JPH1137226A - 小型遊星歯車減速機及びその組立方法 - Google Patents
小型遊星歯車減速機及びその組立方法Info
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- JPH1137226A JPH1137226A JP21401197A JP21401197A JPH1137226A JP H1137226 A JPH1137226 A JP H1137226A JP 21401197 A JP21401197 A JP 21401197A JP 21401197 A JP21401197 A JP 21401197A JP H1137226 A JPH1137226 A JP H1137226A
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- gear
- stage
- housing case
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/46—Systems consisting of a plurality of gear trains each with orbital gears, i.e. systems having three or more central gears
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 最終減速比を決定する各段ギヤの遊星歯車ユ
ニットをそれぞれ選択することができるように部品を共
通化し、ボルトを用いない円筒小径で目的の減速比に合
わせた各段の減速歯車ユニットを連結して構成すること
により、低コストで多種多様な目的に対する仕様の小型
減速装置を提供する。 【構成】 複数段の遊星歯車ユニットと、その各配列に
対応するそれぞれ分割したリング状の内歯車付ハウジン
グケースとを同心状に並列に配置し、前記内歯車付ハウ
ジングケースが前記各遊星歯車ユニットと各段組み合わ
され連結する多段遊星歯車式減速機において、出力軸側
フランジ部と複数段のハウジングケースと入力側エンド
キャップ部を連接した配置で、各段のハウジングケー
ス、及びフランジ部、及びエンドキャップ部の各嵌合箇
所をそれぞれ接合固定手段により固着し、一体化する円
筒多段式の小型遊星歯車減速機。
ニットをそれぞれ選択することができるように部品を共
通化し、ボルトを用いない円筒小径で目的の減速比に合
わせた各段の減速歯車ユニットを連結して構成すること
により、低コストで多種多様な目的に対する仕様の小型
減速装置を提供する。 【構成】 複数段の遊星歯車ユニットと、その各配列に
対応するそれぞれ分割したリング状の内歯車付ハウジン
グケースとを同心状に並列に配置し、前記内歯車付ハウ
ジングケースが前記各遊星歯車ユニットと各段組み合わ
され連結する多段遊星歯車式減速機において、出力軸側
フランジ部と複数段のハウジングケースと入力側エンド
キャップ部を連接した配置で、各段のハウジングケー
ス、及びフランジ部、及びエンドキャップ部の各嵌合箇
所をそれぞれ接合固定手段により固着し、一体化する円
筒多段式の小型遊星歯車減速機。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段式の遊星歯車
減速機に関するものである。
減速機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば電動リモコン式バックミラー，電
動格納式アウトサイドミラー等の自動車用付属機器、あ
るいはオフィスにおけるＯＡ周辺機器等のメディア挿入
出駆動装置部品において、動力源である電動機（小型モ
ータ）の軸回転出力を所望の回転域に減速して伝動しな
ければならない場合が多々ある。
動格納式アウトサイドミラー等の自動車用付属機器、あ
るいはオフィスにおけるＯＡ周辺機器等のメディア挿入
出駆動装置部品において、動力源である電動機（小型モ
ータ）の軸回転出力を所望の回転域に減速して伝動しな
ければならない場合が多々ある。
【０００３】こうした要求の場合、小型軽量で比較的大
きい減速比を得るには、遊星歯車式の減速装置が適用さ
れることが多く、各機器に組み込まれ使用されている。
しかし単一的な遊星歯車による１段減速では減速比が充
分得られないことも多く、このようなときは多段式の遊
星歯車減速装置が必要となる。
きい減速比を得るには、遊星歯車式の減速装置が適用さ
れることが多く、各機器に組み込まれ使用されている。
しかし単一的な遊星歯車による１段減速では減速比が充
分得られないことも多く、このようなときは多段式の遊
星歯車減速装置が必要となる。
【０００４】図２は、従来から用いられている多段遊星
歯車式減速機の一実施例で、３段遊星歯車式減速機の分
解斜視図を示すものである。
歯車式減速機の一実施例で、３段遊星歯車式減速機の分
解斜視図を示すものである。
【０００５】図に示すように、円筒内径に内歯車が形成
された一体型ハウジングケース１内には、これと同心状
