JP2005535807A - 鉄道軌道用の分岐線/渡り線部分 - Google Patents

鉄道軌道用の分岐線/渡り線部分 Download PDF

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Abstract

【課題】 鉄道軌道用の分岐線/渡り線を提供する。
【解決手段】 鉄道軌道用の分岐線は、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行することができる経路を構成するために上昇軌道表面を有している。この上昇軌道表面は、列車の車輪が横切られる各鉄道軌道に触れずに通るように配置されるような十分な高さのものである。この分岐線は、メンテナンスまたは他の目的で、第1の鉄道軌道に触れず第2の鉄道軌道における単線作業を容易にする。鉄道軌道(10)のレールを支持するためのポット枕木、およびこれらを装着する方法をも説明する。

Description

本発明は、鉄道軌道の分岐線/渡り線部分に関し、詳細には、排他的ではないが、鉄道軌道の一時的な非割込み敷き分岐線/渡り線部分を設けることに関する。
鉄道軌道は、規則正しい間隔に維持されることが必要であり、これをなすために、列車が、維持されている軌道の部分に触れずに通らなければならない。軌道は、通常、しばしば無列車期間中、通行遮断され、また、かかる期間内では、列車通行中止を生じるか、或いは列車は、短いまたは長い期間(封鎖)の間、他のルートへ変えられる。幾つかの場合には、列車は、限定された期間(すなわち、数時間)の間、メンテナンスを行なっている軌道から隣接した軌道へ移転され、次いで元の軌道に戻される。列車は、軌道の渡り線部分によって隣接軌道に移転され、第2の渡り線によって戻される。これは、「単線作業」(SLW)として当業界で知られている。従来、渡り線の各々は、渡り線部分が挿入される軌道の部分が切断されなければならないと言う点で割込み式であり、これは、各鉄道軌道の既存のレールを2回切断し、一時的な渡り線を装着し、また信号送信用のインターフェースを設けるとともに切換え装置を装着することを伴う。しかしながら、このような割込み式渡り線部分は比較的高価であり、計画したり装着したりするのにかなり長い時間を必要とし、計画段階だけで約2年かかることがある。この問題を解決する唯一の他の公知な代案は、メンテナンス位置の前後で最も近い永久的な渡り線部分のところで列車を渡らせることであるが、これらの渡り線部分は多マイル離れており、かくして、軌道のたった数メートルに修理またはメンテナンスを必要とする場合、列車を多マイルの間、両方向用の1つの軌道線路に割当てるか、(すなわち、SLW)、或いは別のルートに広範囲にわたって移し、かくして不十分および遅れが生じる。
また、レール産業界の人は、日中に列車の使用および夜間に作動する貨物列車を必要とする乗客の間で対立があり、かくして、かかる修理およびメンテナンスを行なうのにほとんど時間がないことはわかるであろう。最も重要な難点はコストの効率的なメンテナンスのための軌道への接近である。
当業者には、渡り線を形成するために、分岐線を単独で使用することもでき、或いは他の分岐線と組み合わせることもできることは理解されるであろう。
本願の内容において、非割込み式渡り線が、横切られるべきレールを通らないが、その代わり、横切られるべきレールの上方を横切る渡り線であることは気づくべきである。
本発明の第1の態様によれば、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道へ走行することができる経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている鉄道軌道用の分岐線装置であって、上昇軌道表面が、列車の車輪が前記鉄道軌道に触れずに通過するように配置されるような十分な高さのものである、鉄道軌道用の分岐線装置が提供される。
本発明の第1の態様によれば、列車を1つの鉄道軌道から第2の鉄道軌道へ移転させる方法であって、
列車の車輪が第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道まで走行することができる経路を構成するようになっている上昇軌道表面を用意する工程と、
列車を第1の軌道に沿って前記上昇軌道表面上へ駆動する工程と、を備えており、前記上昇軌道表面が、列車の車輪が第1および第2の鉄道軌道のうちの少なくとも一方に触れずに通過するように配置されるような十分な高さのものである方法が提供される。
本発明は短い長さの単線作業を許容すると言う利点を有している。
好ましくは、渡り線は一対の前記分岐線を備えている。
本発明の第2の態様によれば、保守または他の目的で第1鉄道軌道に触れずに第2鉄道軌道における単線作業を容易にするための装置であって、列車の車輪が、第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道まで、および第2の鉄道軌道から第1の鉄道軌道まで走行することができる経路を構成するために、第1の非割込み式渡り線と、一対の鉄道起動の長さ方向軸線の方向に第1の非割込み式渡り線から間隔を隔てられた第2の非割込み式渡り線とを備えている装置が提供される。
また、本発明の第2の態様によれば、保守または他の目的で第1鉄道軌道に触れずに第2鉄道軌道における単線作業を可能にする方法であって、
第1の非割込み式渡り線と用意する工程と、
一対の鉄道軌道の長さ方向軸線の方向に第1の非割込み式渡り線から間隔を隔てられた位置に第2の非割込み式渡り線と用意する工程と、
列車を前記第1の非割込み式渡り線に沿って通す工程と、
列車を第1および第2の非割込み式渡り線間で第2の鉄道軌道の一部に沿って通す工程と、
第1の非割込み式渡り線から長さ方向に間隔を隔てられた第1の鉄道軌道上の位置まで列車が戻されるように、列車を第2の非割込み式渡り線に沿って通す工程と、を備えている方法が提供される。
代表的には、第1および/または第2の非割込み式渡り線は上昇軌道表面を備えており、好ましくは、この上昇軌道表面には、列車の通過を考慮に入れて支持手段が設けられている。
代表的には、第1および第2の非割込み式渡り線の各々は一対の分岐線を備えており、好ましくは、各対の分岐線は一対のレールを備えている。
代表的には、分岐線の各レールは更に、傾斜面を備えており、傾斜面は、好ましくは、高さの低いまたは無い端部から高さの比較的高い端部までテーパ状である。より好ましくは、傾斜面は高さの低い或いは無い端部から高さの比較的高い端部まで線状のテーパを有しており、好ましくは、高さの比較的高い端部は上昇軌道表面と同じ高さである。代表的には、傾斜面の高さの比較的高い端部は上昇軌道表面の端部と隣接しており、これら両者が合同して、組み合わせで上昇軌道表面を形成する一対の上昇レール間にほぼ等しい距離を維持しながら、車輪が走行する経路を構成する。好ましくは、傾斜面は、好ましくは、同時に傾斜して、代表的には、夫々のレールに対する高さの差を回避する。
