JP2005529264A - 内燃機関用燃料噴射バルブ - Google Patents

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Abstract

制御通路25を有する制御要素22がハウジング2内に固定される。制御要素22に支持されたスリーブ19内に、噴射バルブ要素に連結した制御ピストン18及びスライダバルブ要素21が変位可能に配置される。制御室20は、制御ピストン18、制御要素22及びスリーブ19により、下方、上方及び横方向が区画される。スライダバルブ要素21に、絞り構造26a,28aを有する絞り通路26,28が形成され、一方の絞り通路26は、絞り構造26aを介して制御要素22の制御通路25に接続し、また、制御室20に接続する。スライダバルブ要素21に形成した絞り入口33が絞り通路26の絞り構造26aに対して制御室20側に開口し、この絞り入口33は、スリーブ19の室30、スリット31及びスリーブ19とハウジング2との流通隙間32を介して高圧室9に接続する。その結果、制御室20は、絞り入口33によって高圧室9に直接接続する。制御室20の圧力は、常に制御通路25の圧力よりも高い。

Description

本発明は、請求項1の前文に従った内燃機関の燃焼室に間欠的に燃料を噴射するための燃料噴射バルブに関する。
このタイプの燃焼噴射バルブは、特許文献1に記載されており、これにおいては、ハウジングに恒久的に取付けられ、互いに反対側に配置された両端側を有する制御要素が前記ハウジングに配置されている。移動可能なバルブ要素は、その閉位置において、シート面を制御要素の端側に設けられたシート面に対して押圧する。制御要素の一端側から他端側へ延びる制御通路は、バルブ要素の絞り通路に整合する。絞り通路は、制御要素及び噴射バルブ要素の制御ピストンによって区画された制御室内へ開口する。制御要素には、外周溝が設けられ、この外周溝は、ハウジングに形成された燃料用の高圧入口に接続される。制御要素に形成された複数の穴は、外周溝から制御要素のシート面へ延びる。バルブ要素は、その閉位置において、これらの穴を閉止する。制御通路は、制御要素の絞り入口を介して、高圧の燃料が存在する外周溝に接続する。シート面の反対側の制御要素の端側に配置された制御通路のその端部は、パイロットバルブのステムによって閉じた状態に保持される。
欧州特許出願公開第0426205号明細書
パイロットバルブが作動され、これにより、対応する制御バルブの端部が開かれたとき、制御通路、絞り通路及び制御室の圧力が急速に低下する。噴射バルブ要素は、そのシートから離間して、噴射開口を開く。
噴射行程は、パイロットバルブステムによって制御通路の一端部が閉じることによって終了される。高圧下の燃料は、制御要素の絞り入口を介して制御通路へ流れて、バルブ要素に作用する。更に、制御要素の外周溝に接続された複数の穴内の燃料の高圧は、前記バルブ要素に作用する。その結果、バルブ要素は、その閉位置から離れるように一時的に移動して、制御要素の複数の穴を開く。そして、高圧下の燃料は、これらの穴を通って制御室へ流れることができる。制御室内の圧力が増大して、噴射バルブ要素の迅速な閉止をもたらす。
公知の燃料噴射バルブは、特に、制御要素を製造するためのコストがかかるという欠点がある。
本発明は、先ず、確実に作動すると共に製造を簡単にし、最小限の遅れをもって閉じることができ、また、噴射バルブ要素の開閉移動を制御するために、最小限の量の燃料を必要とするようなタイプの燃料バルブを提供することを目的とする。
この目的は、請求項1の特徴を有する燃料噴射バルブによって達成される。
制御室が絞り入口によって燃料システムの圧力が存在する高圧室に直接接続されるので、制御室の静圧が上述の公知の燃料噴射バルブよりも高くなる。その結果、パイロットバルブによる制御通路の一端の閉止と、噴射バルブ要素による噴射開口の閉止との間の遅れ時間が短縮され、更に、バルブ要素の制御されない移動が防止される。更に、噴射行程中に絞り入口を通して制御室へ流入する燃料の量を少なく保つことができる。その結果として、制御通路が開いているときは常に、制御室の圧力の減少によるエネルギの損失を最小限にすることができる。
