JP2005531316A - 圧縮チューインガムタブレットii - Google Patents

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Abstract

本発明は、バリア層(39)により全体的にまたは部分的に封入されるチューインガム中央部(38)を含む圧縮チューインガムタブレット(37)であって、上記ガム中央部(38)がガムベース顆粒(32)およびチューインガム添加剤(33)の圧縮物を含み、上記チューインガム添加剤が甘味料および香味料を含み、上記ガムベース顆粒(32)が適度な粘着力を有する圧縮チューインガムタブレットに関する。

Description

[発明の分野]
本発明は、チューインガム製造方法およびガムベース顆粒に関する。
[発明の背景]
チューインガムのいくつかの異なる製造方法が当該技術分野内で既知である。異なる方法は全体的に見て、基本的に2つの異なる方法に分類され得る。即ち、ガムベース化合物を基礎にして機械的に混合されるチューインガムか、または多少異なるガムベース粒子を基礎にして圧縮されるチューインガムである。第一の種類のチューインガムは一般に、いくつかの異なるパラメーターの中で、非常に心地よいテクスチャー(texture)という利点を有するが、これは十中八九ポリマーと例えば香味料の機械的混合によるものである。しかしながらこのような種類の方法およびチューインガムの一欠点は、異なる成分、例えば封入香味料、活性成分等が混合方法により多少破壊または分解され得る点である。
第二の種類のチューインガムは一般に、脆弱な添加剤、例えば上記の香味料または活性成分を相対的にやさしく取り扱うという利点を有する。しかしながらこのような種類のチューインガムの一欠点は、典型的には結果的に生じるチューインガムタブレットが、特にガムの初期咀嚼中に容易に崩壊し得ることである。
さらに、前処理チューインガム物質に基づいたチューインガムの圧縮方法が異なる理由のために複雑化される、ということがチューインガム製造業界内で認識されている。
米国特許第4,753,805号
特許文献1は、前処理チューインガム組成物に基づいた圧縮チューインガムの製造方法を開示する。開示のチューインガム製造方法の一欠点は、チューインガム組成物が、最終圧縮過程を促進するために、圧縮助剤と呼ばれる異なる添加剤を要する点である。明らかに、このような添加剤はさらなる経費を生じ、そしてさらに添加剤は最終的に得られるチューインガムの固有部分となり、それにより最終的テクスチャーまたは味に影響を及ぼす。
米国特許第4,000,321号
特許文献2は、前処理ガムベース顆粒に基づいた圧縮チューインガムのさらなる生成方法を開示する。開示された方法の一欠点は、適用顆粒が、一緒に自己固結されるようになるために加熱される必要がある点である。この方法では、活性成分はともに変性されるようになり、そしてさらにテクスチャーは「固体様」になり過ぎる。
圧縮により処理される場合、従来的に混合されたチューインガムのようなテクスチャーを提供するチューインガム圧縮チューインガム組成物を提供することは、本発明の一目的である。
[発明の概要]
本発明は、バリア層により全体的にまたは部分的に封入されたチューインガム中央部を含む圧縮チューインガムタブレットであって、上記ガム中央部がガムベース顆粒およびチューインガム添加剤の圧縮物を含み、上記ガムベース顆粒が適度な粘着力を有する圧縮チューインガムタブレットに関する。
本発明によれば、ガムベース顆粒の適度な粘着力は単に、特に初期咀嚼中に、圧縮ガムベース顆粒を一緒に保持するのに十分である必要がある。
ガムベース添加剤は、本発明によれば、広範に甘味料、香味料、酸、着色剤、活性成分、冷却剤、凍結乾燥フルーツ等を指す。さらに適用成分は封入され得る。
さらに本発明によれば、好ましくは天然樹脂により確立される粘着力の制御は、より自由に選択される群のタブレット形状を促す、ということが認識されている。
本発明によれば、ガムベース顆粒およびチューインガム添加剤の圧縮により製造され、許容可能な且つ改良された当面の初期テクスチャーを有するチューインガムタブレットを得ることがここで可能である。
本発明によれば、ガムベース顆粒の圧縮前にガムベースに混合される天然樹脂により所望のテクスチャーを得ることが可能である。
所望のテクスチャーの調整のためには天然樹脂が好ましいが、しかし合成樹脂が、そのように所望される場合、ガムベースまたはチューインガムに付加され得る、ということに留意すべきである。
明らかに、本発明によれば、例えば混合中または混合後に、さらなる添加剤がガムベースに付加され得る。
さらに本発明によれば、天然樹脂は、圧縮チューインガムタブレットが咀嚼される場合に有益な全体的香味料放出を促す、と認識されている。これは、部分的に、ガムタブレットの初期咀嚼が香味料粒子の即時放出を生じ、そして同時に、溶解香味料粒子の一部がチューインガムベースと反応するかまたはチューインガムベース中に組み込まれるようになる、という事実のためであり得る。
香味料放出の最終部分は、全体的香味料放出時間の延長を生じる。
従来のチューインガム製造によれば、チューインガムを低粘着性にするに際して、いくつかの努力がなされてきた。
さらに本発明によるチューインガムタブレットのさらなる利点は、チューイングガムタブレットがコーティングのような最終処理および最終パッケージングの前に取り扱われ、一時的に保存され得る、ということである。
ガムベース顆粒が従来の圧縮技法によりもはや処理され得ない場合、所望の粘着力の上限が達成される。
バリア層は、本発明の好ましい実施形態に従って基本的に多機能性である。一機能は、適用ガムベース顆粒接触圧縮機構、即ち打抜き形態等が望ましくない粘着性に対して保護される、というものである。言い換えれば、当該層は一種の滑剤層として機能する。バリア層のさらなる非常に有益な特徴は、外接触面、即ち典型的には、チューインガムの消費者/使用者が触れる必要があるチューインガムの表面が低粘性にされ、それにより指への望ましくないくっつきを防止する、というものである。
一般に上記の利点は、粘着性は実際には、伝統的混合法によるだけでなく、圧縮により製造されたチューインガムで得られる、ということであると要約され得る。
さらに本発明によれば、天然樹脂は、圧縮チューインガムタブレットが咀嚼される場合に有益な全体的香味料放出を促す、と認識されている。これは、部分的に、ガムタブレットの初期咀嚼が異なる香味料粒子の即時放出を生じ、そして同時に、溶解香味料粒子の一部がチューインガムベースと反応するかまたはチューインガムベース中に組み込まれるようになる、という事実のためであり得る。
さらに本発明によれば、適用バリア層は湿度バリアまたはその一部を形成し得る。本発明の一実施形態に従って相対的に低い含水量が好ましいという事実のために、タブレットは空気からの湿度の多すぎる吸収に対して好ましくは保護されるべきである。
適度な粘着力がガムベース顆粒の少なくとも一部に組み込まれた少なくとも1つの天然樹脂により得られる場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
従来の天然樹脂は圧縮チューインガムのために有益に適用され得る、ということが意外にも見出された。
本発明によれば、チューインガムタブレットの重量%は、非被覆チューインガムタブレットを参照する。
圧縮チューインガムタブレットが約3〜50重量%、好ましくは約4〜30重量%の天然樹脂を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
本発明の最も好ましい実施形態によれば、天然樹脂が約3〜8重量%の天然樹脂を含む。圧縮チューインガムタブレットが約0.5〜30重量%、好ましくは約5〜25重量%のエラストマーを含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
圧縮チューインガムタブレットが約0.1〜15重量%、好ましくは約0.8〜5重量%の香味料を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
香味料の量は、香味料の適用される種類に、ならびに香味料がガムベース顆粒およびチューインガム添加剤の圧縮の前にガムベース中に部分的に混入(tear)されていたか否かに大いに依存している。
天然樹脂がタブレットの改良された且つ粘着性のテクスチャーを提供する場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
本発明によれば、天然樹脂は、伝統的圧縮チューインガムと比較して、最終圧縮タブレットの改良された且つ粘着性のテクスチャーを提供する。
