作するにすぎない。全く異なった構成要素を用いて、短く、厚い伝達装置、例えばＴＰ−伝達装置として動作させることができる。

従って、異なった伝達機構を有する基本的構造方式、伝達装置があるにすぎない。

本発明は上記方法のシステムを創造するという課題に基づいたもので、汎用的に構成可能で、異なった伝達機構及び基本的構造方式に対して少なくとも部分的な構成要素を用いることができる。

それによって、任意の様式の構成要素数を最小限にし、種々の伝達機構、変速比あるいは出力を実現するようにしている。さらに、製造コストを下げるために部品を減らようにしている。

この課題を解決するため、異なった伝達装置へと組み立て可能なようにモジュール化している。

本発明では、例えばエンジン、エンジン取り付け板、出力段の中空軸輪、駆動段の内歯車及び出力ユニットのような基本的な構成要素を用いて、出力軸あるいは出力フランジとして作動する異なった出力ユニットを有する１段、２段あるいは３段の伝達装置を製造する。その伝達装置では、出力軸あるいは出力フランジとしての出力ユニットを形成する。

更に、本発明では組み立てにより、駆動段の内歯車を対応する出力段の汎用キャリアに結合してＴＰ−伝達機構に応じた伝達装置を実現できるようにするか、あるいはＳＰ−伝達機構の伝達装置を実現するため、別の組み立てにより駆動段の内歯車を固定したケーシングにねじ止めできるようにすることが重要である。

それにより、他の構成要素を追加しなくても、ＴＰ−あるいはＳＰ−伝達装置としての全伝達装置が同じ基本的構成要素を用いて組み立て可能となる。

同時に、汎用システムあるいは汎用モジュールにおいて、ユニットと共に１段、２段あるいは３段の伝達装置が生成される。

これにより、大きさ、ＴＰ−あるいはＳＰ−伝達装置に関係なく、種々の伝達装置伝達機構及び伝達様式の構成要素の数を著しく減らすことができる。

本発明では同一の構成要素を用いて異なった伝達機構、変速比及び出力を実現できる。

更に、個々の構成要素あるいはケーシング部は互いにねじ止めあるいは溶接、貼り合わせあるいは嵌合によって互いに結合することができる。即ち、特に例えばフランジ、軸、出力フランジ、センサなどに関して顧客の好みに応じた伝達装置を簡単に構成でき、従って、出力ユニットあるいは出力軸もしくは出力フランジの構成要素を簡単に、顧客の要望に合わせ適応できるようにする必要がある。

ＴＰ−あるいはＳＰ−として作動する１段、２段あるいは３段の伝達装置を形成するため、全ての残りの構成要素はその形状を保ったままにすることができる。

同様に、出力軸あるいは出力フランジの対応する個々の構成要素にセンサなどを備えることもできる。これも同様に、本発明の範囲内にある。

特に、出力構成要素あるいは出力ユニットの選択は、顧客の要望に応じた変更など伝達装置のカスタマイズに適している。

場合によっては、ＳＰ−あるいはＴＰ−伝達装置として作動する１段、２段あるいは３段の伝達装置に、種々のエンジン及び付属部材を付加することも考えられる。これにより、汎用システム、特に汎用構成モジュールを生成でき、種々の伝達機構、選択可能な変速比及びＳＰ−あるいはＴＰ−シリーズとしての伝達動作あるいは伝達様式を有する伝達装置を形成するための個々の構成要素を同一の数の構成要素により構築できる。これは、製造コストを著しく節約し、使用者が所望の伝達装置を構築できることを保証する。

以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。

図１ａには本発明による種々の伝達装置、１段、２段あるいは３段式伝達装置を製造するためのシステムＳ及び種々の要素から構成する１段、２段あるいは３段の伝達装置の種々の組み合わせの可能性を示し、各々の伝達装置に全く同じ構成要素を使えるようにしている。

各々の伝達装置はエンジンＭあるいはエンジン取り付け板Ａ_Ｍを有する構成部材の構成要素、出力段Ｈ_ａｂ及び破線で示す出力ユニットＡ_Ｅとして使用できる。

更に、伝達装置としての出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆは出力ユニットＡ_Ｅとして出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪に自動的に切り替え可能である。

１段の伝達装置は、構成部材あるいはエンジン取り付け板Ａ_Ｍは先ず付属部材Ａ_１に、次いで出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪、最終的には出力ユニットＡ_Ｅへ接続するように構成している。出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆが出力ユニットＡ_Ｅとして出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪に接続している。出力ユニットＡ_Ｅの操作は顧客に応じて選択及び変更できる。