本発明の内容の例示的な実施形態は、図面を参照して、以下に更に詳細に説明される。
図1は、本発明に従った燃料噴射バルブ1の第1実施形態の軸方向断面を示す。これは、符号2aで示される縦軸をもった細長い管状のハウジング2を有している。噴射開口4を有するバルブシート要素3がハウジング2の一端に取付けられ、電磁的に作動することができるパイロットバルブ5が他端に取付けられている。パイロットバルブ5は、それ自体が公知の構造であり、電磁石6を有している。また、燃料噴射バルブ1には、低圧出口コネクタ7が設けられており、このコネクタ7には、燃料を燃料リザーバ(図示せず)へ送る戻りライン(図示せず)が接続される。ハウジング2には、高圧入口8として働き、径方向に延びる穴が設けられ、この穴を通して高圧(200〜2000bar又はそれ以上)の燃料がハウジング2の内部に形成された高圧室9へ導かれる。高圧室9は、噴射開口4のへ向ってハウジング2のバルブシート要素側の端部まで軸方向に延びている。高圧室9には、ニードルの形式で形成されて、中空円筒状のハウジング2の軸2aと同軸の軸を有する噴射バルブ要素10が配置されている。また、その後部の内部には、噴射バルブ要素10のための油圧制御装置11が配置されており、これは、図2に関連して以下に詳細に説明されている。
ハウジング2は、接続カラー12を介して、径方向に突出して高圧コネクタ要素14がねじ込まれるねじ付フランジ13に係合する。この高圧コネクタ要素14は、ハウジング2の高圧入口8に流体接続される。接続カラー12は、これ以上詳細に示されない方法で、高圧コネクタ要素14によって、ハウジング2に取付けられる。
バルブシート要素3は、ユニオンナット15によってハウジング2に取付けられ、正反対の形状に形成された噴射バルブ要素10の端部領域と相互作用するバルブシート16を有している。噴射バルブ要素10は、圧縮ばねとして形成された閉弁ばね17によって閉弁方向に付勢されている。噴射バルブ要素10が閉弁位置にあるとき、噴射開口4は、閉じられ、すなわち、高圧室9から遮断されている。噴射位置では、噴射バルブ10は、バルブシート16から持上って、高圧室9と噴射開口4との間の接続を開く。
制御装置11は、図2を参照して説明される。図2に示すように、噴射バルブ要素10は、バルブシート要素3から離れる方向に面したその端部領域に、複動制御ピストン18を有しており、この複動制御ピストン18は、ハウジング2の内部に配置されたスリーブ19に非常に緊密な摺動はめあい、すなわち、非常に小さな遊びで案内されている。高圧室9内にある燃料の高圧が制御ピストン18の一端側に作用し(図1参照)、その反対側で、スリーブ19によって周囲が区画された制御室20に作用する。更に、スライダバルブ要素21として具現化されたバルブ要素が緊密な摺動はめあいでスリーブ19内に配置されて、ハウジングの軸2aの方向に自由に移動可能に案内されている。また、噴射バルブ要素10の制御ピストン18に対向するスライダバルブ要素21の第1端側21aは、制御室20を区画している。第1端側21aから離れる方向に面したスライダバルブ要素21の第2端側21bは、シール表面となり、スライダバルブ要素21の閉位置において、スライダバルブシートとなる制御要素22の下端側22aに押圧する目的を有しており、前記制御要素22は、例えば、圧入によって、ハウジング2内に恒久的に配置されている。
圧縮ばねとして具現化され、一方で制御ピストン18で支持され、他方でスライダバルブ要素21で支持されたばね要素23が制御室20内に配置されている。ばね要素23は、制御ピストン18の中央突起24の周りに係合している。ばね要素23によって生じる力は、閉弁ばね17のばね力よりも相当に小さい。制御要素22には、ハウジングの軸2aに対して同軸上に延び、スライダバルブ要素21から離れる方向に面した端部領域に絞り構造25aが形成された制御通路25が形成されている。