バリア層が例えば滑剤、固結防止剤および流動促進剤を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
バリア層がステアリン酸マグネシウムを含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
バリア層が金属ステアリン酸塩、水素添加植物油、部分的水素添加植物油、ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、動物脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油およびそれらの混合物を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
ガム中央部が滑剤、固結防止剤および流動促進剤を実質的に含有しない場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
本発明によれば、特にガム中央部内の天然樹脂に及ぼす滑剤、固結防止剤および流動促進剤の望ましくない副作用が回避され得る。
ガム中央部が蝋を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
所望の適度な粘着力は、ある組成物中では、蝋含量により「調整」され得るが、これは、ある種のガムベース化合物の状況において増大量で適用される場合に最終バリア封入組成物の粘着力を増大し得る。
ガム中央部が蝋を実質的に含有しない場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
本発明の一実施形態によれば、所望の初期粘着力の調節は蝋なしで実施され得る。
バリア層がチューインガムタブレットの製造中に提供される場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
さらに本発明は、約5〜80重量%、好ましくは10〜60重量%の少なくとも1つの天然樹脂を含む圧縮チューインガム顆粒に関する。
本発明の好ましい実施形態によれば、チューインガム顆粒は約5〜20重量%の少なくとも1つの天然樹脂を含む。
本発明によれば、少なくとも1つの天然樹脂を基礎にして製造される圧縮チューインガムは、天然樹脂がチューインガムを形成するガムベース顆粒に適用される場合、初期の一噛みの改良を特徴づける、ということが意外にも発見された。
ガムベース顆粒が少なくとも1つの香味料化合物を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
少なくとも1つの香味料である少なくとも1つの活性成分がガムベース中に混入された場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
本発明によれば、混入は予備混合とも呼ばれ得る。
天然樹脂がロジンエステルを含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
上記天然樹脂が部分的水素添加ロジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、部分的二量体化ロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、部分的水素添加ロジンのペンタエリスリトールエステル、ロジンのメチルエステル、ロジンの部分的水素添加メチルエステルまたはロジンのペンタエリスリトールエステルを含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
可塑剤がチューインガム(ベース)の約0.5〜約35重量%を構成する場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
さらに本発明は、
少なくとも1つのエラストマーおよび少なくとも1つの可塑剤を均質ガムベースに混合し、
上記ガムベースが約5〜75重量%の天然樹脂を含み、
ガムベースを造粒し、
顆粒化ガムベース(32)をチューインガム添加剤(33)と配合し、
顆粒形成を形成しているガム中央部の少なくとも一部上にバリア層(39)を堆積させ、
混合物をタブレットに圧縮する、
工程からなる圧縮チューインガムの提供方法に関する。
好ましくは、ガムベースが約8〜40重量%の天然樹脂を含む。明らかに、本発明のさらなる実施形態によれば、天然樹脂がPVA等のある合成樹脂により補充され得る。
ガムベースの少なくとも一部が香味料と予め混合される場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
ガムベース添加剤が活性成分を含む場合、本発明のさらなる有益な実施形態が得られている。
ステアリン酸マグネシウムは、例えば粉砕離型化合物として適用され得る。
バリア層は、例えばタブレット成形機のプレス具の物質接触表面上に適量の粉砕滑剤および離型化合物を堆積することにより、最終タブレットに付加され得る。
バリア層は、金属ステアリン酸塩、水素添加植物油、部分的水素添加植物油、ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、動物脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油およびそれらの混合物を含む。
ガムベース顆粒が予備混合活性成分を含む場合、活性成分の制御放出は、少なくとも二重活性成分緩衝液により得られ、第一の緩衝液は圧縮直前に最終混合物中に混合された活性成分を含み、第二の緩衝液はガムベースおよびチューインガムベース添加剤の混合前にガムベース中に混合された活性成分を含む。
このように、予備混合成分および標準圧縮成分間の平衡、活性成分の早期および後期放出間のある種の所望の平衡が得られる。
図面を参照しながら以下で本発明を説明する。
[詳細な説明]
図1は、本発明によるチューインガムタブレットを図示する。
図1は、圧縮ガムベース顆粒を基礎にして製造されるチューインガムタブレットを図示する。ガムタブレットは、ガムベース中央部2を封入するかまたは部分的に封入するバリア層1を含む。
ガムベース顆粒は、ガムベースを基礎にして製造される。本明細書中で用いる場合、「ガムベース」という表現は、一般的にチューインガムの水不溶性部分を指し、これは典型的には総チューインガム処方物の10〜90重量%、例えば15〜50重量%を構成する。チューインガムベース処方物は典型的には、合成または天然のものでよい1つまたは複数のエラストマー化合物、合成または天然のものでよい1つまたは複数の樹脂化合物、充填剤、柔軟化化合物および少量の種々雑多な成分、例えば酸化防止剤および着色剤等を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、ガムベースは、少なくとも5重量%の量の天然樹脂を常に含むべきである。
下記のようなチューインガム添加剤と混合されるチューインガムベース処方物の組成物は、調製される特定の物質によって、ならびに最終産物の所望の咀嚼およびその他の感覚特質によって、実質的に変わり得る。しかしながら上記のガムベース構成成分の典型的範囲(重量%)は、5〜50重量%のエラストマー化合物、5〜55重量%のエラストマー可塑剤、0〜50重量%の充填剤/テクスチャライザー、5〜35重量%の軟化剤および0〜1重量%の種々雑多な成分、例えば酸化防止剤、着色剤等である。
バリア層1は、好ましくはタブレットの処理中または処理前に適用され得る。
バリア層、例えばステアリン酸マグネシウムは、ガムタブレットの外側バリアを形成する。
さらなる層、例えば伝統的コーティングがタブレットに適用され得る。
図2は、本発明の範囲内のいくつかの適用可能な製造方法のうちの1つの主要工程を説明する典型的フローチャートを示す。
工程21では、本発明の処方箋に従って適切なガムベースが調製される。
本発明の好ましい実施形態によれば、ガムベースは、適量の香味料および/または活性成分と部分的に予備混合される。
香味料または活性成分の予備混合は、全く加熱されないかまたは好ましくは相対的にほとんど付加されない加熱中に、そして実質的に大気圧下で、例えば従来のミキサー、例えばZ羽根ミキサーにより実施され得る。好ましくは予備混合(混入とも呼ばれる)は、ガムベース中に香味料および/または活性成分の均質配合物を生じるのに十分に純粋に機械的に実施されるべきである。
混合の典型的持続時間は、2〜3分から例えば30分までの間であり得る。明らかに、本発明によれば、その他の温度、圧力、持続時間および混合方法が、活性成分および/または香味料をガムベース中に混合するという目的のために適用され、それによりガムベース顆粒がその後の圧縮のために適用される。
工程22では、提供されたガムベースは粉砕されている(時々、顆粒化されると言及する)。粉砕顆粒化は、既知の技法により実施され得る。それらの技法のうちの1つは、顆粒化直前のガムベースの初期冷却を含む。ガムベースの粘稠性がそのようにさせる場合、提供されたガムベースは室温で顆粒化され得る。
本発明の有益な実施形態によれば、バルク甘味料は粉砕助剤として有益に適用してもよい。ソルビトールは、無糖甘味料として用いられ得る。その他の有用な無糖甘味料としては、その他の糖アルコール、例えばマンニトール、キシリトール、水素添加デンプン水解物、マルチトール、イソマルトール、エリスリトール、ラクチトール等の単独または組合せが挙げられるが、これらに限定されない。
工程23では、ガムベース顆粒が適切なチューインガム添加剤と配合される。
本発明の情況では、チューインガム添加剤には、バルク甘味料、高甘味度甘味料、香味料、軟化剤、乳化剤、着色剤、結合剤、酸味料、充填剤、抗酸化剤、および薬剤的または生物学的に活性な物質等のようなチューインガム最終製品に必要な特性を付与するその他の成分を含めることができる。
適切な甘味料の例は以下で述べている。
適切なバルク甘味料としては、例えば糖質および無糖成分の両者がある。バルク甘味料は典型的にはチューインガムの約5〜約95重量%、より典型的には約20〜約80重量%、例えば30〜60重量%を構成する。
有用な糖質甘味料は、チューインガムの技術分野で広く知られている糖含有成分、例えば、ショ糖、デキストロース、マルトース、デキストリン、トレハロース、D−タガトース、乾燥転化糖、フルクトース、レブロース、ガラクトース、固形コーンシロップ等の単独または組合せであるが、これらに限定はされない。
ソルビトールを無糖甘味料として使用できる。その他の有用な無糖甘味料としては、その他の糖アルコール、例えばマンニトール、キシリトール、水素添加デンプン水解物、マルチトール、イソマルトール、エリスリトール、ラクチトール等の単独または組合せがあるが、これらに限定はされない。
高甘味度人工甘味料も、単独、または上記甘味料との組合せで使用できる。好ましい高甘味度甘味料には、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファム塩、アリテーム、サッカリンおよびその塩、ネオタン(neotam)、シクラミン酸およびその塩、グリチルリジン、ジヒドロカルコン類、タウマチン、モネリン、ステビオシド等の単独または組合せが挙げられるが、これらに限定はされない。甘さと香味感がより長く持続するように、人工甘味料の少なくとも一部の放出を封入するか又は制御することが望ましい。湿式造粒、ワックス造粒、噴霧乾燥、噴霧冷却、流動床コーティング、コアセルベーション、酵母細胞内封入、繊維状押出等の技術を使用して、必要な放出特性が得られる。甘味料の封入は、例えば封入剤として樹脂状化合物等のような別のチューインガム成分を使用しても可能である。
人工甘味料の使用濃度は、例えば、甘味料の性能、放出速度、所望の製品の甘味度、使用するフレーバーの濃度と種類、およびコスト的な配慮等の要因に応じて著しく相違する。従って例えば、人工甘味料の活性濃度は、約0.02から約8重量%まで変更できる。封入のために用いた担体も含めるならば、封入した甘味料の使用濃度はそれに比例してより高くなる。本発明により製造されるチューインガムの処方物には、糖および/または無糖甘味料の組合せを使用できる。また、水性糖またはアルジトール溶液のように、軟化剤も追加的な甘味を与えることができる。
低カロリーガムが所望であれば、低カロリーの増量剤を使用できる。低カロリー増量剤の例としては、ポリデキストロース、ラフチロース、ラフチリン、イヌリン、フルクトオリゴ糖(NutraFlora(商標))、パラチノースオリゴ糖、グアーガム水解物(例えばSun Fiber(商標))または非消化性デキストリン(例えば、Fibersol(商標))等がある。しかし、その他の低カロリー増量剤も使用できる。
さらに、本発明の方法で処理されるチューインガム混合物に含めることのできるチューインガム添加剤としては、薬剤的、化粧的または生物学的に活性な成分が存在する場合には特に、界面活性剤および/または可溶化剤があげられる。本発明によるチューインガム組成物中で可溶化剤として使用される界面活性剤の種類の例としては、参考文献としてH. P Fiedlerの「Lexikon der Hilfstoffe fur Pharmacie、Kosmetik und Angrenzende Gebiete」63〜64頁(1981年)に記載があり、国ごとに承認されている食品乳化剤のリストがある。アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性可溶化剤を使用できる。適切な可溶化剤には、レシチン、ステアリン酸ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸塩、食用脂肪酸モノおよびジグリセリドのモノおよびジアセチル酒石酸エステル、食用脂肪酸モノおよびジグリセリドのクエン酸エステル、脂肪酸のショ糖エステル、脂肪酸のポリグリセロールエステル、相互エステル化ヒマシ油酸ポリグリセロールエステル(E476)、ステアロイル乳酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、および脂肪酸およびポリオキシエチレン化水素添加ヒマシ油のソルビタンエステル(例えば、CREMOPHORの商品名で販売されている製品)、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー(例えば、PLURONICおよびPOLOXAMERの商品名で販売されている商品)、ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸のソルビタンエステルおよびポリオキシエチレンステアリン酸エステル等が挙げられる。
特に適切な可溶化剤は、例えばポリオキシエチレン(8)ステアレートやポリオキシエチレン(40)ステアレート等のポリオキシエチレンステアレート、例えばTWEEN20(モノラウレート)、TWEEN80(モノオレエート)、TWEEN40(モノパルミテート)、TWEEN60(モノステアレート)、TWEEN65(トリステアレート)等のTWEENの商品名で販売されているポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、食用脂肪酸のモノおよびジグリセリドのモノおよびジアセチル酒石酸エステル、食用脂肪酸のモノおよびジグリセリドのクエン酸エステル、ステアロイル乳酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン化水素添加ヒマシ油、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー、およびポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテルである。可溶化剤は、単独の化合物でも、あるいは数種の化合物を組み合わせたものでよい。なお、本明細書中で使用される表現「可溶化剤」は、そのどちらの可能性も含めて使用され、使用される可溶化剤は食品および/医薬品としての用途に適したものでなければならない。
活性成分を含んでいる場合には、チューインガムに当該技術分野で既知の担体も含むことが好ましい。
本発明の方法の大きな利点は、作業中の温度を初めから終わりまで、以下で述べるような比較的低温に保持できることである。このことは、高温で劣化する傾向のある添加香料成分の香気料(aroma)を保存するという意味で有利な特徴である。本発明の方法で製造されるチューインガムに有用な香気料および香味料は、味覚特性に効果を及ぼすことのできる酸またはその他の物質を含む、例えば、凍結乾燥天然植物成分、精油、エッセンス、エキス、粉末の形をした天然および合成香味料(天然香味料を含む)である。液体および粉末香味料の例としては、ココナッツ、コーヒー、チョコレート、バニラ、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、メントール、カンゾウ、カラメルアロマ、ハニーアロマ、ピーナツ、クルミ、カシュー、ヘーゼルナッツ、アーモンド、パイナップル、ストロベリー、ラズベリー、トロピカルフルーツ類、チェリー類、シナモン、ペパーミント、ウインターグリーン、スペアミント、ユーカリ、ミント、およびリンゴ、ナシ、モモ、ストロベリー、アンズ、ラズベリー、チェリー、パイナップルから等の果実エッセンス、およびプラムエッセンスがある。精油には、ペパーミント、スペアミント、メントール、ユーカリ、クローブ油、ベイ油、アニス、タイム、シーダーリーフ油、ナツメグ、および上記果実のオイルが挙げられる。
好ましい一実施形態として、香料は、凍結乾燥され、好ましくは粉末、スライスまたはそれが組み合わさった小片の形である1種または複数の天然香味料である。その粒子径は、粒子の最長部で測って3mm未満、例えば2mm未満、より好ましくは1mm未満である。天然香味料は、粒子径が約3μm〜2mm、例えば4μm〜1mmの形でよい。好ましい天然香味料には、ストロベリー、ブラックベリー、ラズベリー等の果物の種が挙げられる。
本発明では、混合フルーツ香料等の様々な合成香料も使用できる。上記のように、使用する香気料の量は一般に使用されている量よりも少なくてよい。香気料および/または香料は、使用する香気料および/または香味の所望の強度に応じて、最終製品の重量に対して0.01重量%〜約30重量%を使用できる。好ましくは、香気料/香味料の含有量は、組成物の全重量に対して0.2重量%〜3重量%の範囲である。
本発明によれば、封入香料または活性成分は、圧縮前に、例えば図2の工程23において最終配合物に付加され得る。
ガムベース中に混合される香料または活性成分ならびにチューインガム中に圧縮される香味料または活性成分の両方を指し得る香味料または活性成分の異なる封入方法としては、例えば噴霧乾燥、噴霧冷却、皮膜形成、コアセルベーション、ダブルエマルション法(押出し技法)または小球化が挙げられ得る。
上記の封入法のために用いられる物質としては、例えばゼラチン、小麦タンパク質、大豆タンパク質、カゼインナトリウム、カゼイン、アラビアゴム、変性デンプン、加水分解デンプン(マルトデキストリン)、アルギン酸塩、ペクチン、カラジーナン、キサンタンゴム、イナゴマメゴム、キトサン、蜜蝋、カンデリラ蝋、カルナウバ蝋、水素添加植物油、ゼインおよび/またはスクロースが挙げられ得る。
活性成分は、チューインガムに付加され得る。好ましくはこれらの成分は、任意の有意の加熱または混合後に付加されるべきである。言い換えれば、活性成分は、好ましくは最終タブレットの圧縮直前に付加されるべきである。
図2に示した方法を参照すると、活性成分の付加は、タブレットの最終圧縮直前に、予備混合ガムベース顆粒およびさらなる所望の添加剤と注意深く配合され得る。
適切な活性成分の例は以下に列挙される。
一実施形態では、本発明のチューインガムには、薬剤的、化粧的または生物学的に活性な物質を含んでいる。これら活性物質の例としては、その包括的リストが例えば国際公開WO00/25598中に見出され、参照として本明細書中に組み込まれるが、薬剤、栄養補助食品、防腐剤、pH調整剤、禁煙剤、ならびに過酸化水素や咀嚼中に尿素を放出し得る化合物のような口腔や歯をケアまたは治療するための物質が挙げられる。防腐剤として有用な活性物質の例としては、グアニジンおよびビグアニジンの塩または誘導体(例えば、クロルヘキシジン二酢酸塩)、ならびに限定水溶性を有する以下のタイプの物質:第四級アンモニウム化合物(例えば、セラミン、クロロキシレノール、クリスタルバイオレット、クロラミン)、アルデヒド(例えば、パラホルムアルデヒド)、デクアリン誘導体、ポリノキシリン、フェノール(例えば、チモール、p−クロロフェノール、クレゾール)、ヘキサクロロフェン、サリチル酸アニリド化合物、トリクロサン、ハロゲン(ヨウ素、ヨードフォア、クロロアミン、ジクロロシアヌル酸塩)、アルコール(3,4−ジクロロベンジルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェニルエタノール)が挙げられる。Martindale, The Extra Pharmacopoeia, 28th edition, 547-578頁も参照のこと。限定水溶性を有する金属塩、錯体および化合物、例えばアルミニウム塩(例えば、硫酸アルミニウムカリウムAlK(SO・12HO)、ならびにホウ素、バリウム、ストロンチウム、鉄、カルシウム、亜鉛(酢酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛)、銅(塩化銅、硫酸銅)、鉛、銀、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リチウム、モリブデン、バナジウムの塩、錯体および化合物等を含めるべきであり、口腔および歯のケアのための他の組成物:例えば、フッ素を含有する塩、錯体または化合物(例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化アミノ、フッ化スズ)、リン酸塩、炭酸塩およびセレンも挙げられる。さらに、J. Dent. Res. Vol. 28 No. 2, 160-171頁, 1949年も活性な物質が記載されている。
口腔内のpHを調整するための作用物質の形態中の活性物質の例には、アジピン酸、コハク酸、フマル酸等の酸またはその塩、またはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、リン酸およびグルタール酸の塩、許容可能な塩基、例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウムまたはカルシウム、特にマグネシウムおよびカルシウムの炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、硫酸塩または酸化物が挙げられる。
活性成分は、下記の化合物またはその誘導体を含み得るが、これらに限定されない:アセトアミノフェン、アセチルサリチルシレ、ブプレノルフィン、ブロムヘキシン、セルコキシブ、コデイン、ジフェンヒドラミン、ジクロフェナク、エトリコキシブ、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ルミラコキシブ、モルヒネ、ナプロキセン、オキシコドン、パレコキシブ、ピロキシカム、シュードエフェドリン、ロフェコキシブ、テノキシカム、トラマドール、バルデコキシブ、炭酸カルシウム、マガルドレート、ジスルフィラム、ブプロピオン、ニコチン、アジトロマイシン、クラリトロマイシン、クロトリマゾール、エリスロマイシン、テトラサイクリン、グラニセトロン、オンダンセトロン、プロメタジン、トロピセトロン、ブロムフェニラミン、セテリジン、レコ−セテリジン、クロルシクリジン、クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、フェノフェナジン、グアイフェネシン、ロラチジン、デス−ロラチジン、フェニルトロキサミン、プロメタジン、ピリダミン、テルフェナジン、トロキセルチン、メチルドパ、メチルフェニデート、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、セチルピリジニウムクロルヘキシジン、エカベト-ナトリウム、ハロペリドール、アロプリノール、コルヒチン(colchinine)、テオフィリン、プロパノロール、プレドニソロン、プレドニソン、フッ化物、尿素、アクトット、グリベンクラミド、グリピジド、メトフォルミン、ミグリトール、レパグリニド、ロシグリタゾン、アポモルフィン、シアリス、シルデナフィル、バルデナフィル、ジフェノキシレート、シメチコン、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラチニジン、セトリジン、ロラタジン、アスピリン、ベンゾカイン、デクストロメトルファン、フェニルプロパノールアミン、シュードエフェドリン、シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、アシクロビル、ジオクチルスルホコハク酸塩、フェノールフタレイン、アルモトリプタン、エレトリプタン、エルゴタミン、ミゲア(Migea)、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、アルミニウム塩、カルシウム塩、第一鉄塩、銀塩、亜鉛塩、アムホテリシンB、クロルヘキシジン、ミコナゾール、トリアムシノロンアセトニド、メラトニン、フェノバルビトール、カフェイン、ベンゾジアゼピン(Benzodiazepiner)、ヒドロキシジン、メプロバメート、フェノチアジン、ブクリジン、ブロメタジン、シンナリジン、シクリジン、ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、ブフロメジル、アンフェタミン、カフェイン、エフェドリン、オルリスタット、フェニルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、シュードエフェドリン、シブトラミン、ケトコナゾール、ニトログリセリン、ニスタチン、プロゲステロン、テストステロン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ピロカルピン、アルミニウムアミノアセテート、シメチジン、エソメプラゾール、ファモチジン、ランソプラゾール、酸化マグネシウム、ニザチドおよび/またはラチニジン。
本発明は、栄養補助食品、口腔および歯科組成物、防腐剤、pH調整剤、禁煙剤、甘味料、香味料、香気料または薬剤の群の中で選択される活性物質の放出の増大または促進に適している。それらのうちのいくつかを以下に記載する。
本発明に関連して用いられる活性物質は、チューインガムから放出されることが所望される任意の物質であり得る。放出速度の制御および/または促進が望ましい活性物質は、主に、限定された水溶性、典型的には10g/100 mlより低い水溶性を有する物質であり、全体的に水不溶性である物質も含む。例としては、医薬品、栄養補助食品、口腔組成物、禁煙剤、強力甘味料、pH調整剤、香味料等がある。
その他の活性成分は、例えばパラセタモール、ベンゾカイン、シンナリジン、メントール、カルボン、カフェイン、クロルヘキシジン−二酢酸塩、塩酸シクリジン、1,8−シネオール、ナンドロロン、ミコナゾール、マイスタチン、アスパルテーム、フッ化ナトリウム、ニコチン、サッカリン、塩化セチルピリジニウム、その他の第四級アンモニウム化合物、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、グリベンクラミドまたはその誘導体、プロゲステロン、アセチルサリチル酸、ジメンヒドリネート、シクリジン、メトロニダゾール、炭酸水素ナトリウム、イチョウからの活性成分、プロポリスからの活性成分、チョウセンニンジンからの活性成分、メタドン、ペパーミントの油、サリチルアミド、ヒドロコルチゾンまたはアステミゾールである。
栄養補助食品の形態中の活性剤の例は、例えばビタミンB2(リボフラビン)、B12、葉酸、ナイアシン、ビオチン、貧可溶性グリセロホスフェート、アミノ酸、ビタミンA、D、EおよびKの栄養作用を有する塩および化合物、ならびにカルシウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、クロム、セレン、モリブデン、カリウム、ナトリウムまたはコバルトを含有する塩、錯体および化合物の形態の無機物である。
さらに異なる国々における当局により許諾された栄養分の一覧、例えばUS code of Federal Regulations, Title 21, Section 182.5013.182 5997および182.8013-182.8997などに対して参照がなされる。
口腔および歯のケアまたは治療のための化合物の形態中の活性剤の例は、例えば結合過酸化水素および咀嚼中に尿素を放出し得る化合物である。
防腐剤の形態中の活性剤の例は、例えばグアニジンおよびビグアニジンの塩および化合物(例えば二酢酸クロルヘキシジン)、ならびに限定水溶性を有する以下の種類の物質:第四級アンモニウム化合物(例えばセラミン、クロロキシレノール、クリスタルバイオレット、クロラミン)、アルデヒド(例えばパラホルムアルデヒド)、デクアリンの化合物、ポリノキシリン、フェノール(例えばチモール、p−クロロフェノール、クレゾール)、ヘキサクロロフェン、サリチル酸アニリド化合物、トリクロサン、ハロゲン(ヨウ素、ヨードフォア、クロロアミン、ジクロロシアヌル酸塩)、アルコール(3,4−ジクロロベンジルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェニルエタノール)であり、さらにMartindale, The Extra Pharmacopoeia, 28th edition, 547-578頁を参照;限定水溶性を有する金属塩、錯体および化合物、例えばアルミニウム塩(例えば硫酸アルミニウムカリウムAlK(SO・12HO)、ならびにさらにホウ素、バリウム、ストロンチウム、鉄、カルシウム、亜鉛(酢酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛)、銅(塩化銅、硫酸銅)、鉛、銀、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リチウム、モリブデン、バナジウムの塩、錯体および化合物が挙げられるべきであり、口腔および歯のケアのための他の組成物:例えばフッ素を含有する塩、錯体および化合物(例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化アミノ、フッ化スズ)、リン酸塩、炭酸塩およびセレンも含まれる。
さらに、J. Dent. Res. Vol. 28 No. 2,頁 160-171頁, 1949年を参照。この場合、広範囲の試験化合物が記述されている。
口腔におけるpHを調整する剤の形態中の活性剤の例としては、例えば:許容可能な酸、例えばアジピン酸、コハク酸、フマル酸またはそれらの塩、あるいはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、リン酸およびグルタル酸の塩、ならびに許容可能な塩基、例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウムまたはカルシウム、特にマグネシウムおよびカルシウムの炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、硫酸塩または酸化物が挙げられる。
禁煙剤の形態中の活性剤の例としては、例えば:ニコチン、タバコ粉末または銀塩、例えば酢酸銀、炭酸銀および硝酸銀が挙げられる。
さらなる実施形態では、スクロース脂肪酸エステルも甘味料、例えばいわゆる強力甘味料、例えばサッカリン、シクラメート、アスパルテーム、タウマチン、ジヒドロカルコン、ステビオサイド、グリシリジンあるいはそれらの塩または化合物の放出増大のために利用され得る。甘味料の放出増大のためには、スクロース脂肪酸は、好ましくは少なくとも40%、例えば少なくとも50%のパルミテートの含有量を有する。
活性剤のさらなる例は、任意の種類の医薬品である。
医薬品の形態中の活性剤の例としては、カフェイン、サリチル酸、サリチルアミドおよび関連物質(アセチルサリチル酸、サリチル酸コリン、サリチル酸マグネシウム、サリチル酸ナトリウム)、パラセタモール、ペンタゾシンの塩(塩酸ペンタゾシンおよび乳酸ペンタゾシン)、塩酸ブプレノルフィン、塩酸コデインおよびリン酸コデイン、モルヒネおよびモルヒネ塩(塩酸塩、硫酸塩、酒石酸塩)、塩酸メタドン、ケトベミドンおよびケトベミドンの塩(塩酸塩)、β遮断薬(プロプラノロール)、カルシウム拮抗薬、塩酸ベラパミル、ニフェジンピン、ならびにPharm. Int., Nov. 85, 267-271頁(Barney H. Hunterおよび Robert L. Talbert)に記述された適切な物質およびそれらの塩、ニトログリセリン、四硝酸エリスリチル、ストリキニンおよびその塩、リドカイン、塩酸テトラカイン、塩酸エトルフィン、アトロピン、インスリン、酵素(例えばパパイン、トリプシン、アミログルコシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、ストレプトキナーゼ、ストレプトドルナーゼ、デキストラナーゼ、αアミラーゼ)、ポリペプチド(オキシトシン、ゴナドレリン)(LH.RH)、酢酸デスモプレッシン(DDAVP)、塩酸イソクスプリン、エルゴタミン化合物、クロロキン(リン酸塩、硫酸塩)、イソソルバイド、デモキシトシン、ヘパリンが挙げられる。
その他の活性成分としては、β−ルペオール、レチゲン(商標)、クエン酸シルデナフィルおよびそれらの誘導体が挙げられる。