このようにして１段の伝達装置を形成し、特に出力ユニットＡ_Ｅの領域で顧客に応じた変更ができる。例えば、フランジ、特殊仕様の軸、センサなど構成要素を修正あるいは変更することができる。

このことはエンジンＭ、付属部材Ａ_１あるいは特に出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪にもあてはまる。

同様に、エンジンＭあるいはエンジン取付け板Ａ_Ｍを駆動段Ｈ_ａｎの内歯車に連結している第２の付属部材Ａ_２に結合して２段の伝達装置を構成している。上記と同様にして、この駆動段に出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪が連結しており、顧客の要望及び作動形式に応じて出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆとして任意の出力ユニットＡ_Ｅを上記と同様に操作することができる。ここで重要なことは、少なくとも１段あるいは２段の伝達装置において、少なくともエンジンＭ、エンジン取付け板Ａ_Ｍ及び出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪、場合によっては出力ユニットＡ_Ｅを繰り返し変更せずに同等の構成部材として使用できることである。

３段の伝達装置を構成するには、２段の伝達装置に相当する構成において、付属部材Ａ_２と駆動段Ｈ_ａｎの内歯車との間に別の付属部材Ａ_３を設置する必要がある。

顧客の要望及び３段の伝達装置の操作に応じて、出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪、場合によっては、出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆとして任意の出力ユニットＡ_Ｅを上記と同様に連結することができる。

少数の構成要素を用いて、相当する構成要素が結合して構成している１、２あるいは３段の伝達装置を実現するために、種々の伝達装置を組み合わせることができる。

このようにして、最小数の構成要素を用いてモジュール方式の２段あるいは３段の伝達装置が実現できる。個々の構成要素は互いにねじ止め、溶接、組み立てあるいは他の方法により結合する必要がある。本発明はこれに限定されるものではない。

更に、特に出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆとして任意の出力ユニットＡ_Ｅを選ぶことにより、特定の軸あるいはフランジを有する、長いかあるいは短い伝達装置を１段あるいは多段に形成できる利点がある。このようにしてＴＰあるいはＳＰとしての異なった伝達機構によって種々の変速比、出力が作動可能となる。

このようにして、伝達装置を多能的にでき、実質的に同じ構成要素を用いて種々の様式で且つ種々の伝達機構を備えた伝達装置が製造可能となる。これにより限定された数の構成要素を用いて普遍的なモジュールが実現できる。構成要素からＳＰあるいはＴＰ伝達装置としての種々の伝達方式を１段、２段あるいは３段に実現できる。このようにして、同一の構成要素を用いて、方式のみならず所望の大きさ及び伝達機構の顧客に固有に調整した個々の伝達装置を作成できる。

２段のＴＰ−伝達装置を構成するには、駆動段Ｈ_ａｎの内歯車２０（図４参照）を出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪の汎用キャリア９（図５参照）に固定、特にねじ止めする。

２段のＳＰ−伝達装置を構成するには別の組み立て工程により駆動段Ｈ_ａｎの内歯車２０を付属部材Ａ_２の枠部分に固定、特にねじ止めする。

ＳＰ−あるいはＴＰ伝達装置を実現するために、同等の構成要素である出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪及び駆動段Ｈ_ａｎの内歯車並びに付属部材Ａ_２を使用できる。構成要素を用いてそれぞれ異なった伝達機構を保つためには、個々の構成要素の組み立て工程のみが重要である。

次に種々の伝達装置を形成する個々の構成要素について述べる。

図１ｂにＳＰ−伝達装置あるいはＴＰ−伝達装置の伝達機構を模式的に示す。ＳＰ−伝達装置の伝達機構面はＴＰ−伝達装置とは異なっている。技術的には周知のことであるのでＳＰ−及びＴＰ−伝達装置の伝達機構面については詳細には説明しない。

図２の（ａ）に示すようにエンジン軸１を有する任意のエンジンＭは、特に図３の（ａ）、（ｂ）に示すような付属部材Ａ_１あるいはＡ_２に直結している。場合によってはエンジン取付け板Ａ_Ｍを間に装着し、エンジン取り付け板が付属部材Ａ_１あるいはＡ_２と結合するようにする。

図に示すエンジン軸１は構成要素Ａ_１あるいはＡ_２の締め付けハブ２に嵌入している。付属部材Ａ_１あるいはＡ_２は締め付けハブ２の外側にケーシング部３を備えており、軸受け５を介して内部に太陽歯車４を嵌めこみ、太陽歯車はアダプタープラグ６として作動する。