第2端側21bに向って配置されて絞りポイントを形成する絞り構造26aを有する絞り通路26がスライダバルブ要素21の第1端側21aから第2端側21bへ、ハウジングの縦軸2aに対して偏心して延びている。スライダバルブ要素21の第2端側21bには、絞り通路26の開口からハウジングの縦軸2aに向って径方向に延びて、その向こう側へ続く凹部27が形成されている。スライダバルブ要素21が制御要素22に液密的に押圧されたとき、凹部27は、制御通路25を絞り通路26に接続する。また、スライダバルブ要素21には、絞り構造28aを有する更なる絞り通路28が設けられており、この絞り通路28は、スライダバルブ要素21の第1、第2端側21a、21b間に延びて、スライダバルブ要素21が閉位置にあるとき、制御室20から離れる側のその端部が制御要素22の下端面22aによって閉止される。スライダバルブ要素21が制御要素22から持上げられたとき、更なる絞り通路28は、第1の絞り通路28と並列の接続で、制御室20を高圧室9に接続する。
制御要素22に面したその端部領域において、スリーブ19は、制御要素22上の端面19aによって支持されているが、内側に周方向の凹部29を有しており、この凹部29は、スライダバルブ要素21が閉位置にあるとき、スライダバルブ要素21とで環状室30を形成する。この環状室30は、スリーブ19のスリット31及び軸方向に延びてハウジング2の内壁とスリーブ19の外側の平坦部分との間に形成された大きな断面を有する少なくとも1つの流通隙間32を介して、高圧室9に接続されている。スライダバルブ要素21が制御要素22から離れるように移動されたとき、スライダバルブ要素21と制御要素22との間に、高圧室9に連通する隙間が形成されて、スライダバルブ要素21の第2端側21b全体に高圧が作用することになる。
スライダバルブ要素21には、環状室30を絞り通路26に接続する絞り入口33が形成されている。絞り入口33は、環状室30に向って広げられ、また、絞り構造26aとスライダバルブ要素21の第1端側21aとの間の絞り通路26内へ開口している。これにより、絞り入口33の制御室20側の開口は、絞り構造26aに対して制御室20に面した側に配置される。これにより、制御室20は、絞り入口33、環状室30、スリット31及び流通隙間32を介して高圧室9に接続される。流通隙間32、スリット31及び環状室30の圧力が本質的に高圧入口8及び高圧室9の圧力と同じであることが構造上の手段によって保証される。
図1から明らかであるように、ユニオンナット34は、図2には一部のみが示されているが、中央に貫通穴35を有し、管状のハウジング2にパイロットバルブ5側からねじ込まれている。貫通穴35は、低圧室に連通して、低圧出口コネクタ7に流体接続されている。パイロットバルブ5に関連するパイロットバルブステム36は、貫通穴35内に配置されて、軸方向に変位可能とされて、径方向に案内されている。パイロットバルブ5の電磁石6が励磁されていないとき、パイロットバルブステム36は、制御要素22に当接して保持されて、制御通路25の絞り構造25aの開口を閉じる。ユニオンナット34は、高圧室9の圧力に抗して制御要素22を堅固に保持し、この制御要素22は、ハウジング2に穏やかにのみ押付けられ、制御要素22が正確に位置決めされる。
スライダバルブ要素21は、制御要素に面したその端部に段が付けられ、すなわち、制御要素22に面したその円筒状端部21´がスライダバルブ要素21の他の部分よりも小さい外径を有している。この段付構造は、スライダバルブ要素21の周方向に沿って延びる凹部37によって形成される。スライダバルブ要素21の第2端側21bの上方領域の大きさは、凹部37の深さ、すなわち、その径方向の寸法によって決定することができる。凹部37は、1つの円筒面の加工を要するだけであるから、比較的容易かつ正確に製造することができる。
図1及び図2に示される燃料噴射バルブの作動方法は、図3を参照して以下に説明するが、図3は、制御室20(曲線I)及び制御通路25すなわち排出室(曲線II)の圧力pの時間による変化を示している。
噴射バルブ10及びスライダバルブ要素21が閉位置にあり、これにより、スライダバルブ要素21が制御要素22に押付けられた状態(図1及び図2に示される)が開始点とされている。パイロットバルブステム36が制御通路25を閉じる。制御室20内に高圧室9内と同じ圧力が存在する。
噴射サイクルは、パイロットバルブ5の電磁石6を励磁することによって開始される。パイロットバルブステム36がバルブ要素22から持上り、その結果として、制御通路25は、貫通穴35に連通し、これにより、低圧室に連通する(図3の時間t1)。排出室の圧力が低下する(図3の曲線2の部分a)。制御通路25の絞り構造25aが絞り入口33よりも大きな流路断面積を有しているため、制御室20の圧力が低下し始める(図3の曲線Iの部分a)。これにより、噴射バルブ要素10は、バルブシート16から離れるように移動して、噴射開口4を開く(図3の時間t2)。噴射行程が開始する。制御ピストン18が噴射バルブ要素10と共に上方に移動して、制御室20の制御容積を減少させ、制御室20の圧力を増大させる(図3の曲線Iの部分b)。燃料は、制御室20から絞り通路26、凹部27及び制御通路25を通って低圧室に排出される。噴射バルブ要素10の開弁運動は、時間t3(図3)で終了される。噴射バルブ要素10の開弁行程全体の間、スライダバルブ要素21は、制御要素22に当接した状態を維持する。これにより、スライダバルブ要素21の更なる絞り通路28は、閉じられたままで、時間の経過に対して何ら効果を奏さない。噴射バルブ要素10の開弁ストロークは、その突起24を絞り通路26が開かれたままでスライダバルブ要素21に押付けるようになることによって制限される。また、噴射バルブ要素19の開弁ストロークは、異なる方法で制限することもできるが、これは、より詳細には示されない。絞り通路26の絞り構造26a最小の流路断面積が絞り構造25aの断面積よりも小さいので、噴射バルブ要素10の開弁運動は、所与のシステム圧力及び所与の閉弁ばね17に対する絞り通路26によって主に決定される。上述の時間t3から開始して、制御室20は、絞り通路26及び制御通路25を介して低圧室に接続されているから、当然に、その圧力が低下する(図3の曲線Iの部分c)。
噴射行程を終了するため、電磁石6の励磁を解除する。その結果、パイロットバルブステム36が変位されて制御要素22に当接する。その結果、制御通路25の低圧端の開口が閉じられる(図3の時間t4)。絞り入口33及び絞り通路26を介した高圧室9への接続の結果として、制御室20及び制御通路25の圧力が上昇し(図3の曲線Iの部分d及び曲線IIの部分b)、その結果、スライダバルブ要素21の両端側21a、21bの差圧の減少及び対応する受圧面積によって、スライダバルブ要素21が移動して、当接によってシールを形成する制御要素22から離れて隙間が形成される。同時に、閉弁ばね17が噴射バルブ要素10をバルブシート16の方向へ移動させる。制御通路25の圧力と制御室20の圧力が互いに接近する。噴射行程は、終了される。
そして、スライダバルブ要素21は、閉位置に戻り、ばね要素23の力によって支持される。このスライダバルブ要素21の閉位置への後退移動は、スライダバルブ要素21が制御要素22から持上ったとき、更に、比較的大きな絞り通路28が開かれて、制御室20と高圧室9との間に更なる接続が生じることによって、加速される。これによって、スライダバルブ要素21の閉位置への迅速な後退運動がもたらされる。これにより、燃料噴射バルブ1は、次の噴射行程のために、より迅速に準備され、これは、例えば、先立ち噴射、後噴射又は多重噴射の場合に大きな利点となる。更なる絞り通路28の寸法によって、スライダバルブ要素21の後退運動を必要に応じて設定することができる。
制御装置11の第2実施形態について、図4を参照して説明する。なお、燃料噴射バルブ1は、図1及び図2によって示されるものと同様の設計である。同一及び同様に作動する部分については、図4において、図1及び図2と同じ参照符号を使用する。
図4に示される実施形態もまた、制御要素22が堅固に取付けられて配置された管状のハウジング2を有している。噴射バルブ要素10の複動制御ピストン18が緊密なはめあいで配置されて軸方向に移動可能とされたスリーブ19は、制御室20に面したその一端側19aによって、制御要素22上で液密状態で支持されている。これにより、制御室20は、一端で制御ピストン18によって区画され、円周まわりでスリーブ19によって区画され、また、他端で制御要素22によって区画されている。スリーブ19に形成されて、スリーブ19とハウジング2との間に形成された流通隙間32を介して高圧室9に接続される絞り入口33が、制御室20に開口している。これにより、制御室20は、制御室20へ向ってテーパを付けた絞り入口33を介して高圧室9に直接接続されている。
制御要素22は、中央にハウジングの軸2aの方向に延びる制御通路25を有している。制御要素22には、径方向に延びて、制御要素22の凹部39及び流通隙間32を介して高圧室9に連通する穴38を有している。穴38内に開口する更なる穴40が制御要素22の制御室20に面した一端側22aから、制御要素22を貫通して延びている。
制御通路25の制御室20の端部側の開口及び更なる穴40は、両方とも制御要素22の下端側22aに配置されているが、ばね要素として作用する板ばね状のタング41によって覆われている。タング41は、ハウジングの軸2aに対して更なる穴40の反対側に配置された端部41aにおいて、これより詳細には図示しない方法で制御要素22に溶接されている。タング41は、ハウジングの軸2aに対して同軸の絞り通路42を有しており、この絞り通路42は、絞り点を形成し、制御室20を制御通路25に接続する。絞り入口33の絞り通路42に対して制御室20側の開口は、制御室20に面した側部に配置されている。制御通路25の絞り構造25aは、その断面積が絞り通路42及び絞り入口33の断面積よりも大きい。
他は、燃料噴射バルブ1は、図1及び図2に示すものと同様の設計である。
図4に従った制御装置11を有する燃料噴射バルブ1の作動方法の以下の説明に対して、図1及び図2の実施形態と同様、噴射バルブ要素10が閉位置にある休止位置及び高圧室9の圧力に対応する制御室20の圧力が開始点として使用される。パイロットバルブステム36は、制御通路25の絞り構造25aの開口を閉じる。
電磁石6が励磁されたとき(図1参照)、パイロットバルブステム36は、制御要素22から持上げられる。これにより、制御通路25は、低圧室に連通し、ユニオンナット34に形成され、貫通穴35に接続される凹部43に接続される。制御通路25の圧力が低下し、その結果、差圧によって、燃料が制御室20から絞り通路42を通って制御通路25へ流れ、そこから、さらに低圧室へ流れる。噴射行程の開始によって、制御室20の圧力が低下して、噴射バルブ要素10がバルブシート16から離れる方向に移動する。タング41は、制御要素22の下端側22aに当接して保持され、噴射行程中、更なる穴40を閉じた状態に維持する。
電磁石5の励磁が解除されたとき、パイロットバルブステム36が再び制御要素22を押圧し、その結果、制御通路25が低圧室から遮断される。高圧室9にあり、タング41を撓ませて穴40を開く高圧の燃料が穴38及び40を介して、タング41の制御室20からはなれた側に作用する。穴40が開かれることによって、燃料は、絞り入口33よりも大きな流路断面積を通って制御室20へ流れ、制御室20の圧力を迅速に上昇させ、バルブシート16上の噴射バルブ要素10の移動を加速する。対応する通路の寸法及びタング41の特性によって、燃料噴射バルブ1の作動特性を要求に従って構成することができる。
制御装置11の第3実施形態について図5を参照して説明する。なお、燃料噴射バルブ1は、図1及び図2に示されるものと同じ設計である。同様及び同様に作動する部品については、図5について図1及び図2と同じ参照符号が使用されている。
図5に示される実施形態もまた、制御要素22が配置されて固定された管状のハウジング2を有している。制御要素22に面した端部において、噴射バルブ要素10の複動制御ピストン18が緊密なはめあいで軸方向に移動可能に配置されたスリーブ19が、制御要素22に支持されている。このため、スリーブ19には、環状の肩部44が設けられ、この肩部44には、スリーブ19を案内する制御要素22のガイド部22´が嵌合する。流通隙間32に配置されて通路が設けられたガイドによってスリーブ19を案内することも考えられる。この場合、環状の肩部44は省略される。噴射バルブ要素10のための閉弁ばね17は、スリーブ19の制御要素22とは反対に面した側に支持される。これにより、制御室22は、その一端が制御ピストン18によって区画され、周囲がスリーブ19によって区画され、また、その他端が制御要素22によって区画される。
制御要素22は、その中央をハウジングの軸2aの方向に沿って延びる制御通路25を有している。制御要素22の案内部22´には、ハウジングの軸2aに平行に延びる軸を有する貫通穴45があり、この貫通穴45は、スリーブ19の周囲を環状に取囲む流通隙間32を介して高圧室9に流体接続されている。
貫通穴45の制御室20側の開口は、制御ピストン18に支持されたばね要素23に支持されて制御要素22の下端側22aに押付けられた円筒状のバルブ要素46によって覆われている。バルブ要素46は、ハウジングの軸2aに対して同軸で、絞り点を形成し、制御室20を制御通路25に接続する絞り通路47を有している。この絞り通路47に対して、絞り入口33の制御室20側の端部の開口は制御室20に面した側部に配置されている。制御通路25の絞り構造25aは、絞り通路47よりも断面積が大きい。パイロットバルブ5のパイロットバルブステム36だけでなく、これに連結された電磁石6のアーマチャ48が示されており、このアーマチャ48は、ユニオンナット34の凹部49に配置されている。この凹部49は、低圧室に接続されている。他は、燃料噴射バルブ1は、図1及び図2に示されるものと同じ設計を有する。
図5に従った制御装置11を有する燃料噴射バルブ10の作動の方法の以下の説明については、燃料噴射バルブ要素10が閉位置にあり、制御室20の圧力が高圧室9の圧力に対応する休止状態が開始点として使用される。制御通路25の絞り構造25aの開口は、パイロットバルブステム36が制御要素22に押付けれられる結果、閉じられることになる。
電磁石5が励磁されたとき、パイロットバルブステム36が制御要素22から持上げられる。これにより、制御通路25が低圧室に接続される。燃料は、絞り通路47を通って制御室20の外へ制御通路25及び低圧室に流れる。制御室20の圧力が低下して、噴射バルブ要素10がバルブシート16から離間するように移動され、その結果、噴射行程が開始する。この噴射行程中、制御要素22の貫通穴45は、閉位置にあるバルブ要素46によって閉じた状態に維持される。
電磁石の励磁が解除されたとき、パイロットバルブステム36は、再び制御要素22に押付けられ、その結果、制御通路25が閉じられ、これにより、低圧室から遮断される。高圧室内にあり、バルブ要素46を制御要素22の下端側22aから一時的に持上げる燃料の高圧は、バルブ要素46の制御室20とは反対側に作用する。貫通穴45が開かれ、燃料がシステム圧力下で比較的大きな流路断面積を介して制御室20へ流れ、制御室20の圧力を迅速に上昇させて、噴射バルブ要素10のバルブシート16への移動が加速される。これにより、噴射バルブ要素10の迅速な閉弁運動が生じる。
ここに示された全ての例示的な実施形態において、制御室20は、直接的に、すなわち、中間に絞り点の接続なしに、高圧室9に接続され、また、絞り点を形成する絞り通路26、42、47を介して制御要素22の制御通路25に接続されている事実の結果、図3において曲線IとIIの比較によって示されるように、制御室20の圧力pは、常に、制御通路25に残る圧力よりも相当に高圧である。その結果として、バルブ要素、すなわち、スライダバルブ要素21、タング41又はバルブ要素46が制御要素22に当接する位置から、望ましくなく制御されないで持上ることが防止される。更に、各噴射行程中に制御通路25を介して低圧室へ流出する燃料の量が少なく保たれて、損失が低減される。また、制御室20内の増大された制御圧力は、パイロットバルブステム36による制御通路25の閉止と、バルブ要素10による噴射開口4の閉止との間の遅れ時間を短縮する。
バルブ要素22は、比較的簡単に製造することができ、これに相応して費用効果がある。
ここに示された全ての例示的な実施形態において、高圧入口8は、ハウジングの縦軸2aと同軸のバルブシート16に連通する高圧室9を形成するハウジングの穴に接続される。しかしながら、本発明に従った解決策は、また、異なる構造を有する燃料噴射バルブにも適用することができ、例えば、特許文献2に示されるように、高圧入口8に接続されるハウジングの穴が高圧室を形成し、バルブシート要素3の周りを通り、ハウジングの縦軸2aに平行に延びるが、軸2aに対してハウジング2に横方向にオフセットして延びるものに適用することもできる。
欧州特許第0686763号明細書