歯科用製品としては、カルバミド、CPPカゼインホスホペプチド;クロルヘキシジン、二酢酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、二グルコン酸クロルヘキシジン、ヘキセテジン、塩化ストロンチウム、塩化カリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、フッ素含有成分、フッ化物、フッ化ナトリウム、フッ化アルミニウム、フッ化アンモニウム、フッ化カルシウム、フッ化スズ、その他のフッ素含有成分、フルオロケイ酸アンモニウム、フルオロケイ酸カリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、モノフルオルリン酸アンモニウム、モノフルオルリン酸カルシウム、モノフルオルリン酸カリウム、モノフルオルリン酸ナトリウム、フッ化アンモニウムオクタデセンチル、ジヒドロフッ化プロピレンジアミントリヒドロキシエチルステアリルが挙げられる。
ビタミンとしては、A、B1、B2、B6、B12、フォリニン酸、ナイアシン、パントテンシレ、ビオチン、C、D、E、Kが挙げられる。無機物としては、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、クロム、セレン、モリブデンが挙げられる。その他の活性成分としては、Q10(商標)酵素が挙げられる。天然薬剤としては、イチョウ(Ginkgo Biloba)、ショウガおよび魚油が挙げられる。
本発明は、偏頭痛薬、例えばセロトニン拮抗薬:スマトリプタン、ゾルミトリプタン、ナラトリプタン、リザトリプタン、エレトリプタン;制吐薬、例えばシクリジン、シンナリジン、ジメンヒドラミン、ジフェンヒドリナト;花粉症薬、例えばセトリジン、ロラチジン、疼痛軽減薬、例えばブプレノルフィン、トラマドール、口腔疾患薬、例えばミコナゾール、アムホテリシンB、トリアムシノロナセトン;ならびに薬剤シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミドの使用にも関する。好ましい実施形態では、本発明はニコチン酸およびその塩の放出に関する。
上記のように、活性成分および/または香味料は、ガムベース中に予備混合され得る。
ガムベース顆粒が予備混合活性成分を含む場合、活性成分の制御放出は、少なくとも二重活性成分緩衝剤により得られ、第一の緩衝剤は圧縮直前に最終混合物中に配合された活性成分を含み、第二の緩衝剤はガムベースおよびガムベース添加剤の配合前にガムベース中に配合された活性成分を含む。
一般に、香味料および/または活性成分の放出は、予備混合成分と圧縮前に付加されるチューインガム添加剤との間の平衡の調整により調整され得る。
工程24では、その結果生じる配合物が、篩い分けによりタブレット成形のために調製される。
篩い分けの程度は、主として、チューインガム添加剤が一緒に配合される場合に、ガムベース顆粒がどのように「反応する」するかによって決まる。
適切な場合、顆粒の初期予備成形は、予備成形顆粒の表面または表面の少なくとも一部にバリア層を噴霧することにより補足される。この技法およびその変法は、明示的バリア層堆積と呼ばれ得る。
しかしながら好ましくはバリア層は、より暗示的方法で確立される。この技法およびその変法は、暗示的バリア層堆積として言及され得る。この技法は、バリア層化合物が圧縮機械のプレス具の接触面上に最初に噴霧または堆積される、ということを含む。
暗示的バリア層堆積に適した適用可能な技法は、米国特許第5,643,630号に開示されている。
工程25では、粉砕配合物がタブレット成形機のプレス具に適用され、チューインガムタブレットに圧縮される。
適用バリア層は、例えば滑剤、固結防止剤および流動促進剤を含み得る。
ステアリン酸マグネシウムは、例えば粉砕離型化合物として適用され得る。
バリア層は、例えばタブレット成形機のプレス具の物質接触表面上に適量の粉砕滑剤および離型化合物を堆積することにより、最終タブレットに付加され得る。
バリア層は、例えば金属ステアリン酸塩、水素添加植物油、部分的水素添加植物油、ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、動物脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油およびそれらの混合物により確立され得る。
工程26(これは任意であるが、しかし好ましい)では、適切なコーティングを有するタブレット化チューインガムが提供される。
本発明に従って、チューインガム素子は、チューインガム中央部上に適用される約1〜約75重量%の外側コーティングを含む。本発明では、適切な外側コーティングは、被覆されない同一組成のチューインガムに比して、上記のような圧縮チューインガム製品の貯蔵安定性を高めることになる任意のコーティングである。したがって安定コーティング型としては、チューインガム、薬学的製品および菓子類のコーティングに一般に用いられるものを含めた任意の組成の硬質コーティング、皮膜コーティングおよび軟質コーティングが挙げられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、皮膜コーティングが圧縮チューインガムタブレットに適用される。
目下好ましい外側コーティングの一つの型は硬質コーティングであり、この用語は、糖コーティングおよび無糖(またはシュガーレス)コーティングならびにそれらの組合せを含めたその用語の慣用的意味で用いられる。硬質コーティングの目的は、消費者が味覚する甘いカリカリした層を生成すること、そして種々の理由のためにガム中央部を保護することである。チューインガム中央部に保護的糖コーティングを提供する典型的方法では、ガム中央部は、達成されるコーティングの段階に応じて、その他の機能性成分、例えば充填剤、着色剤等を含有し得るスクロースまたはデキストロースのような結晶化可能糖の水溶液を用いて適切なコーティング装置中で連続処理される。本発明では、糖コーティングは、さらなる機能性または活性化合物、例えば香味料化合物、薬学的活性化合物および/またはポリマー分解物質を含有し得る。
しかしながらチューインガムの製造においては、コーティング中の齲蝕誘発性糖化合物を、齲蝕誘発作用を有さない他のもの、好ましくは結晶化可能甘味化合物により置き換えることが好ましい。当該技術分野では、このようなコーティングは一般に、シュガーレスまたは無糖コーティングと呼ばれる。目下好ましい非齲蝕誘発性硬質コーティング物質としては、それぞれポリオール、例えばソルビトール、マルチトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、D−グルコースの水素化により工業的方法で得られるイソマルトおよびタガトース、マルトース、フルクトースまたはレブロース、キシロース、エリトロース、ラクトース、イソマルツロースおよびD−ガラクトースが挙げられる。
以下で詳細に説明されるような典型的硬質コーティング方法では、結晶化可能糖および/またはポリオールを含有するシロップがガム中央部上に適用され、それが含有する水は温乾燥空気を吹き付けることにより蒸発される。このサイクルは、必要とされる膨潤に達するために、数回、典型的には10〜80回繰り返され得る。「膨潤」という用語は、開始時との比較によりコーティング操作の終了時に考察した場合に、被覆製品の最終重量に関連した製品の重量の増大を指す。本発明に従って、コーティング層は、完成チューインガム素子の約1〜約75重量%、例えば約10〜60重量%、例えば約15〜約50重量%を構成する。
さらなる有用な実施形態では、本発明のチューインガム素子の外側コーティングは、皮膜コーティング過程に付され、したがって1つまたは複数の皮膜形成高分子作用物質および任意に1つまたは複数の補助化合物、例えば可塑剤、顔料および不透明剤からなる素子である。皮膜コーティングは、上記形態のいずれかのチューインガム中央部に適用される薄いポリマーベースのコーティングである。このようなコーティングの厚みは、通常は20〜100μmである。一般に皮膜コーティングは、適切な水性または有機溶媒ビヒクル中のコーティング物質の霧状化小滴の噴霧ゾーンにチューインガム中央部を通し、その後、ガム中央部に付着している物質を、コーティングの次の部分が付与される前に乾燥させることにより得られる。このサイクルはコーティングが完了するまで繰り返される。