図３の（ａ）、（ｂ）の付属部材Ａ_１及びＡ_２はケーシング部３の形状及び大きさでほぼ判別ができる。

１段の伝達装置の構成では、エンジンＭが締め付けハブ２あるいは付属部材Ａ_１に直結している。図５に示す出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪は付属部材Ａ_１に結合している。出力段Ｈ_ａｂの中空軸は太陽歯車８と嵌合している遊星歯車７を備えている。キャリア９は軸受け１１を介してケーシング部１０に装着されている。ケーシング部１０は外側でフランジ１２を備えており、そのフランジに図６の（ａ）、（ｂ）に示す出力軸Ａ_Ｗあるいは出力フランジＡ_Ｆが装着できるようになっている。

図５では汎用キャリア９はケーシング部１０より少々突出している。出力フランジＡ_Ｆはケーシング部１４を備えており、そこには軸受け１５及びフランジ１６を備えている。

フランジ１６は任意の加工品及び／あるいは工具の装着及び連結するかあるいは負荷を駆動するなどに使われる。

更に、ケーシング部１４は出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪のフランジ１２に適合するフランジ１７を備えている。１段の伝達装置では出力ユニットＡ_Ｅとして出力フランジＡ_Ｆを選択するとケーシング部１４と１０が適合し、出力フランジＡ_Ｆの軸受け１５は、同時に出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪の汎用キャリア９の軸受けを形成する。

ここでは汎用キャリア９は出力フランジＡ_Ｆのフランジ１６に完全に固定及び／あるいは嵌合して連結する。

１段の伝達装置では中空軸輪Ｈ_ａｂに出力軸Ａ_Ｗが適合及び連結し、特に図６の（ｂ）に示すようにケーシング部１７は中空軸輪Ｈ_ａｂのケーシング部１０の前面に連結する。ケーシング部１７の内部に軸受け１９を介して軸１８が装着されている。

更に、本発明において重要なことは、図６の（ａ）、（ｂ）に示すように出力軸Ａ_Ｗ及び出力フランジＡ_Ｆでは作動方式、ケーシング部１４及び１７の大きさが顧客の所望するように変更できることである。同様のことがフランジ１６あるいは軸１８の大きさ、様式にもあてはまる。図１に示す２段の伝達装置を構成すると図３の（ｂ）に示すように、エンジンＭは付属部材Ａ_２、場合によっては介在する取り付け板Ａ_Ｍに連結し、付属部材Ａ_２と出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪の間に、図４に示すような駆動段Ｈ_ａｎの内歯車を挿入する。図４には内歯車２０が示され、それには汎用キャリア２１が、少なくとも太陽歯車２３と噛み合っている遊星歯車２２を保持している。太陽歯車２３の両側に汎用キャリア２１が形成され、一方では軸受け２４を保持し、他の側はアダプタープラグ２５として形成されている。

アダプタープラグ２５の領域において出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪が駆動段Ｈ_ａｎの内歯車に連結しており、出力段内において太陽歯車８が汎用キャリア２１に嵌合及び／あるいは完全に固定されており且つ汎用キャリア９の奥側の部分（図５参照）が内歯車２０に嵌合して駆動段Ｈ_ａｎの内歯車と一体化あるいは内歯車内部に配置するようになっている。

駆動段Ｈ_ａｎの内歯車は２番目の段、特に付属部材Ａ_２と駆動段Ｈ_ａｎの内歯車との間に前段として挿入可能である。

駆動段Ｈ_ａｎの内歯車の軸受け２４は、付属部材Ａ_２及び駆動段Ｈ_ａｎを連結すると、図３の（ｂ）に示す付属部材Ａ_２はケーシング部３の軸受け座２６上に配置あるいは受けるように構成される。付属部材Ａ_２の太陽歯車４は駆動段Ｈ_ａｎの内歯車２０の太陽歯車２３に嵌合している。

更に、図３の（ｂ）に示す付属部材Ａ_２あるいは図５に示す出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪それぞれのケーシング部３及び１０が互いに結合し、上記のように駆動段Ｈ_ａｎの内歯車内に挿入される。ケーシング３及び１０は互いにねじ止め、溶接あるいは完全に固定かあるいは嵌合させてもよい。

３段の伝達装置を実現するにはエンジンＭあるいは取り付け板Ａ_Ｍを上述したような方法で付属部材Ａ_２（図３ｂ参照）と結合し、付属部材Ａ_２と上記の駆動段Ｈ_ａｎの内歯車の間に付属部材Ａ_３を挿入して構成する。付属部材Ａ_３はケーシング部２７を含んで構成し、一方は出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪のケーシング部１０に、他方は付属部材Ａ_２のケーシング部３に結合している。