に３組の遊星歯車ユニットＰ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収
納され、多段式の遊星歯車減速構造を形成している。
された一体型ハウジングケース１内には、これと同心状
に３組の遊星歯車ユニットＰ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収
納され、多段式の遊星歯車減速構造を形成している。
【０００６】Ｐ１は第１段減速用遊星歯車ユニットであ
り、図示していない駆動用モータがエンドキャップ３側
に取り付けられた時、モータの回転シャフトに固着され
たカナ歯車が、Ｐ１ユニットの３個配置の遊星歯車（プ
ラネットギヤ）５Ａと噛み合うような構造となり、この
第１段減速用遊星歯車ユニットＰ１の遊星キャリア（プ
ラネットキャリア）４Ａ中心軸上の太陽歯車（サンギ
ヤ）９Ａは次段Ｐ２の遊星歯車５Ｂに連結される。
り、図示していない駆動用モータがエンドキャップ３側
に取り付けられた時、モータの回転シャフトに固着され
たカナ歯車が、Ｐ１ユニットの３個配置の遊星歯車（プ
ラネットギヤ）５Ａと噛み合うような構造となり、この
第１段減速用遊星歯車ユニットＰ１の遊星キャリア（プ
ラネットキャリア）４Ａ中心軸上の太陽歯車（サンギ
ヤ）９Ａは次段Ｐ２の遊星歯車５Ｂに連結される。
【０００７】このようにして各段の遊星歯車ユニット
は、その入力をモータ回転軸（太陽歯車）から遊星歯車
５Ａ→遊星キャリア４Ａ→太陽歯車９Ａ→遊星歯車５Ｂ
→遊星キャリア４Ｂへと順次に伝動を伝え、最終段の遊
星歯車ユニットＰ３の遊星キャリア４Ｃは出力軸６と連
結され、最終的な減速出力を伝えている。
は、その入力をモータ回転軸（太陽歯車）から遊星歯車
５Ａ→遊星キャリア４Ａ→太陽歯車９Ａ→遊星歯車５Ｂ
→遊星キャリア４Ｂへと順次に伝動を伝え、最終段の遊
星歯車ユニットＰ３の遊星キャリア４Ｃは出力軸６と連
結され、最終的な減速出力を伝えている。
【０００８】この時、減速比は一体に形成されたハウジ
ングケース１の内歯車の歯数、並びに各段で組み合わさ
れる太陽歯車の歯数、並びに多段遊星歯車ユニットの段
数によりそれぞれ決定され、目的の仕様により、組み合
わされる遊星歯車の減速比の設計が異なる。
ングケース１の内歯車の歯数、並びに各段で組み合わさ
れる太陽歯車の歯数、並びに多段遊星歯車ユニットの段
数によりそれぞれ決定され、目的の仕様により、組み合
わされる遊星歯車の減速比の設計が異なる。
【０００９】上記に述べた従来型の各段の遊星歯車ユニ
ットは、全て同じ内歯車歯数で一体型の円筒状ハウジン
グケース１内に収容されている。また遊星キャリア４は
構造的に遊星歯車５の取り付け位置（中心からの距離）
が変更でき、図に示すように通常の位置Ｍと、新たに歯
車軸を追加する位置Ｎとの各配置で、中心距離が異なる
位置で２通りの配置が選択でき、よって歯数の異なる別
の遊星歯車５'と太陽歯車９'が組み込めるので一段で２
通りの減速比が設定できる。
ットは、全て同じ内歯車歯数で一体型の円筒状ハウジン
グケース１内に収容されている。また遊星キャリア４は
構造的に遊星歯車５の取り付け位置（中心からの距離）
が変更でき、図に示すように通常の位置Ｍと、新たに歯
車軸を追加する位置Ｎとの各配置で、中心距離が異なる
位置で２通りの配置が選択でき、よって歯数の異なる別
の遊星歯車５'と太陽歯車９'が組み込めるので一段で２
通りの減速比が設定できる。
【００１０】さらにこれら減速段は、出力軸６の軸受７
を内包するフランジ２とエンドキャップ３に間挿される
配置で、それぞれ各４本のボルト８で円筒状ハウジング
ケース１に両側からネジ止めされ、減速機として一体に
組立られている。
を内包するフランジ２とエンドキャップ３に間挿される
配置で、それぞれ各４本のボルト８で円筒状ハウジング
ケース１に両側からネジ止めされ、減速機として一体に
組立られている。
【００１１】このように構成された従来型の遊星歯車式
減速機は、一機種大量生産においては充分採算が取れて
いたが、今日のような多品種少量化の生産体制において
は部品加工コストに多々問題があった。また、フランジ
２とエンドキャップ３はボルト８によりハウジングケー
ス１にネジ止め固定されているので、４箇所のボルト取
付け孔によりハウジングケース外径寸法がその分だけ大
きくなり、小型小径化ができない大きな要因となってい
た。
減速機は、一機種大量生産においては充分採算が取れて
いたが、今日のような多品種少量化の生産体制において
は部品加工コストに多々問題があった。また、フランジ
２とエンドキャップ３はボルト８によりハウジングケー
ス１にネジ止め固定されているので、４箇所のボルト取
付け孔によりハウジングケース外径寸法がその分だけ大
きくなり、小型小径化ができない大きな要因となってい
た。
【００１２】つまり、多種多様な目的に合わせた減速比
を得るためには、ギヤ比を決定する内歯車を形成する円
筒状ハウジングケース１の設計変更がその都度必要であ
り、金属射出成形法、ダイカスト法、焼結法、その他機
械加工等の各工法から選択した成形手段を用い、用途に
合わせた１つ１つの個別仕様のハウジングケース部品を
