JP2005530768A - 血漿または血清を含有した創傷治療用医薬組成物 - Google Patents

血漿または血清を含有した創傷治療用医薬組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2005530768A
JP2005530768A JP2004503020A JP2004503020A JP2005530768A JP 2005530768 A JP2005530768 A JP 2005530768A JP 2004503020 A JP2004503020 A JP 2004503020A JP 2004503020 A JP2004503020 A JP 2004503020A JP 2005530768 A JP2005530768 A JP 2005530768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wound
plasma
tissue
serum
wounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004503020A
Other languages
English (en)
Inventor
リー・ソンユ
チャン・キュンヒ
クム・キチャン
ユ・ネチュン
ユ・ウォンミン
リー・ジーン
Original Assignee
メディジーンズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メディジーンズ filed Critical メディジーンズ
Publication of JP2005530768A publication Critical patent/JP2005530768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K35/00Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
    • A61K35/12Materials from mammals; Compositions comprising non-specified tissues or cells; Compositions comprising non-embryonic stem cells; Genetically modified cells
    • A61K35/14Blood; Artificial blood
    • A61K35/16Blood plasma; Blood serum
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K35/00Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
    • A61K35/12Materials from mammals; Compositions comprising non-specified tissues or cells; Compositions comprising non-embryonic stem cells; Genetically modified cells
    • A61K35/14Blood; Artificial blood
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • A61P17/02Drugs for dermatological disorders for treating wounds, ulcers, burns, scars, keloids, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • A61P17/10Anti-acne agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

本発明は血漿又は血清を含む創傷治療用医薬組成物及びその組成物を創傷部位に投与し、その部位の組織環境を正常化して創傷を効果的に治療する方法に関する。

Description

本発明は、血漿または血清の創傷治療剤としての用途に関する。より詳しくは、本発明は、血漿または血清を含有する創傷治療用医薬組成物及びその組成物を創傷の部位に投与し、その部位の組織環境を正常化して創傷を効果的に治療する方法に関する。
初期の創傷治療に関する研究は細胞段階、すなわち、炎症細胞及び血小板の役割を究明することに中点をおいた[参考:Allgower M. and Hulliger L., Surgery, 47, 603(1960);Dicoreto P. E. and Browen−Pope D. F., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 80, 1919(1983);Houck J. C. et al., Biochem. Pharmacol., 17, 2081(1968)]。
最近、組織の成長を促進する成長因子が慢性潰瘍のような創傷を治療するのに使用されている。成長因子は繊維芽細胞のような細胞の増殖である類似分裂生殖(mitogenesis)を刺激する。また、成長因子はコラーゲン及び細胞外メトリックスタンパク質の合成を刺激する[参考:L. Greenhalgh, J. Trauma 41:159(1996)]。
創傷治療と関連のある成長因子として、サイトカイン(cytokines)が明らかになっており、代表的な例では、ケラチノサイト(角化細胞)及び繊維芽細胞で生成され、上皮細胞の成長を促進する繊維成長因子(basic fibrogrowth factor)、血小板の内皮組織で生成され、表皮成長因子(epidermal growth factor, EGF)と共に上皮細胞の異常増殖を促進する血小板−由来の成長因子(platelet−derived growth factor, PDGF)、繊維芽細胞及び血小板で生成され、結合組織の生成を促進する形質転換成長因子(transforming growth factor−β, TGF−β)、唾液刺激腺で生成され、上皮細胞の増殖を促進する上皮細胞成長因子、繊維細胞成長因子(fibroblast growth factor, FGF)及びマクロファージと上皮細胞で生成され、上皮細胞の成長と運動性を促進するインターロイキン−1(interleukin−1)等が含まれる。
Johnson & JohnsonによりRegranex(登録商標)の商品名で局所投与用創傷治療剤として市販されているベカプレルミン(becaplermin)は遺伝工学的に生成されたPDGFである。
Ruther ford等のヨーロッパ特許公報第0 575 484 B1号公報には、PDGFとデキサメタソン(dexamethasone)を含んで哺乳動物の組織再生及び治療のための医薬組成物が開示されている。
Martinの米国特許第5,981,606号には、TGF−βを含んで創傷治療のための医薬組成物が開示されている。
Hemmati−Brivanlou等の国際特許公開WO96/30038号には、TGF−β、ピブリン酸及び抗酸化剤を共に含む創傷治療用医薬組成物が開示されている。
Lee等の米国特許第5,183,805号には、EGFを含んで組織を再生する効果がある医薬組成物が開示されている。
日本特許第05070365号及びRogers等の米国特許第6,165,978号には、FGFを含む創傷治療剤が開示されている。
活性成分としてヒアルロン酸(hyaluronic acid)を用いた製剤が皮膚創傷の治療に有用であることもあると報告したことがある(参考:Drizen等の米国特許第5,897,880号)。ナトリウムヒアルロネートを含んだ製剤はLAM PharmaceuticsによりIPN Wound GelTMの商品名で市販されている。
また、局所投与されたフィブロネクチン(血漿で発見される糖タンパク質)が角膜創傷[Nishida, Larch Opthalmology 101:1046(1983)]の治療速度を増加させるのに有用なものと報告されたことがある。
たとえ、上記のような療法は一部の患者に対して部分的な創傷の緩和を提供するが、治療期間が長く治療に関する反応が最適に及ぼしていない。創傷、特に慢性皮膚潰瘍は深刻な臨床的問題として継続されており、これに効果的な療法を開発するために多くの努力がなされているが、創傷縫合が悪く示される主原因は複雑で、依然としてよく理解されていない。
したがって、創傷を治療するのにより効果的でかつ、新しい方法が要求されている。
本発明により開発された製剤を単独に使用するかまたはいろいろな公知の治療剤と併用することにより従来技術の限界を克服することができる。
本発明者らは驚くにも血漿または血清が創傷を治療するにあたって高度に効果的であることを発見した。本発明により血漿または血清を活性成分として含有した製剤は部分的な欠損創傷に適用した結果、損傷された皮膚を数日内に回復させる一方、大きな創傷も数周日(約2〜6週間)内に完治または回復させることが明らかになった。このような発見はこれまで報告または利用されている創傷の治療に比べて治療効果及び治療期間において顕著に向上されたことと認められる。
一つの観点で、本発明は医薬的に許容される担体と共に、医薬的に有効な量の血漿または血清を含有することを特徴とする、創傷治療用医薬組成物を提供する。
他の観点で、本発明は医薬的に許容される担体と共に、医薬的に有効な量の血漿または血清を含有する医薬組成物を、これを必要とする患者の創傷に投与することを特徴として、創傷を治療する方法を提供する。
本発明は、一般的に創傷治療に有用な血漿または血清の用途に関する。本発明により医薬組成物で活性成分として使用される血漿または血清は、創傷を治療するにあたって高度に効果的である。
創傷(wound)は、生体の損傷された状態で、生体内部または外部の表面をなす組織、例えば、皮膚、筋肉、神経組織、骨、軟組織、内部器官または血管組織が分断あるいは破壊された病理学的な状態を包括する。創傷の例としては、これらに限定するのではないが、挫傷(contused wound)、非−治癒外傷性創傷、放射線照射による組織の破壊、擦過傷(abrasion)、骨壊疽、裂傷(laceration)、結出傷(avulsion)、貫通傷(penetrated wound)、銃傷(gun shot wound)、折傷、火傷、凍傷、皮膚潰瘍、皮膚乾燥、皮膚角化症、裂け、割れ、皮膚炎、皮膚絲状菌症による痛症、手術傷、血管疾患創傷、角膜創傷などの創傷、褥瘡(decubitus)、臥瘡、糖尿性皮膚びらん(erosion)のような糖尿病及び循環不良に関する状態、慢性潰瘍、成形手術後の縫合部位、脊髄傷害性創傷、婦人科的創傷、化学的創傷及びニキビを含んで、個体のどの部分に対する損傷が含まれる。このような観点で、本発明による血漿または血清含有製剤はそのような損傷された組織を復元(repair)、復位(replacement)、好転、加速化、促進または完治させるのに非常に有用である。
本発明で活性成分として使用する血漿(blood plasma)は、典型的に哺乳動物の血液内の類型成分、すなわち細胞及び細胞単片が分離された淡黄色の液体成分を指し、その成分はよく知られている(Philip Westerman, Plasma Proteins, VII−1 to VII−13, September 17, 2002;及び Wendy Y. Craig, et al., Plasma Proteins Pocket Guide, Foundation for Blood Research−これらの文献の全体内容は本願に参考として援用される。)。血漿(serum)もよく定義されており、一般的にはフィブリノゲン(fibrinogen)とその他の凝固因子が除去された血漿であるという。
本発明において血漿または血清の供給源はヒトを含んだ哺乳動物の全種を含み、例えば、羊、山羊、豚、馬、イヌ、牛等を含んだ家畜、その他の霊長類(Primates)、 齧齒類(rodent)等が含まれる。
本発明において血漿または血清はよく知られている通常の方法、例えば遠心分離、沈降または濾過方法により血液から容易に分離することができる。遠心分離は、血漿から血液細胞を沈降させるのに適切な条件下で実施することができる。例えば、約3,000rpmで約10分間遠心分離するが、これは赤血球及び白血球だけでなく実質的にすべての細胞単片(血小板)を沈殿させるのに充分である。
血漿を含んだ上澄液は標準技術により沈降された細胞から容易に分離できる。濾過法は、血液を血漿から血液細胞を分離するに適切なフィルターに通過させることにより行うことができる。フィルターはタンパク質の良好な透過を提供する微細孔膜であることもある。
血漿または血清は、採血後に遠心分離または沈殿させて得た新鮮な液状血漿あるいは液状製剤の他に、使用前にいろいろな状態で保存されていることと知られており、例えば新鮮な凍結製剤、凍結沈殿製剤、凍結乾燥製剤または濃縮製剤を挙げることができる。このようなすべての状態の血漿または血清は本発明に使用することができる。新鮮な凍結血漿は、血液から採血後に6時間内に約2,800rpmで約15分間遠心分離して血液細胞と血漿成分とを分離し、約−18℃〜−40℃の温度で凍結させて製造したもので、使用時には約30℃〜37℃の温水で解凍させて使用する。
凍結沈殿血漿は、新鮮な凍結血漿1単位を約4℃で溶かし、この時生じる白色の沈殿物(cold precipitated protein)(VIII:C, フィブリノゲン、XIII, フィブロネクチンなどのような多量の因子を含む)を分離して約−18℃乃至−40℃の温度で再凍結させたものである。凍結沈殿製剤は1〜6℃の冷蔵庫で一日間放置して解凍させ、もしくは約4℃の水浴(water bath)でより速く解凍させて使用することができる。濃縮血漿は血液から血漿を分離し、分離された血漿をデキストラノマ、セファーデクス(SEPHADEX)、デキストラミン、ポリアクリルアミド、バイオ−ゲル(BIO−GEL)P、シリカーゲル、ゼオライト、デブリサン(DEBRISAN)、架橋されたアガロース、澱粉またはアルギネートゲルのような濃縮剤と混合して濃縮させた後、濃縮物から濃縮剤を分離して得る。
本発明の一つの様態で、血漿または血清は血液銀行で商業的に市販している粉末状製剤であるものを使用することができる。このような製品はヒトの起源の血漿単位から由来されたもので、いろいろな抗原抗体、例えばB型肝炎表面抗原(HBsAg)及びC型肝炎(HCV)抗体に対して非反応性であり、HIV−1及びHIV−2に対する抗体について陰性であるものと試験結果により確認された。このような製剤を製造するのに使用されるすべての血漿単位は事前に病源性がないことが検証されている。病源菌の潜伏的な伝播危険性を減らすために、製剤はHIV、B型肝炎ウィルス及びHCVのような外皮ウィルスを不活性化させるために考案されたトリ(n−ブチル)/ホスフェート/ポリソルベート80のような有機溶媒/洗浄剤混合物で処理することができる。また、ウィルスの除去はナノ濾過段階を付加的に行うことにより強化することができる。
追加の様態で、製剤は独立的な(従って、剰余の)精製技術(すなわち、溶媒洗浄剤とナノ濾過)及び低温殺菌を用いて製造する。精製は血液または血漿状態で実施することができる。
生成された血漿または血清分画は加熱、凍結乾燥またはその他の適切な乾燥技術により粉末化することができる。例えば、血漿を数日間(約7日間)−40℃未満の温度で凍結乾燥させる。当業者に知られている通常の技術及び変数を使用することができる。
本発明の追加の他の様態で、粉末化された血漿または血清は粉末またはシートの形態であることもある。シートの形態は血漿または血清分画を適切な鋳型で鋳造し、脱水させて形成する。その他の追加の様態で、血漿または血清分画に増粘剤や担体を含有させてシートに機械的強度及び/又は物理的一体性を提供することができる。
本発明の望ましい様態で、血漿または血清は酸性に調節して使用する。酸性化された血漿または血清は弱アルカリ性血漿または血清に比べて優れた創傷治療効能を示すことと本発明により明らかになった。望ましい血漿または血清のpH範囲は約3.5〜6.5である。血漿または血清の酸性化は医薬的に許容される無機酸または有機酸を使用して達成することができる。医薬的に許容される無機酸の例としては、これに限定されるのではないが、塩酸、硼酸、硝酸、硫酸及び燐酸が含まれる。医薬的に許容される有機酸の例ではギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、修酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸またはp−トルエンスルホン酸等が含まれる。
本発明による血漿または血清は液状または粉末状で、創傷に直接適用することができる。すなわち、創傷部位に散布することができる。シートの形態である場合は、創傷部位に塗布するが、このときに塗布した部位に適切にドレッシングして創傷を保護しながら、活性成分の治療効果が減少することを防止する。ドレッシングは市販されており、もしくは通常に知られているいかなるものであっても使用可能である。市販されているドレッシングの例としてはCompeel、Duoderm、Tagaderm及びOpsiteを挙げることができる。
本発明による活性成分として医薬的に有効な量の血漿または血清を含む組成物は医薬的に許容される担体と共に、いろいろな多様な形態で製形することができる。製形化は当分野で公知の方法により行うことができる。
製剤の形態は、これに限定されてはいないが、液状塗布剤、噴霧剤、ローション剤、クリーム剤、ゲル剤、パスタ剤、リニメント剤、軟膏剤、エアロゾル、粉末剤及び経皮吸収剤などの通常の外用剤の形態が含まれる。これらの製形はすべての製薬化学で一般的に公知の処方書である文献[参考:Remington’s Pharmaceutical Science, 15th Edition, 1975, Mack Publishing Company, Easton, Pennsylvania 18042(Chapter 87:Blaug, Seymour)]に記述されている。
本発明の外用剤において、医薬的に許容される担体としてはその製形により異なるが、バセリン、流動パラフィン、ゲル化炭化水素(別名:プラスティベース)等の炭化水素類;重鎖脂肪酸トリグリセライド、豚脂、ハードパット(hard fat)、カカオオイルなどの動植物性オイル;セタノール、ステアリルアルコール、ステアリン酸、パルミチン酸イソプロピルなどの高級脂肪酸アルコール及び脂肪酸及びそのエステル類;マクロゴール(ポリエチレングリコール)、1,3−ブチレングリコール、グリセロール、ゼラチン、白糖、糖アルコール等の水溶性基剤;グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の軟化剤;アクリルエステル、アルギン酸ナトリウム等の粘着剤;液化石油ガス、二酸化炭素等の噴射剤;パラオキシ安息香酸エステル類などの防腐剤を挙げることができ、本発明の外用剤はこれらを使用して通常の方法により製造することができる。また、これら以外にも安定剤、香料、着色剤、pH調整剤、希釈剤、界面活性剤、保存剤、抗酸化剤等を必要に応じて配合することもある。本発明の外用剤は通常の方法により局所創傷部に塗布することができる。
また、本発明による外用剤は通常の絆創膏の創傷剥離カバーのような固体支持体上に粘着されて使用されることがある。粘着は血漿または血清の分画に固体支持体を飽和させた後、脱水させて達成する。本発明の様態で、固体支持体をまず粘着層で被覆して固体支持体に対して血漿または血清の付着を向上させる。粘着剤の例としてはポリアクリレート及びシアノアクリレートが含まれる。
このような形態の製形は市販されているものが多く、例えば穿孔されたプラスチックフィルム形態の非付着性傷剥離カバーを有している絆創膏(Smith & Nephew Ltd.)、Johnson & Johnsonの薄いストリップ(strip)、パッチ(patch)、スポート(spot)、可塑性ストリップ形態のバンド・エイド(BAND−AID);Curity、Curad 絆瘡膏(Colgate−Palmolive製)、及びStik−Tite 弾性ストリップ(American Whitecross Laboratories, Inc.製)を挙げることができる。
一つの様態で、本発明による医薬組成物は血漿粉末と生理食塩水を一定の体積比で混合し、pHを3.5〜6.5に調整して液状塗布剤の形態で製形化することができる。他の様態で、本発明による医薬組成物は上記した本発明の血漿粉末と水溶性軟膏基剤を混合し、ここに生理食塩水を添加して軟膏剤の形態で製形化することができる。望ましい様態で、本発明による医薬組成物は上記軟膏剤のpHを3.5〜6.5に調整して製形化する。
本発明において創傷の治癒を加速化するために、ゲルまたは微小球のような製薬用担体が使用され得る。米国特許第5,264,207号、WO2000/24378、WO96/13164及びWO94/13333には、一つまたはそれ以上の活性製薬用または化粧用物質のための担体として作用するポリマーの微小球が記述されている。
本発明の医薬組成物は、哺乳動物の多様な創傷症状を治療するのに使用することができる。これは感染状態、悪性、巨大血管動脈不足、小血管動脈不足、心整脈遮断または不足、表層整脈不足、リンパ管傷害、内因性循環不足、血液異常、コラーゲン血管異常、放射線皮膚炎、栄養性原因等を含んだ大部分の悪性潰瘍について効果的である。
本発明の医薬組成物で治療することができる特定症状は放射線潰瘍を含む。放射線療法(例えば、癌の治療)はしばしば悪性皮膚潰瘍を誘発する。このような潰瘍は放射線−処理の組織で減少された循環により通常の治療法にはよく反応せず、潰瘍はよく低強度のレーザ照射で処置される。放射線潰瘍は本発明による血漿または血清含有組成物の処置によく反応する。本発明の様態で、5重量%血漿製剤の1gm容量が約1.5〜2milの厚さ、5cmの表面積に投与される。
本発明の組成物に使用される血漿または血清の医薬的有効量は創傷部位の非正常の細胞及び各種細胞活性物質を正常化させることにより、創傷の治療効果を示す活性成分の量をいう。有効量は患者の創傷種類、適用部位、処理回数、処理時間、製形、患者の状態、補助剤の種類により変えることができる。
一般的に2〜5重量%の血漿または血清粉末を含有した容量が投与される。投与回数は一日に2回〜週1回であることもある。一つの様態で、本発明の医薬組成物の一日の有効量は粉末剤を全層皮膚損失創傷に適用時に、0.01〜0.1g/cm、望ましくは0.02〜0.09g/cm、さらに望ましくは0.02〜0.07g/cmである。
慢性悪性創傷の治療のための例示的なプロトコル100が図9に示されている。段階110から分かるように、欠損創傷を本発明の活性成分で治療する場合の適合性について評価決定する。この治療は糖尿性潰瘍、放射性潰瘍、圧迫潰瘍、3度火傷及びその他の組織怪死のような全層欠損創傷に適切である。この治療はまた2度火傷、放射腺皮膚炎及び剥皮術による組織損傷のような部分層欠損創傷に適切である。
一応、欠損創傷が本発明の治療に適切なものと評価されると、その創傷を培養(段階120)して感染があるのかを決定する。必要な場合、創傷組織を除去する。4期潰瘍は組織除去を要求する。一部はまた深度の手術を要することができる。潰瘍に膿汁及び怪死性破片が多いとき、テキストラノマビッドまたは他の親水性重合体の適用は手術せずに組織除去を促すことができる。鉗子とハサミで怪死組織を除去することが必要である。一部組織の除去は創傷を1.5%過酸化水素で洗浄して行うことができる。水でドレッシングするもの(特に渦巻浴)が組織除去に一助することができる。怪死組織の除去後に肉芽は小さい面積を塗布する皮膚移植を充足することができる。
培養物が陽性である場合、創傷を感染から治療する(段階140)。抗生物質を包含した湿潤ドレッシング(段階145)を血漿治療以前に適用することができる。また、血漿粉末と抗生物質を包含した製剤を適用する(段階148)。抗生物質の例ではペニシリンナーゼ耐性ペニシリンまたはセファロスポリンが含まれる。
培養物が陰性である場合(段階150)、抗生物質を適用する必要はなく、創傷を本発明の血漿粉末で処理する(段階155)。
血漿粉末は創傷に本願に記述されたいろいろな製形のうちいずれでも適用可能であり、創傷をCompeel、Duoderm、TagadermまたはOpsite創傷ドレッシングのような通常の創傷ドレッシングでドレッシングする。投与する血漿の量及び医薬的担体から所望の血漿の放出プロフィルによりドレッシングは1〜5日の間隔に変え、3〜4日の間隔に変えることもできる。下部組織の損傷程度により部分層の欠損創傷の治癒は約4日内に、全層の欠損創傷は2〜4週内になされるものと観察される。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。単に、下記の実施例は本発明を例示したもので、本発明の内容が実施例により限定されるのではない。
実施例1
本発明による液状塗布剤の製造
HIV、HCV及びHBVを含んだ可能な病源体に対して検査した結果、陰性に判定を受けたヒト−由来の血液製剤(中央血液院、新鮮な凍結血漿)を30℃で解凍させた後、これを生理食塩水と10:1の体積比で混合し、1N HCl(塩酸)または1N NaOH(水酸化ナトリウム)を添加して攪拌しながら、pH測定器(Orion)でpHを測定し、pH5.5に調整した。
使用してから残った製剤は凍結乾燥ビン、バイアル、容器、トレイまたはその他の貯蔵容器に入れて冷凍保存した。
実施例2
本発明による粉末剤の製造
HIV、HCV及びHBVを含んだ可能な病源体に対して検査した結果、陰性に判定を受けたヒト−由来の血液製剤(中央血液院、新鮮な凍結血漿)を30℃で解凍させた後、冷凍乾燥用飼料ビン(bottle)に500mlを入れ、−80℃の冷凍機(Deep Freezer, Forma Science, Inc., Ohio, USA)で8時間冷凍した。冷凍された飼料ビンを冷凍乾燥/シェル冷凍システム(Labconco Corporation, Kansas City, Missouri, USA)に装着し、システムを稼働して−48℃で7日間冷凍乾燥した。このとき、すべての過程は無菌条件で行った。500mlの血漿は約30gの血漿粉末を提供する。
実施例3
本発明による軟膏剤の製造
上記実施例2で製造した粉末5gを水溶性軟膏基剤(Sam−Aベース、Sam−A製薬)95gと混合した後、ここに適当量の生理食塩水を添加混合して軟膏剤を製造した。軟膏基剤は1gを基準として硬鉛38mg、ステアリルアルコール116mg、ポリエチレングリコール4000 38mg、濃グリセリン192mg、セタノール23mg、精製水(適量)、ラウリール硫酸ナトリウム9mg、パラオキシ安息香酸エチル0.87mg及びパラオキシ安息香酸ブチル0.12mgから構成された。
実施例4
pHを調節した本発明による軟膏剤の製造
上記実施例2で製造した粉末5gを水溶性軟膏基剤(Sam−Aベース、Sam−A製薬)95gと混合した後、ここに適当量の生理食塩水を添加混合し、1N HCl(塩酸)又は1N NaOH(水酸化ナトリウム)を添加して攪拌しながら、pH測定器(Orion)でpHを測定してpHを5.5に調節した軟膏剤を製造した。
実施例5
本発明による粉末剤の製造
牛胎児血清(FBS, Fetal Bovine Serum;Biofluids Inc, Rockville, MD)を冷凍乾燥用試料ビンに500mlを入れ、−80℃の冷凍機(Forma Scientific, Inc., Ohio, USA)で6時間冷凍した。このとき、使用されるFBSは耐毒素容量が0.1ng/ml以下であるものを使用し、ヘモグロビン容量が30ng/ml以下であるものを使用した。冷凍されたFBSが入れている試料ビンを冷凍乾燥/シェル冷凍システム(Labconco Corporation, Kansas Sity, Missouri, USA)に装着し、システムを作動して−48℃で7時間冷凍乾燥して粉末剤を製造した。このとき、すべての過程は無菌の条件で行った。
実施例6
本発明による軟膏剤の製造
上記実施例5で製造した粉末5gを水溶性軟膏基剤であるセミベースクリーム(Sam−A製薬)95gと混合した後、ここに適当量の生理食塩水を添加混合し、1N HCl(塩酸)又は1N NaOH(水酸化ナトリウム)を添加して攪拌しながら、pH測定器(Orion)でpHを測定してpHを5.5に調節した軟膏剤を製造した。
実施例7
本発明によるゲル剤の製造
上記実施例2で製造した粉末(5g重量部)を95重量部の成分(Carbopol ETD 2020 38mg、グリセリン116mg、プロピレングリコール38mg、トリエタノールアミン192mg及び適当量の精製水)と混合してpH5.8〜6.0の透明なゲル剤を得た。Carbopol ETD 2020はC10−30アルキルアクリルレート架橋重合体を有するアクリルレートである。
実験実施例1
本発明によるヒトの血漿を含有した液状塗布剤の創傷治療の効果
成熟白鼠の皮膚の全層欠損創傷にヒト−由来の血漿を含有する本発明による液状塗布剤(実施例1で製造)を適用して創傷の肉芽組織生成速度が対照群に比べて促進するかを組織学的に調査した。成熟白鼠(300乃至350g、Sprague−Dawley系)10匹の腹部を完全に除毛した後、正中線から同じ距離の上肢部と下肢部の一方の欠損創傷にそれぞれpH5.5を調節した0.3mlの液状剤を浸した10×10mm大きさの皮膚全層の欠損創傷を作った。上肢部と下肢部の一方の欠損創傷にそれぞれpH5.5に調節した0.3mlの液状剤を浸した10×10mmの二重ガーゼ(gauze)で対照群には同量の蒸留水を浸した同一の大きさのガーゼで嵌めた後、ドレッシングフィルム(Tagaderm,3M製)で封止し、各欠損創傷に5−0ナイロン縫合糸で4つずつ縫合して実験期間中に離れないようにした。
実験後7日にそれぞれの白鼠の組織を取り、10%中性緩衝ホルマリンに24時間固定した。これを通常の組織処理過程を経てパラフィンに包埋し、創傷の中央で縦軸に対して正確に垂直に4μm厚さに薄切し、Hematoxyline−eosineと結体組織を観察するためにメソンのトリクロム(Masson’s trichrome)染色で標本を製作した。製作した組織標本をイメージ分析プログラム(image analysis program, Image−Pro version 3.0, Microsoft製)を使用して顕微鏡で100倍率で観察し、生成された肉芽組織の幅を測定して対照群と比較した。肉芽組織層の厚さは新生血管生成が確認される層のみ測定し、新生血管は組織の基底部から上層まで縦軸に育つ様態を示す、すなわち、組織標本で血管の縦軸に切断された血管とした。厚さが一致でない場合には最も狭い部位と広い部分の中間値とした。測定結果はスチューデントーTテストで検証した。
実験結果、実験群の組織標本の肉芽組織の厚さは対照群に比べて厚く示された。トリクロム染色で実験群は対照群に比べて膠原質(Collagen)がさらに緻密に沈着されており、沈着された膠原質も対照群では細くかつ、非常に粗く分布された様態を示した。肉芽組織の新生血管は実験群では基底部から上層まで緻密に形成されているので、肉芽組織が活発に形成されているとみなすことができる。一方、対照群では基底部で稀に発見される様態で、まだ活発な肉芽組織形成の段階が開始されていなかったことが分かった(図1.A、図1.B)。
肉芽組織の厚さを40倍率で測定した結果、対照群は平均59.44μm±14.42で、実験群は168.62±16.06であり、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
実験実施例2
本発明によるヒトの血漿を含有した粉末剤の創傷治療の効果
成熟白鼠の皮膚の全層欠損創傷にヒトの由来の血漿を含有する本発明による粉末剤(実施例2で製造)を適用して創傷の肉芽組織生成速度が対照群に比べて促進するかを組織学的に調査した。
上記実験実施例1のように、白鼠10匹の皮膚全層に欠損創傷を形成した後、上肢部と下肢部の一方の欠損創傷に、本発明による他の血漿を含有した粉末形態の医薬的組成物0.05gを処理して嵌め、対照群では何らの処置をせずにドレッシングフィルム(Tagaderm,3M製)で封止し、各欠損創傷に5−0ナイロン縫合糸で4つずつ縫合して実験期間中に離れないようにした。
創傷誘発7日後に実験実施例1と同様の方法で組織標本を製作し、これを顕微鏡で組織学的に観察し、肉芽組織層の厚さを測定した。
実験結果、実験群の肉芽組織の厚さが対照群に比べて厚く示された。
トリクロム染色で実験群は対照群に比べて膠原質がさらに緻密に沈着されていた。対照群では観察された沈着の膠原質は細く、非常に粗く分布された様態を示した。肉芽組織の新生血管は実験群では基底部から上層まで緻密に形成されている様態で、全般的に上記実験実施例1と同一の形態を示した(図2.A、2.B)。
肉芽組織の厚さを100倍率で測定した結果、対照群は平均44.24μm±14.32、実験群は151.62±14.24であり、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
実験実施例3
本発明によるヒトの血漿を含有した軟膏剤の創傷治療の効果
成熟白鼠の皮膚の全層欠損創傷にヒト−由来の血漿を含有する本発明による軟膏剤(実施例3で製造)を適用して創傷の肉芽組織生成速度が対照群に比べて促進するかを組織学的に調査した。
上記実験実施例1と同じように、白鼠10匹の皮膚全層に欠損創傷を形成した後、上肢部と下肢部の一方の欠損創傷に、本発明による他の血漿を含有した軟膏剤の形態の医薬的組成物0.03gを処理して嵌め、対照群では同量のセミベニスクリームで埋めた後、ドレッシングフィルム(Tagaderm,3M製)で封止し、各欠損創傷に5−0ナイロン縫合糸で4つずつ縫合して実験期間中に離れないようにした。
創傷誘発7日後に実験実施例1と同様の方法で組織標本を製作し、これを顕微鏡で組織学的に観察し、肉芽組織層の厚さを測定した。
実験結果、実験群の肉芽組織の厚さが対照群に比べて厚く示された。
トリクロム染色で実験群は対照群に比べて膠原質がさらに緻密に沈着されていた。対照群では観察された沈着の膠原質が細くかつ、非常に粗く分布された様態を示した。
肉芽組織の新生血管は実験群では基底部から上層まで緻密に形成されている様態で、全般的に実験実施例1の組織形態に類似して示された(図3.A、3.B)。
肉芽組織の厚さを100倍率で測定した結果、対照群は平均54.54μm±10.02、実験群は164.50±17.64を示し、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
実験実施例4及び5
本発明による牛胎児血漿を含有した軟膏剤及び粉末剤の創傷治療の効果
創傷治療効果がヒトの血漿でない動物の血漿を使用した場合にも同一の効果があるのかを確認するために、牛胎児血清を含有した製剤の創傷治療の効果を調査した。上記実施例5及び実施例6で製造したFBSを用いた粉末剤及び軟膏剤を上記実験実施例2及び実験実施例3と同一の方法で成熟白鼠10匹ずつ二つのグループに分けて欠損創傷に処理した。
実験後7日に各白鼠の組織を取り、上記実験実施例2及び3と同一の方法で組織標本を製作した後に染色して組織を観察し、顕微鏡で肉芽組織層の厚さを測定した。
実験結果、粉末剤又は軟膏剤で処理した実験群の肉芽組織の厚さが対照群に比べて厚く示された。トリクロム染色時に実験群は対照群に比べて膠原質がさらに緻密に沈着されていた。対照群の場合は沈着された膠原質が実験群に比べて細くかつ、非常に粗く分布されていた。肉芽組織の新生血管は実験群では基底部から上層まで緻密に形成されており、これから肉芽組織が活発に形成されていることが分かった(図4.A、4.B、図5.A、図5.B)。
肉芽組織の厚さを100倍率で測定した結果、粉末剤の場合、対照群は平均41.20μm±7.44、実験群は152.62±20.86であり、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
軟膏剤の場合、対照群は平均58.62μm±7.62、実験群は168.62±19.26であり、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
実験実施例6
本発明による軟膏剤と市販されているPDGF軟膏剤の創傷治療の効果比較
本発明による軟膏剤(実施例6で製造)と現在唯一にFDAが公認した創傷治療促進剤であるPDGF軟膏剤(Johnson & JohnsonのRegranex(登録商標))の創傷治療の効果を比較した。実験実施例3と同一の方法で成熟白鼠に欠損創傷を作った後、上肢部と下肢部に一方の欠損創傷に0.3gの本発明の軟膏剤で嵌め、他方には同量のRegranex(登録商標)で処理した。対照群には同量のSam−Aベース(Sam−A製薬)を処理した。
実験後7日に各白鼠の組織を取り、上記実験実施例2と同一の方法で組織標本を製作した後に染色して組織を観察し、顕微鏡で肉芽組織層の厚さを測定した。
実験結果、Regranex(登録商標)を処理したグループの肉芽組織の厚さは対照群に比べては厚かったが、本発明による軟膏剤を処理したグループに比べては微弱でかつ、組織が全般的に緻密でない様態を示した。トリクロムで染色した場合、Regranex(登録商標)で処理した群は膠原質がほとんど生成されず、対照群とも膠原質の形成においては大きな差異はなかった。これに比べて本発明による軟膏剤を処理した場合、Regranex(登録商標)で処理したグループおよび対照群に比べて膠原質がさらに緻密に沈着されており、沈着された膠原質も正常真皮の膠原質のように厚くかつ、均一に分布された様態を示した。肉芽組織の新生血管はRegranex(登録商標)で処理したグループの場合、縦軸に育つ血管が非常に稀に観察されたが、本発明による軟膏剤を処理したグループでは基底部から上層まで緻密に形成されているので、肉芽組織が生成されていることが分かった(図6.A、図6.B)。
肉芽組織の厚さを200倍率で測定した結果、Regranex(登録商標)で処理したグループは平均81.82μm±18.01、本発明の軟膏剤で処理したグループは168.62±13.41であり、スチューデントT−テスト結果、有意水準0.05でp値が0.01以下で、統計的に有意の差異を示した。
実験実施例7
本発明による軟膏剤と市販されているPDGF軟膏剤の創傷治療の効果比較
本発明による軟膏剤(実施例6で製造)とPDGF軟膏剤(Johnson & JohnsonのRegranex(登録商標))の創傷治療の効果を比較した。成熟白鼠の腹部に全層欠損創傷を作った後、本発明の軟膏剤とRegranex(登録商標)で0.3gずつ処理した。対照群としては十分に保護だけし、治療剤は投与しない創傷を設定した。本発明の軟膏剤で処理された創傷はPDGF軟膏剤で処理した創傷及び対照創傷に比べて非常に早く回復した。図7は治療剤の処理を行った後4日目及び11日目の創傷部位に関する光学写真を示す。本発明により血漿−処置された創傷(Healadexで表記)は4日目に治療を開始し、11日目には創傷がほとんど治癒されたことが分かった。
実験実施例8
本実施例は、本発明による軟膏剤(実施例6で製造)の巨大表面創傷に対する治療効果を証明する。2度火傷の創傷(部分層の欠損創傷)を本発明の軟膏剤で処理した。図8は、処理後1日目、2日目及び4日目の治療程度を示す。4日後に完全な創傷縫合が観察された。
図1.Aは、蒸留水で処理した対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図1.Bは、本発明によるヒトの血漿を含んだ液状塗布剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図2.Aは、何らの処理も行わない対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図2.Bは、本発明によるヒトの血漿を含んだ粉末剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図3.Aは、水溶性軟膏基剤のみで処理した対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図3.Bは、本発明によるヒトの血漿を含んだ軟膏剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図4.Aは、何らの処理も行わない対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図4.Bは、本発明による牛胎児血清(FBS)を含んだ粉末剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率200X)。
図5.Aは、水溶性軟膏基剤で処理した対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率100X)。 図5.Bは、本発明による牛胎児血清を含んだ軟膏剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率200X)。 図6.Aは、PDGF軟膏剤(Regranex 0.01%)で処理した対照群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率200X)。 図6.Bは、本発明による牛胎児血清を含んだ軟膏剤で処理した実験群の7日後の創傷組織の所見を示す写真である(トリクロム染色、倍率200X)。 図7は、本発明によるヒトの血漿を含んだ軟膏剤及びFDGF軟膏剤をラットの腹部全層の欠損創傷に処理した後、4日目及び5日目の光学写真を示す。 図8は、本発明による牛胎児血清を含んだ軟膏剤で2度火傷の創傷を処理した後、1日目、2日目及び4日目の光学写真をみせる。 図9は、本発明の様態により慢性創傷を治療するためのプロトコルの図解図である。

Claims (6)

  1. 医薬的有効量の血漿又は血清を活性成分として含むことを特徴とする創傷治療用医薬組成物。
  2. 請求項1において、pHが3.5〜6.5である組成物。
  3. 請求項1において、活性成分が家畜から由来したものである組成物。
  4. 請求項1において、局所投与された組成物。
  5. 請求項1において、クリーム、軟膏、ゲル、液剤、粉末剤又はパッチの形態である組成物。
  6. 請求項1において、創傷が挫傷、非−治癒外傷性創傷、放射線照射による組織の破壊、擦過傷、骨壊疽、裂傷、結出傷、貫通傷、銃傷、折傷、火傷、凍傷、皮膚潰瘍、皮膚乾燥、皮膚角化症、裂け、割れ、皮膚炎、皮膚絲状菌症による痛症、手術傷又は血管疾患創傷、角膜創傷、褥瘡、臥瘡、糖尿性皮膚びらん(erosion)のような糖尿病及び循環不良に関する状態、慢性潰瘍、成形手術後の縫合部位、脊髄傷害性創傷、婦人科的創傷、化学的創傷又はニキビを含む組成物。

JP2004503020A 2002-05-09 2003-05-09 血漿または血清を含有した創傷治療用医薬組成物 Pending JP2005530768A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20020025669 2002-05-09
PCT/KR2003/000922 WO2003094937A1 (en) 2002-05-09 2003-05-09 A pharmaceutical composition for treatment of wounds containing blood plasma or serum

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005530768A true JP2005530768A (ja) 2005-10-13

Family

ID=29417347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004503020A Pending JP2005530768A (ja) 2002-05-09 2003-05-09 血漿または血清を含有した創傷治療用医薬組成物

Country Status (9)

Country Link
US (2) US20050142208A1 (ja)
EP (1) EP1507543A4 (ja)
JP (1) JP2005530768A (ja)
KR (1) KR100518152B1 (ja)
CN (1) CN1668317B (ja)
AU (1) AU2003230321B8 (ja)
BR (1) BR0309890A (ja)
RU (1) RU2308954C2 (ja)
WO (1) WO2003094937A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512842A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 アポサイエンス アクチエンゲゼルシャフト 血単核球の培養物の上清を包含する薬剤
JP2012512843A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 アポサイエンス アクチエンゲゼルシャフト 薬剤
WO2017086356A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 研一 山原 ウシ血清組成物及びそのウシ血清組成物を添加剤として使用する細胞の培養方法
JP2022505915A (ja) * 2018-10-26 2022-01-14 アルカヘスト,インコーポレイテッド 疼痛、創傷治癒及び術後回復の改善のための血漿及び血漿画分の使用

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7255883B2 (en) * 2000-06-23 2007-08-14 Healagenics, Inc. Agent for reduction of scar formation by using wound alkalinization
US20100254900A1 (en) * 2002-03-18 2010-10-07 Campbell Phil G Biocompatible polymers and Methods of use
US8293530B2 (en) * 2006-10-17 2012-10-23 Carnegie Mellon University Method and apparatus for manufacturing plasma based plastics and bioplastics produced therefrom
US20030175410A1 (en) * 2002-03-18 2003-09-18 Campbell Phil G. Method and apparatus for preparing biomimetic scaffold
US8529956B2 (en) 2002-03-18 2013-09-10 Carnell Therapeutics Corporation Methods and apparatus for manufacturing plasma based plastics and bioplastics produced therefrom
US20050142208A1 (en) * 2002-05-09 2005-06-30 Won Min Yoo Pharmceutical composition for treatment of wounds conntaining blood plasma or serum
US20070003552A1 (en) * 2002-07-09 2007-01-04 Gebbink Martijn F B Cross-beta structure comprising amyloid binding proteins and methods for detection of the cross-beta structure, for modulating cross-beta structures fibril formation and for modulating cross-beta structure-mediated toxicity and method for interfering with blood coagulation
EP1380290A1 (en) * 2002-07-09 2004-01-14 Universitair Medisch Centrum Utrecht Cross-beta structure pathway and its therapeutic relevance
US20050136126A1 (en) * 2003-03-17 2005-06-23 Cambridgemed, Inc. Agent for reduction of scar formation by using wound alkalinization
US20060142198A1 (en) * 2004-07-02 2006-06-29 Wound Care Partners Llc Compositions for treating wounds and processes for their preparation
JP2008531553A (ja) * 2005-02-25 2008-08-14 メディジーンズ カンパニー リミテッド 血漿または血清を含むアベリノ角膜ジストロフィー治療用の医薬組成物
US20090202980A1 (en) * 2005-03-21 2009-08-13 Crossbeta Biosciences B.V. Cross-Beta Structure Comprising Amyloid Binding Proteins and Methods for Detection of the Cross-Beta Structure, for Modulating Cross-Beta Structures Fibril Formation and for Modulating Cross-Beta Structure-Mediated Toxicity and Method for Interfering With Blood Coagulation
US8114832B2 (en) * 2005-07-13 2012-02-14 Crossbeta Biosciences B.V. Method for detecting and/or removing a protein comprising a cross-beta structure from a pharmaceutical composition
EP1910844B1 (en) * 2005-07-13 2012-04-18 Crossbeta Biosciences B.V. Cross-beta structure binding compounds
CA2615020A1 (en) * 2005-07-13 2007-01-18 Crossbeta Biosciences B.V. Adjuvation through cross-.beta. structure
KR100782333B1 (ko) * 2005-08-11 2007-12-06 메디제네스(주) 혈장 또는 혈청을 포함하는 신경손상 치료용 약학 조성물
EP1912660A1 (en) * 2005-08-11 2008-04-23 Medigenes Co., Ltd. Pharmaceutical composition for the treatment of nerve damage comprising blood plasma or serum
US7323184B2 (en) * 2005-08-22 2008-01-29 Healagenics, Inc. Compositions and methods for the treatment of wounds and the reduction of scar formation
US20070048391A1 (en) * 2005-08-23 2007-03-01 Cambridgemed, Inc. Composition for reduction of scar formation on wound scar
EP1971365A4 (en) * 2005-12-20 2010-01-13 Swiss American Products Inc PROTEASE COMPOSITIONS FOR THE TREATMENT OF DAMAGED TISSUE
CA2645930A1 (en) * 2006-03-17 2007-09-27 Crossbeta Biosciences B.V. Methods of binding of cross-beta structures by chaperones
KR20070113876A (ko) * 2006-05-26 2007-11-29 메디제네스(주) 혈장성분을 함유하는 창상 치료용 약학 조성물
US8529958B2 (en) 2006-10-17 2013-09-10 Carmell Therapeutics Corporation Methods and apparatus for manufacturing plasma based plastics and bioplastics produced therefrom
EP2058001A1 (en) * 2007-11-08 2009-05-13 Crossbeta Biosciences B.V. Enhancement of immunogenicity of antigens
EP2058000A1 (en) * 2007-11-08 2009-05-13 Crossbeta Biosciences B.V. Immunogenic compositions capable of activating T cells
KR101237430B1 (ko) * 2008-05-07 2013-02-26 남명진 줄기세포 배양액을 포함하는 화장료 조성물 및 이의 제조방법
WO2011035062A2 (en) * 2009-09-16 2011-03-24 Velico Medical, Inc. Spray dried human plasma
US10849868B2 (en) 2014-09-02 2020-12-01 Epien Medical, Inc. Formulation for treating chronic wounds
EP3092987A1 (de) * 2015-05-11 2016-11-16 3M Innovative Properties Company System zur wundbehandlung mit serum
CN109862899A (zh) * 2016-06-16 2019-06-07 护眼国际有限责任公司 治疗干眼综合征及其他创伤性非角质化上皮表面的组合物和方法
CN108586584A (zh) * 2018-05-03 2018-09-28 杭州史迪姆生物科技有限公司 功能多肽及其用途
KR102668789B1 (ko) * 2018-11-23 2024-05-24 (주)메디코스바이오텍 창상치료용 약학조성물
WO2024072942A2 (en) 2022-09-29 2024-04-04 Adora Animal Health Corporation Skin penetrating formulations of sulfated glycosaminoglycans and fragments derived therefrom for the treatment of pain and other medical conditions

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4769234A (en) * 1987-10-06 1988-09-06 Peter M. Stephan Center Ltd. Skin care compositions containing polyvalent equine immune serum
JPH09124453A (ja) * 1995-11-02 1997-05-13 Japan Happy:Kk 皮膚外用剤
JPH11502435A (ja) * 1995-03-03 1999-03-02 クウォンティック バイオメディカル パートナーズ 血小板グルー創傷密封材

Family Cites Families (155)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4006220A (en) * 1975-06-04 1977-02-01 Gottlieb Sheldon K Compositions and methods useful for repairing depressed cutaneous scars
US4141973A (en) * 1975-10-17 1979-02-27 Biotrics, Inc. Ultrapure hyaluronic acid and the use thereof
ATE20824T1 (de) * 1981-06-25 1986-08-15 Serapharm Gmbh & Co Kg Angereichertes plasmaderivat zur unterstuetzung von wundverschluss und wundheilung.
DE3175003D1 (en) * 1981-06-25 1986-08-28 Serapharm Gmbh & Co Kg Enriched plasma derivative for promoting wound sealing and wound healing
US5166331A (en) 1983-10-10 1992-11-24 Fidia, S.P.A. Hyaluronics acid fractions, methods for the preparation thereof, and pharmaceutical compositions containing same
HU190723B (en) 1983-06-03 1986-10-28 Caola Kozmetikai Cosmetical composition containing protein-trace element adducts and process for producing them
EP0171450A1 (de) * 1984-08-14 1986-02-19 Österreichische Salen-Kunststoffwerk Gesellschaft m.b.H. Rohrverbindung für Kunststoffrohre und Verfahren zur Herstellung
US5409904A (en) * 1984-11-13 1995-04-25 Alcon Laboratories, Inc. Hyaluronic acid compositions and methods
US5165938A (en) 1984-11-29 1992-11-24 Regents Of The University Of Minnesota Wound healing agents derived from platelets
GB2248777B (en) * 1984-11-29 1993-06-30 Curatech Inc Wound healing agents comprising platelet-derived growth and angiogenesis factors
US4659572A (en) * 1985-04-15 1987-04-21 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of National Defence Burn wound dressing material
US4851521A (en) * 1985-07-08 1989-07-25 Fidia, S.P.A. Esters of hyaluronic acid
IN166447B (ja) * 1985-11-27 1990-05-12 Ethicon Inc
US4808576A (en) * 1986-04-28 1989-02-28 Mobay Corporation Remote administration of hyaluronic acid to mammals
DK475386D0 (da) 1986-10-03 1986-10-03 Weis Fogh Ulla Sivertsen Fremgangsmaade og apparat til fremstilling af biologiske stoffer
US5080893A (en) * 1988-05-31 1992-01-14 University Of Florida Method for preventing surgical adhesions using a dilute solution of polymer
US4937270A (en) * 1987-09-18 1990-06-26 Genzyme Corporation Water insoluble derivatives of hyaluronic acid
US5017229A (en) * 1990-06-25 1991-05-21 Genzyme Corporation Water insoluble derivatives of hyaluronic acid
US5209724A (en) * 1988-04-11 1993-05-11 Dhaliwal Avtar S Composite anesthetic article and method of use
US4920104A (en) * 1988-05-16 1990-04-24 Medchem Products, Inc. Sodium hyaluronate composition
US6010692A (en) * 1988-05-31 2000-01-04 University Of Florida Research Foundation, Inc. Method and composition for preventing surgical adhesions and tissue damage
US5510418A (en) * 1988-11-21 1996-04-23 Collagen Corporation Glycosaminoglycan-synthetic polymer conjugates
US5017900A (en) * 1989-02-10 1991-05-21 Hitachi Mizusawa Electronics Co., Ltd. Deflection yoke
SE8900586L (sv) * 1989-02-21 1990-08-22 Pharmacia Ab Komposition och foerfarande foer att foerhindra adhesion mellan kroppsvaevnader
US6271216B1 (en) 1989-07-24 2001-08-07 Allergan Stable solution of hyaluronate in a balanced salt medium
US5356883A (en) 1989-08-01 1994-10-18 Research Foundation Of State University Of N.Y. Water-insoluble derivatives of hyaluronic acid and their methods of preparation and use
US5196185A (en) * 1989-09-11 1993-03-23 Micro-Collagen Pharmaceutics, Ltd. Collagen-based wound dressing and method for applying same
CA1340994C (en) 1989-09-21 2000-05-16 Rudolf Edgar Dr. Falk Treatment of conditions and disease
JP2945993B2 (ja) * 1989-12-05 1999-09-06 武田薬品工業株式会社 外用剤
US5095037B1 (en) * 1989-12-21 1995-12-19 Nissho Kk Combined anti-inflammatory agent
JPH03240738A (ja) * 1990-02-20 1991-10-28 Hoechst Japan Ltd 糖尿病性壊疽治療剤
US5183805A (en) * 1990-08-13 1993-02-02 Board Of Regents, The University Of Texas System Bioactive egf peptides for promotion of tissue regeneration and cancer therapy
CA2061703C (en) 1992-02-20 2002-07-02 Rudolf E. Falk Formulations containing hyaluronic acid
US5824658A (en) 1990-09-18 1998-10-20 Hyal Pharmaceutical Corporation Topical composition containing hyaluronic acid and NSAIDS
US5910489A (en) 1990-09-18 1999-06-08 Hyal Pharmaceutical Corporation Topical composition containing hyaluronic acid and NSAIDS
US5639738A (en) * 1992-02-20 1997-06-17 Hyal Pharmaceutical Corporation Treatment of basal cell carcinoma and actinic keratosis employing hyaluronic acid and NSAIDs
SE501217C2 (sv) * 1990-12-06 1994-12-12 Skandigen Ab Cellproliferationsmatris och användning därav
GR1002610B (el) 1991-01-02 1997-02-20 Johnson & Johnson Consumer Products Inc. Θεραπευτικες συνθεσεις πληγων που περιεχουν παραγοντα αναπτυξης ινοβλαστων και ασκορβικον οξυ.
ES2084971T3 (es) 1991-01-26 1996-05-16 Senju Pharma Co Un agente para desintegrar calculos biliares.
US5981606A (en) * 1991-03-01 1999-11-09 Warner-Lambert Company Therapeutic TGF-beta-wound healing compositions and methods for preparing and using same
US5149691A (en) * 1991-03-12 1992-09-22 Creative Biomolecules, Inc. Issue repair and regeneration through the use of platelet derived growth factor (pdgf) in combination with dexamethasone
GR920100122A (el) * 1991-04-05 1993-03-16 Ethicon Inc Πολυσακχαρίτες οι οποίοι περιέχουν καρβοξύλιο με σταυροειδείς δεσμούς δια την πρόληψιν της προσφύσεως.
US5234914A (en) * 1991-06-11 1993-08-10 Patent Biopharmaceutics, Inc. Methods of treating hemorrhoids and anorecial disease
SE9101853D0 (sv) * 1991-06-17 1991-06-17 Jonas Wadstroem Improved tissue ashesive
US5834444A (en) 1991-07-03 1998-11-10 Hyal Pharmaceutical Corporation Hyaluronic acid and salts thereof inhibit arterial restenosis
US5990095A (en) 1991-07-03 1999-11-23 Hyal Pharmaceutical Corporation Use of hyaluronic acid and forms to prevent arterial restenosis
US6103704A (en) 1991-07-03 2000-08-15 Hyal Pharmaceutical Corporation Therapeutic methods using hyaluronic acid
US5817642A (en) 1991-07-03 1998-10-06 Hyal Pharmaceutical Corporation Clearing of atherosclerosis
US5977088A (en) 1991-07-03 1999-11-02 Hyal Pharmaceutical Corporation Formulations containing hyaluronic acid
WO1994007505A1 (en) * 1991-07-03 1994-04-14 Norpharmco Inc. Use of hyaluronic acid and forms to prevent arterial restenosis
US6022866A (en) * 1991-07-03 2000-02-08 Hyal Pharmaceutical Corporation Use of hyaluronic acid and forms to prevent arterial restenosis
US5972906A (en) 1991-07-03 1999-10-26 Hyal Pharmaceutical Corporation Treatment of mucous membrane disease, trauma or condition and for the relief of pain thereof
US6087344A (en) * 1991-07-03 2000-07-11 Hyal Pharmaceutical Corporation Formulations containing hyaluronic acid
US5792753A (en) 1991-07-03 1998-08-11 Hyal Pharmaceutical Corporation Compositions comprising hyaluronic acid and prostaglandin-synthesis-inhibiting drugs
CA2071137A1 (en) * 1991-07-10 1993-01-11 Clarence C. Lee Composition and method for revitalizing scar tissue
DE4200080A1 (de) * 1992-01-03 1993-09-30 Reinmueller Johannes Pharmazeutische Zusammensetzung zur Wund-, Narben- und Keloidbehandlung
US7060287B1 (en) 1992-02-11 2006-06-13 Bioform Inc. Tissue augmentation material and method
US6218373B1 (en) * 1992-02-20 2001-04-17 Hyal Pharmaceutical Corporation Formulations containing hyaluronic acid
US5942498A (en) 1992-02-20 1999-08-24 Hyal Pharmaceutical Corporation Formulations containing hyaluronic acid
US6114314A (en) 1992-02-21 2000-09-05 Hyal Pharmaceutical Corp. Formulations containing hyaluronic acid
IL101056A (en) 1992-02-24 1997-03-18 Res & Dev Co Ltd Composition for nasal treatment
GB9205800D0 (en) * 1992-03-17 1992-04-29 British Tech Group Treatment of fibrotic disorders
FR2695561B1 (fr) 1992-09-17 1994-12-02 Lvmh Rech Gie Composition cosmétique ou dermatologique contenant au moins une saponine de type ginsenoside, et ses applications, notamment pour le soin des cheveux.
US5550112A (en) * 1992-12-30 1996-08-27 Patent Biopharmaceutics, Inc. Hyaluronic acid-urea pharmaceutical compositions and uses
JP3240738B2 (ja) * 1993-02-25 2001-12-25 ライオン株式会社 口腔用組成物
US5681825A (en) 1993-03-15 1997-10-28 Lindqvist; Bengt Surgical method
DE69431430T2 (de) 1993-03-30 2003-05-22 Hoechst Japan Ltd., Tokio/Tokyo Faktor XIII zur Behandlung von Hautwunden
US5744449A (en) * 1993-05-10 1998-04-28 Lipps; Binie V. Lethal toxin neutralizing factors
IT1263394B (it) * 1993-07-30 1996-08-05 Fidia Advanced Biopolymers Srl Composizioni farmaceutiche per uso topico a base di acido ialuronico e suoi derivati
US5583120A (en) 1993-08-04 1996-12-10 Patent Biopharmaceutics, Inc. Hyaluronic acid-urea pharmaceutical compositions and uses
RU2082415C1 (ru) 1993-08-16 1997-06-27 Виктор Алексеевич Кольцов Способ заживления ткани
US5356683A (en) 1993-10-28 1994-10-18 Rohm And Haas Company Expandable coating composition
IL107578A (en) * 1993-11-11 1998-07-15 Yissum Res Dev Co Topical antibacterial preparation comprising silver sulfadiazine and collagen
JPH07267992A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Hoechst Japan Ltd 新規なタンパク質phbp−70
US5604200A (en) * 1994-05-02 1997-02-18 Taylor-Mccord; Darlene Wound therapeutic mixture containing medical grade hyaluronic acid and tissue culture grade plasma-fibronectin in a delivery system that creates a moist environment which simulates in utero healing
US6294202B1 (en) 1994-10-06 2001-09-25 Genzyme Corporation Compositions containing polyanionic polysaccharides and hydrophobic bioabsorbable polymers
JP4010574B2 (ja) * 1994-12-05 2007-11-21 電気化学工業株式会社 皮膚外用剤
US5585007A (en) 1994-12-07 1996-12-17 Plasmaseal Corporation Plasma concentrate and tissue sealant methods and apparatuses for making concentrated plasma and/or tissue sealant
US5925656A (en) * 1995-04-10 1999-07-20 Dr. Reddy's Research Foundation Compounds having antidiabetic, hypolipidemic, antihypertensive properties, process for their preparation and pharmaceutical compositions containing them
US5641483A (en) * 1995-06-07 1997-06-24 Beaulieu; Andre Wound healing formulations containing human plasma fibronectin
US5591444A (en) * 1995-07-28 1997-01-07 Isolagen Technologies, Inc. Use of autologous dermal fibroblasts for the repair of skin and soft tissue defects
KR100515314B1 (ko) 1995-08-29 2006-01-27 피디아어드밴스드바이오폴리머스에스.알.엘 히알우론산유도체를함유하는수술후유착방지용생체재료
US6387407B1 (en) * 1995-09-29 2002-05-14 L.A.M. Pharmaceutical Corporation Topical drug preparations
US5897880A (en) * 1995-09-29 1999-04-27 Lam Pharmaceuticals, Llc. Topical drug preparations
IT1282219B1 (it) * 1995-12-20 1998-03-16 Fidia Advanced Biopolymers Srl Processo chimico fisico combinato per la preparazione di frazioni di acido ialuronico a basso peso molecolare caratterizzate da bassa
IT1287227B1 (it) * 1996-04-04 1998-08-04 Fidia Spa In Amministrazione S Acido ialuronico quale componente del liquido di conservazione della cornea
IT1288290B1 (it) * 1996-06-21 1998-09-11 Fidia Spa In Amministrazione S Acido ialuronico autoreticolato e relative composizioni farmaceutiche per il trattamento delle artropatie
US5866554A (en) * 1996-07-19 1999-02-02 Shalaby; Shalaby W. Compositions for prevention of inflammation and adhesion formation and uses thereof
US6037331A (en) * 1996-07-19 2000-03-14 Poly-Med, Inc. Compositions for prevention of inflammation and adhesion formation uses thereof
US6541460B2 (en) * 1996-08-07 2003-04-01 George D. Petito Method for use of hyaluronic acid in wound management
US6455305B1 (en) * 1996-11-21 2002-09-24 Cedars-Sinai Medical Center Pituitary-tumor-transforming-genes, and related products
US6063406A (en) * 1997-04-18 2000-05-16 Chemcraft, Inc. Skin care compositions
US6596703B1 (en) * 1997-07-11 2003-07-22 Jagotec Ag Promotion of wound healing utilizing steroids having reduced deteriorous systemic side effects typical of glucocorticoids, mineralocorticoids and sex steroids
CN1101405C (zh) * 1997-08-22 2003-02-12 电气化学工业株式会社 透明质酸凝胶的制备方法、用此方法制得的透明质酸及包含这种凝胶的医用材料
FR2770779B1 (fr) 1997-11-10 2000-07-21 Bernstein Veronique Solute hypotonique ou hypoosmolaire au plasma utilise dans le traitement de la cellulite, les fibroses, et de l'hirsutisme
US6171611B1 (en) * 1997-11-12 2001-01-09 Dante J. Picciano Iodine-containing nasal moisturizing saline and mouthwash solutions
WO1999031125A1 (en) * 1997-12-12 1999-06-24 University Of Southern California Wound healing compositions
US7691829B2 (en) * 1998-03-24 2010-04-06 Petito George D Composition and method for healing tissues
US20020025921A1 (en) * 1999-07-26 2002-02-28 Petito George D. Composition and method for growing, protecting, and healing tissues and cells
IT1301994B1 (it) 1998-08-05 2000-07-20 Jasper Ltd Liability Co Derivati dell'acido ialuronico.
WO2000027405A1 (fr) 1998-11-10 2000-05-18 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Gel d'acide hyaluronique son procede de preparation et produit medical le contenant
DK172900B1 (da) 1998-12-18 1999-09-27 Per Julius Nielsen Præparat samt kit til brug ved intraoculære operationer
IT1302534B1 (it) * 1998-12-21 2000-09-05 Fidia Advanced Biopolymers Srl Composizioni iniettabili, biocompatibili e biodegradabili comprendentialmeno un derivato dell'acido ialuronico, cellule condrogeniche, per
ATE297198T1 (de) * 1999-02-23 2005-06-15 Angiotech Int Ag Zusammensetzungen und verfahren zur verbesserung der integrität von angegriffenen körperpassagewegen und höhlen
US7015198B1 (en) * 1999-05-11 2006-03-21 Orentreich Foundation For The Advancement Of Science, Inc. Materials for soft tissue augmentation and methods of making and using same
US20030211166A1 (en) 2001-07-31 2003-11-13 Yamamoto Ronald K Microparticulate biomaterial composition for medical use
US6521223B1 (en) * 2000-02-14 2003-02-18 Genzyme Corporation Single phase gels for the prevention of adhesions
US6262020B1 (en) * 2000-02-15 2001-07-17 Alphamed Pharmaceuticals Corp. Topical wound therapeutic compositions
US6573249B2 (en) * 2000-02-15 2003-06-03 Alphamed Pharmaceutical Corp. Topical wound therapeutic compositions
US7255883B2 (en) * 2000-06-23 2007-08-14 Healagenics, Inc. Agent for reduction of scar formation by using wound alkalinization
IT1318649B1 (it) 2000-07-28 2003-08-27 Propharma S R L Ora Sinclair P Composizioni farmaceutiche per il trattamento di mucositi e stomatiti.
US6828308B2 (en) 2000-07-28 2004-12-07 Sinclair Pharmaceuticals, Ltd. Compositions and methods for the treatment or prevention of inflammation
US7144729B2 (en) * 2000-09-01 2006-12-05 Dfb Pharmaceuticals, Inc. Methods and compositions for tissue regeneration
US6924273B2 (en) 2000-10-03 2005-08-02 Scott W. Pierce Chondroprotective/restorative compositions and methods of use thereof
CN1156042C (zh) 2001-03-20 2004-06-30 北京科海迈迪生物技术有限责任公司 纳米α相氢氧化镍电极材料制造方法
US20030152639A1 (en) 2001-07-03 2003-08-14 Calvin Britton Novel wound healing composition not containing bovine-derived activating reagents
US20030007957A1 (en) * 2001-07-03 2003-01-09 Calvin Britton Novel wound healing composition not containing bovine-derived activating reagents
US7008626B2 (en) * 2001-11-05 2006-03-07 Seikagaku Corporation Medical composition for protuberance of epithelium
AU2002367394A1 (en) 2001-12-28 2003-07-24 Genzyme Corporation Bioresorbable foam packing device and use thereof
CZ12015U1 (cs) 2002-01-18 2002-02-25 Cpn Spol. S R.O. Přípravek pro prevenci adheze bandáľe na ránu
US20030147830A1 (en) 2002-01-30 2003-08-07 The Procter & Gamble Company Topical skin and/or hair compositions containing protein
JPWO2003084571A1 (ja) * 2002-04-08 2005-08-11 電気化学工業株式会社 骨感染症治療用組成物
ES2304913T3 (es) 2002-04-30 2012-03-01 Sifi S.P.A. Composiciones farmacéuticas reepitelializantes que contienen goma de xantano.
US20050142208A1 (en) * 2002-05-09 2005-06-30 Won Min Yoo Pharmceutical composition for treatment of wounds conntaining blood plasma or serum
AU2003278962B2 (en) * 2002-06-20 2006-11-23 Novartis Consumer Health S.A. Nasal compositions comprising a mucopolysaccharide and propylene glycol
ITMI20021866A1 (it) 2002-08-30 2004-02-29 Luigi Allegra Preparazione farmaceutica in forma colloidale utile nella cura delle affezioni cutanee.
WO2004028404A2 (en) 2002-09-30 2004-04-08 Fibrogen, Inc. Dry tissue sealant compositions
US20040092482A1 (en) * 2002-11-07 2004-05-13 Gupta Shyam K. Hydroxy acids based delivery systems for skin resurfacing and anti-aging compositions
DE10246340A1 (de) * 2002-10-04 2004-04-29 Wohlrab, David, Dr. Kombinationspräparat aus Hyaluronsäure und mindestens einem Lokalanästhetikum und dessen Verwendung
US20040180622A1 (en) 2003-03-11 2004-09-16 Godfrey Timothy Gordon Coordinating multiple air-interface subsystems that serve a common host
US20050136126A1 (en) * 2003-03-17 2005-06-23 Cambridgemed, Inc. Agent for reduction of scar formation by using wound alkalinization
US20040197319A1 (en) 2003-03-24 2004-10-07 Paul Harch Wound healing composition derived from low platelet concentration plasma
JP2007535486A (ja) * 2003-05-07 2007-12-06 ラ ホーヤ インスティチュート フォー モレキュラー メディシン 高分子量のヒアルロン酸を用いた内因性又は埋め込まれた又は移植された幹細胞の機能回復を促進するための方法
US7262179B2 (en) 2003-05-28 2007-08-28 Bristol-Myers Squibb Company Wound care compositions
ES2226567B1 (es) 2003-06-20 2006-07-01 Universidad De Santiago De Compostela Nanoparticulas de acido hialuronico.
ITMI20031291A1 (it) * 2003-06-25 2004-12-26 Ricerfarma Srl Uso di acido ialuronico per la preparazione di composizioni per il trattamento di afte del cavo orale.
DE20318634U1 (de) * 2003-11-13 2004-02-26 Maria Clementine Martin Klosterfrau Vertriebsgesellschaft Mbh Pharmazeutische Zusammensetzung zur Behandlung von Rhinitiden
US8124120B2 (en) * 2003-12-22 2012-02-28 Anika Therapeutics, Inc. Crosslinked hyaluronic acid compositions for tissue augmentation
US20050142161A1 (en) * 2003-12-30 2005-06-30 Freeman Lynetta J. Collagen matrix for soft tissue augmentation
CA2554489A1 (en) 2004-01-28 2005-08-11 The Regents Of The University Of California Novel interstitial therapy for immediate symptom relief and chronic therapy in interstitial cystitis
CN1270812C (zh) 2004-02-04 2006-08-23 刘寿山 一种超滤装置及其应用方法
US20050191286A1 (en) 2004-02-09 2005-09-01 Gandy James B. Lyophilized platelet rich plasma for the use in wound healing (chronic or acute) and bone or tissue grafts or repair
US20050180938A1 (en) 2004-02-17 2005-08-18 Beatrice Novelli Skin care cosmetic regime and kit
US20050220882A1 (en) 2004-03-04 2005-10-06 Wilson Pritchard Materials for medical implants and occlusive devices
US7956180B2 (en) 2004-05-27 2011-06-07 Novozymes A/S Dried and agglomerated hyaluronic acid product
US20050272695A1 (en) 2004-05-27 2005-12-08 Novozymes Biopolymer A/S Fast dissolving dried hyaluronic acid product
US20060040895A1 (en) * 2004-08-19 2006-02-23 Kipling Thacker Aesthetic use of hyaluronan
US20060135496A1 (en) * 2004-10-07 2006-06-22 Duramed Pharmaceuticals, Inc. Methods of hormonal treatment utilizing ascending-dose extended cycle regimens
US20060194759A1 (en) 2005-02-25 2006-08-31 Eidelson Stewart G Topical compositions and methods for treating pain and inflammation
US7399783B2 (en) 2005-06-22 2008-07-15 The Quigley Corporation Methods for the treatment of scar tissue
US7491709B2 (en) * 2005-07-01 2009-02-17 Wayne Carey Treatment with hyaluronic acid
US20070048391A1 (en) * 2005-08-23 2007-03-01 Cambridgemed, Inc. Composition for reduction of scar formation on wound scar
US7323184B2 (en) * 2005-08-22 2008-01-29 Healagenics, Inc. Compositions and methods for the treatment of wounds and the reduction of scar formation
US20070048387A1 (en) * 2005-09-01 2007-03-01 Edwards Jeffrey D Tissue disruption treatment and composition for use thereof
US20070087061A1 (en) * 2005-10-14 2007-04-19 Medafor, Incorporated Method and composition for creating and/or activating a platelet-rich gel by contact with a porous particulate material, for use in wound care, tissue adhesion, or as a matrix for delivery of therapeutic components

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4769234A (en) * 1987-10-06 1988-09-06 Peter M. Stephan Center Ltd. Skin care compositions containing polyvalent equine immune serum
JPH11502435A (ja) * 1995-03-03 1999-03-02 クウォンティック バイオメディカル パートナーズ 血小板グルー創傷密封材
JPH09124453A (ja) * 1995-11-02 1997-05-13 Japan Happy:Kk 皮膚外用剤

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6009029488, LINTNER, K., Seifen−Oele−Fette−Wachse, 2000, Vol.126, No.4, p.6,8−10 *

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512842A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 アポサイエンス アクチエンゲゼルシャフト 血単核球の培養物の上清を包含する薬剤
JP2012512843A (ja) * 2008-12-18 2012-06-07 アポサイエンス アクチエンゲゼルシャフト 薬剤
WO2017086356A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 研一 山原 ウシ血清組成物及びそのウシ血清組成物を添加剤として使用する細胞の培養方法
JP6212723B1 (ja) * 2015-11-16 2017-10-18 研一 山原 ウシ血清組成物及びそのウシ血清組成物を添加剤として使用する細胞の培養方法
US11085023B2 (en) 2015-11-16 2021-08-10 Kenichi Yamahara Bovine serum composition and method for culturing cells using said bovine serum composition as additive
JP2022505915A (ja) * 2018-10-26 2022-01-14 アルカヘスト,インコーポレイテッド 疼痛、創傷治癒及び術後回復の改善のための血漿及び血漿画分の使用
JP7504090B2 (ja) 2018-10-26 2024-06-21 アルカヘスト,インコーポレイテッド 疼痛、創傷治癒及び術後回復の改善のための血漿及び血漿画分の使用

Also Published As

Publication number Publication date
AU2003230321B2 (en) 2007-03-08
US8017157B2 (en) 2011-09-13
EP1507543A4 (en) 2006-07-26
KR20040068172A (ko) 2004-07-30
RU2308954C2 (ru) 2007-10-27
CN1668317A (zh) 2005-09-14
US20070148142A1 (en) 2007-06-28
EP1507543A1 (en) 2005-02-23
RU2004135913A (ru) 2005-07-10
US20050142208A1 (en) 2005-06-30
WO2003094937A1 (en) 2003-11-20
KR100518152B1 (ko) 2005-09-29
CN1668317B (zh) 2010-04-28
AU2003230321B8 (en) 2009-07-30
BR0309890A (pt) 2005-05-10
AU2003230321A1 (en) 2003-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100518152B1 (ko) 혈장 또는 혈청을 함유한 창상 치료용 약학 조성물
EP2073862B1 (en) Method for the preparation of platelet rich plasma for unprocessed use and combination thereof with skin and bone cells
US6541447B1 (en) Wound healing composition and method for use thereof
RU2711330C2 (ru) Сывороточная фракция обогащенного тромбоцитами фибрина
US20120114760A1 (en) Compositions for treating wounds and processes for their preparation
US9402881B2 (en) Tissue regeneration and wound treatment methods with platelet derived compositions
US20210230546A1 (en) Methods for isolation of platelets
CA2031817C (en) Use of thrombospondin to promote wound healing
KR20070113876A (ko) 혈장성분을 함유하는 창상 치료용 약학 조성물
JP7309872B2 (ja) 傷痍治療用医薬組成物
WO2017082441A1 (ko) 활성화된 혈소판 풍부 혈장을 유효성분으로 포함하는 동물의 창상 치료용 수의학적 조성물
KR20150061806A (ko) 활성화된 혈소판 풍부 혈장을 유효성분으로 포함하는 동물의 창상 치료용 수의학적 조성물
JP4578067B2 (ja) 局所医薬組成物
US20220280606A1 (en) Method of preparing a de-fibrinated platelet lysate, and uses of said method
JPH0720873B2 (ja) 創傷治癒剤
WO2024110937A1 (en) Compositions based on a mixture of bioactive molecules and exosomes for use in the treatment of conditions requiring tissue repair and regeneration
JPH0445785A (ja) トロンビンにより凝固した血漿蛋白質により構成された角化細胞培養物のための生物学的支持体、並びに角化細胞培養物を調製し、回収し、治療目的のために移送することにおいて上記支持体を用いる方法
JP2004035526A (ja) 創収縮剤及びその製造方法
HU177555B (hu) Szabadalmi leírás

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051115

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060526

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090916

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608