JP2007524020A - 鉄道軌道用の分岐線部分および渡り線部分 - Google Patents

鉄道軌道用の分岐線部分および渡り線部分 Download PDF

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    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
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    • E01B23/02Tracks for light railways, e.g. for field, colliery, or mine use
    • E01B23/06Switches; Portable switches; Turnouts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
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    • E01B7/00Switches; Crossings

Abstract

【課題】 鉄道軌道用の分岐線およびまたは渡り線部分を提供する。
【解決手段】 鉄道軌道(12、512;14、514)用の分岐線は列車(5)の車輪が1つの鉄道軌道(12;512)から他の鉄道軌道(14;514)まで走行する際に沿う経路(16;18;516)を構成する上昇軌道表面を有している。この上昇軌道表面(16;18;516)は、列車(5)の車輪が横切られる各鉄道軌道(12、512;14、514)に触れずに通るように配置されるのに十分な高さのものである。上昇軌道表面により構成される経路は表面の諸部分が地面の上方に特定限度より高く突出するのを回避するために起伏している。
【選択図】 図13

Description

本発明は、鉄道軌道の分岐線または渡り線に関し、詳細には、排他的ではないが、鉄道軌道の一時的な非割込み式分岐線または渡り線部分を設けることに関する。
鉄道軌道は、規則正しい間隔に維持されることを必要としており、これをなすために、維持されている軌道の部分は、列車が触れず通過しなければならない。軌道は、通常、しばしば、無列車期間中、通行遮断され、かくして、かかる期間外では、列車通行中止を生じるか、或いは列車は、短いまたは長い期間(封鎖)の間、他のルートへ変えられる。幾つかの場合には、列車は、限定された期間(すなわち、数時間)の間、メンテナンスを行なっている軌道から隣接した軌道へ移転され、次いで元の軌道に戻される。列車は、軌道の渡り線部分によって隣接軌道に移転され、第2の渡り線によって戻される。列車は、軌道の渡り線部分によって隣接した軌道上へ移転され、そして第2渡り線によって戻される。これは、「単線作業」(SLW)として当業界で知られている。従来、渡り線の各々は、渡り線部分が挿入される軌道の部分が切断されなければならないと言う点で割込み式であり、これは、各鉄道軌道の既存のレールを2回切断し、一時的な渡り線を装着し、また信号送信用のインターフェースを設けるとともに切換え装置を装着することを伴う。しかしながら、このような割込み式渡り線部分は比較的高価であり、計画したり装着したりするのにかなり長い時間を必要とし、計画段階だけで約2年かかることがある。この問題を解決する唯一の他の公知な代案は、メンテナンス位置の前後で最も近い永久的な渡り線部分のところで列車を渡らせることであるが、これらの渡り線部分は多数マイル離れており、かくして、軌道のたった数メートルに修理またはメンテナンスを必要とする場合、列車を多数マイルの間、両方向用の1つの軌道線路に割当てるか、(すなわち、SLW)、或いは別のルートに広範囲にわたって移しこととなり、かくして不十分および遅れが生じる。
また、レール産業界の人は、日中に列車の使用および夜間に作動する貨物列車を必要とする乗客の間で対立があり、かくして、かかる修理およびメンテナンスを行なうのにほとんど時間がないことはわかるであろう。最も重要な難点はコストの効率的なメンテナンスのための軌道への接近である。
当業者には、渡り線が2つの個々の分岐線よりなり、渡り線を形成するために、分岐線を単独で使用したり、或いは他の分岐線と組み合わせたりすることができることは理解されるであろう。
本願の内容において、非割込み式渡り線が、横切られるべきレールを通らないが、その代わり、横切られるべきレールの上方を横切る渡り線であることは気づくべきである。
本発明の分岐線の第1の態様によれば、一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている分岐線において、上昇軌道表面が第1および第2の部分を備えており、そしてこの上昇軌道表面が、列車の車輪がまず第1の部分により第1のレール横切り高さまで上昇され、次いで鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレール間の位置のところの高さまで第2の部分により降下されるように配置されている、鉄道軌道用のが提供される。
本発明の列車を移転する方法の第1の態様によれば、一対の間隔を隔てたレールを備えている1つの鉄道軌道から一対の間隔を隔てたレールを備えている第2の鉄道軌道へ列車を移転する方法であって、
上昇部分よりなる第1部分と、鉄道軌道の間隔を隔てたレール間の位置に設けられた下部分よりなる第2部分とを有していて、列車の車輪が第1鉄道軌道から第2鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を用意する工程と、
列車を第1軌道に沿って上昇軌道表面上へ駆動する工程と、を備えており、第1上昇部分が、列車の車輪が鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレールに触れずに通過するように十分な高さのものであり、また
列車を上昇軌道表面の第2下部分上へ駆動し続ける工程を備えている、列車を移転する方法が提供される。
好ましくは、分岐線は、更に、列車の車輪が、まず、第1車輪が第1レールを横切るためにレール横切り高さまで上昇され、次いで一対の間隔を隔てたレール間の位置のところの高さまで降下され、次いで第2の車輪が第1レールを横切るためにレール横切り高さまで上昇され、次いで好ましくは、第1および第2の鉄道軌道間の位置のところの高さまで降下されるようになっている。
本発明は、鉄道軌道の間隔を隔てた一対のレール間に比較的高い軌道部分を必要とすることなしに短い長さの単線作業を許容すると言う利点を有している。
好ましくは、渡り線は一対の前記分岐線よりなる。
代表的には、第1および/または第2の非割込み式渡り線は上昇軌道表面を備えており、好ましくは、上昇軌道表面には、列車の通過を許容するために支持手段が設けられている。
代表的には、第1および/または第2の非割込み式渡り線の各々は一対の分岐線よりなり、好ましくは、各対の分岐線は上昇軌道表面を構成する一対のレールを備えている。
代表的には、分岐線の各レールは更に少なくとも1つの傾斜面を備えており、各傾斜面は、好ましくは、短いまたは高さの無い端部から比較的高い高さの端部までテーパ状である。最も好ましくは、各傾斜面は短いまたは高さの無い端部から比較的高い高さの端部まで線状テーパ部を備えており、好ましくは、較的高い高さの端部は、第1レール横切り高さと同じ高さのものである。代表的には、傾斜面の比較的高い高さの端部はその第1レール横切り高さのところで上昇軌道表面の端部に隣接しており、これらの2つの表面が組み合わさって、組合せで上昇軌道表面を構成する一対の上昇レール間の実質的に等しい距離を維持しながら、車輪が走行する際に沿う経路を構成している。
好ましくは、傾斜面は鉄道軌道の各レール用の傾斜路を備えており、両傾斜路は好ましくは実質的に同時に傾斜して、代表的には、夫々のレールに対する異なる高さを回避している。
上昇軌道表面の各レールの少なくとも横切り部分には、スロットが代表的にはレール頭部分の下方に形成されており、このスロットは横切られているレールの上方またはまわりに位置するように配置されてもよく、レール頭部分は横切られている前記レールに解放可能に固定されている。
代表的には横切りレールまたは切換えレールの一部を構成している上昇軌道表面の各レールの少なくとも横切り部分は、好ましくは横切られているレールの上方またはまわりに位置するように配置されている支持部材の上方またはまわりに位置するように配置されているレール頭部分を備えている。好ましくは、支持部材はその長さ方向軸線が親レールのレールと平行である状態で配置されている。好ましくは、支持部材は少なくとも1つの上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材よりなる。好ましくは、上側支持部材は平らであり、より好ましくは、上側支持部材上面は上昇軌道の横切り部分の下面に取付けられている。好ましくは、代表的には傾斜面である上昇軌道表面の少なくとも他の部分は親レールおよび固定手段により支持されている。