設計及び成形しなければならず、ボルトの取付孔残肉寸
法にも設計上問題があった。
を得るためには、ギヤ比を決定する内歯車を形成する円
筒状ハウジングケース１の設計変更がその都度必要であ
り、金属射出成形法、ダイカスト法、焼結法、その他機
械加工等の各工法から選択した成形手段を用い、用途に
合わせた１つ１つの個別仕様のハウジングケース部品を
設計及び成形しなければならず、ボルトの取付孔残肉寸
法にも設計上問題があった。
【００１３】この場合、ギヤ段数あるいは歯数に応じて
機種別に専用設計のハウジングケース製作用金型が必要
となり、少量多品種の機種構成では個々の金型製作費が
かかり、部品単価で非常にコストアップとなっていた。
機種別に専用設計のハウジングケース製作用金型が必要
となり、少量多品種の機種構成では個々の金型製作費が
かかり、部品単価で非常にコストアップとなっていた。
【００１４】さらに、各減速段の段数が多くなればなる
ほどハウジングケース内径長手方向の内歯車の成形加工
が困難となり、減速機の性能品質上、精度，効率，騒
音，寿命等の諸問題をきたすことが往々にあり、多段化
におけるハウジングケースの加工及び製作方法及び小型
化が検討されていた。
ほどハウジングケース内径長手方向の内歯車の成形加工
が困難となり、減速機の性能品質上、精度，効率，騒
音，寿命等の諸問題をきたすことが往々にあり、多段化
におけるハウジングケースの加工及び製作方法及び小型
化が検討されていた。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少量
多品種の遊星歯車減速機生産体制においても、ハウジン
グケース製作費のコストが低く、かつ多種多様な目的に
合わせた減速比が得られ、減速ギヤ比を決定する内歯車
を形成した円筒状ハウジングケース及び遊星歯車ユニッ
トの設計変更があっても、即座にそれに対応できる構
造、すなわち用途に合わせた１つ１つのハウジングケー
ス単一部品の組み合わせにより減速歯車機構として機能
する多段遊星歯車式の減速装置を提供することである。
多品種の遊星歯車減速機生産体制においても、ハウジン
グケース製作費のコストが低く、かつ多種多様な目的に
合わせた減速比が得られ、減速ギヤ比を決定する内歯車
を形成した円筒状ハウジングケース及び遊星歯車ユニッ
トの設計変更があっても、即座にそれに対応できる構
造、すなわち用途に合わせた１つ１つのハウジングケー
ス単一部品の組み合わせにより減速歯車機構として機能
する多段遊星歯車式の減速装置を提供することである。
【００１６】また、本発明は上述した課題に加えて、減
速ギヤ段数に応じて長手方向の長さ寸法の異なる専用の
一体型ハウジングケース製作用金型が必要ない減速機構
造、及び各減速段の段数が多くなった場合でも、ハウジ
ングケース内径長手方向の難易度の高い高精度な内歯車
成形加工技術が無用な、これら構造上の問題を解決する
多段遊星歯車式減速装置を提供することを目的とする。
速ギヤ段数に応じて長手方向の長さ寸法の異なる専用の
一体型ハウジングケース製作用金型が必要ない減速機構
造、及び各減速段の段数が多くなった場合でも、ハウジ
ングケース内径長手方向の難易度の高い高精度な内歯車
成形加工技術が無用な、これら構造上の問題を解決する
多段遊星歯車式減速装置を提供することを目的とする。
【００１７】更に本発明は、最終減速比を決定する各段
ギヤの遊星歯車ユニットをそれぞれ選択することができ
るように部品を共通化し、ボルトを用いない円筒小径で
目的の減速比に合わせた各段の減速歯車ユニットを連結
して構成することにより、低コストで多種多様な目的に
対する仕様の小型減速装置を提供することを目的とす
る。
ギヤの遊星歯車ユニットをそれぞれ選択することができ
るように部品を共通化し、ボルトを用いない円筒小径で
目的の減速比に合わせた各段の減速歯車ユニットを連結
して構成することにより、低コストで多種多様な目的に
対する仕様の小型減速装置を提供することを目的とす
る。
【００１８】
【課題を解決するための手段】本発明の多段遊星歯車式
減速装置は上記の問題を鑑み、複数段の遊星歯車ユニッ
トの配列に対応するそれぞれ分割したリング状内歯車付
ハウジングケースを同心状に複数段一連に配置し、この
各減速段一連を出力軸側フランジ部と入力側エンドキャ
ップ部の間に間挿する形で連接し、接合技術を用いて一
連を固着し、減速機構として一体に形成する遊星歯車減
速機である。
減速装置は上記の問題を鑑み、複数段の遊星歯車ユニッ
トの配列に対応するそれぞれ分割したリング状内歯車付
ハウジングケースを同心状に複数段一連に配置し、この
各減速段一連を出力軸側フランジ部と入力側エンドキャ
ップ部の間に間挿する形で連接し、接合技術を用いて一
連を固着し、減速機構として一体に形成する遊星歯車減
速機である。
【００１９】また、配置された複数段の遊星歯車ユニッ
トの各々が、内歯車の歯数が異なる分割したハウジング
ケースの各段に対し同心に配置される構造でもよく、各
段の遊星歯車ユニットごとに個別に細かな減速比が設定
されるので、遊星歯車ユニットとの任意な組み合わせに