第1の実施形態では、上昇軌道表面の各レールの少なくとも一部には、代表的にはレール頭部分の下方にスロットが形成されており、このスロットは横切られるレールの上方またはまわりに位置するように配置され、レール頭部分は横切られる前記レールに解放可能に固定される。
第2の好適な実施形態では、代表的にはクロッシングレールまたは切換えレールの一部を構成する上昇軌道表面の各レールの少なくとも一部は、好ましくは横切られるレールの上方またはまわりに位置するように配置される支持部材の上方またはまわりに位置するように配置されるレール頭部分を備えている。好ましくは、支持部材は、その長さ方向軸線を親レールのレールと平行にして配置される。好ましくは、支持部材は少なくとも1つの上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材よりなる。上側支持部材は平らであり、より好ましくは、上側支持部材の上面は上昇軌道の下面の少なくとも一部に取付けられる。
好ましくは、代表的には傾斜面である、上昇軌道表面の少なくとも他の部分は、親レールおよび固定手段により支持される。
代表的には、上側の平らな支持部材は第1および第2の鉄道軌道のうちの一方の既存のレールより実質的に幅広い。
好ましくは、上側の平らな支持部材は、形状が矩形であり、より好ましくは、プレートの形態である。
好ましくは、上側支持部材の長さの少なくとも一部に沿って一対のガイド手段が設けられる。好ましくは、このガイド手段は、上側支持部材の長さ方向軸線と平行に延び、より好ましくは、使用中、第1および第2の既存の鉄道軌道の既存レールを跨るために下方に突出している。
好ましくは、既存のレールの少なくとも一部の両側に、一対の下側支持部材が設けられる。
好ましくは、一対の下側支持部材は合同して既存の鉄道軌道に沿って上側支持部材と実質的に同様な形状、幅および位置をなし、そして上側支持部材に解放可能に係合され、好ましくは、解放可能に固定されており、上側の平らな支持部材の下面は好ましくは下側支持部材の最上面に位置する。
変更例として、両下側支持部材は、合同して上側支持部材より長いおよび/または幅広い。
好ましくは、渡り線の1つまたはそれ以上の部分を第1および/または第2の既存の鉄道軌道との係合から取外すことによって、列車が第1および第2の既存の鉄道軌道間で走行しない場合、第1および/または第2の既存の鉄道軌道に沿った列車の通常の走行が許容され得る。好ましくは、1つまたはそれ以上の取外し可能な部分は、少なくとも傾斜面と、上昇軌道表面の第1部分と、少なくとも上側の支持部材とよりなり、上昇軌道表面の第2部分および少なくとも下側の支持部材を適所のままにする。
代表的には、好ましくは以前と同じ部分である上昇軌道表面の少なくとも一部は、レール頭部分の上に、或いはより詳細には、クロッシングレールに関する場合、上昇渡り部材の上に形成されており、この上昇渡り部材の高さは、列車の車輪のフランジ部分の深さに少なくとも等しく、好ましくは、それより大きい。
代表的には、上昇軌道表面は複数のレール部材を備えており、これらのレール部材のうちの1つまたはそれ以上は、鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向かって湾曲半径を有している。
好ましくは、複数のレール部材は合同して実質的に連続したレール表面を有する分岐線を構成し、そして、下記の構成部品:
列車の車輪を上昇高さまで上昇させるようになっている傾斜部材と、
列車を鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向けて付勢するようになっている湾曲半径のレールと、
列車を1つの軌道の湾曲半径のレールから他の軌道に向けて移転するようになっているほぼまっすぐなレールと、
列車を第1および第2の既存の鉄道軌道の内側レールの上方を上昇高さで通過させるようになっている渡りレールと、を有している。
代表的には、ほぼまっすぐなレールのような上昇軌道表面の少なくとも一部は、その長さに沿った複数の位置で横方向および/または垂直方向に支持装置により支持されている。好ましくは、この支持装置は複数のポット枕木構造体よりなる。
好ましくは、1つまたはそれ以上の分岐線は一時的な分岐線であり、より好ましくは、非割込み式分岐線である。
本発明の第3態様によれば、鉄道軌道のレールを支持するためのポット枕木であって、
レールが連結され得る使用中に実質的に平らな上面を有するボディと、
この上面に対して角度をなして下方に延びていて、地面と接触するための下側接触縁部を有している前面および後面と、
これらの前面および後面より大きい距離にわたって上面に対して角度をなして下方に延びている一対の側端部と、を備えているポット枕木が提供される。
第3態様の本発明は、一対の側端部が、使用中、地面の中に突出し、それのよりポット枕木の横方向(側部―側部)移動に対する抵抗を与え、一方、ポット枕木の主重量はほぼ平らな上面の接触縁部および/または下側により支えられる。
好ましくは、前記下側接触縁部は前面および後面の横断面積より大きい横断面積を有している。
好ましくは、前面および後面は上面と合同して逆U字形のボディを構成し、一対の側端部は合同してU字形のボディの長さ方向軸線を閉じる。好ましくは、ボディは中空であり、この中空のボディは充填材量で部分的に或いは全体的に埋められてもよく、より好ましくは、接触縁部は、使用中水平な平面上に大きい表面積をボディに与えるようにボディから内方または外方に(好ましくは外方に)突出するリップにより形成されている。
代表的には、上面には、レールへのポット枕木の結合を許容するために結合機構が設けられている。好ましくは、第1ポット枕木を第2ポット枕木に結合するために連結機構が設けられ、この連結機構は第1および第2のポット枕木間に延びている実質的に剛性の部材を有してもよい。代表的には、実質的に剛性の部材は、既存の鉄道軌道のレールの下を通るように配置される。
好ましくは、ポット枕木は振動機構手段であってもよい機械的手段により地面の敷き砂利の中へ打ち込まれる。代表的には、使用中、ポット枕木の高さを維持/増大するために、更なる敷き砂利または他の材料がポット枕木の中空ボディに挿入されてもよい。
添付図面を参照して本発明の実施形態を単に例として以下に説明する。
図1は本発明の第1実施の形態による一般に10として示される非割込み式分岐線を示している。非割込み式渡り線を設けるために、2つの間隔を隔てられた非割込み式分岐線10が軌道の一部に利用されることは、読者にはわかるであろう。
図1に示すように、一時的な非割込み式分岐線10は、南行きのレール軌道12と北行きのレール軌道14とを接合し、北行きのレール軌道14に沿って南に走行するように南行きのレール軌道12からすでに移転された列車を南行きのレール軌道12に戻すことができるようになっている。このようにして、南行きのレール軌道12′の一部を修理したり保守したりすることができる。熟練した読者は、他の移転路を装着し、採用することができることはわかるであろう。
一時的な非割込み式分岐線10は多数の構成部品を備えており、これらの構成部品を以下に説明する。