代表的には、上側の平らな支持部材は第1および第2の鉄道軌道のうちの一方の既存のレールより実質的に幅広い。
好ましくは、上側の平らな支持部材は形状が矩形であり、より好ましくは、プレートの形態である。
好ましくは、一対のガイド手段が上側支持部材の長さの少なくとも一部に沿って設けられている。好ましくは、これらのガイド手段は、上側支持部材の長さ方向軸線と平行に延びており、且つ、より好ましくは、使用中、第1および第2の既存の鉄道軌道の既存のレールを跨るために下方に突出している。
好ましくは、一対の下側支持部材が既存のレールの少なくとも一部の両側に設けられている。
好ましくは、これらの一対の下側支持部材は組み合わさって既存の鉄道軌道に沿って上側支持部材と実質的に同様な形状、幅および位置をもたらし、また、これらの下側支持部材は上側支持部材に解放可能に係合され、より好ましくは、解放可能に固定されるようになっており、上側の平らな支持部材の下面は好ましくは下側支持部材の最上面の上に位置している。最も好ましくは、上側支持部材は、代表的にはヒンジ手段により下側支持部材のうちの少なくとも一方に移動可能の結合されている。このヒンジ手段は、上側支持部材が実質的に水平の平面に配置されて鉄道軌道の既存のレールの上方で一対の下側支持部材に静止する第1の構成と、列車の車輪を「通常の走行」において既存のレールに沿って駆動し得るように、上側支持部材が既存のレールから遠く離れている第2の構成と間で上側支持部材を移動され得ると言う利点を有している。好ましくは、上側支持部材は、これを下側支持部材に対してヒンジ手段のまわりに回転させることにより第1の構成から第2の構成へ移動される。
変更例として、下側支持部材は組み合わさって上側部材より長くおよび/または幅広くなっている。
本発明の分岐線の第2の態様によれば、一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えており、上昇軌道表面が、間隔を隔てたレールのうちの一方の上方を横切るようになっている横切りレール部分を備えており、横切りレール部分が、使用中、少なくとも1つの下側支持部材上に静止してこの下側支持部材により支持される上側支持部材に結合されている分岐線において、上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材が移動可能な機構により互いに結合されていることを特徴とする分岐線が提供される。
好ましくは、一対の下側支持部材が設けられており、これらの下側支持部材は、代表的には組み合わさって既存の鉄道軌道に沿って上側支持部材と実質的に同様な形状、幅および位置をもたらしている。好ましくは、上側支持部材は実質的に平らな部材よりなり、より好ましくは、この平らな上側支持部材の下面は下側支持部材の最上面の上に位置している。最も好ましくは、移動可能な機構はヒンジ機構よりなっている。このヒンジ機構は、代表的には、上側支持部材が実質的に水平な平面に配置されていて、鉄道軌道の既存のレールの上方で一対の下側支持部材に静止する第1構成と、列車の車輪が「通常の走行」において既存のレールに沿って駆動されるように上側支持部材が既存のレールから遠く離れている第2構成との間で上側支持部材を移動させるように配置されている。好ましくは、上側支持部材は、これを下側支持部材に対してヒンジ部材のまわりに回転させることによって第1構成から第2構成まで移動される。
好ましくは、第1および/または第2の既存の鉄道軌道に沿った列車の通常の走行が許容され、渡り線の1つまたはそれ以上の部分を第1および/または第2の既存の鉄道軌道との係合から移動させるか或いは取外すことにより、列車は第1および第2の既存の鉄道軌道間で走行しない。好ましくは、1つまたはそれ以上の移動可能または取外し可能な部分は、少なくとも1つの傾斜路と、上昇軌道表面の第1上昇部分と、少なくとも1つの上側支持部材とを備えており、上昇軌道表面の第2下部分を適所に留め、下側支持部材のうちの少なくとも一方を選択的に適所に留めている。
第1の実施の形態では、上昇軌道表面の第下部分は第1上昇部分より低い高さにあるようになっている。これは、通常の走行中に第2下部分が鉄道軌道の既存のレールの上面により定められる水平の平面の上方に許容可能な高さより高く突出することを防ぐと言う利点を有している。
代表的には、上昇軌道表面の少なくとも横切り部分は、レール頭部分の上、またはより詳細には、横切りレールに関する場合、上昇渡り部材の上に形成されており、上昇渡り部材の高さは列車の車輪のフランジ部分の深さに少なくとも等しく、好ましくはそれより大きい。
代表的には、上昇軌道表面は複数のレール部材を備えており、これらのレール部材のうちの1つまたはそれ以上は鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向かって湾曲された丸み部を有している。
好ましくは、複数のレール部材が組み合わさって実質的に連続したレール表面を有する分岐線を構成しており、また下記の構成部品を有しており、すなわち、
列車の車輪をレール横切り高さまで上昇させるようになっている傾斜部材を有する前記第1部分と、
列車を鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道へ向けて押圧するようになっている湾曲丸みレールと、
列車の車輪を鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレール間の位置における低い高さまで降下させるようになっている更なる傾斜部材と有する第2部分と、
列車の車輪を低い高さからレール横切り高さまで上昇させる更なる傾斜部材を有する他の第1部分と、
列車を上昇高さで第1の既存の鉄道軌道の内側レールの上方に通すようになっている渡りレールと、を有している。
この分岐線は、更に、列車の車輪を第1および第2の鉄道軌道の内側レール間の位置における低い高さまで降下させるようになっている他の第2部分を備えてもよい。
代表的には、実質的にまっすぐなレールのような上昇軌道表面の少なくとも一部が、その長さに沿った複数の位置で支持装置により横方向および/または垂直方向に支持されている。好ましくは、支持装置は、複数の枕木支持体よりなり、より好ましくは、複数のポット枕木構造体よりなる。
好ましくは、1つまたはそれ以上の分岐線が一時的な非割込み式分岐線であり、より好ましくは、非割込み式分岐線である。
代表的には、ポット枕木構造体は、使用中にレールが連結され得る実質的に平らな上面を有するボディと、
上面に対して角度をなして下方に延びていて、地面と接触するための下側接触縁部を有している前面および後面と、
前面および後面より長い距離、上面から角度をなして下方に延びている一対の側端部とを備えている。
ポット枕木構造体は、一対の側端部が使用中にポット枕木の横方向(側方)に突出し、ポット枕木、レールおよび列車の主重量が接触縁部および/または実質的に平らな上面の下側により支持されると言う利点を有している。
好ましくは、前記下側接触縁部は前面および後面の横断面積より大きい表面積を有している。
好ましくは、前面および後面は上面と組み合わさって「U」字形のボディを構成しており、一対の側端部が組み合わさって「U」字形のボディの長さ方向軸線を閉じている。好ましくは、ボディは中空であり、中空のボディは充填材で部分的に或いは全体的に埋められてもよく、より好ましくは、接触縁部は、使用中に水平な平面において大きい表面積をボディに与えるようにボディから内方または外方に(好ましくは外方に)突出しているリップにより構成されている。
代表的には、レールへのポット枕木の連結を許容するために、上面には、連結機構が設けられている。好ましくは、第1ポット枕木を第2ポット枕木に連結するために、連結機構が設けられており、この連結機構は間に延びる実質的に剛性の部材を有してもよい。代表的には、実質的に剛性の部材は既存の鉄道軌道のレールの下を通るように配置されてもよい。
好ましくは、ポット枕木は振動機構手段でもよい機構手段により地面敷き砂利に打ち込まれる。更に、代表的には、使用中、ポット枕木の高さを維持したり増大したりするために、敷き砂利または他の材料が中空のボディに挿入されてもよい。
本発明の分岐線の第3態様によれば、一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている分岐線において、上昇軌道表面が、列車の車輪が上昇軌道表面に入るのを許容するための傾斜部材を備えており、この傾斜部材が、
これを、間隔を隔てたレールのうちの一方に解放可能に固着するための固定機構と、
使用中、車輪のトレッドが横切るためのレール表面をもたらす上側傾斜表面と、
間隔を隔てたレールのうちの前記一方の片側に配置されている引き込み部分と、を備えており、この引き込み部分が、使用中、水平軸線に対して角度をなして傾斜され、且つトレッドの一部が横切るためのレール表面をなすレール上面を備えている、分岐線が提供される。