より、最終減速比は多種類のものが得られる遊星歯車減
速機である。
トの各々が、内歯車の歯数が異なる分割したハウジング
ケースの各段に対し同心に配置される構造でもよく、各
段の遊星歯車ユニットごとに個別に細かな減速比が設定
されるので、遊星歯車ユニットとの任意な組み合わせに
より、最終減速比は多種類のものが得られる遊星歯車減
速機である。
【００２０】さらに減速段ハウジングケースの外径寸法
が、ボルトを用いない連結構造であるため、全体的に小
径化にでき、減速段数の選択も構造上比較的容易にでき
る。
が、ボルトを用いない連結構造であるため、全体的に小
径化にでき、減速段数の選択も構造上比較的容易にでき
る。
【００２１】
【発明の実施の形態】図１に本発明の３段遊星歯車式減
速機の内部構造分解斜視図を示す。図のように本発明の
３段遊星歯車部分は、同心状に３組の遊星歯車ユニット
Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収納され、これに対応し内歯
車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ３の各ギヤ段に応じ
た段数に分割された薄厚のリング状ハウジングケースＳ
１，Ｓ２，Ｓ３から形成され、一連が円筒外周部分で隙
間はめに嵌合されている。
速機の内部構造分解斜視図を示す。図のように本発明の
３段遊星歯車部分は、同心状に３組の遊星歯車ユニット
Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収納され、これに対応し内歯
車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ３の各ギヤ段に応じ
た段数に分割された薄厚のリング状ハウジングケースＳ
１，Ｓ２，Ｓ３から形成され、一連が円筒外周部分で隙
間はめに嵌合されている。
【００２２】さらに前記３段減速部分は、出力軸側フラ
ンジ２と入力側エンドキャップ３の間に減速部分が間挿
される形で、外周部分をスポット溶接により一体に固着
され、リング状ハウジングケースＳ１〜Ｓ３の３段減速
装置が構成されている。
ンジ２と入力側エンドキャップ３の間に減速部分が間挿
される形で、外周部分をスポット溶接により一体に固着
され、リング状ハウジングケースＳ１〜Ｓ３の３段減速
装置が構成されている。
【００２３】また、３段に分割されたハウジングケース
Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３の内歯車同士の連結境目部分は、互い
の各段遊星歯車５が噛み合わない空間隙間部分を考慮し
て設計されており、更に各ハウジングケース同士の連結
組み込みは、任意のキー溝Ｄによる位置決め手段により
回転方向の位置が決められている。
Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３の内歯車同士の連結境目部分は、互い
の各段遊星歯車５が噛み合わない空間隙間部分を考慮し
て設計されており、更に各ハウジングケース同士の連結
組み込みは、任意のキー溝Ｄによる位置決め手段により
回転方向の位置が決められている。
【００２４】
【実施例１】図３に本発明の４段遊星歯車式減速機の構
造斜視図を示す。図のように同心状に４組の遊星歯車ユ
ニットＰ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が一列に収納され、これ
に対し内歯車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ４の各ギ
ヤ段に応じた段数に分割された薄厚のリング状ハウジン
グケースＳ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４により形成され、一連
が円筒外周部分の段付部で隙間はめに嵌合され、減速４
段の組立後、出力軸側フランジ２と入力側エンドキャッ
プ３の間に間挿される形で、スポット溶接により固着さ
れ、リング状ハウジングケースＳ１〜Ｓ４の４段が一体
となる構成である。
造斜視図を示す。図のように同心状に４組の遊星歯車ユ
ニットＰ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が一列に収納され、これ
に対し内歯車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ４の各ギ
ヤ段に応じた段数に分割された薄厚のリング状ハウジン
グケースＳ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４により形成され、一連
が円筒外周部分の段付部で隙間はめに嵌合され、減速４
段の組立後、出力軸側フランジ２と入力側エンドキャッ
プ３の間に間挿される形で、スポット溶接により固着さ
れ、リング状ハウジングケースＳ１〜Ｓ４の４段が一体
となる構成である。
【００２５】構成部品の材質としては、真鍮、リン青
銅、ベリ銅等の銅系、又はＳＵＳ系、又はＳＵＭ（硫黄
複合研削綱材）、ＳＫ材等の鉄系、又はアルミニウム