本発明では、適切な皮膜コーティングポリマーとしては、食用セルロース誘導体、例えばセルロースエーテル、例えばメチルセルロース(MC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)およびヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)が挙げられる。その他の有用な皮膜コーティング剤は、アクリルポリマーおよびコポリマー、例えばメチルアクリレートアミノエステルコポリマーまたはセルロース誘導体とアクリルポリマーの混合物である。機能性ポリマーとしても言及される皮膜コーティングポリマーの特定の一群は、その皮膜形成特性のほかに、チューインガム処方物の活性成分に関して改質された放出性能を付与するポリマーである。このような放出改質ポリマーとしては、メチルアクリレートエステルコポリマー、エチルセルロース(EC)および酸性の胃環境に耐え、さらに十二指腸中で容易に溶解するよう設計された腸溶性ポリマーが挙げられる。後者の群のポリマーとしては、セルロースアセテートフタレート(CAP)、ポリビニルアセテートフタレート(PVAP)、シェラック、メタクリル酸コポリマー、セルロースアセテートトリメリテート(CAT)およびHPMCが挙げられる。本発明による外側皮膜コーティングは上記の皮膜コーティングポリマーの任意の組合せからなり得る、と理解される。
その他の実施形態では、本発明のチューインガム素子の皮膜コーティング層は、皮膜形成物質としてのその機能を行うに際してそれをさらに有用にさせるためにポリマーの物理的特性を変更する能力を有する可塑剤を含む。概して可塑剤の作用は、可塑剤分子が個々のポリマー鎖間にそれ自体を介在させ、したがってポリマー−ポリマー相互作用を壊すので、ポリマーをより柔軟に且つより順応性にすることである。皮膜コーティングに用いられるほとんどの可塑剤は非晶質であるかまたは非常に少ない結晶化度を有する。本発明では、適切な可塑剤としては、ポリオール、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、例えばこれの200〜6000等級、有機エステル、例えばフタル酸エステル、セバシン酸ジブチル、クエン酸エステルおよびチアセチン、油/グリセリド、例えばヒマシ油、アセチル化モノグリセリドおよび分留ココナツ油が挙げられる。
本発明のチューインガム素子の外側コーティングのための皮膜形成ポリマーおよび可塑剤の選択は、水分および気体の皮膜を通過する溶解および拡散に関してコーティングの考え得る最良のバリア特性を達成するためのそれ相当の考察を用いてなされる。
チューインガム素子の皮膜コーティングは、1つまたは複数の着色剤または不透明剤も含有し得る。所望の色調を提供するほかに、このような作用物質は、特に水分および気体に対するバリアを形成することにより、予備咀嚼反応に対して圧縮ガムベースを保護するのに寄与し得る。適切な着色剤/不透明剤としては、有機染料およびそれらのレーキ、無機着色剤、例えば酸化チタンならびに天然着色剤、例えばβ−カロテンが挙げられる。
さらに皮膜コーティングは、1つまたは数個の補助物質、例えば香味料および蝋または糖類化合物、例えばポリデキストロース、デキストリン、例えばマルトデキストリン、ラクトース、変性デンプン、タンパク質、例えばゼラチンまたはゼイン、植物ゴムおよびそれらの任意の組合せを含有し得る。
特定の一実施形態では、チューインガム中央部は、水溶性皮膜形成剤、例えばセルロース誘導体、変性デンプン、デキストリン、ゼラチン、ゼイン、植物ゴム、合成ポリマーおよびそれらの任意の組合せ、ならびに蝋、例えば蜜蝋、カルナウバ蝋、微結晶質蝋、パラフィン蝋およびそれらの組合せの皮膜の交互の層を含む食用皮膜を片側または両側に提供される棒形態である。
チューインガム素子の外側コーティングが1つまたは複数の薬学的または化粧品的構成成分、例えば本明細書中に上記されたものを含有し得る、ということも、本発明の一態様である。
したがって、さらなる実施形態では、本発明の上記の硬質被覆または皮膜被覆チューインガム素子は、外側コーティングが、結合剤、水分吸収成分、皮膜形成剤、分散剤、非付着性成分、増量剤、香味料、着色剤、薬学的または化粧品的有効成分、脂質成分、蝋成分、糖および酸から選択される少なくとも1つの添加剤成分を含む素子である。チューインガムの咀嚼まで外側コーティング中のこれらの付加的成分のいずれかの作用を延期することが望ましい場合、このような成分は、本発明に従って、任意の慣用的封入剤、例えばタンパク質、例えばゼラチンおよびダイズタンパク質、セルロース誘導体、例えば上記のもののいずれか、デンプン誘導体、食用合成ポリマーおよび脂質物質、後者において任意にリポソーム封入の形態であるものを用いて封入され得る。
その他の実施形態では、本発明のチューインガム素子は、軟質コーティングとして当該技術分野で一般に記載される形態で外側コーティングを提供される。このような軟質コーティングは慣用的方法を用いて施され、そして糖または上記の非齲蝕誘発性、低糖甘味化合物およびデンプン水解物のいずれかの混合物からなるのが有益である。
さらにまた、上記のコーティングは任意であるか、またはそれは、環境からタブレット中への湿度の移動に対して適用バリア層が完全なまたは少なくとも部分的なバリアとしても作用するという事実のために、製造過程の最後の部分にそれが適合するまで、後回しにされ得る、ということに留意すべきである。
図3a〜図3eは、本発明の一実施形態のいくつかの重要な特徴を示す。
図3a〜3eは、図2に既述された25の考え得る適用を例示する。
下記のバリア堆積方法は、暗示的バリア層堆積として言及されてきた。上記のように、この技法は、バリア層化合物が最初に圧縮機のプレス具の接触面上に噴霧または堆積される、ということを含む。暗示的バリア層堆積に適した適用可能な技法は、米国特許第5,643,630号に開示されている。
図3aでは、プレス具31の第1の部分が提示されている。
図3bでは、離型化合物の適量の粉砕滑剤がプレス具の第1の部分31上に堆積されている。堆積層L1は、最終チューインガムの最終バリア層の第1の部分を構成する。
図3cでは、配合物は、工程23および24で提供されたように、プレス具31中に注入される。配合物は、ガムベース顆粒32およびガムベース添加剤33、例えば付加的甘味料、付加的香味料等を含む。適切なチューインガム添加剤は、上述されている。
図3dでは、プレス具35の第2の部分が最終バリア層L2の第2の部分を提供されている。
図3eでは、プレス具31および35は一緒にプレスされ、ガムベース顆粒32およびさらにチューインガム添加剤の33のガムベース配合物に圧縮を引き起こす。基本的には、得られたチューインガムタブレット37は、ガムベース顆粒32およびガムベース添加剤33の圧縮物からなるチューインガム中央部38を含む。
最終バリア層39は、バリア層L1およびバリア層L2の組合せとして形成されたものである。
本発明によれば、ガムベース顆粒32または顆粒の少なくとも一部の、明らかに適度な、粘着力は、例えばガムベース顆粒中に組み込まれた天然樹脂により提供される。
従来的に混合されたチューインガムと比較して、ガムベース顆粒をチューインガム添加剤と一緒に圧縮したものは、少なくとも温度に関して、最終チューインガムの相対的に緩い集積物である。しかしながら、従来のチューインガムによれば、所望の添加剤と一緒に顆粒を十分に混入することを省くと、特に初期咀嚼中に砕けて、崩壊する危険性を生じる。
本発明によれば、提供されたチューインガムを特徴付ける粘着力顆粒は、チューインガムの咀嚼中に、顆粒が最終的に混合されるまでチューインガムが依然として壊れない程度に、初期咀嚼誘発性崩壊に反作用する。
圧縮チューインガムの3つの異なる実施例を本発明に従って調製し、一実施例は天然樹脂を全く用いずに調製した。
以下の数値は、完成最終チューインガムの重量%を示す。提供されたチューインガムは、付加的コーティングを設けなかった。
Figure 2005531316
最後の段は、完成チューインガムの天然樹脂の量を示す。
8名の感覚パネルにより、提供されたチューインガムを試験した。
実施例1および3のものは、印象的初期咀嚼ならびにさらに印象的香味料放出を示すとみなされた。良好(OK)であると考えられた。
実施例2のものは良好(OK)であるとみなされたが、しかし少し多くの傷つき易い初期咀嚼の感触を与えた。
実施例4は、ほぼ液体粘稠度(consistence)を有し、得られたチューインガムは良好(ok)ではないとみなされた。
本発明によるチューインガムタブレットを示す。 本発明の一実施形態によるチューインガム製造方法のフローチャートを示す。 本発明の一実施形態によるチューインガムの圧縮を示す。 本発明の一実施形態によるチューインガムの圧縮を示す。 本発明の一実施形態によるチューインガムの圧縮を示す。 本発明の一実施形態によるチューインガムの圧縮を示す。 本発明の一実施形態によるチューインガムの圧縮を示す。

Claims (33)

  1. バリア層(39)により全体的にまたは部分的に封入されたチューインガム中央部(38)を含む圧縮チューインガムタブレット(37)であって、
    前記ガム中央部(38)がガムベース顆粒(32)およびチューインガム添加剤(33)の圧縮物を含み、
    前記ガムベース顆粒(32)が適度な粘着力を有する
    圧縮チューインガムタブレット。
  2. 前記適度な粘着力が、前記ガムベース顆粒(32)の少なくとも一部に組み込まれた少なくとも1つの天然樹脂により得られる請求項1に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  3. 約3〜50重量%、好ましくは約4〜30重量%の天然樹脂を含む請求項1または2に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  4. 約0.5〜30重量%、好ましくは約5〜25重量%のエラストマーを含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  5. 約0.1〜15重量%、好ましくは約0.8〜5重量%の香味料を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  6. 前記天然樹脂がタブレットの改良された且つ粘着性のテクスチャーを提供する請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  7. 前記バリア層が例えば滑剤、固結防止剤および流動促進剤を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  8. 前記バリア層がステアリン酸マグネシウムを含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  9. 前記バリア層が金属ステアリン酸塩、水素添加植物油、部分水素添加植物油、ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、動物脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油およびそれらの混合物を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  10. 前記ガム中央部が滑剤、固結防止剤および流動促進剤を実質的に含有しない請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  11. 前記ガム中央部が蝋を含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  12. 前記ガム中央部が蝋を実質的に含有しない請求項1〜11のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  13. 前記バリア層が前記チューインガムタブレットの製造中に提供される請求項1〜12のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  14. 前記天然樹脂がロジンエステルを含む請求項1〜13のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  15. 前記天然樹脂が一部水素添加ロジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、部分的二量体化ロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、一部水素添加ロジンのペンタエリスリトールエステル、ロジンのメチルエステル、ロジンの一部水素添加メチルエステルまたはロジンのペンタエリスリトールエステルを含む請求項1〜14のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  16. 前記チューインガム添加剤が、チューインガムの約5〜約95重量%、さらに典型的には約20〜約80重量%、例えば30〜60重量%の量で甘味料を含む請求項1〜15のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  17. 香味料の少なくとも一部が圧縮前に前記ガムベース中に混入された請求項1〜16のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  18. 前記チューインガム添加剤が活性成分を含む請求項1〜17のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  19. 前記活性成分の少なくとも一部が圧縮前に前記ガムベース中に混入された請求項1〜18のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  20. 前記チューインガム添加剤が活性成分を含む請求項1〜19のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムタブレット。
  21. 約5〜80重量%、好ましくは10〜45重量%の少なくとも1つの天然樹脂を含む圧縮チューインガム顆粒。
  22. ガムベース顆粒が少なくとも1つの香味化合物を含む請求項21に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  23. 前記少なくとも1つの香味化合物が前記ガムベース中に混入された請求項21または22に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  24. 前記天然樹脂がロジンエステルを含む請求項21〜23のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  25. 前記天然樹脂が一部水素添加ロジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、部分的二量体化ロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、一部水素添加ロジンのペンタエリスリトールエステル、ロジンのメチルエステル、ロジンの一部水素添加メチルエステルまたはロジンのペンタエリスリトールエステルを含む請求項21〜24のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  26. 前記可塑剤が前記チューインガム顆粒の約0.5〜約35重量%含まれる請求項21〜25のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  27. 前記ガムベース顆粒が活性効成分を含む請求項21〜26のいずれか1項に記載の圧縮チューインガム顆粒。
  28. 少なくとも1つのエラストマーおよび少なくとも1つの可塑剤を均質ガムベースに混合し、
    前記ガムベースが約5〜75重量%の天然樹脂を含み、
    前記ガムベースを造粒し、
    顆粒化ガムベース(32)をチューインガム添加剤(33)と配合し、
    顆粒形成を形成しているガム中央部の少なくとも一部上にバリア層(L1、L2;39)を形成して堆積させ、
    混合物をタブレットに圧縮する、
    工程からなる圧縮チューインガムの提供方法。
  29. ガムベースの少なくとも一部が香料と予め混合される請求項28に記載の圧縮チューインガムの提供方法。
  30. 前記ガムベース添加剤が活性成分を含む請求項28または29に記載の圧縮チューインガムの提供方法。
  31. 前記バリア層が金属ステアリン酸塩、水素添加植物油、部分水素添加植物油、ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、動物脂肪、ケイ酸塩、二酸化ケイ酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒュームドシリカ、粉末水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加大豆油およびそれらの混合物を含む請求項28〜30のいずれか1項に記載の圧縮チューインガムの提供方法。
  32. チューインガムが2.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満の含水量を有する請求項1〜20のいずれか1項に記載のチューインガム。
  33. チューインガムが2.0重量%未満、好ましくは1.5重量%未満の含水量を有する請求項21〜27のいずれか1項に記載の顆粒。
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