一時的な非割込み式分岐線10は、一対の分岐線軌道16、18と、複数の一時的な枕木20とを備えている。参照容易のために、分岐線軌道16を左側分岐線軌道16と称し、分岐線軌道18を右側分岐線軌道18と称する。
左側分岐線軌道16は図1の左側から傾斜レール22Lを備えている。この傾斜レール22Lの最上部分は、最上面が、0mmの高さを有するその左側最端部からほぼ50mmの高さを有するその右側最端部まで直線状にテーパになっている楔形状であり、この直線状のテーパは図7B、図25Aおよび25Bで最も良くわかる。これらの図は、テーパの角度が比較的緩やかであるように、傾斜レールが1700mmの領域において十分な長さを有することを示している。傾斜レール22Lは、図5に示すように、Gクランプ機構32によって北行きの左側レール軌道14Lに結合されているが、他の種類のクランプ機構を利用することができることはわかるべきである。
傾斜レール22はレール軌道12、14の平らな上面に位置している頭部分51を備えている。首部分53がこの頭部分51の内側最縁部から下方に延びており、この場合、首部分53はレール軌道12、14の内面の形状に実質的に合致するような形状になっている。
Gクランプ機構32はG形のクランプ34を備えており、このクランプの一端は、首部分53と反対側のレール軌道12、14の起立面を取り囲んでいて、これに圧縮されている。バイス36が、G形のクランク34の他端部から傾斜レール22の首部分53に向かって延びており、このバイス36を首部分53としっかり連結することができるようになっている。好ましくは、このバイス36は、短時間で容易に組み立てたり分解したりすることができる種類のものである。
傾斜レール22Lから左から右へ続いて、左側分岐線軌道16は次に切換えレール24Lを備えており、この切換えレール24Lの左側最端部は、図7bに示すように、傾斜レール22Lmp右側最端部に突当たるように配置されている。図6に示すように、切換えレール24L、24Rは夫々の頭部分55L、55Rを備えており、また切換えレール24L、24Rは、南行きのレール軌道12に向けて、かくして北行きのレール軌道14から離れる方にその長さに沿って内方に湾曲されている。換言すると、傾斜レール22Lに隣接した方の切換えレール24Lの端部は北行きのレール軌道14Lのすぐ上に位置決めされており、切換えレール24Lの反対端部は北行きのレール軌道14Lからずらされている。それにもかかわらず、頭部分55Lはその長さに沿って水平方向に配置されてほぼ50mmの直線高さを有している。切換えレール24Lも首部分57Lを備えている。有利には、図4に示すように、首部分57Lには、スロットが傾斜レール22Lに最も近い切換えレール24Lの端部のところに形成されており、北行きのレール軌道14Lの最上部分が前記スロットと通って内方に突出することができるようになっている。
変更例として、スロットを省いてもよく、首部分57Lが、北行きのレール軌道14Lの内面の形状にならっていてもよい。切換えレール24Lは、図5のGクランプ機構32と同様に作用するGクランプ機構62によって北行きのレール軌道14Lに解放可能に固着されている。Gクランプ機構62は図4に示すように同様なG形のクランプ64およびバイス66を備えている。切換えレール24Lは、その中間および右側最端部のところでGクランプ62および一時的な枕木20によって下側から支持されている。なお、語「内面」は、夫々の分岐線軌道16、18がそらされている面であると言う意味で使用されている。
傾斜レール22Lから左から右へ続いて、左側分岐線軌道16は次にガットレール26Lを備えている。このガットレール26Lは、広くは12、14のような普通のレール軌道のI形の横断面と同様であるI形の横断面を有している。ガットレール26Lは切換えレール24Lの湾曲半径とほぼ同じ半径で曲り続けている。北行きのレール軌道14Lに対するガットレール26Lの締め付け機構は後述の図8に示すようなものと同様である。ガットレール26Lもまた、その平らな水平方向の上面が南行きのレール軌道12、従って北行きのレール軌道14のほぼ50mm上方になるように締め付け機構および一時的な枕木20によって下側から支持されている。
この時点まで、右側分岐線軌道18は左側分岐線軌道16のものとほぼ同じである。何故なら、右側分岐線軌道18は、図1の左から右に向かって、傾斜レール22R、切換えレール24Rおよびガットレール26Rを備えているからである。
左側分岐線軌道16は、ガットレール26Lの後に左から右に向かって、まっすぐなレール28Lを備えており、かくして、このレール28Lは湾曲半径を有しておらず、これもまた、その平らな水平方向の上面が南行きのレール軌道12、従って北行きのレール軌道14のほぼ50mm上方になるように一時的な枕木20によって支持されている。
まっすぐなレール28Lからすぐ続いて、左側分岐線軌道16はクロッシングレール30Lを備えており、このクロッシングレール30Lは広くは後述のクロッシングレール30Rと同様である。
ガットレール26Rからすぐ続いて、右側分岐線軌道18は図2および図3Aおよび3Bに示されるクロッシングレール30Rを備えている。このクロッシングレール30Rは、その両端の方向の且つその両端にほぼI形の横断面を有しており、この横断面は既存の南行きのレール軌道12および北行きのレール軌道14とほぼ同じI形の横断面である。かくして、クロッシングレール30Rは、その両端の方向に且つその両端に頭部分59および首部分61を備えている。しかしながら、クロッシングレール30Rの中間点のまわりでクロッシングレール30Rの長さの一部に沿ってスロットまたはギャップ31が設けられており、図3Bで最もはっきり示されるように、スロット31の領域には首部分61が無い。クロッシングレール30Rは、北行きのレール軌道14Lがスロット31内に位置するように、北行きのレール軌道14を横切って位置するように配置されている。従って、クロッシングレール30Rもまた、その頭部分59が南ほぼ50mmの高さを有するように一時的な枕木20によって下側から支持されており、且つクロッシングレール30Rが水平であるように配置されているので、クロッシングレール30Rの最上表面は南行きのレール軌道12および北行きのレール軌道14の最上表面よりほぼ50mm高い。
右側分岐線軌道18は、次に、右から左へクロッシングレール30Rのすぐ後に、先に述べたまっすぐなレール28Lと機能および構成が同じであるまっすぐなレール28Rを備えている。同様に、クロッシングレール30Lは、これが南行きのレール軌道12Rを横切っている以外は、機能および構成がクロッシングレール30Rとほぼ同じである。
左側分岐線軌道16は、右から左へクロッシングレール30Lの後に、ガットレール42Lを備えており、その後に切換えレール44Lが設けられており、この切換えレール44Lの後に傾斜レール46Lが設けられており、これらのレールは、それぞれ機能および構成がガットレール26L、切換えレール24Lおよび傾斜レール22Lとほぼ同じである。