ケーシング部２７には、汎用キャリア２８に備えられた遊星歯車３２と噛み合っている内歯車３１を備えている。少なくとも１個の遊星歯車３２が太陽歯車３３と噛み合っている。さらに、汎用キャリア２８の一部に軸受け３０を備えている。この構成はある意味では図４に示す駆動段Ｈ_ａｎの内歯車の構成に相当する。

付属部材Ａ_３を駆動段Ｈ_ａｎの内歯車と連結すると、太陽歯車２３がキャリア２８のアダプタープラグ２９に嵌合及び／あるいは完全に固定し、軸受け２４がケーシング部２７の軸受け座に据え付けられる。このようにして、汎用キャリア２８は太陽歯車２３に運動量を伝える。

３段の伝達装置を構成するように、構成要素Ａ_２とＡ_３を結合するとケーシング部３と２７が結合され、軸受け３０は軸受け座２６に嵌合し且つ太陽歯車３３が付属部材Ａ_２のキャリア４のアダプタープラグ６に嵌合する。

このようにして、同時に中間段が形成される。

ＴＰ−伝達機構を有するＴＰ−伝達装置、特に２段仕上げを実現するには、駆動段Ｈ_ａｎの内歯車２０を出力段Ｈ_ａｂの中空軸輪の汎用キャリア９に結合あるいはねじ止めする。

例えば、ＳＰ−伝達機構を有する伝達装置を構成するには、他の組み立て方法により、駆動段Ｈ_ａｎの内歯車２０を固定した付属部材Ａ_２のケーシング部３にねじ止めする必要がある（図３の（ｂ）及び図４参照）。

このように、構成要素Ｈ_ａｎ、Ｈ_ａｂ及びＡ_２を用いて、種々の方法によりＳＰ−あるいはＴＰ−伝達装置を組立てることができる。

個々の伝達装置、特に１段、２段及び３段の伝達装置を構成する個々の構成要素の配置を示す摸式図 ＳＰ−伝達装置及びＴＰ−伝達装置の伝達機構平面図 （ａ）エンジンの模式平面図 （ｂ）エンジン取り付け板の模式平面図 （ａ）、（ｂ）太陽歯車を組み込んだ締め付けハブを有する付属部材の縦断面摸式図 （ｃ）太陽歯車及び遊星歯車を組み込んだ付属部材の縦断面摸式図 駆動段の内歯車としての構成要素を示す縦断面摸式図 出力段の中空軸輪としての構成要素を示す縦断面摸式図 （ａ）出力フランジとして作動する出力ユニットを示す縦断面模式図 （ｂ）出力軸として作動する出力ユニットを示す縦断面摸式図

符号の説明

１ エンジン軸
２ 締め付けハブ
３ ケーシング部
４ 太陽歯車
５ 軸受け
６ アダプタープラグ
７ 遊星歯車
８ 太陽歯車
９ 汎用キャリア
１０ ケーシング部
１１ 軸受け
１２ フランジ
１４ ケーシング部
１５ 軸受け
１６ フランジ
１７ ケーシング部
１８ 軸
１９ 軸受け
２０ 内歯車
２１ 汎用キャリア
２２ 遊星歯車
２３ 太陽歯車
２４ 軸受け
２５ アダプタープラグ
２６ 軸受け座
２７ ケーシング部
２８ 汎用キャリア
２９ アダプタープラグ
３０ 軸受け
３１ 内歯車
３２ 遊星歯車
３３ 太陽歯車
３４ 軸受け座
Ａ_Ｅ 出力ユニット
Ａ_Ｆ 出力フランジ
Ａ_Ｗ 出力軸
Ａ_１、Ａ_２、Ａ_３ 付属部材
Ｈ_ａｂ 出力段の中空軸輪
Ｈ_ａｎ 駆動段の内歯車
Ｍ エンジン
Ｓ システム
ＳＰ、ＴＰ 伝達装置

Claims (16)

1. 種々の構成要素（Ｍ、Ａ_Ｍ、Ａ_１、Ａ_２、Ａ_３、Ｈ_ａｎ、Ｈ_ａｂ、Ａ_Ｅ）から構成している伝達装置を製造するシステムであって、
   構成要素（Ｍ、Ａ_Ｍ、Ａ_１、Ａ_２、Ａ_３、Ｈ_ａｎ、Ｈ_ａｂ、Ａ_Ｅ）を異なった伝達装置を組み立て可能なようにモジュール化したことを特徴とする伝達装置製造システム。
2. エンジン（Ｍ）あるいはエンジン取り付け板（Ａ_Ｍ）、出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪及び出力ユニット（Ａ_Ｅ）は異なった歯車列の全ての駆動装置に対して同一であることを特徴とする請求項１記載の伝達装置製造システム。
3. 駆動ユニット（Ａ_Ｅ）は出力軸（Ａ_Ｗ）、出力フランジ（Ａ_Ｆ）あるいはカスタマイズした出力ユニットとして作動することを特徴とする請求項１あるいは請求項２記載の伝達装置製造システム。
4. 出力ユニット（Ａ_Ｅ）を出力軸（Ａ_Ｗ）あるいは出力フランジ（Ａ_Ｆ）として選択することにより異なった伝達方式を製造可能にしたことを特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
5. １段の伝達装置はエンジン（Ｍ）あるいはエンジン取り付け板（Ａ_Ｍ）、出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪の構成要素から組み立て可能であることを特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
6. ２段の伝達装置はエンジン（Ｍ）あるいはエンジン取り付け板（Ａ_Ｍ）、付属部材（Ａ_２）、駆動段（Ｈ_ａｎ）の内歯車、出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪及び出力ユニット（Ａ_Ｅ）の構成要素から組み立て可能であることを特徴とする請求項１ないし請求項４のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
7. ３段の伝達装置はエンジン（Ｍ）あるいはエンジン取り付け板（Ａ_Ｍ）、付属部材（Ａ_２）、それに隣接する付属部材（Ａ_３）、それに隣接する駆動段（Ｈ_ａｎ）の内歯車、それに隣接する出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪及び出力ユニット（Ａ_Ｅ）の構成要素から構成していることを特徴とする請求項１ないし請求項４のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
8. ２段及び３段の伝達装置においてはエンジン（Ｍ）、付属部材（Ａ_２）、駆動段（Ｈ_ａｎ）の内歯車、出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪及び出力ユニット（Ａ_Ｅ）の構成要素が同一であることを特徴とする請求項６ないし請求項７記載の伝達装置製造システム。
9. ＳＰ−伝達装置を製造するための出力軸（Ａ_Ｗ）としての出力ユニット（Ａ_Ｅ）及びＴＰ−伝達装置を製造するための出力フランジ（Ａ_Ｆ）としての出力ユニット（Ａ_Ｅ）は出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪と共に組み立てられていることを特徴とする請求項１ないし請求項８のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
10. その時々の構成要素（Ａ_Ｍ）、（Ｈ_ａｂ）、（Ａ_Ｗ）、（Ａ_Ｆ）、（Ａ_１）、（Ａ_２）、（Ｈ_ａｎ）は互いに結合、特に溶接、圧着、ねじ止めあるいは嵌合可能に結合していることを特徴とする請求項１ないし請求項９のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
11. 出力ユニット（Ａ_Ｅ）はカスタマイズ、特に顧客に適用可能であり、出力軸（Ａ_Ｗ）あるいは出力フランジ（Ａ_Ｆ）として作動可能であることを特徴とする請求項１ないし請求項１０のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
12. ＴＰ−伝達装置を製造するために、駆動段（Ｈ_ａｎ）の内歯車（２０）が出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪のキャリア（９）に強固に結合し、特にねじ止めされていることを特徴とする請求項１ないし請求項１１のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
13. ＳＰ−伝達装置を製造するために、駆動段（Ｈ_ａｎ）の内歯車（２０）は付属部材（Ａ_２）の固定したケーシング（３）に強固に結合し、特にねじ止めされていることを特徴とする請求項１ないし請求項１１のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
14. 出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪の汎用キャリア（９）は出力軸（Ａ_Ｗ）のフランジ（１６）あるいは軸（１８）と結合し、特に溶接されていることを特徴とする請求項１ないし請求項１３のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
15. 出力段（Ｈ_ａｂ）の中空軸輪のケーシング部（１０）は出力フランジ（Ａ_Ｆ）のケーシング部（１４）あるいは出力軸（Ａ_Ｗ）のケーシング部（１７）と結合し、特に溶接されていることを特徴とする請求項１ないし請求項１４のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。
16. 内歯車（２０）の異なった組み立てにより、右側あるいは左側で連結するＳＰ−あるいはＴＰ−伝達機構を有する伝達装置を実現することを特徴とする請求項１ないし請求項１５のいずれか１項記載の伝達装置製造システム。

Images