好ましくは、引き込み部分のレール上面は間隔を隔てたレールのうちの前記一方の片側に位置するように配置されており、また前記レール上面は、間隔を隔てたレールのうちの前記一方のレール上面より低い高さに位置決めされるように配置されている最外端部と、傾斜部材のレール上面の残部に合体している最内端部とを有している。
好ましくは、引き込み部分からレール上面の残部に合体している傾斜部材の部分は、また、レール表面の横方向とレール表面の長さ方向軸線との間で角度をなして配置されている。
添付図面を参照して本発明の実施の形態を単に例として以下に説明する。
図1に示されるように、一時的な非非割込み式分岐線10は、南行きのレール軌道12と北行きのレール軌道14とを接合し、北行きのレール軌道14に沿って南に走行するように南行きのレール軌道12からすでに移転された列車(図示せず)を南行きのレール軌道12に戻すことができるようになっている。このようにして、南行きのレール軌道12′の一部を修理したり保守したりすることができる。熟練した読者は、他の移転路を装着し、採用することができることはわかるであろう。
一時的な非割込み式分岐線10は多数の構成部品を備えており、これらの構成部品を以下に説明する。
一時的な非割込み式分岐線10は、一対の分岐線軌道16、18と、複数の一時的な枕木20とを備えている。参照容易のために、分岐線軌道16を左側分岐線軌道16と称し、分岐線軌道18を右側分岐線軌道18と称する。
左側分岐線軌道16は図1の左側端部から傾斜レール22Lを備えている。この傾斜レール22Lの最上部分は、最上面が、0mmの高さを有するその左側最端部からほぼ50mmの高さを有するその右側最端部まで直線状にテーパになっている楔形状であり、この直線状のテーパは図7b、図25aおよび図25Bb最も良くわかる。これらの図は、テーパの角度が比較的緩やかであるように、傾斜レール22が1700mmの領域において十分な長さを有することを示している。傾斜レール22Lは、図5に示すように、Gクランプ機構32によって北行きの左側レール軌道14Lに結合されているが、他の種類のクランプ機構を利用することができることはわかるべきである。傾斜レール22はレール軌道12、14の平らな上面に位置している頭部分51を備えている。首部分53がこの頭部分51の最も内側の縁部から下方に延びており、この場合、首部分53はレール軌道12、14の内面の形状に実質的に合致するような形状になっている。
Gクランプ機構32はG形のクランプ34を備えており、このクランプの一端は、首部分53と反対側のレール軌道12、14の起立面を取り囲んでいて、これに圧接されている。バイス36が、G形のクランク34の他端部から傾斜レール22の首部分53に向かって延びており、このバイス36を押圧して首部分53としっかり連結することができるようになっている。好ましくは、このバイス36は、短時間で容易に組み立てたり分解したりすることができる種類のものである。
傾斜レール22Lから左から右へ続いて、左側分岐線軌道16は次に切換えレール24Lを備えており、この切換えレール24Lの左側最端部は、図7bに示すように、傾斜レール22Lの右側最端部に突当たるように配置されている。図6に示すように、切換えレール24L、24rは夫々の頭部分55L、55rを備えており、また切換えレール24L、24rは、南行きのレール軌道12に向けて、かくして北行きのレール軌道14から離れる方にその長さに沿って内方に湾曲されている。換言すると、傾斜レール22Lに隣接した方の切換えレール24Lの端部は北行きのレール軌道14Lのすぐ上に位置決めされており、切換えレール24Lの反対端部は北行きのレール軌道14Lからずらされている。それにもかかわらず、頭部分55Lはその長さに沿って水平方向に配置されてほぼ50mmの直線高さを有している。切換えレール24Lもまた首部分57Lを備えている。有利には、図4に示すように、首部分57Lには、スロットが傾斜レール22Lに最も近い切換えレール24Lの端部のところに形成されており、北行きのレール軌道14Lの最上部分が前記スロットと通って内方に突出することができるようになっている。
変更例として、スロットを省いてもよく、首部分57Lが、北行きのレール軌道14Lの内面の形状にならっていてもよい。切換えレール24Lは、図5のGクランプ機構32と同様に作用するGクランプ機構62によって北行きのレール軌道14Lに解放可能に固着されている。Gクランプ機構62は図4に示すように同様なG形のクランプ64およびバイス66を備えている。切換えレール24Lは、その中間および右側最端部のところでGクランプ機構62および一時的な枕木20によって下側から支持されている。なお、語「内面」は、夫々の分岐線軌道16、18がそらされている面であると言う意味で使用されている。
傾斜レール22Lから左から右へ続いて、左側分岐線軌道16は次にガットレール26Lを備えている。このガットレール26Lは、広くは12、14のような普通のレール軌道のI形の横断面と同様であるI形の横断面を有している。ガットレール26Lは切換えレール24Lの曲り半径とほぼ同じ半径で曲り続けている。北行きのレール軌道14Lに対するガットレール26Lの締め付け機構は後述の図8に示すようなものと同様である。また、ガットレール26Lは、その平らな水平方向の上面が南行きのレール軌道12、従って北行きのレール軌道14のほぼ50mm上方になるように締め付け機構および一時的な枕木20によって下側から支持されている。
この時点まで、右側分岐線軌道18は左側分岐線軌道16のものとほぼ鏡にようになっている。何故なら、右側分岐線軌道18は、図1の左から右に向かって、傾斜レール22r、切換えレール24rおよびガットレール26rを備えているからである。
左側分岐線軌道16は、ガットレール26Lの後に左から右に向かって、まっすぐなレール28Lを備えており、かくして、このレール28Lは湾曲半径を有しておらず、これもまた、その平らな水平方向の上面が南行きのレール軌道12、従って北行きのレール軌道14のほぼ50mm上方になるように一時的な枕木20によって支持されている。
まっすぐなレール28Lからすぐ続いて、左側分岐線軌道16は横切りレール30Lを備えており、この横切りレール30Lは広くは後述の横切りレール30Rと同様である。
ガットレール26rからすぐ続いて、右側分岐線軌道18は図2および図3aおよび図3bにより詳細に示される横切りレール30rを備えている。この横切りレール30rは、その両端に向かって且つその両端のところでほぼI形の横断面を有しており、この横断面は既存の南行きのレール軌道12および北行きのレール軌道14とほぼ同じI形の横断面である。かくして、横切りレール30rは、その両端に向かって且つその両端のところに頭部分59および首部分61を備えている。しかしながら、横切りレール30rの中間点のまわりで横切りレール30rの長さの一部に沿ってスロットまたはギャップ31が設けられており、図3bで最もはっきり示されるように、スロット31の領域には首部分61が無い。横切りレール30rは、北行きのレール軌道14Lがスロット31内に位置するように、北行きのレール軌道14Lを横切って位置するように配置されている。従って、横切りレール30rもまた、その頭部分59が南ほぼ50mmの高さを有するように一時的な枕木20によって下側から支持されており、且つ横切りレール30rが水平であるように配置されているので、横切りレール30rの最上表面は南行きのレール軌道12および北行きのレール軌道14の最上表面よりほぼ50mm高い。
右側分岐線軌道18は、次に、右から左へ横切りレール30rのすぐ後に、先に述べたまっすぐなレール28Lと機能および構成が実質的に同じであるまっすぐなレール28rを備えている。同様に、横切りレール30Lは、これが南行きのレール軌道12rを横切っている以外は、機能および構成が横切りレール30rとほぼ同じである。
左側分岐線軌道16は、右から左へ横切りレール30Lの後に、ガットレール42Lを備えており、その後に切換えレール44Lが設けられており、この切換えレール44Lの後に傾斜レール46Lが設けられており、これらのレールは、それぞれ機能および構成がガットレール26L、切換えレール24Lおよび傾斜レール22Lとほぼ同じである。
右側分岐線軌道18は、右から左へまっすぐなレール28rから続いて、ガットレール22rを備えており、その後に切換えレール44rが設けられており、この切換えレール44rの後に傾斜レール46rが設けられており、これらのレールは、それぞれ機能および構成がガットレール26r、切換えレール24rおよび傾斜レール22rとほぼ同じである。