右側分岐線軌道18は、右から左へまっすぐなレール28Rから続いて、ガットレール22Rを備えており、その後に切換えレール44Rが設けられており、この切換えレール44Rの後に傾斜レール46Rが設けられており、これらのレールは、それぞれ機能および構成がガットレール26R、切換えレール24Rおよび傾斜レール22Rとほぼ同じである。
図8に示すように、ガットレール42L、42R(かくして、ガットレール26L,26R)はJブロック構造体68L、68Rおよび長いGクランプ機構70L、70Rによって南行きのレール軌道12L、12Rに締め付けられている。Jブロック構造体68Lおよび長いGクランプ機構70Lを以下に説明するが、当業者は、Jブロック構造体68Rおよび長いGクランプ機構70Rが、180°回転されている以外はJブロック構造体68Lおよび長いGクランプ機構70Lとほぼ同じであることをわかるであろう。
ガットレール42Lは、Jブロック構造体68Lによって南行きのレール軌道12Lから間隔を隔てられており、このJブロック構造体68Lは、好ましくは、レール間の設定距離を維持するためにレールの中心に嵌まり込むような形状である任意に硬質材料から形成されている。図8に示すように、Jブロック構造体68Lは、ガットレール42Lを南行きのレール軌道12Lから水平方向に間隔を隔てるだけではなく、両者を垂直方向に間隔を隔てて、ガットレール42Lの水平配置の最上表面が南行きのレール軌道12Lのほぼ50mm垂直方向上方にあるように、配置されている。Gクランプ機構70Lは、Jブロック構造体68Lを介してガットレール42Lを南行きのレール軌道12Lに締付けており、Gクランプ機構70Lもまた、レール12L、42LおよびJブロック構造体68Lまたは同様な構造体を介してバイス76Lまたはボルト止め固定部を備えている。
なお、図9Aに示すように、左側および右側分岐線軌道16、18には、ポット枕木構造体80が設けられてもよく、2つのポット枕木構造体80L、80Rは剛性のフレーム82L、82Rを介して互いに結合されており、この剛性のフレーム82L、82Rは、ナットおよびボルト(図示せず)のような適当な固定手段84により最外端部で互いに結合される2つの半体で設けられてもよい。
かくして、一時的な非進入分岐線10に高い剛性を与えるために、ポット枕木構造体80L、80Rを、一時的な枕木20に代えて使用することができ、或いはその場の或いは既存の材木枕木の上に設けることができる。
ポット枕木構造体80は、適所に固定された単レール部分86を備えている状態で図33B、34Aに詳細に示されている。ポット枕木80のビーム部分84は、リップ88を形成するように逆U字形状の各側の最下端部のところで外向きになっている中空の逆U字形の横断面を有している。ビーム部分84の各端部には、端プレート90が、リップ88を通り越して垂直方向下方に突出するように取付けられており、この下方突出は、代表的には100mmの範囲である。単レール部分86は鉄道工業界で広く知られている在来の「パンドロール」クリップ92によりビーム部分84に連結されている。
ポット枕木80が適所にあると、端プレート90は、リップ88が敷き砂利(図示せず)と同一高さになるまで、敷き砂利または石(図33Bには図示せず)の中へ突出する。プレート90のこの突出は、ポット枕木構造体80の質量を最小に保ちながら、ポット枕木80の主軸線に対して長さ方向および直交方向の両方においてポット枕木80に増大した横方向の安定性を与える。また、リップ88はポット枕木80用の大きい表面積またはフットプリントを生じ、これにより、ポット枕木80に荷重が掛けられたとき(すなわち、列車5の通過中)、ポット枕木80が満足な深さを超えて敷き砂利(図示せず)の中へ沈むのを回避する。
図10は構成途中の非割込み式分岐線の寸法模型を示している。なお、図10に示される寸法模型はまっすぐなレール28L、28Rおよび切換えレール44L、44Rを省いてあるが、全寸法のレール軌道12、14にまっすぐなレール28L、28Rおよび切換えレール44L、44Rが使用されることが予想される。
図10は一対の一時的な枕木20が敷設され、ガットレール42L、42Rが一時的な枕木20および南行き軌道12L、12Rに固着されていることを示している。なお、また、ガットレール42Rは、図10ないし図18に示される模型における切換えレール44L、44Rの本質的にもっと長い変更例である。クロッシングレール30Lもまた、南行き軌道12Rを横切るように装着されている。図11は、次にガット/切換えレール26Lが装着されており、その後、図12に示すように、ガット/切換えレール26Rが装着され、その後、図13に示すようにクロッシングレール30Rが装着されることを示している。その後、傾斜レール22L、22Rが夫々の北行きレール軌道14L、14Rに固着される。
図15には、列車5の模型が、北行きレール軌道14に沿って南に走行し、傾斜レール22L、22Rを取り付けた場合について示されている。傾斜レール22L、22Rが、列車、かくして模型列車5の車輪を、そのフランジ付き部分が普通の軌道14L、14Rの残部の高さより垂直方向にすぐ上であるように十分な量だけ、上昇させることを気づくことは重要である。かくして、図16に示すように、模型列車5がクロッシングレール30L、30R上に移動すると、左側および右側分岐線軌道16、18は、通常、模型列車5、かくして全寸法の列車を軌道上に保つように作用する車輪7のフランジ付き部分が南行きレール軌道14L、次いで北行きレール軌道14Rに触れずに通過することができるような十分な高さである。模型5は、図17では、図18に示される位置に達するまで一時的な非割込み式分岐線10を通り続けているものとして示されており、図18は、模型5が傾斜レール46L、46Rを下だって走行し、次いで通常のように南行きレール軌道12に沿って前方に走行しようとしていることを示している。
ここに記載の非割込み式分岐線10の実施例は、一時的な非割込み式分岐線が軌道12、14に挿入されるべきである場合には普通であるような、レール軌道12R、14Lが切断されることを必要としないと言う大きな利点を有している。更に、当業者は、列車が1つの軌道12から他の軌道へ実際に横切ることなしに一時的な非割込み式分岐線10を通ることが必要であるなら、列車が一時的な非割込み式分岐線10を迂回することができる場合ように、必要に応じて傾斜レール22または46を夫々の切換えレール24または44およびクロッシングレール30Lまたは30Rと共に取外すことができることをわかるであろう。
図19ないし図35を参照して本発明の別の好適な実施形態による非割込み式分岐線を以下に説明する。
図19ないし図35の非割込み式分岐線の軌道に沿った長さ方向にレール構成部品の順序は先の実施形態の場合と同じであり、すなわち、左側分岐線軌道16の左側から、一対の傾斜レール21、22、次いで一対の切換えレール23、24、その後、一対のクロッシングレール29、30の順序になっている。
この実施形態における傾斜レール21、22およびこれらの傾斜レール21、22を連結する手段は広くは先の実施の形態のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要ではない。