系、又は洋白等の各金属材料から選択された一種、又は
ＰＯＭ、ＰＡ、ＰＣ系の樹脂材料から選択された一種な
ど、これら材料の組み合わせが可能である。金属材料の
場合は、スポット溶接の他、ロー付け、カシメあるいは
ハメ合い圧入でもよく、また樹脂材料の場合は、接着剤
あるいは超音波接合の固定方法がある。
銅、ベリ銅等の銅系、又はＳＵＳ系、又はＳＵＭ（硫黄
複合研削綱材）、ＳＫ材等の鉄系、又はアルミニウム
系、又は洋白等の各金属材料から選択された一種、又は
ＰＯＭ、ＰＡ、ＰＣ系の樹脂材料から選択された一種な
ど、これら材料の組み合わせが可能である。金属材料の
場合は、スポット溶接の他、ロー付け、カシメあるいは
ハメ合い圧入でもよく、また樹脂材料の場合は、接着剤
あるいは超音波接合の固定方法がある。
【００２６】また組立方法としては、最終段の遊星キャ
リア４Ｄと一体の出力軸６をフランジ２内包のベアリン
グ７と嵌合させ、次に前記フランジ部一端側に、内歯車
が形成されたリング状のハウジングケースＳ４（１段
分）を組み込み、次に前記出力軸側と反対側の最終段遊
星キャリア４Ｄの円周上に、120度配分で３ヶ所の位置
に遊星歯車５Ｄ、及びその遊星歯車５Ｄの３ヶ所配置中
心に太陽歯車９Ｃ一つを組み、続いて次段のハウジング
ケースＳ３、遊星キャリア４Ｃ、続いて遊星歯車５Ｃと
太陽歯車９Ｂの順で各減速歯車段を４段分順次積み重
ね、最後にエンドキャップ３を取り付けた後、ハウジン
グケース一連をスポット溶接で一体に固着し、さらに外
周部隙間を低温ロー付け処理して組み立てを行った。
リア４Ｄと一体の出力軸６をフランジ２内包のベアリン
グ７と嵌合させ、次に前記フランジ部一端側に、内歯車
が形成されたリング状のハウジングケースＳ４（１段
分）を組み込み、次に前記出力軸側と反対側の最終段遊
星キャリア４Ｄの円周上に、120度配分で３ヶ所の位置
に遊星歯車５Ｄ、及びその遊星歯車５Ｄの３ヶ所配置中
心に太陽歯車９Ｃ一つを組み、続いて次段のハウジング
ケースＳ３、遊星キャリア４Ｃ、続いて遊星歯車５Ｃと
太陽歯車９Ｂの順で各減速歯車段を４段分順次積み重
ね、最後にエンドキャップ３を取り付けた後、ハウジン
グケース一連をスポット溶接で一体に固着し、さらに外
周部隙間を低温ロー付け処理して組み立てを行った。
【００２７】このように構成された本発明の遊星歯車式
減速機は、減速段機構の一端に位置する第１段減速遊星
歯車ユニットＰ１側、つまりエンドキャップ３側に駆動
用モータが取り付けられた場合、先の図１の遊星歯車機
構の例に示すように、モータの回転シャフトに固着され
たカナ歯車がＰ１ユニットの３個の遊星歯車５Ａと噛み
合うようになり、Ｐ１ユニットの遊星キャリア４Ａ中心
軸上の太陽歯車９Ａは次段Ｐ２ユニットの遊星歯車５Ｂ
に連結される。
減速機は、減速段機構の一端に位置する第１段減速遊星
歯車ユニットＰ１側、つまりエンドキャップ３側に駆動
用モータが取り付けられた場合、先の図１の遊星歯車機
構の例に示すように、モータの回転シャフトに固着され
たカナ歯車がＰ１ユニットの３個の遊星歯車５Ａと噛み
合うようになり、Ｐ１ユニットの遊星キャリア４Ａ中心
軸上の太陽歯車９Ａは次段Ｐ２ユニットの遊星歯車５Ｂ
に連結される。
【００２８】このように各段の遊星歯車ユニットは、そ
の入力をモータ回転軸（太陽歯車）から遊星歯車５Ａ→
遊星キャリア４Ａ→太陽歯車９Ａ→遊星歯車５Ｂ→遊星
キャリア４Ｂへと順次に伝動を伝え、最終段の遊星歯車
ユニットＰ４の遊星キャリア４Ｄは出力軸６と連結さ
れ、最終的な減速出力を伝えている。またギヤユニット
は形状的にも、減速機全体の外径寸法が小径であり、組
み合わせて使用する駆動用モータの外径寸法と同じく、
外径側をストレートに合わせることができる。
の入力をモータ回転軸（太陽歯車）から遊星歯車５Ａ→
遊星キャリア４Ａ→太陽歯車９Ａ→遊星歯車５Ｂ→遊星
キャリア４Ｂへと順次に伝動を伝え、最終段の遊星歯車
ユニットＰ４の遊星キャリア４Ｄは出力軸６と連結さ
れ、最終的な減速出力を伝えている。またギヤユニット
は形状的にも、減速機全体の外径寸法が小径であり、組
み合わせて使用する駆動用モータの外径寸法と同じく、
外径側をストレートに合わせることができる。
【００２９】この時、太陽歯車，遊星歯車，及び薄厚の
内歯車付ハウジングケースの組み合わせは、減速第１段
から第４段まで各段個別の歯数設定ができ、前記従来例
同様、遊星キャリア上の遊星歯車中心距離を２通りの配
置で選択できることと合わせて、任意の歯車の組み合わ
せが数十種類まで可能となる。
内歯車付ハウジングケースの組み合わせは、減速第１段
から第４段まで各段個別の歯数設定ができ、前記従来例
同様、遊星キャリア上の遊星歯車中心距離を２通りの配
置で選択できることと合わせて、任意の歯車の組み合わ
せが数十種類まで可能となる。
【００３０】また、より大きな減速比を得るため既存の
４段に１段分を追加し５段減速とすることも組立構造上
容易であり、段数の設計変更及び減速比の対応範囲がさ
らに拡大した。
４段に１段分を追加し５段減速とすることも組立構造上
容易であり、段数の設計変更及び減速比の対応範囲がさ