本発明に係る燃料噴射バルブを示す縦断面図である。 図1に示す燃料噴射弁の制御装置の部分を拡大して示す縦断面図である。 図2に示す制御装置における2つの異なる部位の圧力プロフィールを示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料噴射バルブの制御装置の部分を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る燃料噴射バルブの制御装置の部分を拡大して示す縦断面図である。

Claims (21)

  1. 燃料用の高圧入口(8)を備えた細長いハウジング(2)を有し、前記高圧入口(8)は、前記ハウジング(2)の高圧室(9)に接続され、
    バルブシート要素(3)に形成された噴射開口(4)を開閉するための噴射バルブ要素(10)を有し、該噴射バルブ要素(10)は、前記ハウジング(2)内を縦軸方向に移動可能で、前記バルブシート要素(3)へ向ってばね付勢され、
    前記噴射バルブ要素(10)に連結され、一方の第1端側が制御室(20)に面した制御ピストン(18)を有し、
    その第1端側(22a)からその反対側の第2端側(22b)に延びる制御通路(25)を備えた制御要素(22)を有し、
    前記制御要素(22)の第2端側(22b)に配置された制御通路(25)の端部の開閉を制御するためのパイロットバルブ(5)を有し、
    閉位置において前記制御要素(22)の第1端側(22a)に押付けられ、絞り点を有する絞り通路(26、42、47)を備えた移動可能なバルブ要素(21、41、46)を有し、
    前記制御室(20)が前記絞り通路(26、42、47)を介して前記制御通路(25)に流体接続されている内燃機関の燃焼室に間欠的に燃料を噴射するための燃料噴射バルブであって、
    前記制御室(20)を前記高圧室(9)に接続する絞り入口(33)を有し、該絞り入口(33)は、その前記制御室(20)側の開口が前記絞り通路(26、42、47)の絞り点に対して前記制御室(20)に面した側に配置されていることを特徴とする燃料噴射バルブ。
  2. 前記高圧室(9)内にある燃料の高圧は、制御ピストン(18)の他方の第2端側に作用することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射バルブ。
  3. 前記絞り入口(33)の最小断面は、前記制御通路(25)の最小断面よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射バルブ。
  4. 前記制御通路(25)は、絞り構造(25a)を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  5. 前記絞り通路(26)は、絞り点を形成する絞り構造(26a)を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  6. 前記絞り入口(33)は、前記制御室20に向って開口していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  7. 前記絞り入口(33)は、前記バルブ要素(21)の前記絞り構造(26a)と前記制御室(20)との間に向って開口していることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射バルブ。
  8. 前記絞り構造(26a)は、前記バルブ要素(21)における前記制御要素(22)の第1端側(22a)に面した端部に配置され、また、前記バルブ要素(21)に形成された前記絞り入口(33)は、前記絞り通路(26)の前記絞り構造(26a)と前記制御室(20)に面した端部との間に開口していることを特徴とする請求項7に記載の燃料噴射バルブ。
  9. 前記制御ピストン(18)及び前記バルブ要素(21、41、46)は、前記制御室(20)を横方向に区画して、その一端部を前記制御要素(22)の第1端側(22a)に押付けるスリーブ(19)の内部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  10. 前記絞り入口(33)は、前記スリーブ(19)に形成されていることを特徴とする請求項6又は9に記載の燃料噴射バルブ。
  11. 前記バルブ要素(21)は、摺動はめあいで案内され、前記制御室(20)に面した第1端側(21a)、及び、その反対側に配置されて、当該バルブ要素(21)が閉位置で、好ましくは前記ハウジングに固定された前記制御要素(22)の第1端側(22a)に押付ける第2端側(21b)を有するスライダバルブ要素(21)であり、前記絞り通路(26)は、前記スライダバルブ要素(21)の前記第1、第2端側(21a、21b)間に延びていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  12. 前記絞り通路(26)は、前記制御要素(22)の制御通路(25)に対して横方向にオフセットされており、前記スライダバルブ要素(21)がその閉位置にあるとき、前記絞り通路(26)は、前記制御要素(22)及び前記スライダバルブ要素(21)によって区画された通路(27)を介して前記制御通路(25)に接続されることを特徴とする請求項11に記載の燃料噴射バルブ。
  13. 前記通路は、前記スライダバルブ要素(21)の第2端側(21b)の表面に設けられた凹部(27)によって形成されていることを特徴とする請求項12に記載の燃料噴射バルブ。
  14. 前記スライダバルブ要素(21)は、その第1、第2端側(21a、21b)間に延びて前記制御室(20)内に開口し、前記スライダバルブ要素(21)が閉位置にあるとき、前記制御要素(22)によって閉止される更なる絞り通路(28)を有していることを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  15. 前記スライダバルブ要素(21)の第2端側(21b)の表面は、前記スライダバルブ要素(21)の第1端側(21a)の表面よりも小さいことを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
  16. 前記スライダバルブ要素(21)は、前記制御要素(22)に面したその端部に、前記第2端側(21b)が形成される円筒状端部(21´)を有しており、該円筒状端部(21´)の外径は、前記スライダバルブ要素(21)の他の部分の外径よりも小さいことを特徴とする請求項15に記載の燃料噴射バルブ。
  17. 好ましくは前記ハウジングに固定された前記制御要素(22)には、前記高圧室(9)に接続される穴(40、45)が形成され、該穴(40、45)は、前記制御要素(22)の前記制御室(20)に面した第1端側(22a)に配置された開口を有しており、該開口は、前記バルブ要素(41、46)の閉位置において、該バルブ要素(41、46)によって閉止されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載燃料噴射バルブ。
  18. 前記バルブ要素は、前記制御要素(22)に一部が取付けられたばね弾性タング(41)として形成され、該ばね弾性タング(41)には、絞り点を形成し、好ましくは前記制御要素(22)の制御穴(25)に整合する絞り通路(42)が形成されていることを特徴とする請求項17に記載の燃料噴射バルブ。
  19. 前記制御要素(22)には、前記高圧室(9)に接続する複数の穴(45)が形成されており、前記制御要素(22)の第1端側(22a)に配置されたそれらの開口が前記バルブ要素(41)の閉位置において該バルブ要素(41)によって閉止されることを特徴とする請求項17に記載の燃料噴射バルブ。
  20. 前記バルブ要素(46)に形成されて絞り点を形成する絞り通路(47)は、前記制御要素(22)の制御穴(25)に整合されていることを特徴とする請求項19に記載の燃料噴射バルブ。
  21. 前記制御ピストン(18)と前記バルブ要素(21、46)との間に、圧縮ばねとして具現化されたばね要素(23)が配置されており、該ばね要素(23)のばね力は、前記噴射バルブ要素(10)に前記バルブシート要素(3)の方向に作用する閉弁ばね(17)のばね力よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至20のいずれかに記載の燃料噴射バルブ。
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