傾斜レール21、22から続いて、図19A、19Bは、図24A、B、Cと共に、一般に100で示される一対の切換えレールユニットを示しており、これらのユニットは、切換えレール頭部50と、平らな部材またはプレート38と、下方に突出しているガイドフランジ60の形態のガイド手段60と、一対の支持部材40と、クリップ48の形態の支持連結手段48とを備えている。
切換えレール頭部50は、本質的に、(図31A、Bにおける装置の装着中に示される)I字形のレール部分の上部分の形態をとっており、切換えレールユニット100の一端部から他端部の間に延びている。切換えレール頭部50は、広くは先の実施の形態(図1)と同様に、南行きレール軌道12に向かって、かくして北行きレール軌道14から離れる方向にその長さに沿って内方に湾曲されている。
平らな部材またはプレート38は寸法が矩形であって、溶接または成形などのような製造中、任意の適当な手段により切換えレール頭部50に永久的に取付けられている。このプレート38は切換えレールユニット100の全長に沿って延びても延びていなくてもよく、後者の場合、切換えレール頭部50はプレート部材38上に張出している。これは図27A、27Bで最も良くわかる。
一対のガイドフランジ60は、プレート38から下方に突出し、切換えレールユニット100の全長に沿って既存の北行きの軌道14と平行に延びており、そして既存の北行き軌道14の内側軌道が一対のガイドフランジ60間にぴったり嵌るような量だけ中心線またはプレート38からずらされている。熟練した読者は、プレート38の末端部にのみガイドフランジ60が存在してもよいことをわかるであろう。
各支持部材40は木材でもよく、プレートの下で既存のレールの内側および外側首部分のまわりの近くに設置し得るような横断面形状を有している。各支持部材40の下面は、共に、製造中、或いは装着時に様々な標準の鉄道枕木の外形に合致するようになっていてもよい。一対の支持部材40は、長さ、幅および位置がプレート38のものとほぼ同様であるが、個々の状況パラメータ、例えば、枕木間の隙間の整合および/または大きさに応じて、もっと長いおよび/またはもっと幅広い支持部材も好適であることはわかるであろう。
クリップ48は、一対の支持部材40をプレート38に解放可能に取付け、そして支持部材40を垂直方向において平らな部材38に、横方向において既存のレールにしっかり保持するように設計されている。
端プレート72は、切換えレール頭部50により生じられる張出し部から垂直方向下方に突出していて、内側支持部材40の端部に突当たっている。
この実施形態では、支持部材40が、(図29A、B,C、D、E、Fに示すように))鉄道軌道の通常の延長中、適所のままにされてもよいことは、読者にはわかるであろう。これは、北行きの軌道14または南行きの軌道12を走行している列車5の横切りが無いように、1つの鉄道軌道と他の鉄道軌道との間の列車の移転が無い場合である。変更例として、支持部材40は、図29Gに示されるように、装着の用意が整った一方の側に設置されてもよい。従って、本発明のこの実施形態では、切換えレール頭部50および平らな部材38は、所望に応じて、比較的容易に且つ比較的短時間で装着されたり取外されたりし得る。
分岐線は、切換えレールユニット100から続いて、次に一対のガットレール25、26を備えている。この実施形態におけるガットレール25、26は広くは先の実施形態のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明を必要としない。
分岐線は、ガットレール25、26から続いて、次に一般に200で示される一対のクロッシングユニットを備えている(図20A、Bおよび図30)。各クロッシングユニット200は、クロッシングレール頭部50cと、平らなクロッシングまたはプレート38cと、ガイドフランジ60cと、一対の支持部材40cと、一対の端プレート72cと、支持連結クリップ48cとを備えている。
クロッシングレール頭部50cは、切換えレール50のもの(すなわち、I字形レール部分の上部分)と同じ横断面形状を有しており、南行きの軌道12の方、かくして北行きの軌道14から離れる方に向くようにクロッシングユニット200の一端部と他端部との間で斜めに延びている。
クロッシングレール頭部50cは、クロッシングユニット200に沿ってクロッシングプレート38cおよび支持部材40cよりも長い距離にわたっていて、かくしてクロッシングユニット200のいずれか一方または両方の端部に張出し部を生じてもよい。
クロッシングプレート38c、ガイドフランジ60c、支持部材40cおよび支持連結クリップ48cは広くは切換えレールユニット100のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要でない。
一対の端プレート72cはクロッシングレール頭部50cにより生じられる張出し部から垂直方向下方に突出している。各端プレートは支持部材40cの端部に突当たっている。
切換えレール頭部50の端プレート72はおよびクロッシングレール頭部50cの端プレート72cは、各レール頭部構成部品間のしっかりした連結を行なうために、継ぎ目板のような標準の連結手段に合うように孔付きでもよい。
この実施形態に記載の非割込み式分岐線10は、先の実施形態以上に、分岐線軌道に対する追加の支持が支持部材40、40cにより行なわれていると言う利点を有しており、それでも、既存の軌道の永久的な変更(すなわち、切断)なしに、切換えレール頭部50、クロッシングレール50c、プレート38およびクロッシングプレートを比較的容易に取外したり装着したりし得る。
図21A、Bは以下に説明する本発明の更に別の実施形態による非割込み式分岐線のクロッシングユニットを示している。
一般に300で示される部分的に支持されたクロッシングユニットは、クロッシングレール頭部50dおよびテーパ状の支持部材40dを備えている。
クロッシングレール頭部50dは広くは先の実施形態のもの、例えば、50cと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要でない。
テーパ状の支持部材40dは、クロッシングレール50dと交差点の近くの既存のレールとの間に形成された隙間に嵌り込むように楔形状である。
前述の実施形態の各々の場合、傾斜レール21、22、切換えレール23、24およびクロッシングレール29、30が取外される場合、近づいてくる列車にさらされる各ガットレール25、26の端部に、鉄道キャリッジ(図示せず)の下に引っ掛かるいずれの自由な物体(図示せず)をガットレール25、26から離れる方向に偏向させ、それにより鉄道キャリッジの脱線が生じることがあるようなかかる物体のガットレールへの突当たりを防ぐ偏向手段が設けられることが好ましい。図21A、B、C、Dはこの目的で可能な偏向手段を示している。各偏向手段は、適当な手段、例えば、継ぎ目板によりガットレール25、26の露出端部に容易に嵌合されるようになっている。傾斜レール21、22、切換えレール23、24およびクロッシングレール29、30の再装着に先立って、偏向手段を取外す。