らに拡大した。
【００３１】
【実施例２】図４に本発明の３段遊星歯車式減速機の別
の一例を示す。図のように同心状に３組の遊星歯車ユニ
ットＰ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収納され、これに対し内
歯車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ３の各ギヤ段に応
じた段数に分割された薄厚のリング状インナーギヤＲ
１，Ｒ２，Ｒ３により形成され、一連のインナーギヤＲ
１〜Ｒ３が円筒状ハウジングケース10内で外周部分のキ
ー溝Ｄで隙間はめに嵌合されてている。
の一例を示す。図のように同心状に３組の遊星歯車ユニ
ットＰ１，Ｐ２，Ｐ３が一列に収納され、これに対し内
歯車は、各遊星歯車ユニットＰ１〜Ｐ３の各ギヤ段に応
じた段数に分割された薄厚のリング状インナーギヤＲ
１，Ｒ２，Ｒ３により形成され、一連のインナーギヤＲ
１〜Ｒ３が円筒状ハウジングケース10内で外周部分のキ
ー溝Ｄで隙間はめに嵌合されてている。
【００３２】減速３段の組立後、出力軸側フランジ２と
入力側エンドキャップ３に間挿される形で、ハウジング
ケース10とフランジ２、及びハウジングケース10とエン
ドキャップ３の嵌合部分をスポット溶接により固着する
ことにより、円筒状ハウジングケース10内にＲ１〜Ｒ３
の３段が一体となる構成である。
入力側エンドキャップ３に間挿される形で、ハウジング
ケース10とフランジ２、及びハウジングケース10とエン
ドキャップ３の嵌合部分をスポット溶接により固着する
ことにより、円筒状ハウジングケース10内にＲ１〜Ｒ３
の３段が一体となる構成である。
【００３３】これらの構成部品の材質としては、真鍮、
リン青銅、ベリ銅等の銅系、又はＳＵＳ系、又はＳＵＭ
（硫黄複合研削綱材）、ＳＫ材等の鉄系、又はアルミニ
ウム系、又は洋白等の各金属材料から選択された一種、
又はＰＯＭ、ＰＡ、ＰＣ系の樹脂材料から選択された一
種など、これら材料の組み合わせが可能である。またハ
ウジングケース10及びフランジ２及びエンドキャップ３
の組み合わせは、金属材料の場合はスポット溶接の他、
ロー付け、カシメあるいはハメ合い圧入でもよく、また
樹脂材料の場合は、接着剤あるいは超音波接合の固着方
法がある。
リン青銅、ベリ銅等の銅系、又はＳＵＳ系、又はＳＵＭ
（硫黄複合研削綱材）、ＳＫ材等の鉄系、又はアルミニ
ウム系、又は洋白等の各金属材料から選択された一種、
又はＰＯＭ、ＰＡ、ＰＣ系の樹脂材料から選択された一
種など、これら材料の組み合わせが可能である。またハ
ウジングケース10及びフランジ２及びエンドキャップ３
の組み合わせは、金属材料の場合はスポット溶接の他、
ロー付け、カシメあるいはハメ合い圧入でもよく、また
樹脂材料の場合は、接着剤あるいは超音波接合の固着方
法がある。
【００３４】また組立方法としては、最終段の遊星キャ
リア４Ｃと一体の出力軸６をフランジ２内包のベアリン
グ７と嵌合させ、次に前記フランジ部一端側に、内歯車
が形成されたリング状のインナーギヤＲ３（１段分）を
組み込み、次に前記出力軸側と反対側の最終段遊星キャ
リア４Ｃの円周上に、120度配分で３ヶ所の位置に遊星
歯車５Ｃ、及びその遊星歯車５Ｃの３ヶ所配置中心に太
陽歯車９Ｂ一つを組み、続いて次段のインナーギヤＲ
２、遊星キャリア４Ｂ、続いて遊星歯車５Ｂと太陽歯車
９Ａの順で各減速歯車段を３段分順次積み重ね、このイ
ンナーギヤ３段を内包して円筒状ハウジングケース10を
フランジ２にはめ込み、最後にエンドキャップ３をハウ
ジングケース他端側に取り付けた後、ハウジングケース
10とフランジ２、及びハウジングケース10とエンドキャ
ップ３の嵌合部をスポット溶接で一体に固着し、さらに
嵌合外周部隙間を低温ロー付け処理して組み立てを行っ
た。
リア４Ｃと一体の出力軸６をフランジ２内包のベアリン
グ７と嵌合させ、次に前記フランジ部一端側に、内歯車
が形成されたリング状のインナーギヤＲ３（１段分）を
組み込み、次に前記出力軸側と反対側の最終段遊星キャ
リア４Ｃの円周上に、120度配分で３ヶ所の位置に遊星
歯車５Ｃ、及びその遊星歯車５Ｃの３ヶ所配置中心に太
陽歯車９Ｂ一つを組み、続いて次段のインナーギヤＲ
２、遊星キャリア４Ｂ、続いて遊星歯車５Ｂと太陽歯車
９Ａの順で各減速歯車段を３段分順次積み重ね、このイ
ンナーギヤ３段を内包して円筒状ハウジングケース10を
フランジ２にはめ込み、最後にエンドキャップ３をハウ
ジングケース他端側に取り付けた後、ハウジングケース
10とフランジ２、及びハウジングケース10とエンドキャ
ップ３の嵌合部をスポット溶接で一体に固着し、さらに
嵌合外周部隙間を低温ロー付け処理して組み立てを行っ
た。
【００３５】このように構成された上記の遊星歯車式減
速機は、実施例１に比べて外観的に格段の連結部分に段
差が見られず、また連結箇所が少なくて済むので溶接等
の固着作業が簡略化でき、強度的にも安定した。
速機は、実施例１に比べて外観的に格段の連結部分に段
差が見られず、また連結箇所が少なくて済むので溶接等
の固着作業が簡略化でき、強度的にも安定した。