図8に示すように、ガットレール42L、42r(かくして、ガットレール26L,26r)はJブロック構造体68L、68rおよび長いGクランプ機構70L、70rによって南行きのレール軌道12L、12rに締め付けられている。Jブロック構造体68Lおよび長いGクランプ機構70Lを以下に説明するが、当業者は、Jブロック構造体68rおよび長いGクランプ機構70rが、180°回転されている以外はJブロック構造体68Lおよび長いGクランプ機構70Lとほぼ同じであることをわかるであろう。ガットレール42Lは、Jブロック構造体68Lによって南行きのレール軌道12Lから間隔を隔てられており、このJブロック構造体68Lは、好ましくは、レール間の設定距離を維持するためにレールの中心に嵌まり込むような形状である任意の硬質材料から形成されている。図8に示すように、Jブロック構造体68Lは、ガットレール42Lを南行きのレール軌道12Lから水平方向に間隔を隔てるだけではなく、両者を垂直方向に間隔を隔てて、ガットレール42Lの水平配置の最上表面が南行きのレール軌道12Lの水平配置の最上表面ほぼ50mm垂直方向上方にあるように、配置されている。Gクランプ機構70Lは、Jブロック構造体68Lを介してガットレール42Lを南行きのレール軌道12Lに締付けており、Gクランプ機構70Lもまた、レール12L、42LおよびJブロック構造体68Lまたは同様な構造体を介してバイス76Lまたはボルト止め固定部を備えている。
なお、図9aに示すように、左側および右側分岐線軌道16、18には、ポット枕木構造体80が設けられてもよく、2つのポット枕木構造体80L、80rは剛性のフレーム82L、82rを介して互いに結合されており、この剛性のフレーム82L、82rは、ナットおよびボルト(図示せず)のような適当な固定手段84により最外端部で互いに結合される2つの半体82L、82rで設けられてもよい。かくして、一時的な非進入分岐線10に高い剛性を与えるために、ポット枕木構造体80L、80rを、(図32aおよび図33aに示すように)一時的な枕木20に代えて使用することができ、或いはその場の或いは既存の材木枕木の上に設けることができる。
ポット枕木構造体80は、適所に固定された実例レール部分86を備えて図33bおよび図34aにより詳細に示されている。ポット枕木80のビーム部分84は、リップ88を形成するように逆U字形状の各側の最下端部のところで外向きになっている中空の逆U字形の横断面を有している。ビーム部分84の各端部には、端プレート90が、リップ88を通り越して垂直方向下方に突出するように取付けられており、この下方突出は、代表的には100mmの範囲である。実例レール部分86は鉄道工業界で広く知られている在来の「パンドロール」クリップ92によりビーム部分84に連結されている。
ポット枕木80が適所にあると、端プレート90は、リップ88が敷き砂利(図示せず)と同一高さになるまで、敷き砂利または石(図33bには図示せず)の中へ突出する。プレート90のこの突出は、ポット枕木構造体80の質量を最小に保ちながら、ポット枕木80の主軸線に対して長さ方向および直交方向の両方においてポット枕木80に増大した横方向の安定性を与える。また、リップ88はポット枕木80用の大きい表面積またはフットプリントを生じ、これにより、ポット枕木80に荷重が掛けられたとき(すなわち、列車5の通過中)、ポット枕木80が満足な深さを超えて敷き砂利(図示せず)の中へ沈むのを回避する。
図10は構成途中の非割込み式分岐線の寸法模型を示している。なお、図10に示される寸法模型はまっすぐなレール28L、28rおよび切換えレール44L、44rを省いてあるが、全寸法のレール軌道12、14にまっすぐなレール28L、28rおよび切換えレール44L、44rが使用されることが予想される。
図10は一対の一時的な枕木20が敷設され、ガットレール42L、42rが一時的な枕木20および南行き軌道12L、12rに固着されていることを示している。なお、また、ガットレール42rは、図10ないし図18に示される模型における切換えレール44L、44rの本質的にもっと長い変更例である。横切りレール30Lもまた、南行き軌道12rを横切るように装着されている。図11は、次にガット/切換えレール26Lが装着されており、その後、図12に示すように、ガット/切換えレール26rが装着され、その後、図13に示すように横切りレール30rが装着されることを示している。その後、傾斜レール22L、22rが夫々の北行きレール軌道14L、14rに固着される。
図15には、列車5の模型が、北行きレール軌道14に沿って南に走行し、傾斜レール22L、22rを取り付けた場合について示されている。傾斜レール22L、22rが、列車(図示せず)、かくして模型列車5の車輪を、そのフランジ付き部分が普通の軌道14L、14rの残部の高さより垂直方向にすぐ上であるように十分な量だけ、上昇させることを気づくことは重要である。かくして、図16に示すように、模型列車5が横切りレール30L、30r上に移動すると、左側および右側分岐線軌道16、18は、通常、模型列車5、かくして全寸法の列車を軌道上に保つように作用する車輪7のフランジ付き部分が北行きレール軌道14L、次いで南行きレール軌道12rに触れずに通過することができるような十分な高さのものである。模型5は、図17では、図18に示される位置に達するまで一時的な非割込み式分岐線10を通り続けているものとして示されており、図18は、模型5が傾斜レール46L、46rを下だって走行し、次いで通常のように南行きレール軌道12に沿って前方に走行しようとしていることを示している。
ここで先に説明した非割込み式分岐線10は、一時的な非割込み式分岐線が軌道12、14に挿入されるべきである場合には普通であるような、レール軌道12r、14Lが切断されることを必要としないと言う大きな利点を有している。更に、当業者は、列車が1つの軌道12から他の軌道14へ実際に横切ることなしに一時的な非割込み式分岐線10を通ることが必要であるなら、列車が一時的な非割込み式分岐線10を迂回することができる場合ように、必要に応じて傾斜レール22または46を夫々の切換えレール24または44および横切りレール30Lまたは30rと共に取外すことができることをわかるであろう。
図19ないし図35を参照して変更例の非割込み式分岐線を以下に説明する。
図19ないし図35の分岐線の軌道に沿った長さ方向のレール構成部品の順序は、非割込み式分岐線(図1)についての順序と同じであり、すなわち、左側分岐線軌道16の左側端部から、一対の傾斜レール21、22、次いで一対の切換えレール23、24、その後、一対のガットレール25、26、その後、一対の横切りレール29、30などの順序になっている。
この変更例における傾斜レール21、22およびこれらの傾斜レール21、22を連結する手段(図26に32で表されるGクランプ機構32)は広くは先の非割込み式分岐線のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要ではない。
傾斜レール21、22から続いて、図19aおよび図19bは、図24a、図24b、図24cと共に、一般に100で示される一対の切換えレールユニットを示しており、これらのユニットは、切換えレール頭部50と、平らな部材またはプレート38と、下方に突出しているガイドフランジ60の形態のガイド手段60と、一対の支持部材40と、端プレート72と、クリップ48の形態の支持連結手段48とを備えている。
切換えレール頭部50は、本質的に、(図31a、図31bにおける装置の装着中に示される)I字形のレール部分の上部分の形態をとっており、切換えレールユニット100の一端部と他端部との間に延びている。切換えレール頭部50は、広くは先の実施の形態(図1)と同様に、南行きレール軌道12に向かって、かくして北行きレール軌道14から離れる方向にその長さに沿って内方に湾曲されている。
平らな部材またはプレート38は寸法が矩形であって、製造中、溶接または成形などのような任意の適当な手段により切換えレール頭部50に永久的に取付けられている。このプレート38は切換えレールユニット100の全長に沿って延びても延びていなくてもよく、後者の場合、切換えレール頭部50はプレート部材38上に張出している。これは図27a、図28aで最も良くわかる。
一対のガイドフランジ60は、プレート38から下方に突出し、切換えレールユニット100の全長に沿って既存の北行きの軌道14と平行に延びており、そして既存の北行き軌道14の内側軌道が一対のガイドフランジ60間にぴったり嵌るような量だけ中心線またはプレート38からずらされている。熟練した読者は、プレート38の末端部にのみガイドフランジ60が存在してもよいことをわかるであろう。
各支持部材40は木材でもよく、プレート38の下で既存のレールの内側および外側首部分のまわりの近くに設置し得るような横断面形状を有している。各支持部材40の下面は、共に、製造中、或いは装着時に様々な標準の鉄道枕木の外形に合致するようになっていてもよい。一対の支持部材40は、長さ、幅および位置がプレート38のものとほぼ同様であるが、個々の状況パラメータ、例えば、枕木間の隙間の整合および/または大きさに応じて、もっと長いおよび/またはもっと幅広い支持部材も好適であることはわかるであろう。
クリップ48は、一対の支持部材40をプレート38に解放可能に取付け、そして支持部材40を垂直方向において平らな部材38に、横方向において既存のレールにしっかり保持するように設計されている。
端プレート72は、切換えレール頭部50により生じられる張出し部から垂直方向下方に突出していて、内側支持部材40の端部に突当たっている。