図23A、Bは以下に説明する本発明の更に別の実施形態による非割込み式分岐線の切換えレールおよびクロッシングユニット用の支持手段を示している。
工業界で知られ、使用されている中央の水平クロッシング支持部材40eは、既存のレール間に楔留めされ、そして既存の枕木79に連結された中央の支持体78cにより支持されている。これらの中央の水平クロッシング支持部材40eは外側支持部材78oにより支持されている外側の水平クロッシング支持部材400eにより補われている。外側の水平クロッシング支持部材400eと内側の水平クロッシング支持部材40eとの間には、外側のパッキン楔120および内側のパッキン楔121が位置決めされている。これらの外側および内側のパッキン楔120、121は横方向および垂直方向の両方において水平クロッシング部材40e、400eを固着している。
切換えレール頭部50eおよび平らな部材38eは、広くは前述のもの(図19)と同様であり、水平クロッシング支持部材40e、400eの上方に位置決めされている。
図23C、Dには、クロッシングレールユニットに水平クロッシング支持体40eおよび400eを使用している同様な適応例が示されている。
この支持構造体は、先の実施形態以上に、現在のところ利用可能な構成部品を使用しながら、通過する列車により及ぼされる荷重を枕木および既存のレールに直接伝達し得ると言う点で利点を有している。
なお、本発明の実施形態は、列車を1つの軌道から他の軌道へ移転するための先の装置以上に多くの利点をもたらし、つまり、排他的ではないが、渡り線は非割込み式であり、列車の車輪がいかなる箇所でもフランジ上を走行する必要がなく、これらの実施形態は移転を行なうために回動可能な部分を必要とせず、それにより装置の機能不全の可能性を減少させ、また傾斜路の同時傾斜により、列車の車軸/台車が傾斜路を上るときに列車の車軸/台車に起こる捩れを回避する。
本発明の範囲を逸脱することなしに、ここに記載の実施形態に対して変更例および改良例を行なうことができる。例えば、非割込み式の一時的な分岐線10の種々の構成部品のほぼ50mmの高さを、異なる国における列車の車輪に設けられるフランジに合うように変更することができ、且つ種々の軌道標準寸法に順応するようにすることができる。当業者は、種々の構成部品の高さが、各特定の国における列車の車輪に設けられるフランジの広がりに等しいか、或いはより好ましくはそれよりわずかに高いことが必要であるだけであることをわかるであろう。
本発明による一時的な非割込み式分岐線の第1実施例の平面図である。 細部1として強調された図1の分岐線の一部の平面図である。 図2の断面B−Bを横切った横断面図である。 図2のA−A方向に示される分岐線の一部の側面図である。 細部2として図6に示されるGクランプの拡大図である。 細部3として示される図7aのGクランプの拡大図である。 図1の断面C−Cを横切った横断面図である。 図1の断面D−Dを横切った横断面図である。 図7aに示される分岐線の部分の側面図である。 図1の断面E−Eを横切った横断面図である。 細部4として図1に示される分岐線の部分の拡大平面図である。 図9aの断面F−Fを横切った横断面図である。 装着中の本発明による図1に示される実施例とほぼ同じ一時的な非割込み式分岐線の寸法模型の斜視図である。 更に構成中の図10の分岐線部分の斜視図である。 更に構成中の図11の分岐線部分の斜視図である。 更に構成中の図12の分岐線部分の斜視図である。 図13の分岐線部分の一端部の平面図である。 図14の分岐線部分に入るときの列車を示している模型の斜視図である。 分岐線部分を通って進行するときの図15の模型の斜視図である。 分岐線部分を通って進行するときの図16の模型の斜視図である。 分岐線部分の端部に近づくときの図17の模型の斜視図である。 支持プレートに設けられた切換えレールの、図1に示されるものと別な好適な実施例の平面図である。 図19aの切換えレールの横断面図である。 図19aの切換えレールおよび支持プレートの平面図である。 図19aの支持プレートの側面図である。 図19aの切換えレールの端部の側面図である。 図19eの切換えレールの端部の端面図である。 クロッシングレールの、図1に示されるものと別な実施例の平面図である。 図20aのクロッシングレールの横断面図である。 図20aのクロッシングレールの端部の側面図である。 図20cのクロッシングレールの端部の端面図である。 鉄道軌道の既存のレールを横切るときの図20aのクロッシングレールの平面図である。 図21aの線A−Aに沿ったクロッシングレールの端部の横断面図である。 明確のために既存のレールを省いた図21aのクロッシングレールの平面図である。 図21cのクロッシングレールの側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図19aの切換えレールを支持するための水平クロッシング支持部材の平面図である。 図23aの水平クロッシング支持部材の横断面図である。 図1の分岐線のクロッシングレールを支持するための別の実施例である水平クロッシング支持部材の詳細平面図である。 図23cの水平クロッシング支持部材およびクロッシングレールの横断面図である。 渡り線を省いて図23cの水平クロッシング支持部材の位置を示す平面外観図である。 本発明による分岐線の更に別の好適な実施例の斜視図である。 図24aの分岐線の切換えレール、傾斜レールおよび関連した水平クロッシング支持部材の平面図である。 本発明の第3の態様によるポット枕木の配置をも示している、図24aの一時的な分岐線の斜視図である。 図24aの分岐線の切換えレールに通じる傾斜レールの側面図である。 図25aの傾斜レールの途中にある列車の車輪のうちの一方を示す側面図である。 傾斜レールおよび締め付け機構を示す斜視図である。 装着中の図24aのクロッシングレールを示す斜視図写真である。 装着中の図24aのクロッシングレールを示す斜視図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車を示している端面図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車を示している端面図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車を示している端面図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車を示している端面図写真である。 通常の走行中、図29aの支持部材およびガットレールを適所に示している図である。 通常の走行中、図29aの支持部材およびガットレールを適所に示している図である。 装着前の図29aの支持部材を示している斜視図である。 主軌道に触れずに図29aのクロッシングレールを渡る列車を示している斜視図である。 図29aの傾斜レールおよび切換えレールの装着中の斜視図写真である。 図29aの傾斜レールおよび切換えレールの装着中の斜視図写真である。 図24cのポット枕木の配置を示している平面図である。 剛性のフレームにより連結された図24cの2つのポット枕木構造体を示している平面図である。 図24cのポット枕木構造体の端面図、側面図および平面図である。 図32bのポット枕木および剛性のフレームの配置を示している斜視図である。 単レール部分が固定された図24cのポット枕木構造体の斜視図である。 単レール部分が固定された図24cのポット枕木構造体の側面図である。 図24cのポット枕木構造体および切換えレールをそれらの作動位置に示している斜視図である。 図24cのポット枕木構造体の配置を示している斜視図写真である。 図24cのポット枕木構造体の配置を示している斜視図写真である。