【００３６】また形状的にも、減速機全体の外径寸法が
小径であり、組み合わせて使用する駆動用モータの外径
寸法に対しストレートに合わせることができる。
小径であり、組み合わせて使用する駆動用モータの外径
寸法に対しストレートに合わせることができる。
【００３７】本発明の構造では、分割した内歯車付ハウ
ジングケースの共通部品を用いて減速段数の変更が任意
に可能となり、ハウジングケース段及び減速歯車ユニッ
トを接合固定する前に段数を増減することができ、２段
あるいは４段，５段減速への変更組み合わせも可能とな
る。
ジングケースの共通部品を用いて減速段数の変更が任意
に可能となり、ハウジングケース段及び減速歯車ユニッ
トを接合固定する前に段数を増減することができ、２段
あるいは４段，５段減速への変更組み合わせも可能とな
る。
【００３８】また高減速比を得る多段減速仕様になった
場合においても、数少ない共通な部品構成により、多種
でかつ高減速の減速比が得られ、加えてハウジングケー
ス外径寸法は、ボルトによる取付構造を用いない嵌合型
の直接接合構造であるので、減速機の小径化が可能とな
り、組み合わされる駆動用モータと同径にすることが可
能となった。
場合においても、数少ない共通な部品構成により、多種
でかつ高減速の減速比が得られ、加えてハウジングケー
ス外径寸法は、ボルトによる取付構造を用いない嵌合型
の直接接合構造であるので、減速機の小径化が可能とな
り、組み合わされる駆動用モータと同径にすることが可
能となった。
【００３９】また、多段遊星歯車装置機構の組立におい
ても、組み込み作業手順が容易になり、長い円筒状一体
型のハウジングケース底奥から１段づつ順を追って組み
立てる従来組立作業に代わり、手間がかからず、分割さ
れた一段一段の遊星歯車ユニットを内歯車付ハウジング
ケースと共に積み重ねるように組み立てることができる
ので、組立作業能率が向上し、生産性がアップした。
ても、組み込み作業手順が容易になり、長い円筒状一体
型のハウジングケース底奥から１段づつ順を追って組み
立てる従来組立作業に代わり、手間がかからず、分割さ
れた一段一段の遊星歯車ユニットを内歯車付ハウジング
ケースと共に積み重ねるように組み立てることができる
ので、組立作業能率が向上し、生産性がアップした。
【００４０】また、最終減速比を決定する各段の内歯車
付ハウジングケース及び遊星歯車ユニットをそれぞれ選
択することができるように部品を共通化し、目的に合わ
せた各段の減速歯車ユニットを連結して減速ギヤを構成
したので、部品コストの低減ができた。
付ハウジングケース及び遊星歯車ユニットをそれぞれ選
択することができるように部品を共通化し、目的に合わ
せた各段の減速歯車ユニットを連結して減速ギヤを構成
したので、部品コストの低減ができた。
【００４１】また、各段のハウジングケース単体の厚み
が薄く、歯幅の距離が短いため、内歯車の形状加工後の
精度を充分確保でき、歯車の寿命，騒音，ギヤ効率等に
おいて性能と信頼性の向上が図れた。
が薄く、歯幅の距離が短いため、内歯車の形状加工後の
精度を充分確保でき、歯車の寿命，騒音，ギヤ効率等に
おいて性能と信頼性の向上が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る３段遊星歯車式減速機の分解斜視
図。
図。
【図２】従来例の３段遊星歯車式減速機の分解斜視図。
【図３】本発明に係る４段遊星歯車式減速機の分解斜視
図。
図。
【図４】本発明に係る３段遊星歯車式減速機の別の一例
を示す分解斜視図。
を示す分解斜視図。
１ ハウジングケース ２ フランジ ３ エンドキャップ ４ 遊星キャリア ５ 遊星歯車 ６ 出力軸 ７ 軸受 ８ ボルト ９ 太陽歯車 10 ハウジングケース
Claims (3)
- 【請求項１】 複数段の遊星歯車ユニットと、その各配
列に対応するそれぞれ分割したリング状の内歯車付ハウ
ジングケースとを同心状に並列に配置し、前記内歯車付
ハウジングケースが前記各遊星歯車ユニットと各段組み
合わされ連結する多段遊星歯車式減速機において、出力
軸側フランジ部と複数段のハウジングケースと入力側エ
ンドキャップ部を連接した配置で、各段のハウジングケ
ース、及びフランジ部、及びエンドキャップ部の各嵌合
箇所をそれぞれ接合固定手段により固着し、一体化した
ことを特徴とする円筒多段式の小型遊星歯車減速機。 - 【請求項２】 最終段遊星キャリアと一体の出力軸をフ
ランジ部ベアリングと嵌合させ、前記フランジ部一端側
に内歯車が形成された分割したハウジングケース１段を
組み込み、次に前記最終段遊星キャリアの出力軸側と反
対側の円盤面に（360／ｎ）度配分位置で遊星歯車軸に
遊星歯車ｎ個、及びその遊星歯車の中心位置に太陽歯車
一つを組み、続いて次段のハウジングケース１段、遊星
キャリア、続いて遊星歯車と太陽歯車の順で各減速歯車
段を複数段順次積み重ね、最後にエンドキャップを取り
付け、これら一連の連接体を接合固定手段で固着し、一
体化して組み立てるようにしたことを特徴とする円筒多
段式の小型遊星歯車減速装置の組立方法。 - 【請求項３】 ハウジングケース及びフランジ及びエン