この実施形態では、支持部材40が、(図29a、b,c、d、e、fに示すように)鉄道軌道の通常の延長中、適所のままにされてもよいことは、読者にはわかるであろう。これは、北行きの軌道14または南行きの軌道12を走行している列車5の横切りが無いように、1つの鉄道軌道と他の鉄道軌道との間の列車の移転が無い場合である。変更例として、支持部材40は、図29gに示されるように、装着の用意が整った一方の側に設置されてもよい。従って、切換えレール頭部50および平らな部材38は、所望に応じて、比較的容易に且つ比較的短時間で装着されたり取外されたりし得る。
分岐線は、切換えレールユニット100から続いて、次に一対のガットレール25、26を備えている。これらのガットレール25、26は広くは前述のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明を必要としない。
分岐線は、ガットレール25、26から続いて、次に一般に200で示される一対のクロッシングユニットを備えている(図20a、図20bおよび図30)。各クロッシングユニット200は、横切りレール頭部50cと、平らなクロッシング部材またはプレート38cと、ガイドフランジ60cと、一対の支持部材40cと、一対の端プレート72cと、支持連結クリップ48cとを備えている。
横切りレール頭部50cは、切換えレール50のもの(すなわち、I字形レール部分の上部分)と同じ横断面形状を有しており、南行きの軌道12の方、かくして北行きの軌道14から離れる方に向くようにクロッシングユニット200の一端部と他端部との間で斜めに延びている。
横切りレール頭部50cは、クロッシングユニット200に沿ってクロッシングプレート38cおよび支持部材40cよりも長い距離にわたっていて、かくしてクロッシングユニット200のいずれか一方または両方の端部に張出し部を生じてもよい。
クロッシングプレート38c、ガイドフランジ60c、支持部材40cおよび支持連結クリップ48cは広くは切換えレールユニット100のものと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要でない。
一対の端プレート72cは横切りレール頭部50cにより生じられる張出し部から垂直方向下方に突出している。各端プレートは支持部材40cの端部に突当たっている。
切換えレール頭部50の端プレート72および横切りレール頭部50cの端プレート72cは、各レール頭部構成部品間のしっかりした連結を行なうために、継ぎ目板のような標準の連結手段に合うように孔付きでもよい。
この非割込み式分岐線10は、分岐線軌道に対する追加の支持が支持部材40、40cにより行なわれていると言う先の変更例の非割込み式分岐線にまさる利点を有しており、それでも、既存の軌道の永久的な変更(すなわち、切断)なしに、切換えレール頭部50、横切りレール50c、プレート38およびクロッシングプレート38cを比較的容易に取外したり装着したりし得る。
図21aおよび図21bは以下に説明する非割込み式分岐線のクロッシングユニットの変更例を示している。
一般に300で示される部分的に支持されたクロッシングユニットは、横切りレール頭部50dおよびテーパ状の支持部材40dを備えている。
横切りレール頭部50dは広くは前述のもの、例えば、50cと同様であり、かくしてこれ以上の説明は必要でない。
テーパ状の支持部材40dは、横切りレール50dと交差点の近くの既存のレールとの間に形成された隙間に嵌り込むように楔形状である。
前述の各非割込み式分岐線では、傾斜レール21、22、切換えレール23、24および横切りレール29、30が取外される場合、近づいてくる列車にさらされる各ガットレール25、26の端部に、鉄道キャリッジ(図示せず)の下に引っ掛かるいずれの自由な物体(図示せず)をもガットレール25、26から離れる方向に偏向させ、それにより鉄道キャリッジの脱線が生じることがあるようなかかる物体のガットレールへの突当たりを防ぐ偏向手段が設けられることが好ましい。図21a、b、c、d(図22a、b、c、d)はこの目的で可能な偏向手段を示している。各偏向手段は、適当な手段、例えば、継ぎ目板によりガットレール25、26の露出端部に容易に嵌合されるようになっている。傾斜レール21、22、切換えレール23、24および横切りレール29、30の再装着に先立って、偏向手段を取外す。
図23aおよび図23bは以下に説明する非割込み式分岐線の切換えレールおよびクロッシングユニット用の別の支持手段を示している。
工業界で知られ、使用されている中央の水平クロッシング支持部材40eが、既存のレール間に楔留めされ、そして既存の枕木79に連結された中央の支持体78cにより支持されている。これらの中央の水平クロッシング支持部材40eは外側支持体780により支持されている外側の水平クロッシング支持部材400eにより補われている。外側の水平クロッシング支持部材400eと内側の水平クロッシング支持部材40eとの間には、外側のパッキン楔120および内側のパッキン楔121が位置決めされている。これらの外側および内側のパッキン楔120、121は横方向および垂直方向の両方において水平クロッシング部材40e、400eを固着している。
切換えレール頭部50eおよび平らな部材38eは、広くは前述のもの(図19)と同様であり、水平クロッシング支持部材40e、400eの上方に位置決めされている。
図23cおよび図23dには、横切りレールユニットに水平クロッシング支持体40eおよび400eを使用している同様な適応例が示されている。
この支持構造体は、前述の支持構造体以上に、現在のところ利用可能な構成部品を使用しながら、通過する列車により及ぼされる荷重を枕木および既存のレールに直接伝達し得ると言う点で利点を有している。
しかしながら、通常の走行中、既存のレールに沿って通る列車が上昇軌道表面と衝突しないようにするために、上昇軌道表面の或る部分、特に、一対の既存のレール間で適所に留まるようになっている部分の高さを減少させることが有利である。
図36a、36b、36c、36f、37a、37b、37c、38aおよび38bを参照して、本発明の第1、第2および第3の態様による非割込み式渡り線の第1実施形態を以下に説明する。
図19ないし図35の分岐線の軌道に沿って長さ方向のレール構成部品の順序は、車輪が鉄道軌道を横切っているときに車輪の高さを変えるために、渡り線の長さに沿って追加の傾斜部分を設けると言う重要な相違点がある以外、前述のものと同様である。左側分岐線軌道516Lの左側端部から、一対の傾斜レール522L、522rが設けられており、その後に、下方に傾斜された傾斜部分600を有する一対の切換えレール524L、524rが設けられており、次いで一対のガットレール525L、525rが設けられており、これらのガットレール525L、525rは、既存のレール514L、514r上を通る上昇部分よりも低い高さ(代表的には、既存のレール514または512の最上面の上方に最大25mm)のところにある。この点まで、右側分岐線軌道516rは左側分岐線軌道516Lとほぼ同じである。この時点で、右側分岐線軌道516rは、既存のレール514または512の最上面の上方に代表的には50mmのところにある既存の軌道514Lを横切るために必要とされる高さまで上昇しているクロッシングユニット530rの上方に傾斜された傾斜部分602と接合する。左側の上昇軌道表面の高さと右側の上昇軌道表面の高さとの不一致を回避するために、左側の上方軌道表面に補償傾斜路604を設けることが必要である。この時点で、渡り線は、上昇軌道を鉄道軌道512L、521rの反対側に戻すために前述のものと鏡像のようにこの方法を繰返す。高さのこの起伏の輪郭が図38bにより示されている。
この実施の形態における傾斜レール522L、522rを連結する手段(図26に32で示されるGクランプ機構32)は、広くは前述の非割込み式分岐線のものと同様であり、かくして更なる説明を必要としない。しかしながら、本発明の第3の態様による傾斜レールの別の具体例を次に説明する。
傾斜レール522L、522rから続いて、図37a図37bおよび図37cは、切換えレール頭部550と、平らな支持部材または支持プレート538と、下方に突出しているガイドフランジ560の形態のガイド手段560と、一対の支持部材540と、端プレート572と、クリップ548の形態の支持連結手段548とを備えている一般に524で示される切換えレールユニットを示している。
切換えレール頭部550は、本質的に、I字形のレール部分の上部分の形態をとっており、切換えレールユニット524の一端部と他端部との間に延びている。切換えレール頭部550は、前述のもの(図1)と広くは同様なように、南行きレール軌道512に向かって、かくして北行きレール軌道514から離れる方向にその長さに沿って湾曲されている。切換えレール頭部550はユニット524の端部ところに下方に傾斜された部分600を有している。
平らな支持部材または支持プレート538、ガイドフランジ560、支持部材540、クリップ548および端プレート572は、前述のものとほぼ同じであり、従って更には説明しない。
切換えレールユニット524から続いて、分岐線は次に一対のガットレール525L、525rを備えている。これらのガットレール525L、525rは切換えユニット524の下方に傾斜された部分600の下端部と一致する高さおよび位置に位置決めされている。
右側分岐線レール516rでは、ガットレール525rから続いて、分岐線は次に一般に530で示されるクロッシングユニット(図36a、図36b、図36c)を備えている。各クロッシングユニット530は横切りレール頭部550cと、平らなクロッシング部材またはプレート538cと、ガイドフランジ560cと、一対の支持部材540cと、一対の端プレート572cと、支持連結クリップ548cとを備えている。
平らなクロッシング部材またはプレート538c、ガイドフランジ560c、支持部材540c、クリップ548cおよび端プレート572cは前述のものとほぼ同じであり、従って更には説明しない。
傾斜レール522L、522rと、切換えレール524L、524rと、下方に傾斜された傾斜部分600と、ガットレール525L、5252rと、クロッシング油ノット530rと、分岐線部分の補償傾斜路604とを設けることにより、他の反対側に配置された分岐線部分に連結されると、上昇表面をもたらすことになり、この上昇表面により、列車は下記の如く第1の鉄道軌道514から第2の鉄道軌道512まで走行し得る。
まず、車輪が傾斜路522L、522rによって切換えレール524L、524r上へ(約50mmだけ)上昇され、これらの切換えレール524L、524rは車輪(従って列車)を既存のレール514L、514rから離れる方向に移動させる。これにより、左側レールに沿って走行している車輪のフランジが左側の既存のレール514Lの上方を効果的に通ることができる。
次いで、傾斜部分600は、車輪をガットレール516L、516r上へ(ほぼ25mmだけ)降下させ、これらのガットレール516L、516rは車輪を既存のレール514L、514rから更に移転する。
次いで、車輪は、左側車輪が先に既存のレール514Lを横切ったときの高さと実質的に同じ高さまで戻るように(約25mmだけ)上昇される。この場合、右側車輪のフランジを左側の既存のレール514Lの上方で通せる効果がある。
次いで、車輪は、左側車輪が既存のレール512rの上方を通るまで継続する。
次いで、車輪は非割込み式渡り線部分の反対端部における600と同等な傾斜部分上へ(約25mmだけ)降下される。
次いで、車輪はガットレール542L、542rにより第2の鉄道軌道512L、512Rへ導かれる。次いで、車輪は、右側ガットレール542rに沿って走行している右側車輪が既存のレール512rの上方を通れるように、傾斜部分600Bを経て再び(約25mmだけ)上昇される。
最後に、車輪は傾斜部分523L、523rにより既存のレール512L、512r上へ(約50mmだけ)降下される。
図36eおよび図37eを参照して、本発明の第2態様による非割込み式渡り線の実施の形態を以下に説明する。
この実施の形態では、通常の走行を望む場合、平らなプレート1538および切換えレール1550をヒンジ留めするために、ヒンジ留め機構700が設けられていると言う重要な相違以外、第1の実施の形態について先に説明したものと本質的に同じ切換え装置が設けられており、換言すると、分岐線が作動中である第1の構成から平らなプレート1538が既存のレールから離れている第2構成まで平らなプレート1538をヒンジ機構700のまわりに回転させることができる。同じように、通常の走行を望む場合、平らなプレート1538cおよび渡りレール1550cを支持部材1540cから離れてヒンジ留めするために、ヒンジ留め手段700が渡り装置に設けられてもよい。
図39a、39b、39c、39dを参照して、本発明の第3態様による傾斜路装置の実施の形態を以下に説明する。
一般に522で示される傾斜路装置は、既存のレール514の外縁部に固着され、かくして前述のもの同様にしてクランプ576により一方の側に配置されている。傾斜路は、単一の部材に一体に形成されて車輪のトレッドが横切るためのレール表面をもたらす傾斜部分513および水平化部分515を備えている。傾斜部分513には、既存のレール514の外縁部においてその高さの下方で延びている導入斜面または引き込み斜面517が設けられている。図39bに示すように、傾斜部分513は、これが既存のレール514の上面に当接するような(10mmくらいのような)できるだけ低い高さまでテーパ状になっているが、本質的にテーパの端部に高さを有することが可能ではないことは熟練した読者にはわかるであろう。何故なら、このような薄い領域が、列車がそこを通過することに起因した損傷に屈しがちであるからである。高さに関してテーパ状であることに加えてこの問題を軽減するために、傾斜部分513のテーパ状端部もまた、既存のレール514の表面にわたって角方向にテーパ状である。
列車の車輪は、一般に、これらが走行するようになっているレールより僅かに大きい幅を有しており、従って、車輪トレッド509の外縁部が既存の軌道514の表面と接触しないところに(数mm程度の)張り出し部分(図示せず)が形成されることが当業者には理解されるであろう。
作動中、列車の車輪507が既存のレール514に沿って傾斜路522に向かって通るとき、車輪507の張り出し部分は導入斜面517により傾斜路に次第に導入される。かくして、車輪のトレッドの残部が傾斜部分513のテーパ部に当接すると、既存のレール514から斜面513まで水平化部分515に向かって滑らかな変化がある。これは、傾斜路522のテーパ状部分に対する損傷を最小にするので有利である。
なお、前述の本発明の実施の形態によれば、列車を第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道へ第1または第2の鉄道軌道を永久的に損傷することなしに移転することができ、また前述の本発明によれば、軌道における通常の走行中、すなわち、列車を第1の軌道から第2の軌道へ移転することを望まない場合、非割込み式渡り線部分の特定部分が適所のままであることができる。また、前述の本発明によれば、これらの部分は、通常の走行中、構成部品が地面の上方に突出する高さに関する特定の要件に逆らうことなしに適所のままであることができる。
本発明の範囲を逸脱することなしに、ここに説明した実施の形態に対する変更例および改良例を行なうことができる。
本出願人の出願中の国際(PCT)出願第PCT/GB03/03555に記載のような一時的な非割込み式分岐線の平面図である。 詳細1として強調される図1の分岐線の部分の平面図である。 図2の線分B−Bに沿った横断面図である。 図2の線分A−Aに沿った分岐線の部分の側面図である。 詳細2として図6に示されるGクランプの拡大図である。 詳細3として図7aに示されるGクランプの拡大図である。 図1の線分C−Cに沿った横断面図である。 図1の線分D−Dに沿った横断面図である。 図7aに示される分岐線の部分の側面図である。 図1の線分E−Eに沿った横断面図である。 詳細4として図1に示される分岐線の部分の拡大平面図である。 図9aの線分F−Fに沿った横断面図である。 装着中における図1に示されるものと実質的に同じの一時的な非割込み式分岐線の寸法模型の斜視図である。 更に構成中の図10の分岐線部分の斜視図である。 更に構成中の図11の分岐線部分の斜視図である。 更に構成中の図12の分岐線部分の斜視図である。 図13の分岐線部分の一端部の平面図である。 図14の分岐線部分に入るときの列車を示している模型の斜視図である。 分岐線部分を通って進行するときの図15の模型の斜視図である。 分岐線部分を通って進行するときの図16の模型の斜視図である。 分岐線部分の端部に近づくときの図17の模型の斜視図である。 切換えレールが支持プレートに設けられている図1に示されるものと別な切換えレールの平面図である。 図19aの切換えレールの横断面図である。 横切りレールの、図1に示されるものと別な実施例の平面図である。 図20aの横切りレールの横断面図である。 鉄道軌道の既存のレールを横切るときの図20aの横切りレールの平面図である。 図21aの線分A−Aに沿ったレールの端部の横断面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図1の分岐線のガットレールに対して使用するための可能な/任意のガットレール偏向手段の側面図である。 図19aの切換えレールを支持するための水平横切り支持部材の平面図である。 図23aの水平横切り支持部材の横断面図である。 図1の分岐線の横切りレールを支持するための水平横切り支持部材の詳細平面図である。 図23cの水平横切り支持部材および横切りレールの横断面図である。 本出願人の出願中の国際(PCT)出願第PCT/GB03/03555に記載のような更なる分岐線の斜視図である。 図24aの分岐線の切換えレール、傾斜レールおよび関連した水平横切り支持部材の平面図である。 本出願人の出願中の国際(PCT)出願第PCT/GB03/03555に記載のようなポット枕木の配置をも示している、図24aの一時的な分岐線の斜視図である。 図24aの分岐線の切換えレールに通じる傾斜レールの側面図である。 図25aの傾斜レールの途中にある列車の車輪のうちの一方を示す側面図である。 傾斜レールおよび締め付け機構を示す斜視図である。 装着中の図24aの横切りレールを示す斜視図である。 装着中の図24aの横切りレールを示す斜視図である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車の車輪を示している端面図である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車の車輪を示している端面図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車の車輪を示している端面図写真である。 通常の走行中、図24bの支持部材の一部を通る列車の車輪を示している端面図写真である。 通常の走行中、図29aの支持部材およびガットレールを適所に示している図である。 通常の走行中、図29aの支持部材およびガットレールを適所に示している図である。 装着前の図29aの支持部材を示している斜視図である。 主軌道に触れずに図29aの横切りレールを渡る列車を示している斜視図である。 図29aの傾斜レールおよび切換えレールの装着中の斜視図である。 図29aの傾斜レールおよび切換えレールの装着中の斜視図である。 図24cのポット枕木の配置を示している平面図である。 剛性のフレームにより連結された図24cの2つのポット枕木構造体を示している平面図である。 図24cのポット枕木構造体の端面図、側面図および平面図である。 図32bのポット枕木および剛性のフレームの配置を示している斜視図である。 実例レール部分が固定された図24cのポット枕木構造体の斜視図である。 実例レール部分が固定された図24cのポット枕木構造体の側面図である。 図24cのポット枕木構造体および切換えレールをそれらの作動位置に示している斜視図である。 図24cのポット枕木構造体の配置を示している斜視図である。 図24cのポット枕木構造体の配置を示している斜視図である。 渡り線レールが第1構成にある支持プレートに設けられている本発明の第1および第2態様による渡り線の平面図である。 図36aの渡り線レールおよび支持プレートの平面図である。 図36aの渡り線レールの平面図である。 図36aの渡り線レールの横断面図である。 支持プレートおよび渡り線レールが第2構成において片側にヒンジ留めされた状態の図36aの渡り線レールの横断面図である。 図36aの渡り線レールの端部の端面図である。 第1構成にある支持プレートに設けられている本発明の第1および第2態様による切換えレールの平面図である。 図37aの切換えレールおよび支持プレートの平面図である。 図37aの切換えレールの平面図である。 図37aの切換えレールの横断面図である。 支持プレートおよび渡り線レールが第2構成において片側にヒンジ留めされた状態の図37aの渡り線レールの横断面図である。 図37aの切換部分の拡大平面図である。 本発明の第1態様による一時的な非割込み式分岐線の平面図である。 図38aの一時的な非割込み式分岐線の長さに沿った高さの変化を示す概略図である。 本発明の第1および第3態様による傾斜路の横方向図である。 図39aの傾斜路の平面図である。 図39aの傾斜路により支持されている列車の車輪を示す横断面図である。 図39cの傾斜路のより詳細な横断面図である。

Claims (42)

  1. 一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている分岐線において、上昇軌道表面は第1および第2の部分を備えており、そしてこの上昇軌道表面は、列車の車輪がまず第1の部分により第1のレール横切り高さまで上昇され、次いで鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレール間の位置のところの高さまで第2の部分により降下されるように配置されていることを特徴とする鉄道軌道用の分岐線。
  2. 上昇軌道表面は、列車の車輪が、まず、第1車輪が第1レールを横切るためにレール横切り高さまで上昇され、次いで一対の間隔を隔てたレール間の位置のところの高さまで降下され、次いで第2車輪が第1レールを横切るためにレール横切り高さまで上昇され、次いで好ましくは、第1および第2の鉄道軌道間の位置のところの高さまで降下されるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の分岐線。
  3. 列車を第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道へ移転させるようになっている渡り線を構成するために一対の分岐線が組み合わされ得るように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の分岐線。
  4. 列車を第1の鉄道軌道から第2の鉄道軌道へ移転させ、そして第1の鉄道軌道へ再び戻るために一対の渡り線が関連して使用されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分岐線。
  5. 上昇軌道表面は実質的に非割込み式であり、上昇軌道表面は列車の通過を許容するために支持手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の分岐線。
  6. 第1および第2の非割込み式渡り線の各々は一対の分岐線よりなり、好ましくは、各対の分岐線は上昇軌道表面を構成する一対のレールを備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の分岐線。
  7. 分岐線の各レールが更に少なくとも1つの傾斜面を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の分岐線。
  8. 各傾斜面は短いまたは高さの無い端部から比較的高い高さの端部までテーパ状であることを特徴とする請求項7に記載の分岐線。
  9. 各傾斜面は短いまたは高さの無い端部から第1のレール横切り高さの端部と同じ高さである比較的高い高さの端部まで線状テーパ部を備えていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の分岐線。
  10. 傾斜面の比較的高い高さの端部は上昇軌道表面の第1のレール横切り高さのところの上昇軌道表面の端部に隣接しており、これらの2つの表面が組み合わさって、組合せで上昇軌道表面を構成する一対の上昇レール間の実質的に等しい距離を維持しながら、車輪が走行する際に沿う経路を構成していることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の分岐線。
  11. 傾斜面は、鉄道軌道の各レール用の傾斜路を備えており、両傾斜路が実質的に同時に傾斜し、それにより夫々のレールに対する異なる高さを最小にしていることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の分岐線。
  12. 上昇軌道表面の各レールの少なくとも横切り部分には、レール頭部分の下方にスロットが形成されており、このスロットは横切られているレールの上方またはまわりに位置するように配置されており、レール頭部分は横切られている前記レールに解放可能に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の分岐線。
  13. 上昇軌道表面の各レールの少なくとも横切り部分が、横切られているレールの上方またはまわりに位置するように配置されている支持部材の上方またはまわりに位置するように配置されているレール頭部分を備えていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の分岐線。
  14. 支持部材はその長さ方向軸線が親レールのレールと平行である状態で配置されていることを特徴とする請求項13に記載の分岐線。
  15. 支持部材は少なくとも1つの上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材よりなることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の分岐線。
  16. 上側支持部材は、平らであり、そして上昇軌道の横切り部分の下面に取付けられた上面を有していることを特徴とする請求項15に記載の分岐線。
  17. 上昇軌道表面の少なくとも一部が親レールおよび固定手段により支持されていることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の分岐線。
  18. 上側の平らな支持部材は第1および第2の鉄道軌道のうちの一方の既存のレールより実質的に幅広いことを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか1項に記載の分岐線。
  19. 上側の平らな支持部材は矩形のプレートよりなることを特徴とする請求項15から請求項18のいずれか1項に記載の分岐線。
  20. 上側支持部材の長さの少なくとも一部に沿って一対のガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれか1項に記載の分岐線。
  21. ガイド手段は、上側支持部材の長さ方向軸線と平行に延びており、且つ使用中、第1および第2の既存の鉄道軌道の既存のレールを跨るために下方に突出していることを特徴とする請求項20に記載の分岐線。
  22. 既存のレールの少なくとも一部の両側に一対の下側支持部材が設けられていることを特徴とする請求項15から請求項21のいずれか1項に記載の分岐線。
  23. 一対の下側支持部材が組み合わさって既存の鉄道軌道に沿って上側支持部材と実質的に同様な形状、幅および位置をもたらし、これらの下側支持部材は上側支持部材に解放可能に係合されて解放可能に固定されるようになっており、上側の平らな支持部材の下面は下側支持部材の最上面の上に位置していることを特徴とする請求項22に記載の分岐線。
  24. 上側支持部材はヒンジ手段により下側支持部材のうちの少なくとも一方に移動可能の結合されていることを特徴とする請求項23に記載の分岐線。
  25. 上側支持部材は、これを下側支持部材に対してヒンジ手段のまわりに回転させることにより第1の構成から第2の構成へ移動され得るように形成されていることを特徴とする請求項24に記載の分岐線。
  26. 一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えており、上昇軌道表面が、間隔を隔てたレールのうちの一方の上方を横切るようになっている横切りレール部分を備えており、横切りレール部分が、使用中、少なくとも1つの下側支持部材上に静止してこの下側支持部材により支持される上側支持部材に結合されている、分岐線において、上側支持部材および少なくとも1つの下側支持部材は移動可能な機構により互いに結合されていることを特徴とする分岐線。
  27. 一対の下側支持部材が設けられており、これらの下側支持部材が組み合わさって既存の鉄道軌道に沿って上側支持部材と実質的に同様な形状、幅および位置をもたらし、上側支持部材は実質的に平らな部材よりなり、この平らな上側支持部材の下面は下側支持部材の最上面の上に位置していることを特徴とする請求項26に記載の分岐線。
  28. 移動可能な機構は、上側支持部材が実質的に水平な平面に配置されていて、鉄道軌道の既存のレールの上方で一対の下側支持部材に静止する第1構成と、列車の車輪が通常の走行において既存のレールに沿って駆動されるように上側支持部材が既存のレールから遠く離れている第2構成との間で上側支持部材を移動させるように配置されているヒンジ部材よりなることを特徴とする請求項26または請求項27に記載の分岐線。
  29. 上側支持部材は、これを下側支持部材に対してヒンジ部材のまわりに回転させることによって第1構成から第2構成まで移動されることを特徴とする請求項26から請求項28のいずれか1項に記載の分岐線。
  30. 第1および/または第2の既存の鉄道軌道に沿った列車の通常の走行が選択的に許容され、渡り線の1つまたはそれ以上の部分を第1および/または第2の既存の鉄道軌道との係合から移動させるか或いは取外すことにより、列車は第1および第2の既存の鉄道軌道間で走行しないことを特徴とする請求項26から請求項29のいずれか1項に記載の分岐線。
  31. 1つまたはそれ以上の移動可能または取外し可能な部分は、少なくとも1つの傾斜路と、上昇軌道表面の第1上昇部分と、少なくとも1つの上側支持部材とを備えており、上昇軌道表面の第2下部分を適所に留め、下側支持部材のうちの少なくとも一方を選択的に適所に留めていることを特徴とする請求項30に記載の分岐線。
  32. 上昇軌道表面は複数のレール部材を備えており、これらのレール部材のうちの1つまたはそれ以上は鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道に向かって湾曲された丸み部を有していることを特徴とする請求項1から請求項31のいずれか1項に記載の分岐線。
  33. 複数のレール部材が組み合わさって実質的に連続したレール表面を有する分岐線を構成しており、また下記の構成部品を有しており、すなわち、
    列車の車輪をレール横切り高さまで上昇させるようになっている傾斜部材を有する前記第1部分と、
    列車を鉄道軌道のうちの1つから他の鉄道軌道へ向けて押圧するようになっている湾曲丸みレールと、
    列車の車輪を鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレール間の位置における低い高さまで降下させるようになっている更なる傾斜部材と有する第2部分と、
    列車の車輪を低い高さからレール横切り高さまで上昇させる更なる傾斜部材を有する他の第1部分と、
    列車を上昇高さで第1の既存の鉄道軌道の内側レールの上方に通すようになっている渡りレールと、
    を有していることを特徴とする請求項32に記載の分岐線。
  34. 列車の車輪を第1および第2の鉄道軌道の内側レール間の位置における低い高さまで降下させるようになっている他の第2部分を更に備えていることを特徴とする請求項33に記載の分岐線。
  35. 上昇軌道表面の少なくとも一部が、その長さに沿った複数の位置で支持装置により横方向および/または垂直方向に支持されていることを特徴とする請求項33または請求項34に記載の分岐線。
  36. 支持装置は、複数の枕木支持体よりなり、より好ましくは、複数のポット枕木構造体よりなることを特徴とする請求項35に記載の分岐線。
  37. 1つまたはそれ以上の分岐線が一時的な非割込み式分岐線であることを特徴とする請求項33から請求項36のいずれか1項に記載の分岐線。
  38. 一対の間隔を隔てたレールを備えている鉄道軌道用のものであって、列車の車輪が1つの鉄道軌道から他の鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を備えている分岐線において、上昇軌道表面は、列車の車輪が上昇軌道表面に入るのを許容するための傾斜部材を備えており、
    この傾斜部材は、
    これを、間隔を隔てたレールのうちの一方に解放可能に固着するための固定機構と、
    使用中、車輪のトレッドが横切るためのレール表面をもたらす上側傾斜表面と、
    間隔を隔てたレールのうちの前記一方の片側に配置されている引き込み部分と、を備えており、
    この引き込み部分は、
    使用中、水平軸線に対して角度をなして傾斜され、且つトレッドの一部が横切るためのレール表面をなすレール上面を備えている
    ことを特徴とする分岐線。
  39. 引き込み部分のレール上面は間隔を隔てたレールのうちの前記一方の片側に位置するように配置されており、また前記レール上面は、間隔を隔てたレールのうちの前記一方のレール上面より低い高さに位置決めされるように配置されている最外端部と、傾斜部材のレール上面の残部に合体している最内端部とを有していることを特徴とする請求項38に記載の分岐線。
  40. 引き込み部分からレール上面の残部に合体している傾斜部材の部分は、レール表面の横方向とレール表面の長さ方向軸線との間で角度をなして配置されていることを特徴とする請求項38または請求項39に記載の分岐線。
  41. 一対の間隔を隔てたレールを備えている1つの鉄道軌道から一対の間隔を隔てたレールを備えている第2の鉄道軌道へ列車を移転する方法であって、
    上昇部分よりなる第1部分と、鉄道軌道の間隔を隔てたレール間の位置に設けられた下部分よりなる第2部分とを有していて、列車の車輪が第1鉄道軌道から第2鉄道軌道まで走行する際に沿う経路を構成するようになっている上昇軌道表面を用意する工程と、
    列車を第1軌道に沿って上昇軌道表面上へ駆動する工程と、を備えており、第1上昇部分は、列車の車輪が鉄道軌道の一対の間隔を隔てたレールに触れずに通過するように十分な高さのものであり、また
    列車を上昇軌道表面の第2下部分上へ駆動し続ける工程を備えていることを特徴とする列車を移転する方法。
  42. メンテナンスまたは他の目的で第1鉄道軌道に触れないように第2鉄道軌道における単線作業を容易にするための装置であって、第1の非割込み式渡り線と、一対の鉄道軌道の長さ方向軸線の方向に第1の非割込み式渡り線から間隔を隔てられている第2の非割込み式渡り線とを備えており、これらの渡り線が、列車の車輪が第1鉄道軌道から第2鉄道軌道まで走行する際に沿う起伏のある経路を構成し、単線作業を容易にするための装置において、非割込み式渡り線は取外し可能な部分と、固定部分とを備えており、起伏のある経路は、前記固定部分が第1または第2鉄道起動より上の特定された垂直方向の高さより上に突出しないようになっていることを特徴とする単線作業を容易にするための装置。
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