Claims (47)

  1. 列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道へ走行することができる経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている鉄道軌道用の分岐線装置であって、前記上昇軌道表面は、列車の車輪が前記鉄道軌道に触れずに通過するように配置されるような十分な高さのものであることを特徴とする鉄道軌道用の分岐線装置。
  2. 一対の前記分岐線を備えている渡り線が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記上昇軌道表面は、一対のレールを備えており、各レールは更に、高さの低い或いは無い端部から高さの比較的高い端部までテーパ状である傾斜面を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記傾斜面は高さの低い或いは無い端部から高さの比較的高い端部まで線状のテーパを有していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 高さの比較的高い端部は前記上昇軌道表面と同じ高さであることを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 傾斜面の高さの比較的高い端部は前記上昇軌道表面の端部と隣接しており、これら両者が合同して、組み合わせで前記上昇軌道表面を形成する一対の上昇レール間にほぼ等しい距離を維持しながら、車輪が走行する経路を構成することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記傾斜面は、各レール用の傾斜路を備えており、両傾斜路は同時に傾斜しており、前記鉄道軌道の夫々のレールに対して高さの差を回避していることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記上昇軌道表面の各レールの少なくとも一部にスロットが形成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記スロットはレール頭部分の下方に形成されており、前記スロットは横切られる前記鉄道軌道のレールの上方またはまわりに位置するように配置され、前記レール頭部分は横切られる前記レールに解放可能に固定されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記上昇軌道表面の各レールの少なくとも一部は、支持部材の上方またはまわりに位置するように配置されたレール頭部分を備えていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装置。
  11. 支持部材は横切られる前記鉄道軌道のレールの上方またはまわりに位置するように配置されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記支持部材は、鉄道軌道の前記レールの長さ方向軸線と平行に配置される長さ方向軸線を有していることを特徴とする請求項10または11に記載の装置。
  13. 前記支持部材は、少なくとも1つの上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材よりなることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記上側支持部材は平らであることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記上側支持部材上面は、上昇軌道の下面の少なくとも一部に取付けられることを特徴とする請求項13または14に記載の装置。
  16. 前記上昇軌道表面は、横切られる鉄道軌道の前記レールおよび固定手段により支持されることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記上側の平らな支持部材は、横切られる鉄道軌道の前記レールより実質的に幅広いことを特徴とする請求項14ないし16に記載の装置。
  18. 前記上側の平らな支持部材は矩形の設置部材よりなることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 一対のガイド手段が、前記上側支持部材の長さの少なくとも一部に沿って設けられていることを特徴とする請求項13ないし18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 前記ガイド手段は、前記上側支持部材の長さ方向軸線と平行に延びており、使用中、横切られる鉄道軌道の前記レールを跨るために下方に突出することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 横切られる鉄道軌道の前記レールの少なくとも一部の各側に、一対の下側支持部材が設けられることを特徴とする請求項13ないし20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記一対の下側支持部材は合同して、横切られる鉄道軌道の前記レールに沿って前記上側支持部材とほぼ同様な形状、幅および位置をなし、そして前記上側支持部材に解放可能に係合され且つ解放可能に固定されていることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記平らな上側支持部材の下面は前記下側支持部材の最上面に位置することを特徴とする請求項14ないし22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記上昇軌道表面の少なくとも一部は、レール頭部分の上に形成されており、前記上昇軌道表面の渡り部材の高さは少なくとも列車の車輪のフランジ部分の深さに等しいことを特徴とする請求項1ないし23いずれか1項に記載の装置。
  25. 前記上昇軌道表面は複数のレール部材を備えており、これらのレール部材のうちの1つまたはそれ以上は、鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向けて湾曲半径を有していることを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記複数のレール部材は合同して実質的に連続したレール表面を有する分岐線を形成しており、そして下記の構成部品:
    列車の車輪を上昇高さまで上昇させるようになっている傾斜部材と、
    列車を鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向けて付勢するようになっている湾曲半径のレールと、
    列車を1つの軌道の湾曲半径のレールから他の軌道に向けて移転するようになっているほぼまっすぐなレールと、
    列車を第1および第2の既存の鉄道軌道の内側レールの上方を上昇高さで通過させるようになっている渡りレールと、を有していることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記上昇軌道表面の少なくとも一部は、その長さに沿った複数の位置で横方向および/または垂直方向に支持装置により支持されていることを特徴とする請求項1ないし28のいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記支持装置は複数のポット枕木構造体よりなることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 1つまたはそれ以上の分岐線は一時的な分岐線であることを特徴とする請求項1ないし28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 1つまたはそれ以上の分岐線は非割込み式分岐線であることを特徴とする請求項1ないし29のいずれか1項に記載の装置。
  31. 請求項2ないし30のいずれか1項に従って渡り線を装着して、第1および第2の既存の鉄道軌道のうちの一方に沿って列車の通常の走行を行なう方法であって、
    渡り線の1つまたはそれ以上の部分を第1および第2の既存の鉄道軌道のうちの前記一方との係合から取外し、列車が第1および第2の既存の鉄道軌道のうちの他方上へ走行しないように、渡り線の1つまたはそれ以上の部分を第1および第2の既存の鉄道軌道のうちの前記一方との係合から取外すことを備えていることを特徴とする方法。
  32. 上昇軌道表面の第2部分および少なくとも下側支持部材を適所のままにすることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 列車を1つの鉄道軌道から第2の鉄道軌道へ移転させる方法であって、
    列車の車輪が第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道まで走行することができる経路を構成するようになっている上昇軌道表面を用意する工程と、
    列車を第1の軌道に沿って前記上昇軌道表面上へ通す工程と、を備えており、前記上昇軌道表面は、列車の車輪が第1および第2の鉄道軌道のうちの少なくとも一方に触れずに通過するように配置されるような十分な高さのものであることを特徴とする方法。
  34. 保守または他の目的で第1鉄道軌道に触れずに第2鉄道軌道における単線作業を容易にするための装置であって、第1の非割込み式渡り線と、一対の鉄道起動の長さ方向軸線の方向に第1の非割込み式渡り線から間隔を隔てられた第2の非割込み式渡り線とを備えており、これらの渡り線は、列車の車輪が、第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道まで、および第2の鉄道軌道から第1の鉄道軌道まで走行することができる経路を構成することを特徴とする装置。
  35. 前記第1および/または第2の非割込み式渡り線は上昇軌道表面を備えていることを特徴とする請求項34に記載の装置。
  36. 前記上昇軌道表面には、列車の通過を支持する支持手段が設けられていることを特徴とする請求項35に記載の装置。
  37. 前記第1および第2の非割込み式渡り線の各々は一対の分岐線よりなり、各対の分岐線は一対のレールを備えていることを特徴とする請求項34ないし36のいずれか1項に記載の装置。
  38. 保守または他の目的で第1鉄道軌道に触れずに第2鉄道軌道における単線作業を可能にする方法であって、
    第1の非割込み式渡り線と用意する工程と、
    一対の鉄道軌道の長さ方向軸線の方向に第1の非割込み式渡り線から間隔を隔てられた位置に第2の非割込み式渡り線と用意する工程と、
    列車を前記第1の非割込み式渡り線に沿って通す工程と、
    列車を第1および第2の非割込み式渡り線間で第2の鉄道軌道の一部に沿って通す工程と、
    第1の非割込み式渡り線から長さ方向に間隔を隔てられた第1の鉄道軌道上の位置まで列車が戻されるように、列車を第2の非割込み式渡り線に沿って通す工程と、を備えていることを特徴とする方法。
  39. 鉄道軌道のレール用のポット枕木であって、
    レールが連結され得る使用中に実質的に平らな上面を有するボディと、
    前記上面に対して角度をなして下方に延びていて、地面と接触するための下側接触縁部を有している前面および後面と、
    前記前面および後面より大きい距離にわたって前記上面に対して角度をなして下方に延びている一対の側端部と、を備えていることを特徴とするポット枕木。
  40. 前記下側接触縁部は前面および後面の横断面積より大きい表面積を有していることを特徴とする請求項39に記載のポット枕木。
  41. 前記前面および後面は前記上面と合同して、使用中、逆U字形のボディを形成し、一対の側端部は合同して前記逆U字形のボディの長さ方向軸線を閉じていることを特徴とする請求項39または40に記載のポット枕木。
  42. 前記ボディは、中空であって、充填材量で少なくとも部分的に埋められるようになっていることを特徴とする請求項39ないし42のいずれか1項に記載のポット枕木。
  43. 前記上面には、レールへのポット枕木の結合を許容するために結合機構が設けられていることを特徴とする請求項39ないし42のいずれか1項に記載のポット枕木。
  44. 第1のポット枕木を第2のポット枕木に結合するために連結機構が設けられており、この連結機構は第1および第2のポット枕木間に延びている実質的に剛性の部材を有していることを特徴とする請求項39ないし43のいずれか1項に記載のポット枕木。
  45. 前記の実質的に剛性の部材は既存の鉄道軌道のレールの下を通るように配置されることを特徴とする請求項44に記載のポット枕木。
  46. 請求項39ないし45のいずれか1項に記載のポット枕木を地面の敷き砂利に装着しおよび/または維持する方法であって、
    機械的振動機構手段によりポット枕木を地面の敷き砂利に打ち込むことを備えていることを特徴とする方法。
  47. 請求項46に記載のポット枕木を地面の敷き砂利に装着しおよび/または維持する方法であって、
    使用中、少なくともポット枕木の高さを維持するために、更なる敷き砂利または他の材料をポット枕木の中空ボディに挿入することを備えていることを特徴とする方法。
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