ドキャップの一部あるいは全部が樹脂成形により形成さ
れたことを特徴とする請求項１記載の円筒多段式の小型
遊星歯車減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401197A JPH1137226A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 小型遊星歯車減速機及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401197A JPH1137226A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 小型遊星歯車減速機及びその組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137226A true JPH1137226A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16648800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21401197A Withdrawn JPH1137226A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 小型遊星歯車減速機及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1137226A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000274496A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Yamazaki Kyoiku Kizai Kk | 遊星ギヤユニット及び駆動コントロールボックス |
| JPWO2003065866A1 (ja) * | 2002-02-08 | 2005-05-26 | 東陶機器株式会社 | 便座又は便蓋の自動開閉装置 |
| JP2008523337A (ja) * | 2004-12-06 | 2008-07-03 | クイン・インダストリーズ・エルエルシー | 入力と出力の間の動力変化のための機械システム |
| US7404782B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-07-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Speed reducer for walk assist apparatus |
| JP2012195335A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Ulvac Japan Ltd | 回転駆動装置、搬送装置及び回転伝達機構 |
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| WO2014121848A1 (en) * | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Faulhaber Minimotor Sa | A housing of a planetary gear and a method for making the same |
| CN104214280A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-17 | 无锡麻德克斯精机有限公司 | 一种三级行星齿轮减速机 |
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| US10683912B2 (en) | 2016-06-27 | 2020-06-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Planetary gear mechanism |
| US10794453B2 (en) * | 2018-03-27 | 2020-10-06 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | High torque density miniature laminar gear transmission |
| CN117052867A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-11-14 | 无锡江南奕帆电力传动科技股份有限公司 | 端盖与内齿圈的一体式成型结构及成型方法、回转电机 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP21401197A patent/JPH1137226A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |